「小さいのに速い・キレイ・簡単」コンパクトな本体なのに様々な機能が搭載されているSONYのミラーレス一眼レフカメラα6300(型番/ILCE-6300)。
4DフォーカスシステムやAF機能、高画質な写真が撮影できるCMOSセンサー搭載など思い出の写真をより美しく撮影できる機能がたくさんあります。
今回はSONYα6300についての口コミなど実際に使った方の声や、詳しい機能内容、おすすめポイントなどを解りやすく解説していきます!
- α6300のおすすめポイントや作例
- α6300の使いこなし方
- α6300はどんな人に向いているか
- α6300の価格やスペック情報
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目次
SONYα6300とは?
SONYα6300ILCE-6300はSONYのミラーレス一眼レフカメラの中で比較的コンパクトで人気の高い機種。
- 高速のオートフォーカス
- サイレント撮影機能
- 高画質撮影ができる大型センサー
- 4K動画対応
など様々な特徴があります。
動きのある被写体を美しく撮影することが可能なので、特に子供の撮影にオススメされることが多く、出産を機に購入したという方や、子供との思い出を残すためにこのカメラを選んだという人が多いです。
その他ペット撮影や動物撮影、乗り物など動く被写体をメインで撮影する方に多く選ばれています。
SONYα6300の口コミ
サイレントシャッター機能が便利!
α6300、見た目の質感はかなり良い。
スチルの試し撮りではAFとISOは若干良くなってる気も。
舞台撮影等で重宝するサイレントシャッターは本当に無音で素晴らしい。シャッター半押しのAFの電子音もOFFにすれば、完全に無音。スチル機としても進化してる。
#sony #α6300— kenjieto (@kenjieto) March 11, 2016
シャッター音を消すことができる「サイレントシャッター」機能が搭載。
子供の撮影時には寝顔を撮影したいときや、式典の撮影、発表会などシャッター音が出るときになるシーンが非常に多くなります。
このような時にサイレントシャッター機能が大活躍!
舞台での撮影など、仕事上シャッター音をサイレントにする機能が便利だという方も重宝しているようです。
瞳AFなどピントを合わせる機能が素晴らしい!
ソニーストアって言う明るい環境だけど瞳afの食いつきもとても良かった。人撮る人はこれの為だけに買っても良いんじゃない?って感じ。暗所でどこまで粘ってくれるかはとても気になる所である。 #α6300
— 橘内由輝 (@kagerouttepaso) March 2, 2016
人物の瞳を検知して、自動的にピントを合わせてくれる瞳AF機能が搭載されています。
人物撮影にはこの機能が非常に便利で、技術がなくてもしっかりピントの合った美しい写真を撮影することができます。
その他にも顔を検出してピントや明るさを自動補正してくれる「顔検出」機能など、人物撮影に適した機能がたくさんあります。
そのため子供の撮影やポートレート撮影に適したカメラだと評価されています。
高品質・高画質な写真撮影ができる
α6300は今日でドナドナ。凄く良い、画質面では弱点の無いカメラだと思うけど、純正バッテリーグリップが無いので、1kgクラスの望遠付けると取り回しが悪いってのが難点かなと思います。小指のかかるグリップがあると良かったんだけどなぁ。 pic.twitter.com/vZcwxoDytE
— つななん (@tunana7na) April 29, 2017
有効画素数は2420万画素。
ミラーレスでありながら高級な一眼レフにも劣らない高画質なので、小型カメラでより品質の高いものを求めている方にはオススメ。
高画質撮影ができるにも関わらず気軽に持ち運べるので、色々な場所で撮影したくなりますね。
4K動画が撮影でき、プロも使用している!
α6300をPVの撮影現場で用いる方が増えてるそうです。
現場中古α6000の倍額はしますが十分な費用対効果だと感じますね。
既に情報あがっているかもですが、簡易なバグとも言えるおかしな仕様?を若干発見したので近日レビューでまとめたいと思います。— Nick Tsutomu|撮考ドットコム (@tsuttonton) June 21, 2016
α6300は4K動画の撮影が可能。
動画撮影中もピントが被写体に追従してくれるので、キレイな動画を撮影することができます。
そのためプロも仕事で使用することが多く「仕事でもつかえるミラーレス一眼レフカメラ」と評価されることも多いです。
SONYα6300の作例をチェック!
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高画質なので夜景撮影にもぴったり。
高感度で暗い場所にも強いと言われているカメラなので、夜の撮影・夜景撮影にもオススメです。
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フィルター機能を使えば、簡単にオシャレな雰囲気の写真も撮影できます。
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動く被写体もキレイに撮影できるので、このような乗り物の撮影にも適しています。
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動物など、動きのある被写体の決定的瞬間も逃しません。
SONYα6300の動画性能をチェック!
α6300は4K撮影が可能で、動画性能も高いと評価されています。
実際にどのような動画が撮影できるのかチェックしてみましょう。
登山の様子を4K動画で撮影しています。
高い画質での撮影ができるので、このように美しい風景の場所でも大活躍。
プロが愛用するのも頷ける高画質です。
こちらは旅行の動画を4Kで撮影したもの。
普通の旅行の思い出も、このように高画質撮影で残しておくことができれば、より楽しい物井出として残ってくれそうですよね。
使いこなしていい写真を撮ろう!SONYα6300を使った撮影方法
SONYα6300を活用して素敵な写真を撮影したい方は以下をチェックしてみましょう!
口コミなどでも評価の高い機能の使いこなし方などを紹介していきます。
4K動画をよりキレイに撮影できる機能がたくさん!
α6300では4K動画が簡単に撮影できることはもちろん、それに付随した機能が複数搭載されています。
動画撮影時にもピントが簡単に、素早く合わせることができる「ファストハイブリットAF」機能が使えますし、手動で設定をしてAFの速度や追従感度の調整が可能。
プロが動画を撮影するときに便利な機能もたくさんついているので、本格的な動画撮影をしたいと考えている方にも最適です。
エフェクトや仕上がりの設定で個性的な写真が作れる
簡単にオシャレな写真に加工できる「ピクチャーエフェクト」という機能が搭載されています。
この機能は全部で13モードのエフェクトを利用し、撮影した写真をアート作品のように加工できます。
パソコンやスマホに取り込んでからソフトやアプリで加工をしなくてもいいので、手間もかかりません。
この他にも写真の仕上がりを設定できるクリエイティブスタイル機能もあります。
この機能は撮影シーンに合わせてカメラが自動で最適な画像処理を行ってくれるというもの。
このような便利な機能を活用すれば、色々な雰囲気の写真がカメラ1台で出来上がるので、写真撮影の楽しみの幅も広がります。
SONYα6300とその他の機種を比較
SONYα6000との違いを比較!
α6300はα6000の後継機です。
見た目はほとんど同じですが、α6000とは全く別でα6300は非常に高性能になっていると評価されています。
α6000には無い、α6300で追加された機能は以下の通りです。
α6300に追加されている機能(一部抜粋)
- ISO感度が拡張51200に
- AF性能が高くなった
- サイレントシャッター機能
- 4K動画に対応
- バッテリー性能が高くなり約40枚程度撮影可能枚数が増えた
価格はα6000の方が安いですが、機能を見ると圧倒的にα6300の方が優れています。
2台目やサブ機としてならα6000でも十分だと思いますが、初めて購入する方や10万以下で高性能なカメラが欲しいという方にはα6300の方がオススメです。
SONYα6500との違いを比較!
α6300から半年後に販売された、α6500。
こちらはより高機能になっており、レベルの高いカメラと評価されています。
どちらを購入すべきか悩んでいるという方のために、2つの機種を比較してみました。
機種名 | α6500 ILCE-6500 | α6300 ILCE-6300 |
ISO | 100~51200 | 100~25600 |
手振れ補正 | 5.0段分 | ー |
重量・奥行 | 453g/53.3㎜ | 404g/48.8㎜ |
連続撮影枚数 | 307枚 | ー |
サイズはほぼ同じですが、α6300の方が奥行きが少し小さく、重量も軽めです。
見た目はかなり似ていて、基本の機能も同じですがα6500には様々な機能が追加されています。
α6500に追加されている機能(一部抜粋)
- グリップが厚くなりホールドしやすくなった
- カスタムボタンが増えた
- ボディ内手ブレ補正機能が追加された
- タッチパネルに対応
- Bluetooth対応
基本の機能は同じですが、α6500の方では上記のように追加された機能がたくさんあります。
ですが、価格はその分高くなってしまいます。
連写性能や手ブレ性能が追加されてグレードアップしているので、動きのある被写体をメインで撮影したいと考えていて、予算がある方にはα6500をオススメします。
そこまで連写撮影を行うわけではない方、できるだけお手頃価格のカメラを手に入れたいと考えている方はα6300がオススメ。
日常利用のみでOK、子供やペットをメインに撮影するといった場合は、α6300の方がコスパも高いのでオススメです。
⇒上級者からも高評価!手振れ補正やAF機能が高いミラーレス一眼レフSONYα6500をレビュー!
その他同価格帯の機種との比較
その他のメーカーの同価格帯のミラーレス一眼機種とも比較をしてみました。
機種名 | α6300 ILCE-6300 | EOS Kiss M | FUJIFILM X-T1 | LUMIX DC-GF10 | OLYMPUS PEN E-PL9 |
有効画素数 | 2500万画素 | 2580万画素 | 2424万画素 | 1684万画素 | 1720万画素 |
自撮り機能 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防塵・防滴 | 〇 | ー | ー | ー | ー |
NFC | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
重量 | 361g | 354g | 399g | 240g | 332g |
同価格帯のカメラと比較した場合、スペック的に劣る部分は少なくα6300は総合的に優れたカメラだと言っていいでしょう。
ですがいくつか劣っている部分もあります。
例えば同価格帯のカメラの多くは液晶が180度可動するため自撮りが簡単に行えるようになっていますが、α6300ではその機能がありません。
α6300は比較的コンパクトなカメラではありますが、クラッチバックなどにも入るLUMIXDC-GF10などと比較すると最もコンパクトであるとは言えません。
上記で比較した機種の中ではα6300は唯一防塵・防滴機能があり、外でタフに撮影したいと考えている方にもオススメできます。
ですが、自撮りがしたいという方やより小さいものがイイと考えている方の場合は他の機種の方が適している可能性もあります。
以下の記事なども参考にして、よく比較検討してみるといいでしょう。
⇒初心者の女性におすすめ! 女性が選ぶ人気の一眼レフ&ミラーレスカメラTOP10
⇒自撮りに特化した機能満載!LUMIX DC-GF10のおすすめ機能を実写レビュー!
⇒初心者女子でも手軽にプロ並みの写真を撮れる!OLYMPUS PEN E-PL9レビュー
SONYα6300にはどんなデメリットがある?
高機能で高画質、コスパも高くて人気のあるα6300ですが、もちろんデメリットもあります。
どのような点がデメリットになるのかご紹介していきます。
ボディ内手振れ補正がない
レンズにブレを補正する機能はついているので、ある程度のブレは防ぐことができます。
ですが、ボディ内手ブレ補正がないので手ブレ補正のないレンズを使うとどうしてもブレやすくなってしまいます。
カメラショップなどで使い勝手を聞くと、動きながら写真撮影をする方や、手ブレが気になるという方は後継機のα6500ならボディ内手ブレ補正がついているので、そちらをオススメされることもあります。
シャッタースピードが遅い
α6300のシャッタースピードは最速0.00025~30秒となっています。
この数値は普通のデジカメと変わらない程度。
シャッタースピードが遅いと、動きのある被写体を撮影する際に決定的な瞬間を逃してしまう可能性もあります。
子供やペットなどそこまで早くない被写体なら良いですが、乗り物や鳥といったかなり早い動きの被写体を撮影する場合は少しシャッタースピードが足りないと感じてしまうかもしれません。
SONYα6300におすすめのアクセサリーやケースを紹介
α6300をもっと便利に、オシャレに楽しむためのアクセサリーをご紹介します。
α6300にオススメのケース
α6300は人気のミラーレスカメラなので、専用のカメラケースも種類がとっても豊富です!
カメラを保護しながらも、オシャレに持ち歩きたい方にオススメのアイテムが沢山あるので人気のアクセサリーを紹介していきます!
まずはSONYの純正カメラケースです。α6300専用のカメラケースなので、大きさやレンズをカバーするのにも丁度よい感じです!
革のケースは見た目もオシャレでどんなファッションにもマッチ。しっかりとカメラを保護してくれます。
外での撮影を行いたいけれど、そのまま持ち歩くのは不安だという人、首から、肩から下げて持ち歩きたい方にオススメです。
個人的にオススメなのはこのシリコンタイプのケースです。シリコンケースは手持ちしても滑らないし、簡単に使えるのでお手軽!!
α6300対応のストラップ
カメラには純正のストラップがついていますが、シンプルでファッション性はありません。
可愛くてオシャレなストラップが欲しい!という方にはこちらのカラフルなストラップがオススメ。
男女問わず使えるデザインになっています。
カメラストラップのおすすめ25選!おしゃれで役立つストラップをご紹介
α6300にオススメのSDカード
α6300はSDHCカード・SDカード・メモリースティックPRO Duo・SDXCカードなど複数の記録メディアに対応しています。
高画質写真が撮影できるので1枚当たりのデータ容量も大きくなるため、SDカードはできるだけ大きい容量のものを用意しておくことをおすすめします。
128GBが最も好ましいですが、「もう少し安いカードがイイ」「こまめにデータをPCなどに保存してカード内のデータを消して使いたい」という方は64GBもオススメ。
64GBなら4K動画が約3時間分撮影可能です。
⇒大事なポイントは3つ! 一眼レフ / ミラーレスカメラ用のSDカードの選び方
SONYα6300(ILCE-6300)の販売価格
SONYα6300のボディの価格
レンズを持っていてボディのみを購入したい方は以下の本体を検討してみましょう。
価格は8万前後となっています。
SONYα6300パワーズームレンズキットの価格
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが付属しているレンズキットの価格は8万前後となっています。
ボディ単体で購入する場合と変わらない価格で販売されているケースが多いので、レンズをすでに持っているという方でもお得に購入できます。
SONYα6300高倍率ズームレンズキットの価格
E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135という6万程度の高倍率ズームレンズがついたキットの価格は11万前後となっています。
ボディとの価格を比較しても4万程度しか変わりませんが、付属しているレンズは6万前後なので、キットの方がお得です。
高倍率で望遠202.5mmまでカバーしているレンズなので、お得に購入したい方はレンズキットの最新価格をチェックしておきましょう。
SONYα6300の基本スペック
改めてSONY α6300 ILCE-6300基本のスペックを確認してみましょう。
画素数 | 2500万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
ファインダー | 電子ビューファインダー 1.07倍 |
撮影感度 | 標準:ISO100~25600 拡張:ISO51200 |
幅×高さ×奥行 | 120×66.9×48.8 mm |
ネットワーク | NFC/Wi-Fi/Wi-FiDirect |
複数の機能があり、この価格帯のでのカメラとしてはレベルが高く、コスパのいいカメラとして人気があります。
α6500と比較するとボディ内手振れ補正がないなどの不足している部分はありますが、費用対効果を考えると十分申し分ないミラーレス一眼レフカメラだと言えるでしょう。
日常利用、旅行や日々の記録用、子供の成長記録用、ペットの撮影などがメインなら使い勝手も良くオススメできる一台となっています。
SONYα6300 (ILCE-6300)のまとめ
- 高い画素数で高画質の写真撮影が可能
- コスパが高い万能機
- 4K動画撮影など動画性能も良い
- 暗所や室内での撮影にも強い
SONYのα6300は4K動画にも対応していますし、写真はもちろん動画を頻繁に撮影するという方にもおすすめのミラーレスカメラです。
6万~10万前後の予算でミラーレス一眼レフカメラを購入したいと考えている方には特にオススメです。
他のカメラとも比較して検討してみたい!という方は実際に手に取って確認してみたり、レンタルしてその画質の高さ、軽量さ、使いやすさをチェックしてみるのもいいですね。
今回の記事を参考にして、ぜひ検討してみてくださいね。