イオンモバイルは近所の店舗で気軽に乗り換えできる!料金プランやメリットを徹底解説

イオンモバイル

出典:aeonmobile.jp

全国のイオンで契約でき、非常に細かいプランで一人一人のニーズに合った使い方を選択できるイオンモバイル。店舗の知名度も抜群で、近所の実店舗で手軽に手続きができる点から気になっている方も多いと思います。

ですが、イオンモバイルは選択肢が豊富な反面、若干料金体系や仕組みが複雑です。公式サイトの情報だけでは把握しきれないメリットやデメリットがあり、乗り換えの検討にも時間がかかるでしょう。

そこで今回は、イオンモバイルの料金プランや特徴について詳しく解説します。イオンモバイルの魅力や欠点を踏まえて、おすすめできる人やできない人をまとめていますので、記事を参考にぜひ乗り換えや比較検討の資料にしてください。

この記事を監修した専門家

通信サービスに関するコンサルタント
小川正人
通信サービスに関するコンサルティング事業を行うQUANTA代表。大手家電量販店で販売員として勤務する中で、通信サービスの複雑さを痛感。
現在は光回線をはじめ、携帯キャリア・格安SIM、ポケット型WiFiなどのインターネット回線の専門家としてコンサルティングや記事の監修を行う。
「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから月間60万PVの通信サービスメディアサイトを運営した実績を持つ。

イオンモバイルの料金プラン

イオンモバイルの料金プランはかなり細かく分かれていますが、大きく分けると以下の3つです。

  1. 通話もデータ通信もできる一般的な「音声プラン」
  2. 最大5枚のSIMカードで一つのデータ容量を分け合える「シェアプラン」
  3. データ通信専用で通話不可の「データプラン」

上記の各プランでさらに、細かく容量が選べる「さいてきプラン」、大容量の「さいてきプランMORIMORI」、60歳以上限定のお得な「やさしいプラン」の3つに分かれます。各プランで特徴や利用方法が大きく異なるため、個別に詳しく解説します。

通話もデータ通信もできる一般的な「音声プラン」

音声プランは通話もデータ通信も可能な、一般的な使い方ができるプランです。通常の乗り換えや新規契約ではこちらのプランを選択しましょう。

音声プランのさいてきプラン月額料金

0.5GB~10GBまで、1GB単位で選べる「さいてきプラン」の料金です。

音声プラン:「さいてきプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
0.5GB 803円
1GB 858円
2GB 968円
3GB 1,078円
4GB 1,188円
5GB 1,298円
6GB    1,408円
7GB 1,518円
8GB 1,628円
9GB 1,738円
10GB 1,848円

音声プランのさいてきプランMORIMORI月額料金

「さいてきプランMORIMORI」は、20GBから50GBまで10GB単位で選べる、動画好きの方や仕事でテザリングを利用する方向けの大容量データ通信プランです。

音声プラン:「さいてきプランMORIMORI」データ通信容量 月額料金(税込)
20GB 1,958円
30GB 3,058円
40GB 4,158円
50GB 5,258円

音声プランのやさしいプラン月額料金

「やさしいプラン」は60歳以上限定のプランで、通常のさいてきプランと比較して料金が安くなっています。

ただしやさしいプランのは、選べる容量が少ない上にネット回線の通信スピード上限が最大500Kbpsに制限されています。

通信速度500Kbpsはかなりの低速で、LINE(ライン)やTwitter、文字の多いニュースサイトを読む程度であれば問題はありませんが、動画視聴はかなり厳しいです。

60歳以上の方で、使いたいデータ容量が一致していて、通信速度に問題が無ければやさしいプランに申し込みましょう。

音声プラン:「やさしいプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
やさしいプランmini(0.2GB) 748円
やさしいプランS(3GB) 858円
やさしいプランM(6GB) 1,188円
やさしいプランL(8GB) 1,408円

やさしいプランminiだけは、先述の500Kbps速度制限はありません。

最大5枚のSIMカードで一つのデータ容量を分け合える「シェアプラン」

シェアプランは、一つのプランのデータ容量を最大5枚のSIMカードで分け合って使えるプランです。基本は音声通話SIMカード1枚と、データ通信専用SIMが2枚付いています。

シェアプランは、一人で複数台端末を利用する方におすすめです。例えばスマホと、データ通信専用のiPad・タブレット2台~3台使いたいユーザーや、他にもデュアルSIMスマホにも最適。

また、音声通話SIMを追加して子供にスマホを持たせたりと、家族でデータ容量を分け合って使うのにも便利です。最大5枚までSIMカードを追加できるため、家族5人までプランを分け合えます。

シェアプランのさいてきプラン月額料金

シェアプランの「さいてきプラン」では、音声プラン同様1GB~10GBまで1GB単位で選べます。ただし、音声プランにはあった0.5GBがありません。

シェアプラン:「さいてきプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
1GB 1,188円
2GB 1,298円
3GB 1,408円
4GB 1,518円
5GB 1,628円
6GB 1,738円
7GB 1,848円
8GB 1,958円
9GB 2,068円
10GB 2,178円

シェアプランのさいてきプランMORIMORI月額料金

シェアプランの「さいてきプランMORIMORI」は、音声プラン同様20GBから50GBまで10GB単位で選べる大容量プランです。家族で分け合う場合はこちらの大容量プランがおすすめ。

シェアプラン:「さいてきプランMORIMORI」データ通信容量 月額料金(税込)
20GB 2,288円
30GB 3,388円
40GB 4,488円
50GB 5,588円

シェアプランのやさしいプラン月額料金

シェアプランでも、60歳以上限定の「やさしいプラン」が選択可能です。ただし契約者名義の方が60歳以上に限ります。

料金は安いものの、データ容量が少ない点と、通信制限で最大500Kbpsになってしまう点を考えると家族でのシェアには不向きです。60歳以上であまりスマホを利用しない夫婦や、一人でスマホとタブレットの2台持ちをする年配の方におすすめ。

シェアプラン:「やさしいプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
やさしいプランS(3GB) 1,188円
やさしいプランM(6GB) 1,518円
やさしいプランL(8GB) 1,738円

データ通信専用で通話不可の「データプラン」

データプランは、音声通話不可でネットに繋げるだけのデータ通信専用プランです。通話ができない分月額料金が安くなっています。ネット閲覧専用のタブレット用SIMカードとしておすすめ。

データプランのさいてきプラン月額料金

通信専用データプランの「さいてきプラン」では、音声プランやシェアプラン同様1GB~10GBまで1GB単位で選べます。ただし、0.5GBはありません。

データプラン:「さいてきプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
1GB 528円
2GB 748円
3GB 858円
4GB 968円
5GB 1,078円
6GB 1,188円
7GB 1,298円
8GB 1,408円
9GB 1,518円
10GB 1,628円

データプランのさいてきプランMORIMORI月額料金

データプランの「さいてきプランMORIMORI」では、他のプラン同様20GB~50GBまで10GB単位で選べます。

データプラン:「さいてきプランMORIMORI」データ通信容量 月額料金(税込)
20GB 1,738円
30GB 2,838円
40GB 3,938円
50GB 5,038円

データプランのやさしいプラン月額料金

データプランの「やさしいプラン」は、他のプラン同様60歳以上限定のプランです。さいてきプランよりも料金が安くなっています。

データプラン:「やさしいプラン」データ通信容量 月額料金(税込)
やさしいプランS(3GB) 638円
やさしいプランM(6GB) 968円
やさしいプランL(8GB) 1,188円

ドコモ回線タイプ1とタイプ2の違いについて

イオンモバイルではドコモ回線とau回線、2つの回線が選べます。基本は乗り換え前の回線と同じ回線を選択すれば乗り換えがスムーズですが、好きな回線を選んでOKです。

ただし、ドコモ回線にはさらに「タイプ1回線」とデータ通信専用の「タイプ2回線」があり、データプランではタイプ1とタイプ2を選択できます。データプランを希望している方は、2つの回線の違いを把握しておきましょう。

なお、音声プランやシェアプランを選択した場合はタイプ1になります。

項目 タイプ1 タイプ2
対応プラン 音声/シェア/データ データプランのみ
低速時利用の通信制限 200Kbps低速通信時
3日間の通信量が366MB超えた場合
通信速度を制限する可能性あり
制限なし
初月(サービス開始月)データ通信容量 利用開始日から
月末までの日割り相当数を
割り当てる
利用開始日に関わらず
契約データ容量全量を
割り当てる

2つのタイプの大きな違いは「低速通信時の利用制限」と、「契約した月のデータ容量の割り当て」です。

タイプ1は、データ容量を使い切ったり、速度切替をONにした低速通信状態で直近3日間の合計通信量が366MBを超えるとさらに速度を制限される場合があります。

通信速度などはタイプ1とタイプ2で違いはありません。そのため、基本的には低速通信時の制限のないタイプ2の方が使いやすいでしょう。ただしタイプ2にした場合、音声プランやシェアプランに変更できなくなる点に注意が必要です。

編集部

確実にデータ専用でしか使わない方はタイプ2がおすすめ。ひょっとしたら将来スマホに差し替えて使うかもしれない…といった方はタイプ1を選んでおきましょう

イオンモバイルの通話料金

イオンモバイルでは、通話の際に「通常発信」と「イオンでんわ発信」の2つの発信方法があり、発信方法の違いにより、通話料金や仕様が異なります。

さらに、イオンモバイルの通話料金は、ドコモ回線タイプとau回線タイプで若干仕様が異なります。

通話回線名 通話料(税込) 補足
ドコモ回線 30秒11円 自動的に30秒11円のイオンでんわ発信する
一部で通常発信されるがその場合30秒22円
au回線 30秒11円 通常回線発信でもイオンでんわ発信でも30秒11円

ドコモ回線の場合、自動的にイオンでんわで発信され通話料が30秒11円となりますが、緊急通報や0120のフリーダイヤルなどは通常発信扱いとなり、30秒22円の通話料がかかります。

au回線の場合、ドコモと違い自動的にイオンでんわ発信にならずに通常発信とイオンでんわ両方が使えますが、通話料はいずれも30秒11円です。ただし、「イオンでんわかけ放題」オプションを利用している方は、通常発信すると無料通話や割引が受けられなくなるため注意が必要です。

編集部

なお、国際電話も可能ですが、上記の料金とは異なり高額の通話料がかかります。一部のサービス提供国への通話では、イオンでんわを利用すると30秒11円(税込)で通話が可能です

イオンでんわ各種かけ放題:月額550円(税込)~

イオンモバイルでは、専用電話アプリ「イオンでんわ」や、IP電話「050IP電話」を利用した通話が使い放題になるオプションが豊富に揃っています。

名称 月額料金(税込) 無料通話分
イオンでんわフルかけ放題 1,650円 イオンでんわによる通話が24時間無制限かけ放題
イオンでんわ10分かけ放題 935円 イオンでんわによる10分以内の通話が何度でも無料かけ放題
イオンでんわ5分かけ放題 550円 イオンでんわによる5分以内の通話が何度でも無料かけ放題
050かけ放題 1,078円 050IP電話による国内通話が24時間無制限かけ放題

イオンでんわはIP電話ではなく、通常回線を使用した専用通話アプリで、通話品質を落とさず通話が可能です。イオンでんわかけ放題では、イオンでんわを利用した通話が無料になります。

050かけ放題は、インターネット回線を用いた050IP電話による通話がかけ放題になるサービスです。イオンでんわのかけ放題よりも安いですが、ネット回線を利用しているため時間やタイミングによっては繋がりにくい、または繋がらないといったように通話品質が安定しない場合があります。

細かいことを気にしない友人や家族との通話であれば050かけ放題、仕事や大事な用事でかける方はイオンでんわかけ放題といったように、用途に応じて使い分けると良いでしょう。

なお、au回線を選択したユーザーは、イオンでんわかけ放題利用の際に注意点があります。イオンでんわかけ放題は、専用アプリ「イオンでんわ」による発信にしか適用されません。

アプリを使用せず通常発信してしまうと、かけ放題の対象にならず30秒11円(税込)の料金がかかってしまいます。

編集部

ドコモ回線は、基本的に通常発信で自動的にイオンでんわ発信になり、かけ放題が適用されます

小川正人

イオンモバイルは数ある格安SIMの中でも、プランやかけ放題オプションの数がとても多いです。「選ぶのが大変そう……」と不安になるかもしれません。
しかし、プランやオプションの違いは主にデータ容量やかけ放題の時間だけなので、自分のスマホの使い方に合わせて、落ち着いて選べば大丈夫です。
自分に合わせたプランやかけ放題オプションを選べば、余分なサービスに料金を支払う必要がないのでお得です。

イオンモバイルを利用する5つのメリット

イオンモバイルに乗り換えるメリットは、主に以下の5つです。

  1. プランが細かく、いつでも変更可能。利用スタイルに合わせやすい
  2. 家族や複数端末で使いやすいシェアプランがある
  3. 全国の200店舗以上のイオンで契約・サポートが可能
  4. イオンモバイル速度切り替えで低速ながら無制限データ通信可能
  5. 一週間無料貸し出しでイオンモバイルを事前にお試しできる

プランが細かく、いつでも変更可能。利用スタイルに合わせやすい

イオンモバイル最大のメリットはプランの豊富さです。

  • 一人で使うのに最適な音声プラン
  • 複数端末利用時や家族で使うのに最適なシェアプラン
  • タブレットやデュアルSIMに便利なデータ通信専用データプラン

用途に応じて3つのプランに細かく分かれています。さらにさいてきプランでは1GBごと、さいてきプランMORIMORIでは10GBごとに設定できるため、ほぼすべてのユーザーに最適なプランが見つかるはずです。

しかもイオンモバイルでは各プラン変更がいつでも、無料で行えます。月末までに変更すれば翌月から適用されます。

例えば「来月夏休みでたくさん動画を観たいからデータ容量が多めにほしい」といった場合、イオンモバイルのマイページからすぐに来月のプランを変更が可能です。

プランが豊富で柔軟なイオンモバイルは、あらゆるユーザーが自分に合った使い方ができるでしょう。

編集部

ただし、月末にプラン変更してしまうと適用は翌々月となる点に注意が必要です

家族や複数端末で使いやすいシェアプランがある

イオンモバイルでは、一つのデータ容量を複数のSIMカードで分け合えるシェアプランがあります。シェアプランはスマホとタブレットの2台持ちや、家族のスマホ契約を安くまとめるのに便利なプランです。

シェアプランを選ぶ最大のメリットは、一人向けの音声プランと比較した場合「一人あたり(もしくは端末1台あたり)の月額料金が安くなる」点。

例えば、家族3人それぞれが音声プランの10GBを利用すると、一人あたり月額1,848円かかります。シェアプラン30GB(3,828円/SIMカード使用料含む)を家族3人で分け合えば、一人あたりの月額料金は1,276円に。また、契約名義を統合できるため支払いをシンプルにできます。

一人で複数端末を利用する際も、端末一つ一つに基本使用料を払うより、シェアプランでまとめてしまったほうが安く、また支払いの管理も簡単になるでしょう。

編集部

家族の誰かがイオンカードを持っている場合、イオンモバイルの支払いに利用すれば利用料金の0.5%が還元されてお得です

全国の200店舗以上のイオンで契約・サポートが可能

オンライン契約が多い格安SIMですが、イオンモバイルは全国のイオン各店で窓口スタッフによる対面契約が可能です。イオンは全国の都道府県に200店舗以上あり、多くの方の生活圏内、もしくは近くのエリアにあるでしょう。

店舗契約のメリット
  • 契約や設定のわからない点を質問・相談できる
  • 即日SIMカードを受け取って開通できる
  • 店舗独自の特典・キャンペーンをやっている可能性がある

デメリットは営業時間内に行かなくてはいけない点くらいです。

編集部

店舗契約は簡単で便利で、特にオンラインでの契約に抵抗がある方におすすめです

イオンモバイル速度切り替えで低速ながら無制限データ通信可能

イオンモバイルでは、専用アプリから低速モードにできる「速度切り替え」機能があります。低速モードにすると、通信速度が最大200Kbpsまで下がってしまう代わりに、データ容量を消費せず通信が可能です。

200Kbpsはかなりの低速ですが、用途を絞ればある程度の利用は可能です。

LINE・メール送受信
テキスト多めのサイト
画像多めのサイト ×
Twitter
音楽ストリーミングサービスの利用
Skype・その他ビデオ通話アプリ
YouTubeなどの動画視聴 ×

LINEやTwitter、ニュースサイトくらいであれば、サクサクとまではいきませんが見ることができます。

しかもイオンモバイルでは、低速通信時も「通信し始めの一定量は高速通信で読み込みを行うバースト転送機能」があるため、思った以上に多くのサイトやアプリをストレスなく使えます。

一方で、画像多めのInstagramやFacebook、TikTokやYouTubeといった動画サイトはデータ容量が多いため、表示がかなり遅い、またはカクカクして視聴はかなり厳しいです。

動画を観るときは高速通信ON、簡単な用途のときは低速通信ONといったように、用途ごとに使い分けるとデータ通信量を節約できます。

編集部

低速モード時は一応無制限ですが、ドコモ回線タイプ1使用時は、3日間の通信量合計が366MBを超えるとさらに制限がかかる可能性があるそうです

一週間無料貸し出しでイオンモバイルを事前にお試しできる

イオンモバイルでは、「乗り換え後にちゃんと使えるか不安」といった方のために、イオンモバイルのスマホとSIMカードを一週間無料貸し出しレンタルしています。

SIMカードは通話の出来ないデータプラン専用SIMカードですが、通信環境に問題がなければ通話で問題は起きないでしょう。

とくにキャリア回線を変える方は、無料貸し出しを利用して、乗り換え後も自分の生活圏内で問題なく使えるかどうかをチェックしておきましょう。

無料貸し出し希望の方は、クレジットカードと本人確認書類を持ってイオンモバイル店舗で手続きを行ってください。

なお、貸し出しの際にクレジットカードで預かり認証手続きを行います。預かり認証手続きは、いわゆるレンタル時の「保証金」で、貸出時に一定の金額を「仮決済」します。

貸出機器 預かり認証手続き金額(税込)
スマホ端末+SIMカード 33,000円
SIMカードのみ 3,300円

紛失・破損といったトラブルなく、無事貸出端末本体やSIMカードを返却すれば、仮決済された金額は解除されて決済はされません。一方で、返却を行わなかった場合は仮決済金額が違約金扱いとなり、実際に決済されてしまいます。

編集部

クレジットカードが利用上限に達しているといった理由で、上記の金額を仮決済できない場合は貸し出しはできません

小川正人

イオンモバイルは他の格安SIMにはないメリットがたくさんあります。
特に、プランを細かく変更できるので「月によってインターネットの利用量が違う」という方にはピッタリです。
店舗のサポートが受けられたり、お試しができたりできるので、格安SIM初心者の方にも嬉しいです。

イオンモバイルの気を付けたい4つのデメリット

イオンモバイルにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の4つです。

  1. プランが豊富すぎて把握が難しい
  2. 他社と比較して基本使用料そのものは決して安くない
  3. お昼や夕方の混雑時間帯は通信速度が低下する
  4. 端末購入はできるが、選べる端末が限られている上に高い

プランが豊富すぎて把握が難しい

イオンモバイルのデメリットが、「プランが豊富かつ複雑でわかりにくい」点です。

イオンモバイルは「音声プラン」「シェアプラン」「データプラン」と3つに分かれています。さらに各プランで「さいてきプラン」「さいてきプランMORIMORI」「やさしいプラン」に分かれ、データ容量も細かく選べます。

しかもドコモ回線とau回線が選べ、それぞれで仕様や条件が異なります。最初公式サイトを見た方は、この複雑な料金体系を把握するのが大変です。

編集部

特に年配の方、数字や契約関係が苦手な方は、料金プランを見た時点で乗り換えを諦めてしまうかもしれません

他社と比較して基本使用料そのものは決して安くない

イオンモバイルの基本使用料は、大手3大キャリアと比較すると安いですが、格安SIMの中では最安ではありません。分かりやすく説明するために、人気の4GB~6GBプランで他の格安SIM5回線と基本使用料の料金比較をしてみました。

格安SIM会社 4~6GBプランの基本使用料金(税込)
イオンモバイル 1,298円(5GB)
OCNモバイルONE 1,320円(6GB)
mineo 1,518円(5GB)
NUROモバイル 990円(5GB)
日本通信SIM 1,390円(6GB)
IIJmio 990円(5GB)

各会社で無料通話分や家族割・学割、光回線とのセット割などがあるため、一概に単純比較はできません。ですが、イオンモバイルには基本料金の無料通話や家族割が無いため、割引や特典を計算に入れて細かく比較すると、さらに他の格安SIMの方が安くなる場合があります。

以上の点から、イオンモバイルは価格だけで見ると「格安SIMの中では基本使用料は高い」と言えます。

編集部

もちろんイオンモバイルの良さは価格ではないため、価格だけで諦めてしまうのはもったいないですが、価格重視のユーザーにとって大きなデメリットであるのは間違いありません

お昼や夕方の混雑時間帯は通信速度が低下する

イオンモバイル含むすべての格安SIMに共通するデメリットですが、お昼の回線混雑時には通信速度が低下します。上記の表はイオンモバイル公式の通信速度資料ですが、下り(ダウンロード)速度がお昼の12時だけ極端に遅くなっています。

過度に心配する必要はなさそうですが、それでも「イオンモバイル(格安SIM)はお昼の通信速度が遅くなる可能性がある」とは考えておいたほうが良いでしょう。イオンモバイルに限らず、格安SIMを使う場合は、お昼の時間帯はスマホを使わない、容量の小さいサイトだけ見るといった工夫が必要です。

編集部

お昼の時間帯に高画質の動画再生やゲームをしたい方は、安定している大手キャリアのほうがおすすめです

端末購入はできるが、選べる端末が限られている上に高い

イオンモバイルのオンラインショップ「イオンデジタルワールド」では、iPhoneやAndroid端末を販売していますが、値段が高く、対応機種や在庫も少ないためおすすめできません。

例えば2023年現在でAppleはiPhoneSEとXSのみで、iPhone13やiPhone14はありません。

価格もほぼ定価で、決して安く売っているとは言えません。分割払いはできますが、値下げセールやクーポンも現時点ではありませんでした。

イオンモバイルで機種変更や新規契約する際は、スマホを安く売っているショップでSIMフリースマホや中古スマホを買ってきて、SIMカードだけ契約するのがおすすめです。

編集部

ただし、イオンモバイルで端末を購入すると保証オプションに入れるメリットがあります。スマホに保証を付けたい場合はイオンモバイルで購入しましょう

小川正人

イオンモバイルのメリットである豊富なプランですが、デメリットに感じてしまう方もいます。そのため、シンプルなプランを希望の方は他の格安SIMの方が相性が良いでしょう。
なお、混雑時間帯の通信速度の低下や端末問題に関しては、イオンモバイルだけでなく他の格安SIMでも多く見られるデメリットです。

イオンモバイルの口コミ・評判

口コミやレビューサイトで、イオンモバイルに関する評判を集めてみました。良い意見も悪い意見も載せていますので、乗り換えの際の参考にして下さい。

イオンモバイルの良い口コミ・評判

  • 近くにあるイオンでサポートしてもらえて非常に心強い
  • 通信速度は思ったほど悪くない
  • 家族でシェアすると安くて便利

イオンモバイルの良い口コミの多くは、「近くのイオンで手続きできて助かる」といったものでした。複雑なオンライン契約に不安を感じて乗り換えに躊躇している方も多いと思いますが、イオンモバイルならキャリアの契約と同じように実店舗でスタッフと相談しながら手続きを進められます。

また、全国のイオンで手続きできるため、「近くにある」「有名な会社だから安心して相談できる」といった声も年配の方を中心に多かったです。

通信速度に関しては、「思ったほど遅くない」「ちょっと遅くなるけど普通に使える」といった声がちらほら見られました。動画やゲームに使用しなければ特に不満は感じないそうです。

お子さんのいる家庭からは、家族でシェアできるシェアプランが「安くて便利」と高評価でした。

イオンモバイルの悪い口コミ・評判

  • お昼と夕方の通信がものすごく遅い
  • 今となっては安くない
  • 通話アプリの品質が微妙なときがある

イオンモバイルの気になった口コミの多くは、「昼と夕方の通信が遅い」といった声でした。良い口コミで「思ったほど遅くない」といった意見があったため、使い方や地域によって大きく左右されるようです。

また、数年前に契約した方の多くが「昔は格安だったけど今は別に安くない」といった意見がありました。確かに近年安さに特化した格安SIM回線がたくさん出ているため、価格だけで見ると割高感を覚えてしまうかもしれません。

他に少数意見ですが、「通話アプリがたまに使えなくなるときがある」といったユーザーもいました。

イオンでんわは通常回線のため、極端に品質が落ちないはずですが、数名同じ意見の方がいたため偶然ではなさそうです。ただし、頻度は「数十回に1回程度」で、そこまで気にする必要はないでしょう。

【結論】イオンモバイルのおすすめな人・おすすめではない人

イオンモバイルがおすすめな人|店頭サポートを受けたい・使い方に合ったプランを細かく決めたい方

  • オンライン手続きや契約が不安な人
  • キャリアや他の格安SIMで自分に合った使い方が見つからなかった人
  • 毎月使うデータ量が大きく変動する人

イオンモバイルは全国にあるイオンで、直接スタッフと相談しながら新規契約や乗り換えができます。もちろん代理店ではなく直接店舗のため、契約後に分からない点や操作方法についてサポートも受けられます。

他の格安SIMでは、不明な点はオンラインのチャットやお客様センターに問い合わせて自分で解決しなくてはいけません。オンラインでの契約やトラブルシューティングが苦手な方には、イオンモバイルがおすすめです。

また、キャリアや他の格安SIMで自分に合ったプランが見つからなかった人でも、プランや選択肢が多く、柔軟な使い方ができるイオンモバイルなら、確実にピッタリのプランが見つかるはずです。

編集部

例えば、学生で月によって使うデータ量がバラバラ、といった方には好きなときにプラン変更できるイオンモバイルは最適です

イオンモバイルがおすすめではない人|大容量通信する方・ソフトバンク回線からの乗り換え

  • 毎月30GB以上使う人
  • ソフトバンクやソフトバンク系の格安SIMから乗り換えたい人
  • できる限り基本使用料を抑えたい方

イオンモバイルは「毎月大容量のデータ通信を行う方には不向き」です。イオンモバイルでは40GB、50GBの大容量プランもありますが、大容量プランはあまり安くありません。

例えばイオンモバイルの音声プラン50GBは月額5,258円ですが、ahamoでは100GBのahamo大盛りプランが月額4,950円(税込)です。

ahamoなら、2倍のデータ容量が使える上に料金も下がります。しかもahamoは格安SIMではなくドコモプランの一つのため、お昼の通信速度が極端に落ちません。

大手キャリアと比較しても割高感が否めません。ドコモのデータ通信し放題のギガホプレミアプランに、家族割や光回線割引をつけると基本使用料が月額4,928円まで下げられます。もちろんドコモならお昼の速度低下や遅延はなく、24時間高速データ通信が使い放題です。

このように、他の回線の大容量プランと比較するとイオンモバイルの大容量プランはコスパが悪いです。

またイオンモバイルはドコモ回線とau回線がありますが、ソフトバンク回線はありません。ソフトバンク回線を利用している方は、同じソフトバンク回線の格安SIMに乗り換えたほうがスムーズでしょう。

編集部

その他もプランも格安SIMの中で最安値とは言えないため、「とにかく基本使用料を安く!」と考えている方にも向いていません

小川正人

イオンモバイルは、毎月30GB以上使う人やソフトバンク回線を使いたい人、基本使用料を抑えたい人には相性が悪いです。
しかし、店舗で契約したい、自分に合ったプランを選びたい、月よってプランを変更をしたいという場合には、相性がとても良いでしょう。

イオンモバイル乗り換え前の準備と必要なもの

イオンモバイルに乗り換える際に必要なものと、必要な手順について解説します。

イオンモバイルの乗り換えに必要なもの

イオンモバイルの乗り換えに必要なもの
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 支払い用クレジットカード
  • 連絡用メールアドレス
  • MNP転出(番号そのままで乗り換え)の場合はMNP予約番号と電話番号
  • いままで使っていた端末を使用する場合は動作確認済み端末チェックを行う
  • 初期費用(事務手数料税込3,300円)
  • シェアプランで複数利用する場合は追加SIMカード発行料(1枚税込220~440円)

注意点を以下で詳しく解説します。

イオンモバイルの支払い方法はクレジットカードのみ

イオンモバイルでは、デビットカードや口座振替といった支払い方法には対応していません。必ずクレジットカードを用意しましょう。使えるブランドは以下の通りです。

  • イオンマークの付いたクレジットカード
  • VISA
  • JCB
  • mastercard
  • ダイナースクラブ(店舗契約のみ)
  • American express(店舗契約のみ)

イオン店舗で契約する場合に限り、ダイナースクラブとAmerican expressが利用可能です。

動作確認済み端末チェックとは

乗り換えの際、今まで使用していたスマホをそのままイオンモバイルで使用する場合、「動作確認」が必要です。動作確認とは、使いたいスマホがイオンモバイルの回線に適合するかどうかのチェックです。

端末確認は動作確認端末一覧ページで確認できます。

ただし、以下の場合は基本的に端末チェックは不要です。

  • ドコモ回線で使用していたスマホでイオンモバイルのドコモ回線に乗り換える
  • au回線で使用していたスマホでイオンモバイルのau回線に乗り換える

つまり「今までと同じ回線からイオンモバイルの同じ回線に乗り換える場合」です。ソフトバンク回線や楽天回線からイオンモバイルに乗り換える場合や、ドコモ回線からau回線に乗り換えるといった場合は必ず端末確認を行ってください。

シェアプランのSIMカード追加について

シェアプランを利用し、家族数人でスマホを利用する場合は別途かかる追加料金に注意してください。

シェアプランでは、音声通話SIM1枚とデータ通信専用SIM2枚が基本付帯していますが、音声通話SIM1枚追加につき月額220円(税込)の追加料金が別途かかります。また4枚目と5枚目のSIMカード発行で、さらに追加で220円の月額料金がかかります。

この仕組みがかなり複雑で、例えば基本付帯するデータ専用SIM2枚を、3人で使うために音声通話SIMに変えた場合、音声通話SIM発行料220円×2(2人目・3人目分)で月額440円が追加でかかります。

そしてさらに4人目の音声通話SIMを追加すると、今度は月額220円ではなく月額440円がプラスされます。(音声SIM発行料220円+4枚目SIM発行料220円)5人目の音声SIMを追加するとまたさらに月額料金に+440円です。

つまり家族5人分の音声SIMカードを発行すると、基本使用料に加えて月額1,320円の負担増になります。

上記の仕組みを理解していないと、契約した際に思った以上に月額料金がかかる可能性があります。

編集部

複数人でシェアプランを利用する方は、公式の料金シミュレーターを使用して一度計算しておきましょう

小川正人

「準備と必要なものが多くて大変そう……」と不安に思うかもしれません。しかし、複雑な準備はないので、一つずつ落ち着いて準備していけば大丈夫です。
もし不明な点が出てきても、イオンモバイルは店舗でのサポートも受けられるので安心です。

イオンモバイルの乗り換え手順

イオンモバイルの乗り換え方法には、ウェブ上での「オンライン手続き」と、イオン各店舗で契約する「実店舗での手続き」があります。

今回は多くの人が気になっている「オンライン手続き」の手順について解説します。

イオン各店舗で手続きする場合、スタッフが全て説明してくれるため迷ったり困ったりはしないでしょう。必要な物を準備して近くのイオンで手続きを行ってください。

イオンモバイルオンライン乗り換え手続き

イオンモバイルのウェブ申し込み手順です。

  1. 公式サイトの「WEBで申込む」をチェック
  2. SIMカードのみか端末セットかを選択
  3. 注意事項と個人情報の取扱いについて同意する
  4. 料金プランとデータ容量を選択する
  5. 回線タイプ(ドコモ・au)から希望の回線を選択
  6. オプションを選択
  7. エントリーコード・クーポン・キャンペーンコードがあれば入力
  8. 本人情報と支払い方法を入力
  9. 本人確認書類をアップロード
  10. 数日後にSIMカードが届く
  11. 開通手続きとAPN設定を行う

以上で完了です。1~10までは特に難しい手続きではありませんが、11の開通手続きとAPN設定で悩む方が多いため、以下で個別に解説します。

編集部

SIMカード到着後にクイックスタートガイドも同封されています。そちらも参考にしながら開通手続きを進めてください

イオンモバイルの開通手続き手順

開通手続きとは、届いたSIMカードとスマホを使って、今使っている回線からイオンモバイル回線に切り替える手続きです。

なお、イオンモバイルで「SIMカードと端末を一緒に購入した」場合は、設定済の状態で届くため開通手続きや後述のAPN設定は不要です。

  1. お客様IDとパスワードを使ってイオンモバイルのマイページにログイン
  2. 申し込み回線一覧画面でイオンモバイルのSIMカードを選択
  3. 「開通する」を選択

開通手続き自体は特に難しい点はありませんが、開通手続き前にSIMカードを入れ替えてしまうと通信(イオンモバイルへのログイン)ができなくなる点に注意が必要です。

イオンモバイルAPN設定方法

開通手続きを行ったら、次にスマホにイオンモバイルのSIMカードを挿し込み、APN設定を行います。APN設定とは、新しいSIMカードにインターネットの接続先を認識させる手続きです。

APN設定はAndroidとiPhoneによって大きく手順が異なり、またドコモ1・ドコモ2・au1と3つある回線タイプによっても多少異なります。

AndroidのAPN設定方法

AndroidのAPN設定手順です。タイプ1(ドコモ・au)とタイプ2(ドコモ)で手動設定時の入力内容が異なりますが、手順そのものは一緒です。

AndroidのAPN設定方法
  • スマホの「設定」を開く
  • モバイルネットワークをタップ
  • アクセスポイント名をタップ
  • 「イオンモバイル」を選択

4の「イオンモバイル」を選択すればAPN設定が完了しますが、万が一「イオンモバイル」が表示されない場合は手動設定を行いましょう。

  1. アクセスポイントの「+」をタップ
  2. 「APN」をタップし、設定情報を入力して保存

手動入力時の設定情報の入力内容が、タイプ1とタイプ2で異なります。以下を参考に入力してください。

項目 タイプ1(ドコモ・au) タイプ2(ドコモ)
APN i-aeonmobile.com n-aeonmobile.com
ユーザー名 user [email protected]
パスワード 0000 0000
認証タイプ PAPまたはCHAP PAPまたはCHAP

上記でAPN設定は完了です。

iPhoneのAPN設定方法

iPhoneのAPN設定は、Safariから構成プロファイルのダウンロードを行います。回線タイプ1・タイプ2別、またiPhoneのiOSバージョン別に計4種類のプロファイルがあるため、間違えないようにしましょう。

タイプ・機種条件 プロファイルダウンロード先
タイプ1でiOS6以前の端末 https://aeonmobile.jp/profile/AM1APN.mobileconfig
タイプ1でiOS7以降の端末 https://aeonmobile.jp/profile/AM1cellular.mobileconfig
タイプ2でiOS6以前の端末 https://aeonmobile.jp/profile/AM2APN.mobileconfig
タイプ2でiOS7以降の端末 https://aeonmobile.jp/profile/AM2cellular.mobileconfig

プロファイルをダウンロードしたら、下記の手順でiPhoneにインストールを行ってください。

iPhoneのAPN設定方法
  • プロファイルをダウンロードする
  • ホーム画面の「設定」→「一般」をタップ
  • 「VPNとデバイス管理」をタップ
  • 「ダウンロード済みプロファイル」をタップ
  • インストールを完了させる

以上でAPN設定は完了です。

小川正人

手順だけ見ると難しそうに見えますが、画面の指示に従えばスマホに詳しくない方でも乗り換えは可能です。
オンラインの手続きなら、店舗に足を運ぶ必要も、待ち時間もないので便利です。店舗での手続きをする前に、オンラインの手続きを試してみても良いでしょう。

エントリーパッケージを利用した申し込み方法

イオンモバイルをお得に契約する方法として、イオン各店やYahoo!ショッピングで購入できるエントリーパッケージを利用した申し込みがあります。エントリーパッケージとは、ウェブ申し込み時にエントリーパッケージ記載の番号を入力すると事務手数料3,300円が無料になるお得なクーポンです。

エントリーパッケージは3,300円で売られているため、一見するとお得ではないように感じますが、実はエントリーパッケージを利用すると後日WAONポイントが還元されます。

WAONポイントはイオン各店で1ポイント1円として使えるポイントで、ポイント還元分がお得になります。

還元ポイントはキャンペーン時期によっても異なりますが、2023年現在では2000ポイント還元となっていました。確実に得をするため、ウェブ申し込みをする方はエントリーパッケージの利用がおすすめです。

エントリーパッケージの利用方法は、パッケージ購入後にウェブ申し込みを行い、エントリーコード入力画面でパッケージに記載された16ケタのコードを入力するだけです。その後、ポイント進呈条件を満たしていればイオンモバイルのマイページでWAONポイントが還元されます。

エントリーパッケージ取り扱い店舗は、公式サイト店舗検索から検索できます。

ただしWAONポイント進呈には条件があり、条件を満たさないとポイントがもらえないため注意しましょう。例えば現在のキャンペーンでは、データプランを選択した場合と、Yahoo!ショッピングで購入したエントリーパッケージではポイントが付きません。

イオンモバイルの解約手順

イオンモバイルの解約は以下の3つの方法で行えます。

  1. イオンモバイルマイページから解約
  2. イオンモバイル各店舗に直接行き解約
  3. お客様センターへ電話して解約(0120-025-260/10:30-19:30年中無休)

どの方法でも通常解約、MNP転出ともに手続き可能です。好きな方法で解約手続きを行いましょう。おすすめは24時間365日手続きが行えるマイページ上ですが、オンライン上での手続きに不安がある方は電話か店舗がおすすめです。

なお、イオンモバイルでは最低利用期間がなく、転出手数料・違約金・解約金などもありません。ただし、その月の基本使用料は全額請求で、日割り返還などされない点に注意が必要です。

小川正人

自分の好きな方法で解約ができるので、「解約したいけど、できない」という状態になりにくいです。
解約の際に引き留められることはないので、スムーズに解約できます。店舗や電話でも混雑していなければ、解約は10分以内で終わるでしょう。

イオンモバイルのよくある質問

最後にイオンモバイルに関するよくある質問をQ&A方式でまとめました。

シェアプランでドコモとau、それぞれ回線別のSIMカード追加は可能ですか?

可能です。SIMカード追加時に回線を選べるようになっています。

イオンモバイルで法人契約は可能ですか?

可能です。法人契約専用ページから申し込めます。

イオンモバイルはeSIMに対応していますか?

イオンモバイルはeSIMに対応していません。また今後提供予定もないそうです。

イオンモバイルはガラケーやガラホに対応していますか?

イオンモバイルでは、一部のガラケー携帯やガラホに対応しています。ただし、機種と回線タイプによっては音声通話ができない、データ通信ができない機種もあります。詳しくは公式サイトでご確認ください。

イオンモバイルは一人でも家族でも利用しやすい選択肢の多い格安SIM

イオンモバイルは全国のイオンでスタッフによる手続きやサポートが可能で、プランが非常に多くどんな使い方にもおすすめの格安SIMです。

  • 一人でスマホやタブレットなどの複数端末を利用したい
  • 家族でデータ容量を分け合って、安く便利に使いたい
  • 難しい点や分からない点はスタッフに全部聞いて納得して契約したい

イオンモバイルは上記の方におすすめです。プランが複雑な点と、他の格安SIMと比較すると価格が若干高い点を除けば、大きな欠点の無い優秀な格安SIMです。

一方で、料金の安さやシンプルさで選びたい方は、他の格安SIMも検討してみてください。格安SIMは会社によって料金プランや特徴が全く違います。いろいろ比較して、自分に合った会社を見つけるのがストレスなくスマホの維持費を下げるコツです。

Picky’sでは、さまざまな格安SIMを以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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