息を吹きかけるだけで、体内のアルコール残留濃度を数値や色、音で教えてくれる便利なアルコールチェッカー。飲み過ぎた翌日に車通勤する前や、車を扱う企業で従業員が運転をする前に行うアルコールチェックの際に使用するアイテムです。
ですがアルコールチェッカーは数千円で買える安いモデルから、10万円を超える高額なモデルまで種類もさまざまです。当然価格によって測定精度や機能も大きく異なります。
「業務用・事業用で使いたいけど安いアルコールチェッカーでも大丈夫なのか?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回は、事業用にもプライベート用にも使えるアルコールチェッカーの仕組みや使い方、購入時のポイントを解説します。記事の後半では売れ筋の人気アルコールチェッカーをランキング形式で紹介しています。
アルコールチェッカーの導入を考えている企業や、お酒が好きで翌日仕事でもついつい晩酌してしまう方はぜひ参考にしてください。
目次
- アルコールチェッカーとは息を吹きかけると体内のアルコール濃度をチェックしてくれる装置
- アルコールチェッカーの選び方4つのポイント
- 安いVS高い!価格によるアルコールチェッカーの性能の違い
- 携帯型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 携帯型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング12選
- 【業務用】設置型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【業務用】設置型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング3選
- アルコールチェッカー有名メーカー&ブランド
- アルコールチェッカーの使用方法
- アルコールチェッカーの関連商品
- アルコールチェッカーよくある質問
- アルコールチェックの義務化対策にアルコールチェッカーを常備しておこう!
アルコールチェッカーとは息を吹きかけると体内のアルコール濃度をチェックしてくれる装置
アルコールチェッカーは、チェッカーに息を吹きかけると、体の中にビールやワインなどのアルコール分が残っているかどうかをmg/lの単位でチェックできる装置です。
例えば前日に大量のお酒を飲んだとき、一晩経っても体にはまだアルコールが残っている場合があります。顔の火照りやふらつき、二日酔いの症状といった明らかな場合はもちろん、いつも通りに見えても体の中にはアルコールが残っているかもしれません。
また、従業員がこっそり飲酒運転をしようとするケースもあるかもしれません。実際に従業員が会社の車で飲酒運転をして、痛ましい事故を起こしてしまう例があります。
このような意図しない酒気帯び運転や、意図的な飲酒運転を避けるため、車を運転する前には必ずアルコールチェッカーを使ったチェックを行いましょう。
編集部
アルコールチェックが必要な対象事業所の要件と運用方法について
有償で物や人を運ぶトラック・タクシー・バスといった緑ナンバーの車を保持する運輸業の会社・事業所には、アルコールチェッカーによるチェックが義務付けられています。
また、今後道路交通法改正で営業車などのいわゆる「白ナンバー車」を保持する会社にもアルコールチェックが義務付けられます。白ナンバーへの義務付けは2022年10月から実施予定でしたが、いったん延期となりました。ただ、あくまで延期であっていずれ義務化されるのは間違いありません。
- 定員11人以上の社用車を1台以上保持する企業・事業所
- 社用車5台以上を保持する企業・事業所
白ナンバーか黄色かは問わず、上記の条件を満たしている企業・事業所は、義務化後に必ずアルコールチェッカーを用いたチェックを実施しなくてはいけません。
編集部
アルコールチェックの運用方法
アルコールチェックの手順・運用方法は以下の通りです。
- アルコールチェッカーを常時置き、使える状態にしておく
- 運行管理者が目視およびアルコールチェッカーで酒気帯びのチェックを行う
- 運転手の業務運転前と終了後の1日2回実施
- チェックの内容の履歴・記録を残し、1年間保持すること
毎朝点呼や朝礼を行っている企業はその時間を利用するとスムーズです。
- 確認者名(運行管理者)
- 運転者
- 運転者の業務に係る自動車のナンバーまたは識別できる記号番号など
- 確認の日付・時間
- 確認の方法~「対面」または「対面でない場合の具体的方法」
- 酒気帯びの有無
- 指示事項
- その他必要な事項
チェック内容の保存は手書きの紙でも、データのままでも、もしくはプリンターでプリントアウトした状態でも構いません。ただ、データ保存の方がかさばらず経費もかかりません。アルコールチェッカーの中には、専用ソフトやクラウドでデータを管理できるものもあります。
編集部
事業用で必要なアルコールチェッカーの性能は?
アルコールチェックに必要なアルコールチェッカーの基準や規格ですが、結論から言えば「なんでもいい」です。複数の県警や警察のHPをチェックしてみたところ、「音・色・数値などで酒気帯びの有無を確認表示できるものであれば、性能上の要件は問いません。」とありました。
つまり、高性能や高精度のアルコールチェッカーにこだわる必要はありません。
編集部
アルコールチェッカーの選び方4つのポイント
アルコールチェッカーを購入する際は、以下の4つのポイントをチェックしながら選びましょう。
- 携帯タイプか据え置きタイプか
- 電気化学式センサーか半導体式ガスセンサーか
- 使用回数とセンサー交換費用をチェック
- その他付帯機能
手軽な携帯型か高性能な設置型か
アルコールチェッカーには、持ち運びに便利な携帯型(ハンディタイプ)と、スタンドで特定の場所に設置して使用する設置型(据え置き型)の2種類があります。
2つのタイプはそれぞれ測定方法や機能、そして値段が大きく異なるため、まずどちらのタイプを選ぶのか決めましょう。
携帯型は安価・軽量・小型で手軽に使えるが機能や性能は控えめ
携帯型は手のひらに収まる小型のサイズで、バッグやポケットの中に入れて持ち運べるタイプです。保管スペースを取らず、いつでもアルコールチェックができます。さらに1,000円台からと価格の安い製品も多く、どんな企業や家庭にもおすすめです。
デメリットは、やや精度の低い半導体式センサーによる検知方式が多い点です。ただし、アルコールチェック義務化対応が主な目的であれば、現時点で精度は問われていないため半導体式センサーでも問題ありません。
また使用回数が決まっている使い捨てタイプで、定期的に買い替えコストがかかる製品が多い点もデメリットとして挙げられます。導入コストは低いものの、消耗品で多くの従業員に対し長期で使用しているとかなりの経費負担になるでしょう。
編集部
設置型は多機能で精度も高いが非常に高価
設置型はスタンドで特定の場所に設置する大型のタイプです。検知精度の高い電気化学式センサーを使用したモデルが多く、さらに同時に温度測定や除菌ができたり、測定者の顔写真やデータ記録機能が付いていたりと高性能・多機能モデルが揃っています。
本体価格は高いものの、センサーの使用回数が多く、またセンサーの寿命が来ても校正やセンサー交換で繰り返し使えるため、長期的に見るとコスパは悪くありません。
デメリットはやはり価格の高さです。本体価格が10万円を超えるものが多く、導入のハードルはやや高いでしょう。また種類や扱っている販売店もそう多くありません。
編集部
安価な半導体式ガスセンサーか精度の高い電気化学式センサーか
アルコールチェッカーのアルコール濃度測定方法には、精度はやや低いものの安価で買える「半導体式」と、検知精度は高いがやや高額な「電気化学式」の2種類があります。それぞれで本体の価格やチェック精度が異なるため、予算やどこまでしっかりチェックするのかを考慮して選びましょう。
安価で手軽な半導体式ガスセンサー
半導体式はコストが安く測定時間も短い検知方式で、主に安価な使い捨てアルコールチェッカーに使用されています。
メリットは導入コストの安さです。数千円から購入可能な製品が多く、必要になったらすぐに購入できます。小型のものも多く保管にも携帯にも便利。さらに数秒~十数秒と測定も素早く、チェックする人数が多い場合もスムーズ。
デメリットは電気化学式に比べると精度がやや低い点です。より正確に、細かくアルコール濃度を測定するのには向いていません。
また誤検知もやや多く、発酵食品やエナジードリンク、マウスウォッシュやタバコ、さらには一部のパンといった、アルコール以外の物質・成分に反応してしまう場合もあります。
編集部
精度が高く、繰り返し使える電気化学式センサー(燃料電池式)
電気化学式は、高い精度で体内のアルコール濃度を測定できるため、高額な高性能アルコールチェッカーで使用されている検知方式です。燃料電池方式とも呼ばれています。
メリットは精度の正確さです。さらに半導体式に比べて誤検知が少ないため、より正確なアルコールのチェックが可能。また使い捨てが多い半導体式と違い、メーカーによる校正(メンテナンス)を行えば再度使用可能になるため、繰り返し使えます。
デメリットは、ほとんどのチェッカーが数万円以上とかなり高額な点です。定期的に校正の必要があり、維持費もコストとしてかかります。また測定にやや時間がかかるため、複数人の従業員に対しチェックを行う際は工夫が必要です。
編集部
使用回数とセンサー交換費用・校正費用をチェック
アルコールチェッカーには、それぞれ「使用回数」や「使用期限」があり、期限を過ぎたアルコールチェッカーはセンサーが劣化するため使用できなくなります。そのため期限が来たチェッカーは新しいものに交換するか、メーカーの部品ユニットの交換・校正といったメンテナンスサービスを受けなくてはいけません。
- 使い捨てタイプは買い替え費用がかかる
- センサー交換タイプはセンサー交換代がかかる
- 校正するタイプは校正代がかかる
- ストローやマウスピースタイプはストロー代がかかる
半導体式アルコールチェッカーの使用回数は製品によって500回~5,000回以上と幅がありますが、使用期限は大体1年に設定しているメーカーが多いようです。電気化学式は校正やセンサー交換で繰り返し使用できますが、メンテナンスのたびにメンテナンス代がかかります。
多くのメーカーでは校正期間1年、メンテナンス代は数万円ほどに設定しているメーカーが多いようです。つまり1年間で数万円のコストが発生します。
使用回数の多いものや校正期間の長いものを選ぶとコストを抑えられるので、使用回数・性能・コストのバランスを見て決めましょう。
編集部
その他の機能でより便利に
アルコールチェッカーには、アルコール濃度を測る以外にもさまざまな機能を持ったモデルが存在します。
- より高い精度で測定できるストロー・マウスピース型
- スマホやタブレットなどのモバイルと連動できるアプリ連動機能
- 過去の測定記録を記憶できるメモリー機能
- 電池が不要なUSB充電タイプ
- コロナ対策にも便利な温度測定機能
- 勝手に電源が切れるオートパワーオフ
中でも過去の測定結果を残せるメモリー機能や、有線・Bluetoothなどでスマホと接続して測定結果を自動送信してくれるアプリ連動機能は便利です。
必要な機能を搭載したアルコールチェッカーを選ぶといいでしょう。
安いVS高い!価格によるアルコールチェッカーの性能の違い
アルコールチェッカーは製品によって価格差が非常に大きく、安いものは数千円から、高いものでは数十万円以上の製品が存在します。
ここでは安いアルコールチェッカーと、高いアルコールチェッカーの違いについて簡単に解説します。ただしメーカーや製品ごとに特長や価格設定は異なるため、あくまでも目安として参考にしてください。
安いアルコールチェッカーの特徴(1,000円~10,000円以下のモデル)
1万円以下のアルコールチェッカーは、やや精度の低い半導体式ガスセンサーによる検知方式で、使い捨てタイプのものがほとんどです。
精度が低いとはいえ、測定自体は問題なく行えます。アルコールチェック義務化にも対応できるため、基本的には安いアルコールチェッカーを使用しても問題ないでしょう。
編集部
高いアルコールチェッカーの特徴(数万円以上のモデル)
数万円以上する高額なアルコールチェッカーは、精度の高い電気化学式センサー採用で使用回数が多く、また部品交換やメンテナンスをして長期的に使える長寿命モデルが多いです。また、スマホやPC接続してパソコン管理できるといった多機能なモデルも豊富に揃っています。
運送業や配送業のように、よりシビアなアルコールチェックが必要な企業では、こうした精度の高いアルコールチェッカーがおすすめです。
導入コストはやや高めですが、使用回数が多いため大人数のチェックを長期的に行うと最終的に使い捨てよりもコスパが良くなるケースがあります。
編集部
携帯型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
携帯型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング12選
小型軽量で持ち運びも保管も容易な、携帯型アルコールチェッカーのランキングです。半導体式で安価な使い捨てタイプが多いですが、中には電気化学式の高性能なタイプもあります。
どんな企業にもおすすめできるため、基本的には携帯型から検討するといいでしょう。
清潔で精度の高いストローノズル式アルコールチェッカー
Lydstoのアルコールチェッカーは、しっかりと息を吹き込めるストローノズルが付属した製品です。通常の息吹きかけ式では正確に測れない、なかなか反応しない、といった方におすすめ。半導体式の中では精度が高く、翌日のアルコール残りもしっかりチェックしてくれるでしょう。
測定時間は約22秒と他の製品と比較すると若干長めです。
電池式で、単四電池3本で80回以上使用可能。「LO」と表示されたら電池切れのため、電池交換を行ってください。
使用回数に関する記載はなかったため、一般的なアルコールチェッカーの使用期限である1年間を目安に買い替えましょう。
サイズ | 15.2cmx9.7cmx4.2cm |
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重量 | 100g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1年間 |
その他機能 | ー |
日本メーカー製で使いやすく価格も手ごろなポータブルチェッカー
オーム電機のHB-A02-W 07-8919は、コンパクトで使いやすい電池式の半導体式アルコールチェッカーです。
フーっと息を吹きかけてわずか数秒で測定が完了します。使用回数は1000回、もしくは1年間と平均水準です。バックライト付き大型ディスプレイで、数値の見方も簡単。
測定結果0.1~0.225mg/Lで緩やかなアラーム音、0.250mg/L以上で早いアラーム音が鳴るシステムを搭載し、アルコール残留を確実に検知します。
コンパクトですが、小さすぎない適度な大きさで、遠隔測定用にドライバーさん一人一人に持たせるのにもおすすめです。
サイズ | 3.8cm×10.3cm×1.6cm |
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重量 | 28g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1000回 |
その他機能 | ー |
誤検知大幅低減・長寿命で事業用に最適な高性能チェッカー
中央自動車工業株式会社のSC-402は、半導体式と高精度MEMSのハイブリッドセンサーを採用し、アルコール成分以外を感知する誤検知問題を限りなくゼロにするアルコールチェッカーです。
価格はやや高いものの、精度が高く、使用回数は約5000回と非常に長持ち。
故障時表示もされるため、常時有効保持義務が重要になってくる事業用として正しい運用ができる高性能な製品です。中小企業から大手企業まで、どんな会社での運用にもおすすめ。
中央自動車工業のアルコールチェッカー「ソシアックシリーズ」はバリエーション豊富で、このほかにもデータをパソコン管理して数値表を印刷できる、高性能な製品もあります。
サイズ | 13.5cm×4.8cm×2.3cm |
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重量 | 110g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 5000回 |
その他機能 | センサー交換可能 |
メモリー機能搭載で、大人数のチェックに最適なチェッカー
ヒロコーポレーションのHDL-J8は、最大50件までの測定記録を残せるメモリー機能を搭載したアルコールチェッカーです。大人数を一度に測定し、後から測定結果をチェックしたり入力するといった運用が可能。
息を吹き込んで約10秒で結果が出て、さらに測定結果はレッド・イエロー・グリーンのバックライト3段階で表示。手軽に測定できます。
使用回数は1500回と比較的多く、使用期限も2年と長いため、企業用にも家庭用にもおすすめの製品です。
マウスピース型ですが、市販のストローを差して使用でき、衛生的な測定が可能になっています。
サイズ | 12cm×3.4cm×1.6cm |
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重量 | 27g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1500回もしくは2年 |
その他機能 | メモリー機能 |
スマホ・Bluetooth連動型の電気化学式高性能チェッカー
スマートライフ研究所のアルコールチェッカーは、手のひらサイズの小さなボディに、精度の高い電気化学式、さらにスマホ連動機能を備えた高性能モデルです。電気化学式は警察や病院機関でも認定されている、精度の高い検知方式です。
測定した結果はBluetoothでスマホに送れて、そのままメール送信も可能なため、業務利用にも便利。さらに測定後、体内のアルコールが抜ける時間も知らせてくれるため、個人での利用にもおすすめです。
コンパクトモデルの中では非常に多機能で高性能なためやや高価です。安物ではなく正確に測定できる、しっかりとしたチェッカーで測定したい方はこのモデルを選ぶといいでしょう。
サイズ | 7cm×5cm×1cm |
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重量 | 47g |
センサータイプ | 電気化学式 |
使用回数 | 1000回 |
その他機能 | センサー校正可能 |
信頼性の高いタニタ製で、正確に測定できるアルコールチェッカー
TANITAのHC-310は使い方がシンプルで、しっかりと正確に測定できるアルコールチェッカーです。使い方はセンサーキャップを持ち上げて息を吹きかけるだけ。すぐに測定結果が表示されます。
サイズも胸ポケットやバッグのポケットに入るほどコンパクトで、いつでもどこでも測定可能。使用回数は1000回で、個人用やそこまで大人数でない企業に最適です。
最安値のアルコールチェッカーと比べるとやや高価ですが、信頼性の高いアルコールチェッカーを使用したい方はタニタ製をおすすめします。
サイズ | 12cm×3.7cm×2cm |
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重量 | 74g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1000回 |
その他機能 | ー |
性能とサイズと価格に優れたバランスの良いアルコールチェッカー
アイリスオーヤマのALC-D1は、検知性能が高く、サイズもコンパクト。それでいて価格も安く全体的にコスパに優れたアルコールチェッカーです。しかも大手国内メーカーアイリスオーヤマ製で安心。
測定範囲は0.00~1.0mg/L。電源は電池式で、電池交換時期を表示してくれるため、保持義務にも対応しています。
使用回数に記載がないため、1年を目安に買い替えましょう。企業での導入にはやや不向きかもしれません。
またほかの機種に比べて、電源入れてから使えるまでの時間もやや長めな点に注意しましょう。
サイズ | 10.2cm×3.7cm×2cm |
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重量 | 50g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1年間 |
その他機能 | ー |
安価で5000回使えるコスパの良いアルコールチェッカー
BTIHCEUOTのアルコールチェッカーは、5000回繰り返し使える長寿命設計。さらに半導体式とMEMSを組み合わせたハイブリットセンサー搭載で検知精度も高いアルコールチェッカーです。アルコールだけを検知する雑ガス除去性能も搭載し、より正確な測定が可能。
高性能で長寿命ですが価格はかなり抑えられていて、コスパ面でもかなり優秀です。吹き込み式で清潔に使えるため、事業用としてもおすすめ。
そのほか、アルコール濃度が高い場合はアラーム音で警告。また、オートパワーオフ機能搭載で電源の切り忘れもありません。
サイズ | 9.8cm×2.4cm×1.8cm |
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重量 | 50g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 5000回 |
その他機能 | オートパワーオフ |
より正確に濃度をチェックできる直拭き式アルコールチェッカー
pa-manのPAC30は、ストローに直接息を吹きかけるタイプで、環境に左右されず正確に測定できるアルコールチェッカーです。測定範囲は0~0.25mg/lまで。0.01mg/lから警告音が鳴るため、比較的シビアに測定したい方向き。
測定回数も約3000回と多く、大人数のチェックにも最適。残り使用回数も表示されるため安心して使用できます。
電源は電池式で、オートパワーオフ機能付きのため長持ちします。ただし最初に入っているテスト用電池は長く使えないため、新しい電池を用意しておきましょう。
サイズ | 5cm×11.8cm×1.8cm |
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重量 | 85g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 約3,000回 |
その他機能 | ストロー式 |
最大150件の履歴を残せる安価で多機能なアルコールチェッカー
Bornetのアルコールチェッカーは、メモリー機能搭載で短時間測定も可能な多機能型モデルです。
吹き込み後、わずか1秒で測定結果が表示され画面に表示。測定結果履歴は150件まで保存でき、過去の履歴をいつでも見返せます。
使用回数は約1000回と必要十分。高性能で多機能なモデルですが、価格はほかのメーカーと比較してもかなり安価。しかも電源は充電式で、使用にかかるコストはほぼ無料です。
家庭用、業務用とどんな用途にもおすすめの優秀なアルコールチェッカーです。
サイズ | 10.2cm×3.2cm×1.5cm |
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重量 | 80g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 約1000回 |
その他機能 | メモリー機能付き |
小型・軽量・安価と手軽に常備できるアルコールチェッカー
KEEZINGのアルコールチェッカーは、サイズが9cmと小さく、重量も23gの軽量、しかも価格が安く手軽に使えるアルコールチェッカーです。測定範囲は0.0-0.99mg/Lとかなり広い範囲まで測れます。
他にもUSB充電式で電池コストがかからない点もメリット。 オートパワーオフ機能付きで切り忘れもなし。
安価ですが使用回数が記載されていないため、事業用よりは家庭用としての使用がおすすめです。事業用でも使用できますが、1000回以内か、1年以内のペースで買い替えましょう。
サイズ | 9cm |
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重量 | 23g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | ー |
その他機能 | USB充電式 |
使い方がシンプルでプレゼントにも最適なアルコールチェッカー
タニタのEA-100 NVは、半導体式センサー採用で、息を吹きかけるだけで測定可能な極々シンプルなアルコールチェッカーです。ポケットに収まるコンパクトサイズに、0.00~0.50mg/Lの測定範囲、使用回数は約1000回。
このように特筆すべき機能はなく、性能も非常に平均的ですがその分価格が安く、また使い方にも迷わないでしょう。シンプルで余計な機能のない、それでいてしっかりとしたメーカー品を求める方に特におすすめです。
こうした評判の良いチェッカー用品は、義務化が進み次第入手困難になる可能性があります。準備ができていない方は、在庫のあるうちにある程度確保しておきましょう。
サイズ | 3.2cm×1.7cm×10.5cm |
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重量 | 40g |
センサータイプ | 半導体式 |
使用回数 | 1000回もしくは1年 |
その他機能 | ー |
【業務用】設置型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | サイズ | 重量 | センサータイプ | 使用回数 | その他機能 | |
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![]() | [GREN] アルコールチェッカー スタンド式 業務用 アルコール検知器 | 楽天市場¥197,000 AmazonYahoo! | ー | ー | 電気化学式 | 約20000回もしくは1年間 | 表面温度検知 |
![]() | [アイリスオーヤマ] IRC-AL-F8AN1-F アルコールチェッカー 置き型 顔認証 フロアスタンドセット | 楽天市場¥199,990 AmazonYahoo! | 30cm×23cm×126.5cm | ー | 電気化学式 | 20,000回 | 温度測定/メモリー機能 |
![]() | [東亜産業] TOA-THMAC-001 Thermo Manager AC 温度検知器 + アルコール検知器 プリント保管 | 楽天市場¥65,979 AmazonYahoo! | 39cmx84.5cmx19cm | 8kg | 電気化学式 | ー | 温度測定 |
【業務用】設置型アルコールチェッカーおすすめ人気ランキング3選
会社やオフィスの入り口に設置する、大型の設置型アルコールチェッカーの人気ランキングです。検知精度が非常に高く、センサー寿命も長い高性能なモデルが揃っています。
また、アルコールと同時に体温を測定したり、スマホやアプリ連動したりといった便利な機能も豊富。ある程度測定する人数の多い企業や、一緒にコロナ対策も行いたい企業におすすめ。
設置型の中でも特に安く導入しやすいアルコールチェッカー
東亜産業のTOA-THMAC-001 Thermo Managerは、顔認証で確実に本人かどうかを確認し、電気化学式で正確なアルコール濃度を測定できるアルコールチェッカーです。
さらにアルコールチェックと同時に熱があるかどうかの体温測定も可能で、体調管理やコロナ対策にも有効。
画像の通りプリンターセットになっていて、測定した結果はそのまま印刷されるため記録する手間も省けます。
精度の高い電気化学式を採用した、温度測定もできる設置型アルコールチェッカーとしては非常に安価です。設置型を検討している企業は、まずこの機種から検討してみてはいかがでしょうか。
サイズ | 39cmx84.5cmx19cm |
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重量 | 8kg |
センサータイプ | 電気化学式 |
使用回数 | ー |
その他機能 | 温度測定 |
測定からデータ管理・記録まで行う高性能アルコールチェッカー
アイリスオーヤマのIRC-AL-F8AN1-Fは、電気化学式で精度の高いアルコールチェックと同時に温度測定まで行う設置型アルコールチェッカーです。
さらにチェック前に確認者と運転者名、車両番号と測定したアルコール濃度・体温を記録し、最大20万件まで保存。保存したデータはPC接続でデータの取り出し&管理が可能です。顔認証機能付きで、なりすまし等の不正対策も行えます。
本体価格は高いですが、その分超高性能です。センサーは校正して繰り返し使えるため、正確なチェックを大人数分、長期で行えると考えればコスパは決して悪くありません。
サイズ | 30cm×23cm×126.5cm |
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重量 | ー |
センサータイプ | 電気化学式 |
使用回数 | 20,000回 |
その他機能 | 温度測定/メモリー機能 |
手ごろな価格で設置できる高性能アルコールチェッカー
GRENのアルコールチェッカーは、アルコールチェック・温度測定・管理・印刷がすべて1台で行える物流業・運送業に必須のチェッカーです。ユーザーと顔登録1万件、測定結果20万件保存可能。
アルコールチェックとコロナ対策の温度測定が一度に行え、測定後レシートのように記録用紙が排出されます。これを1年間保存するだけでアルコールチェック義務化対応は完璧です。
価格的には格安の設置型と高級な設置型の中間くらい、手ごろなモデルと言えるでしょう。性能とコストのバランスを重視する方はこのモデルがおすすめです。
サイズ | ー |
---|---|
重量 | ー |
センサータイプ | 電気化学式 |
使用回数 | 約20000回もしくは1年間 |
その他機能 | 表面温度検知 |
アルコールチェッカー有名メーカー&ブランド
アルコールチェッカーは大手メーカーから海外メーカーまで、多くのメーカーが参入しています。チェックのガイドラインでは明確な性能や機能を求められていませんが、検知精度や信頼性を重視するなら以下のメーカーを選びましょう。
- TANITA(タニタ)
- アイリスオーヤマ
- pa-man(パーマン)
- 東洋マーク
- サンコーテクノ
- フィガロ技研
- パイアール
- ケンウッド
- 東海電子
この中からPicky’sおすすめメーカーを2つ紹介します。
シンプルで使いやすいモデルが多いタニタ
タニタは、体脂肪計などの計測器や外食事業で有名な大手メーカーです。誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
タニタもアルコールチェックを多数販売しています。特徴としては使い方や機能がシンプルな製品が多く、初めてアルコールチェッカーを使用する方でも簡単に使えます。有名メーカーですが、機能がシンプルな分価格もお手頃。
「計測」と言えばタニタです。その精度はかなり高く、非常に信頼できるメーカーと言えます。
格安モデルから高級設置型まで豊富に揃うアイリスオーヤマ
アイリスオーヤマはベッドなどのインテリアや掃除機といった家電製品、日用雑貨まで生活にかかわる製品を幅広く扱うメーカーです。安価で使いやすい製品が多い定番メーカーと言えるでしょう。
アイリスオーヤマのアルコールチェッカーは、数千円で購入できる手軽なモデルから、数十万円する設置型の高級モデルまでさまざまなラインナップが揃っています。
メーカーの信頼度は言うまでもありません。さまざまなモデルをチェックしたいならアイリスオーヤマもおすすめです。
アルコールチェッカーの使用方法
アルコールチェッカーの使い方や使用時の注意点について解説します。
- アルコールチェッカーの使い方
- STEP.1測定前にはうがいを行う測定前には、口の中の食べ物や成分を綺麗にするために、うがいを行いましょう。口の中に食べ物や飲み物の成分が残っているとセンサーが誤検知する可能性があります。
- STEP.2アルコールチェッカーの電源を入れるアルコールチェッカーの電源を入れ、準備が完了するまでしばらく待ちます。
- STEP.3息を吹きかける吹きかけ式であればセンサーに向かって息を吹きかけます。ストロー式やマウスピース型であればストロー部分をしっかり咥えてしっかりと息を吹き込みます。
- STEP.4しばらく待つしばらくすると「〇〇mg/l」といったように測定値が表示されます。この数値でOKかNGかを判断します。製品によっては基準値を超えた場合、色や音でNGを教えてくれるものもあります
- STEP.5使用回数を超えたら交換をアルコールチェッカーには使用回数・使用限度や有効期限があります。限度を超えたら使い捨てタイプなら買い替え、校正(メンテナンス)やセンサー交換できるタイプはメーカーに校正依頼を出しましょう。
アルコールチェッカーの関連商品
アルコールチェッカーの関連商品を紹介します。
お酒を飲む方は講習もチェック!ブレスチェッカー
お酒を飲む方は翌日のアルコール残留濃度だけではなく、普段の口臭にも気を付けましょう。ブレスチェッカーなら、アルコールチェッカーと同じ使い方で簡単に口臭をチェックできます。
衛生的にアルコールチェックができるストロー
一部のアルコールチェッカーでは、より正確な測定のためにマウスピースやストローを使って直接チェッカーに息を吹き込む方式を採用しています。
機種専用のストローも売っていますが、基本市販のストローを切断して代用可能です。(市販のストローの使用を推奨している製品もあります)測定のたびに使い捨てる消耗品です。買えるときに多めに買っておきましょう。
アルコールチェッカーよくある質問
アルコールチェッカーでよく見るBACとは何ですか?
どちらもアルコール濃度を測定する際に用いられる用語ですが、呼気が息だけでアルコール濃度をチェックできるのに対し、血中アルコール濃度は医療機関で採血しなくてはいけません。
呼気に比べて一般的ではないため、基本血中アルコール濃度を測定することはあまりないでしょう。
チェッカーの測定範囲はどのくらいあれば良い?
酒気帯びの基準は0.15mg/L以上、より罰則の重い酒気帯び②が0.25mg/L以上となっています。そのため、0.15mg/L以上がしっかり測定できればOKです。
もちろん「酒気帯びにならなければいい」、というものではなく、広い範囲が高精度で測定できるチェッカーが一番ですが、高性能な製品はその分高価です。
そのため、チェックしたい範囲、基準、目的をしっかりと決めてから、目的に合ったアルコールチェッカーを選ぶと良いでしょう。
なぜかお酒を飲まない人からアルコールが検知された!
お酒を全く飲まない人からもアルコール分が検出されるケースがあります。原因はさまざまですが、主な原因は「直前に摂取した飲食物」「その日の体調」です。
例えばチェック直前にキムチやあんぱんといった発酵食品(あんぱんは製造過程で発酵させる)を食べた場合や、直前にマウスウォッシュといった口臭ケア製品を使用した場合。すると、中に含まれる微量なアルコール成分にチェッカーが反応する可能性があります。
またエナジードリンクやノンアルコールビールなどにも微量のアルコールが含まれています。チェック当日の朝には、こうした飲食物やマウスウォッシュを使用しないほうが良いでしょう。
他にもタバコを吸う方は、口腔内に残った一酸化炭素が反応したり、ケトン体が多い方はその日の体調によって、前日にお酒を飲んでいなくても反応する場合があります。
こうした誤検知が起こった場合は、30分ほど時間を置き、水でうがいをして再チェックを行えば出ないはずです。
アルコールチェックの義務化対策にアルコールチェッカーを常備しておこう!
今後アルコールチェッカーの義務化が進めば、多くの企業でアルコールチェッカーによるチェックが必要になります。本格的に施行が始まってからあたふたしないよう、今からアルコールチェック手順の確認やアルコールチェッカーの準備をしておきましょう。
- 運送業や配送業を営んでいる・もしくは開業を予定している企業・事業所
- 部下や社員に営業車を運転させる企業
- 車通勤だけどお酒が好きで毎日晩酌する方
アルコールチェッカーは上記の方にとっての必須アイテムです。特に企業は義務となりますので、在庫を切らしたり、義務化の準備に間に合わないといった事態にならないようにしておきましょう。
Picky’sでは、このほかにも事業所や企業のオフィスで使えるさまざまなアイテムを紹介しています。以下の記事もぜひチェックしてみてください。