モバイルバッテリー Anker Powercore Slim 10000PDの解説&検証レビュー

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Anker(アンカー)社のモバイルバッテリー「Anker Powercore Slim 10000PD」は、PDや低電流モードに対応した薄型のモバイルバッテリーです。

急速充電に対応し、容量は10,000mAhと使いやすく、あらゆる人におすすめのモバイルバッテリーです。

今回はそんなAnker Powercore Slim 10000PDについて調べてみました。

スペックはもちろん、Picky’s編集部で実際に使って検証し、良かった点や悪かった点についても解説します。

なお、「そもそもモバイルバッテリーって何?どうやって使うの?」という基礎知識について知りたい方は、以下の記事で丁寧に解説していますのでぜひ読んでみて下さい。

関連記事:【完全版】マニアが教える!! Iphoneやスマホに人気のおすすめモバイルバッテリーTOP10

関連記事:[2021年]軽量•薄型•コンパクトモバイルバッテリー おすすめ 20選

Anker Powercore Slim 10000PDとは?

アンカー パワーコア スリム 10000PDの特徴と機能を簡単にまとめました。

Power delivery(PD)対応で急速充電できるモバイルバッテリー

アンカー パワーコア スリム 10000PDは、急速充電が可能な規格Power Delivery(通称PD)に対応しています。

PD対応の機器やケーブルを使用することで、本体や各デバイスのバッテリーを従来の何倍もの速度で充電することができます。

PDは最大100Wで電力を送ることができる規格ですが、Anker Powercore Slim 10000PDはスマホは最大15W、ノートPCでは最大18Wまでとなっています。

ひとことメモ
それでもiPhoneXSのバッテリーを30分で50%以上回復させる速度です

バッテリーの容量は10,000mAhでスマホを2~5回フル充電

Anker Powercore Slim 10000PDのバッテリー容量は10,000mAh(ミリアンペアアワー)です。

この10,000mAhの容量でスマホをどのくらい充電できるのか、参考までにiPhoneのバッテリー容量を参考に充電回数を算出してみました。

モデル名 バッテリー容量 理論上10,000mAhで充電できる回数
iPhone 6 1,810mAh 約5.5回
iPhone 7 1,960mAh 約5.1回
iPhone 8 1,821mAh 約5.4回
iPhone 8 Plus 2,691mAh 約3.7回
iPhone X 2,716mAh 約3.6回
iPhone 11 3,110mAh 約3.2回
iPhone 11 Pro Max 3,969mAh 約2.5回

理論上ではありますが、10,000mAhあればiPhoneを3回~5回充電できる計算です。

ただバッテリーは電力供給の際に30%ほどバッテリーをロスするので、実際に充電できる容量は7,000mAhほどになります。

それでもiPhoneやandroidスマホを2回~5回ほどフル充電できますので、普段使いはもちろん、旅行・出張・防災用にも適しています。

また、10,000mAhあればiPadなどのタブレット端末にも充電できます。

ひとことメモ
最新のiPadのバッテリー容量は8,000mAh~10,000mAh程度なので、80%~90%は充電できるでしょう

USB-AとUSB-C、低電流モードとあらゆる機器に対応

Powercore Slim 10000PDは、接続した機器に応じて適切な電力供給を行うPower IQに対応したUSB-Aと、急速充電PDに対応したUSB type-Cを1つずつ搭載しています。

また、イヤホンやスマートウォッチなどの小型ウェアラブルを充電する際、過電流による負荷をかけないようにする低電流モードにも対応しています。

ひとことメモ
スマホやタブレット、イヤフォンといったあらゆるデバイスを充電できる万能モバイルバッテリーです

4色から選べるおしゃれなカラー展開

Anker Powercore Slim 10000PDのカラーは、ベーシックなブラック以外に「ホワイト」「ブルー」「ピンク」の3色から選べます。

引用:ANKER Japan

性能に違いはないので、好きな色を選びましょう。

ひとことメモ
ブラック以外の色は少し価格が高くなります

Anker Powercore Slim 10000PDはこんな方におすすめ

Anker Powercore Slim 10000PDは以下のような方におすすめです。

  • モバイルバッテリーやスマホの使用頻度が高い
  • スマホ・タブレット・ワイヤレスイヤホンなど複数のデバイスを持っている

大容量で、PDによる急速充電や低電流モードを搭載したAnker Powercore Slim 10000PDは、スマホ、iPad、ワイヤレスイヤフォンなど多くのデバイスを持っている方におすすめです。

ひとことメモ
もちろんスマホしか持っていなくてもPDによる急速充電は非常に便利です

Powercore Slim 10000PDは急速充電ができますが、それでも数日に1回程度充電する必要があります。

充電の回数を減らしたい、もっと大きい容量のモバイルバッテリーが欲しいという方は、以下の記事で紹介していますのでぜひ読んでみて下さい。

【完全版】超大容量モバイルバッテリー 20000~50000mAh 選び方とおすすめ10選

Anker Powercore Slim 10000PDの評判・レビュー

今回、Anker Powercore Slim 10000PDについて、Picky’s編集部で口コミやレビューを色々調べてみました。

その結果分かった良い口コミと気になった口コミを紹介します。

Anker Powercore Slim 10000PDの良い口コミ

  • 充電が早い
  • 他の製品と違って厚みが無いのでスマホの充電時に重ねて置ける

Powercore Slim 10000PDの良い口コミは、PDを利用した急速充電が早いという点と薄くて扱いやすい、という点の2つです。

特にスマホに充電している最中は、スマホと同じようなサイズ、薄さのPowercore Slim 10000PDは重ねて置けて便利という口コミが多数見られました。

ひとことメモ
薄いですが、大きさは特にコンパクトなわけではないので用途や生活シーンに合わせて選びましょう

Anker Powercore Slim 10000PDの気になった口コミ

  • 本体充電用の端子がもう一つ欲しい

Powercore Slim 10000PDに関して、初期不良以外の悪い口コミはほとんどありませんでしたが、唯一「端子が足りない」という口コミが見られました。

Powercore Slim 10000PDは通常のUSB type-Aと、PD対応のUSB type-Cの端子が1つずつです。

「バッテリー本体を充電しながらスマホ等を充電したい時に、PD対応のtype-C端子が二つあれば便利なのにな」という口コミがありました。

ひとことメモ
このほかに気になる口コミは少なく、全体的な評価は非常に高かったです

Anker Powercore Slim 10000PDを実際に検証・レビュー

Anker Powercore Slim 10000PDを実際にPicky’s編集部で検証してみました。

今回検証したのは以下の項目です。

  • 外見・サイズ・重量
  • 充電スピード
  • 安全性

編集部スタッフの主観も少し入っていますが、それも含めて参考にしてみて下さい。

外見・サイズ・重量

Anker Powercore Slim 10000PDを開けると以下の付属品が入っています。

Anker Powercore Slim 10000PDの付属品
  • Anker PowerCore Slim 10000 PD本体
  • USB-Cケーブル×1
  • トラベルポーチ
  • 取扱説明書

USB-Aのケーブルはついていないので、必要な方は別途用意する必要があります。

表面は「ANKER」のロゴと電源ボタンがあり、電源ボタンの周りには充電残量確認用のインジケーターが付いています。

インジケーターはちょっと小さくて見にくいのが難点です。

表面はメッシュのような加工がされており、滑りにくくなっています。

大きさは約149 x 68 x 14mm、多少厚みはありますがスマホとほぼ同じくらいのサイズで、違和感なく持てます。

重さは約212g、iPhoneの重さが150g~200gほどなので、スマホより少し重いくらいです。

ちょっとズシっとした重みを感じますが、サイズも重さもスマホに近いのでそういう意味でも持ち運びしやすいです。

ひとことメモ
ちなみにiPhone Pro Maxが226gなのでほぼAnker Powercore Slim 10000PDと同じくらいです

小さくてコンパクトなモバイルバッテリーを探している方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:【2020 徹底比較】軽量•薄型•コンパクト!売れ筋の小型モバイルバッテリー おすすめ 20選

充電スピード

パワーコア スリム 10000PDと専用計測器を使ってスマホを実際に充電し、充電スピードを計測してみました。

PD対応だけあり、かなりの充電速度が出ています。

PD非対応のtype-Aを使用した場合でも十分な数字が出ています。

なお、パワーコア スリム 10000PD本体への充電ですが、PD対応のアダプター使用でバッテリーゼロの状態からわずか4時間弱で充電が完了しました。

ただし、PDを利用した急速充電を行うためには、別で下記のようなPD対応のアダプタを購入する必要があります。

ひとことメモ
10,000mAhをわずか3~4時間程度で充電するPD対応アダプタは便利なので必ず買っておきましょう

安全性

パワーコア スリム 10000PDには電気用品安全法に基づく「PSEマーク」が表示されています。

電気用品安全法は、電気用品の製造・輸入・販売を事業として行う場合の手続きや罰則を定めた法律で、安全性などの適合試験をパスした製品に表示が許されるマークです。

このマークのある製品は発火や異常発熱が無いことなど、安全性が保証された製品ですので安心して使用できます。

ひとことメモ
検証中も多少熱は持ちましたが、特に気になるほどの発熱などの現象はありませんでした

モバイルバッテリー選びに迷ったらAnker Powercore Slim 10000PD!

パワーコア スリム 10000PDは以下の特徴を持ったモバイルバッテリーです。

  • 10,000mAhの大容量
  • PDによる急速充電
  • USB type-A/USB type-Cによる充電
  • 低電流モード対応

あらゆる機器の充電や、様々な用途・シーンに対応できる万能バッテリーですので、誰にでもおすすめできます。

モバイルバッテリー選びで迷ったら、とりあえずAnker Powercore Slim 10000PDを選んでも後悔しないでしょう。

なお、10,000mAhのモバイルバッテリーは今回紹介したAnker Powercore Slim 10000PD以外にもたくさんの種類があります。

それぞれ特徴が異なりますので、以下の記事も参考にして自分に合ったモバイルバッテリーを選んでください。

関連記事:【2020最新】一番売れている大容量モバイルバッテリー10000mAh おすすめランキングTOP10

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