ファミリー向けエントリモデル「Canon EOS kiss x8i」をレビュー!

Canon kiss x8i ダブルズームレンズキットを丸裸にします

今回紹介するのは、2015年4月に発売されたCanon EOS kiss x8i のダブルズームレンズキットです。

このシリーズは運動会や街角のスナップ、家族の思い出用など、そんなにガチではないけれど写真を楽しみたいという人や、ファミリーに向けに作られていて大変に人気のあるシリーズです。kiss x8i は型落ちになりますがどんな魅力が詰まっているのでしょうか?

さっそくレビューしていきたいと思います。

Canon EOS Kiss x8iのボディとダブルズームキットレンズの見た目

ボディは操作しやすいボタン配置+バリアングル

↓ボディ正面

引用 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/index.html

↓ボディ背面

引用 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/index.html

ボタン類はこのシリーズのレイアウトを踏襲していて、右手側によく使うであろう項目のボタンを配置することで操作がしやすくなっています。また、バリアングル機能とタッチパネルを搭載しています。

標準と望遠のお得なダブルズームレンズ

↓標準レンズ

引用 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/index.html

↓望遠レンズ

引用 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/index.html

ダブルズームレンズキットはボディと一緒に買うセットみたいなもので、二つレンズがついています。セットなのでその分お得になりますし、二つある分表現の幅が広がります

標準レンズはだいだい人が普段見ている視野の範囲をカバーしていて、主に記念撮影や風景を撮ることに適しています

対して望遠レンズは遠くのものを撮ることに適していて、運動会や近づいたら逃げてしまうような動物を撮るときなどに使えます

4段手振れ補正付き

機能としては、この二つのキットレンズには手振れ補正機能がついていて、シャッター速度換算で4段分の手振れ補正が効きます。手振れ補正なので望遠時に失敗した写真も少なくなりますし、夜間の撮影でもシャッター速度を稼げるので感度を無駄に上げなくてもすみます。

遠くのものここまで近くに、望遠レンズ

手振れ補正に加えてさらに望遠レンズの望遠端の焦点距離が250mmもあるので、遠くのものをかなり近くに移すことができます。

x8iで18mmで撮った場合

ボーっと眺めているときの視界と同じぐらいだといわれています

x8iで55mmで撮った場合

ちょっと集中してみているときの感じですね。

x8iで250mmを撮った場合

肉眼ではありえない視界です。これだけ拡大できますから運動会や遠くから走ってくるペットなども余裕で撮ることができます。

実力は?気になるスペック

有効画素数 2420万画素
ISO感度 100-12800
シャッター速度 30~1/4000 / バルブ
連写 5コマ / 秒
AF / 測距点 19点 -0.5~18EV
バッテリー

常温 ファインダー撮影 440枚 

ライブビュー撮影 180枚

動画機能 フルHD対応
通信機能 Wi-Fi対応
重量 555g
画像処理エンジン DIGIC6

旧型なので目新しいものはありません。

しかし、もし今買うとしてもファミリー層を狙ったものとして十分すぎるぐらいのスペックを持っていると思います。個人的に kiss x8i 単体で見たときにこれといった不満はありません。

次に機能面をみてみましょう。

kiss x8i の主な機能

機能面では、主にWi-Fiが搭載されていてスマホとの接続が可能であることや、撮影する画像の縦横比を設定できる機能があります。

バリアングル+タッチパネル

可動式のモニターでハイアングルもローアングルもお手の物のバリアングル式モニターに画面を見つつピントを合わせたいところにタッチすだけで写真が撮れる、そして設定も素早くできるタッチパネルがついています。かなり便利な機能、どちらも直感的な操作が可能です。

スマホと接続できる!Wi-Fiを搭載

今どきはどのカメラもスマホとの接続機能を搭載しているのですが、ご多分に漏れずにこの kiss x8i もWi-Fiを搭載してスマホと接続できるようになっています。詳しい接続方法などはこちらを見ていただければと思いますが、そんなに難しいものではありません。iOS、もしくはAndroid、両方に対応しているCanonの公式接続アプリ「Canon Connect」を自身のスマホにインストールしてカメラ、スマホ双方の指示に従っていくだけです。ですが、私の場合はそうでもなかったのですが、スマホの機種によってはうまくいかない場合もあるようでアプリストアの評価はあまりいいとは言えません。一度確認してみることをお勧めします。

SNSのアイコン、ヘッダー用に、アスペクト比設定

これは撮影する写真の縦横比(アスペクト比)を、<3:2><4:3><16:9><1:1>の4種類から選ぶことができるという機能です。

<3:2>は通常の撮影時と同じ比率、

<4:3>はおおおそコンパクトデジタルカメラで撮影したものに近い比率、

<16:9>は、動画撮影の時と同じ比率です。このサイズだとSNSのヘッダー画像にぴったりかもしれません。

<1:1>は正方形の画像になります。こちらはSNSのアイコン用といった感じですね。

↓作例

引用 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/index.html

(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/feature-function.html)

というようにその画像を何に使うかを念頭においた撮影ができます。いい画像があって、いざ設定してみたら微妙にはみ出してしまっていたりするものです。

自分のパソコン画面の比率を調べてみて、その比率で撮ってみるのもありかもしれません。

ちなみにスマホのアスペクト比は縦の16:9のものが多いです、ご参考までに。

ライブビュー撮影時にありがたい、クリアビュー液晶Ⅱ

日が出ているときって液晶画面が見づらく感じることがありませんか?せっかくライブビューで撮影しているのに画面がうまく見えなくては意味がありません。そんなことを考えて実装されている便利な構造がこのクリアビュー液晶Ⅱです。新しくなって、初代よりも見やすくなっています。

こういうちょっとした気遣いみたいなのっていいですね。

(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/feature-afae.html)

最新型の kiss x9i と比較 

kiss xシリーズ一桁番台の最新機種、kiss x9i と比較してみました

型落ちの kiss x8i と最新の kiss x9i 、どこがどう変わったか見ていきます。

この記事は kiss x8i の紹介であって比較がメインではないのでザっとした説明にします。詳しく知りたい方はこちらへ。

先ほどの kiss x8i の表に kiss x9i を付け加えて、大きく変わったところを比較するとこうなります

 機種 Canon kiss x8i Canon kiss x9i 
 ISO感度  100-12800 100-25600 
画像処理エンジン DIGIC 6 DIGIC 7
AF / 測距点   19点 / -0.5~18EV  45点 / -3~18EV
バッテリー 

 常温 ファインダー撮影 440枚

ライブビュー撮影 180枚

常温 ファインダー撮影 600枚

ライブビュー撮影 270枚 

通信機能   Wi-Fi Wi-Fi / Bluetooth 

最新型の kiss x9i が大幅な進化をした

kiss x8i から kiss x9i はかなり正統な進化を遂げたようです。それもかなり劇的です。

変わっていないところは、有効画素数とシャッター速度、動画機能ぐらいです。

ISO感度・画像処理

kiss x8i から kiss x9i ではISO感度が1段階上がっています。単純に上げるだけだとノイズが出るだけになるのですが、ISO感度を上げるに伴って画像処理エンジンも新型になりました。というよりも画像処理エンジンを新しくしたのでISO感度を上げることができた、という感じだと思います。

ISO感度とは?これを理解すればノイズを減らせます!

オートフォーカス

世代交代するにあたって、一番進化した部分です。まず、測距点の数が19点がら45点と倍以上に増えて、よりキメの細かいフォーカスが可能となりました。そして、ピントを合わせることができる光の強さの範囲が kiss x8i では -0.5~18EVkiss x9i では -3~18EV と特に暗い、より低照度域でのピント合わせが可能になりました。

もうピンボケとはサヨナラ!! 一眼レフ・ミラーレスのAF(オートフォーカス)機能と設定まとめました

バッテリー

ここもかなり大きく進化しました。表にあるように、ファインダー撮影では+160枚ライブビュー撮影では+90枚といずれも約1.5倍になっています。これでほんとに朝から晩まで撮り続けても問題なく使えそうです。

通信機能

通信機能は kiss x9i では Wi-Fi に加えてBluetoothが追加されました。Wi-Fiでは画像を選択して送信する必要がありましたが、Bluetoothでは一度接続すればスマホに自動ですべての画像を送信できます。ワンクッションおいて送信しないのでさらに素早くSNSに載せることができます。

マコちゃん

kiss x9iについてもっと知りたい!
そんな方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

安いのに超綺麗!【Canon EOS kiss x9i レビュー 】軽量&コンパクトで初心者におすすめ

ではkiss x8i と kiss x9i の価格差は?

このように大幅な進化を遂げた kiss x8ikiss x9i ですが、価格差はどうなっているのでしょうか。いくら内容が良くても予算に見合わなくては買えません。お財布と相談といきましょう。

Canon EOS kiss x8i Canon  EOS kiss x9i
ボディのみ  51,958円 81,980円 
ダブルズームレンズキット 72,980円 91,087円

(価格はいずれもAmazon:2018年4月29日時点)

ボディのみでおよそ3万円、ダブルズームレンズキットでおよそ2万円。

ちなみに、2~3万円のお金があればCanonが販売している

「EF 50mm f/1.8 STM」 Amazonにて14,680円

「EF-S 24mm f/2.8 STM」 同じく17,280円

「EF 40mm f/2.8 STM」 同じく16,990円

と2万円以下の安い単焦点レンズを買うことができます

(単焦点レンズの世界についてはこちら)

買うならどっちがいい?

 kiss x9i ダブルズームレンズキットを買う 約9万円

kiss x8i ダブルズームレンズキットを買う 約7万円

kiss x9i ダブルズームレンズキットと単焦点レンズを買う 約11万円

kiss x8i ダブルズームレンズキットと単焦点レンズを買う 約9万円

あたりだと思います。

一眼を始める人は kiss x9i

普通にこれから一眼レフを始めるのであれば、多少のお金を出しても kiss x9i ダブルズームレンズキットを買った方がいいと思います。正直2万円の差であれば kiss x9i を買った方がいいというぐらいのスペック差があります。

単焦点レンズも欲しいなら kiss x8i

しかし、単焦点レンズも買ってよりきれいな写真も撮りたい、という方には kiss x8i Wズーム+ 単焦点レンズをおすすめます。やはり二桁万円ともなると予算をオーバーする人の多いのではないかなと思います。

とはいえ、10万円を超しても予算内であれば kiss x9i Wズーム+ 単焦点レンズですね。

Canon EOS kiss x8iの総評

Canon EOS kiss x8i ですが、新しく発売された kiss x9i の一つ前の機種ということでした。あまりスペックが進化してなければ kiss x8i を全面的にオススメしていましたが、かなり kiss x9i が進化しているので、やはりそちらを買った方が将来的にもコストパフォーマンスはいいかなと思います。

しかし、kiss x8i にはバリアングル+タッチパネル、スマホとの接続、など最低限の便利な機能も備わっていますし、激しく動くものや、シビアにピントを合わせるといった写真を撮らない限りは特に不備なく使えます。なので、ある程度のスペックがあって安く撮れればいい、もしくは色々なレンズを新型を買うお金と同じ値段で試したい、という方には kiss x8i がオススメです。

Canonのカメラに関するレビュー記事はこちら

関連:こんな性能載せちゃっていいんですか?最新エントリー向け一眼レフEOS Kiss X10iをレビュー

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