本当にいらない?センタースピーカーおすすめ20選|最適な置き場所や必要性・効果を解説

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本当に必要?センタースピーカーおすすめ20選|最適な置き方や必要性・効果を解説

出典:amazon.co.jp

センタースピーカーがあれば、ボーカリストの歌声やテレビのセリフがはっきり聞こえるようになります。臨場感が増してリアルな音響体験ができるため、映画や音楽鑑賞が趣味の人にとっては必須アイテムです。

しかし、センタースピーカーを導入する上でさまざまな疑問が浮かびます。

  • センタースピーカーってどんなものを選べばいいの?
  • 置き場所はどこにすべき?
  • そもそもセンタースピーカーって必要?いらない?

そこで、この記事ではセンタースピーカーの選び方やおすすめ製品、設置場所やホームシアター作りに必要な関連商品をご紹介します。

センタースピーカーの売れ筋商品やホームシアター環境を作るための情報をまとめたので、商品選びの参考にしてください。センタースピーカーを購入して、仕事終わりや休日の楽しみを増やしましょう。

この記事を監修した専門家

家電の専門家
川島健太郎
家電販売員・商品バイヤー
20歳に家電業界に入り、25歳に全メーカーとの外商を担当。テレビ、パソコン、白物家電、調理家電の仕入れを行い、年間100億円程度の商品買付をしていた腕利きバイヤー。本当におすすめできる良い商品を見つけお届けすることがモットー。趣味はガジェットいじり、ノマドワーカー、サッカー観戦、コーヒー。

センタースピーカーの効果・必要性とは

センタースピーカーの必要性とは

出典:amazon.co.jp

センタースピーカーはセリフやボーカルなど声の再生に効果的です。

テレビサイズが大きく左右のスピーカーを離して設置する場合、中抜けといってテレビからうまく音が聞こえないことがあります。また、大人数で視聴する場合は、座る場所によって左右の音のバランスが悪いことも…。

そんな時に役立つのがセンタースピーカーです。導入することで得られるメリットをいくつか挙げます。

センタースピーカーのメリット
  • BGMや効果音に埋もれがちなセリフがはっきり聞こえる
  • ボーカルの歌声がクリアに聞こえる
  • 画面から音が押し出てくるように聞こえて、リアリティのある映像体験ができる
  • どこにいてもバランスよく音が聞こえる

映画やドラマを見ている時、セリフが小さくて聞こえづらく、音量を上げたり下げたりした経験はありませんか?

フロントスピーカーのみだと、セリフがBGMや効果音と同じスピーカーから出るため、音が埋もれてしまうのです。

そんな時は、声を担当するセンタースピーカーを設置することで、セリフが明瞭に聞こえます。家族それぞれが違った場所で視聴する場合でも、全員が満足して音を楽しめますね。

「センタースピーカーはいらない」という意見も

「センタースピーカーは不要」という意見も

センタースピーカーはいらないという意見も見られますが、本当にセンタースピーカーが必要かどうかは環境によります

下記に当てはまる人は、センタースピーカーの効果をあまり感じられないかもしれません。

センタースピーカーが不要な人
  • 1人でホームシアター環境を楽しむ場合
  • テレビがそれほど大きくない場合

    左右のスピーカーを適切にセッティングすれば、ファントム再生(左右のスピーカーの中央から音が聞こえる)が可能です。そのためセンタースピーカーがなくても、セッティング次第で立体的な音響や聞き取りやすい環境を作れます。

    しかし、座る場所を気にせず臨場感のある映画や音楽鑑賞を楽しみたいなら、センタースピーカーは必須です。画面と音がしっかり噛み合い、臨場感のある映像になりますよ。

    センタースピーカーの選び方

    センタースピーカーを選ぶにあたって特に重要なのはフロントスピーカーとのバランスなので、環境に適した製品選びをしましょう。

    チェックすべきポイントは、主に5つです。

    • スピーカーユニットの数
    • 出力できる音圧レベル
    • アンプに合わせたインピーダンス
    • 設置場所に合わせたサイズやデザイン
    • 音質にこだわるならハイレゾ対応

    これらのポイントで、購入するセンタースピーカーを絞ってください。それでは、1つ1つのポイントを具体的に解説します。

    スピーカーユニットの数で選ぶ

    スピーカーユニットの数で選ぶ

    スピーカーユニットとは、音を発する口にあたる部分のことです。このユニットの数によって、再生できる音域や価格に差が出ます。

    • 安価で手軽にセリフを補強するなら、フルレンジスピーカー
    • 選択肢が多くバランスの良い製品を求めるなら、2WAYスピーカー
    • 高価だが音質にこだわりがある人は、3WAYスピーカー

    上記のポイントを参考に、スピーカーユニット数を選んでください。

    安価で導入しやすい「フルレンジスピーカー」

    フルレンジスピーカーは、低音・中音・高音すべての音域を1つのユニットで担当するスピーカーです。数千円から購入できる低価格なタイプなので、低予算でセンタースピーカーが欲しい方におすすめ。

    しかし、実際には1つのユニットで全ての音域をカバーするのは難しく、ユニット数の多いものに比べてやや音域が狭くなります。

    低音域や高音域で再現できない音域もあり、音質の面では他のタイプにやや劣る点は把握しておきましょう。

    高音域も再生できる「2WAYスピーカー」

    2WAYスピーカーは、低音を再生するウーファー、中高音を再生するツィーターに分けて音を発します。もっとも主流のタイプでラインナップも豊富なため、無難に選ぶなら2WAYタイプがおすすめです。

    再生音域が広く音響効果のバランスも良い、シンプルでクリアなサウンドを再生できます。フルレンジスピーカーよりも価格は上がりますが、1万円前後の安価な製品が多く販売されています。

    価格が上がるほどセリフがはっきり聞こえて音質も上がる傾向にあるので、予算に合わせたものを選びましょう。

    ハイクオリティな音質の上位モデル「3WAYスピーカー」

    映画よりも音楽鑑賞をする機会が多いなら、3WAYスピーカーを選びましょう。

    低・中・高音を、ウーファー・スコーカー(ミッドレンジスピーカー)・ツィーターのそれぞれに担当させています。価格は3万円以上と高く、ラインナップもそれほど多くありません

    音域を分けているため、広い音域を忠実に再現できるのが特徴です。予算はかかりますが、音質にこだわる人やリアリティの高い音を求める人でも満足できるでしょう。

      出力音圧レベルは85db以上がおすすめ

      出力できる音圧レベルで選ぶ

      音全体の大きさや音楽の派手さを支えるのが、音圧レベルです。数値が高いほど能率が良く、大音量でもセリフや声が潰れず強調されやすくなります。

      音圧は、db(デシベル)数で表され、広い部屋ほどdb数の大きなものが適しています。広いリビングで使用するなら、85db以上のものがおすすめです。

      6〜8畳程度の狭い部屋で使用するなら、75dbあれば十分でしょう。

      インピーダンスはアンプに合ったモノを選ぶ

      インピーダンスはΩ(オーム)という単位で表される、電気の流れにくさを示す抵抗のことです。アンプによって推奨するインピーダンスが設定されています。

      「4Ω推奨のアンプには、4Ωのスピーカーをつなげる。」というように、アンプに合わせたインピーダンスのものを選びましょう。4Ω、6Ωほどの製品が一般的です。

      注意
      アンプよりもスピーカーのインピーダンス値が高いと、思ったように音が出なかったり、最悪の場合壊れてしまって保証が効かないことも。手持ちのアンプのインピーダンス値をチェックしておきましょう。

      フロントスピーカーやテレビの大きさに合わせたサイズを選ぶ

      フロントスピーカーやテレビの大きさに合わせたサイズを選ぶ

      出典:amazon.co.jp

      センタースピーカーはテレビの近くに設置する方が画面と声が噛み合いやすいため、テレビの真下に置けるサイズを選ぶといいでしょう。できればテレビの横幅より狭いもので、設置してもテレビが隠れない高さのものを選んでください。

      しかしコンパクトなものがベストというわけではありません。サイズが大きいものはそれだけスピーカーユニットが大きいので、広い音域をカバーできて聞き取りやすくなります。

      編集部

      フロントスピーカーよりセンタースピーカーのほうが大きいと、フロントスピーカーの音をつぶしてバランスが悪くなる可能性があるので気を付けてください。

      音質にこだわるならハイレゾ対応

      音質にこだわるならハイレゾ対応

      ハイレゾ対応のモデルは、音楽鑑賞がメインの人や、高音質を楽しみたい人におすすめです。ハイレゾは楽器の音やボーカルの声だけでなく、収録現場の環境音やボーカルの息遣いなどの音まで再現できる方式です。

      生々しい音が再生されることで、まるで目の前で演奏を聴いているかのようなリアリティのある音響体験ができます。映画を見る際にも迫力や臨場感が増すでしょう。

      編集部

      Blu-ray(ブルーレイ)は元々ハイレゾ音源なので、ハイレゾスピーカーを楽しむなら音楽ライブや映画はBlu-rayを選ぶといいでしょう。

      部屋の雰囲気に合わせた素材・デザイン

      部屋の雰囲気に合わせた素材・デザイン

      センタースピーカーはサイズが大きく、テレビの中央に設置するので意外と存在感があります。目につくデザインだと、画面よりもデザインが気になって視聴に集中できない可能性も。

      目立つ色ではなく、インテリアに溶け込むようなデザインがおすすめです。例えば、外観が木製のものやマットな素材を使用しているものなら、反射の心配がなく画面に集中できます。

      光沢のある製品だと、テレビの近くに設置した際に反射して画面が見づらくなることもあるため、昼間のリビングで見る機会が多いなら要注意です。

      もし、光沢のあるデザインのものがどうしても欲しいなら、反射しにくい位置に設置してください。

      安いVS 高い!センタースピーカーの比較

      ここではセンタースピーカーの安い製品と高い製品を比較します。それぞれおすすめする人を挙げているので、自分はどの価格帯のものを選ぶべきなのか参考にしてください。

      安いセンタースピーカーの特徴(約5,000円のモデル)

      安いモデルは軽量でコンパクトです。周波数帯域も65Hz~100kHzであることから、全体的な音域もバランス良くカバーできることがわかります。出力音圧レベルも86dbなので、音が小さいといった不満はないでしょう。

      ただし、本体が2kg程度と軽いため振動を抑えにくくなります。振動を抑えられないと、スピーカーから出た音を打ち消してしまうので音質が劣化しやすいのです。

      こんな人におすすめ
      • 設置スペースがなくコンパクトなサイズを求める人
      • 低価格でセリフや音の補強をしたい人
      • テレビや映画鑑賞がメインの人
      • 音質に強いこだわりがない人

      もし低価格で音質の良さを求めるなら、2万前後の製品や中古で良いものを購入するといいでしょう。

      高いセンタースピーカーの特徴(約6万円のモデル)

      高いモデルは安いモデルに比べて、エンクロージャー(箱)やスピーカーユニットが作り込まれています。音の厚みや奥行などの細かい音情報を再現し、原音に忠実な音を実現。

      またスピーカーユニットが大きく、音量を上げても音が潰れることなくクリアに再生できるのも魅力です。再生帯域は47Hz〜と、低い音域までしっかりカバーできます。音質にこだわるなら、高いモデル一択ですね。高い製品はデザインにもこだわりがあり、インテリアとしても活躍します。

      こんな人におすすめ
      • 音にこだわりがあり、音楽鑑賞の機会が多い人
      • 音に埋もれず、はっきりとセリフを聞きたい人
      • スペースや予算に余裕がある人
      • 見た目にこだわりがある人

      センタースピーカーおすすめ人気ランキング比較一覧表

      Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
      商品最安価格スピーカー構成出力音圧レベル周波数域インピーダンスサイズ重量
      YAMAHA センタースピーカー NS-C210 ブラック楽天市場¥5,280 AmazonYahoo!2WAY86db65~100KHz340×105×132mm2kg
      Denon センタースピーカー SC-C37 木目楽天市場¥16,258 AmazonYahoo!2WAY82db50~60KHz320×100×178mm2.5kg
      JBL センタースピーカー STAGE A125C ウッドブラック楽天市場¥21,987 AmazonYahoo!2WAY88db60~40kHz469×190×240mm8kg
      SONY センタースピーカー SS-CS8 ブラック楽天市場¥10,891 AmazonYahoo!2WAY86db55~25KHz430×146×220mm5kg
      YAMAHA センタースピーカー NS-C500 ブラック楽天市場¥29,645 AmazonYahoo!2WAY87db55~100KHz445×158×159mm4.7kg
      Denon センタースピーカー SC-C17 ブラック楽天市場¥12,444 AmazonYahoo!2WAY82db80〜60 kHz250×75×130mm1.4kg
      Klipsch センターチャンネルスピーカー RP-450C楽天市場¥64,000 AmazonYahoo!-97db58~25KHz368×791×173mm16.19kg
      JBL STUDIO センタースピーカー 625C ウッド楽天市場¥69,300 AmazonYahoo!2WAY85db64~40kHz440×190×190mm8.6kg
      DALI スピーカー FAZON MIKRO VOKAL ホワイト楽天市場確認中 AmazonYahoo!2WAY84db95~25kHz196×113×96mm1.5kg
      YAMAHA スピーカーシステム NS-C700BP楽天市場¥27,180 AmazonYahoo!2WAY89db60~100KHz500×170×170mm7kg
      DALI センタースピーカー OBERON VOKAL楽天市場¥56,592 AmazonYahoo!2WAY89.5dB47~26kHz441×161×295mm7.5kg
      DALI センタースピーカー SPEKTOR VOKAL ブラック楽天市場¥21,574 AmazonYahoo!2WAY87db66~26kHz435×152×204mm5.3kg
      ONKYO センタースピーカーシステム D-509C楽天市場¥16,590 AmazonYahoo!2WAY86.5db65Hz~100kHz500×164×176mm5.9kg
      Pioneer センタースピーカー Theater Blackシリーズ SP-C22 ブラック楽天市場¥15,800 AmazonYahoo!2WAY86db55~20kHz460×181×215mm6.2kg
      Micca センタースピーカー MB42-C楽天市場¥18,251 AmazonYahoo!2WAY86db60Hz~20kHz4-8Ω135×382×181mm-
      ONKYO センタースピーカー D-309XC楽天市場¥11,800 AmazonYahoo!2WAY88db90Hz~100kHz41.8×14.3×15.4cm4.7kg
      YAMAHA センタースピーカー NS-C310MB楽天市場¥6,980 AmazonYahoo!2WAY90db66Hz~40kHz44×12.5×9.4cm2.9kg
      ONKYO センタースピーカー D-109C楽天市場¥9,800 AmazonYahoo!2WAY84db70Hz~80kHz27.5×10.2×12.8cm1.9kg
      ポークオーディオ センタースピーカー ES35楽天市場¥46,455 AmazonYahoo!2WAY89db66Hz~40kHz62×10.5×15.6cm6.4kg
      ポークオーディオ センタースピーカー Monitor XT MXT35楽天市場¥28,955 AmazonYahoo!2WAY87db57Hz~40kHz62×10.6×14.1cm6.4kg

      センタースピーカーおすすめ人気ランキング20選

      売れ筋のおすすめセンタースピーカーをランキング形式で紹介します。

      センタースピーカーのおすすめ人気メーカー

      好みのメーカーを決めると、選択肢が絞られるので製品選びが楽になります。ここではおすすめの4つのメーカーについて、特徴を紹介していきます。

        世界的な知名度の楽器メーカー「YAMAHA」

        楽器メーカーとして名高い国内メーカー・YAMAHA。

        • 音の再現度が高く、ナチュラルな音を楽しめる
        • 中高音の再生に優れている
        • グランドピアノと同じスタイリッシュな黒のデザイン
        • 価格帯が広いため、予算に合わせた製品を選べる

        上記のような特徴があります。低価格でハイレゾ対応のモデルもあり、忠実に音を再生できるでしょう。豊富な選択肢から製品を選びたいならYAMAHAがおすすめです。

        北欧デザインが秀逸な「DALI」

        DALIは、音響メーカーがひしめくデンマークのオーディオメーカーです。

        • インテリアに調和しやすいおしゃれな北欧デザイン
        • 強調しすぎず、上品に音を再現する
        • 特に弦楽器の音色を楽しめる
        • センタースピーカーの価格は2万以上とやや高価

        他のメーカーと比べても、おしゃれなデザインが評価を受けています。DALIの製品はこだわりがある分、価格は2万円以上とやや高めです。

        高価格ではありますが、音質に優れているので高品質なものを求める人におすすめします。

        フラットで聞きやすい音質の「DENON」

        音質にこだわるオーディオマニアから選ばれるブランドです。

        • 中高音の再生に優れたヨーロピアンサウンド
        • まろやかさがあり、日本人の耳に合っている
        • 長時間聴いても疲れにくいフラットな音質

        価格帯は7,000〜2万円と比較的安価です。音に癖がないため、オーディオマニアだけでなく、スピーカー入門の人にもおすすめできます。

        低音にこだわりがあるなら、コンパクトサイズでも低音を再生できる「P.P.D.D.方式」を採用する製品を選びましょう。

        関連記事:【最新版】DENON(デノン)おすすめスピーカー10選|選び方や特徴を細かく解説

        映画館やホールにも使われるプロ仕様の「JBL」

        JBLは、映画館やホールなどの大きな施設にも音響機器を提供するメーカーです。プロからも高い評価を得ています。JBLの特徴は、以下の通りです。

        • 音を正確に表現し、幅広い音域に対応できる
        • 特に低音域に強く、迫力や臨場感を感じやすい
        • 大きなボリュームでも、音を忠実に再現する

        音質にこだわりがある人や、リビングで大音量を楽しむならJBLを選びましょう。音質の良さをキープしながら、迫力のある音を楽しめます。

        センタースピーカーのラインナップは2万円のエントリーモデルと、5万円のモデルの2つです。サイズが大きめなので、スペースに余裕がある方は選択肢に入れたいですね。

        関連記事:【最新版】JBLスピーカーのおすすめ15選|豊富なラインラップをわかりやすく解説

        センタースピーカーの置き方

        製品選び以上に大事なのが、スピーカーの設置です。部屋の都合で理想とする置き方はできなくても、いくつかのポイントを押さえておけばスピーカーの性能を十分発揮できます。

        位置はテレビ中央・安定したラックに設置する

        位置はテレビ中央・安定したラックに設置する

        センタースピーカーはテレビの真ん中に設置してください。スピーカーの一部が宙に浮いていたり不安定な場所に置いたりすると、うまく性能を発揮できません。安定した場所に置きましょう。

        テレビに近い位置であるほど、音と画面が噛み合って違和感なく聞こえます。テレビの中央下部で画面が隠れないギリギリの場所が理想です。テレビの後ろやラックの奥に入れてしまうと、音がこもるような聞こえ方をするので注意しましょう。

        ツィーターを耳の高さに揃えるのが理想

        ツィーターの高さを揃えるのが理想

        できれば、フロントスピーカーやセンタースピーカーのツィーターの高さを、耳の高さに揃えるのが理想です。

        しかし実際には、一般的な家庭で高さを合わせるのは難しいですよね。できるだけ耳の高さに近いように設置すれば問題ありません。

        テレビの位置が低いなら、テレビスタンドを使ったり壁掛けにしたりしてテレビを高くするのも1つの手です。理想の位置にスピーカーを設置できる上、スペースに空きを作ることもできます。

        予算に余裕があるなら、音を透過するスクリーンを購入するのもアリです。センタースピーカーをスクリーンの後ろに設置することで、音がこもらずスクリーンから音が飛んできて、映画館のような体験ができます。

        • 安定した位置に置く
        • テレビの近くに設置する
        • できるだけ視聴する時の耳の高さに揃える

        このポイントに注意して、センタースピーカーを設置してください。しっかりセッティングすることで、音の聞こえ方がガラリと変わります。

        関連記事:【2021年度最新版】プロジェクタースクリーンの選び方とおすすめ15選を解説&徹底比較

        センタースピーカーの関連商品

        2.1chや5.1chなどのシアター環境を自宅で作るために、センタースピーカー以外に用意すべきものを紹介します。自宅でも充実した音楽鑑賞や映画鑑賞ができるよう参考にしてください。

        低音の迫力を持たせる「サブウーファー」

        低音の迫力を持たせる「サブウーファー」

        出典:amazon.co.jp

        ホームシアター環境でよく言われる5.1chや7.1chの0.1はサブウーファーです。サブウーファーには、低音を補強する役割があります。

        音楽の低音域だけでなく、銃撃音や爆破シーンに迫力が足されて臨場感が増すでしょう。

        低音は指向性が弱いため、それほど設置場所を気にしなくていい点も便利です。サブウーファーのおすすめ商品を下に貼っておきます。

        サブウーファーが気になる方は、下の記事をチェックしてください。

        関連記事:【最新版】サブウーファーおすすめ13選|選び方や特徴を細かく解説

        床との共振を防ぐ「インシュレーター」

        インシュレーターは、スピーカーの下に敷くアイテムです。スピーカーを床から離して設置できるため、本体の振動を抑えられます。振動は音の濁りや歪みへとつながるため、インシュレーターがあればクリアな音を再生可能です。

        インシュレーターは素材によって音が微妙に異なります。

        金属製だと透き通るような高音になり、オーケストラなどで一つ一つの音を楽しみたい人におすすめです。木製であれば、柔らかくて優しい音になります。

        金属製・木製のおすすめインシュレーターはこちらです。

        角度調節ができる「スピーカースタンド」

        角度調節ができる「スピーカースタンド」

        出典:amazon.co.jp

        センタースピーカーは水平に置くのが理想です。とはいえ、スペースがなくて、やむなく床やテレビ下に設置することもあるでしょう。そんな人におすすめしたいのが、角度が変えられるスピーカースタンドです。

        低い位置でも、視聴位置に合わせて角度を調整が可能です。うまく調整すれば、テレビと離れた場所に置いても立体感のある音響を楽しめます。

        しかし、調整がズレると定位感が失われて違和感のある聞こえ方をするため、ベストな位置を見つけてください。

        関連記事:【音質がUPする】スピーカースタンドおすすめ20選|卓上用・木製・クランプも

        センタースピーカーのよくある質問

        スピーカーのメーカーは揃えないといけませんか?

        必ずしも揃える必要はないですが、メーカーを揃えておくと接続が簡単です。同じメーカー品なら、元々の音のバランスが良く楽に調整できます。

        センタースピーカーは中古でも大丈夫ですか?

        中古でも十分性能を発揮できます。ただし、断線やユニットに不具合がないかの確認が必須です。特にメルカリのような、個人間でやりとりする場合には要注意。できれば、実物を確認できる中古専門店で購入しましょう。

        音がこもるのですがどうすればいいですか?

        ラックの奥のような囲まれた場所に設置しているか、ケーブルの極性が逆になっている可能性があります。スピーカーは届いた当初は、音がこもりやすくうまく鳴りません。数時間慣らし運転(エイジング)をして時間が経ってから、音のこもりを確認しましょう。

        車にセンタースピーカーを設置するのは効果的ですか?

        確かに臨場感やセリフの聞き取りやすさが増すでしょう。ただし、センタースピーカーのみを設置するよりもサブウーファーやリアスピーカーを設置する方が効果は高いでしょう。

        関連記事:【最新版】車用サブウーファーおすすめ15選|選び方や特徴を細かく解説

        おすすめセンタースピーカーまとめ

        センタースピーカーはセリフや声を担当するスピーカーのことで、映画や音楽ライブのリアリティを高めてくれます。

        この記事で紹介したセンタースピーカーの選び方や置き方を、下にまとめました。

        • バランスが良い2WAYタイプのスピーカーがおすすめ
        • 普通の部屋なら75db以上、広いリビングなら85db以上の音圧レベルのものを選ぶ
        • アンプの推奨するインピーダンス値のスピーカーにする
        • 設置スペースに合わせたサイズを選ぶ
        • 設置場所はテレビ下のギリギリ画面が隠れない位置
        • 設置スペースがなければ、角度調整できるスタンドを使う

        この点を守れば、部屋に合った最適なセンタースピーカーが見つかるはずです。センタースピーカーを導入して本格的なシアター環境を作り上げましょう。

        関連記事:ホームシアタースピーカーのおすすめ15選|配置が簡単なワイヤレスタイプも【2021年最新版】

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