アクションカメラのGoPro Hero7とOsmo Actionはアクションカメラの中で人気も機能も断トツのライバル機種です。
「買うならどっちがいいの?」って誰でもチェックするポイントですよね。
そこで今回は、GoProの最新モデルあるGoPro Hero7と DjiのOsmo Actionを徹底比較してみました。どちらも使ってみた感想を率直に買いてみたいと思います。
機能や性能、そして実際に撮影した写真や動画などをしっかりと検証しながら、どこよりも詳しく比較レビューしていきたいと思います。
⇒【実写】DJI Osmo ActionはGoProを超えた!!使ってみた感想などレビュー
⇒【完全版】GoProHero7 blackを海や旅行で実写レビュー!! white/silverと徹底比較 !
目次
- GoProとOsmo Actionの比較するべきポイント
- Gopro Hero7とOsmo Actionの画質やキレイさを比較
- Gopro Hero7とOsmo Actionの手ブレ補正技術を比較
- GoPro と Osmo Actionのデザインや外見の比較
- GoPro Hero7とOsmo Actionの価格を比較
- GoProとOsmo Actionの使いやすさや操作性を比較
- GoProがオススメの2つのポイント
- Osmo Actionをオススメする2つのポイント
- 「Osmo Action」「GoPro HERO7 Black」スペック比較表
- 【まとめ】Osmo AcitonとGoPro Hero7を比較してみた結果
GoProとOsmo Actionの比較するべきポイント
アクションカメラ選びでとくに重要な7つのポイントを比較しました。
個人的に“このポイントはだけは絶対に外せない”という部分をピックアップしてみます。
- 画質(映像&写真)
- 手ブレ補正
- 暗い場所での撮影
- 撮影モード
- 自撮り機能
- 価格
- 使いやすさ
- スマホとの接続
- アクセサリーの多さ
Gopro Hero7とOsmo Actionの画質やキレイさを比較
Gopro Hero7とOsmo Actionは色味がちがう
まずどっちの映像がキレイかという点を比較する前に、GoProとOsmo Actionはそれぞれで色味が違うということを知っておいてください。
これは“映像キレイさ”に関係なく、それぞれのメーカーのテイストが違うということです。
GoProの場合はコントラストがハッキリしていて色が濃いのが特徴です。よく「GoProカラー」など言われていますが、GoProは空の青さなどがハッキリでます。
一方Osmo Actionの場合はナチュラルな色に近いので薄めになる傾向があります。
DJIのPhantomや Osmo Pocketなども同じで、DJI製品は見たままのナチュラルな色みを採用しています!
人によって好き嫌いが分かられる部分なので、自分ならどっちが好きかというのはアクションカム選びで結構重要かもしません!
動画・ムービの画質を比較
DJI OSMO ACTIONとGoPro HERO7 Blackの動画を比較してみました。DJI OSMO ACTIONの方が少し画角が狭いです。
DJI OSMO ACTIONの方がナチュラルな映像が撮影できます!!
タイムライプ映像の比較
GoPro HERO7 BlackとDJI OSMO ACTIONのタイムラプス動画を比較してみました。
暗い場所での撮影
暗い場所の撮影は「光を拾うパワー」が大きいほどキレイに撮影できます。
光を多く取り入れる方が暗い場所では明るく撮影できますが、それらが関係あるのは「本体のセンサーサイズ」「レンズのF値」です。
GoPro Hero7もOsmo Actionものそれぞれを比較してみます。
GoPro Hero7 | Osmo Action | |
センサーサイズ | 1/2.3型 CMOS(非公開) | 1/2.3型 CMOS |
F値 | 2.8(非公開) | 2.8 |
このようになっており、どちらも大きな差はありません。となるとカメラ自体の性能はほとんど変わらないと考えてOKです。
それぞれのHDRフォトとHDR動画の差
だとすると次は撮影モードの違いです。今回注目なのは「HDR撮影」です。
これはきめ細やかに画像処理する機能と思ってくれればOKです。
この「HDR撮影」は通常撮影と美しさが全然違います。
HDRは「ハイダイナミックレンジ」の略で、写真の場合は白とび」「黒つぶれ」を補正する技術、動画の場合は10倍近く描写力に違いがあると言われています。
どちらも搭載されていますが、Osmo Actionは動画にも対応。一方でGoPro Hero 7は写真のみの搭載です。
GoPro Hero7 | Osmo Action | |
HDR動画 | ー | ◎ |
HDR写真 | ◎ | ◎ |
つまり暗い場所で動画撮影する場合には、Osmo Actionの方がキレイに撮れるということになります!
※現在準備中
写真・静止画の画質を比較
GoPro Hero7 | Osmo Action | |
画質 | 1200万画素 | 1200万画素 |
Gopro Hero7とOsmo Actionの手ブレ補正技術を比較
アクションカメラは手ブレ補正は必須です。
身につけて撮影することができるのがアクションカメラの特徴ですので、基本的にはすごく揺れるし、縦揺れ横揺れがかなりキツい状況での撮影が多くなります。
だからこそ手ブレ補正技術は超重量であり、Goproは長年手ブレ補正の問題に取り組んできました。
GoPro Hero6から飛躍的に手ブレ補正がよくなり、最新のHero7では「Hyper Smooth」と言う機能でさらにパワーアップさせてきました。
⇒【比較】GOPRO HERO7とGOPRO HERO6の違いを図解で解説!!
しかし今回初号機となるOsmo Actionも「Rock Stedy」という機能搭載で手ブレ補正では負けてないレベルになっています。
それぞれ撮影した動画で比較してみたのでチェックしてみましょう!
Goproの「Hyper Smooth 」とOsmo Actionの「Rock Stedy」
手ブレ補正はどちらもアクションカメラの中では最高レベルです。
GoPro Hero7は「Hyper Smooth(ハイパースムーズ)」、Osmo Actionは「Rock Stedy」というそれぞれの機能を搭載しています。
どちらも本体の中で自動処理される電子手ブレ補正です。
どちらも同じ技術の手ブレ補正を行っておりますが、実際には多少手ブレ補正にも違いがあります。検証パターンを3つ用意したのでそれで確認してみましょう。
通常に歩いているときの手ブレ補正
※現在準備中です。
その場で激しく揺らしているときの手ブレ補正
※現在準備中です。
回転させてながら激しく揺らす手ブレ補正
※現在準備中です。
GoPro と Osmo Actionのデザインや外見の比較
Osmo Actionには前面カラーモニターがある
自撮り撮影で比較すると「Osmo Action」です。Osmo Actionは自撮り機能を全面的に出すほど、差別化しているポイントです。
GoPro hero7は前面モニターに撮影している映像を出せませんが、Osmo Actionは撮影している映像を映し出すことができます。
それによってどんな風に撮れているかというのをリアルタイムで確認しながら撮影できます。
なのでセルフィー撮影することが多い人にはOsmo Actionがオススメです。
GoPro Hero7とOsmo Actionの価格を比較
価格で比較するとOsmo Actionの方が5000円ほど安く購入できます。
価格比較 | GoPro Hero7 | Osmo Action |
公式サイト | ||
Amazon | ||
Rakuten |
機能はほとんど同じにも関わらずDji Osmo Pocketの方が5000円ほど安く発売してきました。コスパだとOsmo Actionがオススメです。
GoProとOsmo Actionの使いやすさや操作性を比較
実際に使って感じからして、個人的にはOsmo Actionが操作性やUIが良かったです。
とくに気になったのは「起動までのスピード」「タッチパネルの反応」「アプリ接続」です。
Osmo Actionは起動が速くて、GoProは遅い
まず良かったのが起動の早さ。Osmo Actionは一瞬で電源ONになるのに対してGoPro Hero7は起動までに少し時間が掛かります。
Osmo Actionはタッチパネルの精度が良い、GoProは反応が悪い
またタッチパネル操作でもOsmo Actionはタッチ操作が正確に反映されるにも関わらず、GoPro Hero7はタッチ操作がなかなか効かないということが結構多いです。
Osmo ActionはGoProの問題点を改善して発売した機種なので、このあたりの操作性においてもかなり使いやすいです!
スマホやアプリとの接続も比較
最後にスマホ接続について比べてみます
。どちらも専用アプリと接続すると、リモート操作ができるようになったり、スマホへデーター転送ができるようになります。
なのでスマホとの接続は結構重要です。
GoPoはスマホとの接続するのがちょっと面倒なのに対して、Osmo Actioは本体にスマホを接続するだけでかなり簡単にペアリングできます。
女性ユーザーなどは「スマホとの接続が面倒」「スマホとの接続方法がわからない」という人が多いので、今回のOsmo Actionのシンプルさはかなり評価が高いです!
アクセサリーの多さ
アクセサリーに関してはどちらもおなじマウントなどで相互に使うことができます。
Goproの方が歴史が長いので純正アクセサリーの数は多いですが、そのままOsmo Actionにも使えるので、アクセサリーの多さは変わりません。
⇒【GoPro】撮影に必須のアクセサリー「マウント」を使いこなそう。
ただ外径(大きさ)が違うので、フレームやハウジングケースは共通で使えないので注意しましょう!
⇒Osmo Actionを楽しむために選ばれている人気アクセサリー30選
⇒【2021年】プロが選んだ GoPro(ゴープロ) おすすめ アクセサリー40選 | 初心者から上級者まで人気アイテムを厳選!
⇒Osmo Pocket( オズモポケット) SDカードの選び方やエラーが出たときの対処方法まとめ
GoProがオススメの2つのポイント
・Goproの方が広角で視野が広い
GoProがさすがだなって思う点は、広角レンズの性能です。Osmo Actionと撮り比べてみても、Gopro Hero7の方が広い画角での撮影が可能です。
自撮りモニターはないものの、自撮りしたときによりワイドで広い視野で撮影できるのはGoPro Hero7です。
また手ブレ補正機能をONにした場合の撮影でも、Osmo Actionよりも、GoPro Hero7の方が広く撮れます!
広角撮影が重要という人にとってはGopro Hero7の方がオススメです。
GoProの方が女性には人気
GoProは女性人気が高くブランド力という点でもOsmo Actionよりずっと強いです。
GoProの場合はすでに7代目になっており、長い歴史があります。
もともとはアクティビティーなどで使うアクションカメラとして人気でしたが、最近では旅行で使うカメラとして女性にすごく人気が出ています。
「#GoPro女子」「#GoProのある生活」などインスタなでも人気のハッシュタグがあり、女性の間でもステータス的なブランドとなっています!
⇒#GoProのある生活ってなに?ゴープロ女子必見のインスタのハッシュタグまとめ
Osmo Actionをオススメする2つのポイント
前面カラーモニター
まずは絶対的におすすめできるのは前面にあるカラー液晶モニターです。
これがあることで自撮りやセルフィー撮影がとてもやりやすくなりました。これまでは撮影してみないと分からなかった部分が、撮影しながらもチェックできます。
しかも前面のモニターが300ppiとものすごく高精細です。なのでホワイトバランスや黒潰れなど細かい部分までチェックできるのが嬉しいです。
コスパ最高
アクションカメラはほしいけど価格が・・・という人も多いと思います。さらにアクションカメラを購入するとアクセサリーも色々と揃えないといけません。
自撮り棒やSDカード、予備バッテリーなどはマストで必要なアイテムです。
だから色々とコストがかさみます。 Osmo ActionはGoProよりも5000円ほど安いです。
操作性などずっと使いやすい
Osmo Actionは後発なので当然ながらGoProを徹底的に研究しながら開発されたアクションカメラです。
つまりGoPro Hero7を改善した次世代型のアクションカメラと言えるわけです。
当然使い勝手が悪い。。Goproのここがイマイチなんだよな〜って部分を改善してきているので、操作性など最高に良いです。
なので使い安さを比較してもOsmo Actionの方が上だと言えます!
「Osmo Action」「GoPro HERO7 Black」スペック比較表
スペック表で両者を比較してみます。重要な機能だけをピックアップしました。
【比較】 | DJI Osmo Action | GoPro HERO7 BLACK |
---|---|---|
価格 | 44,820円 | 53,460円 |
ディスプレイ | 前面 1.4インチ 背面 2.25インチ ※背面はタッチスクリーン |
背面 2インチ ※タッチスクリーン |
防水 | 水深 11m | 水深 10m |
手ぶれ補正 | 電子手ブレ補正 RockSteady |
電子手ブレ補正HyperSmooth |
センサー | 1/2.3インチ 1200万画素 |
1/2.3インチ(非公式情報) 1200万画素 |
カメラ | 画角 145度 F 2.8 JPEG / DNG |
画角 98.7度 ※魚眼モード 149.2度 F値 F2.8(非公式情報) JPEG / GPR |
動画 | 4K/60fps(100Mbps) MOV、MP4 AVC/H.264 |
4K / 60fps MP4(H.264/AVC)、MP4(H.265/HEVC) |
スローモーション | 8倍(1080p/240fps) | 8倍 |
HDR撮影 | (動画)最大 4K/30fps | (写真)SuperPhoto |
タイムラプス | ○ | ○ ※ TimeWarpビデオ |
長時間露光 | 最大120秒 | 最大30秒 |
マイク | 2つ | 3つ |
バッテリー | 1,300mAh ※ 最大 135分(1080p30fps、RockSteadyオフ) ※ 4K/60fpsで最大63分 |
1220mAh ※ 4K/60fpsで最大50分 |
充電時間 | 90分 | USB 約4時間 専用充電器 約2時間 |
本体サイズ | 65 × 42 ×35 mm | 62.3 × 44.9 × 33 mm |
重量 | 124g | 116g |
通信 | WiFi / Bluetooth | WiFi / Bluetooth / GPS |
アプリ | DJI Mimo | GoPro App |
ストレージ | microSDカード 最大256GB |
microSDカード 最大256GB |
音声操作 | 英語・中国語 | 日本語を含む10カ国語 |
その他 | QSボタン | MicroHDMI搭載 |
【まとめ】Osmo AcitonとGoPro Hero7を比較してみた結果
Osmo ActionとGoPro Hero7比較した結果、個人的にオススメなのはOsmo Actionだと思いました。
なぜならGoProを徹底的に研究して、GoProに足りなかった部分を改良したのがOsmo Actionだからです。
Osmo Actionはほぼ全てての機能をカバーしている上に、GoProに決定的に足りなかった自撮り専用モニターを搭載しています。
またそれだけでなく、操作する上でも不便に感じていた部分を細かくチューニングして改善しています。
DJIって中国の会社なのにメチャクチャ細かい部分までユーザーフレンドリーな改善を行っていることに正直驚きました。
GoProは広角が広いことなど確かに良い部分も沢山あるのですが、純粋に使いやすさという点ではOsmo Actionが良いという結果でした。
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