元PCショップ店員監修!CPUおすすめの選び方を初心者向けにかんたん解説【2022年最新】

快適に使うにはCPU4コア、1.8GHz以上が目安

パソコンの動作速度性能を左右する、重要なパーツがCPUです。

極論を言えばこのCPUの性能が高ければ高いほどパソコンは高性能で、あらゆる作業が快適にできると言っていいでしょう。

ただ、CPUには非常に多くの種類やランクがあり、パソコンを買う際や自作する際にどのCPUを買えばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

この記事では、そんなパソコン初心者~中級者のために、CPUの選び方や、おすすめのCPUランキングについて解説します。

パソコンを買う、もしくは買い替える方や、これから自作のパソコン組み立てにチャレンジしてみたいと思っている方は是非参考にしてください。

この記事を監修した専門家

元パソコンショップ店員
福井 晋
ノートン セキュリティアドバイザー
某大手パソコンショップでお客様のパソコン選びのサポートや、持ち込み機器の修理を担当。パソコンやガジェット、家電製品好きのライター。

そもそもCPUとは?

CPUは「Central Processing Unit」の略で、別名プロセッサーとも呼ばれます。

パソコンにおけるCPUの役割はHDDやSSD、メモリなどのPC内部の各パーツ、マウスやキーボードといった周辺機器のデータを受け取り、演算・処理を行うパーツです。

人間で言えば「脳」の役割にあたり、「○○を動かせ」「○○を表示しろ」と言ったパソコンに与えられる命令のすべてをこのCPUが処理しています。

そのため、パソコン選びでは特に重視される非常に重要なパーツとなります。

CPUの性能が高いとどうなる?

CPUが高性能であればあるほど「パソコンの頭の回転が速い」事になり、画面の切り替えやアプリの立ち上げなど、パソコンの動作全般が高速になります。

ゲーム用テレビ 有機EL

軽いソフトなら一瞬で立ち上がり、動画編集ソフトやオンラインゲームなどの重い作業もサクサク軽快に動作します。

逆にCPUの性能が低いと、ウェブブラウザを開くのにも時間が掛かったり、重い作業の場合、頻繁に画面がフリーズしてまともに作業ができない、なんて可能性もあります。

「CPUが高性能=パソコンの動作が早い」、ざっくりこのように覚えてください

CPUの型番の見方

CPUの型番を見てみると、「Intel Corei5-10400F 2.9GHz」と英語や数字が並んでいて、詳しくない方には何が何だかわかりませんよね。

もちろんこの英語や数字にもきちんと意味があり、一つ一つの意味さえ覚えてしまえば理解するのはそう難しくはありません。

例えばこの製品は「Intel Corei5-10400F 2.9GHz 6C/12TH」という製品で、この中にメーカー名やブランド名、性能を表す単語や数字が並んでいます。

これを意味ごとに分解すると以下のようになります。

名称 意味 解説
Intel メーカー名 「Intel」というCPUメーカーの製品
Core ブランド名 Intelの「Core」というブランド名
i5 グレード名 Coreの中のグレードの一つ
10400 プロセッサーナンバー 世代と性能を表す数字で、高いものほど高性能
F 接尾辞(Suffix CPUの性質や特徴を表すアルファベット
2.9GHz クロック周波数(動作周波数) 電気信号の速度性能を表す数字で、高いものほど高性能
6C(6コア表記の場合も) コア数 内包されているCPUの数
12TH(12T/12スレッド表記の場合) スレッド数 1つのCPUが同時に作業できる数

つまり「Intel Corei5-10400F 2.9GHz」は、かみ砕いて言えば以下のような製品です。

「Intelが販売しているCoreというブランドのi5というグレードで、10400Fの性能、2.9GHzの速度、6コア12スレッドで動作するCPU」となります。

各用語の詳しい内容は後述の「選び方」で解説しますが、まずはこのCPUの見方をざっくりと理解しておいてください。

この中で特に重要なのが「プロセッサーナンバー」「クロック周波数」「コア数」「スレッド数」の4つです

CPUのおすすめ人気メーカー

CPUメーカーは、以下の2つだけ覚えておけば大丈夫です。

  • Intel
  • AMD

現在発売されているパソコンのほとんどは、この2つのメーカーどちらかのCPUが搭載されています。

Intel(インテル)

販売されているパソコン用のCPUとして、圧倒的なシェアを持つのが「CORE i」シリーズで知られるこのIntel社です。

利用者、搭載機種ともに圧倒的で、基本的にほとんどのパソコンにIntel社製が搭載されていると言ってもいいでしょう。

ラインナップが豊富で、品質・処理速度も安定していてどんな用途にも使える万能CPUなので、迷ったらIntelのCPUがおすすめ。

現在IntelのCPUは以下のモデルがメインです。

モデル名 性能 用途
Xenon workstation・サーバ向け 業務向けで個人が使うことはほぼない
Core i9 超高性能・高価格の最上位CPU 高解像度の動画編集やゲーム配信/エンコード
Core i7 高性能・やや高価格の上位CPU 動画編集やエンコード、ゲーム
Core i5 Coreシリーズ中位モデル 極端に重い作業以外どんな用途にも万能
Core i3 Coreシリーズ下位モデルで低価格 軽い作業やシングルタスクがほとんどの方向け
Pentium 低性能だが低価格・省電力 ネットや動画を見るだけ、ちょっとした軽作業のみ
Celeron モバイル向け低価格・低性能・省電力モデル ネット閲覧やメールチェック等の簡単な作業
Atom 激安モバイルノート向け低性能モデル ネット閲覧やちょっとした作業程度

このほかにもありますし、同じシリーズでも細かく性能が分かれていますが、まずはざっくりとグレードごとの性能をチェックしてみてください。

i7やi9は高性能ですが高価です。使い方によってはコスパが悪くなるので、自分に用途に合った機種を選びましょう

AMD(エーエムディー)

一昔前はほとんどのパソコンがIntel社製のCPUを搭載し、その陰でAMDは自作ユーザー向けの「玄人用CPU」として扱われることがほとんどでした。

長年続いたこの構図ですが、AMDが開発した優秀なCPU「Ryzen」シリーズの発売によって、一気にAMDのシェアが拡大しました。

RyzenシリーズはIntelのCoreシリーズと同程度の性能を持ちながら、価格が安くコスパに優れていることからBTOパソコンや低価格モデルのパソコンを中心に搭載されています。

現在AMDのCPUは以下のシリーズがメインです。

モデル名 性能 用途
Ryzen Threadripper クリエイター向け超ハイエンドCPU 一般的に使うことはほぼ無い
Ryzen 9 AMD最上位モデルでCore i9相当 高解像度の動画編集やゲーム配信/エンコード
Ryzen 7 上位モデルでCore i7相当 動画編集やエンコード、ゲーム
Ryzen 5 中位モデルでCore i5相当 極端に重い作業以外どんな用途にも万能
Ryzen 3 下位モデルでCore i3相当 軽い作業やシングルタスクがほとんどの方向け
Athlon 低価格・低性能の廉価版 ネットや動画を見るだけ、ちょっとした軽作業のみ

AMDの主力CPU「Ryzen」は、IntelのCore iシリーズとグレードの数字と性能が同程度なので、比較するときも分かりやすいと思います。

Coreシリーズ同様に、一般的な用途でもRyzen3、できればRyzen5あたりは欲しい所です

CPUの選び方

CPUの選び方について解説します。

「Intel VS AMD」メーカーを決める

先ほど解説したように、CPUは現在「Intel」と「AMD」2つのメーカーがあります。

「どちらのメーカーを選べばいいのか」と悩みどころですが、一概にどちらがおすすめとは言えません。個人的には「どちらでもいい」と思っています。

と言うのも、数年前であればIntelのほうが性能が良いと言われてましたが、最近ではAMDもIntel並みに高性能に。逆にAMDは価格が安く一時期自作PCユーザーからの人気も高かったですが、最近ではIntel並みの価格まで上がりました。シェア率も以前はIntel1強でしたが、今ではAMDのシェア率も伸ばし、どちらも肩を並べています。

となると、結局のところ完全な好みになります。一概に「Intelがおすすめ!」「AMDがおすすめ!」とは言えないので、直感で選んでしまっていいでしょう。

CPUのグレードで大まかに性能を決める

メーカーを決めたら、次にざっくりと自分の用途にあった性能のCPUのグレードを決めます。

「CPU」は「Core i3」「Ryzen 3」以上だと快適

基本的にIntelのCore iシリーズ、AMDのRyzenシリーズから選べば間違いありませんので、そのほかの業務用・プロ用モデルや下位製品、廉価製品は除外します。

本当にネットだけ見れればいい、という方であれば下位CPU(Intel Pentiumなど)を選んでもいいでしょう。

Intel社 AMD社 用途
CORE i9 Ryzen 9 高解像度の動画編集やゲーム配信/エンコード
CORE i7 Ryzen 7 動画編集やエンコード、ゲーム
CORE i5 Ryzen 5 極端に重い作業以外どんな用途にも万能
CORE i3 Ryzen 3 軽い作業やシングルタスクがほとんどの方向け

Core i3とRyzen3と言ったように、IntelとAMDのCPUは数字が同じであればほぼ同ラインの性能です。

一般的な用途なら3か5、重い作業やゲームを行うなら7か9を選択しましょう。

ただし、あくまでもこのシリーズの選択は「ざっくりとした目安」です。

後述する「プロセッサーナンバー(世代)」「クロック周波数」「コア数」「スレッド数」によって、同じシリーズでも性能が大きく異なります。

詳しい内容はこの次で解説しますが、「i7だから高性能なはず」と安易に選ぶと、最新のi3より性能の低いCPUを選んでしまう可能性があります

性能を決めるプロセッサーナンバーを確認する

シリーズを決めたら次はプロセッサーナンバーの確認です。

同じグレードのCPU(i5とi5、もしくはRyzen5とRyzen5など)でも、このプロセッサーナンバーは高いほうが高性能です。

iPhone、Macと連携して使いやすいiOS(iPad)

iPadなどに新型や旧型と言った「第〇世代」があるようにCPUにも世代があり、プロセッサーナンバーの高い製品のほうが新しい世代で性能が高いです。

CPUの世代を確認するには、プロセッサーナンバーの頭1~2桁を確認します。

Intelを例にとるとプロセッサーナンバーが4桁なら頭の1桁、5ケタなら頭2桁が世代です。

例えば「Intel Corei5-10400F 2.9GHz」は5ケタで、頭2桁が「10」になっているので「Intelの第10世代のi5」になります。これが4桁「Core i9-9900K」なら9世代のi9と言うことになります。

同じグレードでも、世代が違うと性能も大きく異なりますので、買う際は最新、もしくはできる限り最新に近い世代のCPUを選ぶようにしましょう。

CPUは最新のものが性能が高くおすすめ

1世代~2世代くらいの違いであればそこまで大きく性能は変わりませんが、3世代くらい違うと性能は大きく違ってきます。

極端な例では、「最新のCore i5」と「2~3世代前のi7」では最新のi5のほうが性能が高い、という逆転現象が起きることもあります。

そのため、CPUはi〇とかRyzen〇という「〇」のグレードだけ見るのではなく、プロセッサーナンバーまで見て「どのくらい新しいのか」という世代も確認しましょう。

ただし、当然ながらグレードが高く最新のCPUは価格も高くなります。

これを知っておくと、例えば中古PCを買う際も「高性能Core i7搭載!」という謳い文句で、数世代前のCPUを搭載したスペックの低いパソコンを買ってしまう、といったミスを防げます

CPUの性質を決める接尾辞を確認する

CPUのプロセッサーナンバーの末尾には、そのCPUの性質や特徴を表すアルファベット、接尾辞が付いているものがあります。

  • 「10400F」なら「F」
  • 「9700K」「7700K」なら「K」
  • 「5800X」「5900X」「5600X」なら「X」

このアルファベットにはそれぞれ意味があり、接尾辞によって同じプロセッサーナンバーでも性質が異なります。

Intelの接尾辞 特徴
アルファベット無し 一般モデル
K CPUのスペック以上のクロック周波数を発揮できるオーバークロックモデル
F GPU非搭載モデル。これを使う場合グラフィックボード必須
FK オーバークロック可能で、GPU非搭載モデル
X オーバークロック可能な超高性能・高価格モデルで、10万前後の高額CPUについていることが多い。
S 性能を抑え、代わりに電力消費と発熱を抑えたモデル
T かぎりなく電力消費と発熱を抑えたモデルで、その分性能は低め
AMD 接尾辞 特徴
X 消費電力と発熱が高く、性能の高いモデルに付けられていることが多い。GPU非搭載
G GPU搭載モデル
E 性能と消費電力を抑えたモデル

この他にも色々ありますが、現在一般的に販売されているのはこのあたりです。

難しくてわからない、という方は変な癖のない通常モデル、「末尾にアルファベットのついていないCPU」を選べば間違いありません。

なお、ノートパソコン向けのCPUも同様に接尾辞付きのCPUがありますが、一般的ではないので今回は割愛します

作業効率を上げるコア数とスレッド数を決める

次にCPUの作業能力を決める「コア数」と「スレッド数」を確認します。

  • コア数…CPUがいくつ入っているかを表す数
  • スレッド数…1つのCPUが作業できる数

例えばクアッドコア(4つ)であれば4つのCPUが搭載されているので、各作業を4つのCPUで分担でき、処理速度が大きく上がります。

さらにスレッド数が多ければ、1つのCPUが並行して進められる作業の数が多くなるので、処理スピードがより上がります。

本当にざっくりと言えば、「コア数とスレッド数が多ければ多いほどパソコンは早く動く」と考えてください。

このコアとスレッドと作業効率の関係はよく「シェフ」に例えられます。

コアがシェフの数、スレッドがコンロの数です。

シェフ(コア)が多くなればなるほどより多くの仕事ができ、シェフに対してコンロ(スレッド)が複数台あれば、色々な料理を同時に調理して効率よく仕事が進みます。

コア数の読み方

コア数は数に応じて「シングル(1)コア」や、「クアッド(4)コア」と言うように呼び方が変わります。

コア数 読み方 用途 製品例
1 シングルコア 現状ほぼ見かけない
2 デュアルコア ネット見るだけなど、シングルタスク向け Pentium/seleron等
3 トリプルコア 現状ほぼ見かけない AMD Phenom/Athlon
4 クアッドコア 軽作業や一般的な用途 Core i3 10105等
6 ヘキサコア ゲームや動画制作・編集作業・マルチタスク Corei5-10400F等
8 オクタコア 重めのゲームや動画制作・編集作業・超マルチタスク Corei9-11900等
10 デカコア 動画の書き出しやエンコード、CGレンダリング Core i9-10900X等

現在ではデカコア以上の12コアや16コアと言った製品もあります。

また、お店によってはdualcore(デュアルコア)のような英語表示になっている場合もあるので注意が必要です。

コア数が多ければ多いほど高性能にはなりますが、その分価格も上がるため、用途に合ったスペックのコア数を選びましょう。

どんな用途にしても基本はクアッドコア以上がおすすめです。一般的な用途であればクアッドかヘキサで十分でしょう

細かく処理速度にこだわるならキャッシュも確認

CPUには「キャッシュメモリ」という数字(〇MB)があり、この数字が大きければ大きいほど処理速度が向上します。

通常CPUが処理するデータは、一時的にメモリやHDDに保存して順次処理が行われます。

ですが、いちいちメモリやHDDからデータを読みだしていると処理速度が下がってしまうため、CPUのメモリを利用して処理を行うことで素早いデータ処理が可能になります。

とはいえ、メモリがある程度高性能であればそこまで速度の違いは無いので、最終的に「どっちのCPUにするか迷う」という状況になったらキャッシュも気にしてみてください

Picky’s編集部ではCPUに次ぐ重要パーツ、メモリについても以下の記事で解説しています。

関連記事:【2021年最新情報】PCメモリのおすすめ16選 選び方から増設方法までわかりやすく解説!

CPUおすすめ人気ランキング10選

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格メーカーグレード世代周波数コア数スレッド数キャッシュ
[Intel] Corei5-10400F 2.9GHz 6C/12TH 第10世代CPU Comet Lake-S BX8070110400F楽天市場¥21,980 AmazonYahoo!IntelCore i5第10世代2.9GHz6コア12スレッド(HT)2MB
[Intel] Corei5-11400 CPU BX8070811400/A 6コア 2.6GHz LGA1200 5xxChipset楽天市場¥27,980 AmazonYahoo!IntelCore i5第11世代2.6GHz6コア12スレッド(HT)12MB
[AMD] Ryzen 9 5950X without cooler 3.4GHz 16コア / 32スレッド 100-100000059WOF楽天市場¥80,618 AmazonYahoo!AMDRyzen 9第4世代3.4GHz16コア32スレッド72MB
[AMD] Ryzen 5 3600 with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 100-100000031BOX楽天市場¥24,176 AmazonYahoo!AMDRyzen 5第3世代3.6GHz6コア12スレッド35MB
[AMD] Ryzen 9 5900X without cooler 3.7GHz 100-100000061WOF楽天市場¥56,000 AmazonYahoo!AMDRyzen 9第4世代3.7GHz12コア24スレッド70MB
[AMD] Ryzen 5 5600X with Wraith Stealth cooler 3.7GHz 100-100000065BOX楽天市場¥26,800 AmazonYahoo!AMDRyzen 5第4世代3.7GHz6コア12スレッド35MB
[Intel] Core i9-10900X Socket 2066 BX8069510900X楽天市場¥108,500 AmazonYahoo!IntelCore i9第10世代3.7GHz10コア20スレッド19.25MB
[AMD] Ryzen 7 5800X cooler なし 3.8GHz 8コア / 16スレッド 32MB 105W 100-100000063WOF 三年保証 [並行輸入品]楽天市場¥66,000 AmazonYahoo!AMDRyzen 7第4世代3.8GHz8コア16スレッド32MB
[Intel]Corei9-11900 8コア 2.50 GHz LGA1200 BX8070811900/A楽天市場¥83,664 AmazonYahoo!IntelCore i9第11世代2.5GHz8コア16スレッド16MB
[AMD] Ryzen 5 3500 with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 100-100000050BOX楽天市場¥21,000 AmazonYahoo!AMDRyzen 5第3世代3.6GHz6コア6スレッド19MB

CPUは交換できるのか

パソコンは最初快適に使えていても、あとからアプリやらソフトやらゲームやらを入れて使っているうちにデータ処理が増え、CPUの性能が追い付かなくなります。

今使っているパソコンの調子が悪く(遅く)なってきた、という場合はCPUの交換で快適に使えるようになるかもしれません。

ここでは、簡単にCPUの交換について解説します。

詳細な交換手順については長くなるので今回は割愛しますが、まずはここでざっくりとCPU交換の基礎知識を確認してください。

まず、CPUを買ってから「交換できなかった…」とならないよう、CPUを買う前に下記の3点をチェックしてください。

CPU交換の注意点
  • メーカー保証対象外になる
  • ノートパソコンは基本CPU交換不可
  • AMD↔Intelの交換は不可(マザーボードごと買える必要がある)

上記の点を確認したら次に交換手順に移っていきましょう。

  • CPU交換手順概要
  • STEP.1
    マザーボードを確認する

    マザーボードとは、パソコンで一番重要な回路基板で、CPUもこのマザーボードにくっついています。

    マザーボードによって交換できるCPUに制限があり、ここを確認しないでCPUを買ってしまうと「このCPUが付かないボードだった…」なんてことになってしまうかもしれません。

    マザーボードの型番の簡単な確認方法は、Windows10であれば、「Windowsキー+R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「msinfo32」と入力して出てきた画面で確認できます。

    そのほか、マザーボードの型番を確認できるソフトなどもあります。

  • STEP.2
    マザーボードメーカーHPで対応CPUを確認
    マザーボードの型番が分かったら次にGoogleでその型番を検索し、メーカーのHPへ行きます。

    メーカーのHPのサポートで「対応CPU」が調べられますので、欲しいCPUが適合するかどうかの確認と、ついでにBIOSのアップデートも必要かどうか確認しておきましょう。

  • STEP.3
    電源を切る
    パソコン内部を触る場合は必ずパソコンの電源は落としておきましょう。できればコード事抜いてしまう方が安全です。
  • STEP.4
    CPUクーラーを取り外す

    空冷と水冷で選ぶ「CPUクーラー」

    CPU交換をする前にはCPUクーラーを外す必要があります。

  • STEP.5
    CPUを交換する
    クーラーを外すとCPUがありますので、固定金具を外してCPUを取り外し、新しいCPUと交換します。

ざっと説明するとこんな感じです。

BIOSのアップデートとか、グリスを塗るとかその他細かい注意点があるので、実際交換する際はYouTubeの交換動画などを参考にしてください

CPUグリス・マザーボードについては以下の記事で解説していますので、CPU交換に興味のある方はこちらも合わせて読んでみてください。

関連記事:もう悩まない!マザーボードおすすめ20選|失敗しないマザボの選び方を元店員が徹底解説

関連記事:【元店員が監修】CPUグリスのおすすめ14選から選び方までわかりやすく解説!素材や塗り方まで

ノートのCPU交換は現実的ではない

先ほど「ノートパソコンの交換は不可能」と書きましたが、その理由についても軽く解説しておきます。

まず、ノートパソコンにはノートパソコン用のCPUがあるのですが、デスクトップ向けと違ってあまり流通していません。

今回紹介しているCPUもすべてデスクトップ向けです。

CPUが手に入れば交換自体は可能ですが、構造的にデスクトップのCPU交換よりはるかに高度な知識と技術が必要になります。

さらに、元々交換前提で作られていないことがほとんどで、交換できたとしても排熱問題や相性で適合するかどうかは運任せです。

このように、ノートパソコンのCPU交換はかなりハードルが高い作業なので、基本的には本体ごと買い替えが現実的です。

もしどうしても交換する場合は組み立て専門の業者に相談しましょう

CPUの関連商品

ここではあると便利なCPUの関連商品をいくつか紹介します。

CPUクーラー

CPUはパソコンのパーツの中でも特に熱(temp)を持ちやすく、温度が上がると処理性能が落ちて本来のスペックを発揮できなくなります。

CPUの温度はできれば70~80℃、高くても90℃台あたりまでに抑える必要があります。

その熱を取り除くのがCPUクーラー(CPU COOLERまたはFAN)です。

基本的にパソコンにCPUクーラーは付いていますが、発熱量の高い高性能なCPUに交換したり、据え付けの冷却性能がイマイチだと感じた場合は冷却性能の高いクーラーに換えましょう。

Picky’s編集部では、このほかにも様々なCPUクーラーを紹介していますので、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

関連記事:元店員が監修!CPUクーラーの選び方やおすすめ24製品を紹介|空冷・水冷どっちを選ぶ?

CPUのよくある質問

最後にCPUでよくある質問をまとめました。

プロセスルールとは何ですか?

CPUを調べているとよく聞くのがこのプロセスルールですが、これは簡単に言えば「CPUの回路配線の細さ」をnm(ナノメートル)で表しています。

 

例えるならペンの文字の細さのようなもので、細ければ細いほど回路にたくさんのトランジスタを作ることができます。

ただし、あくまでも「CPUの設計図を小さく細かく作れる(高性能な物が作れる可能性が高い)」というだけなので、このプロセスルールの性能と実際の性能はリンクしていません。

基本的にはあまり気にしなくていいでしょう。

ソケットって何ですか?

これもCPUでよく見かける単語で、要は「CPUの取り付け規格」の事です。

このソケットによって各マザーボードに取り付けできるかどうかが異なります。

今回紹介した製品で言えば、Intelなら「LGA1200」とか「Socket 2066」がソケットです。

CPU交換する時に重要になってきますが、先述したようにマザーボードメーカーで適合CPUをきちんと確認すれば間違いありません。

予算や用途に合わせ、できる限り高性能なCPUを選びましょう

CPUはパソコン選びにおいて最も重要なパーツです。

ですがその進歩は非常に早く、毎年次々に新しいCPUが作られるため、選び方が難しいパーツでもあります。

  • 自分に合ったメーカーとグレードを選ぶ
  • プロセッサーナンバー(世代)確認してできるだけ最新の世代を選ぶ
  • コア数とスレッド数は高いほうがいい

今回紹介したCPUの選び方を参考に、予算や行う作業に合わせて適切なCPUを選んでください。

高性能なCPUを積んだパソコンで動画編集やゲームをやりたい、という方は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:格安製品は何がダメ?おすすめ電源ユニット20選!元店員が選び方を詳しく解説!

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