皆さん、「あれ、家の鍵かけたっけ?」とか「鍵を忘れた時に限って、家族が外出しちゃって家に入れない!!」などといった経験はないでしょうか。
かく言う僕も鍵をかけたか不安になったり、鍵を忘れて締め出しを食らったこともあります(寒い中外でずっと待つことになって凍るかと思いました)。
これは精神的にも相当ダメージが大きい問題です。そこで、今回はそんな不安を取り除いてくれるガジェットを紹介したいと思います。
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目次
スマートロックとは
IoT化、スマートホーム推進の流れを受けて、現在次々に導入が進んでいる機械です。特徴はなんと言ってもスマホやPCから鍵の状態を知れたり、解錠、施錠ができるということです。なかなか面白いですよね。
スマートロックを導入するメリット
例えばスマートロックを家の玄関につけたとしたら、どんなメリットがあるのでしょうか。スマートロックの特徴は電子データが鍵になるということです。データはスマホとも相性がいいので、こんなことができるようになります。
- 鍵を持っていない友達にも一時的に鍵を共有できる→「先に家に入って待ってて!」ができる。
- 誰かが鍵を開けた時にスマホに通知が来る→子供の帰宅がわかる
- 外出先から鍵を閉められる→鍵のかけ忘れがゼロに!
デンマーク発のスマートロック danalock V3 HK
数あるスマートロックの中でも今回ご紹介するのは、デンマークにあるPoly Controlというメーカーが発売しているスマートロック、danalock V3 HK です。今回は日本の代理店である株式会社M2モビリティー様からご提供いただきました。danalockの日本語のホームページはこちらです。ではまず簡単にご紹介します。
軍レベルの暗号化セキュリティーを搭載しているとも言われ、設置と利用方法のシンプルさがヨーロッパでは人気だそうです。実はこのdanalockシリーズの製品は、ホームセキュリティーでおなじみのALSOKのオプションにも選ばれています。
それではもう少し詳しく説明していきましょう。
danalock V3「HK」はApple HomeKitに対応 Androidユーザーは非対応
今回紹介するのはdanalock V3の「HK」というモデルですが、これはApple信者の家にぴったりです。というか、このモデルはAndroidからはコントロールできないのです。Androidスマホをお使いの方は「BLE」モデルをお使いください。
特徴は、Apple機器とスムーズに繋がるほか、ほかにもHomeKit対応の機器を家に揃えることで、iPhoneなどからまとめてコントロールすることができます。
価格
こちらのdanalock V3 HKの価格は3万5千円程です。他のスマートロックは1万円代から買えるものもあり、機械単体でこの価格は高価な部類です。コンパクトでHomeKitが使えるという機能は素晴らしいですが、少々手が出にくい価格であることも事実です。
外観
外観は非常にシンプルになっています。ボタンなどもありません。一度設定をすれば後はスマホから操作するだけです。つまみのところはアルミでできていて本体部分はプラスチックなので少し質感が変わっていますが、ほとんど気付きません。上部にLEDランプがついており、動作状態によって赤や緑に光ります。
電池
このdanalock V3 はCR123Aという主にカメラ用として売られているタイプのリチウム電池を4本使用します。この電池は家にストックしてあるということは少ないと思いますが、電池切れを起こしても手動で開けることはできますし、家電量販店やホームセンターなどですぐ手に入ります。danalockでは電池はおよそ1年間くらい持つということです。
仕様表
価格 | 34,980円(税込) |
サイズ | 59 x 59 x 68 mm |
電源 | CR123Aリチウム電池4本(1年程度で交換) |
重さ | 130g |
素材 | アルミ・ABS樹脂 |
対応機器 |
最新OSを要求 iPhone(iOS13.3.1以降)、iPad(iPadOS13.3.1以降)、 Mac(macOS10.15.3以降) ホームハブの設定には、Apple TV (tvOS 13.3.1以降) 、 iPad (iPadOS 13.3.1以降) 、HomePod(iOS13.3.1以降)が必要 |
通信 | HomeKit |
付属品 |
本体、電池、説明書 |
danalock V3 HK 取り付け方法
取り付けには、まず対応している鍵かどうかを確かめてから購入しましょう。購入後に「対応していない鍵だった。」となるとショックが大きいです。鍵の対応表はこちらからご覧ください。
取り付けには基本的にプラスドライバーがあれば可能ですが、MIWAロックの鍵の場合などはマイナスドライバーもあると便利です。詳細は以下の動画をご覧ください。
その他のマニュアルなどは、こちらから見ることができます。
実際に取り外して取り付けるという作業を行ってみましたが、日曜大工程度の知識のある人なら10分もかからず取り付けられるでしょう。しかも、しっかりネジと金具を使って固定するので、取れてしまったりということが起きにくく、安心感があります。
danalock V3 HKの設定方法
1.ホームAppを起動する
使うためにはまず、iPhoneやMacにホームAppがインストールされているか確認します。ない場合はAppStoreからインストールしましょう。
Appを起動すると次のような画面になります。
2.「アクセサリーを追加」をタップ
するとこのような画面になります。
3.「コードがないか、スキャンできません」をタップし、「コードを入力」
danalockの本体の下側にある電池部分のカバーを外すと、裏にホームアプリと同じアイコンと数字が印字されたラベルがあります。写真の右側のシールですね。ここでは念のため番号の一部を消してありますが、そこに書いてある数字を入力しましょう。
カメラでシールを読み取ることもできるのですが、折り目がついていたりしてうまく認識できないので手入力のほうが早いです。
4.接続完了
そうすると、無事に登録が完了し、鍵がホームAppから開けられるようになります。左上の家のマークをタップすることで鍵を共有することもできます。
実際に使ってみた
さて、登録が終わったところで実際に使ってみました。といってもスマホの画面をタップするだけです。また、一括で様々なスマート家電をコントロールできる「行ってきます」「ただいま」ショートカットも自動的に作成されていました。もちろんこれらはSiriに頼むこともできます。
他のスマート家電との組み合わせで「行ってきます」で電気やテレビ、エアコンを消し、鍵を閉める。「ただいま」で鍵を開け、電気とエアコンをつける。といったことが可能になったり、Appleならではのシームレスな連携が使えるというのはとても便利です。
まとめ iPhoneユーザーにはぜひオススメしたい!
こちらのdanalock V3 HKですが、最初に見たときは正直「どうせまた変なやつでしょ」とか思っていました。しかし、この製品のシンプルさと僕がApple信者ということもあってか、HomeKitというシステムを使って鍵が開けられるということの素晴らしさに気づいてしまったんです。確かにスマートロックとしては少々値が張るものではありますが、鍵を含め家全体を一箇所からコントロールできるというこの便利さは購入する価値が十分あると感じました。みなさんもスマートホーム化の第一歩として、まずこのdanalock V3から始めてみてはいかがでしょうか。
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スマートロックもまずはレンタルから試してみる
非常に便利なスマートロックですが、高い買い物になるのでまずはレンタルで便利さを実感してみるのがおすすめです。Rentry(レントリー )では最新のIoTも各種揃えています!
お手元でまずは試して購入を検討することもできるので、スマートロックの便利さをまずは体験してみるのがおすすめです。