パソコンやスマホ、HDDには、思い出の写真や動画、仕事で使うデータなどたくさん入っていますよね。
ところがこのパソコンやスマホが突然壊れたり、破損してしまうと中のデータが取り出せなくなってしまいます。そんな時頼りになるのが「データ復旧業者」です。壊れたパソコンのHDDやSSD、スマホからデータを救い出してくれます。
ところがこのデータ復旧は、記録メディアや故障の内容によって復旧料金が大きく異なるなど、かなり複雑で分かりにくい料金体系になっています。
SNSなどを見ると「数万円で直った」という方もいれば、「数十万円請求された」という方もいますが、おそらくどちらも本当です。
同じデータ復旧でも価格変動が当たり前にある業界で、中には安くできるデータ復旧に対して法外な料金を請求する業者も存在します。そんな悪質な業者に騙されないためにも、「データ復旧業界の仕組み・相場」を知ることが何よりも大切です。
そこで今回は、データ復旧業界に詳しい編集部スタッフが、データ復旧料金の相場や、安く済ませる方法まで徹底解説します。
最後には、技術力が高く、安く依頼できるおすすめの業者をまとめているので、データ復旧の料金や費用を知りたい人は是非チェックしてみてください!
目次
データ復旧料金は高い?安い?相場を調査してみました
ネットで調べると数万円から数十万円もの金額を請求されたなど、なかなか怖い話が多いデータ復旧ですが、本当にそんなにかかるのか不安な方も多いと思います。そこでPicky’s編集部でデータ復旧業界の金額について色々調査して比較してみました。
主要6社のデータ復旧料金を比較してみた
まずはデータ復旧業界大手6社、各業者のHPに記載されたデータ復旧料金を調べて比較表を作ってみました。
(税別) | アドバンスデザイン | データスマート | PCエコサービス | ライブデータ | A1データ | デジタルデータリカバリー |
SDカード/USB | 33,000円~ | 40,000円~ | 39,800円〜 | 22,000円~ | 33,000円~ | 5,000円~ |
CD/DVD | 33,000円~ | – | 要相談 | – | 44,000円~ | – |
HDD(ハードディスク) | 33,000円~ | 50,000円~ | 39,800円〜 | 44,000円~ | 29,700円~ | 5,000円~ |
SSD | 33,000円~ | – | 99,000円~ | – | 5,000円~ | |
スマホ(iPhone/android) | 110,000円~ | 50,000円~ | – | – | – | |
その他(NAS/RAID等) | 33,000円~ | – | 99,000円~ | – | 5,000円~ |
大手6社の料金を比較しただけで、各数千円から数万円と、業者ごとに復旧料金に大きな幅があることが分かります。
しかもこの料金はあくまでも「最低費用」ですので、実際は故障の症状や破損度合いによってこの金額の何倍、何十倍もの見積もりになることもあります。
この中で最安料金は5000円〜!という表示になっておりますが、実際にこの金額でデータ復旧はできない可能性が高いので参考にはならないと考えて良いでしょう!最低でも3万円~5万円からの依頼がデータ復旧の全体で言える相場です。
主要6社データ復旧の料金の違いをチェック
次に先ほどの大手5社を含めた数十社以上のデータ復旧業者の料金を調査し、各記録メディアごとに、一番安かった復旧金額と一番高かった復旧費用を比べてみました。
項目 | 調査時最低料金 | 調査時最高料金 |
SDカード/USB | 8,800円 | 149,800円 |
CD/DVD | 19,800円 | 67,000円 |
HDD(ハードディスク) | 19,800円 | 270,000円 |
SSD | 99,000円 | 220,000円 |
スマホ(iPhone/android) | 52,800円 | 107,800円 |
その他(NAS/RAID等) | 99,000円 | 297,000円 |
※あまりに安い業者は信頼性が低いので除外しています。
このように、データ復旧の料金は同じ記録メディアでも、症状や状況、業者によって大きく価格が異なります。
SDカードの例だけ見てみても、軽度の症状なら1万円弱で復旧できますが、重度の症状からの復旧になると約15万円と料金が跳ね上がります。
もちろん今回のこの調査はあくまでもHPに表示された金額のみの調査なので、ケースによってはもっと高額になる場合もあります。
中には、ハードディスクのデータ復旧で50万円や100万円近い見積もりを提示された方もいます。
企業用のサーバ復旧を依頼した場合にはこのくらいの金額が適正価格ではありますが、個人での依頼に関しては悪質な業者に依頼してしまった可能性が高いです。
こうしてみると、一般的な感覚からして「データ復旧を依頼すると莫大な費用を請求される」というのもあながち間違っていないでしょう。このように、データ復旧の費用は極端なピンキリとなっています。
一方で、Picky’s編集部のスタッフがとある業者にパソコンのデータ復旧を依頼した際は、約10万円ほどで復旧しました。
仕事で使う大事なデータだったので、この金額は安いと言えます。もしプライベートなデータの復旧でも、思い出の写真などの大事なデータが戻ってくるなら10万円は決して高くはないですよね。
なぜデータ復旧の料金には幅があるのか
先ほどの調査結果を見ると、他の業界ではなかなか見かけないほど料金の幅が大きい業界です。
きっとみなさんは「なぜデータ復旧費用はここまで大きく差が出るの?」と思っているはずです。
その理由ですが、データ復旧の料金は主に以下の要素で決まります。
- 症状・故障理由によって復旧難易度が異なる
- メディアによっても復旧難易度が異なる
- 復旧する容量によっても異なる
- 業者によって料金の仕組みが違う
つまり、依頼1件1件が「極端なケースバイケース」なため、どうしても最低料金と最高額料金で大きな差ができてしまうのです。
このデータ復旧業界特有の料金設定の仕組みを知らないと、業界の相場観がつかみにくいので個別にしっかりと解説します。
ここを読んでいただければ、何となくデータ復旧料金に幅がある理由や高額になりがちな理由もわかるはずです。
症状・故障理由によって復旧難易度が異なる
データ復旧料金が数万円~数十万円と変動する最大の理由は、「データ復旧させる媒体の症状や故障理由によって復旧難易度が何十倍も変わるため」です。
データ復旧、と言っても一概に同じ方法で復旧させるわけではありません。
単純に専用の復旧ソフトやマシンを使って1日程度で復旧させられるケースもあれば、データの解析だけで数日かかるケースもあります。
1日で終わる作業と1週間かかる作業が同じ価格なわけがありませんよね。
例えば1週間かかる作業は、1日で終わる作業に比べて単純計算で7倍の料金がかかるわけです。
この復旧しやすさや料金に直結する症状をざっくりと分けると、データ上の故障である「論理障害」と本体破損等の「物理障害」の2種類に分類されます。
論理障害 | 物理障害 | |
原因 | 電源が入らない/エラーが起きる/ファイル破損/誤ってデータを消したなど | HDDパーツが壊れた/落として破損させた/水没させた/落雷など |
復旧の技術難易度 | 比較的復旧させやすい | 非常に復旧させにくい |
料金 | 比較的安い | 高い~非常に高い |
論理障害であれば1日~数日で直ることが多いので、3万円~5万円程度で復旧できる可能性も高いです。
一方で物理障害の場合、復旧難易度が大幅に上がるため、軽度でも5~10万円、一般的には10万~15万円程度は予算として見積もっておいたほうがよいでしょう。
論理障害や物理障害については以下の記事でより詳しく解説していますので、興味のある方はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?
メディアによっても復旧難易度が異なる
壊れた状況や理由によって復旧難易度が異なると解説しましたが、さらに記録メディアによっても変わります。
例えば同じ落下破損でもHDDとSSD、スマホでは料金が異なります。
症状にもよりますが、一般的にHDDやUSBなどはそこまで復旧難易度は高くないため、データ復旧費用は比較的安価なことが多いです。
一方で、構造が複雑なSSDは復旧難易度が高いので、料金も全体的に高めになります。
さらにネットワークが複雑なRAIDやNAS、企業用サーバーになると復旧難易度が大幅に上がるため、復旧料金は非常に高額になる事があります。
ただSDカードやメモリースティックから、ビデオカメラ、防犯カメラ、ドラレコ、DVD/ブルーレイまで、データ復旧サービスだと対応可能なので、どんなデバイスでも依頼することは可能です!
復旧するデータの容量によっても異なる
多くのデータ復旧業者では、容量によっても価格が異なります。
500GBより1TB、1TBより2TBといったようにデータ量が多ければ多いほど復旧の手間がかかるので、その分価格にも反映されます。
基本的にデータ復旧料金は、ここまで解説した「故障の症状」「記録メディア」「容量」の3つの要素の組み合わせで変動します。
これだけでも、データ復旧料金が大きく変動する理由が分かってもらえたのではないでしょうか。
業者によってデータ復旧の料金の仕組みが違う
ところがさらにややこしいことに、先ほどの「故障の症状」「記録メディア」「容量」の料金設定がデータ復旧業者ごとに異なります。
データ復旧は専門技術職のため、例えば野菜やお米のようにある程度決まった相場というものが無く、言ってしまえば「業者の言い値」がまかり通っている業界です。
そのため、同じ症状、同じメディア、同じ容量のケースでも「良心的なA社は4万円」、「悪質なB社では12万円」といった請求が発生します。
詳しい方なら「何となくこの症状ならこのくらい」といった把握ができるかもしれませんが、データ復旧業界の相場に詳しい方なんてほとんどいないでしょう。
また保険や車であれば相見積もりという方法で安い所を探せますが、データ復旧は緊急性が高いことが多く、各業者に見積もり依頼する余裕なんて無いケースがほとんどです。
また見積もりのために送ったHDDを「今復旧させないと全データが消える」などと称して人質に取る悪質な業者もいて、なかなか優良な最安値業者を探すのは容易ではありません。
結果、中には悪質なぼったくり業者に依頼する羽目になってしまい、数十万円という高額な料金を支払ってしまうというケースもあります。
この業者ごとの料金の違いというのはある意味一番料金に影響してくる要因かもしれません。
適性な料金でデータ復旧を依頼するためには、悪質な業者に引っかからず、良心的な業者に依頼することが重要になってきます。
この記事の公判で悪質な業者の見極め方を解説していますので、悪質な業者に引っかからないために必ず読んでおいてください。
データ復旧料金をできる限り安く依頼する方法
高額になりがちなデータ復旧費用を、できる限り安く抑える方法について解説します。
ただ、料金に大きくかかわる「故障の原因」は自分では選べないと思いますので、あくまでも自分でできる範囲で安くする方法です。
- 故障したら復旧ソフトを試したり、電源をON/OFFせずにすぐに依頼する
- 特急作業などを依頼しない
- 信頼と実績のある大手のデータ復旧業者に依頼する
この3つを実行すれば、データ復旧費用に余計な料金が上乗せされない、もしくは安く抑えられる可能性が高くなります。
故障したら復旧ソフトを試したり、電源をON/OFFせずにすぐに依頼する
パソコンのデータは、万が一壊れたり、データ消去や上書きをしてしまっても表面上消えているだけでHDDやSSDの奥底に残っていることが多いです。
こうした残っているデータや、奥底に眠っているデータを吸い上げるのがデータ復旧です。
ところが、パソコンが壊れてからスイッチをON/OFFしたり、復旧ソフトを試したりといった余計な作業をすると奥底のデータがどんどん余計なデータで上書きされてしまいます。
余計なデータが増えれば増えるほど、必要なデータが消える、もしくは復旧が難しくなるためその手間分料金が上がります。
もちろん分解するのはもっての他です。
料金が上がるだけではなく、復旧確率にも影響してくるので、大事なデータは余計なことをせず、そのままの状態で業者に持ち込みましょう。
特急作業などを依頼しない
業者によっては、休日でも深夜でも12時間以内に作業に取り掛かる、といった「特急サービス」などの追加サービスを行っているところもあります。
特に仕事で使うデータなどは1秒でも早く復旧させたいでしょうから、こうしたサービスを利用すること自体は否定しません。
ですが特急で作業に取り掛かる分、人件費などで割増料金が発生する点も忘れてはいけません。
この割増料金も基本業者の言い値で、業者によっては結構な金額が上乗せされる事もありますので、もし急ぎでない場合はこうしたサービスを利用しない方が良いでしょう。
信頼と実績のあるデータ復旧業者に依頼する
一番重要なのが悪質な業者を避けるのは当然として、さらに「信頼できる大手のデータ復旧業者に依頼する事」です。
データ復旧料金の変動理由として大きいのが業者ごとの「技術料」ですので、データ復旧費用を抑えられるかどうかはこの業者選びが大きく影響してきます。
特に大手では経営努力によって、他の業者よりも高い技術力で、しかも比較的安い費用で復旧にあたってくれる可能性が高いです。
もちろん規模の小さい業者でも優良な所はありますが、大手は口コミなどで情報を集めやすく、良い業者を見つけやすいです。
データ復旧を安く、適正な料金で行ってもらうためには、悪質な業者を避けて優良な業者に依頼するようにしましょう。
悪質な業者の見分け方については、最後で詳しく解説します。
必ずしもデータ復旧は高額になるわけではない
先述したとおり、データ復旧はメディアによって、業者によって、そして症状によってかかる手間や設備が全く異なります。
今回は、データ復旧業界の実情を知ってもらうために比較的極端な例を出してしまいましたが、データ復旧は必ず高額になるわけではありません。
例えば「容量の少ないHDDで簡単な論理障害からのデータ復旧」であれば、数千円~数万円程度でデータ復旧してもらえることもあるのです。
データ復旧業界をわかりやすくイメージするとしたら、「病院」だと思ってください。
私たちが病院にかかる理由も、ちょっとしたケガだったり、大手術だったりと色々ですよね。
論理障害がケガに包帯を巻く程度、診察代金で言えば数百円程度で済むとしたら、重度物理障害は10時間を超える大手術で莫大な医療費がかかります。
悪質な業者を除き、多くのデータ復旧業者では不当に高額な復旧費用を請求しているわけではなく、今回解説したように重度な症状からの復旧には時間がかかるなど、ちゃんとした理由があるのです。
価格が安くて信頼できる おすすめのデータ復旧業者 6選
全国には数百社以上のデータ復旧業者がありますが、その中で今回解説した「優良な業者」の条件に当てはまる業者はごくわずかです。
データ復旧業界に詳しくない方が、その一部の優良な業者を探し当てるのは容易ではありません。
そこで、メディア関連の事業を行っていて、データ復旧のお世話になることも多いPicky’sが普段利用している業者の中から特に優良な業者をいくつかご紹介します。
- PCエコサービス
- Advanced Design(アドバンスデザイン)
- DATA SMART(データスマート)
- LIVE DATA(ライブデータ)
- A1Data(エーワンデータ)
- デジタルデータリカバリー
- buffalo(バッファロー)データ復旧サービス
完全成功報酬制を採用した、適性な料金でデータ復旧を行ってくれる大手の業者ばかりです。
もちろんこのほかにも優良な業者は全国にあると思いますが、まずは上記の業者であればレントリーは自信もって紹介できます。
PCエコサービス
PCエコサービスは一律39,800円という、常識を打ち破る価格でデータ復旧を行う復旧業者です。
もちろん完全成功報酬制で、安定した技術力を持っているので、決して「安かろう悪かろう」ではありません。
ただし、リーズナブルな価格を提供する代わりに、重度の物理障害等には対応していません。ただし、その場合でも提携業者への紹介も業界最安値の水準で行っているなど、費用対効果の高いサービスです。
いずれにしても安価で復旧させたい場合はまずはPCエコサービスに相談してみると良いでしょう。
PCエコサービスに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【徹底調査】定額制のデータ復旧 PCエコサービスの料金や口コミや悪い評判まで徹底解説!安いけど信用できる?
Advanced Design(アドバンスデザイン)
アドバンスデザインは、20年以上前から日本のデータ復旧業界をけん引してきたデータ復旧業界のパイオニアともいえる業者です。
最先端の設備に技術、最高のセキュリティを誇り、個人レベルの復旧から企業の大規模サーバー復旧まで対応します。
料金は完全成功報酬制で、症状を4段階に分けてダメージレベルごとに料金を設定する方式を取っています。
ちょっとした論理障害はもちろん、重度の物理障害や企業サーバーまでどんなケースでも安くて安心して依頼できる企業です。
アドバンスデザインについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:[口コミで見る]アドバンスデザインを徹底検証!料金や対応まで徹底解説
DATA SMART(データスマート)
データスマートは高い技術力を持ち、その高い技術力を活かし、警察庁などの官公庁からの依頼実績豊富なデータ復旧業者です。
様々なメーカーやデバイスに対応し、特にスマホからのデータ復旧技術に定評があります。完全成功報酬制で、緊急対応も可能なため、個人から企業まであらゆるユーザーにおすすめです。
技術力は高いモノの、業界最安水準でのサービスが人気のデータ復旧サービスです。
特にiPhoneに関しては、データ復旧をしている業者がやや少ないので、iPhoneやandroidのデータ復旧であればデータスマートに相談してみると良いでしょう。
LIVE DATA(ライブデータ)
ライブデータは高い技術力と20年以上の実績を誇る、老舗のデータ復旧業者です。
完全成功報酬制で、通常の復旧だけではなく、緊急対応やHDD復旧費用上限を設けるといったサービスも多数提供しているなど、業界最安値の水準で依頼できる安心できる業者です。
特に、HDDの復旧費用上限のおかげで、どんな重度の障害でも何十万円もの請求をされる心配がないため、安心して依頼することができます。
また、長年のデータ復旧ノウハウを活かし、「復旧天使」という個人で使えるデータ復旧ソフトも開発・提供していて、技術は業界トップクラスです!
ライブデータについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【口コミ検証】LIVE DATA(ライブデータ) データ復旧サービスの料金や対応は?料金や悪い評判まで徹底解説!
A1Data(エーワンデータ)
A1データは、データ復旧業界の健全化を推進している日本データ復旧協会常任理事企業で、高い技術力と信頼性を誇る老舗データ復旧業者です。
完全成功報酬制で、リモート復旧や即日リターンサービスなど、他の企業では見られないサービスを展開している点も特徴です。
依頼する前に見積もりや復旧料金の上限を提示してくれるなど、とにかく安心で親切なサービスです。
BUFFALO、I・Oデータ、DELL製品のデータ復旧の場合、割引サービスを行っていますので、この3メーカー製のストレージを持っている方は必ず覚えておきましょう。
A1データについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:[評判/口コミ]A1Data(エーワンデータ)の料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!この業者は信頼できる?
デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーはデータ復旧における売上シェアNo.1を謳っており、あらゆるデバイスに関してデータの復旧サービスを提供しています。復旧料金は5,000円からとリーズナブルで、当然ながら完全成果報酬型なので安心です。
持ち込みなら最短当日、郵送の場合は最短翌日のデータ復旧が可能というスピード対応も見逃せないポイントでしょう。
またISO27001やPマークの取得はもちろん、NDA(機密情報保持契約)の締結にも対応しているので、プライバシーの観点からも安心して依頼することができます。
電話での問い合わせは24時間無料診断・相談に対応しているので、気になることがあれば相談してみるのはいかがでしょうか。
関連記事:【覆面調査】デジタルデータリカバリーの悪評はどうなの?口コミ/料金/営業マンなど徹底検証!
BUFFALO(バッファロー)データ復旧サービス
バッファローデータ復旧サービスは、その名の通りHDDなどのパソコン周辺機器メーカーとして有名なバッファローが運営しているデータ復旧業者です。
完全成功報酬制で、重度障害以外は固定料金となっているため、あらかじめ復旧料金がわかり安心して依頼できる料金体制になっています。
またBUFFALO製品のデータ復旧に限り、保証期間内はデータ復旧が無料です。
アドバンスデザインと提携も行っていて、高度な復旧技術を持つアドバンスデザインとの技術提携により、軽度の障害・重度の障害どんなケースにも対応可能です。
BUFFALOデータ復旧サービスに関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:[評判/口コミ]BUFFALO データ復旧サービスの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!
データ復旧業者選びに迷ったら、まずは上記の6業者に相談してみてはいかがでしょうか。
もちろんすべての業者で相談は無料です。
悪質なデータ復旧業者を見分けるポイント
この記事でもたびたび書きましたが、わたしたちの知識の無さに付け込んで不当な請求を行う悪質なデータ復旧業者も残念ながら0ではありません。
こうした不当な請求を行う悪質な業者を避けて依頼する重要性については、先ほどお話ししたとおりです。
とはいえ、データ復旧業者の知識がない私たちには、どこが健全な業者でどこが不健全な業者なのか見当も付かないと思います。
もしデータ復旧を依頼することがあれば、以下の「悪質な業者の特徴」を確認しながら探して下さい。
- 完全成功報酬制を採用していない業者は怪しい
- 非常に高い成功率を宣伝している業者は要注意
- 高額な料金・見積もり・開封費を請求する業者は危ない
完全成功報酬制を採用していない業者は怪しい
悪質な業者を見分けるポイントの一つとして、成功した時だけ料金が発生する「完全成功報酬制(成果報酬制)」を採用しているかどうかです。
完全成功報酬制を採用している業者は、事前にしっかりと正確な見積もりを出す必要がありますし、データを復旧させる技術力が無いと利益を得られません。
従って、完全成功報酬制の業者は必然的に「優良で技術力の高い業者」に絞られます。
ただし中には完全成功報酬制を謳っておいて後から追加費用を請求する悪質な業者もいますので、見積もりの段階で必ず「追加費用」については念押しをしておきましょう。
そこでしどろもどろになったり、ごまかすなど明確に答えてくれない業者はほぼ悪質な業者です。
非常に高い成功率を宣伝している業者は要注意
「復旧率〇〇%!」のような、復旧率、それも非常に高い復旧率をメインで謳っている業者には注意が必要です。
データ復旧は非常に高度な技術が要求される職種で、しかもケースによって難易度も成功率もバラバラです。
おそらく日本一、世界一の技術力を持ってしても、毎回確実にすべてのデータを復旧させられるわけではなく、復旧する確率も、どのくらいのデータが復旧するのかも毎回異なります。
にもかかわらず、非常に高い成功率を喧伝する業者は集客のために過剰な数字を提示している可能性が高いです。
そういった業者は成功率だけではなく、料金表示や見積もり時にも正確でない、わかりにくい数字を出してくる可能性があります。
高額な料金・見積もり・開封費を請求する業者は危ない
データ復旧料金は業者ごとに料金が違いますが、料金がかかる名目もそれぞれ異なります。
中には「調査費」「HDD開封費」と称して、データ復旧してもしなくても数万円の請求を行う業者もいます。
優良な業者でも調査費を取ることはありますが、せいぜい数百円から数千円です。
こうした調査費や開封費、見積もり料金といった名目で、何万もするような高額な料金や見積もりが出る業者は避けましょう。
逆に「データ復旧が数千円~!」という安すぎる料金を謳っている業者にも注意が必要です。
よほど簡単な作業でない限り、数千円でデータ復旧するケースはほとんどありません。
そういう業者はHPで「数千円~」と言って集客しておき、見積もりの段階で「思ったより症状が重いのでやっぱり○○万円です」といった請求をしてくる可能性があります。
要は「数千円~」の「~」になることがほとんどですので、安さに釣られて怪しい業者に依頼しないようにしましょう。
こうした高額料金を請求する業者や、安すぎる料金の業者に当たったら、必ず料金の内訳といった内容を業者に1つ1つ確認してください。
優良な業者で、その請求が正当なものであれば嫌な顔一つせず、細かく丁寧に教えてくれるはずです。
その対応も優良な業者を見極める一つのポイントです。
関連記事:【悪評業者を排除】HDD(ハードディスク) データ復旧サービス 20選 ! 価格や選び方を比較&徹底解説
データが壊れる前に別の場所に保存もおすすめ
データが壊れてしまう前に、外付けSSDやUSBメモリに保存もおすすめです。データ復旧にかかる費用に比べ安い場合もあるので、複数保存しておくと安心ですよ。
気軽に持ち運べる外付けSSD
外付けSSDであれば、スマホやPCのデータを以降できるので、保存先として便利です。1つは家にもう1つは会社のように分けて保存もおすすめです。
HDDより耐久性が高く気軽に持ち運べるモデルを探している方に適しています。
価格を抑えたいならUSBメモリ
USBメモリはSSDより速度は劣りますが、価格がかなり安いです。そのため、費用を抑えたい方に適しています。
データ容量が重くないのであれば、複数所持しバックアップ用に持っておくのも便利。安く持ち運びたい方におすすめです。
データ復旧の料金はピンキリなので適切な業者選びが重要!
データ復旧の費用は故障の原因や症状、また記録媒体によって数千円から数十万円以上になる事もあるなど、非常に料金相場の幅が広い業界です。
こうした料金相場の幅が広い業界で、適正な価格で依頼するためには、その業界の実情や平均的な相場について知っておく必要があります。
仕組みや実情を知っていれば、復旧費用を安く抑えることができますし、悪質な業者に依頼してしまい法外な料金を請求されることも無いでしょう。
Picky’s編集部では、データ復旧業界の情報を多く記事にして発信しています。
パソコンやスマホの所持が当たり前になった今、万が一の時、大事なデータを取り戻せる可能性のあるデータ復旧を知っておいて損はないはずです。
興味のある方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
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