デジタルデータリカバリーは、データ復旧率95.2%という高い技術力が売りのデータ復旧専門業者です。データ復旧業者を探していると、ほぼ必ず目にする業者のはず。
データ復旧会社は普段の生活の中であまり馴染みがないため、いざ依頼をしようとするとどこがいいのか迷ってしまう事も多いですよね。
「デジタルデータリカバリーはどんな業者?」「料金や会社の場所は?」「デジタルデータリカバリーに頼むメリットや悪い評判とかはある?」といった点について徹底解説します。データ復旧会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
データ復旧会社 デジタルデータリカバリーとは?
デジタルデータリカバリーの特徴や料金をまとめました。
デジタルデータリカバリーの特徴
- 国内売り上げシェアNo1の有名企業
- 重度障害を含むデータ復旧率95.2%の高い技術力
- パソコン・スマホ・カメラとあらゆるメディアに対応
- 24時間365日対応(深夜は受け付けのみ)
- ISO27001・Pマーク取得・NDAで情報セキュリティ万全
デジタルデータリカバリーは国内売上シェアNo1を謳うだけあり、あらゆるメディア・デバイスからのデータ復旧を得意とする業者です。
24時間365日受付で、深夜のトラブルでも即座に対応してくれるため、いざという時のために名前を覚えておくと安心です。
ISO27001とPマーク取得、NDA(機密情報保持契約)対応のため、情報の取り扱いや漏洩に対するセキュリティ意識も非常に高いです。
デジタルデータリカバリーの詳細
デジタルデータリカバリーの料金や、対応サービスをまとめました。
実績 | 184,637件 |
---|---|
価格 | 5,000円~(500GB以下) |
スピード | 来社なら最短当日・郵送で最短翌日 |
無料見積もり | ◎(初期診断無料) |
完全成果報酬型 | 〇(成功定義データが復旧できない場合は料金割引or無料・例外あり) |
対応メディア | HDD/SSD/スマホ/ビデオカメラ/カメラ/SDカード/USB/RAID/NAS他 |
店舗受付/郵送受付 | 有り/有り |
設備やツール | クラス100のクリーンルーム/豊富な交換用ドナーHDD保持 |
所在地 | 東京/神奈川/愛知/大阪/福岡 |
デジタルデータリカバリーは14連続売り上げナンバーワンの国内シェアトップを裏付ける、18万件を超える圧倒的な実績があります。あらゆるメディア、あらゆる障害に対応し大手企業や警察捜査機関からも多くの依頼を請け負っています。約8割の依頼は48時間以内に復旧完了している実績もある、復旧スピードも迅速な業者です。
かかる費用はどういう計算になっていますか?
そんなデジタルデータリカバリーの復旧料金ですが、基本的に「容量×故障個所×復旧難易度×工程数」で算出されます。
復旧させるデバイスの容量が小さくて、簡単な故障なら安価で修復させることができるかもしれません。
本社や営業所の場所はどこ?
東京は六本木ヒルズに本社があり、持ち込みで即日対応できるのもこの本社です。横浜、名古屋、大阪、福岡の拠点には持ち込みはできますが機器預かりのみで、六本木の本社で作業が行われています。無菌手術室と同等な清浄度のクリーンルームもあり、物理障害で起こった不具合の復旧を慎重に行っています。
デジタルデータリカバリーのキャンペーン情報
デジタルデータリカバリーは通年「8つの無料特典」を行っています。
- 専門家への電話相談無料
- 初期診断無料
- 機器の分解・HDD取り出し作業費無料
- バックアップ作業無料
- 納品HDD10日間レンタル無料
- 復旧後の納品送料無料
- 復旧作業に必要な部品代無料
- 全国どこでも出張診断無料
普段データ復旧になじみのない方にとって、この無料でどんなメリットが生まれるのか分かりにくいかもしれませんね。
ざっくりですが、これらのサービスがあることで「後から色々な追加費用を請求されることが無い」と考えてOKです。
デジタルデータリカバリーの良い口コミ・評判
デジタルデータリカバリーの良い口コミを調べてみました。
- 重度の物理障害からも復旧してくれた
- 他社で1週間かかると言われたが、2日で復旧した
全体的に「技術力の高さ」に関する口コミが多数見られました。
中でも「他社に断られた重度の物理障害からも復旧した」、という口コミは全体的に多かったです。
「落下させて壊してしまった」といった「重度の物理障害」からのデータ復旧は、多くの業者で断られます。
作業の難易度が非常に高く、専門設備も必要なためです。
そんな重度の物理障害でも、デジタルデータリカバリーなら相談に乗ってくれます。
また、技術力の高さを活かしたスピード復旧も評判が良いようです。
技術力に関していえば間違いなく信頼できる業者でしょう。
物理障害などのパソコンの故障原因について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?
デジタルデータリカバリーの悪い口コミ・悪評
- 高額な復旧料金を請求された
- 料金が割といい加減
- データ復元ができないので費用だけ取られた
- 交渉次第で金額が大幅に下がった
- 営業が強引だった
料金設定が高めに感じた
デジタルデータリカバリーに限りませんが、データ復旧業者に依頼するとしばしば高額な作業料金の見積もりが出ることがあります。
データ復旧は専門技術なため、容量や症状・作業難易度によって高額になる場合があるのは仕方がないと言えます。
とはいえ、デジタルデータリカバリーはデータ復旧業者の中でも決して安価な方ではありません。
料金重視で探している方にはおすすめできません。
謎の値引きや営業の対応に不信感を感じた
また、デジタルデータリカバリーでは高額な料金を請求された後、交渉次第で料金が大幅に下がったという話も見られました。
納期にこだわらなければ、最初に提示された料金からの値引き交渉ができるケースもあるようです。
「それなら最初からそのプランを提示してくれてもいいのに…」と思う方から不満の声が出ています。
成果報酬制型を採用していない
成果報酬制型とは依頼したデータが取り出せなかった場合には費用がかからないという制度です。デジタルデータリカバリーは完全成果報酬制を採用していないので、万が一データが取り出せない場合でも費用は戻ってきません。
デジタルデータリカバリーは実績も多いのでデータ復旧を成功させれる確率が高いのかもしれませんが、実際の成功率は60~70%程度なので注意が必要です。
個人的には成果報酬制を採用しているデータ復旧サービスの方がおすすめなので、まずは一度他の復旧業者にも相談しているのが良いでしょう!
編集部
デジタルデータリカバリーの営業マン・営業体制はどうなの?
デジタルデータリカバリーは専門アドバイザーと技術者が常駐しており、いつでもデータ復旧に関する電話相談をすることができます。
もちろん電話対応するのは、知識のないアルバイトではなく、専門知識を有するアドバイザーが対応。
安心して相談することができますね。
やや強めの営業をされた、という口コミも見られましたので、相性や雰囲気を確認するためにもまずは電話してみるといいでしょう。
デジタルデータリカバリーでデータ復旧するメリット・デメリット
デジタルデータリカバリーのメリットとデメリットをまとめました。
デジタルデータリカバリーのメリット
【メリット①】あらゆるデバイスや障害からのデータ復旧に対して強い
デジタルデータリカバリーはHDDをはじめ、USBやカメラ、NAS、RAIDなどあらゆる記憶媒体からのデータ復旧に強い業者です。
ウェブサイトに載っていないデバイスの相談にも応じているそうなので、データ復旧に困ったらまずは電話してみると良いでしょう。
関連:RAIDのデータ復旧 無料ソフトと業者のどちらがおすすめ?主要10社を徹底比較!
関連:NASのデータ復旧はフリーソフトと復元業者どっちがおすすめ?主要10社を徹底比較!
【メリット②】個人はもちろん、法人案件の実績も多数
デジタルデータリカバリーは平成11年設立、従業員数175名(2022年6月時点)を抱える老舗業者です。
これだけ長く、大きな事業を展開できているという事は多くのお客様から信頼されている証拠です。
実際、個人の復旧はもちろん、様々な有名企業との取引実績も公開されています。
- ヤフー
- キヤノンシステムアンドサポート
- NTT東日本
- みずほ銀行
一般の企業よりはるかに重要なデータを扱うことが多い、大手の企業からの信頼を得られている点から、デジタルデータリカバリーの技術力は確かと言えます。
【メリット③】ISO27001・Pマーク取得しており情報セキュリティ万全
ISO27001とは、顧客の情報に対するセキュリティや管理がしっかり行われている企業に与えられる国際規格です。
Pマーク(プライバシーマーク)は、主に個人情報保護の観点から適切な情報の取り扱いを行っている企業に与えられるマークです。
どちらも、認証取得するためには社内でしっかりとした情報セキュリティ体制を敷き、厳しい審査にパスしなくてはなりません。
重要なデータを抱える企業はもちろん、個人だって中に入ったデータのプライバシーは重要なはず。
万が一業者から流出したり、第三者のハッキングなどで盗まれてしまったりしたら大変です。
ISO27001やPマークは、セキュリティ意識の低い企業や適切な管理設備の無い会社では取得することはできません。
この2つを取得しているデジタルデータリカバリーなら、情報が漏洩するリスクは限りなく低いでしょう。
【メリット④】24時間365日受付対応
HDDはいつ壊れるかわかりません。
お盆やお正月、深夜に突然壊れる可能性だって十分にあります。
そんなタイミングの悪い時に重要なデータが飛んでしまったら焦りますよね。
デジタルデータリカバリーはお正月でもお盆でも深夜でも受付をしてくれるため、いつでも迅速な復旧が可能です。
デジタルデータリカバリーのデメリット
【デメリット①】ウェブサイト表示価格と実際の見積り金額の乖離が大きい
デジタルデータリカバリーの公式サイトには「500GBのデータ復旧で5,000円~」とありますが、この金額で復旧できる事例はほぼないでしょう。
これはデジタルデータリカバリーに限らず、どこのデータ復旧業者でもなかなか難しい金額です。
となると、デジタルデータリカバリーでは、安価な復旧料金をやや誇張している感は否めません。
そのため、提示された見積料金と、こちらが想定していた作業料金の差に驚いてしまう方が多いようです。
実際は数万円~かかると思っておくといいでしょう。
【デメリット②】完全成功報酬ではない
現在データ復旧業者は「データがきちんと復旧したら料金を支払う」、完全成功報酬制が基本です。
そのため、診断の段階では料金を取らないことがほとんどですが、デジタルデータリカバリーは症状によって診断の段階でも料金が発生することがあります。
ただし、事前に了解を取らずに勝手に作業を進めて請求することはありません。
「診断に〇〇円かかります」と事前に了承を得たうえで、作業を進めるのでその点は安心です。
ただ、いずれにしてもデジタルデータリカバリーは、料金面でやや不親切というか、ルーズな部分が目立ちます。
デジタルデータリカバリーのキャンセルできるタイミングは?
料金が発生せずにキャンセルできるタイミングを紹介します。デジタルデータリカバリーのサービスの流れは以下の通りです。
- 相談・問い合わせ【無料】
- 機器の郵送or持ち込み【無料】
- 初期診断&見積もり【無料】
- 復旧作業
- 支払い
- 納品
3つめの工程「初期診断&見積もり」までは無料の範囲内なので、依頼をキャンセルするならこのタイミング。それ以降は料金が発生します。
ただし、郵送で見積もりを行った場合の機器の返送代は顧客負担になるので気をつけましょう。
デジタルデータリカバリーは万能なデータ復旧業者
デジタルデータリカバリーは、あらゆるデバイスから迅速にデータ復旧してくれる業者です。
技術力や知識に関しては文句なくトップクラスの業者で、ありとあらゆるデータ復旧の相談ができるでしょう。
ただし、依頼した方からは料金の面で不満も出ていますので、相談する際はきちんと確認するようにしたいですね。
デジタルデータが壊れてしまってもいいようにバックアップをしておくのもおすすめ
デジタルデータリカバリーのようにデータ復旧会社に頼むのはハードルが高く感じる方は、デジタルデータが壊れることを想定して、事前に外付けSSDへ保存しておくことをおすすめします。
データの中には他人に見られたくない機密データを持っている方もいるかもしれません。事前にバックアップを取っておけば自分で復元できるので、そこまで手間はかかりません。
デジタルデータリカバリー を他社を無料見積りで比較検討するのもおすすめ
デジタルデータリカバリーは最大手の業者で知名度はNo1です。ただし「ネットでの評判が気になる」「もっと安くデータ復旧をしたい」という人には、いくつかの業者に相談してみるのもおすすめです。
- 他のところと料金を比較してみたい
- いくつかの業者で客観的なアドバイスがほしい
- データ復旧についてもう少し知りたい
- 完全成果報酬型が良い
このように依頼前に不安なポイントが残っている場合には無料見積りを活用して、いくつかのデータ復旧業者で比較するのが良いでしょう。より確実なデータ復旧の方法や、デジタルリカバリーで提示されている料金よりも安く依頼できる可能性があります。
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国内にあるデータ復旧業者の50社程度を徹底調査した中で、本当におすすめできるデータ復旧業者を詳しく解説しています。まずはいくつかのデータ復旧サービスで症状の相談したり、無料見積もりをしてみて検討するのもオススメです!
また法人のNASやサーバーに問題が起こり、外部に持ち出せないデータや機器にトラブルが起こってしまったときの対処方法などを専門家が解説しています。最近は個人情報の取り扱いなどが難しくなっているので、社内の現場でデータ復旧するケースもふえています。
オンサイト(現地)でのデータ復旧についてはこちらで詳しく解説しています。
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