出典:amazon.co.jp
ノートパソコンは端子の少ない機種が多いので、ドッキングステーションが一台あると様々な機器が使用できるようになり利便性が大きく向上します。
パソコンやスマホ、デジカメに充電器など…端子の異なる様々なデバイスを使用する機会が多い現在、ドッキングステーションがあると非常に便利です。
ですが使ったことがない方にとって、使い方や接続方法、無数にあるドッキングステーションの中からどうやって選んで、そして何を買ったらいいかが気になりますよね。
今回、Picky’s編集部で「ドッキングステーションとは何か」や、「どうやって選んだらいいのか」について解説します。記事の後半では編集部が厳選した、おすすめのドッキングステーションをランキング形式で多数紹介しています。
ドッキングステーションを知らなかった方も、興味を持っている方も是非読んでみてください。
この記事を監修した専門家

目次
ドッキングステーションとは?2画面・3画面出力を可能に

出典:amazon.co.jp
ドッキングステーションとは、パソコンやノートパソコンの端子に接続することで、さらに複数の端子を追加して使えるようになる製品です。足りないUSBポートを増やしたり、パソコン側に搭載されていないSDスロット、HDMI端子などの端子規格を使用できるようになります。
ドッキングステーションによってUSBだけの物(これは正確にはUSBハブと言います)や、displayportを搭載している物、またHDMIが2つ付いているものなど対応機器は様々です。
価格はピンキリですが、高いものは豊富な種類の端子が使えたり、性能の高いusb3.0規格やMacのthunderbolt3・thunderbolt4などに対応したものが選べます。
ドッキングステーションの詳しい選び方については後述します。
Yotchan
ドッキングステーションはどんな人におすすめ?
ドッキングステーションのメリットは「1本のケーブルで複数の端子が使用できるようになる」ことですので、ドッキングステーションは以下のような方におすすめです。
- ノートパソコンのような端子の少ない機器を使用している方
- パソコン以外に様々な機器を使用している方
- パソコン周りをすっきりさせたい方
- ノートパソコンを家でも外でも頻繁に使用する方
ノートパソコンのような端子の少ない機器を使用している方
USB端子が1~2個しかない機種で機器の接続を行いたい場合、ドッキングステーションがあれば簡単にポート不足を補えます。
デスクトップパソコンに比べ、軽量・コンパクトが求められるノートパソコンは、USB端子の少ない機種がほとんどです。例えば、よく見かけるノートPCやタブレットの端子数は以下の通りとなっています。
比較項目 | Microsoft surface go2 |
apple MacBook air |
apple ipad mini |
HP elitebook |
Panasonic let’s not(10.1) |
Lenovo thinkpad |
USB-A | – | – | – | 1 | 3 | 2 |
USB type-c | 1 | 2 | – | 1 | 1 | 1 |
HDMI | – | – | – | 1 | 1 | 1 |
MicroSD | 1 | – | – | – | 1 | – |
Lightning | – | – | 1 | – | – | – |
中には豊富に端子を備えているものもありますが、基本的にノートパソコンやモバイルノート・タブレットではUSBやHDMIなどの端子は少なめです。
- 無線マウスのレシーバー
- スマホ充電用
- テザリング用ケーブル
- イヤホン充電
USB端子が1~2個しかない機種で、上記のような機器の接続を行いたい場合、ドッキングステーションがあれば簡単にポート不足を補えます。
パソコン以外に様々な機器を使用している方
ドッキングステーションがあれば、USB端子以外にも「SDカードスロット」「HDMI端子」「LANケーブルポート」などの様々な端子を増やせます。
利用しているノートパソコンのUSB端子が少ないだけであれば、工夫でなんとかできなくはありません。しかし、そもそも「HDMI端子」「SDカードスロット」「LANケーブルポート」がなければ、それらの端子をノートパソコンで繋ぐことはできませんよね。
デジカメで撮った写真を取り込むためにSDスロットが必要になりますし、マルチディスプレイなどで映像出力を行いたいときはHDMIやdisplayport端子が必要です。
こうした端子不足の面倒を1台で解決できるのが、あらゆる機器を使用できるようにするドッキングステーションです。
パソコン周りをすっきりさせたい方
ドッキングステーションがあれば、あらゆるケーブルや端子をひとまとめにすることができます。「あのケーブルもこの端子も使う」とひたすらパソコンに直接つないでいると、パソコンの周りがケーブルまみれになってしまいます。
パソコン周りはすっきり整え、ケーブルや他端子はドッキングステーションと綺麗に分けることができます。
パソコン周りをスッキリさせたい場合にも、ドッキングステーションはおすすめです。
ノートパソコンを家でも外でも頻繁に利用する方
家でも外でも毎日のように同じノートパソコンで作業をしている人はドッキングステーションを導入し、大きな画面のディスプレイに出力して作業すると生活が一変します。
外部ディスプレイは一度に表示できる情報量がノートパソコンの画面よりも多いので作業効率が高まりますし、目線が高くなることから姿勢も改善されて肩が凝りにくくなるといったことも期待できます。
レポートの多い大学生や内勤作業を家でも行うサラリーマンにドッキングステーションはオススメです。
Yotchan
MacBookにケーブルを一本挿すだけで外部ディスプレイやスピーカー、ハードディスクへ1秒で接続できるドッキングステーションはなくてはならないアイテムです。
ドッキングステーションの選び方
ドッキングステーションを選ぶときは以下の5つのポイントに注意して選びましょう。
- 使用する機器に合った接続端子を選ぶ
- 必要な端子が搭載されているものを選ぶ
- 通信速度の速い規格を選ぶ
- MacユーザーならPD対応で充電できるかどうかもチェック
- M1チップ搭載のMacBookユーザーはDisplayLink対応製品化要チェック
使用する機器に合った接続端子を選ぶ
まず何よりも重要なのが、接続したいパソコンの端子に合った製品かどうかです。
ドッキングステーションは様々な端子を利用できるようにする製品ですが、ドッキングステーション自体を繋ぐ端子がパソコン側に必要です。パソコンにUSB-A端子しかないのに、USB-Cケーブルで接続するドッキングステーションを買っても意味がありません。
- USB-A
- USB-C
現在主な端子は上記の2種類ですが、USB-A対応の物はかなり少なくなっていて、主流はUSB-Cとなっています。
編集部
必要な端子が搭載されているものを選ぶ
ドッキングステーションの一番の目的が「必要な端子を増やす」ことですので、当然必要な端子のポートが付いた製品を選ぶ必要があります。
ドッキングステーションは機種によって搭載されている端子の数も種類もバラバラです。デジカメやスマホのデータを移すことが多ければSDカード端子のある製品を、モニターなど映像を出力をしたいならHDMIやディスプレイポートが必要です。
単純にUSB端子を増やしたいのか、それともパソコンに搭載されていないSDカードスロットやdisplayport端子を増やしたいのか。
自分の目的に合った端子がついている機種を選びましょう。
編集部
なお、USBポートだけ増やせればいい、という方は色々な端子の付いたドッキングステーションではなくUSBハブの方が安いのでコスパが良いです。
以下の記事では、USBハブのレビューやおすすめを紹介していますのでぜひ読んでみてください。
関連記事:[2021年最新]MacBookやsurface向け USBハブおすすめ20選 | USB-Cタイプなど選び方を解説
自宅や会社での使用がメインでネット回線を安定させたいなら有線LAN付き
Wi-Fiなどのワイヤレス接続の場合、状況次第で接続が不安定になることもあります。
有線LAN付きのドッキングステーションなら、自宅やオフィスではパソコンを有線LANで接続し、ネット回線を安定させることができます。
2画面出力させたい場合は映像出力端子をチェック
マルチディスプレイにしたい方は、ドッキングステーションにVGA・HDMI・display portといった映像出力端子が必要な台数分あるかどうかをチェックしておきましょう。
映像出力端子があるドッキングステーションを使えば、簡単にマルチディスプレイ環境を構築することができます。
モニターを1枚追加したいなら映像出力端子は1つでOKですが、モニターを2枚追加してトリプルディスプレイ環境を構築したい場合は最低でも出力端子は2つ必要です。
編集部
例えばこのIODATAのドッキングステーションなら最大2台まで4Kモニターを繋ぐ(トリプルディスプレイ)ことができます。
映像端子について詳しく知りたい方は、以下の記事ではdisplayportやHDMIケーブルについて詳しく解説しています。
2つの映像出力端子の違いや、メリット、おすすめ商品を知りたい方はチェックしてみてください。
関連記事:DisplayPortケーブルのおすすめ5選!選び方・メリット・HDMIとの違いも解説!
関連記事:【2021年プロが選ぶ】HDMIケーブル おすすめ21選|PC/カメラ/スマホ/TV/4K対応の選び方まで詳しく解説
通信速度の速い規格を選ぶ
ハードディスクなどのデータの移動を行うストレージと接続する場合、通信速度が早ければ早いほど短時間でデータを移動させることができます。
規格とは、例えばWindowsなら「USB3.0/USB3.1」などで、Macなら「Thunderbolt3/Thunderbolt4」に対応しているかどうかです。
基本的にUSBなら「2.0より3.0、3.0より3.1」、Thunderboltなら「3より4」と言ったように「数字の大きいほうが通信速度が速い」と考えてOKです。
編集部
MacユーザーならPD対応で充電できるかどうかもチェック
ドッキングステーション側で「PD(Power delivery)規格」に対応していれば、1本のケーブルで端子の増設とMacの充電が同時に行えます。
PD対応商品はドッキングステーション製品ページに「PD対応」と書いてあります。
またその際は「W数」にも注意しましょう。
パソコンなどを充電する際には「必要W数」という充電能力を示す数字が重要で、この数値以下の充電器だと充電が遅くなったり、充電しながら使うと充電が減ったりします。
要は「充電側のパワーが消費電力に追いつかない」状況になります。
モデル | 必要W数 |
MacBook Air 13インチ | 30W |
MacBook Pro 14インチ | 67W/96W |
MacBook Pro 16インチ | 140W |
例えばMacBook Air 13インチなら充電器側(今回の場合PD対応ドッキングステーション側)に30W以上の性能が無いと電力を適正給電できないわけです。
16インチなら140W近い充電能力を持った充電器が必要になります。
M1チップ搭載のMacBookはDisplayLink対応製品か要チェック
Apple M1チップを搭載しているMacBookでは1台の外部ディスプレイにしか出力できない点に注意が必要です。
M1チップを搭載したMacBook AirとMacBook Pro 13インチで2台以上のディスプレイに出力したい場合はDisplayLinkに対応しているドッキングステーションを選びましょう。
※M1 Pro、M1 Max搭載のMacBook Proは最大2台の外部ディスプレイに対応しています。3台以上のディスプレイに出力したい場合はM1チップ搭載のMac同様に別途DisplayLink対応のUSBハブかUSBドッキングステーションを導入しましょう。
関連記事:【MacBook Pro 2020の13/16インチを実写レビュー】気になる点・良かった点を口コミ解説!
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Yotchan
専門家おすすめの最強ドッキングステーション
これ一つで充電からデュアルディスプレイまで完結!
M1チップを搭載したMacBookであっても充電からデュアルディスプレイ出力まで対応できるだけでなく、数多くのUSBポートを備えている点が魅力的です。
全ての外部機器をケーブル一本でパソコンに接続できるので、頻繁にノートパソコンを持ち出す人には特にオススメな製品です。
接続端子 | USB |
---|---|
搭載端子 | USB/USB-C/4K HDMI/DPポート |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 60W |
最強ドッキングステーションおすすめランキング比較一覧表
最強ドッキングステーションおすすめランキング15選
安価・多機能・コンパクト・PD対応と欠点らしい欠点の無い万能モデル
UGREENのドッキングステーションはメーカーの知名度のせいかランキングはイマイチですが、安くて多機能でコンパクトと、欠点らしい欠点がない機種なので、初めてのドッキングステーションにおすすめ。
「USB-A×2」「USB-C」「HDMI」「SD」「microSD」と、一通り便利な端子は揃っていて、さらにPD対応、最大100Wというパワーで充電できるので、Mac Book Proなどの高性能PCユーザーも使えます。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/SD/他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 100W |
豊富な端子と多機能を持つがやや端子の種類に癖のあるモデル
CalDigitのドッキングステーションは「USB-A×5」「USB-C×4」「SD」「displayport」「Ethernet」「digital Optical」「audio」など計15端子を搭載、最大87Wの充電も可能なPD対応機種です。
ドッキングステーションとしてはかなり高価ですが、それに見合った性能はあります。
ただ、これだけ多機能で高性能なのに「microSD」「HDMI」端子がないのが難点です。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/DP/Ethernet他 |
通信規格 | Thunderbolt 3 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 87W |
5K対応マルチディスプレイ向きモデル
映像出力に特化したWAVLINKのドッキングステーションで、マルチディスプレイ環境を構築したい方におすすめのモデル。
「USB-A×6」「USB-C×1」「HDMI×2」「displayport×2」「LAN」「DC」に対応し、デュアルDPポートを同時に5Kモニターに接続した場合、最高5K(5120×2880 @ 60Hz)までの解像度をサポートします。
やや高価で、場所も取るため持ち運びには不向きですが、デスク周りにおいておくなら最高の機種です。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/DP/他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | × |
充電性能 | × |
持ち運びにも便利なコンパクトで安価なドッキングステーション
非常にコンパクトで、価格も手ごろ、それでいて「USB-A×2」「USB-C×2」「SD」「microSD」「HDMI」と、豊富な種類の端子を備えたバランスの良い機種です。
Windowsやタブレット、surfacepro6などのサーフェスシリーズはもちろん、PD,Thunderbolt 3対応で最大100Wの充電が可能なので、Mac Bookユーザーにもおすすめ。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/SD/microSD他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 100W |
Surface専用。端子拡張と充電が同時に可能なドッキングステーション
Windows10やsurfaceなどでおなじみのMicrosoft社純正のドッキングステーションで、その名の通り、surface専用です。
「USB-A×2」「USB-C×4」「3.5mm オーディオ ジャック」「Ethernet」が使用可能で、端子の拡張と同時に充電も可能。
Surface Go 2 / Surface Pro 6 / Surface Pro (第 5 世代) / Surface Laptop 2 / Surface Laptop (第 1 世代) / Surface Go / Surface Book 2 (13.5/15 インチ)をお持ちの方におすすめです。
接続端子 | Surface Connect(Surface専用) |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/Surface Connect他 |
通信規格 | ー |
PD対応 | × |
充電性能 | × |
多機能で高性能、それでいて安価なコスパに優れた一台
Amazonや楽天市場で人気のANKER製ドッキングステーション。
「USB-A」「USB-C」「HDMI×2」「DP」「SD」「microSD」「DC」など計13個の端子に対応し、特に映像端子はマルチディスプレイにしてもリフレッシュレート60Hzで快適に動作します。
特別なドライバーも必要とせず、誰でも簡単に使用できます。
多機能で高性能な割には比較的安価でコスパの高い1台です。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/Ethernet他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | maru |
充電性能 | 85W |
信頼のANKER製、豊富な端子と充電可能な万能モデル
「USB-A」「USB-C」「HDMI」「Ethernet」「SD」「microSD」対応、計13個ものポートを備えたANKERのドッキングステーションです。
最大85Wまでの充電にも対応し、Mac Book Pro用としても優秀。
信頼性の高いメーカーで、多機能な分かなり高価ですが様々な用途でドッキングステーションを使いたい方にとってその価値は十分にあるでしょう。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/Ethernet他 |
通信規格 | Thunderbolt3 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 85W |
あらゆる端子と機能を詰め込んだ高級フルセットモデル
Cable Mattersのドッキングステーションは「フルセット」と呼ぶにふさわしい製品です。
「USB-A」「USB-C」「SD」「microSD」「HDMI」「Ethernet」「DC」とあらゆる端子を備え、PD、サンダーボルト3で最大80Wの充電にも対応。
多機能、高性能なので少々お値段は張りますが、1台買えばどんなパソコン、どんな状況にも対応できる最強のマルチドッキングステーションです。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/Ethernet他 |
通信規格 | USB-A 3.1 Gen/Thunderbolt 3 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 80W |
映像出力端子に特化したドッキングステーション
HDMI・VGA・DVIの映像出力に特化したWAVLINKのミニドッキングステーションです。
それぞれの規格単体のモデルから、HDMI・VGA・DVIすべて搭載したマルチドッキングステーションなど、使用目的に応じて選べます。
HDMIタイプは最大4K60Hzまで対応しているので、美しい映像で出力をしたい場合におすすめ。
変換アダプタ付きでUSB-A、USB-C両方のパソコンで使えます。
接続端子 | USB-A/USB-C |
---|---|
搭載端子 | HDMI・VGA/DVI |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | × |
充電性能 | × |
コンパクトなボディに多彩な端子を搭載したモデル
Baseusのドッキングステーションはコンパクトなサイズに、合計8個もの端子を備えた多機能タイプです。
「USB-A×3」「USB-C×1」「HDMI」「microSD」「SDカード」「イーサネット(LAN)」搭載、さらに最大100WのPD対応でMacにも最適です。
端子数は減りますが、価格が安くなる「5in1」タイプも選べます。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A×3/USB-C/HDMI/SD他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 100W |
端子数豊富で、デスクに一台置いておきたいモデル
最大USB3.0対応USB-Aを6つ、映像出力端子DVIとHDMI、Ethernetなど端子を多数搭載したWavlinkの多機能ドッキングステーション。
1.5Aの高速充電ポートも搭載しており、iPhone、やandroidなどのスマートフォンに対応しています。
USB-Cが搭載されていない点に注意。
接続端子 | USB-A |
---|---|
搭載端子 | USB-A×4/DVI/HDMI/HDMI他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | × |
充電性能 | × |
バリエーション豊富で必要な端子を搭載したモデルが必ず見つかる
様々なバリエーションが選べるバッファローのドッキングステーション。
シンプルで激安のUSB-A(もしくはUSB-C) To USB-Aポート×3&LANのみの機種や、HDMI端子のついたモデルまで用途に合わせて様々なラインナップがあります。
USB-AはUSB3.2で高速通信が可能。
安くてシンプルで使いやすいUSB-A端子メインのドッキングステーションをお探しの方におすすめ。
接続端子 | USB-A |
---|---|
搭載端子 | USB-A×3/有線LAN |
通信規格 | USB3.2 |
PD対応 | × |
充電性能 | ー |
USB3.2対応で超高速転送が可能な高性能モデル
USB3.2 Gen2(10Gbps)[理論値]の超高速転送速度に対応したサンワサプライの高性能ドッキングステーション。
最大100Wの充電性能でMac Book Pro等にも充電可能、さらに消費している電力の総出力値や、PD給電時の給電状態を確認できる電流値表示機能を搭載しています。
少し価格は高いものの、性能を考えるとコスパの良い製品です。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/HDMI/RJ-45 |
通信規格 | USB3.2 Gen2 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 100W |
最大100W充電可能なMac Book専用ドッキングステーション
Mac Book Pro/Mac Book Air専用の、最大100Wまでの充電を可能にしたドッキングステーション。
端子は「USB-A×2」「PD対応USB-C」「データ転送専用USB-C」「micro SD」「SD」「HDMI」ポートを搭載し、本体もコンパクトで持ち運びにも適しています。
Mac Bookを愛用している方は必ず持っておきたい1台です。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/SD/HDMI他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 100W |
必要な端子を網羅した手軽に常備しておける1台
モバイルバッテリーやポータブル電源で有名なANKERのドッキングステーション。
コンパクトな形状ですが、1台で「USB-A×2」「PD対応USB-C」「micro SD」「SD」「HDMI」「Ethernet」端子を搭載した便利な機種です。
充電性能は48Wまでとやや低いので、15インチProなどのスペックの高いMacへの充電には不向きです。
接続端子 | USB-C |
---|---|
搭載端子 | USB-A/USB-C/SD/HDMI他 |
通信規格 | USB3.0 |
PD対応 | 〇 |
充電性能 | 48W |
ドッキングステーションのよくある質問
最後にドッキングステーションに関するよくある質問を、Q&A方式でまとめました。
ドッキングステーションおすすめメーカーは?
- 富士通
- 東芝
- NEC
- サンワサプライ
- エレコム
- wavlink
- Belkin
信頼性の高い国産メーカーがおすすめなのはもちろん、近年では新興メーカーからも安くて性能の良いドッキングステーションを販売しています。
USB端子が認識しない
- 本体の故障
- BIOSのバージョンが古い
- ドライバーの不調
- 本体からの電力供給不足
- ケーブルが正しく接続されていない
パソコン側に問題があるケース、ドッキングステーション側に問題があるケースなど、状況によって原因は様々ですので、もし認識しない場合は各メーカーに問い合わせてみましょう。
DELLやHPのウェブサイトなどにも同様の質問が載っていますので、まずは自分の持っているパソコンメーカーのウェブサイトを確認してみるのも良いでしょう。
HDMI接続したがモニターに何も映らない
こんな不具合が出た場合以下の点を疑ってみましょう。
- ケーブルやドッキングステーション・端子の故障
- パソコン側の接続端子が映像出力に対応していない
- ドッキングステーションの動作に必要なドライバをインストールしていない
よくあるのが、MacのUSB-CポートとドッキングステーションをつないでHDMI接続した場合に映らないというものです。
これはMac側のUSB-C端子が、映像出力に対応した「thunderbolt3」規格ではなかったり、DisplayLink対応製品ではドライバをインストールしていないために映らないことが原因として考えられます。
これもいろいろな状況で原因が異なるので、おかしいと思ったらメーカー側に確認してみましょう。
ドッキングステーションのまとめ
- 様々な端子を追加できる
- PD対応なら同時にMacへの充電も可能
- デスク周りがすっきりする
- 作業効率が飛躍的に向上する
ドッキングステーションはこのように大変便利な製品で、特にノートパソコンには必須のアイテムと言っていいでしょう。
色々な機器を使用する機会が多い方や、仕事でパソコンを使っている方は1台持っておくと便利です。
選び方や使い方は難しくありませんが、買った後に後悔しないよう、「何が目的でドッキングステーションを買うのか」をきちんと考えてから購入するのがおすすめです。
Picky’sではドッキングステーションとの接続に使用する、各種ケーブルについても解説しています。
ぜひこちらも目を通してみてください。
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