【2023年】ドライブレコーダー おすすめ25選|最新のドラレコをタイプ別に徹底検証

車を運転していると、悪質なドライバーによるあおり運転や飲酒運転といった交通トラブルや、お互いの不注意による事故など様々な不安があると思います。

そんな時、証拠となる状況を一部始終映像で記録してくれるのがドライブレコーダーです。

今や車にドライブレコーダーは必須設備と言えるでしょう。

煽り運転がニュースで話題になった頃からドラレコの需要は一気に高まり、現在では多くのメーカーで様々な機種のドライブレコーダーを販売しています。

機能も特徴も豊富で、何をどうやって選んだらいいかわからないという方も多いはずですので、今回はPicky’s編集部でおすすめのドライブレコーダーを10個紹介します。

併せてドラレコの解説や、選び方・必要な機能等についても説明していますので、興味のある方はぜひ目を通してみてください。

なおバイク用ドライブレコーダーをお探しの方は、以下の記事で解説していますので是非ご覧ください。

関連記事:【2021年最新版】バイク用 ドライブレコーダー おすすめ10選| 機能や選び方を徹底解説!

ドライブレコーダーとは

ドライブレコーダー(ドラレコ)とは、車に取り付けて主に走行中の車の前方の映像を記録する車載カメラの事です。

車のエンジンをかけているときは常に映像を上書きで記録し続け、万が一事故が起きた際はその前後の映像を消えないようロック(保護)して瞬間の証拠映像を残します。

本来は事故の際に状況を確認する重要な証拠として使われていましたが、近年ではそれに加えて煽り運転などの悪質なドライバーや交通トラブルに備えて設置する方も増えています。

機種によっては後方や側面の映像を録画してくれるモデルがあり、これらのタイプはあおり運転や追突、側面からの事故の際の有力な証拠となります。

事故の際自分に非がないことを証明したり、過失割合を正確に確認したり、悪質なドライバーを通報した時など、ドラレコの映像があると各種の手続きがスムーズに進みます。

ひとことメモ
単純に設置してあるだけでも煽り運転や悪質なドライバーによるトラブルを抑制する効果がありますので、基本的には取り付けておくことをおすすめします

ドライブレコーダーの種類

まず最初に確認しておきたいのがドライブレコーダーの種類で、ドライブレコーダーには大きく分けて4つのタイプがあります。

  • 通常タイプ(一体型)
  • ミラー型(ルームミラー・バックミラー取り付け)
  • 360度全方向型
  • セパレートタイプ(分離型)

それぞれメリット・デメリットや特徴が異なりますので最初に確認しておきましょう。

通常タイプ(一体型)

フロントガラスやダッシュボードに取り付ける最も一般的なタイプで、機種によってはリアカメラ付きで前後の映像を記録できるタイプもあります。

一般的なタイプだけあり、種類が豊富で取り付けが簡単、さらに価格も比較的安いものが多いと良いことづくめです。

ひとことメモ
ただし設置後は運転中も常に視界に入るので、人によっては気になってしまう方もいるようです。その場合は下記のミラー型を選びましょう

ミラー型(ルームミラー・バックミラー取り付け)

ルームミラー(バックミラー)を覆うように取り付けて、ミラーそのものをドラレコ化するタイプです。

通常タイプと違い、どんな車種にも必ずついているミラーをそのままドラレコにするだけなので、車内や視界がすっきりで見た目もおしゃれというメリットがあります。

ひとことメモ
また、機種によってはバックモニターにもなるので、バックが苦手な方にもおすすめです

360度全方向型

前後左右360度映像を記録してくれるタイプで、側面からの事故や運転席・助手席で起きたトラブルも録画してくれるので安心して運転できます。

事故の10~20%は側面の衝突と言われていますので、あらゆる事故に備えるなら360度記録カメラ搭載モデルがいいでしょう。

ひとことメモ
カメラ性能が高い分ほかのタイプより価格が高くなってしまいますが、予算さえ許せばこのタイプが一番安心できておすすめです

セパレートタイプ(分離型)

映像を撮影するカメラと、撮った映像を記録する本体が分かれているタイプで、本体が別なのでカメラが小さく設置しても視界を妨げないというメリットがあります。

シェアとしてはかなり少なく、販売されている種類も多くありません。

ひとことメモ
配線がやや複雑になるので、できれば設置はプロの業者に依頼して取り付けてもらったほうが良いでしょう

以上4タイプを簡単に表にすると以下の通りです。

名称 通常タイプ(一体型) ミラー型 360度全方向型 セパレートタイプ
画像
特徴 安価で使いやすい 見た目がすっきりとしておしゃれ 前後左右の映像が記録できる サイズが小さく視界の邪魔をしない
設置難易度 簡単 簡単 簡単 難しい
価格 安い 普通 高め 高め

タイプが決まらないとドラレコを選べませんので、まずは何となくでもいいので各タイプの特徴を覚えておきましょう。

ドライブレコーダーの選び方

ドライブレコーダーには様々な機能があり、それに伴って価格もピンキリです。

ここではドライブレコーダーを選ぶときに抑えておきたい機能・ポイントを解説します。

ただ多機能なモデルはその分価格も高くなってしまいますので、予算と相談して自分に必要な機能を確認して選ぶといいでしょう。

ドライブレコーダーの画質の高さ

ドラレコ選びで一番重要なのが映像の綺麗さ・鮮明さを左右する画質で、せっかくドラレコをつけたのに事故の時に映像が不鮮明で証拠として使えなかったら意味がないですよね。

画質の高さは主に「画素数」と「解像度」で決まるため、必ず一定以上の性能のものを選びましょう。

  • 解像度…1920×1080(フルHD)以上
  • 画素数…200万画素以上

上記の数値を目安に購入すれば、多少状況が悪くても映像が不鮮明になったりすることは無いでしょう。

ひとことメモ
フロントとリアに分かれているタイプは、前後のカメラで画質が大きく違う機種もあるので必ずチェックしてください

ドライブレコーダーの画角の広さ(視野角)

画角とは、カメラに映る範囲・角度の事で「水平画角」「垂直画角」「対角画角」と色々な種類がありますが、一番重要なのが左右の範囲を表した「水平画角」です。

ドライブレコーダーを買うときは最低でも水平画角が108°以上あるものを選ぶか、死角のない360度撮影できるタイプを選びましょう。

水平画角が狭い機種だと、例えば他の車が「限りなく側面に近い斜め前」から当たってきた場合、映像が見切れてしまうことがあります。

ひとことメモ
ドライブレコーダーは当てられた場所や、証拠として残したい場面が映っていなければ意味がありません

Gセンサーが搭載されているかどうか

Gセンサーとは事故などの衝撃を感知した際、事故前後の映像データに自動的に保護(ロック)をかける機能です。

事故の際ドライバーに意識があるとは限りませんし、意識があっても事故でパニックになっている状態で冷静にドラレコの保存なんてまずできません。

このGセンサーがあれば、何もしなくても事故の映像が上書き保存されずに残ります。

ひとことメモ
ただし煽り運転などの衝撃を感知しない状況に関しては保護されないので、その場合は手動で映像に保護をかけましょう

WDR/HDR機能が搭載されているかかどうか

ドラレコを選んでいるとよく見かけるこの2つの単語、これは簡単に言えば「極端に明るい場所・暗い場所での撮影に強い機能」を指しています。

WDRは「ワイドダイナミックレンジ」の略で、HDRは「ハイダイナミックレンジ」の略で、基本的にはどちらも同じ意味と考えてOKです。

この機能が搭載されていない場合、トンネルの入り口で急に暗くなった時に映像が真っ黒になってしまったり、逆にトンネルの出口付近で一気に明るくなると「白飛び」してしまいます。

その時間はわずか数秒にすぎませんが、その数秒の間に事故が起きてしまう可能性もあるため、できればこのWDR/HDR機能が搭載されているモデルを選びましょう。

赤外線/ナイトモード/ナイトビジョン機能が搭載されているかどうか

現在販売されているドラレコは基本的に赤外線機能が搭載されているので夜間でも撮影できます。

ですがやはり昼間の撮影に比べると若干映像が不鮮明になるため、できればナイトモードを搭載した夜間撮影に強い機種がおすすめです。

ナイトモードやナイトビジョンといった夜間撮影に強い機能が搭載されている機種は、夜間でも他車のナンバープレートや周りの状況もはっきり映してくれます。

夜間の運転が多い方はナイトモード搭載のドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。

ひとことメモ
激安モデルや、ヤフオクやメルカリで古くて画質の低い中古のドラレコを購入したりすると、この夜間撮影機能が弱いものがあるのでドラレコは新品を購入しましょう

LED信号機対応かどうか

LED信号機は人間の目には点灯しているように見えますが、実際は超高速で点滅を繰り返しています。

LED信号機対応型ではないドラレコの場合、この信号機の点滅に合わせてドラレコの動画撮影シャッターが同期してしまい、信号機の光が映像に映らなくなることがあります。

交差点での事故などの場合、信号機の光がしっかり映っていないとどちらの過失割合が大きいか証明できなくなりますよね。

現在の最新ドラレコは基本的にこのLED信号機対応になっていますが、それでも一応購入時にこの機能が付いているかどうか確認しておきましょう。

ひとことメモ
なお、東日本と西日本で電力周波数の違いからLED信号機の点滅間隔も異なるため、購入予定の機種がお住いの地域の周波数に対応しているかどうかもあわせて確認しましょう

駐車監視機能(パーキングモード)があるかどうか

ドライブレコーダーの中には走行中の映像だけではなく、エンジンを停めて駐車している間も映像を記録してくれるモデルがあります。

駐車場に停めておいた車に対する当て逃げやいたずらの証拠を撮影できる便利な機能なので、できれば搭載されているモデルの購入がおすすめです。

ひとことメモ
エンジンが停まっていても常時記録し続けるタイプや、衝撃を感知した時だけ撮影を開始するタイプなど色々な特徴があるので自分に合った機能が搭載されたモデルを選びましょう

【総合】ドライブレコーダー おすすめ TOP10

タイプ 一体型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 200万ピクセル
画素数(リア) 最大 200万ピクセル
画角(フロント) 水平115度 垂直58度 対角145度
画角(リア) 水平112度 垂直84度 対角140度
WDR/HDR機能
LED信号機対応
駐車監視機能 別売り(上記参照)
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 95mm*62mm*32.5mm
サイズ(リア) 55mm*25mm*32.5mm

先ほどのZDR026より画素数が下がりますが、その分価格が安いモデルです。

画素数が下がったとはいえ、200万ピクセルあれば映像は十分綺麗なので、ドラレコの機能としては十分だと思います。

ZDR026と同様、WDR/HDR機能がついているので夜間映像もクリアです。

駐車監視機能ができる専用ケーブルがセットになっていて、接続することで駐車時も最大12時間の録画が可能です。

タイプ 一体型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 200万ピクセル
画素数(リア) 最大 100万ピクセル
画角(フロント) 水平138度 垂直85度 対角160度
画角(リア) 水平120度 垂直62度 対角150度
WDR/HDR機能 フロントのみHDR搭載
LED信号機対応
駐車監視機能 別売りケーブルが必要
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 64mm×49mm×32mm64
サイズ(リア) 58mm×25mm

ユピテルのWDT510cはフロントカメラの水平画角は138度、リアカメラも120度と非常に広い画角性能を持ったドライブレコーダーです。

真横からのトラブル以外はほぼ死角なく撮影し続けてくれるので万が一の際も安心です。

Gセンサー、HDR、GPS機能などの機能も豊富で、さらに別売りのケーブルを購入すれば駐車監視機能も付けることができます。

ひとことメモ
なおユピテルのドライブレコーダーには購入から1年間無料でロードサービスが付帯しています
タイプ 一体型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 207万ピクセル
画素数(リア) 最大 210万ピクセル
画角(フロント) 水平122度 垂直63度 対角150度
画角(リア) 水平100度 垂直52度 対角111度
WDR/HDR機能 HDRのみ
LED信号機対応
駐車監視機能 別売り(上記参照)
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 87.9mm*50.6mm*34.4mm
サイズ(リア) 44mm* 40.4mm*33mm

ケンウッドのDRV-MR745は画素数200万ピクセルを超える、フルハイビジョンのドライブレコーダーです。

リアガラスが、スモークガラスになっていても「スモークシースルー機能」で映像の明るさが調整できます。

またドライブレコーダー協議会に加盟しているため、事前に協会に加入しておくとドライブレコーダーの買い替えの際に4万円の補償金が支給されるという特典があります。

駐車監視機能は別売りのケーブルを買うことで最大24時間まで駐車監視可能。

タイプ 分離型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 200万ピクセル
画素数(リア) 最大 200万ピクセル
画角(フロント) 水平117度 垂直63度
画角(リア) 水平117度 垂直63度
WDR/HDR機能 HDRのみ
LED信号機対応
駐車監視機能
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 36mm*63mm*42mm
サイズ(リア) 36mm*63mm*42mm

分離型のドライブレコーダーで人気のパナソニック CA-DR03TDは、カメラはF値1.4と業界最高水準の明るさで夜間のドライブも映像が鮮明に残ります。

大人気カーナビのストラーダと連携できるので、特にストラーダ搭載車に乗っている方におすすめです。

また、別売りのケーブル等を購入しなくても最初から駐車録画モードが搭載されているので、家から離れた場所で駐車する方などにもおすすめできるドラレコです。

タイプ 分離型
カメラタイプ フロントカメラ
画素数(フロント) 最大 200万ピクセル
画素数(リア) なし
画角(フロント) 水平107度 垂直57度 垂直57度
画角(リア) なし
WDR/HDR機能 WDRのみ
LED信号機対応
駐車監視機能
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 41mm*32mm*45mm
サイズ(リア) なし

VREC-DS600は、ドライブレコーダーリンクという機能でパイオニア(カロッツェリア) のカーナビと連携するドライブレコーダーです。

カーナビ側のGPSと連動することで、日時や速度や緯度経度を用いた場所といった精度の高い情報を記録できるようになります。

すでにパイオニア(カロッツェリア)のカーナビを装着している場合はこのドライブレコーダーを選びたいですね。

タイプ ミラー型
カメラタイプ フロントカメラ
画素数(フロント) 最大 350万ピクセル
画素数(リア)
画角(フロント) 対角135度
画角(リア)
WDR/HDR機能
LED信号機対応
駐車監視機能
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 280x101x50mm
サイズ(リア)

海外製のミラー型ドラレコの多くはルームミラーの左側にレンズがつきますが、パパゴのGoSafe 372V3は右側にレンズがついています。

左車線の日本の道路に適した違和感のない使い心地と、映像を残すことができます。

またGoSafe 372V3はルームミラーの面積が大きく、一般的な車に標準搭載されているミラーよりも広く見やすいので、後方をより安全に確認できるようになります。

ひとことメモ
こちらの商品はフロントミラーのみですので、前後でドライブレコーダーを設置したい方は別途購入が必要です
タイプ ミラー型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 300万ピクセル
画素数(リア) 最大 200万ピクセル
画角(フロント) 水平119度 垂直66度 対角145度
画角(リア) 水平143度 垂直75度 対角180度
WDR/HDR機能 WDRのみ
LED信号機対応
駐車監視機能 動体検知監視あり
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 80mm*16mm*310mm
サイズ(リア) 21mm*28mm*50mm

GoSafe M790S1 GSM790S1-32Gは、前後ともに高い画質性能を搭載した高画質のドライブレコーダーです。

フロント、リアともにSONYセンサーを搭載しており、前後どちらもはっきりとした映像を録画することができます。

またバックギアに連動させることも可能で、連動するよう配線をつなげるとバック時に自動的にバックカメラ映像が表示されます。

フレームレスデザインで視認性も良く、使いやすいドライブレコーダーです。

タイプ 一体型・360度型
カメラタイプ フロントカメラ・リアカメラ
画素数(フロント) 最大 340万ピクセル
画素数(リア) 最大 200万ピクセル
画角(フロント) 水平360度 垂直240度
画角(リア) 水平136度 垂直70度 対角168度
WDR/HDR機能
LED信号機対応
駐車監視機能 別売り
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 95mm*62mm*32.5mm
サイズ(リア) 55mm*25mm*32.5mm

コムテックのHDR360GWは車内の撮影も含めた360度の映像が録画できるドライブレコーダーです。

垂直視野角も240°まであり、同じ360度撮影のドライブレコーダーでもなかなか撮影できない信号機もきちんと録画できるようになっています。

この360度タイプでも、GPS情報や走行速度など詳しい情報を記録できるコムテックのビューワーソフトを使うことができます。

タイプ 一体型・360度型
カメラタイプ フロントカメラ
画素数(フロント) 最大 340万ピクセル
画素数(リア) なし
画角(フロント) 水平360度 垂直240度
画角(リア) なし
WDR/HDR機能 HDRのみ
LED信号機対応
駐車監視機能 別売り
ノイズ軽減対策
サイズ(フロント) 78mm*67mm*58mm
サイズ(リア) なし

ユピテルのQ-01dPはドラレコから映る縦・横360度すべて録画できる業界唯一のモデルです。

交通事故の多くは車両の側面や後方からの衝突というデータもあり、万全を期すならほぼ死角のないこの機種がおすすめ。

GセンサーやGPS機能も搭載し価格も安いおすすめモデルですが、記載の数値ほど画質が良くなく時間帯や状況によっては画像が不鮮明になるときがあります。

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ドライブレコーダーの取り付け方

取り付け方ですが、一般的なモデルのドライブレコーダーであれば本体を両面テープでダッシュボードやフロントガラスに貼り付け、シガーソケットにケーブルをつなぐだけです。

リアカメラがあるタイプならリアガラスに同じように両面テープで貼り付けて、ケーブルをフロントのメインカメラにつなぎます。

もう少し詳しく解説すると以下の手順となります。

  • 取り付ける場所の汚れや脂を綺麗にふき取る
  • 映像を確認しながら綺麗に映る位置を決めて貼り付ける
  • ケーブルを運転や視界を邪魔しないよう這わせてシガーソケットまでつなげる
  • 最終確認で角度を調整する
  • きちんと録画ができているかどうかを確認する

注意点としては、ドライブレコーダーはフロントガラスやダッシュボードのどこに付けてもいいというわけではありません。

例えばドライバーの目の前に設置してしまうと視界を妨げ道交法(道路交通法違反)違反となるため、フロントガラスであれば上部20%以内といったように場所が決められています。

細かい規定は難しいので割愛しますが、一番確実で簡単なのが運転席側から見てルームミラーの裏側に取り付けることです。

ここ以外に取り付ける場合は、きちんと法律を確認して違法にならない位置に取り付けましょう。

ミラー型の場合はルームミラー(バックミラー)に付属品を使って簡単に取り付けできるますし、配線等は通常タイプとほぼ同様です。

ひとことメモ
モデルによってはヒューズボックスから電源を取るタイプやバックギアと連動するタイプなど配線が難しいタイプもあるので、その場合はプロに依頼しましょう

ドライブレコーダーの工賃の相場

配線が難しいタイプや、取り付けが不安な方は工賃はかかりますがプロに依頼するのが確実です。

簡単なタイプでも、プロに依頼すると配線を綺麗にまとめて這わせてくれるというメリットもあります。

工賃はお店やタイプによって異なりますが簡単なタイプで5,000円~1万円程度、高性能なタイプや複雑なタイプだと2万円近くする場合もあります。

ひとことメモ
カー用品店やチェーン店でやってもらうのが一番安く、ディーラーだとやや高めになります

ドライブレコーダーのよくある質問

最後にドライブレコーダーで多く寄せられる疑問を集めてQ&A方式でまとめましたので、気になる質問があればぜひ参考にして下さい。

Amazonとか楽天で売ってる5,000円前後の格安ドラレコは大丈夫?

Amazonや楽天のドラレコ売上ランキングなどを見てみると、海外製の格安ドライブレコーダーが5,000円以下で売られています。

引用:Amazon

結論から言うとこれら激安機種でも「映像を撮影して記録する」というドラレコの機能としてはそれほど問題ありません。

ただ編集部の経験から言わせてもらうと、激安モデルは画質も低く、初期不良が多かったり耐久性が低く数か月で不調になったりと品質が安定しません。

編集部のスタッフが6000円のドラレコを購入して使ってみたところ、6カ月ほどで電源が入ったり入らなかったりするようになりました。

頻繁に2回、3回と買い替えるくらいなら最初からきちんとしたメーカーのドラレコを買ったほうが、手間もなく結果的に経済的です。

もちろん安価な機種でも長く使える個体はあると思うのでそこは個人の考え方次第ですが、Picky’s編集部としてはあまりに格安なモデルはおすすめしません。

ひとことメモ
大手メーカーのドラレコでも、画素数や機能にそれほどこだわらなければ1万円ちょっとから購入できます

ドライブレコーダーの取り付けは簡単?

記事の最初の方でも書きましたが、一般的なシガーソケット型のドラレコであれば誰でも簡単に取り付けできます。

ドラレコ本体をフロントガラスに両面テープなどで貼り付け、ケーブルを邪魔にならないよう這わせてシガーソケットにつなぐだけです。

ケーブルの収納や見た目をすっきりさせるのが少し難しいですが、それでも繋げられないということはまずないでしょう。

ひとことメモ
多機能タイプや高性能タイプ、カーナビやバックギアと連動させる複雑なタイプは自分で取り付けるのが難しいので、その場合はプロに依頼しましょう

SDカード/メモリーカードは容量の大きいものを買ったほうが良い?

ドラレコの映像やデータの記録にはSDカードやmicroSDカードが用いられますが、SDカードは容量によって保存できるデータの量に限りがあります。

当然8GBより16GB、つまり容量が多いほうが長い時間・多くのデータを記録できますが、容量が大きくなればなるほど高価になります。

事故が起きた時のデータしか保存しない、という方なら8GBや16GBあれば問題ないでしょう。

ただ、容量が小さいと事故じゃなくてもGセンサーの感知などで保護データが作成されてしまい、ファイルがすぐいっぱいになっていちいち削除するのが面倒といった問題が発生します。

ひとことメモ
また、駐車監視や長時間煽り運転を受けた際の記録を残しておきたい、といった場合は8GB~16GBでは少ないのでできれば32GB以上を選びましょう

なお、SDカードにも色々な種類があり、使う機器やデバイスによって最適なSDカードが違います。

Picky’s編集部では以下の記事でSDカードについて詳しく解説していますので、興味のある方は読んでみてください。

関連記事:【2021年】マイクロSDカードおすすめ20選| 高コスパな最強ブランドをご紹介!

SDカードの容量がいっぱいになったらどうなるの?

エンジンをかけている間ずっと映像を記録し続ける「常時録画型」のドラレコの場合、すぐにSDカードの容量がいっぱいになってしまいます。

ですがその場合、古い順から映像データを上書きしていくので、基本的にSDカードの容量が小さくてもすぐにいっぱいになって記録ができなくなることはありません。

ただドラレコに手が当たるなどして衝撃を感知し、保護モードになった映像ファイルが徐々に溜まっていくとそれらは上書きされないためファイルがいっぱいになることがあります。

ひとことメモ
たまにドラレコのファイル点検して、保護ファイルになってしまっている不要なデータはこまめに消すようにしましょう

Gセンサーや駐車監視機能で誤作動はないの?

誤作動というか、意図せず検知することが良くあります。

例えば先ほどSDカードのところでも書きましたが、ミラーを直そうとしてドラレコに手が当たってGセンサーを誤作動させるケースが多いです。

他にも衝撃を感知するセンサーの感度を高くしすぎると、強い風が吹いて車体が揺れた、などのちょっとした衝撃でも映像をロック(保護)してしまう場合があります。

これが何度も繰り返されると、SDカードの容量がいっぱいになっていざ事故やトラブルがあった時の映像が記録できなくなる、という問題が発生します。

何度も意図せずに映像データが保護されてしまう場合は設定でセンサーの感度を下げたり、いっぱいになった保護データを削除するといった対応を行ってください。

ひとことメモ
センサーの感度を最低にしても事故の衝撃のような大きな揺れであればまず間違いなく感知します

ドライブレコーダーの人気売れ筋ランキングもチェック

こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているドライブレコーダーのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!

悪質なドライバーや事故が増えている今、車にドラレコは必須装備!

頻繁にニュースでも報道されていますが、煽り運転や飲酒運転などの悪質なドライバーによるトラブルや事故が増えています。

万が一トラブルや事故に巻き込まれてしまった際、強力な証拠となるのがドライブレコーダーが撮影した映像です。

不注意による事故の場合でも、どちらに過失があったのかをはっきりとさせるためにもドラレコの映像は必須となりますので、まだ付けていない方は早めに検討してみてはいかがでしょうか。

Picky’s編集部では、以下の記事でドラレコの大手メーカーコムテック製品についても解説しています。

色々なメーカーや機種を比較してみて、自分に合った一台を見つけてみてはいかがでしょうか。

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