【プロが解説】ダイナミック型イヤホン おすすめ10選|ドライバーユニットなど詳しく解説

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イヤホン ダイナミック おすすめ

音楽を楽しむためのマストアイテムであるイヤホン。かつてはヘッドホンよりも音質が劣っているという印象だったイヤホンですが、近年はそれらを超えるようなハイレベルな性能を持った商品が増えてきました。小型で持ち運びも簡単なため、現在ではメインのオーディオ機器として使用する方がほとんどです。

今回紹介するのは、ダイナミック型のイヤホンです。イヤホンを使っている方やこれから購入しようと考えている方なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、「ダイナミック型」の意味までをしっかり理解している方は少ないかもしれません。

ダイナミック型のイヤホンは、実は迫力のある重低音を求める方にぴったりのアイテムです。この記事では、ダイナミック型の特徴や購入するときのポイント、おすすめのダイナミック型イヤホンなどをたっぷりとお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること
  • ドライバーユニットとは
  • ダイナミック型の魅力
  • その他のタイプの特徴
  • イヤホンの選び方のコツ
  • おすすめメーカー
  • おすすめ商品10選

この記事を監修した専門家

家電の専門家
川島健太郎
家電販売員・商品バイヤー
20歳に家電業界に入り、25歳に全メーカーとの外商を担当。テレビ、パソコン、白物家電、調理家電の仕入れを行い、年間100億円程度の商品買付をしていた腕利きバイヤー。本当におすすめできる良い商品を見つけお届けすることがモットー。趣味はガジェットいじり、ノマドワーカー、サッカー観戦、コーヒー。

ダイナミック型イヤホンとは

イヤホン

商品名や性能でよく見かける「ダイナミック型イヤホン」というのは、ダイナミック型のドライバーユニットを搭載したイヤホンのことを指します。

そもそもドライバーユニットって?

ドライバーユニット

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ドライバーユニットとは、イヤホンなどのオーディオ機器の内部にある音を出す構造のことです。音楽信号を振動板(ダイアフラム)などに伝え、それによって鼓膜に音が聞こえる仕組みになっています。振動板の他には、コイルやマグネットなどによって構成されます。

ドライバーユニットは大きく分けて4種類。ダイナミック型の他に、BA型(バランスドアーマチュア型)・コンデンサー型(静電型)、それらを組み合わせることによって生まれたハイブリッド型があります。タイプによって音の特徴や聞こえ方が異なり、ドライバーユニットは音質を左右する重要な役割を持っています。

ダイナミック型ドライバーユニットの仕組み

ダイナミック型イヤホン

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ダイナミック型のドライバーユニットは、コイルをセットした磁気回路を使用し、ド-ム型の振動板(ダイアフラム)を振動させることによって音を出す仕組みです。振動板に巻き付いたコイルに、電気信号を流すことで磁力を発生させます。

内部のマグネットとの引き付け・反発作用が駆動力になり、振動板を振動させて音を発生させます。振動板のサイズが大きいほど音質を向上させることができます。音圧が高いため、イヤホンだけではなくヘッドホンやスピーカーにも多く採用される構造です。

圧倒的な重低音!ダイナミック型イヤホンの魅力

ダイナミック

ダイナミック型のイヤホンの最大の魅力は、迫力のある重低音の表現です。名前通り、ダイナミックな力強いサウンドを楽しむことができます。音圧もあるので、ロックやパンクなどの音楽と相性が抜群。ベースやバスドラムの音をパワフルに再生します。

また、多くのオーディオ機器がダイナミック型のドライバーユニットを採用しています。さまざまなメーカーから商品展開されており、購入するときの選択肢が多いのも特徴。他のタイプに比べて低コストで製造できるので、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。

低音重視のイヤホンはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:迫力の低音が心地いい!おすすめ重低音イヤホン25選|コスパ最高・高機能モデルも

他にもさまざまなドライバーユニットがある

クリアな音質が魅力のBA型

ゲーミングイヤホン

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BA型はバランスドアーマチュア型とも呼ばれており、U字型の金属を2つのコイルとマグネットではさむような形のドライバーユニットを搭載しています。クリアで、バランスのいい中音域と高音域が特徴です。ダイナミックドライバーよりもコンパクトになので古くから医療用の補聴器に使われており、繊細な音の聞き取りにも優れています。

本格的なプロ仕様の製品が多く、ミュージシャンなどが演奏時に使うモニター用イヤホンにも使用されています。製造にコストがかかり、自社開発しているメーカーがまだ少ないのが現状。そのため、他のタイプよりも価格が高い傾向にあります。

音源を忠実に再現するコンデンサー型

コンデンサー型

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コンデンサー型は、薄い膜でできた振動板(ダイアフラム)を2枚のプレートではさんだ構造になっています。歪みの少ない明瞭なサウンドで、繊細な音も正確に表現できるのが特徴です。また、立ち上がりが早く、応答性にも優れたドライバーユニットになっています。

しかし、コンデンサー型は大音量の再生には向いてないので、専用アンプに接続して使用する必要があります。そのため、従来はお家での音楽鑑賞の使用が一般的でした。近年では、オーディオメーカーのSHUREなどがコンデンサー型イヤホンの超小型化に成功しており、手軽に持ち運びができる商品も増えています。

良いとこ取りのハイブリッド型の特徴

ハイブリッド型

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ハイブリッド型は、既存のドライバーユニットを複数組み合わせて作ったものです。それぞれの長所を上手く生かし、弱点を上手く補い合うことができるというメリットがあります。

ダイナミック型とBA型のドライバーユニットを合わせたハイブリッド型イヤホンが登場しており、最新型の製品に多く見受けられる傾向です。ダイナミック型の強味である重低音のパワフルさを残し、弱点であった中音域と高音域をBA型がカバーしています。

ドライバーユニットの比較表

サウンド

紹介したドライバーユニットの種類と特徴を表にまとめました。タイプごとのメリット&デメリットや、おすすめの音楽なども分かるので、ぜひ参考にしてくださいね。

種類 メリット デメリット 価格 こんな人におすすめ
ダイナミック型
  • 迫力ある重低音
  • 音圧がある
  • 商品数が多い
  • 中音域と高音域に弱い
  • 空気穴が必要なため、商品によっては音漏れする
安~高
  • ロック、ダンスミュージック向き
  • 安く購入したい
BA型
  • クリアな音
  • 繊細な表現に優れている
  • 金管・弦楽器の表現
  • 低音が物足りない
  • 商品数が少ない
  • 価格が高いものが多い
  • アニメソング、クラシック向き
  • 聴きやすさ重視
コンデンサー型
  • 音源を忠実に再現する
  • 歪みが少ない
  • 応答性に優れている
  • 専用アンプが必要
  • スマートフォンなどに繋げることができない
  • 音源そのままを聴きたい
  • 音楽マニア向き
ハイブリッド型
  • それぞれの長所を生かし、弱点をカバーした音質
  • 音のバランスがいい
  • 重たい
  • 商品によっては音にまとまりがなく、長所がぶつかり合うものも
  • ちょうどいい音質を見つけたい
  • バランス重視

ダイナミック型イヤホンの選び方

イヤホン

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ダイナミック型の魅力や、さまざまなドライバーユニットがあることを知って頂けましたか?実はイヤホンを選ぶときには、ドライバーユニットの他にもチェックしてほしいポイントが沢山あります。ここからは、おすすめの選び方をポイントごとに詳しく紹介します。

接続タイプ

ゲーミングイヤホン

まずは、イヤホンの接続方法を確認しましょう。ケーブルをスマートフォンなどに直接繋げる有線タイプと、Bluetoothなどで接続するワイヤレス(無線)タイプがあります。それぞれにメリットデメリットがあるので、自分の好みや使い方に応じて選んでください。

有線イヤホンは、通信不良やバッテリー切れという心配がなく、接続の安定感が魅力です。ペアリング設定などが不要なので、簡単に使えて初心者の方にもおすすめです。互換性にも優れており、ゲーム機やパソコンにも使用できるというメリットがあります。

ワイヤレスタイプは、ケーブルがないことによる取り回しの良さが魅力です。小型で軽量なものが増えているので、スポーツや屋外での使用にもぴったり。充電ケースがついているものが多く、持ち運びやすさやバッテリー容量に優れています。

イヤーピースの形&つけ方

カナル型(密閉型)

イヤホン

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多くのイヤホンに採用されているタイプです。シリコン製などのイヤーピースが耳にフィットし、耳にダイレクトに音が届くのが特徴です。遮音性にも優れているので、音漏れを軽減することができます。商品数が多く、購入時の選択肢が多い傾向にあります。

しかし、耳にイヤーピースが密着するため、長時間使用するときには蒸れが気になる場合があります。人によっては、耳が詰まるような感覚があり、違和感を覚えることも。カナル型イヤホンは100円ショップでも販売されているので、初心者の方は試してみるのもおすすめです。

インナーイヤー型(開放型)

イヤホン

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耳に浅く引っ掛けるような形で装着するのが、インナーイヤー型と呼ばれる形状です。軽い着け心地が魅力で、長時間使用しても耳が疲れにくいメリットがあります。音が出る部分が大きいので、臨場感やサウンドの広がりを感じることができます。

デメリットとしては、耳につけやすい反面取れやすいという部分があります。商品によっては音漏れする場合もあるので大音量での使用には注意が必要です。また、昔は主流だったインナーイヤー型ですが、近年は徐々に商品展開が少なくなっています。

関連記事:【2021年】インナーイヤー型ワイヤレスイヤホン5選

耳掛け式(イヤーフック付き)

イヤホン

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有名メーカーのSHUREの耳掛け式イヤホンが発祥となり、他のメーカーでも耳掛けができる商品が増えました。イヤホンのケーブルを耳に引っ掛けて装着する方法で、ミュージシャンなどが多く採用しています。また、耳掛け用のイヤーフックがついている商品もあり、形状はさまざまです。

よりフィット感を高め、タッチノイズを軽減する効果があります。イヤホンが耳から外れにくくなるので、ランニング時などにもぴったりです。

関連記事:【耳から落ちない・耳が痛くならない】耳掛けイヤホン 人気おすすめ12選 (2021年最新版)

種類 メリット デメリット
カナル型
  • ダイレクトに音が聴こえる
  • 遮音性に優れている
  • 商品数が多い
  • 耳が疲れやすい
  • 音がこもりやすい
  • 蒸れやすい
インナーイヤー型
  • 軽い装着感
  • 耳が疲れにくい
  • 臨場感や音の広がりがある
  • 音漏れする
  • 耳から外れやすい
  • 商品数が少ない
耳掛け式
  • 耳にフィットする
  • タッチノイズが少ない
  • 運動時に最適
  • 自分の耳にフィットしないと使いにくい
  • 商品数が少ない

マイク機能の有無

イヤホン

マイク内蔵のイヤホンであれば、音声通話はもちろん、オンライン会議やゲームのボイスチャットにも使えます。購入するときは、マイクの位置もしっかり確認しましょう。ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンなら、クリアな音質でコミュニケーションをとることができます。

関連記事:【2021年】マイク付きイヤホンおすすめ 20選 |テレワークや運転中でもハンズフリーで快適に

有線タイプの選び方のコツ

使いやすさを左右するコードの長さ

イヤホン

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有線タイプは、コードの長さが使いやすさを決めると言っても過言ではありません。短すぎると思わぬ場面でイヤホンが外れてしまったり、動作を制限されてしまうことがあります。逆にコードが長すぎてしまうと、絡まりやすくなる場合も。おすすめはコード長120~150cmのイヤホンです。

リケーブル対応なら好みにカスタマイズできる

イヤホン

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リケーブル対応のイヤホンは、ケーブルを取り外して交換することができます。ケーブルによっては重低音を向上させたり、タッチノイズを減らす効果があるものがあります。自分好みのものにカスタマイズして、さまざまな音質を楽しむことができます。

リモコンにミュート機能があれば便利

イヤホン

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マイク付きのイヤホンを選ぶときは、ケーブルにリモコンが搭載されているものを選びましょう。ミュート機能がついていればさらに便利。手元でマイクのオンオフを操作できるので、通話やゲーム中に急な用事などにも対応することができます。

関連記事:【断線にも強い】圧倒的な音質が楽しめる有線イヤホンおすすめ19選 (2021年版)

ワイヤレスタイプの選び方のコツ

連続再生時間は要チェック

イヤホン

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ワイヤレスタイプのイヤホンを購入するときは、バッテリー容量を必ず確認しましょう。再生時間が長いものほど、こまめに充電する手間を減らすことができます。おすすめは、再生時間10時間以上のもの。最近では、充電ケースを使用することによって30時間以上使えるものもあります。

防水機能があればスポーツにも使える

イヤホン

ワイヤレスイヤホンには、防水機能がついたものも多く登場しています。汗に強く、ランニングやジョギングにもぴったり。急な雨にも対応できるので、移動時の使用にもおすすめです。優れた耐久性を持っており、長く使用することができます。

Bluetoothバージョンを確認しよう

イヤホン

無線イヤホンを選ぶときに気になるのが、接続の安定性ですよね。「音切れが気になる」「動画の音がズレる」そんなトラブルを防止するために、Bluetoothバージョンを確認しましょう。Bluetooth4.2や5.0のものであれば、遅延や音切れが少なく快適に音楽を楽しめます。

関連記事:【簡単】Bluetoothやコーデックとは?イヤホン選びのポイントを徹底解説

関連記事:有線イヤホンを無線化!リケーブル対応イヤホン&専用ケーブルおすすめ18選

ダイナミック型イヤホンを扱うおすすめメーカー

JBL

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オーディオ界の最高峰とも言われる、有名音響メーカーです。数多くのイヤホンを取り扱っており、ラインナップ豊富です。初心者の方からコアな音楽ファンまで、幅広いユーザーに選ばれるクセのない明瞭なサウンドが魅力です。デザイン性にも凝っており、おすすめの商品が多くあります。

SENNHEISER(ゼンハイザー)

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ドイツのオーディオ機器メーカーです。マイクロホンやスピーカーが有名で、映画の撮影現場で使用されるような本格的な音響機材も取り扱っています。イヤホンは、リアルに音源を再現するようなサウンドにこだわった商品が特徴です。デザインもスタイリッシュなものが多くあります。

その他にもソニーやBeats、オーディオテクニカ、アップルなど大手メーカーなども人気メーカーです。

関連記事:【2021年版】圧倒的パフォーマンスを誇る SONY(ソニー)イヤホン おすすめ18選 (完全版)

関連記事:【プロがオーテックサウンドを徹底解剖】オーディオテクニカ 13選 (2021年版)

【おすすめ】ダイナミック型イヤホンおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格メーカーイヤーピース形状接続タイプコード長さ連続再生時間再生周波数(Hz)ノイズキャンセリング機能マイク機能
JBL イヤホン JBLT115BTBLK楽天市場¥2,088 AmazonYahoo!JBLカナル型Bluetooth4.2-8時間20~20000-
3880 パイオニア イヤホン SE-CH3T楽天市場¥5,880 AmazonYahoo!パイオニアカナル型3.5mm1.2m-8~40000-
ソニー ワイヤレスイヤホン WI-C310 WC楽天市場¥5,000 AmazonYahoo!SONYカナル型Bluetooth5.0-15時間50~8000-
Linklike インナーイヤー型イヤホン楽天市場確認中 AmazonYahoo!Linklikeインナーイヤー型3.5mm1.2m-20~20000-
SOUNDPEATS Truefree 2 完全ワイヤレスイヤホン楽天市場¥4,280 AmazonYahoo!SOUNDPEATSカナル型Bluetooth5.2-15時間-

ダイナミック型イヤホン5選【おすすめ】

【ハイエンド】ダイナミック型イヤホンおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格メーカーイヤーピース形状接続タイプコード長さ連続再生時間再生周波数(Hz)ノイズキャンセリング機能マイク機能
ヤマハ 完全ワイヤレスイヤホン TW-E3A楽天市場¥5,980 AmazonYahoo!ヤマハカナル型ワイヤレス-最大24時間---
Sennheiser 有線イヤホン IE 300楽天市場¥31,355 AmazonYahoo!SENNHEISERカナル型3.5mm---- ノイズアイソレーション-
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ダイナミック型イヤホン5選 【ハイエンドモデル】

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ダイナミック型イヤホンまとめ

イヤホン

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皆さん、気になるダイナミック型イヤホンはありましたか?比較的リーズナブルなエントリーモデルから、高性能なハイエンドモデルまで魅力的な商品を数多く紹介しました。どれも最高のおすすめ商品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

気になるイヤホンを詳しく調べることで、さらに素敵な商品との出会いがあるかもしれません。購入するときは、ぜひこの記事を何度でも読んで参考にして下さいね。自分にぴったりのイヤホンを見つけて、快適に音楽を楽しみましょう。

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