今やどの家庭にもある、電気ケトル。お茶を1杯飲みたい時、麺をサッと茹でたい時などに、コンロにかけなくてもスイッチを押すだけで簡単かつ安全に沸騰させることができ、電源があればどこにいてもお湯を沸かすことが出来る便利なアイテムです。
近頃では、保温が出来るタイプや、温度調整が細かくできるもの、コーヒーのドリップ付きのものなど色々なタイプがあり、タイガーや象印、デロンギなど、様々なメーカーが製品を作っています。
さらにデザイン性の高いものや便利な機能が付いたものまで、多様なタイプの電子ケトルが売られています。
価格帯も様々で、どれを選べばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今1番売れている人気の電子ケトルをご紹介していきます。ティファールやタイガーなどの人気メーカーの機種を口コミレビューで徹底比較!
電気ケトルのおすすめランキング、選び方のポイント、押さえておきたいメーカー、実際にかかる電気代の目安までをご紹介しています。
これから電気ケトルを買おうと考えている方、そして、買い替えを検討している方は必見です。
電気ケトル選びに迷って失敗してしまわないように、ポイントを押さえて選びましょう。
目次
- 電気ケトルって何?
- 電気ケトルとポットの違いは何?
- 電気ケトルを選ぶポイント
- 低価格でも得られる機能と、高価格でしか得られない機能
- 電気ケトルを製造している人気メーカー
- 電気ケトルにかかる電気代は?やかんで沸かすなどガス代より安い?
- 比較の際の押さえておきたい3つのポイント
- 人気の電気ケトルおすすめ5選
- 人気 電気ケトル の比較一覧表
- おしゃれな電気ケトルおすすめ5選
- コーヒー向きの電気ケトルおすすめ3選
- 大容量の電気ケトルおすすめ5選
- 小さいサイズ&折りたたみができる電気ケトルおすすめ5選
- お子さまがいるご家庭にもおすすめ!キャラクター柄の電気ケトル5選
- 電気ケトルの使い方は?
- 電気ケトルの掃除の仕方・お手入れの仕方
- 電気ケトルの廃棄・捨て方は?
- 電気ケトル使用時のQ&A
- 電気ケトル関連記事
- 電気ケトルの人気売れ筋ランキングもチェック
- 電気ケトルおすすめ|まとめ
電気ケトルって何?

出典:Amazon
電気ケトルとは、電気の力で短い時間でお湯を沸かすことができる機械のこと。
水を加熱するための自己完結型の加熱ユニットを備えた電気器具であり、水が沸点に達するか、100°C未満の設定温度になると自動的にオフになります。
通常お湯を沸かすというとやかんや、ポットが定番ですがそれよりも早く沸かすことができ、その用途に違いがあります。
電子ポットは大量のお湯を沸かし保温する機能に優れていますが、電子ケトルは少量の水を必要な分だけ素早く沸騰させるので、軽量で電気代も低く抑えられます。
電気ケトルとポットの違いは何?
ポットも電気ケトルも、電気でお湯を沸かすという点では同じですが、ポットは大量にお湯を沸かすときに向いているのに対し、電気ケトルは少量のお湯を沸かすのに向いています。
沸かす時間の差は?
電気ケトルは約1分待つだけでお湯を沸かすことができますが、ポットは機種やメーカーにもよりますがある程度の時間が必要になります。
単純に湯沸かしを早くしたい場合は電気ケトルが良いと言えるでしょう。
電気代の差は?
電気代は電気ポットよりも電気ケトルの方が断然安く、1回沸騰させる場合、電気ケトルは電気ポットの三分の一ほどです。
保温機能の差は?
保温機能は電気ポットが断然優れており、約2Lのお湯を沸かしたのちに長期間の保温に向いています。
電気ケトルは保温機能が付いていないタイプが多く、保温機能がついているものでも1時間ほどとあまり長く保温することができません。
電気ケトルを選ぶポイント
用途に合わせたデザインと機能選びをしよう
ドリップコーヒーをよく飲むなら注ぎ口が細く温度設定ができるもの、インスタント食品や料理に使いたいなら大量の水を注ぎやすく大容量のもの等、まずは使う用途にあわせた商品選びから入るのがおすすめです。
温度設定機能や保温機能の有無でモデルや値段も変わってくるので、自分が必要な機能は何なのかをまず考えましょう。
電子ケトルの買い替えの際に、キッチン家電を一新する人も多いものです。
ニューノーマル時代と言われる今だからこそ、冷蔵庫も一緒に検討するのも良いでしょう。
関連記事:一人暮らしの冷蔵庫おすすめ20選|100~400ℓサイズ別の人気ランキング【2021年最新】
関連記事:【1万円代も】安い冷蔵庫おすすめ15選|省エネモデルで電気代も節約!
使う頻度と必要な容量を考えよう
次に、どのくらいの頻度でまたどのくらいの量のお湯が必要なのか考えます。毎日頻繁に使う方なら、節電効果のあるものが良いです。
電気ケトルは0.5L~1.2Lまで沸かせるものが主流ですが、多く選ばれるのが、0.8L、1Lの電気ケトル。
家族で使うなら1L以上の大容量の商品もありますが、保温機能がない、またはあっても短い時間しかない電気ケトルは、基本的には少量での利用がおすすめです。
エミ
1L~1.2Lのラインナップもありますが、大容量のお湯を使いたい場合は、電気ポットの方がおすすめの場合も!家族の人数なども合わせて検討してください♪
お茶やインスタントヌードルなど、実際に必要なお湯の量は?

出典:photoAC
紅茶やコーヒー、お茶などはカップや湯のみで口にしますが、カップのサイズは約140ml、湯のみは約120ml入ります。
つまり、カップや湯飲みを温めて使う場合でも、その倍の、240ml~280mlで1人分が賄えるということになりますね。
また、カップ麺やはるさめスープなど、インスタント系の食品を作る場合は、300ml~400mlのお湯を使います。
カップ麺 | 300~500ml |
コーヒー | 140~160ml |
即席味噌汁 | 160~180ml |
コーンスープ | 150ml |
つまり、2人で主に使う場合は、1L~1.2Lの電気ポットが最適。
一人暮らしであれば0.5L~0.8Lの電気ポットが適正サイズですね!
例え1.2Lの電気ポットであっても、その時必要な容量だけ沸かすことによって、水道代、電気代などの節約にもつながります。
カップ麺やコーヒー、お茶、スープなど、日常に必要なお湯を沸かすのであれば、電気ケトルは最適。
1人~3人くらいまでであれば、電子ポットがあれば日常で必要になるお湯を賄うことができます。
沸かす容量に比例して、沸かすまでの時間も増えるので、使う人数によって容量を決めるのがベターです!
エミ
沸かして使わなかったお湯はすぐに捨てて乾かすのが、製品を長持ちさせて、さらに清潔に使うポイントですね!
商品電力・電気代の違いをチェックしよう
電気ケトルは電気ポットよりも安価に早くお湯を沸かすことができますが、それでも電気代はなるべく安く済ませたいもの。
メーカーや製品による違いがありますので、しっかり確認しておきましょう。
例えば、「ティファール アプレシアプラス」だと、1250wでコップ1杯分(140ml)を沸かすのに47秒かかり、それにかかる電気代は約0.5円です。
また、タイガーの電子ケトル「わく子」には節電機能が搭載されており、沸騰時間を短縮することで電力が22%カットされます。その場合、コップ1杯分(400ml)の沸騰にかかる電力は約0.44円です。
沸騰させるまでの時間は、水を20℃だとした場合に1L程度で5分~6分かかります。
0.5Lなど少ない量の場合は約3分ほど。
1Lのお湯を電気ケトルで沸かす場合には、1回あたり約1.5円ほどかかります。
1日の中で1Lのお湯を3回沸かすとなると、一カ月にかかる電気代は「4.5円×30日=約135円」となります!
毎日使っていても大分安いですね!
ただし待機電力などは抜いているので、その点は注意してください。
電源タップの容量を超えてしまうことのあるたこ足配線。
定格電流を超えた使用をすると、出火する原因にもなってしまうので、注意が必要です。
電気代の無駄遣いをなくすためにも注意しておきましょう!
沸騰式か?非沸騰式か?

出典:Amazon
「沸騰式」とは、100度まで温度を上げて沸騰をさせる形式のこと。
最近の電気ポットでは、あえて沸騰させず88度で保温する「非沸騰式」が増えてきています。
沸騰式のメリット
- 一度沸騰させるので、カルキ抜きなどに適している
- 温度が高いのでお湯が冷めにくい
非沸騰式のメリット
- 沸騰式と使う電力が同じである場合は速くお湯が沸く
- 電気代が少し安くなる
電気ポットの沸騰式か、非沸騰式による違いのメリットをご紹介しました。
それぞれの特徴をとらえて、ご自身に合った電気ポットを選びましょう。
エミ
お茶によっては沸騰させたお湯でない方が良いとも言われるので、ご自身の用途に合わせて選びたいですね!
機能性の違いをチェック
①温度調整機能
先ほど紹介しましたが「沸騰式」と「非沸騰式」を両方兼ね備えている電気ポットが温度調整機能付きポットになります。
色々な温度が設定できることによって、用途に合わせて温度をあらかじめ決めることが出来るので、無駄に時間や電力をかけてしまう必要がありません。
以下に適した温度をまとめてみました。
温度 | 飲み物 / 食べ物 |
100度 | 玄米茶、ほうじ茶 カップラーメン、スープ |
~95度 | 紅茶 |
~90度 | コーヒー |
~80度 | 煎茶 |
~60度 | 玉露 |
~50度 | 湯せん |
~40度 | パン生地など |
②保温機能付き
電子ポットでは当たり前の機能である「保温機能」ですが、最近は電子ケトルでも付いているものが増えています。
「2杯目がすぐに飲みたい!」という場合や、小さいお子様がいてミルクを作る必要がある場合、お客様がいらっしゃる場合などは、保温機能が付いていると便利です。
エミ
最近は便利な電気ケトルがいっぱいありますね!忙しい主婦にとって、保温機能がついているかどうかで選ぶのは大切なポイント!
③空焚き防止機能
空焚きとは、水やお湯が電気ケトルの中に入っていないのに沸騰させようと加熱してしまうこと。
お鍋やフライパンでも空焚きは危険といわれていますよね。
空焚きをしてしまうことで、火災の原因になることもありますし、製品の寿命を縮めてしまうなんていうことも。
中に水やお湯が入っていない状態では、加熱をスタートさせない機能が「空焚き防止機能」になります。
あると安心ですね!
④転倒漏れ防止機能
うっかり電気ケトルを倒してしまった!なんていうご経験がある方も多いのではないでしょうか?
倒したときにも電気ケトルの中に入っているお湯や水が、なるべく漏れないようにする機能が「転倒漏れ防止機能」です。
小さいお子様がいるご家庭や、ご年配の方が暮らしているご家庭では特にあって欲しい機能ですね!
⑤蒸気レス機能
すぐお湯を沸騰させることが出来る便利な電気ケトルですが、沸騰することで湯気はどうしても出てしまうもの。
その様な蒸気を出さないようにした機能が「蒸気レス機能」になります。
「蒸気レス」になることで、壁が棚が濡れてしまうということもないので、置き場所にも困りませんし、蒸気による火傷のリスクも大幅に軽減することができます。
特にお子さまがいるご家庭では安心、安全に使えるということで大切なポイント。
蒸気レス機能が付いているかどうかもしっかり見ておきましょう。
⑥カルキ抜き沸騰機能
「カルキ」とは水道水に含まれる塩素=次亜塩素酸カルシウムのことで、プールの消毒によく使われているものです。
カルキに含まれる塩素には強い殺菌作用があり、水道水に含まれる病原微生物を除去するために入れるもので、水道法で定められています。
臭いに敏感な方であれば、カルキの臭いが強く水道水をそのまま飲めないという方もいるでしょう。
浄水器でカルキを除去してくれるものが多くありますが、そのままの水道水を沸騰させる場合には「カルキ抜き沸騰機能」がついている電気ケトルを使うのがベター。
カルキを取り除くことができ、お茶やコーヒーなどの飲み物をより美味しく楽しむことができます。
材質は何か?
材質の違いによって、様々な特徴があります。
実際にどのようなメリット、デメリットがあるのが確認してみましょう!
①プラスティック製

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俗にいう「電気ケトル」としてイメージしやすいのがこのタイプ。
とにかく軽いというのがプラスティック製電気ケトルのメリットです。
傷つきやすい、壊れやすいというデメリットはありますが、片手でも取り扱いが簡単なのが一番の特徴でしょう。
ご家庭の流通が一番多いタイプです。
②ステンレス製

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プラスティック製の電気ケトルと違うのは、何といっても耐久性に優れているという点です。
ステンレスは強くて丈夫な素材の為、多少のことで壊れることはないでしょう。
またカフェで取り扱いしているような、おしゃれなデザインが多いのも「ステンレス製」の電子ケトルです。
ただし比較的重たく、片手より両手を使って扱う方が安全。
また、熱くなりやすい特徴もあるので小さいお子様がいるご家庭では避けたい材質かもしれません。
③ガラス製
最近流行りの材質が「ガラス製」の電気ケトル。
中の様子が透けて見えるので、沸騰している様子を見ることが出来たり、どのくらいの水が入っているのかなどが目で確認できます。
ガラスは割れやすい、壊れやすいという特徴がありますが、プラスティックやステンレス製と違い、臭いが付かないという点がメリットと言えるでしょう。
ただし、汚れが目立ちやすいのもガラス製の特徴。
しっかりとお手入れに時間をかける必要がありますね。
軽さ | 丈夫さ | デザイン性 | お手入れのしやすさ | |
プラスティック製 | ◎ | ○ | △ | ◎ |
ステンレス製 | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
ガラス製 | ○ | △ | ◎ | △ |
注ぎ口の形状の違い・注ぎやすいかどうか
電気ケトルの中には、注ぎ口の種類は「くちばし型」「やかん型」「コーヒードリップ型」の3種類があります。
それぞれの違いを見ていきましょう!
くちばし型
電気ケトルの中で一番多いのがこの型。
三角形をしているので、一度に注げるお湯の量が多く、カップラーメンやスープを作る、お茶を入れるなど全体に使えて汎用性が高い製品です。
やかん型

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やかん型はくちばし型に比べてやや細いものもあります。
おしゃれな形を選びたい、デザイン性にこだわりたいという方はやかん型を選ぶのもおすすめです。
コーヒードリップ型

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コーヒーを淹れるために電気ケトルを使うのであれば、コーヒードリップ型を使うのがベストです。
コーヒーをドリップする際に大切なことは、粉をしっかり蒸らすことができるということ。
お湯を丁寧に注いで、粉全体にお湯の通り道を作るという工程がとても大切になります。
コーヒードリップ型は注ぎ口が細い分、お湯が注がれる速度が遅いので、全体を蒸らすことが出来るので美味しいコーヒーを作ることが出来るということですね!
安全性で選ぶ
蒸気レス機能がついているものは、仮に手をかざしてしまっても火傷する恐れが減るため安全性が高いと言えるでしょう。
また、転倒漏れ防止機能がついていることで、アクシデントで倒してしまった場合でも熱いお湯がこぼれる危険が少なくなります。
安全性で定評があるのは、タイガーや象印。
メーカーごとのまとめは下にありますので是非チェックしてみましょう!
デザインの違いで選ぶ
一概に電子ケトルといっても様々なメーカーが製品をラインナップしており、様々なデザインがあります。
家具や部屋の雰囲気に合わせたい!という場合もあるでしょう。
サイズや電気代だけでなく、デザインが決め手になるということも!
おしゃれな電気ケトルがたくさん出ているので、是非チェックしてみましょう。
電源コードの収納で決める

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普段差しっぱなしということもある電気ケトルですが、小さい電気ケトルなら持ち運びをしたいという方もいるはず。
そんな時には電源コードの収納が出来ると便利だと思いませんか?
メーカーによりますが、コードを収納できるスペースがある電気ケトルもあります。
目的に合わせてチェックしたいポイントですね!
低価格でも得られる機能と、高価格でしか得られない機能
まず、ほとんどの電気ケトルには、沸騰後の自動スイッチOFF機能が付いています。
沸騰の速さも、メーカーやモデルによって多少違いはあるもののさほど変わらないので、特にこだわりが無ければ安い値段でも長く使える電気ケトルは見つかります。
ここで高価格商品との値段の分かれ目になるのが、安全機能、容量、温度設定、保温機能の有無です。
また、ケトル本体の材質によっても値段が上下します。
プラスチック製のものは比較的安価ですが、ステンレス製やガラス製になると保温効果が高まる分少し値段も上がります。
低価格モデルと高級モデルを比較!
低価格メーカーから高級メーカーまで、容量や機能などについてまとめてみました!
電気ケトルを製造している人気メーカー
タイガー
タイガーは日本の老舗家電メーカー。
炊飯器や、ホットプレート、電気ポットでも有名です。
長年の調理家電の制作で得た、真空断熱技術が強み。
タイガーの電気ケトルはたくさんのモデルが販売されていますが、タイガーの電気ケトルの特徴は、何といっても安全面、安心面に優れているという点。
安全機能の充実したタイガーの電子ケトルは、家庭で安心して使えかつお手頃な値段設定が好評です。
蒸気レス、転倒漏れ防止機能など、安全性が高く評価されて、子どもにも安心「キッズデザイン賞」を獲得したメーカーです。
また電気ケトルの蓋もワンタッチで外すことが出来るので、通常手間取る蓋のお手入れもらくらく!
時間のない主婦には嬉しい機能ですね。
また、沸騰するまでが1杯45秒という驚異のスピードを誇るのもタイガーならでは!
今回の人気ランキングにも多数登場しています。
象印
1918年に創業の日本の老舗家電メーカーの象印。
象印マホービンと聞くと皆さん聞いたことある方も多いはず。
電気ケトルのシェアもトップクラス!
象印もタイガーと同様、安心面安全面の優れており、蒸気レス、自動給油ロック機能が充実しています。
さらに、カルキ除去機能があるのも、手に取る側には嬉しいポイントですね。
ヒロ・コーポレーション
ヒロ・コーポレーションは様々なキッチン家電を製造している国内メーカー。
製品は、安価でありながら自動電源オフや空焚き防止などの便利な機能が搭載されており、できるだけ低コストで購入したい方におすすめです。
コンパクトな大きさに見えて、大容量を沸かすことが出来ます。
ティファール
電気ケトルと言えばティファールというほど、電気ケトルをイメージすると思い浮かぶのはティファールのケトルという方も多いはず。
ティファールの温度設定と保温機能の付いた製品を使うと、コーヒーやお茶本来の味を引き出すことができます。
カフェで飲むような本格的なティータイムをお家でいつでも楽しみたい方に最適!
ティファールは、60年の歴史を誇るフランスに本社がある家電メーカーで、調理器具もたくさん取り扱いしている大手メーカーです。
大きく4つのタイプに分けられており「軽量シンプルタイプ」「あんしんタイプ」「温度コントロールタイプ」「デザインタイプ」と、目的別で選ぶことが出来ます。
最近ではスタイリッシュな色やデザインの商品もたくさんあり、幅広い消費者に人気です。
消費者にとって選ぶ基準が整っているのも嬉しい特徴ですね!
デロンギ
デロンギはイタリアメーカーで、イタリアらしいおしゃれで明るい色合いの家電製品をラインナップしているメーカーです。
発色もよく、デザイン性に優れている「ステンレス製」を用いた電気ケトルが主流。
耐久性に優れている上に、思わずコレクションしたくなるほど可愛いデザインが特徴のメーカーです。
また、残量計といって内容量の残りが一目で見えるようになっているのもポイント。
価格面は多少上がりますが、安全面などにもこだわった機能が多くついています。
山善(YAMAZEN)
山善は安価でおしゃれ、そして機能的な家電を取り扱っている日本のメーカーです。
山善の電気ケトルも見た目にもオシャレなものがあり、機能的、さらに他社に比べても安いというのが特徴。
注ぎ口は、通常のくちばし型と、細口のコーヒードリップ型を使用しており、コーヒーの為に電気ケトルを探しているという方にもおすすめ。
さらに、他メーカーであれば大雑把にしか設定できない温度も、山善であれば1度ずつ温度調整ができる機能も!
コーヒーやお茶をこだわって飲みたい方には嬉しいポイントですね!
また、15分間程度ですが保温機能がついています。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは最近人気がある日本の家電メーカーです。
電気ケトルには様々な種類をラインナップしており、ドリップ型、プラスティック製のくちばし型、ガラス製のもの、またデザイン性の高いものなど様々な用途、目的から選ぶことができます。
さらに、他メーカーと比べて比較的安く手に入れることが出来ます。
また、最大の特徴は保温機能に優れているということ。
他メーカーであれば15分程度なことが多い保温機能ですが、アイリスオーヤマは最大で60分間保温することができるので、来客がある場合、ミルクを作りたい場合、時間が読めないときにもおすすめです。
ウォーターサーバー代わりに使うという方もいるほど。
温度設定は5度刻みで設定することもできます。
バルミューダ
バルミューダは2003年に設立されたばかりの新しい日本の家電メーカーです。
電気ケトルだけではなく、トーストをさっくり焼くことが出来るトースターや、炊飯器、空気清浄機など、テレビでも度々取り上げられるほど人気のメーカー。
またデザイン性にも優れているので、シンプルなのに機能的ということで評判も抜群です!
実はバルミューダは、家で美味しいコーヒーを淹れるための電子ケトルを世に広めた会社です。
バルミューダの「ザ・ポット」は、美しいフォルムとシックな色合いという見た目だけでなく、持ちやすさやコーヒーの淹れやすさをとことん追求した逸品。
こだわりの注ぎ口はドリップ型を使用していて美味しいコーヒーを淹れる構造をしています。
低価格モデルと高級モデルを比較!
低価格メーカーから高級メーカーまで、容量や機能などについてまとめてみました。
メーカー/製品名 |
ヒロ・コーポレーション コンパクトケトル KTK-300 |
タイガー「わく子」PCF-G080型 |
ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール |
価格(参考) |
1200円 |
3380円 |
9800円 |
容量 |
1.0L |
0.8L |
0.8L |
サイズ(cm) |
20.5×17×15 |
15.2×21.8×19.4 |
16×21×20 |
重量 |
600g |
950g |
982g |
コップ一杯の 沸騰時間 |
記載無し |
60秒 |
1分44秒 |
特徴 |
自動電源オフ 空焚き防止機能 |
自動電源オフ 空焚き防止機能 転倒流水構造 本体二重構造 給湯ロックボタン 省スチーム設計 |
自動電源オフ 空焚き防止機能 |
温度設定機能 |
なし |
なし |
あり |
消費電力 |
800w |
1300w |
1250w |
公式サイト |
電気ケトルにかかる電気代は?やかんで沸かすなどガス代より安い?

出典:PhotoAC
メーカーによって、また容量によって異なりますが、電気ケトルは少量で沸かしても、大容量で沸かしても、大して電気代の差がないということをまず押さえておきましょう。
つまり、コーヒー1杯分(約135ml)を沸かすために必要な電気代は約0.3円必要になりますが、コーヒー8杯分にあたる約1Lのお湯を沸かす場合でも、電気代は1回あたり約0.7円。
電気代は8倍にはなりません。
たくさん沸かして使う方が結果的には経済的ということです。
ただし保温機能がついていない商品が多い電気ケトル。
すぐ冷めてしまうので、その時使う分量だけ沸騰させる方が、衛生面的にも安心ですね。
やかんを使ってガスで沸騰させる場合とどっちが安い?
やかんでお湯を沸かす場合、1Lあたり約2円。
電気ケトルと比べるとやや割高ですね。
都市ガス、プロパンガスによっても変わりますので、ご自宅の仕様をしっかり確かめておきましょう。
関連記事:【おしゃれ】やかんおすすめ25選|ステンレス・ホーロー製やニトリ・無印も紹介
比較の際の押さえておきたい3つのポイント

出典:Amazon
安全性の考慮
電子ケトルは火を使ってお湯を沸かすよりも安全性が高いですが、それでも危険は潜んでいます。
熱くなった本体や蒸気・湯こぼれによる火傷、空焚きなどといった状況を防ぐために、安全機能に配慮した商品選びが大切です。
使いやすさ
注ぎ口の形状やケトル本体の重量によって、注ぎやすさが変わってきます。
また、ホコリが入りにくかったり、抗菌作用や蓋の取り外しができるかなどの衛生面も考慮しました。
デザイン性
家にいると常に目につくので、機能や使用感に加えて見た目も重要です。
色のバリエーション、形状ともにおしゃれなものが多数あります。
人気の電気ケトルおすすめ5選
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おしゃれな電気ケトルおすすめ5選
コーヒー向きの電気ケトルおすすめ3選
大容量の電気ケトルおすすめ5選
小さいサイズ&折りたたみができる電気ケトルおすすめ5選
お子さまがいるご家庭にもおすすめ!キャラクター柄の電気ケトル5選
電気ケトルの使い方は?
以下が、一般的な使い方です。
- 水を入れ、蓋をする。
- ケトルをコードの付いた土台に乗せる。
- 電源プラグをコンセントに差し込み、ケトル本体のスイッチを入れる。
湯沸かしが完了すると、スイッチが切れます。
火を使わないのでずっと見ている必要がなく、すきま時間に他のことができるのでとても便利ですね!
電気ケトルの掃除の仕方・お手入れの仕方
お湯を沸騰させることによって、白い水垢のような汚れが浮くようになったり、また赤茶色の斑点のようなものが浮くことがあります。
これらの汚れはすべて水の中に含まれるミネラルによるもの。
浄水器を通して入れた水でない場合は、水道水に含まれるカルキも汚れとして白くこびりついています。
そしてこれらはカルシウムを溶かす性質のクエン酸を用いた掃除が適しています。
- 電子ケトルに容量いっぱいの水を入れる
- クエン酸の粉末を入れ、溶かす(1.2Lの場合で大さじ3杯)
- 沸騰させます
- 1時間~2時間程度放置しましょう
エミ
クエン酸が嫌という方はお酢でも代用OK!ただし、臭い移りには注意が必要です。
電気ケトルの廃棄・捨て方は?
電気ケトルを捨てたい!という場合は、何ごみで、どのように捨てることができるのでしょうか?
「電気ケトル」は不燃ごみ?可燃ごみ?
各自治体にもよりますが、ほとんどの自治体で電気ケトルは「不燃ごみ」または「可燃ごみ」として専用の袋に入れて回収しています。
詳細は住んでいる自治体のホームページをチェックしてみてくださいね。
不要になった電気ケトル。買い取りはしてもらえる?
買い取り専門店や、リサイクルショップに持ち込みをすると、その時その店の在庫状況によりますが、買い取ってもらえることがあります。
何店舗か回って、一番高値で引き取ってくれるところを探すというのも手ですね。
ネットフリマなどでも売れますか?
近頃流行りのネットフリマ。
写真を撮って、商品紹介文を用意して、アップロードするだけで出品できるという手軽なサービスです!
時と場合にもよりますが、意外と高値で売れるというメリットも!
ただし、在庫をただ抱えてしまうというデメリットもあるので、他に出品者がいないか、売れているかなどをチェックしておきましょう。
他はどんなところで引き取ってもらえる?
家電量販店の回収ボックスへ入れるというのも方法のひとつ。
大きな家電であれば回収ボックスには難しい場合もありますが、電気ケトルの大きさなら可能ですね!
電気ケトル使用時のQ&A
ミネラルウォーターを使うのはOKですか?
回答
ミネラルウォーターも使うことが出来ます。ですが、ミネラル成分は沸騰すると白い浮遊物として現れたり、電気ケトル内に白い汚れをつけてしまうことも。
有害なものではありませんが、気になるという方は小まめに掃除をすることが必要です。
海洋深層水を使っても大丈夫ですか?
回答
海洋深層水はもとは海水なので、塩分が多少でも残っている場合は使用を控えた方が無難でしょう。
何故なら、塩分がケトル内に残ってしまうことで錆びの原因になってしまうから。
一部のメーカーでは「海洋深層水は使用しない」と明記されていることもあります。
電気ケトルに直接食べ物を入れてあたためても大丈夫?
回答
危険ですので絶対にやめましょう。
食材が蒸気を出す出口を塞いだり、パッケージがあるものであれば破裂する恐れもあります。
スープや、お茶など、水以外の液体を入れるのもNG。メーカーの説明書にも記載されていますので、しっかり読んでから使いましょう。
電子ケトルを使うと節約になりますか?
回答
電気ケトルはスイッチを入れた後沸騰したと同時に自動的に電源が切れるので、必要な間だけ電力を使え大変経済的です。
コップ1杯分だけお湯を沸かしたい時も、コンロで火を使うのに比べ、電子ケトルを使った方が素早く低コストです。
電気ケトルは掃除が必要なの?
回答
はい、必要です。
中に水しか入れないので必要ないんじゃないのか?と思われるかもしれませんが、水道水には不純物が含まれており、使ううちにケトル内部に蓄積します。
ミネラルウォーターを使っている場合も、水に含まれるミネラル成分が付着し水垢のようになります。
毎日洗う必要はありませんが、月に1回ほどのお手入れをおすすめします。
電子ケトルを使うと節約になりますか?
回答
電気ケトルはスイッチを入れた後沸騰したと同時に自動的に電源が切れるので、必要な間だけ電力を使え大変経済的です。
コップ1杯分だけお湯を沸かしたい時も、コンロで火を使うのに比べ、電子ケトルを使った方が素早く低コストです。
電子ケトルはふるさと納税で購入できる?
回答
はい、できます!家電の返礼品は製造工場がある自治体などから提供されています。
電子ケトルに関しては、アイリスオーヤマや象印など高性能な製品が各種あります。
還元率が55%以上の返礼品もあるので、ちょうど電子ケトルを買い替えたい時に良いですね。
ただし、この記事で紹介しているティファール、タイガー、バミューダなどの人気商品を受け付けている自治体はありません。
電気ケトル関連記事
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他にも、温度調節機能付き電気ケトルは湯たんぽのお湯入れにも便利です!湯たんぽの耐熱温度に合わせて温度を設定すれば、忙しくて手が離せないときでも楽に湯たんぽの用意ができるのでおすすめです。
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電気ケトルの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されている電気ケトルのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
電気ケトルおすすめ|まとめ

出典:Amazon
電気ケトルは短時間ですぐに沸かすことが出来、電気ポットに比べても電気代もかからず便利な調理家電です。
ただし保温機能が電気ポットのようについていないものがほとんど。
やかんの代用品として使うのをメインに考えた方が良さそうです。
近頃は材質、デザインなどもこだわった製品、メーカーがたくさんあるので、ご家庭の人数や目的に合わせて選んで下さいね。
「料理をもっともっとラクしたい!」と思ったら、電気ケトル以外のグッズも探してみましょう。Picky’s(ピッキーズ)では、「後悔しないモノ選び」のサポートするため、お料理がグッと便利になるアイテムをたくさんご紹介しています!
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