【超人気】キヤノンの入門機EOS Kiss X10とEOS Kiss Mを徹底比較

   

EOS Kiss X10 M 比較

日本を代表するカメラメーカー、キヤノン。
そんな世界のキヤノンが送り出している初心者向けカメラ、EOS Kissシリーズ。入門用カメラとしてかなりの人気を博していて、初心者の人がカメラを買いに行けば必ず選択肢に入ると言っても過言ではないくらいのシリーズです。
今回はそんな大人気のEOS Kissシリーズの中で最新モデルの一眼レフカメラEOS Kiss X10と、EOS Kissシリーズの中で唯一のミラーレスカメラ、Kiss Mを比較し、違いを解説していきます。

EOS Kiss M 色

まずEOS Kissシリーズって?

EOS Kiss 比較

Kissシリーズはキヤノンの製品の中だけにとどまらず、カメラとしてのくくりの中でもとても人気がある初心者向けカメラのシリーズです。名前は聞いたことある、という方も多いかもしれません。小型で軽量な本体や分かりやすいメニュー、初心者の方でも綺麗に撮れるオートモードなどが初心者の心を掴んでとにかく大人気です。その中の2機種が今回紹介するカメラです。大人気のためかこのシリーズはかなり世代を重ねてきていて2018年にKiss M、2019年に晴れてEOS Kiss X10が登場したというわけです。

EOS Kissシリーズのラインアップ

現在EOS Kissシリーズで現在販売されているカメラは3機種あります。

  • EOS Kissシリーズの中で一番新しいEOS Kiss X10
  • EOS Kissシリーズの上位モデルとして一番新しいEOS Kiss X9i
  • 唯一のミラーレス機であるEOS Kiss M

この3機種が2019年12月現在の現役選手です。
さて、ここからは現役の中でもEOS Kiss X10とEOS Kiss M、それぞれの特徴を紹介していきます。

最新のエントリーモデル、EOS Kiss X10

2019年4月25日に発売されたキヤノンのEOS Kissシリーズの最新モデル、EOS Kiss X10。
このカメラは、実は先に発売のEOS Kiss Mで評価の高かった機能を搭載しています。画面を見ながら操作するだけで撮りたいと思った雰囲気の写真がそのまま撮れる「クリエイティブアシスト」などがその一例です。
そのため、性能を見てみると、X10はKiss Mをそのまま一眼レフに改造しただけなんじゃないのか、とさえ思ってしまうほど共通する部分が多いのです。ミラーレスで大成功だった初心者向けの機能を増やして、大きなカメラを目の前にして不安になっている初心者の人に安心して使ってもらおう。というのがこのカメラを発売した最大の理由でしょう。

Rentryノートでは過去にこんな記事を出したりしました。

人気の高性能機種 Canon EOS Kiss X10をレビュー!X10のいいとこ7つ&最新ミラーレスとの比較 -by Rentryノート

Kissシリーズの中のミラーレスモデル、EOS Kiss M

何度も書いてしまいますが、Kissシリーズの中では唯一のミラーレス機です。一眼レフとは違い、非常にコンパクトな本体、そこまで高価格ではないながら意外と高い性能のカメラとして驚きとともに登場しました。

2018年の春の発売当初から、その小型で軽量な設計とゴツいというカメラの認識を覆す可愛いデザインで女性ユーザーをはじめとした幅広い層に受け入れられてきたカメラです。

Rentryノートではこんな記事を出しました。

女性や初心者に大人気!!Canonミラーレス EOS Kiss Mの使い方などを実写レビュー -by Rentryノート

一眼レフとミラーレスの違い

まず、今回紹介するEOS Kiss X10は一眼レフカメラ、Kiss Mはミラーレスカメラに分類されます。難しい名前だと思うかもしれませんが、実は「レフ」とは「ミラー」つまり鏡のことで、全く同じもののことを指しています。

これはカメラについている覗き窓、「ファインダー」にどのようにして画像を表示するかということに関係しています。

一眼レフ ミラーレス 違い

一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い -byキヤノン

上の画像は、一眼レフカメラとミラーレスカメラの仕組みを表しています。

一眼レフカメラは、レンズから入ってきた光をミラーやペンタプリズムで向きを変えたりしながらファインダーまで光を届けます。いざ写真を撮るときは鏡の奥についているイメージセンサーまで光を届ける必要があり、鏡が邪魔なので鏡を持ち上げます。そのとき、一瞬ファインダーが真っ暗になります。レンズからファインダーまで光の通り道がつながっています。この方式のファインダーを「光学ファインダー」や「OVF」と呼びます。

一方で、ミラーレスは名前の通りミラーがありません。ではどうやってファインダーに画像を映すのか。まずレンズを通ってきた光は直接イメージセンサーに当たります。その後、スマホのカメラのようにファインダーの中にある小さな画面に画像を映して光学ファインダーと同じような機能を果たしているのがミラーレスカメラです。光は一度電気信号になってから表示されます。このファインダーを「電子ビューファインダー」や「EVF」などと呼びます。

単純に言えば、光学ファインダーがついているのが一眼レフカメラ、電子ビューフィアンダーがついているのがミラーレスカメラということです。

一眼レフのメリット

  • ミラーを使うファインダーは遅延がないので狙った瞬間にシャッターが切れる。
  • 本体は重いが、重さが逆に安定感につながることもある。
  • ファインダーで電力を消費しないのでバッテリー持ちが良い。
  • 持ってるとプロっぽさが出る

一眼レフのデメリット

  • 重い
  • 大きい
  • 体力勝負

ミラーレスのメリット

  • コンパクト。
  • 軽い。
  • 気軽に撮れる。
  • まさにこれから撮れる写真と同じ画像を見ながら撮影できる。(液晶モニターなので、いろんな効果が撮る前に見られる)
  • ミラーがないので動作部分が軽く、連写速度が上がる。
  • 動画に強い機種が多い。

ミラーレスのデメリット

  • ファインダーの表示にわずかに遅延がある。
  • バッテリー持ちがあまり良くない。

 

今回紹介するカメラの特徴が掴めたところで、早速見ていきましょう。

EOS Kiss X10とEOS Kiss Mを比較

価格の比較

上にAmazonなどへのリンクを貼らせていただきましたが、このカメラたちはキヤノンの製品の中ではエントリーモデルに入る製品たちです。そのため、価格もカメラとしてはそこまで高価ではありません。

参考までに大体の価格ですが、EOS Kiss X10にレンズが一本ついたレンズキットが8万円前後、EOS Kiss Mにレンズが一本ついたレンズキットが7万円後半とほんのわずかですがKiss Mが安くなっているでしょうか。ただ、この1万円に満たない金額の差は発売時期が1年違うために発生しているもので、実際はほとんど変わらないと言えます。

サイズの比較

EOS Kiss 比較

これは左にEOS Kiss X9,右にEOS Kiss X9i,真ん中にEOS Kiss Mが写っている写真です。X9は現役ではありませんが、サイズはEOS Kiss X10と変わりませんのでお許しを。
見るとわかりますが、まずサイズがかなり違います。

EOS Kiss Mの小ささが際立っていますね。これはEOS Kiss Mが他の2台と比べて構造が大きく違うからです。他の2台が古いからというわけではありません。

正直X10などはカバンの中にしまったりするのが大変かなという感じではありますが、EOS Kiss Mは手軽に持ち運べるような大きさになっています。

重さの比較

EOS Kiss X10EOS KISS M
約390g約390g

重さはEOS Kiss X10が約449gに対して、EOS Kiss Mでは約390gとサイズの影響を受けていますが、これは仕方ないでしょう。むしろこのサイズの差で重さが一緒だったら驚きます。実際はプラスでレンズもつくので本体の重さはあまり気になりにくいかもしれません。

しかし、どちらの機種もカメラを持つときに重要なグリップの部分(右手で持つ部分)の深さはしっかり取られているので手でしっかり掴めるためホールド感には優れています。

操作性の比較

EOS Kiss M ダイヤル

EOS Kiss M メニュー画面

EOS Kiss X10もEOS Kiss Mも、いかに操作をわかりやすく簡単にするか、というところにこだわって作られています。初心者の方は特に「こんなにたくさんのボタンを使いこなさないといい写真って撮れないの?」とカメラのボタンの多さに不安を抱く人が多いです。そのためEOS Kiss X10ではX9iよりも本体のボタンの数がかなり少なくなっています。ここまでシンプルにまとめてきているのはすごいことです。
もちろんボタンは使いこなせるようになれば多い方が素早く操作できていいことも多いです。でも初心者向けにボタンの数を減らすことで入門のハードルを下げるというアイデアは正解だと思います。

2機種でほとんど同じ点

EOS Kiss X10 撮影例

EOS Kiss X10で撮影した写真 -byキヤノン

ここからはEOS Kiss X10とEOS Kiss Mでほとんど性能に差がない部分を紹介していきます。読むとわかるんですがこの2台、かなり似ています。

全く変わらない画素数

写真をいくつの点で表現するかという数値である画素数ですが、EOS Kiss X10とKiss Mはともに約2410万画素のセンサーを搭載しています。そのため撮れる写真の解像感などはほとんど変わりません。

全く同じISO感度

どのくらいの明るさの光が入ればセンサーに光が当たったと認識するかを決めるISO感度は両機種とも常用ISO感度で100~25600となっていて、一通り現代のカメラの基本的な感度はしっかりカバーしているので、暗い場所などでもしっかり綺麗に撮影ができるはずです。

動画性能

最近は写真用カメラで動画を撮る人も多くなってきました。この2機種には動画の撮影機能での差はほとんどありません。そのため、クオリティーに差がつくとすれば、ついているレンズの差や設定の問題でしょう。

EOS Kiss X10の方が優れている点

EOS Kiss X10で撮影した写真 -byキヤノン

この項目では、EOS Kiss X10がEOS Kiss Mよりも高性能である点、優れている点について紹介します。

ファインダーの画質

X10は鏡やプリズムといったアナログな部品を使った光学ファインダーが搭載されています。一見古臭く感じるかもしれませんが、それは電気的な処理をしていないということです。そのため、見えている画像には現実世界とのタイムラグもなければ、画面を見たときのようにドットが目立ってしまうということがありません。それが光学ファインダーを覗き込む喜びの一つです。

撮影可能枚数

Kiss Mは重さの制限が厳しいのか、バッテリー持ちだけはあまり良くありません。フル充電のバッテリーを使った時、X10はファインダーを使った撮影で1600枚程度は撮れるのに対し、Kiss Mは230枚程度にとどまっています。かなり差がありますよね。Kiss Mでたくさん写真が撮りたいというときには予備のバッテリーが必要になるかもしれません。

レンズの種類

EOS ミラーレス マウントアダプタ

実はKiss Mなどのキヤノンのミラーレス機はレンズをはめる部分の形状が今までの一眼レフなどのキヤノンのカメラのものと違います。しかし、キヤノンはまだ一眼レフを主力製品としている会社なのでミラーレス機用のレンズが少なくなりがちです。そのままでKiss Mに付けられるレンズが意外と少ないんですね。
なので、買ってそのままつけられる交換レンズの数はX10の勝ちです。

一応ミラーレスユーザーのためにキヤノンは一眼レフ用のレンズをミラーレス機に付けられるような変換アダプタを発売していますが、欲しいレンズをつけるときにそのアダプタを購入する手間があるのが少しネックですね。

連続撮影可能枚数

連写をするときに、どれくらい連写をし続けられるかという性能です。この点でもX10はKiss Mに勝っています。ただ、そこまで長いこと連写をする人もまああまりいないのであまり気にならないかなとは思います。

EOS Kiss Mの方が優れている点

EOS Kiss M 撮影例

EOS Kiss Mで撮影した写真 -by キヤノン

この項目では逆にEOS Kiss MがEOS Kiss X10よりも高性能である点、優れている点を紹介します。

動き回るものを撮るにはうってつけのAF性能 

AFはカメラが自動でピントを合わせてくれる機能です。性能を上げると価格も上がるため、ここは上位モデルになるほど性能に差が出てくるポイントです。EOS Kiss MではAF性能でEOSシリーズ内で中級モデルと同等レベルの性能です。X10はKiss Mよりも少し弱いですが、それでも使い物にならないということではありません。普段使いには十分な性能をどちらも持っていますので、強いて違いをあげるならAFかなと言った感じです。
ただ、Kiss Mの方が動く被写体には強いです。フォーカスを認識できる点が多くあるので画面の中を動き回るものにもしっかりフォーカスを合わせてくれます。

X10より高い連写性能

シャッターボタンを押し続けている間中シャッターが何回も切れる連写ですが、連写速度に関してはEOS Kiss X10で最高約5.0コマ/秒、EOS Kiss X9iでは最高約7.4コマ/秒と、1秒間に撮影できるコマ数が2枚弱違います。ただ、Kiss Mは連続で撮れる写真の枚数に制限がありますので、シャッターボタンを押しっぱなしにしておけば無限に撮れるというものではありませんのでご注意ください。

はじめての一眼レフカメラとして激推ししたい!EOS Kiss X10

EOS Kiss X10
これから一眼レフカメラを始めようと考えている方にはEOS Kiss X10が良き相棒となってくれることでしょう。
EOS Kiss X10は初心者でも使いやすい簡単な操作性を実現しながら、最新モデルとして高性能なカメラです。
一眼レフカメラのユーザーになった気分も味わえる上、撮影ではあらゆるシーンで活躍する万能な機種です。

少しでも高性能や軽さ、小ささを求めるのであればEOS Kiss M

EOS Kiss M

自分はミラーレスを買うと決めている方、少しでも軽いカメラが欲しいという方にはEOS Kiss X10に比べて、EOS Kiss Mは軽くコンパクトなので手軽に撮れるカメラとして大活躍してくれるでしょう。また、連写性能を生かして乗り物の撮影や運動会などのスポーツの撮影にも向いているはずです。

初めてのカメラにおすすめのEOS Kissシリーズ。 実際に購入する前にはまずレンタルしてみよう!

RentryでEOS Kiss Mをレンタル

今回ご紹介したEOS Kissシリーズのカメラはとにかく操作がわかりやすく、一眼レフを始めたいと思っている方にお勧めできる機種たちです。
しかし、いきなり買ってやっぱり合わなかったらどうしよう。と不安を抱える方もいるかと思います。
そんな不安がある時はまずレンタルという形で自分の手元に置いて一度試しに使ってから決めるという方法もあります。カメラレンタルサービスRentryではEOS Kiss Mだけでなく、EOS Kiss X10もレンタル開始予定です。他にも初心者の方におすすめのカメラのレンタルをしています。
自分で買う前に一度試しに使ってみたい。毎日使うわけではないから必要な時だけいいカメラをレンタルしたい。といった要望にしっかり応えるサービスでお勧めです。
さあカメラに興味が湧いているあなた、この機会にカメラデビューしてみませんか?

素材引用:キヤノン公式製品ページ(EOS Kiss M,X10)
https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/
https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx10/