【プロが比較】外付けSSD おすすめ20選|デメリットからポータブルやテレビ録画用も解説

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データの転送スピードが速く、軽量・コンパクトなため、ビジネス、ゲームなど、様々なシーンで大活躍な外付けSSD。

近年ではその価格も落ちてきたことから、手に入れやすくなり、そろそろHDDからSSDに移行したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

便利な外付けSSDですが、メーカー・商品によってその機能は様々です。そのため、皆さんの使用目的に合わせた選び方をすることで、より一層、快適さをアップすることができます。

この記事では、SSDの選び方のポイント、状況別おすすめSSD、HDDと比較したメリット・デメリットについてわかりやすくお教えします。

この記事を監修した専門家

家電の専門家
川島健太郎
家電販売員・商品バイヤー
20歳に家電業界に入り、25歳に全メーカーとの外商を担当。テレビ、パソコン、白物家電、調理家電の仕入れを行い、年間100億円程度の商品買付をしていた腕利きバイヤー。本当におすすめできる良い商品を見つけお届けすることがモットー。趣味はガジェットいじり、ノマドワーカー、サッカー観戦、コーヒー。

外付けSSDは据え置き型とポータブル型の2種類

外付けSSD

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外付けSSDとは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)のことを指します。データの記録にはディスクではなく、フラッシュメモリを採用しているため、高速にデータを記録できるのが特徴です。

外付けSSDには大きく2つのタイプがあります。どこで使うのかなどの、使用用途に応じて選びましょう。

テレビ用やPCのバックアップ用には据え置き型

据え置き型の外付けSSDは、会社、自宅など、場所を固定して使用するタイプです。使用場所は限られてしまいますが、ポータブルタイプよりも頑丈なものが多いのが特徴です。主に自宅でテレビ動画の保存をしたり、オフィスでのデータのバックアップなどの利用を考えている方におすすめです。

関連記事:外付け型・内蔵型!PCテレビチューナーおすすめ20選。BS・CS対応モデルも紹介

外出先での仕事やゲームのデータ移動にはポータブル型

ポータブル型の外付けSSDは、コンパクトサイズで、出張や旅行などでも気軽に持ち出せるタイプです。パソコンから直接電源供給ができるため、コンセントがない場所でも使用できるのがメリットです。出張先で保存データを扱いたい方、友人の家にゲームを持ち込みたいという方におすすめです。

外付けSSDのメリット・デメリット

外付けSSD メリットデメリット

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外付けSSDのメリット|大容量のデータ送受信に強い

HDDと比較したSSDのメリットは以下の5点です。

SSDのメリット
  • データの転送速度が速い。
  • 物理的な衝撃に強い。
  • 操作音が静か。
  • 省電力。
  • 寿命が長い。

そのため、データ転送速度が操作性に直結するような動画編集ソフト、ゲームソフト、一度に大容量のデータの送受信の必要な場面などでおすすめです。

外付けSSDのデメリット|コストが高い

HDDと比較したSSDのデメリットは以下の2点です。

SSDのデメリット
  • コストが高い。
  • HDDよりも容量が少ない。

そのため、送受信速度があまり影響しない、単純なデータ保存のみであれば、外付けHDDの方が良いでしょう。

外付けSSDの選び方

外付けSSD 選び方

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外付けSSDを選ぶ際は、その使用用途に応じて選びましょう。選ぶ際のポイントは、以下の6点です。

外付けSSDの選び方のポイント
  • 使用目的に応じた容量
  • データの転送速度
  • 対応OS
  • セキュリティ
  • 耐久性
  • 携帯性(ポータブル)

容量|動画や録画用には500GB以上がおすすめ

文書や、デジカメのデータ保存なら、500GB以下のもので良いでしょう。Wordファイルでは、60ページで大きくても約1MBです。

また高画質な動画、ゲームソフト、テレビ録画などなら、500GB以上のものがおすすめです。1GBの容量には2000万画素の写真を約160枚保存することができると言われているためこの数字を参考にし、ご自身の使用量に応じた容量のSSDを選びましょう。

ひとことメモ
文書などの保存は500GB以下、写真・ゲームソフトなどの保存は500GB以上がおすすめ。

関連記事:【Type-C・microUSB】タブレット対応USBおすすめ15選|接続方法も解説

データの転送速度はUSBのタイプとMB/sの数値をチェック

外付けSSDを快適に使用するためにもデータの読み書き速度は重要。最近ではほとんどがUSB3.0に対応ですが、中にはそうでないものもあるため、外付けSSDのデータの読み書き速度の速さを活かすためにもUSB3.0のものがおすすめです。USB2.0では遅いと感じるかもしれません。

また、製品情報欄には、読み書き速度が明記されています。ストレスなく使用するためにも最低でも350 MB/s以上のものがおすすめです。

ひとことメモ
USBは3.0以上、読み書き速度は350 MB/s以上にしましょう。

対応OS|exFATならWindowsとMacのどちらにも対応

外付けSSDが自分の使用しているパソコン、タブレットのOSに対応していることをあらかじめ確認しましょう。Windowsに対応していてもMacのOSでは起動できないこともあります。

また、WindowsとMacのどちらにも対応している「exFAT」というタイプもあります。WindowsとMac間でのデータの共有が多い方にはこのフォーマットのものがおすすめです。

ひとことメモ
exFATならウィンドウズにもマックにも両対応。

セキュリティー|紛失に備えてロックできるものが安心

特にビジネスなどの機密データの多い場面で使用する方は、紛失・盗難のリスクに備え、セキュリティーの高いSSDを選びましょう。

最近では、データを暗号化できるタイプのSSDや、ICカードによってロックが行えるものもあります。

特にポータブル型では、誤ってSSDを無くしてしまうことも。データを安心して保管するために、大切なデータはしっかりとセキュリティーの管理をしましょう。

ひとことメモ
ビジネスシーンなどでの機密データなどの保存には、パスワードなどでロックできるタイプの外付けSSDがおすすめ!

耐久性|米軍MILという耐久試験の規格も

特にポータブル型のSSDは、持ち運ぶ際の振動・衝撃によって、データが破損したり、物理的に故障してしまう恐れがあります。持ち運びの多い場面での使用を考えている方は、耐久試験の結果などをしっかりと確認しておきましょう。

中には米軍MILという規格を採用しており、非常に高い耐久性が保証されているものもあるため、大切なデータの保存目的の方はこの規格を採用したSSDがおすすめです。

ひとことメモ
持ち運びが多い場合は米軍MIL規格を満たした外付けSSDがおすすめ!

携帯性|持ち運ぶ場合はカバンに入れやすい形がおすすめ

外付けSSDの持ち運びが多い方は、携帯性も考慮して購入しましょう。カバンの中で行方不明になってしまったり、他のものに潰されてしまったりすることを防ぐためにも、カバンのポケットのサイズにあったSSDを選ぶのも、おすすめな方法です。

またポータブル外付けSSD用のケースも販売されています。

評判はどう?外付けSSDのおすすめメーカー

エレコム

最安値 ¥14,685 (税込)

エレコムは大阪に本社を置くPC周辺機器メーカーです。SSDやHDDも個人向けから法人向けまで幅広く展開しています。

250GBのコンパクトなものから、ゴムバンパー付きで頑丈な大容量SSDもありますよ。

バッファロー(BUFFALO)

バッファロー
最安値 ¥10,400 (税込)

主にPC周辺機器の開発と販売を行うメーカーです。国内でのシェアが高く、コスパの良い商品が多いのが特徴。外付けSSDだけでなく、外付けHDDやパソコン用マウスなどの製造・販売も行っています。SSDなどの複数の製品部門で高い販売台数を占めており、ユーザーから高評価を得ているメーカーです。

なお以下の記事ではバッファローが提供しているデータ復旧サービスについて紹介しています。重ねてチェックしてみてください。

関連記事:[評判/口コミ]BUFFALO データ復旧サービスの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!正規の復旧サービスは信頼できる?

アイ・オー・データ(IODATA)

アイ・オー・データ
最安値 ¥4,600 (税込)

バッファローと同様に、PC周辺機器の製造・販売を行っています。外付けSSDだけでなく、Wi-Fi関連機器、液晶ディスプレイなど幅広い製品を扱っています。ユニークな製品も多く、PCを介せずにCD内の音楽をスマホに転送したり、無線を介してデータ転送を行うSDカードリーダーなど、創造性の高い製品開発をしているのが特徴です。

なお以下の記事ではアイ・オー・データが提供しているデータ復旧サービスについて紹介しています。重ねてチェックしてみてください。

関連記事:[評判/口コミ]I・ODATAデータ復旧サービスの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!この業者は信頼できる?

サンディスク(SanDisk)

SanDisk
最安値 ¥17,500 (税込)

サンディスクは米国に本社をおくフラッシュメモリー製品の開発・販売を中心に行っているメーカーです。外付けSSDの部門では最速クラスのものを取り揃えています。日本国内でも、その技術力の高さから、SSDやSDカードなどのフラッシュメモリーが多く市場に出回っています。

外付けSSD(PCバックアップ用)の比較一覧表

商品最安価格対応OSサイズ販売されている容量その他便利機能接続端子会社
サンディスク:外付けSSD SDSSDE30-1T00-GH25¥12,980 楽天市場AmazonYahoo!Windows 10, Windows 8.1, macOS High Sierra, Mojave, Catalina, USB Type-C 対応のスマートフォン46.90mm x 96.90mm x 9.91mm480GB,1TB,2TB3年保証USB 3.2 Type-Cサンディスク
エレコム:外付けSSD ESD-ED0シリーズ楽天市場¥7,800 AmazonYahoo!Windows 10/8.1/7が動作するWindowsパソコン、およびmacOS Mojave 10.14幅93mm×奥行54mm×高さ9mm120GB, 240GB, 480GB, 960GB保証期間1年USB3.1(Gen1) microB メスエレコム
ウェスタンデジタル:ポータブルSSD WDBAGF0010シリーズ楽天市場¥12,250 AmazonYahoo!Windows 10, Windows 8.1、macOS Catalina, Mojave, High Sierra90mm x 45mm x 10 mm500GB, 512GB, 1TB, 2TBパスワードロック機能USB Type-Cポート, USB 3.2(Gen 2), USB 3.0/2.0ポートウェスタンデジタル
サムスン:外付け SSD MU-Pシリーズ楽天市場¥20,000 AmazonYahoo!Windows 7, Mac OS X 10.9(Mavericks), Android 4.4(KitKat)以降のVer対応10mm x 74mm x 57mm500GB, 1TB, 2TBパスワードロック機能USB 3.1 Gen2/下位互換(USB3.0/2.0)Samsung
トランセンド:Thunderbolt対応外付けSSD SJM500シリーズ楽天市場¥18,980 AmazonYahoo!MicrosoftWindows 7・Microsoft Windows 8・Mac OS 10.7以降121.2mm×75.2mm×13.5mm256GB, 512GB, 1TB3年保証USB 3.0, Thunderboltトランセンド(Transcend)
バッファロー:ポータブルSSD SSD-PGMシリーズ楽天市場¥10,400 AmazonYahoo!USB 3.2(Gen 2)/3.2(Gen 1)/3.1(Gen 2)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0端子(Type-AまたはType-C)搭載のWindowsパソコン、Mac50mm×10.9mm×95mm120GB, 240GB, 480GB, 960GB,1.0TB, 1.9TBPS4動作確認済みUSB 3.2(Gen 2)/3.2(Gen 1)/3.1(Gen 2)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0バッファロー

外付けSSD(PCバックアップ用)のおすすめ人気ランキング6選

外付けSSD(テレビ録画用)の比較一覧表

商品最安価格対応テレビサイズ販売されている容量その他便利機能接続端子会社
エレコム 外付けポータブルSSD ESD-DSA0500GBK ブラック SSD:500GB¥14,685 楽天市場AmazonYahoo!不明120mm×76mm×9.6mm120GB, 240GB, 480GB保証期間1年不明エレコム
RAOYI:外付けSSD楽天市場¥12,599 AmazonYahoo!不明84mm x 41mm x 7 mm60GB, 120GB, 250GB, 500GB, 1Tb, 2Tbパソコンの互換性が良いUSB 3.1Gen2RAOYI
バッファロー:外付ポータブルSSD SSD-PGTシリーズ楽天市場¥5,964 AmazonYahoo!シャープ製、ソニー製、東芝製、Hisense製、FUNAI製、LG製、三菱電機製、ドウシシャ製、ピクセラ製117mm x 75mm x 12 mm240GB, 480GB, 960GB保証期間1年USB 3.2 (Gen1)/3.1 (Gen1)/3.0 Micro Bバッファロー

外付けSSD(テレビ録画用)のおすすめ人気ランキング3選

外付けSSD(PS4用)の比較一覧表

商品最安価格PS4動作確認サイズ販売されている容量接続端子会社
バッファロー:外付けSSD SSD-PUT1.0U3-B/N楽天市場¥8,480 AmazonYahoo!‎6.9 x 2.3 x 1.1 cm250GB,500GB,1TBUSB( USB 3.2(Gen 1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0)、Type-Aバッファロー
バッファロー:ポータブルSSD SSD-PGシリーズ楽天市場¥8,520 AmazonYahoo!75mm ×11.5mm ×117mm120GB, 240GB, 480GB, 960GB, 1.0TB, 1.9TBUSB3.1(Gen1)/3.0/2.0バッファロー
サンディスク:エクストリームポータブルSSD SDSSDE60シリーズ楽天市場¥17,500 AmazonYahoo!9mm x 96mm x 50mm2TBUSB-C/USB-Aポート、USB 3.1 Gen 2サンディスク
アイ・オー・データ:ポータブルSSD SSPH-UTシリーズ楽天市場¥4,600 AmazonYahoo!80mm×80mm×15mm480GB, 960GBUSB 3.0/USB 2.0I-O DATA
ウェスタンデジタル:ポータブルSSD WDBMCGシリーズ楽天市場¥29,812 AmazonYahoo!94mm x 66mm x 10mm500GB, 1TB, 2TBUSB 3.0 (USB 2.0)Westarndigital

外付けSSD(PS4用)のおすすめ人気ランキング5選

外付けSSDおすすめアクセサリー

外付けSSDにも寿命がある

もちろん外付けSSDには寿命があります。

外付けSSDはデータの読み書き頻度が寿命に直結しているため、読み書き頻度が少ないほど、寿命は長くなります。また、ポータブル型の場合は物理的な衝撃によって寿命を縮めてしまうこともあります。

外付けSSDの寿命を長くするために、状態を視覚的に管理できるソフトもあるので、特に大切なデータの保存をしている方は、そちらを利用し、定期的に状態チェックを行うことをおすすめします。

ひとことメモ
外付けSSDの寿命は使い方に依存。専用ソフトを使って定期的に状態をチェックしましょう。

関連記事:【プロが教える】SSD データ復旧ソフトとデータ復旧業者どちらがいいの?徹底比較

外付けSSDと外付けHDDの違いとは?

外付けSSDと外付けHDDの主な違い

SSDとHDDの主な違いは、データの記録方法です。

外付けSSDでは、メモリチップを用いてデータの書き込みを行います。「NAND型フラッシュメモリ」を用いて、動画、ゲーム、音楽データなどの書き込みを行います。

一方で、外付けHDDでは、磁気ディスクを用いて、データの書き込みを行います。

外付けHDDの詳細については以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はこちらをチェックしてください。

関連記事:【プロが厳選】外付けHDD おすすめ人気ランキング20選【2021年】

データの書き込み方の違い
  • SSD:メモリチップ
  • HDD:磁気ディスク

外付けSSDと外付けHDDの使い分け

SSDとHDDそれぞれの特徴を生かすことで、効率よくデータの転送・保存を行うことができます。

例えば、動画編集の場合、動画編集ソフトは外付けSSD、編集した動画は外付けHDDに保存するのがおすすめです。また、SSDは動作音が静かであるため、静かな環境で録画したテレビを見たい方にもおすすめです。

外付けSSDの人気売れ筋ランキングもチェック

こちらは現在Amazon、楽天、Yahooなどでで紹介されている外付けSSDのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!

まとめ

この記事では、仕事の作業効率を格段にアップしてくれる外付けSSDについて紹介させていただきました。

外付けSSDを有効に使うことで、ゲームのロードにかかるストレスを軽減してくれたり、安心なデータの持ち運びを可能にしてくれたりと、皆さんの生活をより便利にしてくれるでしょう。

この記事を読み、少しでも皆さんが外付けSSDを選ぶ際のお役に立てたのであれば幸いです!ぜひあなたにぴったりの最適な一台を選んでみてください!

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