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毎日欠かさず行うスマホの充電。もっと早くできないかなと思っている人は多いと思います。
またノートPCやタブレットを使う人だと、更に長い時間を充電に費やしていることになります。毎日限られた貴重な時間を、これ以上充電する手間や、充電待ちのストレスに奪われたくないですよね。
それを解決してくれるのが「急速充電器」です。最新のiPhoneやgalaxy、Macbookなどでは充電時間を1/3程度まで削減することができ、Androidスマホからタブレットまで、USB充電するデバイスの充電時間を劇的に短くしてくれます!
今回はそんな急速充電器の選び方や活用方法を徹底解説。メリット・デメリットを紹介するとともに、評判の良い話題の充電器をランキング形式でご紹介していきます。
「どんな高速充電器を選んだらよいのかわからない」「より急速充電器ができるモノが欲しい」という人は是非チェックしてみてください!
編集部
この記事を監修した専門家

目次
- 急速充電器とは
- 急速充電器のメリット・デメリット
- 急速充電器の選び方
- 急速充電器 評判の良いおすすめメーカー
- 専門家おすすめの急速充電器
- 【USB1ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【USB1ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング 8選
- 【USB2ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【USB2ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング5選
- 【USB3ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【USB3ポート以上】急速充電器 おすすめ人気ランキング5選
- 急速充電器の仕組み
- 【iPhone・Galaxyも】機種別!急速充電器の適正W数&対応規格
- 急速充電器の使い方
- 急速充電器とよく一緒に購入されるアクセサリー
- 急速充電器 よくある質問
- 急速充電器の人気売れ筋ランキングもチェック
- 急速充電器 まとめ
急速充電器とは

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急速充電器とは、従来のスマホ用充電アダプターよりも、早く充電できる充電器のことです。急速充電器は、USBケーブルで充電されるので、スマホだけでなく、タブレット・ノートパソコン・モバイルバッテリー・ゲーム機などにも使えます。
何ワットからが「急速」かという、厳密な定義はありません。従来のものよりも効率よく充電できるアダプターは、急速充電器と呼ばれることがあります。
たとえば、2020年10月まで、iPhoneシリーズには、さいころのような、小さい充電器が付属していました。出力5Wの アップル純正充電器です。この純正充電器は、標準的なスペック(出力5W)なので、「急速」とは呼ばれません。
一方、最近人気のある充電器は、最大65W~130Wまで出力できます。iPhoneやMacBookをスピーディーに充電できるので、急速充電器と呼ばれます。
こびぃ
急速充電器のメリット・デメリット
急速充電器には、次のようなメリットとデメリットがあります。
- 短時間で充電できる
- コンパクトで場所を取らない
- 純正品よりも安い
- 節約になる
- バッテリーへ負荷がかかる
- 専用ケーブルが必要なこともある
急速充電器のメリット

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短時間で充電できる
急速充電器最大のメリット、それは何と言っても、短時間で充電できることです。5W充電器でのスマホ充電は、たいてい3時間以上かかりますが、20Wで充電すれば半分の時間で満充電することができてしまいます。充電し忘れていたときや、急な予定が入ったときなど、スピード充電機能があるととても助かりますよね。
コンパクトで場所を取らない
コンパクトなのもメリットです。MacBook Proに付属しているアップル純正の充電器は、96Wです。パワーは大きいですが、重量も300gほどあります。一方、最近売れ筋の、ある急速充電器は、パワーが90Wで重さ190g。それでいて、純正品よりサイズが一回り小さく、場所をとりません。
純正品よりも安い
これはユーザーにとって、ありがたい項目です。先の96Wの純正充電器は、値段が7,800円。これにUSB Type-Cケーブル1,800円なので、急速充電したいなら、7,800円+1,800=9,600円の費用がかかります。
一方、急速充電器RP-PC128の場合、ケーブル付きで4,589円。半額ほどで買えてしまう計算です。純正品には純正品の良さがありますが、コスパを考えると、市販されている急速充電器の方がおすすめです。
節約になる
より高出力な充電器を1台でも購入しておくと、デバイスの買い替え時などに新たに充電器を購入する必要がなくなるので、一時的な出費があるとしても結果的に節約に繋がります。高出力の目安は、MacBook AirやMacBook Pro13インチクラスを充電できる40W以上です。
急速充電器のデメリット

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バッテリーへ負荷がかかる
急速充電器は、バッテリーの寿命が縮むと言われます。それは、満充電の状態が続きやすいことによります。リチウムイオン電池は、こうした状態(過充電)に弱いので、気を付けていなければなりません。最近では、バッテリーへの負荷を軽減する、過充電保護機能付き充電器が販売されるようになったので、こうした問題は少なくなりました。
専用ケーブルが必要な時もある
急速充電器の中には、特定のケーブル(USB Type-C)にしか対応していないタイプのものもあります。これまでType-Aケーブルでしか充電する機会のなかった人は、コードから揃えなければなりません。USB Type-Cについてより詳しくは、「選び方」の項目をご覧ください。
こびぃ
急速充電器の選び方
急速充電器は、ワット数の高いものから低いもの、USBポートの多いものから少ないものまで、様々な種類があります。どのように選べばよいのでしょうか。
スマホなら30W、パソコンなら40W以上がおすすめ

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まず、一番先に確認したいのは、充電器のワット数です。ワット数は、数字が大きければ大きいほど、出力が高く、早く充電できます。しかし、スマホ・パソコンなど、それぞれのデバイスで、最大受電量は決まっています。あまり大きなワット数のものを買っても、性能を発揮できないかもしれません。
以下に、主要なデバイスの、最大受電量を示してみました。確認してみてください。
機種 | ワット数 |
iPhone8~iPhone11 | 18W |
iPhone12 | 20W |
iPhone13 mini | 18W |
iPhone13 | 20W |
iPhone13 Pro Max | 30W |
Galaxy S20 | 25W |
Galaxy S21 | 25W |
Galaxy S22 | 25W |
Galaxy S22+ | 45W |
Galaxy S22 Ultra | 45W |
iPad Pro 10.5インチ | 18W |
iPad Pro 11インチ | 30W |
iPad Air | 20W |
iPad Pro | 20W |
iPad Pro 12.9インチ | 45W |
MacBook Air | 30W |
MacBook Air M1 | 45W |
MacBook Pro 13インチ | 60W |
MacBook Pro 16インチ | 96W |
MacBook Pro 14インチ M1(8コアCPU) | 67W |
MacBook Pro 14インチ M1(10コアCPU) | 96W |
MacBook Pro 16インチ M1(10コアCPU) | 96W |
MacBook Pro 16インチ M1Pro / M1Max | 140W |
たとえば、iPhone13は20Wの充電に対応しているので、30Wまでカバーしている急速充電器がおすすめです。一方、MacBookは30W以上でないといけないため、充電器も40W、MacBook Proの場合はインチ数に応じて、60~100Wのものを選んでみてください。
急速充電器を買うときは、ワット数に注目して買いましょう。スマホなら30W、タブレットなら30W以上、ノートパソコンなら40W以上がおすすめです。
これから買うならUSB Type-C対応のものを

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スマホやノートパソコンの最新機種は、USB Type-Cに対応しています。今後ますます、Type-Cに対応したデバイスは増えていくでしょう。それで、これから充電器を買う人は、ぜひType-Cポートのあるアダプターを買うようにしましょう。
Type-Cはワット数(送電能力)によって値段が違い、30Wの充電器を買ったなら、30W以上に対応したType-Cケーブルが必要です。分かりにくい人は、充電器とケーブルが一緒に販売されている商品もあるのでチェックしてみてください。
USB Type-Cとは、2015年頃から市場に出回っているUSB規格のことです。挿し口は平たく、上下の区別がないのが特徴です。MacBook・iPad・Xperia・iPhone・Google Pixcel・Galaxy・AQUOSなどの最新機種では、Type-Cで充電できるものも。このように、ケーブル一本で、主要なデバイスをカバーできるため、充電といえばType-Cケーブルと言われるようになっています。
PD?Quick Charge(クイックチャージ)?対応の規格をチェックしよう

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急速充電器のパッケージには、PD・IQなどの表記があります。これは急速充電の規格のことです。各社が独自に急速充電の規格を打ち出しています。どれが一番いいというものでもありませんが、AndroidやiPhoneでは、対応している規格・対応していない規格などがあるため、購入の際にはよく見て買わないといけません。
USB-PD
USB-PD(Power Delivery)は、標準になりつつある充電規格です。最大100Wの急速充電に対応し、カバーしているデバイスも豊富です。iPhone・iPad・MacBookシリーズ・GalaxyなどのAndroidスマホ、Nintendo Switchなどのゲーム機を急速充電できます。PD規格の充電器は、USB Type-Cの充電にしか対応していません。
関連:【2021年】タイプC モバイルバッテリーおすすめ14選 |最新のUSB TYPE-Cケーブル対応モデル
Quick Charge(クイックチャージ)
QCとも略される充電規格で、スマホ半導体で有名なQualcomm(クアルコム)社が開発元です。QC2.0/3.0は最大18Wに、QC4.0/4+は最大27Wに、QC5.0は最大100Wに対応しています。Quick Charge(クイックチャージ)は主にAndroidスマホに特化した充電規格です。PDがType-Cにしか対応していないのに対し、QC2.0/3.0はUSBのどのケーブルを使っても充電できるという汎用性があります。
PowerIQ
Anker(アンカー)が2019年に独自開発した充電規格です。IQとも略されます。PowerIQ3.0は、USB PD・Quick Charge(クイックチャージ)3.0と互換性があります。PowerIQは、デバイスに応じた給電ができるのが特徴です。たとえば、スマホとタブレットを繋げたとき、それぞれに適した給電を行ってくれます。PowerIQ2.0は18Wまで、PowerIQ3.0は100Wまで対応しています。
iSmart
iSmartは、RAVPower(ラブパワー)社が開発した、独自の充電規格です。iSmartテクノロジーなどと呼ばれることもあります。iSmartは、デバイスを自動判別し、最適な給電量で充電してくれる優れものです。iSmart2.0は、QC非対応機種にも急速充電をしてくれます。
充電規格はたくさんありますが、最も一般的なのはPD規格です。iPhone・iPad・MacBook・Androidスマホを充電したいなら、PDに準拠しているか確認してみましょう。最近では、PD3.0に、PPS(Programmable Power Supply)と呼ばれるオプション機能がついており、注目されています。PPSは、ケーブルの許容電力に適合した電気を流し、デバイスの発熱を抑える機能です。スマホの発熱を何とかしたいと思っている人はチェックしてみましょう。ただし、PPSはApple製品に非対応です。
ポート数が多いと同時充電できて便利

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急速充電器で人気なのが、USBポートの多い機種です。USBポートが多いと、その分沢山のデバイスを繋げられるため、とても便利です。お友達や家族と充電器をシェアしたり、充電器の数を減らしてコンセントをスッキリすることができ、スマホとパソコンを同時に給電したりできます。
注意しないといけないのは、ポートが分かれていると、ワット数は合計で考えないといけないところ。つまり30Wの場合、1ポートに20Wの電気を流すと、もう一方は10Wになります。
たとえば、iPhone13とMacBook Airは、両方30Wの充電に対応していますが、30W 2ポートの充電器で同時充電しても、上手く充電されません。ワット数は「合計」で考えないといけないからです。iPhone13とMacBook Airを同時充電したいなら、20W+30W=50W以上の充電器を買いましょう。
お友達や家族と充電器をシェアしたり、複数のデバイスを同時充電したい人は、USBポートが複数あるモデルがおすすめ。購入するときは、ワット数は「足し算」であることを忘れないようにしましょう。
持ち運ぶなら軽量コンパクトの小型モデルがおすすめ

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旅行・出張・アウトドアなどで、充電器を持ち運ぶ機会の多い人は、小型モデルがおすすめです。
たとえば、RAVPower(ラブパワー)から出されている、65Wや90Wの小型モデルは、純正よりも小さいので人気です。USBポートは2ポートですが、多くのデバイスを持ち歩かないのであれば、これで十分だという人も多いはず。
性能・携帯性を両立した設計になっているので、外出する機会の多い人は、ぜひこうした小型モデルをチェックしてみてください。
小型モデルは、ポート数は限られるものの、パワーは強いため、旅行・出張・アウトドアなど、持ち運ぶ機会の多い人におすすめです。コンセントの隙間が小さくても差し込むことができるので、自宅で空いたコンセント用に購入するのもあり!
急速充電器 選び方 まとめ

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規格の多い急速充電器の選び方。一旦まとめておきたいと思います。ぜひ購入するときの参考にしてください。
- ホームページなどで、デバイスの最大受電量(ワット数)を確認します
- 同時充電するなら、ワット数を足し算します
- ワット数以上の急速充電器を選びます
- その充電器の充電規格(PD・QCなど)をチェックします
- ポート数・1ポートあたりの最大出力・本体サイズなどを確認します
- Type-Cが付属していないなら、充電器のワット数に応じたケーブルを購入します
こびぃ
急速充電器 評判の良いおすすめメーカー
Anker (アンカー)

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モバイルバッテリーやスマホ充電器で有名な、中国のメーカーです。Googleのエンジニアたちによって、2011年に創立されました。経営理念は「スマートな生活を後押しする」です。品質にこだわったものづくりで、起業数年でAmazonのトップランカーに上りつめるまでになりました。
Anker(アンカー)が販売する急速充電器は、PowerIQと呼ばれる独自技術によって、効率的な充電ができるようになっています。最新のPowerIQ3.0は、Type-Cケーブルによって、合計100Wまでの出力に対応しています。高い性能とコスパの良さから、プロアマ問わず人気な充電器です。
RAVPower(ラブパワー)
RAVPower(ラブパワー)は、スマホ・パソコン関連のガジェットを販売する、アメリカに本社を置く中国系デジタル機器メーカーです。同社の創業は2001年なので、比較的長い業歴を持つ会社ということになります。日本でも、RAVPower(ラブパワー)のモバイルバッテリーは人気で、Amazonでも上位にランクインすることが多いです。
RAVPower(ラブパワー)は、窒化ガリウムを用いた急速充電器を、いち早く販売しはじめたメーカーの一つです。独自の充電規格iSmartは、デバイスに合わせた給電を可能にしてくれます。
Aukey (オーキー)

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充電器・ポータブル電源・イヤホンなどを手掛ける、中国深圳(しんせん)市に本社を置く家電メーカーです。創立は2005年。Anker(アンカー)・RAVPower(ラブパワー)と並び、GaN採用充電器の製造・販売を早くから行っています。
Aukey (オーキー)の充電器は、小型で取り回しやすいのはもちろん、全ての製品に24カ月保証が付いているのもありがたいところです。
こびぃ
専門家おすすめの急速充電器
自宅・外出時に大活躍する使いやすい万能充電器!
最大出力45W×20Wの2ポート搭載で合計65Wの充電を可能にした充電器といえばコレ!
65W2ポート充電器の中では他製品と比較し、2台同時利用時の出力構成のバランスがよく、どんな携帯デバイスも充電しやすい万能さが非常に使いやすいです。
Anker新技術のGaNⅡを搭載しているため、発熱を抑え、サイズは一般的な60W出力以上の充電器に比べ、約50%小型化に成功しています。
プラグも収納型なので携帯性も抜群。
複数のデバイスを所持している知人から充電器の相談があると、真っ先に紹介する充電器がAnker PowerPort III 2-Port 65Wです。それくらい自信のある充電器。
スマホ・タブレット・ラップトップPC(16インチクラスも可)の中から2種類のデバイスを同時に急速充電することが可能です。
本体サイズ | 約54 x 52 x 29mm |
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本体重量 | 約136g |
USBポート | USB Type-C×2 |
出力 | <1ポート利用時> 上下:65W <2ポート利用時> 上部:20W 下部:45W 合計 65W |
【USB1ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 最安価格 本体サイズ 本体重量 USBポート 出力 Anker 急速充電器 Nano II 楽天市場¥4,490 AmazonYahoo! 約44 x 42 x 36 mm 約112g USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A (最大 65W) Anker(アンカー) PowerPort III Nano 20W ¥1,780 楽天市場AmazonYahoo! 約45 × 27 × 27mm 約30g USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) 5V=3A / 9V=2.22A 20W Anker 511 Charger (Nano 3, 30W) ¥3,490 楽天市場AmazonYahoo! 2.85x2.85x3.55 cm 40 g USB Type-C 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (MAX 30W) Olorful iPhone12 充電器 PDアタブター ¥2,180 楽天市場AmazonYahoo! 4cm*2.7cm*4.6cm 45g USB Type-C to Lightning(PD・QC) 最大18W GR MFi/PSE認証済 iPhone 急速充電器 ¥1,479 楽天市場AmazonYahoo! 40×25.5×45.3mm 約45g USB Type-C 5V=3A / 9V=2.22A/12V=1.67A @ttera PD対応アダプター充電器 ¥1,080 楽天市場AmazonYahoo! 4.5x4.4x2.5cm 55g USB Type-C 5V=3A / 9V=2A / 9V=2.22A/12V=1.5A Anker(アンカー) PowerPort III 65W 楽天市場¥3,590 AmazonYahoo! 約66 × 29 × 45 mm 約121g USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) 65W 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A / PPS:3.3V-21V=3.09A エレコム 充電器 Type-C USB-C 楽天市場¥1,290 AmazonYahoo! 50×29×45mm 約52g USB Type-C(TM)(USB-C(TM))(メス) 5V/3A・9V/2.22A
【USB1ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング 8選
高速充電可能!iPhoneなら30分で50%も実現
高速充電に対応していて、iPhone8以降のiPhoneであれば最短30分で50%も充電可能。接続端末に合わせて出力可変するので、多様な機種に対応しています。iPhoneのみでなく、タブレットやゲーム機も高速充電可能です。
コンセント部分には絶縁キャップ付きでトラッキングによる火災も防止。サイズはコンパクトで他のポートに干渉しないため、オフィスの延長コードでも使いやすいですよ。重量も52gと軽量で、スイングプラグ機能でコンセントを本体に収納できるため、持ち歩く際も邪魔になりません。
本体サイズ | 50×29×45mm |
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本体重量 | 約52g |
USBポート | USB Type-C(TM)(USB-C(TM))(メス) |
出力 | 5V/3A・9V/2.22A |
65WでMacBookもカバーできる小型モデル
65Wに対応した急速充電器です。MacBook Pro・MacBook Airなどのノートパソコンから、iPad・iPhone・Galaxyなどのスマホまで充電が可能です。
特徴は、MiniFuelというAnker(アンカー)の独自設計で、従来の60W充電器よりもコンパクトかつ、熱放射にも優れたモデルであること。充電スピードも、MacBook Pro 16インチモデルで、2時間半だそうです。
ノートパソコンに使えるコンパクトモデルを探している人におすすめです。
本体サイズ | 約66 × 29 × 45 mm |
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本体重量 | 約121g |
USBポート | USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) |
出力 | 65W 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A / PPS:3.3V-21V=3.09A |
見た目重視の人におすすめ!海外利用もできる急速充電器
充電器のデザインや可愛らしさを重視する人におすすめな急速充電器。角がなく丸みのある設計で、持ちやすさも特徴の一つです。
PD対応アダプターで、通常の充電器と比較すると約3倍の速さで充電可能。100Vから240Vの電圧に対応し、国内だけでなく海外でも使用できます。海外旅行や出張にも便利です。
過充電や過熱を防ぐ8つの安全保護機能も搭載。PSE基準適合商品でより安心して使えます。さらに90日間保証付きで欠陥や不良などあった場合は、返品及び交換にも対応してもらえます。普段使いから旅行、持ち歩きまで幅広く利用可能です。
本体サイズ | 4.5x4.4x2.5cm |
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本体重量 | 55g |
USBポート | USB Type-C |
出力 | 5V=3A / 9V=2A / 9V=2.22A/12V=1.5A |
充電器が熱くなりすぎるのを防ぐ エネルギー効率の良い急速充電器
次世代の半導体素材GaNを採用しているため、小型で軽量なのに高出力を維持した充電器。効率よく急速充電可能です。最大20WのPDで従来よりも大幅に充電時間を短縮できますよ!各デバイスに合わせて自動的に必要な電流を流すので、安定して充電できるのもメリットです。
放熱性の高い素材で発熱防止機能が搭載しているため、本体が熱くなりすぎるのを防止します。急速充電していても、熱くなりすぎないので頻繁に使用する場合でも安心です。機内持ち込みにも対応しているため、出張や旅行時にもおすすめ!
本体サイズ | 40×25.5×45.3mm |
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本体重量 | 約45g |
USBポート | USB Type-C |
出力 | 5V=3A / 9V=2.22A/12V=1.67A |
お手軽な18W充電器 iPhoneの充電に最適
Type-Cに対応した、18Wの1ポート急速充電器です。iPhone8~iPhone13miniまでの最大充電18Wをカバーしているので、マイスマホを手軽にスピード充電したい人に適した、エントリーモデルといえます。価格も2,000円までと手頃なのも嬉しいところです。
18Wのスピードは、だいたい、iPhone 12 Proで、30分で最大50パーセントほど充電できる速さです。過電圧保護機能もあり、スマホのバッテリーを消耗しにくい設計です。
本体サイズ | 4cm*2.7cm*4.6cm |
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本体重量 | 45g |
USBポート | USB Type-C to Lightning(PD・QC) |
出力 | 最大18W |
コンパクトで急速充電可能 持ち運びやすさも良好◎
最大30W出力可能で、MacBook AirやiPhoneの急速充電を実現。一般的な30W出力の充電器と比較して、かなりコンパクトサイズであるのも特徴です。プラグ部分は折りたたみ可能で、バッグ内で干渉せず持ち運びにも便利ですよ。カラーバリエーションが5種類と豊富で、特にパステルカラーが女性に人気。
温度に応じて出力制御可能なActiveShield 2.0を搭載し、安全性も問題なし。充電器に接続する端末の安全も考慮し充電可能です。また、製品保証は24ヶ月間と長めなので安心して使用できますよ。
本体サイズ | 2.85x2.85x3.55 cm |
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本体重量 | 40 g |
USBポート | USB Type-C |
出力 | 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (MAX 30W) |
Anker(アンカー)は発売する、Type-Cに対応の1ポート高速充電器です。お値段は、Amazonで2,000円を切るお値打ち品。重さも30gとコンパクト。パワーは20Wなので、スマホを手軽に高速充電してみたい人におすすめです。 PD充電対応なので、最新のiPhone12ももちろん充電することができ、従来の5W充電器に比べて、約3倍も時短できてしまいます。 保護機能としては、ショート防止・温度管理・雷サージ保護があるので、安全に使えるでしょう。コスパの良い20W PD充電にも対応
本体サイズ 約45 × 27 × 27mm 本体重量 約30g USBポート USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) 出力 5V=3A / 9V=2.22A 20W
Type-Cに対応したAnkerの1口ポート充電器です。パワーは65Wあり、スマホやタブレット、パソコンまでこれ1つでOK。一般的な充電器 ( 5W ) に比べてスマホを3倍速く充電できます。また13インチのMacBook Proなら約2時間弱でフル充電が可能です。 重量は約112gと軽量。プラグ部分は折り畳みでき、直径4cmのコンパクトに持ち運びができるため、プロのクリエイターたちからも人気。旅行や出張はもちろん、通勤・通学時の持ち物に1つ入れておくと重宝します。 また、過電圧保護やショート防止、温度管理などの安全機能を搭載。電話とメールによるカスタマーサポートもあり、長く安心して使える製品です。日常使いからデスクワークまで!持ち運びに最適の軽量モデル
本体サイズ 約44 x 42 x 36 mm 本体重量 約112g USBポート USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC) 出力 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A (最大 65W)
【USB2ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 最安価格 本体サイズ 本体重量 USBポート 出力 Anker(アンカー) PowerPort 2 Elite (ホワイト) ¥3,079 楽天市場AmazonYahoo! 約61 x 58 x 29mm 約95g USB Type-A(PowerIQ) 24W 5V/4.8A(各ポート最大2.4A) エレコム 充電器 2ポート Type-C(USB-C) + USB-A USB PD対応 20W 楽天市場¥1,680 AmazonYahoo! 40×29×33mm 約48g USB Type-C(TM)(USB-C(TM))ポート×1、 USB-Aポート×1 USB Type-Cポートのみ使用時:5V=3A / 9V=2.22A、 USB-Aポートのみ使用時:5V=2.4A、 2ポート同時出力時:合計最大15W Anker 急速充電器 PowerPort III 楽天市場¥5,490 AmazonYahoo! 約54 x 52 x 29mm 約136g USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A (最大65W) RAVPower(ラブパワー) Type C 急速充電器 65W ¥3,664 楽天市場AmazonYahoo! 約55 x 55 x 31.5mm 約120g USB Type-C(PD)/Type-A(iSmart QC) USB-Cポート出力:PD3.0対応 5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A 最大65W
USB-Aポート出力:QC対応 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 最大18W RAVPower PD充電器 Type C 急速充電器 90W 楽天市場¥3,780 AmazonYahoo! 65 x 65 x 32 mm 195g±5g USB Type-C(PD3.0) DC 5V=3A, 9V=3A, 12V=3A, 15V=3A, 20V=4.5A(2ポート合計最大90W)
【USB2ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング5選
2ポート両方Type-Cに対応した、RAVPower(ラブパワー)の急速充電器です。出力は90Wのハイパワーです。 90Wモデルでは、最もコンパクトな部類で、サイズは65センチx65センチ、重さは195gです。アップルの純正96W充電器が約300gなので、100gほど軽いことがわかります。 ノートパソコンを使用しながら、スマホを充電できるので、喫茶店でのワーキングなど、活躍の場はたくさんありそうですね。タイプCを2ポートカバーした最強モデル 90Wの大出力
本体サイズ 65 x 65 x 32 mm 本体重量 195g±5g USBポート USB Type-C(PD3.0) 出力 DC 5V=3A, 9V=3A, 12V=3A, 15V=3A, 20V=4.5A(2ポート合計最大90W)
話題のGaN(窒化ガリウム)を採用した、RAVPower(ラブパワー)の人気モデルです。最大出力は65W。 iSmart技術も搭載しているので、デバイスを自動検知し、給電を効率よく行ってくれます。MacBookなどのノートパソコンや、Switchなどのゲーム機の充電にも使えます。 Type-Aポートもあるので、Type-Cに対応していないデバイスも一緒に使えるのがいいところですね。GaN(窒化ガリウム)の65Wモデル iSmartも搭載
本体サイズ 約55 x 55 x 31.5mm 本体重量 約120g USBポート USB Type-C(PD)/Type-A(iSmart QC) 出力 USB-Cポート出力:PD3.0対応 5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A 最大65W
USB-Aポート出力:QC対応 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 最大18W
Type-C出力ポートを2口搭載した急速充電器です。Apple製品だけでなく、GalaxyやPixel、PPS対応スマホへの充電も可能。単体使用時のパワーは最大65Wと強力で、2ポート使用の場合は上部が20W、下部が45W出力になります。 重量は約136g。りんご2分の1程の重さしかなく、荷物の負担になりません。2台同時充電ができるため、カフェや新幹線の利用時におすすめ。短時間で電力補充でき、仕事効率がupします。 また、独自技術である「 Anker GaN II 」を搭載。高周波化する時に発生する熱を抑え、回路構造を最適化しました。それにより、厳しい安全基準を満たした製品と言えます。仕事効率がアップ!安全基準を満たしたアンカーの小型急速充電器
本体サイズ 約54 x 52 x 29mm 本体重量 約136g USBポート USB Type-C(PD・PowerIQ3.0・QC 出力 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A (最大65W)
パワーデリバリー対応 デバイスに応じて最適な電流で急速充電
USB Type-Cポートに加えUSB-Aポートを搭載し、同時出力は合計15Wの急速充電器です。USB パワーデリバリー対応で、GalaxyやXperia、OPPOなど対応端末も幅広く充実。ポートをそれぞれ使用する場合は、USB Type-Cポートは最大20W、USB-Aポートは最大12Wで使用できます。接続されたデバイスを自動で検知し、最適な電流で充電可能です。
2ポートあるにもかかわらず、手のひらにすっぽりおさまるコンパクトサイズ。ピンポン玉と同じサイズで、持ち運びに困ることはありません。
本体サイズ | 40×29×33mm |
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本体重量 | 約48g |
USBポート | USB Type-C(TM)(USB-C(TM))ポート×1、 USB-Aポート×1 |
出力 | USB Type-Cポートのみ使用時:5V=3A / 9V=2.22A、 USB-Aポートのみ使用時:5V=2.4A、 2ポート同時出力時:合計最大15W |
PowerIQが2ポート搭載された、USB Type-A急速充電器です。最大24W充電に対応しています。Galaxy・Xperiaなどの各種Android携帯や、iPhoneシリーズの充電に使うことができます。 価格は、Amazonで1,500円を切るお値打ち品です。Anker(アンカー)の独自技術PowerIQは、デバイスに適した速度で送電し、より効率よく、フルスピードで充電してくれます。PowerIQで効率充電を期待 Type-A2ポートモデル
本体サイズ 約61 x 58 x 29mm 本体重量 約95g USBポート USB Type-A(PowerIQ) 出力 24W 5V/4.8A(各ポート最大2.4A)
【USB3ポート】急速充電器 おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 最安価格 本体サイズ 本体重量 USBポート 出力 Anker PowerPort Atom III Slim 65W 4ポート USB-C 楽天市場¥5,390 AmazonYahoo! 約 88 × 86 × 18mm 約156g USB Type-C x1/Type-A x3(PD PowerIQ3.0) 最大65W CIO 急速充電器 LilNob 楽天市場¥6,488 AmazonYahoo! 約66 × 41 × 30mm 約115g USB Type-C ×2(PD・PowerIQ3.0・QC)/ Type-A ×1 最大65W Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod ¥6,990 楽天市場AmazonYahoo! 約38 x 29 x 66mm 約130g USB Type-C ×2(PD・PowerIQ3.0・QC)/ Type-A ×1 最大65W Anker PowerPort I PD - 1 PD & 4 PowerIQ 楽天市場¥6,280 AmazonYahoo! 約103×78×28 mm 約213g USB Type-C x1/Type-A x4(PD・PowerIQ) 最大60W Aukey (オーキー)PD 充電器 100W ¥9,980 楽天市場AmazonYahoo! - - USB Type-C x2(PD3.0)/Type-A x2 最大100W
【USB3ポート以上】急速充電器 おすすめ人気ランキング5選
Aukey (オーキー)の4ポート搭載の急速充電器です。内訳は、Type-Cが2つ、Type-Aが2つです。 ありがたいのが、最大100Wに対応しているところ。小型モデルでは最も出力の高い部類に入ります。しかも、アップル96W純正充電器よりも20パーセント軽量です。 ノートパソコンを同時に充電したり、家族のスマホを一度に充電したりできるので、電源をシェアする機会の多い人にもおすすめです。タイプCが2ポート 最強100Wの大出力充電器
本体サイズ - 本体重量 - USBポート USB Type-C x2(PD3.0)/Type-A x2 出力 最大100W
Type-Cポートが1つ付いた、合計5ポート対応モデルです。最大出力は60W。PDポート(Type-Cポート)は最高30Wです。スマホやタブレットの充電が可能です。 レビューでは、「見た目がかっこいい」「Apple Watch・Bluetoothスピーカーなどのガジェットを同時充電できて満足」といった意見が多かったですよ。 iPhone・Android、PD・IQをまんべんなくカバーしているので、家族で使っているスマホが違う人や、友達と電源をシェアしたい人にもおすすめです。5ポートに対応 iPhone・Androidスマホをみんなで充電
本体サイズ 約103×78×28 mm 本体重量 約213g USBポート USB Type-C x1/Type-A x4(PD・PowerIQ) 出力 最大60W
これ1つあれば他の充電器は不要!早くてミニマルな高性能モデル
Type-CとType-Aポートを備えた高性能充電器です。これ1つあればスマホやPCだけでなく、Switchやカメラなど、どんなデバイスにも対応可能。自宅でも旅先でも複数台同時に給電でき、短時間で充電が完了します。最大出力は65W。3台同時充電の場合は、40W・12W・12W出力です。
加えて特的なのは、2口出力のAnker製「 PowerPort III 」よりも重量・サイズ共に若干コンパクトなこと。価格は少し高価になりますが、利便性が高く、より手軽な製品を求めている方におすすめです。
保証期間は18ヵ月あり、Anker会員 ( 登録無料 ) なら+6ヶ月延長されますよ。
本体サイズ | 約38 x 29 x 66mm |
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本体重量 | 約130g |
USBポート | USB Type-C ×2(PD・PowerIQ3.0・QC)/ Type-A ×1 |
出力 | 最大65W |
2017年に設立された大阪のメーカー「 CIO 」が手掛ける急速充電器です。本体は手のひらに収まるほど小さく、ミニマルなデザイン。側面には指に馴染む窪みがあり、プラグの抜き差しがしやすいよう工夫されています。 出力ポートは3つあり、Type-AにはQuick Charge 3.0を搭載。ドコモ製品やAndroidへの急速充電を可能にし、最適な電圧値で電気を流します。最大で3台同時に供給できるため利便性が高く、1つあると安心。重量はわずか115gと、出力先が複数ある充電器の中ではとても軽量なモデルです。 保証期間は180日あり、落下による動作や通電の不良にも対応しています。3台同時充電できるのに軽量!日本メーカーが作る繊細な充電器
本体サイズ 約66 × 41 × 30mm 本体重量 約115g USBポート USB Type-C ×2(PD・PowerIQ3.0・QC)/ Type-A ×1 出力 最大65W
パッド型の4ポート搭載モデルです。高さがないので、狭い場所でも設置しやすいのが◎。 内容としては、充電規格PDの新機能PPSにも対応しているのが嬉しいところ。PPSとは、電流・電圧に応じて、電気の降圧・昇圧をしてくえる機能。電気のロスが減り、充電にともなう発熱を抑えたり、効率化を促したりする役目があります。 充電中の発熱が気になる人や、バッテリーへの負荷が少ないモデルを探している人におすすめです。形もおしゃれ かわいいパッド型充電器 PPS対応も
本体サイズ 約 88 × 86 × 18mm 本体重量 約156g USBポート USB Type-C x1/Type-A x3(PD PowerIQ3.0) 出力 最大65W
急速充電器の仕組み
なぜ急速充電器は、それほど出力が大きく、早く充電できるのでしょうか。2つ理由があります。
- スマホやタブレットの性能が上がり、急速充電に対応してきた
- 窒化ガリウム(GaN)を用いた半導体により充電器の小型化が進んできた
スマホやタブレット性能の向上

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これは、急速充電器の選び方にも繋がる重要な仕組みです。実は、ACアダプターの性能がどれだけ上がっても、受電側(スマホ・タブレット・パソコン)にそれを受け取るスペックがなければ、急速充電は成り立ちません。
先の65Wの充電器を例にとって見てみましょう。iPhone8~iPhone11やSE2〜SE3は、最大18Wで充電できるスペックがあります。ここに65Wの充電器を繋ぐと、65Wではなく、18Wで充電されます。なぜなら、iPhone8~iPhone11やSE2〜SE3は、そういう受電性能を持ったデバイスだからです。
iPhoneが進化すると、充電スピードも上がります。iPhone13は最大20W充電が可能なので、このデバイスに繋げば、20Wで充電してくれます。
このように、充電速度は受電側に依存しており、スマホの進化に伴って、充電速度も上がってきました。
窒化ガリウム(GaN)を用いた充電器の登場

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また、最新の半導体によって、充電器そのもののスペックも向上しました。窒化ガリウム(GaN)を用いた半導体(ガリウム・ナイトライド)の登場です。
ガリウム・ナイトライドは、主に青色発光ダイオードに用いられている半導体です。「次世代の半導体」とも呼ばれ、パワー系デバイスによく使われています。
この最新半導体により、アダプターの小型化・パワー化が進み、短時間で多くの電気をスマホに流すことができるようになりました。
こびぃ
【iPhone・Galaxyも】機種別!急速充電器の適正W数&対応規格
機種やメーカーによって対応しているW(ワット)数や対応の規格が異なります。ここではiPhoneやGalaxyなど、代表的なデバイスのW数や対応の充電器・ケーブルを紹介します。
iPhone13 Pro max

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iPhone13 Pro・Pro Maxは最大20Wでの充電に対応しています。なお、iPhoneを急速充電するためには、PD対応の充電器と、20W以上に対応したType-C to Lightningケーブルが必要です。
Galaxy S22

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Galaxy S22は、最大25Wでの充電が可能です。Galaxy S22+とS22 Ultraは最大45Wでの充電が可能です。
Galaxyに対応した、純正充電器は、ドコモの「ACアダプタ07」と「ACアダプタ08」があります。ACアダプタ07は最大25W、ACアダプタ08は最大45Wの出力に対応しています。どちらもType-C端子がつなげるACアダプタです。
Galaxyで急速充電を有効にするには、設定の「デバイスケア」から「バッテリー」>「充電」>「急速充電/超急速充電」をオンにします。「急速充電」で充電するときは、USB PD規格に準拠した充電器が、「超急速充電」で充電するときは、PD規格+PPSに対応している充電器が必要です。
iPad Pro 11インチ

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iPad Pro 11インチは、最大30Wの急速充電に対応しています。iPad Pro 11インチを急速充電するには、PD対応の充電器と、30W以上に対応したType-C to Type-Cケーブルが必要です。
関連記事:[2021年完全版]マニアが徹底比較した iPad おすすめ6選 |Pro・Air・mini・無印のベストな選び方を解説!
iPad Pro 12.9インチ
iPad Pro 12.9インチは、最大40Wの急速充電に対応していますが、付属の純正充電器は20Wまでしか対応していないので新たに準備することをおすすめします。
iPad Pro 12.9インチを急速充電するには、PD対応のジュウン電気と、40W以上に対応したType-C to Type-Cケーブルが必要です。
MacBook Pro

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MacBook Pro 16インチには、純正充電器96Wが付属しています。純正充電器でも十分パワーがありますが、充電器のサイズが大きいのがネックです。MacBook Pro 16インチを充電するには、RAVPower(ラブパワー)の90W RP-PC128、13インチを充電するには、65W RP-PC133が、サイズも小さく便利です。
関連:【レビュー】RAVPOWERの急速充電器RP-PC128・RP-PC133を徹底解説!
関連:【RAVPOWER RP-PC133レビュー】Type-CとUSB-Aを高速充電できる最小サイズの高速充電器
こびぃ
タブレットより大きなデバイスを充電する場合は、USB Type-C搭載しているかどうかの確認を行いましょう。
急速充電器の使い方
急速充電器の使い方を簡単に説明します。
- 急速充電器をコンセントに挿します
- 適切なUSBケーブルを接続します
- スマホとケーブルを繋ぎ、充電サインが出ていることを確認します
- 充電が完了したら、ケーブルを外します
適切な急速充電器を使っても、バッテリーのパーセンテージによっては、スピードが遅い時があります。詳しくは、「よくある質問」をご覧ください。
もっと早く充電するために

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急速充電器は、スマホなどをスピーディーに充電するバッテリーチャージャーです。もっと早く充電したい人は、以下のようなコツもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 機内モードをオンにする
- スマホの筐体を冷やしながら充電する
スマホやタブレットは、電波をサーチするのに電力を消費しています。それで「機内モード」をオンにして、余計な電力消費を抑えると、早く充電できます。また、バッテリーは熱に弱いので、スマホカバーを外したりするなど一工夫することで、より早く充電できます。
こびぃ
また急速充電器を上手に活用することで、iPhoneならMagSafeのようなワイヤレス急速充電規格にも的確に電力を供給することができます。
急速充電器とよく一緒に購入されるアクセサリー
モバイルバッテリー

出典:Amazon.co.jp
モバイルバッテリーは、屋外でスマホやタブレットを使う機会の多い人におすすめのチャージャーです。あらかじめAC電源からバッテリーに充電し、デバイスの電池残量が少なくなったときに、補充することができます。モバイルバッテリーは、一度満充電しておけば、スマホを何度も充電できるくらいのバッテリー容量を持っています。出張や旅行などをする人は、ぜひ持っておきたいアイテムです。
関連記事:【2021年版】100台以上を比較して選んだモバイルバッテリー おすすめ35選(人気ランキング決定版)
関連記事:【完全版】マニアが教える おすすめモバイルバッテリー 20選 | iPhoneやタブレットにはコレ!
USBケーブル

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充電器には欠かせないアイテムです。充電器に付属していることも多いですが、充電器から離れた場所で充電したい人や、逆に乱雑なケーブルをすっきりさせたい人は、用途に応じたケーブル(メートル数の長いもの・短いもの・巻き取り型のものなど)が販売されているので、チェックしてみましょう。
ワイヤレス充電器

出典:Amazon.co.jp
充電器と言えば、最近ではケーブルを使わないタイプのものも出ています。ワイヤレス充電器は、置くだけでスマホやイヤホンなどを充電してくれる優れものです。スマホ充電がしやすいスタンド型や、イヤホンが充電しやすいパッド型など、様々な種類があります。ケーブルを使った充電は、どうしても端子部分が摩耗したりして、使えなくなることがあるものですが、ワイヤレス充電器なら、そうした心配をする必要がありません。
関連記事:【2021】高速充電対応のワイヤレス充電器 おすすめ 21選 | iPhoneやapple Watchにも対応
急速充電器 よくある質問
急速充電器はどこで購入するのが安いですか?
購入方法としては、ネット通販(Amazon・楽天・Yahooショッピング・価格.com)を利用する方法。家電量販店やディスカウントショップ(ヤマダ電機・ビックカメラ・ヨドバシカメラ・エディオン・ケーズデンキ・ジョーシン・ドンキホーテ・ローソンなどのコンビニ)を利用する方法。大手通信事業者やソフトウェアメーカー(docomo・au・SoftBank・Apple)の店舗やオンラインショップを利用する方法、100均(ダイソー)を利用する方法などがあります。
価格.comは、価格を比較して安い商品を見つけやすいのでおすすめです。また、AmazonやYahooショッピングなどは、割引クーポンが適応できる場合があるので、上手に利用して、安く買うことができるでしょう。
家電量販店は、土日セール・年末年始セール・モデルチェンジのセール・決算セールなど、特売日が多いので、ホームページや広告などをチェックして出向くと、安く購入できることも。通信事業者のオンラインショップは、人気の急速充電器を買うことは難しいですが、純正品を買うことができます。相性の良い急速充電器を探しているなら、一度チェックしてみるのもよいかもしれません。
ダイソーでは、300円や500円の急速充電器が販売されているので、気になる人はチェックしてみましょう。
適切な急速充電器を買ったのに、スピーディーに充電できないです。故障ですか?
急速充電器は、リチウムイオン電池の負荷を考慮して、バッテリー残量に応じて充電スピードを調節する機能が付いているものがあります。たとえば、バッテリー残量が0パーセントや100パーセントに近い状態の時は、緩やかに充電がされます。これは安全を考えた仕様です。
それでもスピードが遅い場合は、故障している可能性があります。デバイスが急速充電に対応しているか再度確認した後、メーカーに問い合わせてみましょう。
急速充電器はバッテリーの寿命を縮めますか?
極端な劣化はないと考えられます。急速充電器がバッテリーの寿命を縮めると言われているのは、リチウムイオン電池が過充電に弱く、急速充電で、バッテリーを痛める可能性があるからです。最近の充電器には、「過充電保護機能」などが搭載されているため、目立った劣化を心配する必要はありません。
とはいえ、リチウムイオン電池は、過充電・過放電・温度変化に弱いため、
1.充電し終わったらきちんとケーブルを抜く
2.電池残量が少なくなった時点でこまめに充電する
3.低温や高温の場所を避ける
といった方法で、バッテリーの劣化を最小限にし、寿命を伸ばすことができます。
急速充電器の処分方法は?
急速充電器は、小型家電に分類されます。「小型家電リサイクル法」によって、小型家電はリサイクルされ、資源化されなければなりません。多くの地域では、家電量販店などに設置されている、リサイクルボックス(回収ボックス)を利用して、処分することができます。地域によっても異なるので、詳しくは、お住まいの自治体ホームページで確認してみてください。
急速充電器の人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されている急速充電器のランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
急速充電器 まとめ
急速充電器は、忙しい現代人にぴったりの、時短アイテムです。一昔前の充電器と言えば、アダプターが重く大きく、煩わしさを感じる人もいたかもしれません。しかし最近では、窒化ガリウムを用いた充電器の登場で、バッテリーチャージャーは小型化・軽量化され、より使いやすいものへと進化しました。
選び方が難しいと感じる人もいたかもしれませんが、基本はワット数です。ワット数が大きければより早く、より沢山のデバイスに効率よく充電することができます。ケーブルなど難しい用語もありました。何を買っていいか分からない人は、(ご自分のデバイスを確認してから)とりあえず、RAVPower(ラブパワー)のケーブル付き小型モデルを買ってみるのもいいかもしれませんね。
ぜひこの機会に、スピード充電できるアイテムを手に入れ、周囲と差をつけていきましょう!
関連記事:【2021年最新】USB電源タップ・延長ケーブル おすすめ 26選 |タワー型やType-Cなど便利アイテムを厳選
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