- FUJIFILMがどんなミラーレスカメラを出しているか
- FUJIFILMのカメラ全般に言える長所短所
- 各機種の特徴や機種どうしの比較結果
- あなたがFUJIFILMのカメラを買うとしたらどれか
目次
- 1 FUJIFILMのミラーレスカメラ、かっこいい。
- 2 FUJIFILMのミラーレスのいいところ
- 3 他メーカーに劣るFUJIFILMミラーレスのイマイチなところ
- 4 各FUJIFILMミラーレスがどんな人に向いているか決着!徹底比較!
- 4.1 【雲の上】GFX50Sは名の通り、本気のプロ仕様ミラーレス
- 4.2 【初心者向け】X-A3とX-A5はあなどれない性能の良さのミラーレス
- 4.3 FUJIFILM X-A3とX-A5、最大の特徴は「マクロ撮影」
- 4.4 FUJIFILM X-A3とX-A5の違いってなんだ?
- 4.5 FUJIFILMミラーレス、2つの三兄弟の同じところと違うところ
- 4.6 【万能三兄弟】X-H1、X-T2、X-T20は何でもできる凄いヤツら
- 4.7 FUJIFILM X-H1、X-T2、X-T20のオススメポイントまとめ!
- 4.8 今年新たに誕生したフラッグシップの長男 FUJIFILM X-H1
- 4.9 兄と弟の間でイイとこ取りした 次男 FUJIFILM X-T2
- 4.10 大きさも価格も抑えたコスパ最高の 三男 FUJIFILM X-T20
- 4.11 【個性派三兄弟】X-Pro2、X-E3、X100Fは唯一無二の存在感がたまらない
- 4.12 外見も中身も洗練されたできる 長男 FUJIFILM X-Pro2
- 4.13 カメラ界最強のミニマリスト 次男 FUJIFILM X-E3
- 4.14 コンデジの天才児 三男 FUJIFILM X100F
- 4.15 結局のところどのFUJIFILMミラーレスが一番いいの?
- 4.16 どっちのミラーレスにするか決められない方へ送る最終手段
- 5 ほしいFUJIFILMミラーレスに欲しい機能があるかチェック!
- 6 レビューまとめ!FUJIFILMミラーレスはやっぱりカッコいい
- 7 FUJIFILMのカメラが今すぐレンタルでお試しできます!
FUJIFILMのミラーレスカメラ、かっこいい。
FUJIFILMがカメラを出していること、周りに割と知らない人がいたのでビックリしてます。小さい家電量販店だとFUJIFILMのカメラを置いていないところもあります。「なぜだ…なぜなんだ!」私はそんなカメラ売り場を見ると悲しくなります。しょうがないけど。すごくいいカメラなのに…
これが今、FUJIFILMが生産しているミラーレスカメラのサイトになります。
参考 富士フィルム Xシリーズ & GFX カメララインアップ富士フィルム嗚呼、かっこいい。
これを機にどうか覚えておいてください。
大手メーカーのCanonやNikonの陰に隠れていてなかなか見えない部分が多いですが、FUJIFILMの愛用者は確かにいます。あなたの近くにもいるかもしれません。
ちなみに私の周りはFUJIFILMのカメラをメインで使っている人はいません。これまた残念です。
とりあえず、FUJIFILMがデジタルカメラを販売しているのがわかったところで、FUJIFILMのカメラのいいところ、もちろんイマイチなところも見ていきます。FUJIFILMの良さがわかると思います。
FUJIFILMのミラーレスのいいところ
- 画質・色描写に加えてフィルムシミュレーションが最高
- オシャレでクラシカルなデザインが素敵
- レンズの性能が良くて涙があふれるレベル
FUJIFILMミラーレスといえば画質・色描写・フィルムシミュレーション
FUJIFILMはフルサイズのカメラをつくらない。でも、それに負けない画質!
それはなぜか、フットワークの良さ・画質の良さ・写真を撮る楽しみのバランスをとるため。
FUJIFILMは「コンパクトで軽くて持ち運びしやすいのに画質いいし、デザインもおしゃれなカメラ」という前提のもと、カメラをつくっているそうです。
センサーサイズが大きくなると、カメラが大きくなり、レンズも大きくなってしまうので、先ほどの前提を崩してしまうことになります。そのためFUJIFILMはフルサイズのカメラをつくらない方針でいるそうです。
高い評価の色描写とフィルムシミュレーション
それはなぜか、フィルムメーカーならではのノウハウが生かされているから。
FUJIFILMは「記憶色」を得意としていて、特にフィルムシミュレーションの評判がすごくいいです。
フィルムシミュレーションは最大16種類あり、さまざまな撮影シーンでの活躍が期待できます。
彩度が高く「記憶色」を再現できる「Velvia」や、モノクロよりも表現が豊かで高感度でもディテールを逃さない「ACROS」など、撮影シーンや好みで使い分けられる非常に質の高いフィルムシミュレーションがそろっていて、高く評価されています。
中にはFUJIFILMのフィルムシミュレーションが気に入り、他メーカーのカメラからFUJIFILMのカメラに乗り換える人もいるみたいです。
記憶色の代表フィルムシミュレーションの「Velvia」で撮った写真がこちら。
- 空の青、木々の緑、透明感のある水が鮮やかに再現されています
FUJIFILMミラーレスのグレインエフェクト
フィルムシミュレーションとは別の話ですが、個人的に好きなのが「グレインエフェクト」という機能で、画像の粒を粗くする機能があります。今のデジタル写真では再現できない、フィルムを現像したときの独特な粗さがこれで再現できます。グレインエフェクトは高感度になるにつれてはっきりと表れます。
このグレインエフェクトとフィルムシミュレーションの組み合わせで写真を撮るのが楽しくてしょうがないです。
この図の写真はグレインエフェクトをONにして、フィルムシミュレーションのACROSを使って撮りました。
写真を拡大してみると画像が粗くなっていて、フィルム写真独特の粒状感がわかると思います。これがグレインエフェクトの効果です。
FUJIFILMミラーレスはオシャレでクラシカルなデザインが素敵
フィルムカメラのように、外観にアナログ操作のダイヤルがあります。
FUJIFILMのカメラはスタイリッシュな感じで「いかにも一眼レフだ!」みたいな姿かたちをしていません。コンパクトで洗練されたデザインで、カメラを首から提げるとオシャレに着飾れる良さがあります。
「他のカメラを持っている人とどこか差をつけたい」「カメラかぶりを避けたい」という人にはかなりオススメです。
私が一番かっこいいと思うのがこのX-Pro2です。
-
引用:https://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_pro2/
- これがFUJIFILM内での存在感トップをゆくX-Pro2様の堂々たる姿。
FUJIFILMミラーレスのレンズ性能が良くて涙があふれるレベル
カメラ大手メーカーのCanonやNikonは多くのレンズを出していますが、FUJIFILMはそこまで多くは出していません。しかし、いい評判が数多く見られます。
「一切の妥協をしない、フルサイズに負けないためにレンズにこだわる」
というのがFUJIFILMの筋だそうです。
- 開放F2で撮りました。ピントのあっている花からだんだんとボケていく描写、バックの空に浮かぶ雲も柔らかい描写で爽やかな写真になりました。
FUJIFILMミラーレスの良いところまとめ
「撮ってて楽しいカメラ」
- カメラのデザインに惚れ惚れするのもよし
- ダイヤル操作でアナログ感を満喫するのもよし
- 撮った写真を眺めるのもよし
幸せですね。
他メーカーに劣るFUJIFILMミラーレスのイマイチなところ
- AF性能が弱い
- 操作が慣れるまでたいへんかも
- バッテリーの持ちが悪い
AF性能が弱いFUJIFILMミラーレス
AFに弱いということは、どういうことなのでしょうか?
- ピントのシビアさ
- 動くもの
に弱いということです。
特に動きが速いものを撮るのはあまり向いていません。
だんだん性能は向上していますが、一眼レフには劣ります。
初心者向けのX-A1を使っていた時はAFの性能が遅くてあんまり信用せずに「まあしょうがない」と思って使っていたのですが、X-Pro2を購入したときはAFの速度に感動しました。しかし、だんだん使っていくうえで「あれ、ここにピント合わないのおかしくない?」みたいなことがたまーに現れるので、気になる部分ではあります。
操作が慣れるまでたいへんかも
個人的にはこのアナログ操作のダイヤルが好きですが、人によっては大変と思う方がいると思います。
慣れたらいいんです、使いやすいんです。でも、慣れるまでがたいへんなんです。
FUJIFILMは他のメーカーに比べて、ボタンが少ないような気がします。そのかわりに、カメラの上部にシャッタースピードやISO感度、露出補正のダイヤルがついています。
そして、H1やT2に関してはISO感度のダイヤルが左側にあるため、ISO感度を変えるときには、カメラを構えた状態を一回崩さないと操作できないというデメリットを抱えています。
特に他メーカーから乗り換えした方には慣れるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、設定の可視化によって、
- カメラがOFFの状態であっても今の設定がわかるので、次の撮影に
- ダイヤル操作で感覚的にすぐに撮れる画を調節できる
というメリットもあります。
FUJIFILMミラーレスはバッテリーの持ちが悪い
これはミラーレスの宿命ともいわれる問題です。
一日中どこか出かけて撮影する際は予備バッテリーが必要になります。なぜかというと、ミラーレスって常に液晶画面とイメージセンサーの電源がONになってるんですが, 一眼レフはイメージセンサーも液晶画面も通常時はOFFで, 撮影する瞬間だけイメージセンサーの電源がONになるからだと思います。
FUJIFILMミラーレスのイマイチなところまとめ
AFとバッテリー問題はミラーレスである以上、避けられない壁です。我慢と経験と慣れで乗り切れる人は乗り切れます。気にならない人は気にならないと思います。
いいところが圧倒的なので、多少の不便には目をつぶれます。少なくとも私は。
各FUJIFILMミラーレスがどんな人に向いているか決着!徹底比較!
現在、FUJIFILMが出しているカメラは下の図のようなラインナップになっていて、個人的には4つのグループに分かれていると考えています。勝手に考えて、勝手にグループ分けしてみました。(※私個人の独断と偏見ですので、参考程度にみてください。)
FUJIFILMのカメラの購入を検討するときに「もしかしたら」役に立つかもしれません。
このあと、それぞれのグループについて細かく見ていきます。
【雲の上】GFX50Sは名の通り、本気のプロ仕様ミラーレス
FUJIFILM製品のカメラの中で唯一、中版のセンサーを持っているのがこのGFX50Sです。性能も価格の桁も他の機種とは違うところにいらっしゃいます。これはもろ本気のプロ向けのカメラであるため、この記事では細かい説明を割愛させていただきます。
【初心者向け】X-A3とX-A5はあなどれない性能の良さのミラーレス
FUJIFILMは初心者向けモデルとしてX-Aシリーズというのを出しています。X-A3とX-A5がそれにあたります。
カメラのカラーはシルバー、ピンク、ブラウン。自撮りができて、美肌モードがある。フィルターも豊富・・・。まさに「カメラを始めたい女子」にぴったりなカメラになっています。
機能・性能もろもろはFUJIFILMの他のカメラには劣るものの、FUJIFILM独特の色彩は健在していて、ぶっちゃけ初心者から見たら、撮れる画像についての差はあんまりわからないです。
それくらい性能がいいということです。
私は初代X-AシリーズのX-A1でカメラデビューをしました。周りがもってるゴツい一眼レフがかっこよくて、「初めから一眼レフ買えばよかった」と思ったりもしましたが、撮った写真を見ると一眼レフに負けていませんでした。
「初心者向けで、コンパクトで軽くてデザインがおしゃれなのに、他の一眼レフ入門機に負けないくらいの写真が撮れる」。これがX-Aシリーズの強みだと思います。
FUJIFILMユーザーの中にはA3やA5をサブカメラとして使っている人もいるみたいです。現に私も今はX-A1をサブカメラとして使っています。
FUJIFILM X-A3とX-A5、最大の特徴は「マクロ撮影」
忘れてはいけないA3とA5に共通する良さといえば
「マクロ撮影」です。
それぞれキットレンズを使っての撮影で、A3は最短7cm、A5は最短5cmも近づいて撮影ができます。
「何がすごいのかわからない」という方へ。
例えば、テーブル上の料理を撮ったり、かわいい小物や花を撮ったりするときに便利で、よく使います。こんなに被写体に近づいて撮影できるカメラはなかなかないです。
A3とA5の違いは、イメージ的にこんな感じです。
つまり、一個前の「マクロ撮影とは」で説明した通り、A3に比べて、A5の方が被写体により近づけて、より大きく撮れるということです。
FUJIFILM X-A3とX-A5の違いってなんだ?
見た目はほとんど同じように見えますが、先ほどのマクロ撮影以外にも大きな違いがあるのです。A5の方がより便利な機能が搭載されていたり、性能が上がっていたりしています。
まずは簡単にこの4つの違いがあります。
ちょっと詳しく説明すると、A3からA5への進化点は
- 色に関しては、控えめな色で、落ち着いた雰囲気になった
- マクロ撮影に関しては、キットレンズが小さくなって、より被写体に近づいて、大きく撮れるようになった
- 動画・連写機能に関しては、4K動画・連写とスローモーション動画が撮れるようになった
- スマホと繋げるに関しては、Bluetooth機能が追加され、Wi-FiとBluetoothでスマホへの画像転送がより素早くできるようになった
- オートフォーカスが速くなって、動いているものを撮りやすくなった
- アドバンストフィルターに「霞除去」「HDRアート」が追加された
といったところです。他にも細かいところの性能がアップしています。
こんなに進化しているのにA3との価格差が数千円ってスゴイ。
買うなら断然、A5ですね。
どっちを選ぶか迷っている方はこれを参考にしてみてください。
初心者向けで紹介した2つのカメラ「X-A3」「X-A5」の仕様が一度に比較できるFUJIFILMのリンクはこちらです。
参考 仕様比較 FUJIFILM X-A3 : FUJIFILM X-A5富士フィルムFUJIFILM X-A3の製品紹介
参考 FUJIFILM X-A3富士フィルムFUJIFILM X-A5の製品紹介
参考 FUJIFILM X-A5富士フィルムおまけ
X-A3のカワイイ・お洒落サイトがあります。女子力の塊みたいなキラキラしたサイトで、私が見るには眩しすぎる。ラピュタの滅びの呪文を唱えられたくらいに眩しい。(バルス!)
参考 FUJIFILM X-A3 スペシャルサイト富士フィルムおまけ2
X-A5にもカワイイ&スペシャルサイトがあります。しかも、「X-A5で東京ディズニーシーフォトジェニックツアー」ですよ。あー、やけに眩しいなあ。
「A5いいかも」と思った方は見ましょう、必ず!。これを見れば、X-A5の良さがすべてわかります。
参考 X-A5で東京ディズニーシーフォトジェニックツアー富士フィルムFUJIFILMミラーレス、2つの三兄弟の同じところと違うところ
実は、「万能三兄弟」と「個性派三兄弟」の6つのどのカメラもAPS-Cセンサー『X-Trans CMOSⅢ』と画像処理エンジン『X-Processor Pro』を使用しているので、画質や解像度等の撮れる写真の質に関わる性能については同じなんです。
なので、6つのカメラの差となるのが
- デザイン
- 操作性
- その他の機能や性能
になります。
まずは万能三兄弟と個性派三兄弟の大まかなちがいを見てみましょう。
ここからは、それぞれの「差」について説明していきます。
【万能三兄弟】X-H1、X-T2、X-T20は何でもできる凄いヤツら
「いかにいい写真を撮るか」
にこだわっているという感じのカメラなので勝手に「万能三兄弟」というグループ名をつけました。
もう少し詳しく言うと、この万能三兄弟は「一眼レフタイプのカメラ」です。
個性派三兄弟と比べると、ある程度上下関係がしっかりとしています。育ちのよい坊ちゃんたちって感じです。
FUJIFILM X-H1、X-T2、X-T20のオススメポイントまとめ!
各機種のポイントを整理してみました。
風景も、スポーツも、4K動画にも対応できる「万能」なカメラたちです。
今年新たに誕生したフラッグシップの長男 FUJIFILM X-H1
長男だというのに一番新しいカメラ。すでに矛盾が生じています。がそんなことはさておき、X-H1は今年2018年の3月1日に発売された最新機種です。
主に注目すべきなのは
「ボディ内手ぶれ補正」と「ETERNA」です。
FUJIFILM X-H1のボディ内手ぶれ補正
まずは「ボディ内手ぶれ補正」
今までのXシリーズでは、手ぶれ補正はレンズが担うものでした。
だがしかし!このH1はボディ内に手ぶれ補正の機能が備わっています。
特に暗いところの撮影で力を発揮して、「上手に撮れた!と思ってたけど、あとで見返してみたらブレてた。ショック」なんてことを防いでくれます。
FUJIFILM X-H1のETERNA
次に「ETERNA」
他のフィルムシミュレーション、特に「Velvia」は「記憶色」に重きを置くため彩度が高くされています。
しかし、映画用フィルムとして使われている「ETERNA」はそれとは対照的に「雰囲気」を出すため、彩度が低く、階調は柔らかく作られています。
動画だけでなく、静止画にも使えるフィルムシミュレーションなので、動画を撮らない人にもETERNA独特の雰囲気を味わえます。
FUJIFILM X-H1の製品紹介
参考 FUJIFILM X-H1富士フィルム「もっとX-H1を知りたい!」という方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
兄と弟の間でイイとこ取りした 次男 FUJIFILM X-T2
H1とT20の間に位置していて、両方のいいところも持つバランスのとれたカメラです。
H1で新しく搭載された「ボディ内手ぶれ補正」や「ETERNA」、また安定感のある大きなグリップやカメラの方部分にある液晶が特に必要ないという方にはT2がオススメです。
H1と画質が同じなので、コスパは非常にいいです。
マコちゃん

FUJIFILM X-T2の製品紹介
参考 FUJIFILM X-T2富士フィルム大きさも価格も抑えたコスパ最高の 三男 FUJIFILM X-T20
「一眼レフじゃ敷居が高い」「H1やT2を持つほどガチで写真をやるわけではない」「H1やT2はボディが大きいから手にしっくりこない」「一眼レフタイプのミラーレスカメラがほしい」という人にオススメです。
なぜなら、H1やT2と同じ画質で写真が撮れるのに、小さいし、軽い、そしてAUTOモードも備わっているからです。
FUJIFILM X-T20の製品紹介
参考 FUJIFILM X-T20富士フィルムジョンくん

最後に「万能三兄弟」が自分に合っているかもと思った方は、そこから1つにしぼるためのポイントをまとめてみたので参考にしてみてください。
万能三兄弟カメラの詳しい仕様を比較してみる
万能三兄弟で紹介した3つのカメラ「X-H1」「X-T2」「X-T20」の仕様が一度に比較できるFUJIFILMのリンクはこちらです。
参考 仕様比較 FUJIFILM X-H1 : FUJIFILM X-T2 : FUJIFILM X-T20富士フィルム【個性派三兄弟】X-Pro2、X-E3、X100Fは唯一無二の存在感がたまらない
「いかに写真を撮るという工程を楽しむか」
にこだわっているという感じのカメラなので勝手に「個性派三兄弟」という名前をつけました。
どのカメラも個性が強いです。
万能三兄弟と比べると、それぞれの個性が爆発していて、それぞれ違った特技・面白さをもっているって感じです。
この個性派三兄弟の血のつながりは「レンジファインダータイプ」というところです。正確にいうとE3はレンジファインダーではないですが、ファインダーの位置的に考えるとレンジファインダータイプに分類できます。
さっそくそれぞれの推しポイントを簡単にまとめてみました。
どのカメラもスナップを撮るのに最適化されています。
圧倒的存在感「アドバンスト・ハイブリッドマルチビューファインダー」ってなんだ?
それを簡単に示した図がこちら↓
FUJIFILMのカメラの中でも、X-Pro2とX100Fだけに搭載されている特別なファインダーです。
これがめちゃくちゃ面白い。実際に体験していただきたい!
個人的に何が面白いかというと
FUJIFILMのミラーレスでOVFを使って撮れるところ
ですが、それより何より、
EVFとOVFをイイとこ取りしたERFでの撮影が新感覚
でどんどんシャッターを切ってしまいます。
このファインダーで撮影する楽しさ、伝わってくれ!
外見も中身も洗練されたできる 長男 FUJIFILM X-Pro2
Pro2の特にいいところは
- 撮影中の操作がすべて右手でできる
- 例のすごいファインダー
- 首から提げているだけで感じる満足感
です。
大げさに言うと
「背が高くてイケメン(あるいはスタイル良くて美人)の人と一緒にいる感覚」
に陥ります。とにかく持っているだけでなんかスゴイ、というカメラです。
E3やX100Fと比べると大きめですが、そこがいい。大きいですが、バランスがとれているんです。さすがFUJIFILM!

FUJIFILM X-Pro2の製品紹介
参考 FUJIFILM X-Pro2富士フィルムカメラ界最強のミニマリスト 次男 FUJIFILM X-E3
「初心者向けのA3やA5はちょっと自分には合わない」「A3とA5は女子向けすぎる」「もうちょっといいやつないのかな」って思っている方にピッタリのカメラだと思います。
- AUTOモードもある
- タッチパネル操作
なので、カメラに慣れていない人でも安心して使うことができます。
また、これからカメラ始めたいという人にもピッタリです。
しかも、すごいのが
- 初心者向けのX-A3やA5よりも軽い
というところです。
カメラの重さってかなり重要で、買うときは全然気にならなかったけど、いざ使ってみると「重くて長時間もっているのがツライ」「大きいカバンじゃないとカメラが入らない」なんてことがあります。
X-E3はデジカメまでとはいきませんが、ミラーレスカメラの中でも割と小さく軽い方で、持ち運びが楽です。
FUJIFILM X-E3の製品紹介
参考 FUJIFILM X-E3富士フィルムコンデジの天才児 三男 FUJIFILM X100F
X100Fが「江戸川コナンくん」なわけを説明しますと、
- 世界唯一の探偵
- 生まれ持った推理力
- 子どもを超えた子ども
と読み換えてみていただくと理由が見えてくると思います。(思いたい)
ほんとにすごいんです、X100F。H1やPro2などと同じ画質で撮れるにもかかわらず、コンパクトで軽い。しかも、あの、アドバンストハイブリッドマルチビューファインダーも搭載しているという優れモノです。
レンズの交換はできず、35㎜相当の単焦点だけですが、「デジタルテレコンバーター」という機能により、50㎜と70㎜相当の画角で撮影することができます。
また、別売りのアクセサリーである「ワイドコンバージョンレンズ」でより広角に、「テレコンバージョンレンズ」でより望遠に撮ることもできます。
見た目はコンデジ、スペックはミラーレス一眼。その名も「X100F」
ってところです。(言いたかっただけ)
サブカメラとして使っているユーザーも多いそうです。
FUJIFILM X100Fの製品紹介
参考 FUJIFILM X100F富士フィルム最後に「個性派三兄弟」が自分に合っているかもと思った方は、そこから1つにしぼるためのポイントをまとめてみたので参考にしてみてください。
個性派三兄弟の詳しい仕様を比較してみる
個性派三兄弟で紹介した3つのカメラ「X-Pro2」「X-E3」「X100F」の仕様が一度に比較できるFUJIFILMのリンクはこちらです。
参考 仕様比較 FUJIFILM X-Pro2 : FUJIFILM X-E3 : FUJIFILM X100F富士フィルム結局のところどのFUJIFILMミラーレスが一番いいの?
カメラを選ぶときにそのメーカーのフラッグシップ機が気になるところ。最新機のH1が出る前に、FUJIFILMユーザーの中で「FUJIFILMのフラッグシップはT2かPro2か問題」が浮上していたころがありました。
結論からいうと
「どちらもフラッグシップであり、甲乙つけられるような問題じゃない」
ここまで「万能三兄弟」「個性派三兄弟」というように説明してきた通り、どちらもいいところ満載です。どっちがよりいいのかというのは、それを使うユーザーが決めるものだと思います。
おおまかに4つのグループに分かれているのである意味、そのユーザーに一番合ったカメラがきっとあるはずです。
どれが一番いいかは自分で決めるしかない。
何にこだわり、何を捨てられるか。そして、フィーリング。
やっぱりお店で実際に触って、構えて、撮って、比べてみるのがいいと思います。
どっちのミラーレスにするか決められない方へ送る最終手段
「本当に決められない。誰か、どの方向でもいいから、背中を押してくれ」
ついこの間、約1ヶ月前の私です。X-T2とX-Pro2、どっちを買うかでだいたい5ヶ月くらい悩みました。お金を貯めるのに時間がかかったということもありますが。
そのうち1ヶ月はFUJIFILMにするか、NikonかCanonにするかで迷い、残りの4ヶ月はT2かPro2を買うかで迷いました。実際はT2のほうが優勢でした。
でも、どうしてもPro2が捨てきれなくて、モヤモヤしていました。買う直前に「あれ、T2買うのにモヤモヤしてるってことは、これつまり、Pro2を選ぶべきなんじゃないか」って思い切った瞬間にスッキリしたんです。
例えていうなら、「この赤い服と青い服、どっちも良くて決められないんだけど、どっちが似合うと思う??」「赤い服の方がいいと思うよ」「えーーー、なんか違うかも」「じゃあ青い服にすれば?」みたいな。(よくわからん例えだな)
「本当は自分の中でなんとなくどっちがいいか、感じていたんだけど、それに自分が気づいていなかった」という状態だった。
だから「Pro2で良かっただったんだ」と思いました。そして、実際使ってみてさらに、これでよかったんだと思えました。
つまり、何が言いたいかというと、たくさん悩んで後悔ない選択をしてカメラを楽しむのがいいってことです。
前置きが長かったです。「万能三兄弟と個性派三兄弟、自分にはどっちがいいのだろう」「どっちも良くて何を基準にしたらいいかわからない」という方へ
簡単ですが診断表をつくってみました。迷っている方、とりあえず、やってみてください。それでも決まらなかったらすみません!
ほしいFUJIFILMミラーレスに欲しい機能があるかチェック!
ジョンくん
もうひとつ選ぶうえで参考にしていただきたいのが「機能」、ということで次は機能について見ていきます。
色別にして簡単にわかるようになっているので、こちらの早見表でサクッと確認してみてください。
FUJIFILMミラーレスのこだわり機能まとめ
これらの機能だけを見ると、X-H1がトップのようです。万能三兄弟の長男なだけあります。
これは一部に過ぎないので他の機能が気になる場合は富士フィルムのサイトを確認してみてください。
富士フィルムの公式サイト
参考 X システム富士フィルムレビューまとめ!FUJIFILMミラーレスはやっぱりカッコいい
自分に合うカメラ、欲しいと思うカメラが見つかったでしょうか。
FUJIFILMのカメラに興味を持たれた方は是非ともこの「Xストーリー」というサイトで気になる記事や動画を見ていただきたいです!
参考 Xストーリー富士フィルムXシリーズ &GFXオフィシャルサイトもう、なんというか、すごい・・・。FUJIFILMのストイックさ、強いこだわり、洗練された構成に、開いた口が塞がらない。気が付いたら口が開いてたし、鳥肌がたちました。
この記事で、FUJIFILMのミラーレスカメラが気になったり、買いたいカメラが見つかったりと参考になれたら嬉しいです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
FUJIFILMのカメラが今すぐレンタルでお試しできます!
話題の最新ガジェットがレンタルできる「rentry」では最新のFUJIFILMのカメラをすぐにレンタルできます!「買う前に試してみたい!」という人には人気のサービスです。年に数回しか使わないのなら、購入するよりも格安レンタルの方が安くすませることができます。レンタル後にそのまま購入も可能ですので、購入前にはぜひ一度レンタルでお試ししてみてくださいね。