GoProの画質は1080・2.7K・4Kどれがいい?オススメの画質設定を解説

   

最近人気沸騰中のアクションカメラ「GoPro」. 特にGoPro HERO7 Blackはアクションカメラとは思えない高画質で人気アイテムです.

ところが実際に使ってみると、よくわからないのが画質設定の部分です。

Goproはフルハイビジョンである「1080」から超高画質と言われる「4K」まで色々な画質で撮影することができます。

初期設定のままだと知らないうちに画質や記録時間で損してるかもしれません. かといって, GoProの画質設定って難しい用語が多かったり, 具体的な違いがわからなくて, どうすればいいのかわからないという人も多いはず.

 そんなGoProの「画質設定」について今回はまとめていきます!誰でもすぐにGoProの画質設定を理解できるように詳しく解説してみたいと思います.

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GoProの画質設定で重要なのは「アスペクト比」「解像度」「フレームレート」

GoProの画質設定で重要なキーワードは「アスペクト比」と「解像度」と「フレームレート」の3つです。 どのキーワードも普段聞き慣れないものだと思います.

特に日本企業のビデオカメラと違って, GoProはこれらの設定が少しわかりにくくなっています. 私も最初は設定に戸惑いました.

まずはこれら3つの要素が具体的にどういうものなのかを知るところから始めましょう!

GoPro「アスペクト比」とは?

まずはアスペクト比についてです. アスペクト比とは簡単にいうと「映像の横の長さと縦の長さの比率」のことです.

たとえば私の使っているノートパソコン(MacBook Pro)の画面は横が16, 縦が10の比率になっているので, この場合アスペクト比は「16:10」になります. 「横:縦」のように表すのですね.

「約分? して8:5とも表せますが,一般的には16:10と表します」

たかし先生

ハイビジョンテレビやスマートフォン, ノートパソコンの画面のアスペクト比は16:9で, アナログテレビのアスペクト比は4:3でした.

GoProでは16:9と4:3の2種類のアスペクト比を選択できます.

アスペクト比 「16:9」の特徴

最初に言ってしまうと, 特にこだわりがなければGoProで動画を撮影するときは16:9で撮影するのがオススメです.

理由は, スマートフォンやハイビジョンテレビ, 最近のノートパソコンなどの多くの端末は画面のアスペクト比が16:9になっており, 動画も16:9で撮影しておけば画面いっぱいに表示して再生できるからです.

また, iPhoneで撮影する動画やビデオカメラで撮影する動画も基本的には16:9がデフォルトの設定になっているので相性がいいのです.

アスペクト比「4:3」の特徴

上にも書いた通り, スマートフォンやハイビジョンテレビは16:9なので, 4:3の動画は画面いっぱいに表示して再生することができません(左右に余白ができてしまいます).

しかし4:3で撮影することにも一つだけ長所があって, それは16:9で撮影するときよりも広い範囲を撮影できることです.

どういうことかというと, そもそもGoProのイメージセンサーは4:3のアスペクト比になっていて, 16:9のアスペクト比で撮影するときはその上下をカットして, 16:9にしているんです.

当然上下の部分は撮影されないので, その分映る範囲は狭くなってしまいます. 

例えばハンググライダーなどに乗りながら撮影する, という場合は少しでも映る範囲が広いほうがいいと思います. そういう場合はアスペクト比を4:3にしてみるといいかもしれません.

また, 16:9で撮影するところを間違えて4:3で撮影してしまった, という場合は, 動画編集ソフトなどを使って16:9にすることはできます.

SuperViewなら4:3と16:9のいいとこ取り?

個人的には動画を撮影するなら16:9のアスペクト比一択で, あえて4:3を選択することはありません. ただ, 16:9にすると上下の部分が削られてしまうのは少しもったいない気もしますよね.

GoProに搭載されている「SuperView(スーパービュー)」という機能をオンにすれば, 下の画像のように, 4:3で撮影した映像を16:9のアスペクト比になるように上下を圧縮して記録するので, 16:9でも広い範囲を移すことができます.

上下を押しつぶすように圧縮するので人の顔などが写っている場合は強い違和感がありますが, 例えば車などにGoProを取り付けてドライブ動画などを撮影する場合は歪みはそこまで気にならないと思います.

なお, 解像度を4Kに設定している場合はSuperView機能は使えません. ココらへんがGoProややこしいですよね.

アスペクト比のまとめ
  • アスペクト比は画面の横の長さと縦の長さの比率
  • 特に理由がなければ「16:9」設定がオススメ
  • 「SuperView」なら16:9でもワイドな映像を撮影できる

GoProのデフォルトでは4:3のアスペクト比になっていますが, 個人的には特にこだわりがない場合は16:9で撮影するのがおすすめです.

GoProの「解像度」とは?

解像度動画をどれくらい高精細に記録するのか, を示しています.

選択したアスペクト比(16:9か4:3か)によって使用できる解像度に違いがあります.

アスペクト比を16:9に設定した場合, GoProで使われる主な解像度は以下の通りです.

Gopro 「4K」画質について

はいでました. 今話題の4Kです.

少し前までは4Kの動画って高性能なビデオカメラでないと撮影できないイメージでしたが, 最近ではスマートフォンでも4K動画を撮影できるのが当たり前になっていますし, ダイバーからの人気が高いOLYMPUS TG-5なども4K動画をサポートしています.

で, 当然GoPro HERO7も4K動画の撮影をサポートしています.

4KはFullHDの4倍高精細に動画を記録でき, 今後はスマホのカメラや動画配信サービスの映像も4Kがデファクトスタンダードになるのではないかと言われています.

なお, 4Kテレビや4Kビデオカメラの宣伝であたかも「4Kだと色が鮮やかになる」みたいなことが言われていますが, そんな事はありません. 4Kはあくまで解像度が増えただけで, それによって色味などが向上するわけではないのです.

Gopro 「2.7K」画質について

文字通り, 横方向が2700ピクセルになります.

個人的には中途半端な解像度なので一度も使ったことがありません.

GoPro「1080(FullHD; フルHD)」について

最近のスマートフォンやビデオカメラではもはや当たり前になっている解像度ですね. 横方向が1920ピクセル, 縦方向が1080ピクセルです.

上の4Kの4分の1の画素数と言われると画質が悪そうなイメージですが, 実際にはほとんどのシーンでは4KとFullHDの違いはわからないと思います. わかるのは, 下の画像のように撮影した映像の一部をぐっと拡大した時くらいだと思います.

これはGoProで同じ場所からFullHD, 4Kで撮影した動画を拡大したものです. やっぱり4Kの方が看板の文字などの細かい部分をよりクッキリ写せていますが, 逆に言うとこれくらい拡大しない限りわからないのです. しかも, 写真と違って動画って細かいところをじっくり見ることって無いですよね.

先日, RentryのオフィスでGoProで撮影した動画を見ていた時に「HERO7すごい, やっぱ4Kだと違うよね~」と話題になっていましたが, よ~く調べてみるとその動画はFullHDで記録されたものでした. こんなふうに, 殆どの場合はFullHDでいいんじゃないかな? というのが私の感想です.

たかし先生

Gopro 「720(HD)」画質について

こちらは横方向が1280ピクセル, 縦方向が720ピクセルです.

画質よりも長時間動画を撮影したい, 何かの記録に動画を撮影しているという場合にはHD解像度で十分だと思います. ただ, 4KやFullHDの動画と比較すると流石に精細さに違いがあります.

Goproファイルサイズにも要注意

当然といえば当然ですが, 4K動画はFullHDよりもファイルの容量が大きくなるため撮影可能時間が短くなったり, スマートフォンやパソコンに転送するときに時間がかかるようになります.

上のグラフを見てみてください. これは64GBのmicroSDカードで記録できる動画の長さを比較してみたものです. 4Kで撮影すると2時間ちょいしか撮影できませんが, FullHDで撮影すると4時間近く撮影できます. 特に旅行に持っていくときには4時間撮影できる方が安心できますよね.

また, パソコンの動画編集ソフトで編集するときも4K動画の編集にはより高性能なパソコンが必要になります.

以上の点より, 私は普段の撮影ならFullHDで十分だと思います.

スマホで再生する分には4KとFullHDの違いはわからないと思います.

たかし先生

ここまでのまとめ
  • GoProでは解像度を4K, 2.7K, 1080(FullHD), 720(HD)から選べる
  • 4Kが一番高画質だが, 殆どの場合FullHDで十分な画質
  • 4Kはファイル容量が大きく, いろいろな制限がある

GoPro「フレームレート」について

動画撮影時には「フレームレート」も無視できません.

フレームレートとは?

そもそも動画というのは, パラパラ漫画のように何枚もの画像を連続で撮影したもの, ということができます.

パラパラ漫画もそうですが, 1秒あたり10枚の画像で作られる動画よりも, 20枚の画像で作られる動画の方が2倍, 動画がなめらかといえます.

この, 「1秒あたり何枚の画像で動画が作られているのか」を示すのが「フレームレート」です. 単位はfpsです.

フレームレートが大きいほどなめらかな動画になりますが, その分ファイルサイズが大きくなってしまいます.

たかし先生

今の動画は60fpsが普通

一昔前までは, インターネット上の動画といえば30fps(つまり1秒あたり30枚の画像)が一般的でしたが, 最近では家庭用のカメラやスマートフォンでも60fpsの動画を撮影できるようになったため, むしろ60fpsが一般的になっています.

特にスポーツなどの激しい動きを伴う動画の場合は, 60fpsで撮影するのがおすすめです. 

240fpsや120fpsはいつ使うの?

GoProにはもっと上のフレームレート, 240fpsとか120fpsもありますが, これはスローモーション動画用のフレームレートです.

たとえば240fpsで撮影した動画を, パソコンやスマートフォン上で30fpsとして再生すれば, 8倍スローな動画(1秒間の出来事が8秒間に引き伸ばされる)になります.

オススメ設定まとめ

最後に, シーン別にオススメの画質設定をまとめてみました.

「旅行やデートの様子を撮影したい」

アスペクト比: 16:9
解像度: FullHD
フレームレート: 60fps

旅行後にスマートフォンやノートパソコンで楽しむのに最適なアスペクト比は16:9です. 解像度はできるだけ長時間撮影できるように解像度はFullHDにしました.

「スキーやスノボ, 趣味のスポーツをしているところを撮影したい」

アスペクト比: 4:3
解像度: FullHD
フレームレート: 60fps

スポーツにもいろいろあると思いますが, 例えばマリンスポーツの場合はバックのキレイな風景も一緒に写したいですよね! そんな場合は少しでも広い範囲が写るアスペクト比「4:3」がオススメです.

激しい動きが多いので, フレームレートは「60fps」にします.

「ビーチや海の中で撮影したい」

アスペクト比: 16:9
解像度: FullHD
フレームレート: 60fps

ビーチや海の中でも迫力のある映像を撮影できるのがGoProの魅力ですよね.

たつや

海や川で使用するときは途中でSDカードやバッテリーを交換するのが難しいので, 前もってSDカードやバッテリーの容量をしっかり確認しておきましょう.

「車に取り付けて車載動画を撮影したい」

アスペクト比: 16:9(SuperView)
解像度: FullHD
フレームレート: 30fps(もしくは60fps)

「SuperView」機能を使えば16:9でもワイドな映像を撮影できるので車載動画との相性抜群です. YouTubeにアップされている車載動画の殆どは数時間撮影したものを2~10倍速に編集したものがおおいので, フレームレートは控えめの30fpsにしました.

ジムカーナやラリーのような激しい動画の場合はフレームレートは60fpsをオススメします.

「星空を撮影したい!」

星空を撮影, 特に動画で撮影するのってめちゃくちゃ難しいんですが, GoProならそんな動画も撮影できてしまいます.

ただ, 星空撮影の場合は「ナイトラプス」という設定で撮影するので, 今回は割愛!

まとめ

GoPro, 特に最新のGoPro HERO7 Blackはアクションカメラとしては類を見ないくらい高画質・高性能ですが, 画質設定がわかりにくいがためにそのポテンシャルを生かし切れていない人がたくさんいます.

GoProの画質設定の意味・やり方が分かれば今まで以上にGoProを使いこなせること間違いありません.