大変な生クリームの攪拌(かくはん)作業を短時間で簡単に仕上げてくれる、ハンドミキサー。
メレンゲやホイップ、ケーキやクッキーといったお菓子・デザート作りには欠かせない人気アイテムです。
特にコロナ禍の巣籠もり需要の高まりによって、自宅で料理やお菓子を作る人が増えたことからハンドミキサーがより人気に。
ですが、いざ買うとなるとハンドミキサーは種類も形も様々で、何を基準に選べばいいのかわからない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ハンドミキサーの選び方やメリット・デメリットについて詳しく解説します。記事の後半では、おすすめのハンドミキサーも14個紹介。
お菓子作りに興味のある方や、ハンドミキサーの購入を検討している方はぜひ読んでみてください。
目次
ハンドミキサーとは電動泡立て器のこと
ハンドミキサーは「混ぜる・泡立てる」に特化した調理器具です。いわば「電動泡立て器」で、主に以下の用途で使用されます。
- 卵白を泡立てるメレンゲ作り
- 生クリームを泡立ててホイップクリーム作り
- パン生地やケーキ生地を練る
- マヨネーズ作り
メレンゲやホイップクリーム(生クリーム)は主にお菓子で用いられることから、ハンドミキサーもお菓子作りで使われることがほとんどです。
ハンドミキサーの構造は持ち手となる部分と、かき混ぜるための2本のパーツ(ビーターと言います)で構成されています。
編集部
ハンドミキサーとハンドブレンダーの違い
ハンドミキサーとハンドブレンダーは用途が似ていることから混同されやすいグッズですが、使い方や使う料理が若干違います。
ハンドブレンダーは先端に刃の付いたアタッチメントが付いていて、「刻む・つぶす」調理が可能です。アタッチメントを付け替えることで泡立ても可能なので、泡立て専用のハンドミキサーとは異なり、1台で4役も5役もこなせる多機能な便利グッズです。
メレンゲの攪拌のほか、ポタージュスープやスムージーも作りたいという方は、多機能なハンドブレンダーのほうが使いやすいでしょう。ただしハンドブレンダーはパイパワーで、アタッチメントが多い分価格はハンドミキサーよりも高くなります。
攪拌しかしないのであれば、ハンドミキサーを買った方が使い方もシンプルで、コストも抑えられます。
編集部
Picky’s編集部では、ハンドブレンダーについても以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
関連記事:【2021最新比較】ハンドブレンダーおすすめランキング14選!ブラウン?ブルーノ?離乳食作りにも便利
ハンドミキサーの選び方
ハンドミキサーを選ぶ際のポイントは多く、以下の7点に注意して選びましょう。
- 定格時間
- 回転数調整機能
- 持ちやすさ
- ビーターの形状
- コードレス
- 分解洗浄
- 素材
「定格時間」は10分以上あるものがおすすめ
定格時間とは「連続使用時間」の事で、長ければ長いほど長時間連続で使用できます。
作る料理にもよりますが、定格時間は10分以上あるミキサーがおすすめです。
一度にたくさんのホイップを作りたい場合や、きめ細かい泡立てをしたい場合、3分や4分だと少し時間が足りません。
長ければ長いほど使い勝手が良くなるので、最低でも5分、できれば10分以上あるハンドミキサーを選びましょう。
編集部
「回転数調整機能付き」かどうか
ハンドミキサーによっては回転数(速度)が調整できるものがあり、「低速・中速・高速」の3段階程度の調整機能が付いていると使いやすいです。
調整機能が付いていると「最初高速で一気にかき混ぜ、仕上げに低速で気泡を整えてきめ細かく仕上げる」といった使い方ができます。
多くの段階調整ができればできるほど細かい調理が可能になりますが、多いと使い分けに悩むので、一般的には3段階くらいがベストです。
編集部
ビーターの形状で料理の幅が広がる
ハンドミキサーの食材を混ぜるパーツ、ビーターには「ビーター」「ホイッパー(バルーンウィスク)」「ニーダー」の3種類があり、どれを選ぶかも重要なポイントです。
一般的な形状で万能な「ビーター」
ビーターは4本程度のパーツでできた一般的な形状のアタッチメントです。
卵や生クリームの泡立てのほか、クッキー生地やバター等のやや硬い生地を練ったり混ぜたりも可能な万能パーツです。
細い物や太いものがあり、太さによって仕上がりが変わります。
メレンゲつくりにおすすめの「ホイッパー(バルーンウィスク)」
ホイッパーは、キッチンで使う泡立て器の形をしたアタッチメントです。
細く細かいパーツで高速攪拌を行うので、きめ細かくふんわりとしたメレンゲやホイップが作れます。
ビーターでも泡立てはできますが、より美しい泡立てを行うならホイッパーがおすすめです。
強力で生地作成におすすめの「ニーダー」
太くうねった1本のパーツで、強力に食材をこねることができるアタッチメントです。
粘り気が強く、重くて混ぜにくいパン生地やクッキー生地を混ぜるのに適しています。
関連記事:【家庭用から業務用まで】パンこね機おすすめ9選|日本ニーダーや大正電機など人気商品も紹介
編集部
コンパクトで持ちやすいものだと取り回しもOK
ハンドミキサーは長時間手に持って使うことが多いので、サイズや重量も重要です。
特に女性が使用する場合、できる限りコンパクトで、重量は1kg以下を目安に軽量モデルを選ぶといいでしょう。
小さくて軽いものであれば長時間使用しても疲れにくくなりますし、収納もしやすくなります。
ただしサイズが小さいモデルはパワーも小さくなる傾向にあるので、普段作るレシピ、作りたいレシピに合わせて適切なものを選んでください。
お子さんに使わせる場合、特に軽量でミニサイズのものを選ばないと、ハンドミキサーを落下させたり、ボウルをひっくり返す原因にもなります。
編集部
コードレスだとどこでも自由に使える
ハンドミキサーは電源コードを繋げて使うタイプと、電池式や、USBもしくはAC電源の充電式バッテリーで動くコードレス(ワイヤレス)タイプがあります。
使う場所が決まっていて常にコンセントが取れるのであれば、パワーが安定していてバッテリーを気にせず使える有線コードタイプがおすすめ。
一方で、電源が取りにくい場所で使う場合や、コードをひっかけたりするのが心配な方はコードレスタイプがおすすめ。
編集部
分解洗浄できると洗いやすくて便利
ハンドミキサーは食べ物に対して使う器具なので、「分解してビーターが洗えるかどうか」も重要なポイントです。
ビーターがアタッチメント式で取り外せる製品は、本体を水に濡らす可能性が少なく、綺麗に洗いやすいタイプと言えるでしょう。
ビーターの形状によっても洗いやすさが変わり、ホイッパータイプのような部品が細かいタイプはやや洗いにくいです。
編集部
素材によって音や安全面も変化
ハンドミキサーは、主にステンレスビーターとプラスチックビーター(プラビーター)があり、それぞれメリットデメリットがあります。
一般的なステンレス製は、パワーと耐久性が高く、傷がつきにくいため衛生面でも安心です。その反面、同じステンレス製のボウル容器とぶつかると音が大きく、家族や近所の方にうるさいと思われてしまう可能性があります。夜中の使用は避けるようにしましょう。
一方でプラスチック製は軽量で安全性が高く、おしゃれでかわいいデザインも多いのでお子さんと一緒にお菓子を作るときにも安心です。静音性も高く、ステンレス製の容器に使用しても比較的静かです。
しかし耐久性は低く、混ぜるパワーもステンレス製より劣ることが多いです。また、長期間使用すると傷がついて掃除がしにくくなり、雑菌が繁殖しやすくなるというデメリットもあります。
編集部
ハンドミキサーのおすすめ人気ランキングと比較一覧表
ハンドミキサーおすすめランキング14選
パワフルで使いやすく、値段も安いコスパの良い1台
DEKOPROのハンドミキサーは、連続使用時間8分、1500RMPのハイパワーで長時間強力に泡立てを行えます。
さらにビーターとニーダー2つが付いているので、泡立てからパンこね、ペースト作りなど色々な使い方が可能。
5段階スピード調整可能、さらにターボモード搭載で、かなり細かく速度を調整できるので、素早く混ぜたり、ゆっくり混ぜたりと色々な活用方法があります。
本体・ビーター・電源コードをコンパクトに収納できるケース付き。
サイズ | 19.3×22.1×9.9cm |
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重量 | 850g |
定格時間 | 8分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター・ニーダー |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター分解可能 |
軽量コンパクトで、野菜のみじん切りもできるコードレスミキサー
Ouryoyoのハンドミキサーは、軽量でコンパクト、しかもUSB充電式コードレスタイプなので電源の無い所で使えて非常に便利なハンドミキサーです。
通常の泡立てのほか、チョッパーが付いているので野菜のみじん切りも可能。
垂直設計で立てて置いたり、フックで吊り下げたりもできるので使用時、収納時ともに置き場所に困りません。
チョッパーのほか、アタッチメントが2つとも付いてきますが、どちらもホイッパータイプなので硬い生地をこねたりするのには不向きです。
また、連続使用時間は5分と短めなので注意しましょう。
サイズ | 20.5×9.5×6.4cm |
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重量 | 370g |
定格時間 | 5分 |
回転数調整機能 | 3段階 |
ビーター | ホイッパー2種+チョッパー |
電源タイプ | コードレス(USB充電) |
分解 | ホイッパー取り外し可能 |
高性能・多機能であらゆる用途に使える高級ハンドミキサー
キッチンエイド9段階変速ミキサーKHM928ERは、パティシエが業務用として使うほど高性能な、まさに高級ハンドミキサーと呼ぶにふさわしい1台です。
9段階速度調整機能、パワーの強いDCモーター採用、4種類のアタッチメントでどんな用途にも対応。
ニーダーやビーター、ホイッパーはもちろん、ラテやスムージー、スープなども作れるブレンダー付き。
カラーはレッド、ブラック、ホワイトから選べます。
ハンドミキサーの相場としてはかなり高いので、セールなどをうまく活用して購入しましょう。
定格時間が記載されていないのですが、調査したところ、10分~15分は安定して使用できました。
サイズ | 19.05×16.35×8.8cm |
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重量 | 1.2kg |
定格時間 | - |
回転数調整機能 | 9段階 |
ビーター | ビーター・ニーダー・ホイッパー・ブレンダー |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
160Wパワフルモーターに連続使用時間30分の高性能ミキサー
クイジナートHM-060SJは、連続使用時間約30分と、長時間安定して使用できるミキサーです。
長時間使えるうえ、パワーも強いので大量にお菓子や料理を作る場合に重宝します。
ビーター・バルーンウィスク・ニーダーに、手作業用のヘラも付属し、さらにこれらをコンパクトに収納できる便利なケース付きです。
このタイプのほか、充電して使えるコードレスタイプのグレーモデルもあります。(ただしこちらはアタッチメントが1つしか付きません)
今回紹介しているハンドミキサーの中では高級品ですので、中級者か、本格的にお菓子作りをされる方におすすめです。
サイズ | 29.5×21×9.5cm |
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重量 | 1.1kg |
定格時間 | 30分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター・ニーダー・ホイッパー |
電源タイプ | 電源コード/コードレスモデルあり |
分解 | ビーター取り外し可能 |
シンプルで使いやすく、手軽に買えるハンドミキサー
パール金属のD-1129は、ビーター1本のシンプルなセットですが、その分価格が安く、機能も仕組みもシンプルで使い方も簡単なハンドミキサーです。
安いとは言えワット数は120Wと比較的強力で、3段階スピード調整に7分間連続使用可能と全体的に安定した性能です。
邪魔なコードは、収納時本体にぐるぐる巻きつけられるようになっていて使い勝手も上々。
価格を考えたら十分すぎるほどコスパの良い製品です。
本格的にお菓子作りに使う場合でも十分な性能ですが、やや使用時間が短いので大量に作る場合はもう少し定格時間が長い製品のほうがいいかもしれません。
サイズ | 23.5×7.5cm |
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重量 | 770g |
定格時間 | 7分 |
回転数調整機能 | 3段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
シンプルで軽量、少量の泡立てに最適なハンドミキサー
貝印(KAI) のDL6431は、バルーンウィスクのアタッチメントが2つ付いた泡立て専用のハンドミキサーです。
「混ぜる」と「泡立てる」の最低限の機能に特化し、余計な機能を一切省いたシンプルモデル。
コンパクトで、重さも489gしかなく非常に軽量なので取り回しもしやすいです。
ただ、40Wとパワーがやや弱く、生クリームや卵の泡立て以外には使用できないため、今回紹介している製品の中ではコスパが良いとは言えません。
日本メーカー製の、信頼できる壊れにくい製品が欲しいという方にはおすすめです。
サイズ | 18×8.6×6cm |
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重量 | 489g |
定格時間 | - |
回転数調整機能 | 無し |
ビーター | ホイッパー2種類 |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
価格と性能のバランスに優れたハンドミキサー
GROWNSYのハンドミキサーは、800gと軽量な本体にスピード5段階調節、アタッチメント2種類付属でかなり安定した性能のモデルです。
騒音レベルも60db以下でうるさくないので、一人暮らしのワンルームなどでも使用できます。
性能を考えれば価格も比較的抑えられているので、コスパは良いと言えるでしょう。
よほど本格的なお菓子作りをする方や、大量に作る方でなければこのモデルを買っておけば不満はないはずです。
連続使用時間が5分とやや短い点にだけ注意が必要です。
サイズ | 20.8x20x10.5cm |
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重量 | 800g |
定格時間 | 5分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター・ニーダー |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
連続使用時間30分・大量のお菓子作りに最適なモデル
クイジナートのHM-050SJは、160Wのパワフルなモーターを搭載し、スピード5段階調整可能で大量の下ごしらえも完璧にこなせる高性能ハンドミキサーです。
アタッチメントはビーターとバルーンウィスク、手作業用のヘラ、さらに専用収納ケースも付属。
泡立てはもちろん、重いクッキーやホットケーキ生地を混ぜるのにも使えます。
クイジナート製品の中ではかなりお手頃で購入しやすいモデルなので、高性能で信頼できるハンドミキサーが欲しい方におすすめ。
サイズ | 20.7×14.9×9.4cm |
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重量 | 1.1kg |
定格時間 | 30分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター・ホイッパー |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
価格の安さと可愛い見た目の割に機能は本格的なハンドミキサー
東京Decoのi001は、まるで子供用のおもちゃのようなポップな外観ですが、中身は意外と本格的なシンプルハンドミキサーです。
650gの軽量コンパクトなボディに、150Wの強力パワー、5段階調整、連続使用時間5分と性能的にはかなり実用的。
ビーターが1本しか付いていないのが唯一の難点ですが、この価格を考えれば仕方がないでしょう。
ニーダーやホイッパーが欲しい方は、予算を少し上乗せして別のモデルを買いましょう。
カラーはピンクのほか、ブルー×ホワイトと、ホワイトも選べます。
サイズ | 18x12x7cm |
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重量 | 650g |
定格時間 | 5分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
泡立てに特化したシンプルな日本メーカー製ハンドミキサー
貝印(KAI)のDL0501は部品はビーター1本で、泡立てる、混ぜるに特化したシンプルなハンドミキサーです。
見た目はやや大きく見えますが、重量は約690gとかなり軽め。
機能がシンプルなので、使い方にコツは必要なく誰でも簡単に使えます。
定格時間は記載されていませんでしたが、5分~10分程度であれば安定して稼働します。
生地を練ったり氷を砕いたりといった特別なことはできませんが、価格が安いので「泡立てるだけ」という方におすすめ。
サイズ | 15×17.8×9.5cm |
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重量 | 690g |
定格時間 | - |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
価格と性能のバランスが良い優秀なハンドミキサー
ドリテック)のHM-703WTは、740gの軽量ボディに5段階調整機能付きと優秀な性能にも関わらず、比較的安く買える優秀なハンドミキサーです。
自立式で使っている最中でも自立させておけるので、シフォンケーキのような手際の良さが要求されるレシピでも素早く次の作業に移れます。
収納時は、収納ケースにビーターやコードを入れてコンパクトにまとめてしまっておけるので、邪魔になりません。
ビーター1本しかないので細かい作業はできませんが、家庭でメレンゲやホイップを作る程度なら十分でしょう。
サイズ | 20×19.6×9.7cm |
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重量 | 740g |
定格時間 | 10分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
250Wのハイパワー+5段階スピードで素早く強力に泡立てる!
アイリスオーヤマのPMK-H01-Wは、100V・250Wのハイパワーモーターに、スピード5段階調整、さらにターボモードを搭載した強力なパワーを持つハンドミキサーです。
自立式で使っている最中も立てておけますし、収納時は専用ケースでコンパクトにしまっておけます。
比較的高性能で、価格もかなり抑えられている優秀なモデルですが、残念ながらパワーが強い分、1.2kgとやや重く、連続使用時間も3分と短いのがネック。
短時間でパパっと使いたい方向けです。
サイズ | 24.7×19.4×9cm |
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重量 | 1.2kg |
定格時間 | 3分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
連続使用時間15分と、長時間安定して使えるハンドミキサー
パナソニックのMK-H4-Wは、連続使用時間15分、スピード3段階調節可能、ロングコード、収納ケース付きで安定した性能と取り回しのしやすさを持ったハンドミキサーです。
有名メーカー製なので、安心して使えます。
ビーター1本なので細かい作業は苦手ですが、家庭で泡立てたり、混ぜる程度であれば十分です。
ただしパワーは80Wとそこまで強くなく、硬い生地を混ぜたりするのには不向きなので、泡立てる作業しかしないという方におすすめです。
サイズ | 18.5×20.5×8.5cm |
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重量 | 1.1kg |
定格時間 | 15分 |
回転数調整機能 | 3段階 |
ビーター | ビーター |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
価格、性能、使用時間、すべてにおいてバランスの取れたモデル
ドリテックのHM-706は、今回紹介しているハンドミキサーの中でも特に価格と性能のバランスに優れたお買い得なモデルです
740gと軽量コンパクトなボディに、5段階スピード調整機能搭載、連続使用時間は長めの10分と比較的高性能。
きめ細かくふんわりと仕上げるワイヤービーターと、生地をしっかりこねる平ビーターの2種類のアタッチメントでどんな用途にも対応します。
この性能で、さらに収納ケースとビーター2本付きでこの価格。
一般的な用途ならこれを買っておけば間違いないでしょう。
サイズ | 20×19×7.7cm |
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重量 | 740g |
定格時間 | 10分 |
回転数調整機能 | 5段階 |
ビーター | ビーター2種類 |
電源タイプ | 電源コード |
分解 | ビーター取り外し可能 |
高いハンドミキサーと安いなハンドミキサーで何が違う?
数万円以上する高いハンドミキサーは定格時間が長く、パワーや速度が強い高性能な物が多いです。
メリット | デメリット | |
数万円以上のハンドミキサー | 長時間使用可能でパワーが強く安定した泡立てが可能 | コストがかかる・重い物が多い |
5,000円以下のハンドミキサー | コストが安く、軽量で使いやすい物が多い | パワーが弱く、使用時間の短いものがある |
ハンドミキサーは泡立てたりかき混ぜたりするだけなので、できる限りリーズナブルなものを選びたい、と多くの方が思うかもしれません。確かにホイップやメレンゲを少量作る程度であれば、安価なものでも十分でしょう。
ですが、大量に作ったり、固めのクッキー生地を混ぜたりしたいとき、安いハンドミキサーだと時間やパワーが足りなくなる可能性があります。1,000円を切るような、あまりにも安いものは耐久性や品質も不安なので、激安製品は避けたほうがいいでしょう。
編集部
ハンドミキサーのメリットのメリット・デメリット
ハンドミキサーのメリットのメリットとデメリットを解説します。
ハンドミキサーのメリット
ハンドミキサーのメリットは「手軽に混ぜる・泡立てるが可能」になる点です。
泡立て器でメレンゲやホイップクリームを作ったことがある方はご存知だと思いますが、手動の攪拌作業はかなりの重労働です。
力も必要ですし、さらに長時間かき混ぜなくてはいけないので非常に疲れます。
しかもがちゃがちゃ音が鳴り、かき混ぜているときに中身が飛び散りますし、泡立て方によっては変な角度でボウルにあたると落下させる危険性もあります。
電動のハンドミキサーなら、短時間で楽にきめ細かい攪拌作業ができます。
編集部
ハンドミキサーのデメリット
ハンドミキサーのデメリットは、「用途が限られる」ことです。
ハンドミキサーは泡立てを自動で行う器具で、それ以外のことはほぼできません。
- シフォンケーキ用に卵白を泡立ててメレンゲを作る。
- スポンジケーキや和菓子生地用に全卵を泡立てる
- ホイップクリーム用に生クリームを泡立てる
- チーズケーキ用にクリームチーズ、卵、砂糖を柔らかく練る
- パウンドケーキやチーズケーキ用にバターを柔らかく練る
- ホットケーキミックス生地をかき混ぜる
「泡立てる」か「混ぜる・練る」しかできず、混ぜられる食材も限られているので、ほぼ「お菓子作り専用器具」と言えるでしょう。
編集部
ハンドミキサーの関連商品
ハンドミキサーに関連する商品を紹介します。
ハンドミキサーを使う時にほぼ必須の「ボウル」
ハンドミキサーのパートナーと言えば同じくお菓子作りには欠かせないボウルです。
使いやすいボウルとハンドミキサーを揃えて、ワッフルやケーキ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
関連記事:【レンジ調理に最適】耐熱ボウルおすすめ16選|プラスチック・ガラス・蓋つきも
また、Picky’s編集部では、ワッフルメーカーのおすすめ商品についても記事で紹介しています。
以下の記事もぜひ読んでみてください。
関連記事:【かわいいキャラクター物も】ワッフルメーカーおすすめ23選|カリカリで美味しく焼ける機種も
お菓子作りで大活躍する「オーブン」
お菓子作りに欠かせない調理器具と言えばオーブンです。
少しお値段は張りますが、良いオーブンを買っておけばお菓子作りだけではなく料理メニューのバリエーションも一気に増えるでしょう。
Picky’s編集部では、オーブンのおすすめやレシピも下記の記事で紹介しています。
最新のオーブンが気になる方はぜひ読んでみてください。
関連記事:コンベクションオーブンおすすめ24選|デメリット・作れる調理・アイリスオーヤマの人気モデルも
ハンドミキサーのよくある質問
最後にハンドミキサーでよくある質問についてQ&Aで解説します。
ハンドミキサーはどこで買えるの?
ハンドミキサーは「調理家電」なので、ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオン、ビックカメラ等の家電量販店で購入するのが一般的です。
また、ホームセンターやドンキホーテでも買えますし、簡易的なものなら100均や300円ショップ、500円ショップでも売っています。
変わったところでは、ふるさと納税の返礼品にしている自治体もあるそうです。
ただ、よほど大型の家電量販店でもない限り、店舗ではそこまで豊富な種類を選べないと思います。
そのため、Picky’s編集部では数百種類以上もの製品から選べるAmazonや楽天市場といった通販サイトをおすすめしています。
実物を手に取って見れないのが難点ですが、色々な製品の中から安く良い物を買いたいなら通販がおすすめです。
ハンドミキサー・フードプロセッサー・スタンドミキサーの違いが知りたい
簡単に説明すると、「フードプロセッサーは固形状の物を刻んで混ぜる」もので、ミキサーは「液状になるまで攪拌する」ものです。
例えばひき肉ミンチを使ってハンバーグを作るときはフードプロセッサー、スムージーといった野菜ジュースを作りたいのであればスタンドミキサーです。
このように、用途は似ていてもできること、作れるものは異なります。
ミキサーやフードプロセッサーについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:【2021年】高いvs安いフードプロセッサーおすすめランキング15選|洗いやすい・コスパがいいモデルを徹底解説!
ハンドミキサーは安全?
手軽な調理器具のハンドミキサーですが、構造としてはむき出しのビーターが高速回転する調理器具なので、決して安全性の高い器具ではありません。
正しい使い方をしないと、指をはさんで大ケガをする可能性があります。
当たり前のことですが、作動中や停止直後の回転している状態のビーターには絶対に触ってはいけません。
ブログやSNSでは、ハンドミキサーやハンドブレンダーの羽根・刃で大けがをした方の報告が多数見つかります。
ハンドミキサーの使い方はしっかりと守って、決して危険な行為を行わないよう注意しましょう。
ハンドミキサーがあればお菓子作りの下ごしらえが簡単にできる!
お菓子やケーキ作りに欠かせないメレンゲやホイップ作りはかなりの重労働ですが、ハンドミキサーがあれば短時間で簡単に作れます。
- 大変な作業が楽になる
- 作業時間が短くなる
- ホイップやメレンゲが一度に大量に作れる
お菓子作りをするならハンドミキサーは必須と言えるでしょう。
多機能なもの、パワーの強いもの、色々なモデルが各メーカーから販売されていますが、安い物であれば数千円から購入できるので、1台持っておくのがおすすめです。
Picky’sでは、ハンドミキサー以外にも様々な調理家電を紹介しています。
料理やお菓子作りに興味のある方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
関連記事:コンベクションオーブンおすすめ24選|デメリット・作れる調理・アイリスオーヤマの人気モデルも
関連記事:【かわいいキャラクター物も】ワッフルメーカーおすすめ23選|カリカリで美味しく焼ける機種も
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糖度を測りながらジャムやお菓子を本格的に作りたい人におすすめな糖度計の記事は以下をチェック!
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