壁や天井に吊るして植物を飾れる「ハンギングプランター」。植物を風通しのいい場所で育てられる上、カフェのようなおしゃれ空間を演出できるのが魅力です。屋外・屋内の両方で使用できるので、植物の飾り方にこだわりたい人にはおすすめのアイテムですよ。
しかし、ハンギングプランターをいざ買おうとすると「いろいろな素材・形の商品があってどれを選べばいいか分からない」「そもそもどうやって部屋に吊るすの?」と悩む人は多いはず。また、ハンギングプランターならではの植物の育て方のコツなども知りたいですよね。
そこで今回は、注目の「ハンギングプランター」についてPicky’s編集部が徹底的にリサーチ。ハンギングプランターの種類や選び方はもちろん、今人気のおすすめハンギングプランター14選をまとめました。ぜひお気に入りのハンギングプランターを見つけて、おしゃれに植物を飾りましょう。
目次
植物をおしゃれに魅せる!ハンギングプランターとは?
ハンギングプランターとは、壁や天井に吊り下げられる植木鉢のこと。屋外・屋内のどちらにも設置でき、床に置いたときとは違う視点で植物を楽しめます。殺風景になりがちな壁や天井に植物を飾ることで、インテリアに立体感が生まれるのがメリット。カフェや温室のようなおしゃれな雰囲気を演出できます。
床のスペースを取らずに空いた空間を有効活用できるため、小さな部屋でも植物を飾りたい人におすすめです。風通しはもちろん、置き場所によっては日当たりも良くなるため、植物にとってもメリットがあります。
関連記事:【ベランダでおしゃれに】家庭菜園用プランターおすすめ15選|初心者に育てやすい野菜も解説
おしゃれなハンギングプランターの選び方
ここからは早速、ハンギングプランターの選び方を紹介します。ハンギングプランターの種類や容量、素材などの気になるポイントを詳しく解説するので、初心者の人はぜひ商品選びの参考にしてください。
吊り下げ or 壁掛け?飾り方や場所に適した「種類」をチェック
ハンギングプランターには、「吊り下げ型」と「壁掛け型」の2種類があります。吊り下げ型と壁掛け型では設置方法だけでなく、植物の見え方や印象も異なります。2つの特徴をしっかりと理解して、自分のお部屋や植えたい植物に合ったものを選びましょう。
360°全方向から植物を鑑賞できる「吊り下げ型」
ハンギングプランターと聞いて、多くの人が思い浮かべるのが吊り下げタイプです。プランターにロープやチェーンがついていて、フック・レールなどに吊るして設置するのが基本スタイル。ベランダやリビングの空いた空間にハンギングプランターを吊るせば、サロンのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。
また、吊り下げ型は360°のあらゆる角度から植物を鑑賞できるので、植物のあらたな魅力を発見したり、ちょっとした変化にすぐ気付けるのがメリット。アイビーやグリーンネックレスなど、垂れ下がるように成長する植物と相性がぴったりです。
設置するときは、落下を防ぐためにしっかりと固定されたフックが必要です。フックは、天井に穴を開けて取り付けるのが理想ですが、賃貸物件などで難しい場合は穴が目立ちにくい取り付け器具や突っ張り棒などを利用しましょう。
壁やベランダなどをおしゃれに彩る「壁掛け型」
壁掛け型のハンギングプランターは、ベランダの手すりや壁などに引っ掛けて設置します。壁に沿ってコンパクトに飾れるので、吊り下げ型のように導線の邪魔になる心配がありません。目線程度の高さに飾るのであれば、天井にフックを掛ける吊り下げ型よりも楽に設置できます。
また、壁掛け型のハンギングプランターはサイズが小さいものが多く、場所を選ばずに植物を飾れるのが魅力。小ぶりの多肉植物を寄せ植えしたり、細かな花をつける品種を植えたりと、植物をギュッと集めたかわいさを楽しめます。
壁掛け型のハンギングプランターは、主に2つのフックに引っ掛けて飾ります。フックがない場所に飾りたい場合は、紐やワイヤーを柱に巻き付けて固定したり、ガーデニング用のスタンド・フェンスを使いましょう。
編集部
インテリアや使い方に合った「素材」を選ぶ
ハンギングプランターには、木・スチール・プラスチックなどのさまざまな素材が使われています。素材によって強度や重さだけではなく、お部屋に与える印象さえも変化するのがハンギングプランターの面白さ。お部屋のテイストや使い方に合わせて、ハンギングプランターの材質を選びましょう。
ナチュラルテイストが好みなら「ヤシ製」「木製」がおすすめ
ヤシ製・木製のハンギングプランターは、自然素材ならではのナチュラルな空間を作れるのが魅力。商品によってアジアンテイストや北欧テイストのものがあり、さまざまな雰囲気を楽しめます。
風通しがよく、湿気に弱い植物を育てるのに最適。ただし、水やりをすると底から水漏れしやすいめ、室内で飾るには向いていません。また強度は低めのため、雨風の当たらない軒下やベランダに飾るのがおすすめです。
スタイリッシュな雰囲気にしたい人は「スチール製」をチョイス
スタイリッシュなお部屋を目指すなら、スチールやブリキでできたハンギングプランターがおすすめ。シンプルな見た目で、植物の色合いや形がよく映えます。鳥かご風やバケツ風など、デザインのバリエーションが豊富なのも特徴。重厚な雰囲気に反して軽量な商品が多く、初心者にも比較的使いやすいです。
「プラスチック製」はリーズナブルで使いやすいのが魅力
初心者におすすめなのが、プラスチック製のハンギングプランター。軽量で扱いやすく、保水性に優れているのが特徴です。価格もリーズナブルで、気軽に導入できます。また、カラーバリエーションやサイズが充実しており、飾る場所に適したものを選べるのが嬉しいですよね。
北欧風のお部屋にしたいなら麻紐やロープの「マクラメ編み」付きが◎
北欧テイストの空間にしたいなら、マクラメ編みのロープ付きのハンギングプランターを選びましょう。マクラメ編みとは、綿や麻の紐を結び合わせて独特の模様を表現した編み方のこと。ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出でき、空間が一気におしゃれになります。
ビーズやタッセル付きなど、デザイン性の高い商品が多いのも特徴。ロープを取り外して手持ちの植木鉢につければ、オリジナルのハンギングプランターとしても活用できます。
植える植物より「やや大きめの容量」を選ぶのがベスト
当然ながら植物は成長するため、ハンギングプランターは植えたい植物に対して少しゆとりのある大きさを選ぶのがベスト。やや大きめの植木鉢に植えてあげることで、植物が伸び伸びと育つ様子を存分に楽しめます。
また、ハンギングプランターを吊るすフックには耐荷重が定められているため、事前にハンギングプランターの重さをチェックしましょう。ただし、吊るす際はプランターの重量だけではなく、植物・水・土の重さが加わることを忘れずに。植木鉢の大きさによって変わりますが、大体耐荷重4kg以上のものであれば安心です。
排水はOK?鉢底の穴の有無をチェックしよう
ハンギングプランターを選ぶときは、排水の穴を有無を確認しましょう。穴がないものは排水できずに植物を腐らせてしまうため、穴付きの植木鉢を入れて鉢カバーとして使うのがおすすめ。穴をふさぐためのキャップが付属しているものなら、室内・屋外問わずに使えて便利です。
中には、鉢のサイドに排水用の穴や切れ込みがあり、「底に受け皿を置いていたのに意味がなかった」なんてことも。排水する位置によって水の垂れ方が変わるため、ハンギングプランターの形に合った水漏れ対策が必要です。エアプランツであれば水やり不要なので、排水用の穴はなくても問題ありません。
編集部
関連記事:【おしゃれ度UP】鉢カバーおすすめ18選|北欧風や大型も紹介
ハンギングプランターおすすめ人気ランキング比較一覧表
ハンギングプランターおすすめ人気ランキング14選
素焼き風に仕上げたプラスチック製ハンギングプランター
西洋の雰囲気が漂うおしゃれな壁掛け型のハンギングプランター。軽量で耐熱性に優れたポリプロピレンを使用しており、屋外でも使える強度を備えました。また、天然素材である木粉を加えることで、プラスチック感のない上質な風合いに仕上げています。
土が最大4L入るほどの大容量サイズで、成長が速い植物も育てやすいのが特徴。数種類の植物の寄せ植えを楽しむのもおすすめですよ。ヨーロッパ風のおしゃれなベランダやお庭を作りたい人におすすめの商品です。
タイプ | 壁掛け型 |
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素材 | ポリプロピレン/木粉 |
サイズ | 30×15.5×22cm |
重量 | - |
耐荷重 | - |
土の容量 | 4L |
排水機能 | ○ |
アンティーク加工が魅力!バケツ型ハンギングプランター
鉄系の素材でできたバケツ型のハンギングプランター。シルバーはブリキ、ホワイトとネイビーにはスチールを使用しており、カラーバリエーションごとに違った魅力があります。あえて古びたような加工を施すことで、アンティーク風の雰囲気に仕上げています。
シルバーカラーのみ、屋外での使用が可能。また、植物はもちろん、ガーデニング用品の収納や小物入れとしても使えます。アンティーク風の見た目が好きな人や、おしゃれなカフェのようなガーデニングを楽しみたい人におすすめの商品です。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | ブリキ(シルバー)/スチール(ホワイトとネイビー) |
サイズ | 20×20×54cm |
重量 | 277g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | - |
植物を引き立たせるシンプルデザインが嬉しい
洗練された雰囲気のおしゃれなハンギングプランター。シンプルなデザインが、植物の魅力を最大限に引き出してくれます。ホワイト・ブラック・ピンク・グリーンの4種類のカラーバリエーションがあり、色違いで並べるとかわいさが増します。
また、こちらのショップではハンギングプランターと同じカラーのフックも販売しているので、合わせて購入するのもおすすめ。パステルカラーのかわいいインテリアが好きな人や、韓国風のお部屋を作りたい人はぜひチェックしてみてください。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | スチール |
サイズ | 12×12×33cm |
重量 | - |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | × |
高級感抜群!おしゃれな陶器製ハンギングプランター
北欧風デザインがかわいいハンギングプランターの3個入りセット。18×8.5×9cmの小ぶりサイズなので、デスクや周りやリビングの壁を彩るハンギングプランターとして役立ちます。3個を高さ違いに並べるだけで、ホテルのようなおしゃれな空間を作れますよ。
美しい光沢のある陶器製の鉢は、高級感のある雰囲気を演出してくれます。ベルト部分には丈夫なレザーを使用しており、デザインのアクセントとして楽しめます。鉢底に排水用の穴がついていないため、鉢カバーやエアプランツ用の鉢として使いましょう。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | 陶器 |
サイズ | 18×8.5×9cm |
重量 | - |
耐荷重 | 2kg |
土の容量 | - |
排水機能 | × |
使いやすさ◎排水穴のキャップ付きで超便利
プラスチックの1種であるレジンでできた吊り下げ型ハンギングプランター。石模様にデザインすることで、プラスチックとは思えないような重厚感のある見た目に仕上がっています。また、レジンは強度に優れており、ベランダや庭に植物を飾りたい人におすすめです。
鉢を吊るすためのチェーンは取り外しが可能で、ハンギングプランターとしても通常のプランターとしても使えるのが特徴。さらに、鉢底にある排水用の穴にはキャップがついており、状況に応じて自由に開閉できます。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | レジン |
サイズ | 20×20×17cm |
重量 | 700g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
まるで陶器!植物と相性のいいナチュラルな風合い
園芸用品などのプラスチック製品を中心に販売しているリッチェルのハンギングプランター。陶器のような質感にこだわるボタニーシリーズの商品で、プラスチック製ながらも高級感のある雰囲気を味わえます。
ロープには綿素材を使用することで、自然に馴染むナチュラルさを加えています。素朴でシンプルなデザインが、植物と見事にマッチしますよ。また、420gと軽量なため、水やりやお手入れの際の持ち運びが簡単。おしゃれさと使いやすさを兼ね備えたおすすめ商品です。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | ポリエチレン |
サイズ | 15.3×15.3×15cm |
重量 | 429g |
耐荷重 | 3kg |
土の容量 | 1.4L |
排水機能 | × |
温かみのある空間を演出できる木製ハンギングプランター
素材の質感を味わえるインテリア雑貨を展開しているポッシュリビングのハンギングバスケットです。天然素材の柳(やなぎ)を使っており、木製ならではの温かみのある仕上がりに。植物を入れて飾るだけで、空間が一気に明るくなりますよ。
先端に吊り下げ用のS字フックがついているため、吊るす場所さえあればすぐに使えるのが魅力。また、チェーンを4点で繋いでおり、吊り下げてもくるくると回転する心配がありません。排水用の穴は備わっていないため、鉢カバーとして利用するのがおすすめです。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | 柳(やなぎ) |
サイズ | 14.5×14.5×56cm |
重量 | 200g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | × |
通気性◎ヤシ×スチール製のハンギングプランター
タカショーは、和歌山県に本社を構えているガーデニング用品専門の企業。壁掛け型のハンギングプランターとして使えるおしゃれな商品です。スチール製のフレームにヤシの繊維を詰めることで、ナチュラルな印象に仕上げています。
ベランダの手すりや庭の外壁などに飾れば、立体感に植物を飾れますよ。また、ヤシの繊維は通常の植木鉢よりも通気性がいいので、湿気に弱い花やハーブを育てるのに最適です。こちらの商品はLサイズですが、気になる人はS・Mサイズもぜひチェックしてみてください。
タイプ | 壁掛け型 |
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素材 | スチール/ヤシ |
サイズ | 35×18.5×19.5cm |
重量 | 300g |
耐荷重 | 4kg |
土の容量 | 3.5L |
排水機能 | ○ |
クラフトペーパー製だから軽くて使いやすい
鉢カバーとして使える吊り下げ型のハンギングプランター。素材に特殊なクラフトペーパーを使用しており、非常に軽くて扱いやすいのが特徴です。防水性を備えているので、水やりによってクラフトペーパーがふやけてしまう心配がありません。
プラスチックやスチール製の鉢とは異なり、使わないときに折りたたんで収納したり、使い終わった際に小さくたたんで捨てられるのがメリット。また、ハンギングプランターとしてはもちろん、そのまま床に置いて通常の鉢カバーとして使うことも可能です。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | クラフトペーパー |
サイズ | 小:10×10×14cm/中:13×13×17cm |
重量 | 小:50g/中:70g |
耐荷重 | 4kg |
土の容量 | - |
排水機能 | × |
水漏れ対策◎植木鉢を乗せて使うプラントホルダー
タカショーのスチール製のプラントホルダー。お手持ちの植木鉢を乗せるだけで、壁掛け型のハンギングプランターとして使える優れものです。底面は受け皿の役割を備えているので、水漏れ対策が不安な人におすすめですよ。
耐荷重は3kgで、陶器製などの重量のある植木鉢も安心して乗せられます。無駄な装飾のないシンプルなデザインだからこそ、どんな壁にも飾れるのが嬉しいですよね。植木鉢を2つ乗せられるダブルサイズも販売されているので、ぜひ一緒にチェックしてみてください。
タイプ | 壁掛け型 |
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素材 | スチール |
サイズ | 24×19×18cm |
重量 | 300g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
内鉢付き!おしゃれなモダン風ハンギングプランター
ホワイト・グレー・ブラックのカラーバリエーションを展開している人気ハンギングプランター。ABS樹脂をラタン風に編み込むことで、おしゃれなモダンテイストのデザインに仕上げました。南国のリゾートホテルのような雰囲気が好きな人は要チェックです。
中に脚付きの内鉢がついているので、どんな大きさの植木鉢を入れても安定感は抜群。また、内鉢に直接土を入れてあげれば、そのまま植木鉢として使用できます。さらに、鉢底にはプラグ(栓)付きの排水穴が備わっており、室内での水漏れ対策も万全です。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | ABS樹脂 |
サイズ | 25.5×25.5×16cm |
重量 | 440g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
吊り下げたままで楽に水やりができる給水口付き
環境に優しいポリプロピレン素材を使ったハンギングプランター。鉢部分・チェーンともに丈夫な造りで、安心して長く愛用できます。シンプルなデザインと色合いで、どんな空間や植物にも合わせやすいのが魅力です。
鉢底にすのこ板がついており、土の底に水がたまることを防いでくれます。また、鉢のサイドに給水口土が備わっているので、高い位置に吊り下げても楽に水やりができます。葉から水が流れてしまう心配もなく、直接土に水を与えられるのは便利ですよね。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | ポリプロピレン |
サイズ | 20×20×14cm |
重量 | 698g |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
ワイヤーの長さ調整OK!自由自在に植物を飾れる
さまざまなインテリアやキッチンウェアなどを販売しているKINTO(キントー)のプラントポット。丸みのあるシルエットと柔らかい風合いが、植物の美しさを十分に引き立てます。鉢を吊るすためのワイヤーが細く、植物をすっきりとした印象に魅せてくれますよ。
鉢は、排水穴付きの植木鉢と鉢カバーとなる容器の2つを重ねた状態で使用します。外側の容器が排水をしっかりと受け止めるので、室内でも水漏れを気にせずに使えます。また、ワイヤーの長さは52~120cmで調整でき、空間に合った飾り方ができます。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | ポリプロピレン |
サイズ | 17.4×17.4×11.8cm |
重量 | 440g |
耐荷重 | 3kg |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
コンクリート風デザインが魅力!屋外・屋内対応の人気商品
屋外・屋内のどちらでも使えるハンギングプランター。プラスチックをコンクリート風にデザインすることで、チープさの一切ない重厚感のある雰囲気に仕上げています。「扱いやすくておしゃれなハンギングプランターが欲しい」という人にぴったりの商品です。
鉢底には4つの排水穴が開いており、通気性・排水性はばっちり。専用の栓がついているので、室内でも安心して植物を育てられますよ。また、紫外線や霜に強く、季節を問わず屋外用のハンギングプランターとして利用できます。
タイプ | 吊り下げ型 |
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素材 | プラスチック |
サイズ | 25×25×12cm |
重量 | - |
耐荷重 | - |
土の容量 | - |
排水機能 | ○ |
賃貸OK?室内のハンギングプランター設置方法
ここからは、室内にハンギングプランターを飾るおすすめの方法を紹介。「フックはどんなところに取り付ければいい?」「賃貸で穴が開けられないときは?」といった、ハンギングプランターについてのお悩みを解決します。
①見映え抜群!天井や壁にフックを取り付ける
1つ目は、天井や壁にフックを取り付けて設置する方法。フックを安定した場所に固定し、丈夫な紐やロープでプランターを吊り下げます。天井さえあれば自分の好きな位置に植物を飾れるのがメリットです。ただし、フックは1度取り付けると移動が難しいため、導線を意識してよく人が通る場所に設置するのは避けましょう。
②賃貸もOK!カーテンレールや突っ張り棒を使う
賃貸物件に住んでいる人・壁に穴を開けたくない人は、お部屋のカーテンレールや100均ショップなどで買える突っ張り棒を利用します。ただし、壁に固定するフックと比べると強度が落ちるため、軽いプラスチック製のプランターを使うなどの工夫をしましょう。 日当たりのいい窓際であれば、日光を好む植物も育てやすいですよ。
③ダクトレールを活用する
ダクトレールは「ライティングレール」とも呼ばれ、照明を取り付けるために部屋の天井に設置するバー状のパーツのこと。本来は照明専用のアイテムですが、ダクトレール専用フックが販売されており、レールにフックをはめ込む形で簡単に取り付けられます。
天井や壁に直接固定するフックとは違って、吊るしたあとにレールで位置を移動できるのがメリット。そもそもダクトレールを設置するという手間はあるものの、照明・植物・スピーカー・コンセントプラグといったさまざまなアイテムを吊るせるため、気になる人はぜひ導入してみてくださいね。
関連記事: 【スピーカーやフックもOK】ダクトレールおすすめ13選|工事不要で取り付け簡単な商品も
ハンギングプランターで植物を育てるときの注意点
ここからは、ハンギングプランターで植物を上手く育てるためのコツを紹介。水やりの頻度や水漏れ対策など、初心者が気になるポイントをまとめました。
風通しがよくなるため、水やりはこまめに
ハンギングプランターは、床で育てるよりも風通しがよくなる反面、植物が乾燥しやすいという特徴があります。一般的に植物は「土が乾いたら水をあげる」のが基本のルールですが、ハンギングプランターで育てる場合は通常よりこまめな水やりが必要です。
土の状態で水やりをするかしないかを判断するのではなく、「○時間または○日おきに1回」といった形で定期的に水やりするのがベスト。また、初めてで上手く育てられるか不安な人は、園芸店やネットで購入できるハンギングプランター用の土を使いましょう。通常よりも保水力が強く、乾燥するスピードを抑えてくれます。
ハンギングプランターの設置には水漏れ対策が重要
ハンギングプランターを設置する場合は、水漏れ対策を入念に行いましょう。鉢底に穴が開いている場合は、こぼれた水を溜めるための受け皿を設置しておきます。穴がないハンギングプランターは受け皿は不要ですが、根腐れが起きないように鉢に溜まった水をこまめに捨ててください。
室内だけではなく、ベランダなどに飾るときも注意が必要です。鉢からは土を含んだ水が垂れるため、放置すると床や手すりが黒く汚れてしまいます。特に、マンションのベランダなどに飾る場合は、下の階への影響を避けるために受け皿は欠かせません。
特に、水やりの際は水が漏れやすいので、可能であれば洗面所や庭などで水やりを行うのがおすすめです。水やりのあと10~15分ほど待てば水が切れ、安心してもとの場所に飾り直せます。
ハンギングプランターにおすすめの観葉植物8種類
ここでは、ハンギングプランター向けのおすすめ観葉植物を厳選して紹介。茎が垂れるように伸びるものや、細かな葉を沢山つけるものなど、ハンギングプランターと相性のいい品種をまとめました。
- エアプランツ
- アイビー(ヘデラ)
- ポトス
- グリーンネックレス
- シュガーバイン
- ペペロミア
- セダム
- ハートカズラ
また、下記の記事では、その他の観葉植物もたっぷりと紹介しています。観葉植物の育て方や初心者におすすめの品種なども解説しているので、興味のある人はこの記事と併せてぜひチェックしてみてくださいね。
関連記事:【インテリアをおしゃれに】観葉植物おすすめランキング20選|初心者でも育てやすい種類を紹介
ハンギングプランターの関連商品
今回は、ハンギングプランターにおすすめの関連アイテムを紹介。「ハンギングプランターに必要なものは?」「壁や天井のない庭でもハンギングプランターは飾れる?」そんな疑問&お悩みを持つ人は、ぜひチェックしてくださいね。
天井・壁に植物を飾るための必須アイテム「ハンギングプランター用の金具・フック」

出典:amazon.co.jp
ハンギングプランターを天井や壁に飾る時に欠かせないのが、ハンギングプランター用の金具やフック。ボルトやねじで穴を開けて固定するタイプ・ベランダの手すりや庭の外壁などに引っ掛けるタイプ・ダクトレールの溝にはめるタイプなど、飾る場所に応じたさまざまな商品が登場しています。
壁の穴が目立たせたくない人は、日軽産業が販売している「マジッククロス8」がおすすめ。小さな穴を複数開けることでフックを固定するため、外したあとも抜き穴が目立たないのが特徴です。また、コインなどでピンを押し込むだけで簡単に取り付けられるので、工具のない人や初心者でも気軽に使えます。
おしゃれな庭やベランダを作れる「ガーデニング用フェンス・スタンド」
庭やベランダなどで、「植物を飾りたいけど、フックを掛けられる場所がない」という場合は、ガーデニング用のフェンスやスタンドを購入しましょう。すのこ状になっていて、板の隙間に壁掛け型のハンギングプランターやS字フックなどを掛けられます。
置くだけで植物を飾る場所を確保できるのはもちろん、目隠しや仕切りとしても役立つ優秀なアイテムです。ウッド調のデザインのものが多く、庭・ベランダ・玄関をおしゃれな雰囲気にしたい人におすすめ。また、マンションのベランダで使えるサイズ感のものも多数販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
ハンギングプランターにぴったり!乾燥に強くて育てやすい「多肉植物」
「観葉植物を枯らしたことがある」「忙しいから上手く育てられるか不安」という人は、多肉植物にチャレンジしてみましょう。ぷっくりした肉厚の葉がかわいらしく、個性的なインテリアプランツとして人気があります。グリーンネックレスやペペロミアなど、ハンギングプランターと相性のいい品種も多いです。
ほとんどの品種が砂漠地や熱帯地域で生まれた多肉植物は、通常の植物よりも乾燥に強いのが特徴。少ない水やりで管理できるのはもちろん、多少水やりを忘れても枯れないため、初心者や仕事で忙しい人にも育てやすいですよ。
関連記事:初心者におすすめ!おしゃれな多肉植物人気ランキング15選|ぷっくりかわいいセダムやハオルチアも
その他インテリアのおすすめ記事
関連記事:【本物そっくりでおしゃれ】フェイクグリーンおすすめ15選|飾り方や選び方も
ハンギングプランターのよくある質問
ハンギングプランターはどこで買える?
ハンギングプランターは手作りできる?
ハンギングプランターでハーブを育てることは可能?
おすすめハンギングプランターまとめ
- ハンギングプランターは植物をおしゃれに飾れるおすすめアイテム
- 風通しがいいため、通常よりもこまめに水やりをするのがコツ
- 素材や設置タイプにこだわって、お気に入りのハンギングプランターを選ぼう
今回は、おすすめのハンギングプランターについて紹介しました。植物を天井に吊るしたり、壁に掛けることで、いつもとは違った視点で楽しめるのが嬉しいですよね。ぜひこの記事を参考にして、お部屋やベランダに合う素敵なハンギングプランターを見つけてください。