広がりのあるナチュラルサウンドを楽しめる開放型のヘッドホン。重低音を強味とした密閉型が主流になりつつある中でも、開放型ヘッドホンは安定した人気を誇っています。通気性に優れているため、映画やドラマの視聴といった長時間の使用にもぴったりです。
さまざまな特徴を持った開放型のヘッドホンですが、「密閉型で聞く音とどう違うの?」「どんなメリットがあるのか気になる」と思っている人は多いですよね。この記事は、初めてヘッドホンを購入する人・密閉型からの買い替えを検討している人に必見の内容となっています。おすすめ商品が勢ぞろいの人気ヘッドホンランキングも見逃さないでくださいね。
目次
開放型ヘッドホンとは?密閉型との違い
そもそも「開放型」「密閉型」というのは、ヘッドホンのハウジング部分の種類を表しています。ヘッドホンの中には、音を出すスピーカーの役割を持つ「ドライバーユニット」があり、それを覆っているのが「ハウジング」です。ハウジングは、ヘッドホンの音質・装着感・耐久性を左右する重要な部分となっています。
ハウジング部分が完全に密閉され、音を逃がさない作りになっているのが密閉型のヘッドホンです。振動の逃げ道がないため、力強い低音の再生を得意としています。遮音性に優れており、モニター用やノイズキャンセリングヘッドホンによく採用されているタイプです。
一方で開放型のヘッドホンは、ハウジング部分がメッシュ素材などになっており、空気を逃がすような構造になっています。音がハウジング内に籠らず、抜けのいいサウンドを再生できるのが特徴です。スピーカーで音楽を聴いているような自然な響きを味わえます。

出典:amazon.co.jp

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それぞれのタイプにメリット&デメリットがあるので、好みや用途に合わせて選びましょう。今回は、「自宅でゆったり音楽鑑賞を楽しみたい」「長時間ヘッドホンを使うことが多い」という人におすすめの開放型ヘッドホンを紹介します。
開放型ヘッドホンのメリット
ハウジングの種類や違いを知ったところで、もっと開放型の魅力を知りたくなった人も多いですよね。ここからは、開放型ヘッドホンのメリットをより詳しく紹介します。開放型のヘッドホンを使えば、普段の音楽鑑賞で感じていた小さなストレスを解決できるかもしれません。
抜け感の良い自然なサウンド
開放型ヘッドホンの最大の魅力は、何といっても抜け感のあるナチュラルなサウンドです。振動が外に抜けやすいハウジング構造によって、音が広がっていくような臨場感が味わえます。特に高音域の表現に優れており、高いキーを含む楽曲を再生するときにも音割れしにくいのが特徴です。
軽量・開放的なので聞き疲れしない
ヘッドホンと言うと「重たくて肩が凝りそう」といったイメージがありますよね。開放型のハウジングは構造上、密閉型に比べて軽量なものが多い傾向にあります。ヘッドホン本体の軽さと圧迫感のないクリアなサウンドによって、長時間使用しても聞き疲れのない快適な使用感が味わえます。
通気性が良く蒸れない
空気が出入りしやすい開放型のハウジングは、通気性に優れているのもポイント。イヤーパッドが蒸れにくく、夏場や長時間の使用にも向いています。汗やニオイを気にせずに、清潔に使えるのは嬉しいですよね。集中して作業を進めたいときやゲームを楽しむときもおすすめですよ。
- ヘッドホンを長時間使用したい人
- 自宅用のヘッドホンが欲しい人
- 普段ヘッドホンの圧迫感や蒸れ・聞き疲れに悩んでいる人
- 臨場感&伸びのある高音を楽しみたい人
デメリット:開放型ヘッドホンは音漏れに注意!
さまざまなメリットを持っている開放型ですが、もちろんデメリットも存在します。開放型のヘッドホンは空気が出入りしやすい構造のため、遮音性が低いという特徴があります。周囲のノイズを完全に遮断できず、ヘッドホンから音漏れしやすいのがデメリットです。
その分、音楽を鑑賞しているときも周囲の状況に気付きやすいというメリットがあるものの、屋外での使用にはあまり向いていません。もし開放型のヘッドホンを外出時に使用する場合は、音量に注意して周囲の迷惑にならないようにしましょう。
開放型ヘッドホンの選び方
開放型のヘッドホンの魅力をたっぷりと知れたところで、次に気になるのが商品の選び方ですよね。購入時は自分の用途や好みに合わせて、搭載されたスペックや機能をしっかり確認しましょう。自分にぴったりのアイテムを見つければ、毎日の音楽タイムがより楽しいものになりますよ。
有線かワイヤレスで選ぶ
ヘッドホンには、有線とワイヤレスの2つの接続方法があります。ケーブルによって直接デバイスとヘッドホンを繋ぐのが有線タイプ、Bluetoothなどで無線接続を行うのがワイヤレスタイプです。有線タイプは音質が劣化しにくく、イヤホンジャックさえあればBluetooth非対応の機器でも接続できるのがメリット。
ワイヤレスタイプのヘッドホンは、ケーブルいらずの自由な使い心地が魅力です。ケーブルの絡まりや断線の心配がなく、音楽を聞きながら作業をしたいときも便利です。しかし、開放型のヘッドホンのワイヤレスタイプはまだまだ商品数が少なく、購入時の選択肢が限られています。
音質重視の人やゲーム機などでもヘッドホンを使いたい人は有線タイプのヘッドホンがおすすめです。また、ヘッドホンをケーブルなしで使いたい人・家事など自宅を動き回りながらの音楽鑑賞がしたい人はワイヤレスタイプの商品を選びましょう。
メリット | デメリット | |
有線 |
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ワイヤレス |
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関連記事:【2021年版】聴き比べてわかった今こそ選ぶ最強ワイヤレスヘッドホン15選
関連記事:[2021年]ヘッドホン有線&無線有線両用 おすすめ15選|ワイヤードのメリットや選び方を解説
長時間使うならフィット感をチェック
耳に直接装着するヘッドホンはつけ心地にこだわりたいですよね。つけ心地やフィット感にこだわって選ぶなら、イヤーパッドの素材や形状をチェックしましょう。おすすめは、開放型の特性を活かせるベロア素材のイヤーパッド。肌触りがよく、汗を吸ってくれるため快適な使用感を味わえます。
また、ヘッドバンドの長さを調節できるスライダー付きのものやイヤーパッドの角度を調節できるヘッドホンなら、どんな頭の大きさの人にもしっかりフィットしてくれます。「ヘッドホンはサイズ選びが不安」「家族で一緒に使いたい」という場合は、調節機能の有無を確認するのも重要です。
ゲーム用にはマイク付きがおすすめ
「友達とボイスチャットしながらゲームがしたい」「リモート会議やオンライン授業用のヘッドホンが欲しい」そんな人は、マイク付きの商品を選びましょう。ゲームやキーボード操作をしながら、快適にハンズフリー通話ができます。
スマートな使いやすさを求めるなら、リモコン付きヘッドホンがおすすめ。いちいちパソコンやスマートフォンを操作しなくても、ヘッドホンだけで音量調整や通話の応答ができます。また、ミュート機能を搭載したヘッドホンであれば、プライバシーを守りながら相手とコミュニケーションがとれますよ。
関連記事:【テレワークが快適!】マイク付きヘッドホンおすすめ20選|❘ワイヤレス・Switch対応・子供向けも紹介
関連記事:【ライブ配信もテレワークも円滑に】ピンマイクおすすめ15選|動きやすいワイヤレスタイプも紹介
音質にこだわるならハイエンドモデル
音質にとことんこだわりたい人は、各メーカーが上級者向けのアイテムとして開発したハイエンドモデルをチェックしましょう。優れたスペック・機能性を備えており、ワンランク上の音楽鑑賞を楽しめます。より解像度の高い音楽を楽しめるハイレゾ音源対応モデルや、立体的なサウンドを再生できるサラウンド機能を備えた商品がおすすめですよ。
安いVS高い!開放型ヘッドホンの比較
開放型ヘッドホンは、1万円台のものから10万円を超えるものまで幅広い価格の商品が登場しています。単純に高級なものは高性能であることは間違いないですが、「具体的な違いは?」「どんな人には高級モデルがおすすめ?」といった疑問が生まれますよね。今回は、2つの商品を比較して特徴をまとめてみました。
安い開放型ヘッドホンの特徴(1万円以下のモデル)
新開発の大口径ドライバーを搭載し、抜けのいいナチュラルサウンドを再生してくれる有線タイプのヘッドホン。力強く響く低音から伸びのある中音まで、幅広い音域をバランスよく表現します。高いヘッドホンのような特筆する部分は少ないものの、オールマイティに使いやすい商品です。初めて開放型ヘッドホンを購入する人も、存分に魅力を味わえるでしょう。
リーズナブルな価格ながらも3Dウイングサポートによって、疲労感の少ない軽いつけ心地を実現しています。開放型ならではのサウンドを楽しみたい人・装着感にこだわりたい人は選んで間違いなしのアイテムですよ。
- 初めて開放型ヘッドホンを購入する人
- 日常で使いやすい軽い装着感を求める人
- さまざまなジャンルの音楽を楽しみたい人
高い開放型ヘッドホンの特徴(6万円前後のモデル)
片出しケーブルの安価モデルとは違って両出しケーブルを採用しているので、左右で均等な音質を再生できます。ケーブルは着脱可能なため、断線したり古くなったりしたら取り換えられるのも嬉しいポイントです。
低音から高音までハイクオリティな本物のサウンドを実現していますが、インピーダンスは150Ωに抑えられ汎用性は高くなっています。モバイルプレーヤーであっても、精密に再現された音楽を楽しめるでしょう。
許容差±1dbを維持するトランスデューサー(変換器、小型スピーカー)を手作業で組み込んでおり、熟練した職人技と最新技術が組み合わさった製品です。
- 細かな音のニュアンスも感じたい人
- ケーブルを交換して使いたい人
- 長く使える名機を求める人
開放型ヘッドホンのおすすめ人気メーカー
開放型ヘッドホンは、さまざまなメーカーから販売されています。初めてヘッドホンを買う人の中には「人気のメーカーから商品を選びたい」「メーカーごとの特徴を知りたい」という人も多いですよね。ここからは、多くの人気メーカーの中でも特におすすめのブランドを5つ紹介します。
世界で初めて開放型ヘッドホンを開発した「SENNHEISER(ゼンハイザー)」

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老舗オーディオメーカーであるSENNHEISERは、世界初のオープンエアー型(開放型)ヘッドホンを開発した企業でもあり、開放型ヘッドホンのラインナップが豊富に揃っています。プロフェッショナル向けの業務用モデルだけでなく、一般向けの商品も多数登場しています。
- 世界で初めて開放型ヘッドホンを開発した老舗メーカー
- プロ向けから一般向けまでラインナップが豊富
ゼンハイザーのおすすめヘッドホンはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:【音楽好きが選ぶ】ゼンハイザー おすすめ ヘッドホン12選| 用途別の選び方を徹底解説(2021年)
原音に忠実なサウンドを表現する「AKG(アーカーゲー)」

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AKGはもともとは映画撮影などで使うマイクを取り扱うメーカーで、その優れた製造技術によってハイスペックなヘッドホンを開発しています。原音に忠実なサウンドを再生できるAKGのヘッドホンは、レコーディング現場や放送局で多く採用されているほど。音源そのままの魅力を感じたい人におすすめです。
- ハイスペックモデルが多数販売されている
- レコーディングスタジオや放送局でも採用される実力
AKGのおすすめヘッドホンはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:【全シリーズ解説】AKGのヘッドホンの選び方がわかる!おすすめ15製品の人気ランキングを紹介
コスパモデルから高級モデルまで揃う「audio-technica(オーディオテクニカ)」

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オーディオテクニカは、1962年に誕生した日本のオーディオメーカーです。ヘッドホン・イヤホンともに人気商品が多く、開放型ヘッドホンのバリエーションも豊富に展開されています。リーズナブルなものからハイエンドモデルまで、価格帯の幅広さもオーディオテクニカの商品の特徴です。
- 開放型ヘッドホンのバリエーションが多い
- コストパフォーマンスを求める人におすすめ
誰もが知っている超有名メーカー「SONY(ソニー)」

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ヘッドホン・スピーカー・家電など、さまざまなアイテムを取り扱う大手電機メーカーSONY。ヘッドホンは独自の最新技術を採用した画期的な商品開発を行っており、最先端のテクノロジーを味わいたい人におすすめです。ハイレゾ音源に対応したモデルも多いので、音質にこだわる人はぜひチェックしてください。
- 大手メーカーだからこその安定の信頼&性能
- 最先端テクノロジーを取り入れた商品が多い
ソニーのおすすめヘッドホンはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:マニアが選ぶ!ソニーのおすすめヘッドホン15選|独自の最新技術やシリーズ別の特徴とは?
安定した音質と耐久性が魅力の「SHURE(シュア)」

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1925年にアメリカで誕生したオーディオメーカー。プロのミュージシャンやサウンドエンジニア向けの業務用モデルを多数販売しており、確かな性能と耐久性を備えています。一般向けのヘッドホンにもその技術が活かされており、解像度の高いサウンドを楽しめるおすすめのメーカーです。
- プロフェッショナル仕様のヘッドホンを販売
- 解像度に優れたクリアなサウンドが魅力
SHUREのおすすめヘッドホンはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:プロ仕様の本格モデルも!SHUREのヘッドホンおすすめ10選【2021年】
【有線】開放型ヘッドホンの人気ランキング比較一覧表
【有線】開放型ヘッドホンのおすすめ人気ランキング17選
ちょうどいいサウンドバランスが魅力のセミオープン型
プロフェッショナルヘッドホンとして展開されたHD681シリーズの1つで、深みのあるサウンドを得意とした商品です。ハウジングはセミオープン型(半開放型)を採用しています。開放型ならではのクリアサウンドを表現しつつも、低音域にメリハリを持たせたバランスのいい音質です。
重量はわずか220gで、使いやすさも抜群。ケーブルは長さ2.5mとロング設計になっており、テレビやゲーム機とも接続しやすいのがポイントです。多くの魅力を備えながらも4,000円以下で購入できるリーズナブルな価格設定で、コストパフォーマンスを求める人におすすめです。
重量 | 220g |
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周波数帯 | 10~30,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 2.5m |
メーカーの独自技術を取り入れたハイエンドモデル
独自技術「Ergonomic acoustic refinement」を採用することで、明瞭かつ正確な音を耳に届けてくれます。解放型ヘッドホンの発祥となったSENNHEISERの透明度のあるクリアサウンドを存分に味わえるのが特徴。さまざまなジャンルの音楽を楽しみたい人におすすめです。
イヤーパッドにはベロア素材を使用し、優しい肌触りと通気性を備えました。イヤーパッドは交換可能な設計になっているので、長くきれいな状態で使えますよ。ケーブルは6.3mmと3.5mmの2種類を付属しており、接続する機器に合わせて使い分けが可能です。
重量 | 255g |
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周波数帯 | 12~38,500Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
コンパクトで使いやすいオンイヤー型ヘッドホン
多くの開放型ヘッドホンの中でも、圧倒的なコンパクトさを誇るSHUREの人気アイテム。耳をすっぽり覆うアラウンドイヤーではなく、耳に当てるように装着するオンイヤー型のイヤーパッドを採用しています。耳が蒸れにくく、軽い装着感を味わえるのが魅力です。
また、ヘッドバンドではなくイヤーパッド部分が上下に可動する設計になっており、頭に装着してからの位置調整が簡単になっています。フレーム部分は折りたたみできるので、持ち運びや収納時にも便利ですよ。シンプルな見た目と小型デザインで、取り回しのよさにこだわった商品です。
重量 | 150g |
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周波数帯 | 30~20,000Hz |
イヤーパッド | オンイヤー |
コード長さ | 1.52m |
楽器演奏に最適なオープンエアー型ヘッドホン
高性能40mmドライバーユニットを搭載し、低音域~高音域のバランスに優れた高品質サウンドを再生します。たっぷりの音量感と細かなニュアンスの表現力を兼ね備えているので、電子ピアノといったデジタル楽器を自宅で練習するときにおすすめですよ。
開放型のヘッドホンは周囲の音が聞き取りやすいので、電話の着信やアラームにもすぐに気付けて安心です。イヤーパッドには布製の素材を使用しており、快適な装着感を提供してくれます。200gの軽量設計で、長時間の使用でもストレスを感じません。
重量 | 200g |
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周波数帯 | 10~25000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
プロフェッショナル仕様の半開放型ヘッドホン
レコーディングスタジオで使えるようなプロ仕様のスペックを備えたセミオープン型のヘッドホン。音の方向や奥行を表現した立体的なサウンドが魅力です。プロフェッショナルヘッドホン専用の「XXLトランスデューサー」を搭載しており、歪みの少ないナチュラルサウンドを楽しめます。
イヤーカップは上下左右に可動するため、どんな人の耳にもぴったりフィットしますよ。さらに、厚みのあるイヤーパッドが頭にかかる圧力を分散してくれるので、長時間使用しても快適なつけ心地を持続してくれます。高級感のあるデザインも目を惹かれますよね。
重量 | 230g |
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周波数帯 | 15~25,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
ナチュラルサウンドで楽器の音を忠実に再現
人気楽器メーカーであるヤマハから販売されている開放型ヘッドホン。楽器から生まれる豊かな音色を忠実に表現できるので、電子ピアノやギターの自宅練習用ヘッドホンにぴったりです。ドライバーユニットに通気孔を開けることで、抜けのある自然なサウンドに仕上げています。
ハウジング部分は横に90度回転する設計になっており、コンパクトに折りたたむことができます。バッグやデスクに収納しやすく、持ち運びにも便利です。1.2mの通常ケーブルと2mの延長コードを付属しているので、使いやすさも抜群ですよ。
重量 | 180g |
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周波数帯 | 20~20,000Hz |
イヤーパッド | オンイヤー |
コード長さ | 1.2m |
スタジオクオリティの高品質サウンドを楽しめる
メーカー初のプロフェッショナルモデルとなるこの商品。開放型ヘッドホン専用の新開発ドライバーユニットを搭載しており、どんなジャンルの曲にも対応するフラットな音質が特徴です。イヤーパッド背面にアルミニウムパンチングメッシュを採用していて、自然な音の広がりをサポートしています。
通気性に優れているので、作業や勉強中などの長時間の使用にもおすすめです。210gと軽量に作られているのもポイント。ケーブルはリケーブル(着脱)対応なので、使わないときは取り外して収納したり断線時にケーブルだけを付け替えたりできます。
重量 | 210g |
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周波数帯 | 5~40,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
前機種から受け継いだ伝統サウンドとデザイン
SENNHEISERの人気ヘッドホンシリーズ「HD 500」の上位機種モデルで、キレのある高音質が特徴です。ドライバーユニットの角度をつけることで、振動板から生まれた音が耳まで正確に届きます。より自然で広がりのあるサウンドを実現したヘッドホンです。
独特なデザインは従来モデルから受け継がれているもので、オーディオファンの間では「プリン」と呼ばれ愛されています。イヤーパッドには柔らかい皮素材を使用し、表面はベロア素材で仕上げています。耳に優しくフィットしつつ、抜群の肌触りを感じられるつけ心地が魅力です。
重量 | 249g |
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周波数帯 | 12~38,500Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
抜けのいい中音域が魅力の独自構造ハウジング
プロフェッショナル・スタジオヘッドホンとして、高級感のあるデザインと高品質サウンドを兼ね備えた人気商品。メーカー独自に開発したオープンエアー型のハウジングは、中音域のサウンド再生に優れています。1つ1つの音色を丁寧に表現するので、細かな音のニュアンスも楽しめますよ。
まるでレコーディングスタジオのような、本格的なデザインも魅力的ですよね。大きなイヤーパッドが耳を丸ごと包み込んでくれるので、音の広がりをしっかりと堪能できます。ヘッドバンドにはセルフアジャスト機構を採用しており、装着するだけで自動的に頭にフィットしてくれます。
重量 | 290g |
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周波数帯 | 10~39,800Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
本格的な音楽制作にも使えるハイスペックモデル
ミキシングやモニターといった音楽制作の作業用ヘッドホンとして最適なアイテム。プロ仕様の製品を多数開発してきたSHUREならではの、安定したスペックと耐久性を備えたヘッドホンです。40mmダイナミック型ドライバーユニットを搭載し、低音域の絶妙なバランスを実現しています。
耳元で音が鳴っている感覚ではなく、まるでスピーカーで聞いているような音のある空間を楽しめるのが魅力。クリアサウンドと耳にジャストフィットするイヤーパッドによって、長時間でも痛みや聞き疲れのない快適な使用感を味わえます。
重量 | 343g |
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周波数帯 | 15~27,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 2.1m |
低音域もパワフルに表現できる万能ヘッドホン
さまざまなサウンドエンジニアやミュージシャンに愛用され、世界的なベストセラーとなった人気ヘッドホン。原音に対しての忠実な再現力を持ち、くっきりとした音の輪郭を感じることができます。また、開放型ながらも力強い低音を再生できる対応音域の幅広さも特徴です。
商品はドイツの熟練の職人によって1つ1つ丁寧に作られていて、安定した耐久性を備えています。パーツによっては故障時に交換することが可能なので、長く愛用できて嬉しいですよね。プロ仕様のサウンド品質&優れた耐久性を求める人におすすめのヘッドホンです。
重量 | 250g |
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周波数帯 | 5~35,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
音の余韻まで楽しめる高解像度サウンド
聞き取りのいいサウンドと快適なフィット感を兼ね備えた開放型ヘッドホン。新開発のドライバーユニットを搭載しており、迫力のある低音域から抜けのいい中音域、伸びのある高音域まで幅広く再生します。通気性のいいイヤーカップが空気の流れを最適化し、余韻のある美しいサウンドを実現しました。
ヘッドバンド部分には3Dウイングサポートを採用。頭を押さえつけない自然なフィット感で、ヘッドホン特有の圧迫感を感じません。どんな人にも快適なつけ心地を提供してくれるので、「頭が大きいからヘッドホンを買いづらい」という人にもおすすめですよ。
重量 | 235g |
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周波数帯 | 5~25,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
スタイリッシュなデザインとポイントカラーに注目
高級感のある質感とスタイリッシュなデザインが魅力のヘッドホン。ブラックを基調としたボディにオレンジのポイントカラーを加えることで、おしゃれな外観に仕上げました。音質はもちろん、ヘッドホンのデザインにもこだわりたい人におすすめの商品です。
メーカー独自のハウジングシステムを採用することで、奥行きのあるサラウンドサウンドを実現。まるで目の前で演奏を聞いているような広がりのある音を味わえます。イヤーパッドには低反発の素材を使用しているので、耳の形に合わせてクッションがぴったりと密着します。
重量 | 298g |
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周波数帯 | 10~39,800Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
こだわりの音響構造から生まれるピュアサウンド
従来モデルから約30%の軽量化に成功し、さらに使いやすさを向上させた改良モデル。重厚感のある革製のヘッドバンドで落ち着いた雰囲気を持たせながらも、装着する人の快適さにこだわった親切設計が嬉しいですよね。長時間の使用でも安心ですよ。
音を生み出す振動板の部分にはステルスマグネットを採用しており、歪みの少ないピュアなサウンドを再生できるのが特徴です。音楽信号の伝導性に優れており、正確な音を耳に届けてくれます。3.5mmのミニプラグケーブルと6.35mmの変換ケーブルを付属しています。
重量 | 390g |
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周波数帯 | 20~20,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | - |
SENNHEISERの技術を詰め込んだ高級モデル
高性能プレミアムモデルの後継機として販売されている商品。SENNHEISERの長年の開発経験とテクノロジーをたっぷりと詰め込んだアイテムとなっています。独自の「アブソーバーテクノロジー」によってハウジング内に響く振動を最適化し、繊細な音も忠実に再現します。
トランスデューサーシステム(信号変換機)には前モデルの技術をそのまま取り入れ、SENNHEISER伝統の高品質サウンドを受け継ぎました。他では味わえないワンランク上の臨場感を楽しみたい人は要チェック。高級感のあるリッチなデザインも魅力的です。
重量 | 330g |
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周波数帯 | 4~51,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
自然なサウンドを楽しめるフラッグシップモデル
人気メーカーAKGの開放型ヘッドホンの中で、フラッグシップモデルとしてのポジションを担う商品。独自のハウジング構造が内部の不要な共鳴を抑えてくれるため、まるで生演奏を聴いているようなナチュラルなサウンドを楽しめます。音の爽やかな広がりも十分に感じられますよ。
ヘッドバンドの長さが11段階で調整できるので、どんな人の頭にもフレームがしっかりフィットします。使いやすさをキープしつつも使用するパーツを極限まで減らすことで、ヘッドホン本体の軽量化を実現しました。高音質かつ軽い使用感を求める人におすすめのヘッドホンです。
重量 | 398g |
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周波数帯 | 5~54,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
開放型ヘッドホンの代表HD650を継ぐ名機!
振動板には軽量なアルミニウム製のボイスコイルを採用し、取り回しのよさにこだわったヘッドホン。優れた応答性能と忠実なサウンド表現によって、多くのオーディオファンに愛される商品です。音の歪みを最小限に抑えたクリアな音質にも注目してください。
ケーブルには伝導性に優れたOFC銅線を使用しています。タッチノイズが少なく、ヘッドホンを使用しながらの作業にも最適です。ケーブルは脱着式なので、必要に応じて交換したり収納時に取り外したりとシーンに合わせた使い方ができます。ヘッドホンを長く愛用したい人におすすめです。
重量 | 260g |
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周波数帯 | 10~41,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
コード長さ | 3m |
【ワイヤレス】開放型ヘッドホンのおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 重量 | 周波数帯 | イヤーパッド | 稼働時間 | |
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![]() | HIFIMAN Deva | 楽天市場¥58,085 AmazonYahoo! | 360g | 20~20,000Hz | アラウンドイヤー | 7時間 |
![]() | KOSS Porta Pro Wireless | 楽天市場¥11,800 AmazonYahoo! | 70g | 15~25,000Hz | オンイヤー | 4時間 |
![]() | SONY MDR-IF245RK | 楽天市場¥7,980 AmazonYahoo! | 200g | 10~24,000Hz | オンイヤー | 7時間 |
【ワイヤレス】開放型ヘッドホンのおすすめ人気ランキング3選
映画鑑賞にぴったりなトランスミッター式
トランスミッター式の接続方法を採用したSONYのコードレスヘッドホン。トランスミッターとテレビやスマートフォンなどの端末を有線接続して、赤外線伝送でヘッドホンに音楽が届く仕組みです。赤外線が届く範囲内であれば、お部屋を自由に動き回れますよ。
「Bluetoothなどのワイヤレス設定は難しい」という人でも、トランスミッターなら簡単に接続できるのが魅力。使い終わったあとはトランスミッターに乗せるだけでバッテリーが充電できます。ヘッドバンドはフリーアジャスト機構になっており、面倒な調節なしで自然に頭にフィットします。
重量 | 200g |
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周波数帯 | 10~24,000Hz |
イヤーパッド | オンイヤー |
稼働時間 | 7時間 |
人気モデルをワイヤレス化した待望のアイテム
ロングセラーとなったKOSSの人気商品「Porta Pro」をワイヤレス化した次世代モデル。Bluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、ケーブルいらずで音楽を楽しめます。最大12時間の連続再生ができる長持ちバッテリーなので、お出かけ先での使用にもおすすめです。
左右のイヤーパッドを繋ぐケーブルには、リモコンを搭載しています。音楽の再生/停止・曲送りなどの操作はもちろん、通話の応答ボタンとしても使えます。内蔵マイクによってハンズフリー通話ができるので、使い道がより広がりますよ。専用ケース付きで収納にも困りません。
重量 | 70g |
---|---|
周波数帯 | 15~25,000Hz |
イヤーパッド | オンイヤー |
稼働時間 | 4時間 |
さまざまなデバイスに接続できる3Way仕様
3.5mmミニプラグ・USB・Bluetoothの3つの接続方法に対応しており、デバイスや利用シーンに応じた使い方ができる万能ヘッドホン。自宅でも屋外でも、その時にぴったりのスタイルで音楽を再生できます。ナチュラルなブラウンカラーも魅力的ですよね。
付属の専用レシーバー「Bluemini」は、ヘッドホンに取り付けるだけでBluetoothレシーバー・ヘッドホンアンプ・DAC(音楽信号を接続デバイスに最適なものに変換してくれる機器)の役割を果たしてくれます。優れた互換性と使いやすさを備えたおすすめ商品です。
重量 | 360g |
---|---|
周波数帯 | 20~20,000Hz |
イヤーパッド | アラウンドイヤー |
稼働時間 | 7時間 |
開放型ヘッドホンの関連商品
ここからは、開放型ヘッドホンの購入を検討している人におすすめのアイテムを紹介します。ゲームをプレイしたい人にぴったりな商品からヘッドホンをより快適に使える便利商品まで、魅力的なアイテムが多数登場しますよ。ぜひヘッドホンと一緒にチェックしてみてください。
快適なプレイをサポートする「ゲーミングヘッドセット」
主にゲーム目的でヘッドホンを使用する人は、もともとゲーミング用に作られた商品を選ぶのがおすすめです。ゲーム内の足音や銃声を聞き取りやすくしたものや、長時間でも快適に使用できる冷却ジェル入りのイヤーパッド付きのもの、ゲームと連動してLEDライトが光るものなどが登場しています。
関連記事:【最強】プロゲーマーも納得のおすすめゲーミングヘッドセットランキング10選
デスクがすっきりと片付く「ヘッドホンスタンド」
ヘッドホンはイヤホンに比べてサイズが大きいので、収納場所に困っているという人も多いですよね。ヘッドホンスタンドがあれば、デスクがすっきりと片付くだけではなく、ヘッドホンも適切に保管できて安心です。万が一ドリンクをデスクにこぼしてしまったときも、ヘッドホンの水没を防ぐことができますよ。
さらに高音質を楽しみたいなら「ヘッドホンアンプ」
ヘッドホンアンプとは、スマートフォンやパソコンで音楽再生をするときに音楽信号を増幅できる機器のこと。より大きな音・高音質での再生が可能になります。普段よりワンランク上の音楽鑑賞を楽しみたい人や音質にこだわりたい人におすすめのアイテムです。
おすすめ開放型ヘッドホンまとめ
- 開放型ヘッドホンは、透明感のあるナチュラルサウンドが魅力!
- プロ仕様のハイスペックモデルが多い
- 通気性が良く長時間の使用にもおすすめ
- ロングケーブル設計なら、テレビ鑑賞やゲームにも使いやすい
- バランスのいいサウンドを楽しみたいなら開放型がおすすめ
今回は、開放型ヘッドホンの魅力をたっぷりとお届けしました。合計20選の多様な商品が登場しましたが、皆さんの気になるアイテムは見つかりましたか?おすすめの関連商品も合わせて紹介しているので、気になる人はぜひ一緒ににチェックしてくださいね。最高の開放型ヘッドホンを選んで、豊かなナチュラルサウンドを楽しみましょう!
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