プロジェクターにはいろいろなタイプがあり、安い機種から高価なモノまでさまざまです。
家庭でやビジネスで使うのにどれが良いのかと迷う人も多いと思います。
そこで今回はレントリーでさまざまなプロジェクターを使って、どれが本当におすすめなのか徹底検証してみました!
格安プロジェクターから高価なプロジェクターまで実際に使った感想を比較レビューしてランキング形式でまとめています。
デザイン、画像、音質、操作性などをしっかり比較しながら徹底検証しているので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ホームプロジェクターを実際に検証しています




家庭用のホームプロジェクターの選び方
プロジェークターを選ぶ際に知っておいて欲しいこと
- Andorid搭載型のメリット
- パネル(投影方式)の違い
- 明るさはルーメン(輝度)
- 解像度で映像美が変わる
- 投影距離
- 台形補正
- 端子の数やBluetooth対応か
- 音質・スピーカー
Andorid搭載しているとスマホ無しでも映画など見れる
最近のプロジェクターにはAndroid搭載モデルが増えています。「Androidが搭載されていると何が良いの?」と思う人も多いと思いますが、Androidが搭載されているメリットは、Wifiと接続すればそのままNetflixやAmazon Primeを投影して楽しめることです。
Androidに対応していない場合だと、スマホやPCと繋がないとダメでしたが、家庭用プロジェクターだけでYoutubeやAmzonプライム、NetFlixなどが見れるのでとても快適です。
自宅でネット配信映像や映画をみたい、DAZNなどでスポーツを観戦したいならAndroidがオススメ
パネル(投影方式)は画質に違いを生む
液晶パネル(透過型3LCD)
3つの液晶に三原色である「赤」「緑」「青」の3色を当てて、透過した映像を投影します。多くの機種に搭載されていますが、画質や解像度をそれほど高くできないのがネックです。ドットの格子が目立つ、あまりコントラストを高くできない、黒が締まらないなどのデメリットもありますが、近年の液晶方式のプロジェクターは非常に高画質化してきています。
DLP方式
DLPとは「デジタル・ライト・プロセッシング」の略で、鏡を使って光を反射させて投影します。コントラストの高い鮮明な投影を実現するほか、ドットの格子が目立たない、経年劣化もしづらいなどのメリットがあります。ただし人によっては「レインボーノイズ」と呼ばれる残像が気になることがあり、DLP方式のプロジェクターの大きなデメリットとなっています。
低コストでの生産が可能であるため、ホームプロジェクターでは液晶方式がDLP方式のどちらかが採用されることが多くなっています。また、小型化も可能で、モバイル用途でも使われます。
LCOS方式
LCOS方式は、「リキッド・クリスタル・オン・シリコン」の略で、液晶方式をより高度化した仕組みとなります。DLPと同じ反射タイプですが、ミラーではなく液晶を使っているのが特長。輝度が高く、高画質です。その半面、本体が大きくなる傾向にあり、価格が高くなりがちです。
そのため家庭用プロジェクターの中では、数十万円する高級モデルなどに搭載されていることがあります。
明るさはルーメン(輝度)をチェック
明るさはルーメンで表示されます。暗い部屋で使う場合にはあまり明るさは必要ありませんが、明るい部屋で使う場合には、ルーメンの高さが重要です。ビジネスやプレゼンで使用する際には会議室があかる場合があるので、ルーメンの数字が高いものを選びましょう!
家庭用プロジェクターの明るさは100~3000ルーメンまで幅広いのですが、明るい場所で使う場合は2000ルーメン以上が推奨されています。
解像度(パネル画素数)
解像度は映像の美しさを示す重要な数字です。
とくにプロジェクターだと大画面で楽しみたい人が多いので「画質が粗い」「画像が汚い」のが気になる人も多いと思います。
個人的にもプロジェクターで映像を楽しむ時は贅沢に楽しみたいので、画質が悪いプロジェクターはすぐに使わなくなった経験があります。わざわざプロジェクターを使って映画やスポーツを見たいという人なら、解像度が高いプロジェクターを選んだ方が満足度は上がるのでオススメです!
最近は動画自体が高画質に対応しているので、プロジェクター側でもフルハイビジョン(1920×1080)や4K(3840×2160)にすると、画質の劣化がなく高精細な映像が楽しめます。
解像度(最大) | 総画素数 |
---|---|
VGA | 640×480 |
SVGA | 800×600 |
XGA | 1024×768 |
SXGA | 1280×1024 |
WXGA+ | 1440×900 |
UXGA | 1600×1200 |
WUXGA | 1920×1200 |
QXGA | 2048×1536 |
4K | 3840×2160 |
画面の縦横比率「アスペクト比」
投影画面の縦横の比率を「アスペクト比」といいます。家庭用プロジェクターでは、主に16:9もしくは16:10が主流です。
【16:9】に対応しているのはテレビやDVD、YouTubeなど【16:10】はPC画面や液晶モニターなどで使われることが多いアスペクト比になります。
アスペクト比はプロジェクターが自動で変換してくれますが、変換がうまくいかなかった場合には、映像が小さくなる・一部が切れてしまうなどの問題が生じるので注意しましょう!
プロジェクターとスクリーンの距離は事前にチェックする
プロジェクター選びでは、投影距離も重要です。遠くでも映るか、近くでも映るかの2点の確認が必要で、特にプロジェクターとスクリーンの距離が遠いほど大きいサイズに投影できますが、そん分だけど性能が高いものが必要になります。
また逆に一人暮らし用の狭い部屋だと、スクリーンや壁までの距離が近すぎてピントが合わないということが怒るので注意が必要です。特に安い製品だとピント機能が弱いので気をつけましょう!
台形補正機能があるとどこにおいて安心


台形補正機能とは、プロジェクターの映像が傾いたり、斜めになった時に自動で修正してくれる機能です。天井にうつしたり、壁に写すときに必ずしもまっすぐ正面から写せるとは限りません。そんな時に台形補正があると、上下左右の歪みを直してくれるのでとても快適に使えます!
プロジェクターの端子やBluetooth接続ができるか
プロジェクターは、一般的にPCやスマートフォン、ゲーム機、DVDプレーヤーなどと繋いで、機器から映像データを送信して投影します。
最近では接続タイプの主流は「HDMI」ですが、アナログ接続の「VGA」が搭載されているのもあります。またWi-FiやBluetoothでの無線LAN通信機能を搭載しているモデルも増えていますが、コードレスで接続できるので、とても便利です。
内蔵スピーカー
スピーカーを内蔵しているプロジェクターだと、音響機器を別途用意しなくても映像を楽しめます。ただしホームシアターでは音質にも限界があるので、迫力あるサラウンドで楽しみたいということであれば、ホームシアターや専用スピーカーと接続するのがオススメです!
家庭用のホームプロジェクターにはEPSONやSONYといった国内ブランドメーカーから、Anker、BenQ、LG、ASUS、Vivitekなどの数多くのメーカーが家庭用プロジェクターがあります。
また最近ではAnkerなどAmazonでの人気メーカーも多くあり、コスパがよくて高品質のアイテムが沢山あります。今回はその中でも品質がよくて安く購入できる人気モデルを厳選していきます!
関連記事:ホームシアタースピーカーのおすすめ15選|配置が簡単なワイヤレスタイプも【2021年最新版】
安いプロジェクターと高いプロジェクターを徹底比較した結果
映像の美しさや音の良さは価格に比例する
家庭専用でプロジェクターを使用する場合には、BOX型のプロジェクターがおすすめです。
リビングやオフィスでの使用を前提としているので、プロジェクターのサイズが多少大きくなっても、機能が充実したタイプを選ぶとより高画質・高音質な空間が味わえます!
暗い部屋で写すなら比較的安いプロジェクターでもOK
暗い場所でプロジェクターを使うのであれば、比較的安いプロジェクターでもしっかりと映像を楽しむことができます。安い機種だと輝度が弱いので明るい場所での使用には向きませんが、真っ暗な部屋などで使うなら十分です。
コンパクトになればなるほど高い!持ち運びにも便利!
家庭でも使いたいし、アウトドアやキャンプでも使用したいという場合には、機能とコンパクトさのバランスが充実です。ただし小型のプロジェクターにもペットボトルほど大きさから、手のひらに治まるサイズまでさまざまです。サイズがコンパクトになるほど性能が限られる、もしくは価格が高くなります。小さくて高性能=値段も高いという構図になるので、どの程度を求めるかというのがポイントです。
家庭用 (モバイル)プロジェクターでできること
テレビの代わりに使いたい
家庭用プロジェクターをテレビの代わりに使用するケースが増えてきました!テレビ番組を見ないで、ネット配信の番組やYoutube、ネットフリックスをメインで見る人には、プロジェクターをテレビ代わりにするのもオススメです。
映画やスポーツもスクリーンの大画面で見れるので自宅にお洒落なホームシアターを作れます!Picky’s編集部のスタッフもほとんどがテレビをもたずに、プロジェクター生活を送っています。
Iphoneなどスマホやタブレットの映像を見たい
スマホやタブレットで見ている映像をプロジェクターで見たい場合にはLightningケーブル対応やMicroUSBケーブルに対応しているものを選ぶと便利です!またWifi接続できるタイプだと、ケーブルを繋げずにワイヤレスでも使えます!プロジェクターのそばにスマホがなくても便利なのでwifi接続できるのがオススメです。
仕事やビジネスでも使いたい
家庭用とビジネス用の違いは使う場所の明るさです。自宅だと暗さを好きに調整できますが、会社だと明るい場所でスクリーンに写す場合が多いです。
なので仕事でも使いたい場合には、明るくてもしっかりと映るタイプルーメン(輝度)が高いタイプを選びましょう!輝度が高ければ、自宅が明るい場合でも便利です!
アウトドアやキャンプを映画館にできる
アウトドアやキャンプでも使いたい場合には、USB接続ができて充電式タイプがおすすめです。USBで給電できればモバイルバッテリーなどで給電しながら使えるので、充電が切れても安心です。また持ち運ぶときには小さい方が便利です。手のひらサイズのモバイルプロジェクターや小型プロジェクターだといつでもバックやポケットに入れて持ち運べるの人気です!
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【家庭用】プロジェクター おすすめ
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【格安】家庭用プロジェクター おすすめ
このほかにもPicky’s編集部では様々なプロジェクターを紹介しています。
以下の記事なども参考に、ぜひ色々比較してみてください。
関連記事:【2021年】モバイルプロジェクターおすすめ10選 |キャンプや屋外で徹底比較 & 実写レビュー
ホームプロジェクター よくある質問
3D映像への対応しているプロジェクターはありますか
映画などでも増えてきた3D映像を楽しみたいなら、3D映像対応のプロジェクターを選ぶ必要があります。
ほとんどの場合、3D映像の視聴には専用の3Dメガネが必要で、別売オプションとなっています。必要に応じて購入するようにしましょう。
大きさ・重さ選びで重要なポイントはありますか?
家庭用プロジェクターの場合、据え置きにすることが多いのでそこまで重要ではありませんが、用途によっては大きさや重さにも注目したいところです。複数の部屋でプロジェクターを使用したい方や、キャンプやイベントなど外出先でも使いたい方は、小型軽量で持ち運びやすいモバイルプロジェクターがおすすめです。
関連記事:【2021年】モバイルプロジェクターおすすめ10選 |キャンプや屋外で徹底比較 &実写レビュー
ホームプロジェクターの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているホームプロジェクターのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
ホームプロジェクターまとめ
ホームプロジェクターは好きな映画やスポーツの試合を見るのにとてもオススメのホーム家電です。
テレビやスマホでは感じれない臨場感や迫力があり、自宅でリラックスしながら映画館のようなワクワク感を楽しめます。
プロジェクターにもいろいろなタイプがありますが、個人的には画質が良い・明るい・android搭載のこの3点は欠かせないところです。
ぜひ自分にぴったりのプロジェクターを見つけて家庭やビジネスシーンで役立ててみてください!
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