「Unsplashってカメラマンにどんなメリットがあるの?」
「Unsplashと他のフリー画像サイトの違いはなに?」
無料ストックフォトサイトUnsplashはブロガーやメディアの方で使用する方は多いのですが、カメラマンで使用している方は少ないかと思います。
ですが、Unsplashはカメラマンにこそ活用してほしいサイトなんです。
そこでこの記事では、Unsplashの個人アカウントにて最高月間500万アクセスを達成した経験のある筆者が、カメラマンにおけるUnsplashの活用方法を詳しく解説します。
https://twitter.com/keisukeh6/status/1153213191423320064
また、私はWebライターでもあるのでブロガーやWebメディアの方たちにもUnsplashの活用方法をご紹介していきます。
- Unsplashとはどんなサイトか
- カメラマンがUnsplashを利用するメリット
- ブロガー・WebメディアにUnsplashをおすすめする理由
5分ほどで読める内容になっていますので、カメラマン、ブロガーやWebメディアに関わる方々はぜひご一読ください。
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Unsplashとはどんなサイトか
まずはじめに、この章ではUnsplashとはどんなサイトかを簡単に説明しようと思います。
- 無料のフォトストックサイト
- 【商用利用可】Unsplashのライセンスについて
では解説していきます!
Unsplashは無料のストックフォトサイト
Unsplashはプロのカメラマンが投稿している無料のストックフォトサイトです。
プロのカメラマンが撮った写真は有料であることが多いので、プロが撮ったセンスのある写真を使いたいという方にはおすすめのサイトです。
サイトに投稿されている写真は、無料で使用でき、クレジットの記載が必要なく、商用利用も可能になっています。
また、サイトからダウンロードした写真は自由に加工できます。
デザイナーには持って来いのサイトですね!
【商用利用可】Unsplashのライセンスについて
UnsplashのライセンスはUnsplash独自のライセンスが適用されています。
以前はCC0ライセンスで写真が提供されていましたが、2017年からUnsplash独自のライセンスに切り替わています。
Unsplash独自のライセンスでは、
「他の画像検索配布サイト(Unsplashライクな感じのサイト)に流用してはならない」
という文言が記載されています。
参考
無料高品質画像サイトUnsplashとそのAPIの紹介鈍色スイッチ
その理由は、Unsplashに投稿された写真が他のストックフォトサイトでダウンロードできるようになっていたからです。
Unsplashで配布されている写真が他のストックフォトサイトでダウンロードできる状態になってしまうと、その写真が別のライセンスで配布されてしまう可能性があるからです。
そうなると、ダウンロードした写真が商用利用できないライセンスが適用されてしまうなど、その写真のライセンスが複雑になってしまいます。
難しい権利の話になってしまいましたが、利用する側は基本的にCC0ライセンスと同等の使い方ができますのでご安心ください。
ちなみにCC0ライセンスが適用された写真は、
- 無料で使用可能
- クレジット表記は必要ない
- 商用利用可能
っということで、ダウンロードした写真を自由に利用することができます。
CC0ライセンスについては以下の記事が参考になります。
参考
無料画像のライセンスについて~商用利用可能、著作権表記不要、改変自由なパブリックドメインとCC0ライセンス~ゼロからBLOG
Unsplashの写真は基本的にCC0ライセンスの写真と使用方法は変わりませんが、他のストックフォトサイトに流用することは禁止なので注意してください。
カメラマンがUnsplashを利用するメリット
この章では、カメラマンがUnsplashを利用するメリットをご紹介します。
基本的には他のストックフォトサイトと利用方法は変わらないので、Unsplashを利用するメリットを解説していきます。
- Unsplashは世界中のブロガーやWebメディアに自分の写真を使ってもらえるチャンスがある
- 日本人ではウケなかった写真が海外で評価される場合がある
- 無料で写真を提供するのはデメリットよりもメリットの方が大きい
- カメラマンにとってUnsplashは営業ツール
Unsplashは世界中のブロガーやWebメディアに自分の写真を使ってもらえるチャンスがある
カメラマンがUnsplashを利用する最大のメリットは、世界中のブロガーやメディアに自分の写真を使ってもらえるチャンスがあることです。
インスタグラムで写真を発信していると、たまに自分の写真をブログやメディアで利用したいという問い合わせが来ますが、インスタグラムはフロー型のSNSですのであまりそのようなチャンスは巡ってきません。
ですがUnsplashはストック型のサイトですので、タグ付けをして投稿することで自分の写真をしっかりアピールすることができます。
Unsplashは世界中のブロガーやメディアが利用するサイトですので、自分の写真をアピールするのにはうってつけのサイトです。
誰かがクレジット付きで自分の写真をメディアで使ってくれれば、それだけでアクセス数が数倍になる可能性があります。
ストックフォトサイトはタグ付けが命
ストックフォトサイトはタグ付けが命です。
ストックフォトサイトを利用するひとたちがどのようなワードで検索し、写真を探すのかを考えてタグ付けしましょう。
検索ワードとタグ付けした写真がしっかりマッチしているかが、利用者を増やすカギです。
日本人ではウケなかった写真が海外で評価される場合がある
ぼくは日本のフォトコンテストで入賞した経験はあるのですが、常連になることはできていません。
インスタグラムのフォロワー数も少ないです。
ですが、このUnsplashで写真を投稿したことでUnsplashでのアクセス数が500万アクセスを超えました。
よく自分の写真が日本で評価されなくても、海外では評価してもらえることがあるという話を耳にします。
ぼくはUnsplashに写真を投稿することで、そのことを身をもって経験しました。
無料で写真を提供するのはデメリットよりもメリットの方が大きい
無料で自分の写真を提供するのは嫌だと感じる方は多いでしょう。
僕もそのうち一人でした。
ですが、無料で写真を提供することで世界中の方にぼくの写真を使ってもらうことができました。
自分の写真を多くの人に見てもらいたいのは、カメラマンの方ならみな同じでしょう。
しかもUnsplshという大きなサイトで名を上げることができれば実績にもなるので、一石二鳥です。
有料のストックフォトサイトだと収益は少ないうえ、拡散もしません。
数枚でも良いのでUnsplashに写真を投稿してみることをおすすめします。
カメラマンにとってUnsplashは営業ツール
カメラマンにとってUnsplashは営業ツールです。
Unsplashで無料で写真を提供し、知名度が上がることで仕事を得ることができたというカメラマンが多くいます。
参考
プロの写真家はなぜ、ストックフォトサイト「Unsplash」に写真を無償提供するのか?AMP
Unsplashのようなストックフォトサイトは写真の販売を目的にするのではなく、営業ツールとして利用することをおすすめします。
ブロガー・WebメディアにおけるUnsplashの使い方
この章ではブロガー・Webメディアの方向けにUnsplashの使い方をご紹介します。
- おしゃれできれいな有料級の写真が無料で手に入る
- 商用利用ももちろん無料でOK!
- ライセンス関係の難しい問題を気にする必要がない
- APIを使用することで、Unsplashの写真をランダムに表示できる
の順にご紹介します。
おしゃれできれいな有料級の写真が無料で手に入る
Unsplashは、プロのカメラマンが撮影した写真を無料で利用することができます。
他サイトでは有料プランに加入しないと利用できないようなクオリティの写真が無料で使えます!
センスある写真が豊富ですので、ブログやメディアを簡単におしゃれにすることができます。
商用利用ももちろん無料でOK!
Unsplashの写真はすべて商用利用も可能になっています。
また、クレジットの記載や使用許可なども取る必要がないので、自由に写真をダウンロードし使用することができます。
ライセンス関係の難しい問題を気にする必要がない
Unsplashの利用者はライセンス関係の難しい問題を気にする必要がありません。
サイトにアクセスし、すぐに写真のダウンロード・利用をすることができます。
他サイトですと、商用利用できるものとそうでないものが混在していたりするので注意する必要がありますが、Unsplashではそういう煩わしさは一切ありません。
APIを使用することで、Unsplashの写真をランダムに表示できる
Unsplashの写真はAPIを使用することで自分のサイトに画像をランダムに表示することができます。
APIとは簡単に説明すると、アプリとアプリを繋げてくれる機能のことを言います。
例えば、「Unsplash」と「Rentry」は別サイトですがAPIという機能を利用して繋がることができます。
とても便利な機能で、バリエーションのある表現を簡単にすることができるので、ぜひ導入しみてください。
では、簡単にやりかたをご紹介します。
- Unsplashからランダムに写真を取得・表示する
- Unsplashの特定のユーザーからランダムに写真を取得・表示する
の順に解説していきます。
Unsplashからランダムに写真を取得・表示する
では、実際にUnsplashからランダムに画像を取得してみましょう。
とはいっても、難しい操作は一切ありません。
以下のコードをHTMLで入力するだけです!
<img src="https://source.unsplash.com/random">
アドレスの末尾に「width=”680″」と入力すれば、写真のサイズを指定して貼り付けることができます。
以下の画像が、実際にAPIを使用してUnsplashからランダムに画像を取得し表示したものになります。
更新ボタンを押してみてください。ランダムに写真が表示されるかと思います。
このように簡単にUnsplashの写真をランダムに表示することができます。
ちなみにブログやWebメディアで利用する際はサイズを指定することをおすすめします。
画像サイズはサイトの表示速度に影響が出ますので注意しましょう。
おすすめは、長辺680ピクセルです。
大きくても長辺1280ピクセルにして表示させましょう。
Unsplashの特定のユーザーからランダムに写真を取得・表示する
Unsplashのお気に入りのユーザーからのみ写真を取得してランダムに表示することもできます。
コードは、以下のものになります。
<img src="https://source.unsplash.com/user/ユーザ名">
以下が、上記のコードを適用した写真になります。
今回は、ぼくの写真がランダムに表示されるようにしました。
Unsplashに自分の写真を投稿して、自分のサイトにランダム表示させるという使い方ができますので、カメラマンの方は参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、Unsplashの魅力をカメラマンとブロガー・メディアの両者の目線でご紹介しました。
ぼくがカメラマンでもあり、Webライターでもあることから、両者の目線で語らせていただきました。
簡単に記事をまとめると、
- Unsplashは無料のストックフォトサイト
- Unsplashは世界中のブロガーやWebメディアに自分の写真を使ってもらえるチャンスがある
- おしゃれできれいな有料級の写真が無料で手に入る【商用利用も可】
- ライセンス関係の難しい問題を気にする必要がない
- APIを使用することで、Unsplashの写真をランダムに表示できる
でしたね。
特にUnsplashのAPIはとても便利で、ブログやWebメディアを簡単におしゃれに彩ることができますので、ぜひ試してみてください!
この記事で書かれていることはすべて筆者の実体験からくる情報や体験談ですので、ぜひ参考にしてみてください!
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東尾ケイスケ
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