出典:iijmio.jp
eSIMを提供している数少ない格安SIMのIIJmio(アイ・アイ・ジェイ・ミオ)。実績豊富なIIJmioは、充実した通話オプションやデータ繰り越し機能など、サービス内容は非常に豊富です。しかし、さまざまなサービスを提供しているがゆえに、選ぶ基準がわからない方も多いはず。
本記事では、IIJmioのメリット・デメリットから料金プラン、利用者の口コミレビューまで幅広く紹介します。IIJmioの詳細な特徴を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した専門家

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目次
IIJmioの料金プラン詳細
IIJmioでは、下記5つのプランを展開しています。
- ギガプラン:データ定額(2GB・4GB・8GB・15GB・20GB)
- 従量制プラン:従量課金(1GB~)
- ミニマムスタートプラン:データ定額(3GB)
- ライトスタートプラン:データ定額(6GB)
- ファミリーシェアプラン:データ定額(12GB)
プラン数が豊富でどれを選べばいいのかと悩んでしまうと思いますが、実はこの中から選択肢は「ギガプラン」「従量性プラン」のほぼ2択です。
というのも、「ミニマムスタートプラン」「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」は少し古いプランで、現在では最新の「ギガプラン」のほうが使いやすく料金もお得になっているからです。
「従量制プラン」に関しては人によっては得になる可能性もあるので、ここでは「ギガプラン」「従量制プラン」の2つを解説します。
料金が最も安くて使いやすいのは「ギガプラン」の音声SIMとeSIM

出典:iijmio.jp
一番安くておすすめできるのが、2021年より提供が開始された新プランの「ギガプラン」です。ギガプランはデータ容量とSIMカードのタイプによって料金が変動します。
SIMタイプ | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
音声 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
SMS | 820円 | 970円 | 1,470円 | 1,780円 | 1,980円 |
データ | 740円 | 900円 | 1,400円 | 1,730円 | 1,950円 |
データ(eSIM) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
※2023年2月現在の情報・全て税込み価格
- 音声SIM:電話番号を使った音声通話が必要な人は、音声SIM一択
- SMS対応SIM:音声通話は必要ないけど、SMSが必要な人向け
- データSIM:音声通話・SMSが必要なく、データ通信のみ利用する人向け
- データeSIM:音声通話が必要なく、物理SIMカードも必要ない人向け
SIMタイプは、eSIM以外は大きく料金は変わりません。eSIM以外100円ほどの差しかないので、唯一音声通話が可能な「音声プラン」がおすすめです。
もし電話番号による音声通話が不要で、自分の利用するスマホやタブレットがeSIMに対応していれば、eSIMプランがおすすめ。最安値でIIJmioを利用できます。eSIMに対応している端末かどうかは、メーカーサイトなどで調べましょう。
編集部
月によって使用するデータ量の差が激しい場合は「従量制プラン」も選択肢に入れよう

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多くの人の場合ギガプランのほうがお得ですが、月によってデータ量の差が激しい人は従量制プランのほうがお得になることもあります。
従量制プランとは、利用したデータ量に応じて支払う料金が変わるプランです。なので、あまりデータ量を使わなかった月は利用料金が安く済み、たくさんデータ量を使った月は利用料金が高くなります。
データ量 | SMS対応SIM | 音声SIM |
~1GB | 528円 | 1,298円 |
~2GB | 770円 | 1,540円 |
~3GB | 990円 | 1,760円 |
~4GB | 1,210円 | 1,980円 |
~5GB | 1,430円 | 2,200円 |
~6GB | 1,650円 | 2,420円 |
~7GB | 1,870円 | 2,640円 |
~8GB | 2,090円 | 2,860円 |
~9GB | 2,310円 | 3,080円 |
~10GB | 2,530円 | 3,300円 |
~11GB | 2,750円 | 3,520円 |
~12GB | 2,970円 | 3,740円 |
~13GB | 3,190円 | 3,960円 |
~14GB | 3,410円 | 4,180円 |
~15GB | 3,630円 | 4,400円 |
~16GB | 3,850円 | 4,620円 |
~17GB | 4,070円 | 4,840円 |
~18GB | 4,290円 | 5,060円 |
~19GB | 4,510円 | 5,280円 |
~20GB | 4,730円 | 5,500円 |
※2022年7月現在の情報・全て税込み価格
従量制プランで注意が必要なのが、ギガプランとの料金の差です。例えば4GBの場合、ギガプランでは660~990円、従量制プランでは1,210~1,980円かかります。20GBであればギガプランが1,650~2,000円に対し、従量制プランは4,730~5,500円も。
このように、同程度のデータ量で比較すると、圧倒的にギガプランのほうが安くなるため、大体の人はギガプランのほうがお得になります。
カズキ
特に、データ通信専用のeSIMはかなりお得に使えます。但し、20GBのデータ通信容量では全く足りない人には不向きなSIMです。
IIJmioを利用する6つのメリット
IIJmioは大手キャリアに比べて料金が安いだけでなく、下記のようなメリットも存在します。
- eSIMを提供している
- 通話料が他社より安い
- 余ったデータ量を翌月に繰り越せる
- データ量をシェア・プレゼントできる
- 家電量販店やスーパーで契約できる
- IIJmioの実速度は格安SIMの中でも安定している
各メリットの詳細を解説していきます。
IIJmioはeSIMを提供している
IIJmioはeSIMを提供している数少ない格安eSIM事業者です。
先ほども紹介しましたが、eSIMはスマホ端末が対応していれば物理的なSIMカードがなくても、通話やデータ通信が可能になるデジタルSIMです。一言でいうならば、物理的なSIMカードを差してないのに、差している状態を実現させた技術ですね。
- 契約時の手続きが楽
- 複数回線を使い分けできる
eSIMは物理的なSIMカードを発行する必要がないため、自宅で契約をすればSIMカードの到着を待たずにその場で利用開始できる手軽さがあります。
また、複数回線を使い分けられるのもeSIMのメリット。スマホ端末が対応している必要がありますが、eSIMに対応していて、物理SIMカードが1枚しか差せないスマホ端末の場合、「eSIMと物理SIMをそれぞれ活用し、2つの回線を使用」できます。
例えば、仕事用の電話回線をauやdocomoの物理SIMカードで契約し、プライベートの回線をIIJmioのeSIMで契約すれば、1つのスマホ端末で2つの回線が利用可能です。
eSIMのデメリットは、スマホ端末がeSIMに対応している必要がある点。最新のiPhoneといったスマホ端末はeSIMに対応していますが、スマホ端末によっては非対応機種も珍しくはないので、利用する際は事前にスマホ端末がeSIMに対応しているか調べる必要があります。
通話料を他社の半額で設定
IIJmioの通話料は、他社より安く設定されているのが大きな特徴です。例えば、ワイモバイルやUQモバイルでは22円/30秒で料金が設定されており、他社も同様の価格帯となっています。
一方で、IIJmioの料金は11円/30秒で、他社相場の半額で通話が可能です。以前は「みおふぉんダイアルアプリ」を利用する必要がありましたが、現在は専用アプリを使用せずとも、11円/30秒の料金が適用されます。家族間であれば、通話料がさらに安くなるのも魅力的なポイント。同一の会員IDで契約しなければなりませんが、8.8円/30秒で通話を行えます。
また、下記3種類の通話定額オプションも提供しています。
みおふぉんダイアル 通話定額5分+ | みおふぉんダイアル 通話定額10分+ | みおふぉんダイアル かけ放題+ | |
月額料金 | 550円 | 700円 | 1,400円 |
通話時間 | 1回5分以内の国内通話無料 | 1回10分以内の国内通話無料 | 時間無制限で国内通話無料 |
「通話定額5分+」および「通話定額10分+」で時間を超過した場合は11円/30秒の料金、同一mioID内通話の場合は8.8円/30秒の料金が発生する仕組みです。LINEなどの無料通話アプリを利用せず、電話番号を使用して通話する頻度が多い方は、通話定額オプションも検討してみましょう。
余ったデータ量を翌月に繰り越せる

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IIJmioではプランによって、毎月高速通信で利用できるデータ量が決まっていますが、余った分は翌月に繰り越すことができます。例えば、データ容量2GBの音声SIMプランを契約した場合でも、繰り越しサービスを上手く活用すれば、1ヶ月に2GB以上のデータ量を使用することも可能です。
データの消費量をアプリから手軽にチェックできるのも嬉しいポイント。低容量プランで契約を考えている方に、嬉しいサービスと言えます。
ただし、データの残量を翌々月まで繰り越すことはできません。例えば、4月に余ったデータ量を翌月の5月に使用することはできますが、翌々月の6月には消滅する仕組みなのでご注意ください。
データ量をシェア・プレゼントできる

出典:iijmio.jp
ギガプランかつ同一mioIDで契約している回線であれば、データ量をシェアすることができます。例えば、家族2人でIIJmioを契約した場合、1人のデータ容量が足りなくなっても、もう1人のデータ容量を共有可能。データの容量不足が起きずに済みます。
また、データをシェアするのではなく、プレゼントすることも可能です。先ほどのデータ繰り越し機能とあわせ、IIJmioにはデータの容量不足が起きにくい仕組みが充実していると言えます。
家電量販店やスーパーで契約できる
IIJmioの契約方法としては、Web上から自身で申し込む方法と、実店舗で申し込む方法の2種類が存在します。独立型の店舗は展開されていませんが、ヨドバシカメラ・ヤマダ電機といった家電量販店をはじめ、イオンでも申し込み可能です。Web上から申し込むのが不安な方にとって、スタッフと対面で契約できるのは嬉しいメリットと言えます。
ただし、即日開通に対応していないなど、店舗によってサービス内容は異なります。IIJmioの公式サイトに取り扱い店舗と対応サービスが掲載されているので、対面で契約したいという方は事前にチェックしておきましょう。
IIJmioの実速度は格安SIMの中でも安定している
IIJmioはドコモ回線とau回線を利用し、格安SIMの中でも比較的安定した通信速度が出ます。格安SIMの実速度を知れる「みんなのネット回線速度」によると、IIJmioの時間帯別速度は下記の通り(※2022年2~4月の平均速度)
時間帯 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
朝 | 58.26Mbps | 10.99Mbps |
昼 | 20.58Mbps | 9.69Mbps |
夕方 | 47.38Mbps | 10.44Mbps |
夜 | 48.73Mbps | 10.63Mbps |
参考:みんなのネット回線速度
利用者が多く回線も混雑しやすいお昼の時間帯では、平均ダウンロード速度が低下しているとわかります。しかし、Googleが提示するYouTubeの推奨速度でも1080pのフルHDで5Mbps、4Kで20Mbpsとされており、一番回線が混み合う時間帯でも、快適に動画を視聴できます。
通信速度が遅いイメージも持たれがちな格安SIMですが、高速な通信を行いたい方にIIJmioはおすすめです。
カズキ
IIJmioの気を付けたい4つのデメリット
メリットが豊富なIIJmioですが、下記のようなデメリットも存在します。
- iPhoneの最新機種を取り扱っていない
- 対面によるサポートを受けられない
- 低速通信時にも容量制限がある
- 支払い方法はクレジットカードのみ対応
順番に詳細を見ていきましょう。
iPhoneの最新機種を取り扱っていない

出典:iijmio.jp
2023年2月現在、IIJmioではiPhoneの最新機種にあたるiPhone 14のセット販売を行っていません。IIJmioが扱っている主なデバイスとしては下記の通りです。
- iPhone 13
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代・第3世代)
- Xiaomi 12T Pro
- Xiaomi F4 GT
- AQUOS sense7
- HTC Desire 22 pro
- ASUS Zenfone 9
- ASUS ROG Phone 6
- motorola moto g32
- OPPO A77
- Nothing Phone (1)
- SONY Xperia 10 IV
- iPad(第6世代)
- OPPO Pad Air など
最新機種も安くセット販売する格安SIMは多いため、扱う端末が少ないのは大きなデメリットと言えます。iPhone 14といった最新機種を使いたい場合は、AppleストアなどでSIMフリーの端末を購入したり、SIMロック解除済みの中古端末などを利用しましょう。
関連記事:中古スマホはどこで買う?おすすめショップや選び方を解説!SIMやバンドを知らない人は要注意
関連記事:【Wi-Fi無しでネットが使える】SIMフリータブレットおすすめ15選 【2022最新】
対面によるサポートを受けられない
IIJmioでは、店舗でサービスの申し込みを行うことはできますが、契約後のサポートは実施していません。質問がある場合はWeb上のメールフォーム・チャット・Twitter公式アカウント、もしくは電話で問い合わせる必要があります。
なお、対面ではありませんが、月額550円(税込)の「スマホの操作サポート」のオプションに加入すれば、下記のようなサービスを受けられます。
- 端末の操作説明(電話のかけ方・メール設定・カメラの使い方・地図設定など)
- 本体固有設定以外の操作説明(アプリの使い方・Webの見方・mio会員ページの見方など)
- 画面を見ながら操作案内・操作代行
さらに、フリーダイアルのため何度かけても通話料は発生しません。初めてスマホを使う方や機械操作が苦手な方は、有料のサポートオプションも検討してみてください。
低速通信時にも容量制限がある
IIJmioにはデータ消費量を節約できる低速モードがありますが、低速通信時でも3日あたりの通信量が366MBを超えると、速度制限がかかります。制限がかかった後の最大通信速度は非公開となっています。
低速モードでも完全な通信し放題ではないので、IIJmioの専用アプリから小まめにデータ消費量をチェックするようにしましょう。
支払い方法はクレジットカードのみ対応
IIJmioの料金支払い方法は、クレジットカードのみとなっています。格安SIMはクレジットカード払いに対応していないサービスも多いですが、中には口座振替に対応しているサービスも。
クレジットカードを所有していなければ、実質IIJmioを契約できないので、楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルなど口座振替に対応するサービスも検討してみましょう。
カズキ
大手携帯会社から乗り換える際、支払い方法がクレジットカードは嫌という人は口座振替に対応しているかなど事前に確認しておきましょう。
IIJmioの口コミ・評判
充実したサービス内容で速度も申し分ないIIJmioですが、実際に利用している人の評価も気になりますよね?ここでは、良い口コミだけでなく悪い口コミも含め、IIJmioの評判を見ていきましょう。
IIJmioの良い口コミ・評判|速度も速くて使いやすい
- 低速モードであっても動画以外であれば十分速い。毎月のデータ繰り越し分も余っている
- データシェアやプレゼントなど、データ不足に悩まないサービスが充実している
- LINEの年齢認証に対応しているのが便利
- チャット・電話ともにサポートの対応が良かった
IIJmioの口コミとしては、全体的に速度の速さを評価する声が多く見られました。
また、LINEの年齢認証に対応している点も高評価。LINE年齢認証は実施することで、ID・電話番号で友達検索を行えたり、オープンチャットの機能を制限なしに利用できるようになります。しかし、格安SIMでLINE年齢認証を行えるのはIIJmio・mineo・楽天モバイルなど限定されています。日頃から利用するLINEを便利に活用したい方にも、IIJmioはおすすめと言えます。
IIJmioの悪い口コミ・評判|一部使いにくい点も
- IIJmioのスマホアプリとWeb上の会員専用ページが使いにくい
- プランによってはIIJmioの料金が高い
- 利用する場所によっては速度が遅いこともある
全体的なサービス内容としては高評価のIIJmioですが、アプリが使いにくいや昼間は速度が遅いといった否定的な口コミもありました。しかし、速度が遅くても地下では圏外にならず、使いたいときに使えるという口コミも。
IIJmioの回線数は100万件を突破しており、多くの利用者からさまざまな評価が挙がっています。速度面やサポート面など詳細に知りたい口コミがありましたら、SNSやWeb上でチェックしてみてくださいね。
【結論】IIJmioのおすすめな人・おすすめではない人
ここでは結論として、IIJmioがおすすめな人・おすすめではない人を紹介します。
IIJmioがおすすめな人|節約上手におすすめ

出典:iijmio.jp
- 安く格安SIMを使いたい人
- 家族とデータ量も料金も節約したい人
- eSIMを使いたい人
IIJmioは安く格安SIMを使いたい人におすすめです。特に、eSIMを使える数少ない格安SIMでありながら、料金もとてもお得になっています。
また、家族とデータ量をシェアできるので、データ量を家族で節約しながら利用料金も節約できるので、節約上手な人にもおすすめの格安SIMです。
IIJmioがおすすめではない人|対面でのサポートが必要な場合
- 対面でサポートを受けたい人
- iPhoneの最新機種をセット購入したい人
IIJmioの大きなデメリットとなるのは、対面でサポートを受けられない点です。格安SIMは設備維持費や人件費を抑えるため、店舗を構えていないケースが多いですが、中にはイオンモバイルや楽天モバイルなど対面サポートを実施するサービスも。
また、2023年2月時点でiPhoneの最新機種を取り扱っていないのも、気を付けたいポイントです。対面サポートを受けたい方やiPhoneの最新端末へ機種変更したい方は、他の格安SIMもチェックしてみましょう。
関連記事:【用途別で選ぶ】最安・大容量の格安SIMおすすめ15選【2022年最新】
カズキ
IIJmioの乗り換え手順
他社からIIJmioへ乗り換える方法としては、前述の通りWeb上・店舗の2種類から選べますが、Web上から1人で手続きするのは不安という方も多いはず。しかし、申し込みの手順は複雑ではありません。
ここでは、Web上で行うIIJmioの乗り換え手順を解説していきます。
利用端末がIIJmioに対応しているか確認する
スマホをセット購入せず、現在所有している端末をIIJmioでも利用する場合は、対応機種であるか公式サイトからチェックしましょう。端末によっては、IIJmioで動作確認未実施のケースもあります。
また、SIMロックされているスマホを利用予定の方も注意が必要。例えば、ソフトバンクで購入したスマホでIIJmioを利用する場合、回線制限を無くすSIMロック解除が必須となるので、覚えておきましょう。
MNP予約番号を取得する
IIJmioでも同じ電話番号を引き続き利用する場合は、現在契約中の携帯会社でMNP予約番号を取得する必要があります。申し込み時にMNP予約番号を登録することで、電話番号が引き継がれる仕組みです。
なお、MNP予約番号はWeb上や電話で発行手続きが行えます。発行方法は事業者によって異なるので、「携帯会社名 + MNP予約番号」などで検索してみましょう。
Web上から乗り換え手続きを行う

出典:iijmio.jp
乗り換えの事前準備が完了すれば、IIJmioの公式サイトから申し込みを行いましょう。申し込み時にはMNP予約番号以外に、下記が必要になります。
- クレジットカード情報
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- メールアドレス
現在契約中のキャリアが提供するメールアドレスも利用可能ですが、サービスを解約するとキャリアメールも使えなくなります。別途、Gmailなどのフリーメールアドレスを取得し、申し込むようにしましょう。
SIMカードの到着・初期設定
乗り換えの手続き完了後、SIMカードは最短3~4日で到着します。SIMカードが到着すれば、同梱されている説明書を確認しながら初期設定を進めていきましょう。
なお、IIJmioの公式サイトにもマニュアルがアップされているので、初期設定を上手く行えるか不安な方は事前にチェックしてみてください。IIJmioの乗り換え手順は以上です。
カズキ
乗り換えする際の労力は確かにありますが、一度乗り換えてしまえばそれ以降ずっと安く使えるので通信費を安くしたい人は是非、挑戦してみてください。
IIJmioの解約方法
IIJmioはWebからの解約のみ対応しており、店舗・電話で手続きはできません。ここでは、サービスの解約手順と注意事項を見ていきましょう。
IIJmioの解約手順
- IIJmioの解約手順
- STEP.1MNP予約番号の発行IIJmioから乗り換えた後も同じ携帯電話番号を利用する場合は、Web上のマイページからMNP予約番号を発行しましょう。MNP予約番号の発行手数料は0円です。
なお、発行が完了するまでには最短で1日~4日程度の期間を要するので、ご注意ください。
- STEP.2新しいサービスで乗り換え手続きMNP予約番号の発行後は、新しいサービスで乗り換えの手続きを行います。MNP転入が完了すれば、IIJmioも自動的に解約される仕組みです。
- STEP.3SIMカードの返却IIJmioでは解約後、SIMカードの返却が必要です。下記宛先にSIMカードを送付するようにしましょう。なお、送料は自己負担となります。SIMカードの返却先
- 郵便番号:143-0006
- 住所:東京都大田区平和島3-6-1東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内
- 宛名:IIJ モバイル 解約受付センター
- 電話番号:0570-09-4400
最低利用期間が設けられている
IIJmioを解約する際に注意したいのが、最低利用期間です。ギガプランでは利用開始日の翌月末日までが最低利用期間となっており、期間中にサービスの解約はできません。
なお、最低利用期間後は違約金なしで解約可能。MNP転出手数料も発生しないため、他社へ乗り換えやすい格安SIMと言えますよ。
IIJmioのよくある質問
友達の紹介割引特典はありますか?
データ量のチャージはどこから実施できますか?
IIJmioのプラン変更に手数料は発生しますか?
ガラケーでIIJmioは利用できますか?
端末の補償オプションはありますか?
IIJmioのまとめ
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、安価な料金プランになる一方で、通信面やサポート面などで不安に感じる方も多いはず。その点、IIJmioのユーザー数は格安SIMの中でも非常に多く、実績豊富なブランドです。実店舗でサポートを受けられない点などデメリットも存在しますが、初めて格安SIMを利用する方にもおすすめできます。
- 通話料が安く通話定額オプションも充実しているため、電話の機会が多い方におすすめ
- データの容量不足にならないためのサービスが豊富に揃っている
- 通信速度はお昼に遅くなりやすいが、格安SIMの中でも安定している
大手キャリアも安価なahamo・povo2.0・LINEMOなど新たなサービスを立ち上げ、選択肢の幅は広がっています。しかし、同時に情報量も多くなり、携帯会社選びに迷う人が増えているのも事実。自分に最適なサービスを見極め、かしこく節約に繋げてみましょう。
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