新しいiPad Proの登場です。
「iPhone XS/XR」の話題が落ち着く間もなく、10/31に新型の「iPad Pro」と「MacBook Air」の発表がありました。
俗に言うApple信者(Apple製品が好きすぎてたまらない人たち)を含めガジェットファンがこの発表に大盛り上がりをしています!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
それもそのはず、前モデルの2倍近い処理能力に最大1TBの大容量の内部ストレージ、ホームボタンは廃止され、iPhone XS/XRにも搭載されている「Face ID」を採用するなど、最新の「iPad Pro」はとてつもない進化を遂げています!
そして、「本当に紙書いているような書き心地…。」と話題の「Apple Pencil」がさらに高機能になりました!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
前までの丸くて持ちづらいフォルムから、本物の鉛筆っぽい、カクカクしてしっかりと握りやすい形に。(進化したApple Pencilは今回のiPad Proから使えるようになります。)
「iPad Pro」と「Apple Pencil」の前モデルを普段使いしているApple好きの筆者は今回の進化にワクワクが止まりません…!
今回は、2018年11月7日に発売が予定されている、新型「iPad Pro」について簡単にまとめてみました!
この記事を監修した専門家

目次
新型のiPad Pro (2018)が発売!
今回発売されたiPad Proの特徴はなんといっても、iPhone XSと同様ホームボタンが無くなり全画面のスクリーン(ベゼルレススクリーン)になったこと。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
10.5インチだった前のモデルは、大きさがそのままで11インチのディスプレイに。
関連記事:【完全版】2021年最新のiPad(アイパッド) おすすめ5選 |Pro・Air・mini・miniを徹底比較!
12.9インチモデルは小さく軽量に、さらに持ち運びやすくなった!
12.9インチだった前モデルは、ディスプレイの広さは変わらず12.9インチのままで、本体の大きさが1/4も小さくなりました。
さらに、重さも前モデルから約5%軽量になり、持ち運びも簡単になりました!
iPhone Xシリーズと同じく、ホームボタンがなくなったことで、ディスプレイのデザインがとってもスッキリしましたね。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
ただ残念なのはディスプレイが(改良されてはいるものの)液晶(Liquid Retina)のままで、有機EL(SuperRetina)ではないこと。iPhone XやXSは、有機ELディスプレイなため発色がとても鮮やかで正確でした。
New iPad Proでもその発色の良さを体験したかったですね。
ただ、この画面の大きさで有機ELディスプレイだと最安モデルでも15万を超えてくるのではないかと思います…。
新型iPad Proは上下がない?
iPhone XSでは、カメラが搭載された凹み(ノッチ)がディスプレイにあるので、上限が簡単にわかりますが、今回のiPad Proはパッと見では、上下がわかりません!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
「上下がわからないと、ロック解除するのに困らない…?」と不安の声が聞こえてきます。
でも、大丈夫です。
Face IDが360°対応で反応良し!
iPad Proに搭載された「Face ID」は、上下が逆さまでも、横向きでも縦向きでもしっかりと顔を認識します。横向きでも使うことが多いiPad Proでは、横向きでロックが解除できるのは助かりますね!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
lightningは廃止、代わりにUSB-Cポートが搭載で拡張性が広がります!
ハードウェアの変化としては、USB-Cポートが使えるようになった点があります。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
USB-Cポートとは、最近のMacBookやMacBook Proにも搭載されている新しいUSB規格です。
USB-Cは転送速度が早かったり、上下逆さまでも接続が可能だったり、電源供給とデータ送信のどちらも可能な使い勝手のいい規格です!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
そのため、iPadからiPhoneを充電できたり、カメラなどの電源供給量が多い端末と接続できたり、外部のディスプレイを使うことができるなどメリットが多いです!
iPadを4Kディスプレイに繋げられるのは嬉しい!
欠点としては、まだ普及が始まったばかりで、通常のUSBをType-Cに変更するようのアダプターが必要な機器が多い点です。
これを使えば、通常のUSB(USB-A)をUSB-Cに変換できるので1つあると便利です!
処理能力は前モデルの約2倍!MacBook Proにも迫る性能
新型iPad ProのプロセッサにはiPhone XSのチップの改良版である「A12X Bionic」を搭載。
8コアのCPUと7コアのGPU、さらに最新の「ニューラルエンジン」と呼ばれるAIチップを内蔵することで、画像や音声などを高速に処理し、機械学習を行うことができます。
これにより、ポートレートモードで写真が取れたり、FaceIDやSiriの精度が高まったりするなどたくさんのメリットがあります。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
プロセッサの大幅な進化により、CPUは1.9倍、GPUは2倍の処理能力を持つようになりました。
今回の「iPad Pro」は現在発売されているノートパソコンの約92%より高速だそうです。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
Photoshopの完全版が今回のiPad Proから対応するなど、もう普段使いでノートPCを使う必要性はどんどん無くなっていますね。
Apple Pencilの第2世代が登場!
新型iPad Proの発表に合わせて、Apple Pencilの2世代目が発表されました!
新型のApple Pencilは、鉛筆のように握りやすくなっただけではありません。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
機能も進化して、初代よりもさらに使いやすくなっています!
ワイヤレス充電が可能で、さらにスッキリ!
iPad Pro本体と磁石でくっつけられ、そのままワイヤレス充電ができます。
これは地味に嬉しいです。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
前までは、Apple Pencilの先端のキャップを外し、iPad本体のlighteningにぶっ挿して充電するしかありませんでした。(さらにこのキャップが取れやすく、すぐ無くしてしまうので辛かった…。)
iPadに白い棒が生えたような、とんでもなく不恰好な見た目になっていたのですが、最新版ではそれが解消されました!
lightening接続用の先端の蓋がなくなったため、キャップを無くして落ち込む心配も無し!
ワイヤレスでペンシルを簡単自動ペアリング!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
Apple PencilをiPad Proにカチッと取り付けるだけで、自動ペアリング。
これも、lighteningに挿す必要がないので、使い始めも楽チンです。
ダブルタップでツールの変更もカンタン!
ペンシルを持ちながら、人差し指の部分をダブルタップすることでペンや消しゴムなどツールを入れ替えることができます。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
このタップはアプリごとにカスタマイズできるので、ブラシの大きさを変更したり、ペンのカラーを変えたりなど、自分の使いやすいように自由にアレンジできます。
iPad Pro 2018年モデルのみ対応
残念ながら、過去のiPad Proでは新型Apple Pencilは使えません…。このApple Pencilを使ってみたいなら、最新のiPad Proを購入しましょう!
キーボードとカバーが一緒になったSmart Keyboard Folioが便利
外部キーボードとしてもカバーとしても使える「Smart Keyboard Folio」も新しくなりました。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
いままでのSmart Keyboardは、背面にカバーが無くこれもちょっとヘンな見た目でした。
最新版では、外部キーボードの接続マグネット端子がiPad本体の背面にくることで、カバー背面を傷から守りつつ、キーボードで入力することも可能になりました!
【iPadがPCに?】iPad Pro用Magic Keyboardを徹底レビュー!Smart Keyboard Folioとの違いも解説!
角度の調節も可能!
ディスプレイが見やすいように、キーボードとディスプレイの角度の2段階に調節が可能になりました。
こちらは、新型iPad Pro専用のキーボードなので注意して下さい!
新型 iPad Proのプロモーションビデオがかっこいい!
こちらが10/30に公開されたiPad Proのプロモーションビデオです。
文字だけでは伝わらないことも多いので、詳しくは動画を見てみてください。とてもカッコいいです!
新型 iPad Proの値段はちょっと高めかも?
11インチサイズのモデルは、¥89,800〜、12.9インチサイズのモデルは、¥111,800〜とちょっと高め。

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
前モデルより約¥20,000ほど値上がりしたようです。
ちなみに、まだ前モデル(10.5インチ)も購入が可能です。値段は¥69,800〜です。
1TBの大容量モデルも販売!
容量は、64GB、256GB、512GB、1TBの4つから選ぶことができます。
特に1TBモデルは驚きです!iPadシリーズでも内部ストレージが1TBのものは初です。素晴らしい!ただし、その分お値段は17万〜21万とかなりお高くなっています。
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2018年の新型「iPad Pro」レビュー まとめ
11/7に発売の新型「iPad Pro」
今回のiPad Proは間違いなく「買い」です!特に、Apple Pencilを外で頻繁に使う方は乗り換え必須です!

引用 https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
普段から大学の講義用ノートから仕事のメモなどでよくApple Pencilを使うので、マグネットで本体にくっつきそのまま充電、さらにダブルタップでペンと消しゴムを変更したりできるのはかなり嬉しい。
ただし、新型iPad Proの性能を活かすなら「Apple Pencil」と「Smart Keyboard Folio」を同時に買いたいところ。最安の11インチモデルの64GB WIFIモデルを選んだとしても、合計10万以上の費用がかかります…。
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