iPhoneが故障したときに一番困るのはデータが消えてしまうことです。スマホにトラブルがあると大切な写真や動画が見れなくなったり、連絡先が分からなくなってしまいとても困ります。
特に水没してしまった場合は、自力での復旧ができないのでデータ復旧業者に頼るしかありません。
そこで今回は本当におすすめできるiPhoneのデータの復元・復旧業者を6社ご紹介します。
「どこに頼んだら良いのか分からない」「確実にデータを取り戻したい」「不当な高額請求が怖い」という人のために、技術・実績・安心・低価格の4つのポイントで徹底比較していきます。
失敗しない業者選びをするために必見の記事となっています。ぜひ参考にしてみください!
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目次
- iPhoneから復旧できる?よくあるトラブル
- データ復旧業者ならあらゆる障害に対応してくれる
- iPhone データ復元業者に頼まないといけない症状
- iPhone データ復元業者でも復旧できないケース
- iPhoneのデータ復元は業者選びが重要な理由
- iPhoneのデータ復旧の料金の相場や目安
- iPhoneのデータ復元業者を選ぶときのポイント
- 本当にオススメできる iPhone データ復旧・復元業者
- iPhone復旧業者に依頼した場合の手順
- iPhoneのデータ復元でみんながやりがちなミス
- 今からできる!データを守る予防法
- iPhoneのデータ復旧 Appleストアの対応と注意点
- iPhone データ復旧・データ復元 各キャリアの対応
- 過ちを繰り返さないためにデータを事前に保存しておく
- データ復旧でよくある質問
- iPhone データー復元が専門業者 まとめ
iPhoneから復旧できる?よくあるトラブル
以下のようなパターンならばiPhoneからデータを取り戻せるかもしれません。誤って削除してしまった写真や動画だけでなく、LINEやメール、音楽などもデータ復旧の対象となります。
- 動画や写真データが消えた
- 電話帳やアドレスのデータが消えた
- メールやLINEなどの履歴やデータが消えた
- アップルループが消えない
- 電源が入らなくなった
- 再起動ができなくなった
- パスワードを忘れてロックが解除できなくなった
- 液晶画面が割れた
- 落下して操作が効かなくなった
- 初期化してデータが消えた
- 誤操作による写真や動画の削除
またこれ以外でもiPhone内に残っているデータであれば復旧することがでる可能性があります。
データ復旧業者ならあらゆる障害に対応してくれる
iPhoneのデータ障害には大きく分けて「論理障害」と「物理障害」の2つがあります。
エラーや初期化、誤操作などは「論理障害」
「論理障害」はiPhone内部のデータにエラーがある状態で、iPhoneの本体に異常はありません。
ソフトウェアのバグでデータが消えてしまった場合や、誤って初期化やデータの削除をしてしまった場合も論理障害に該当します。
iPhone本体は無事なので復元も比較的簡単で、運が良ければフリーソフトや有料アプリなどでも解決できる場合がありますが、中には修復が難しい場合もあり、その場合にはデータ復旧業者でなくてはいけない場合もあります。
iPhoneの場合、データ復元には専門設備が必要でデータ復元に掛かる料金も20〜30万円ほどかかる場合もあります。費用が高額で合わないという場合にはフリーソフトや有料アプリなどでも解決できる場合がありますが、データ復元業者では比較的高額な料金がかかる障害です。
関連記事:【2021年最新】スマホのデータ復旧おすすめのアプリ10選
関連記事:【プロが教える】iPhone 自分でできるデータ復元・復旧方法10選!
落下や水没による故障は「物理障害」
一方で「物理障害」はiPhone本体が物理的に破損・故障している状態です。
iPhoneを落下させたり、水没させてしまった場合が代表的なパターンです。
iPhone内部の基盤やチップなどを修復する必要があるので、PCソフトなどで自分でデータ復旧することはできません。
物理障害の場合は専門業者に依頼するしかありません!
ただし論理障害よりも難易度が高いのでどうしてもデータ復旧料金は高くなってしまいます。
論理障害と物理障害の違い
論理障害 | 物理障害 | |
原因 |
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データ復旧手段 |
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難易度・料金 | 低~中 | 中~高 |
iPhone データ復元業者に頼まないといけない症状
iPhoneの水没・浸水
データ復元を依頼するパターンのなかでも多いのがiPhoneの水没によるものです。水没させしまうとiPhone内部の電子回路が浸水によってショートしまいます。それによってデータにアクセスできなくなってしまったり、iPhoneが動かなくなってしまうなどの不具合が発生します。
iPhone内部の回路は無数の細かいチップや回路が複雑に組み合わさっています。それを解体して不具合を見つけるのはかなり難易度が高いので、とても高い技術力が必要になります。
iPhoneが水没した場合は、自力での修復や復旧は不可能なので、なるべく早くデータ復旧業者に相談するのがオススメです。
関連記事:【プロが教える】水没したiPhoneを復活させるための正しい対処方法!(iphone 11まで対応)
iPhoneの経年劣化や寿命が原因
iPhoneにも寿命があります。「朝起きたらいきなり電源がつかなくなった」などは、長く使用した場合に起こる経年劣化である可能性が高いです。
経年劣化による不具合はiPhoneの心臓部分が正常に動かなくなった場合に起こるので、この場合も基盤修理や基盤交換ができるデータ復元業者に依頼するしかありません。
ソフトウェアのバグによる障害
まれなケースとしては、iPhoneのソフトウェアをアップデートするときにバグが発生して、操作ができなくなる症状などがあります。有名なのは「アップルループ」や「リンゴループ」という現象で、再起動してもアップルのマークが消えないという症状です。
こちらに関してはAppleなどが配布しているソフトウェアで解決する場合もありますが、その判断はとても難しいので、専門業者への相談してみるのが良いでしょう!
iPhone データ復元業者でも復旧できないケース
iPhoneの写真や動画などのデータは内部のメモリ部分に記録されています。
基本的には水没したり落として故障させてしまった場合でもメモリ本体は壊れずに、周りの回路などが壊れていることが多いです。通常は周りの故障を直すことで、メモリ内に入ったテータを取り出しています。
ところが車に踏まれるなどの大きなダメージを負った場合には、データを保存するメモリ部分も破壊されてしまう可能性があります。そうなると流石にデータ復旧を専門としている会社でもデータの取り出しは不可能です。
初期化などの論理障害であっても、後から別のデータが上書きされたりしてデータの痕跡が完全に消し去られてしまうとデータを取り戻せない可能性があります。
しかし、データを復元できるかどうかを判断するのは素人には難しい作業です。そこで役立つのがデータ復旧業者の診断サービスです。
無料で診断と見積もりを行ってくれる業者もあるので、あきらめる前に一度専門業者に相談してみるのがおすすめです。
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iPhoneのデータ復元は業者選びが重要な理由
内部のチップや回路が複雑化している
最近のiPhoneはパソコン並みの性能を持つようになり、内部構造はものすごく複雑になっています。最近では内部のチップなどが2重構造になっていて、余計に修理が難しくなっています。
そんな基盤やチップを修理できる技術を持ったデータ復旧業者は一部に限られてしまいます。データを取り戻すためには技術と実績がある業者を選ぶことが何より必要になります。
iPhoneのデータは暗号化されている
iPhone 5以降のiPhoneでは全てのデータが暗号化されるようになり、データの復元作業がとても難しくなりました。パソコンなどとは違ってiPhoneのデータはセキュリティーも強固で暗号化されたデータを取り出すのはかなりの技術レベルが求めれられます。
そのため、低価格なデータ復旧業者の多くは最新のiPhoneのデータ復元には対応できずに終わることがほとんどです。それでも費用だけは発生するというのが一番の注意事項なので、必ず技術がある復元業者を選ぶ様にしましょう!
iPhoneのデータ復旧の料金の相場や目安
データ復旧をする上で気になるのが料金ですよね。基本的には障害のレベルによって料金が決定します。
論理障害は比較的軽い症状にあたります。料金は3~5万円程度で、納期も比較的短く設定されています。
物理障害になると作業の難易度も一気に上がり、当然料金も高くなってしまいます。相場は5~10万円程度ですが、重度の障害ではさらに高い料金がかかる可能性があります。
料金はそれぞれの障害レベルによって変動するものなので、見積もりを請求しないと実際の料金は分かりません。
iPhoneのデータ復元業者を選ぶときのポイント
データ復元業者を選ぶときは、次のようなポイントをHPや口コミでチェックしましょう。
- 料金は適切か
- 完全成果報酬型か
- 復旧実績は十分か
- プライバシーの保護は万全か
- 営業担当者が強引でないか
データ復元の価格が適切であること
iPhoneのデータ復元の価格は相場としては5~15万程度となっています。ただしデータ復元の難易度のよって値段が変わり、さらに高くなることもあります。ただ最高でも20万円程度なので、それ以上の金額を提示してくる場合には他の業者に依頼するのがおすすめです。
基本的な料金の目安は各業者のHPに掲示されているので、ひとまずチェックして見積もりを請求するのがおすすめです。
また、時間に余裕があれば複数の業者に見積もりを請求すると、直接料金の比較ができます。
完全成果報酬型であること
「成果報酬型」はデータの復旧に成功したときのみ費用が発生する料金システムです。もしデータを取り戻せなければ、料金は発生しないので安心して依頼できます。
データ復元の業界には、データが取り出せかどうかに関わらず高い作業料を請求してくる業者が多いので注意が必要です。必ず成果報酬でやっている業者に依頼することをオススメしています。
悪質な業者の場合だと、完全報酬とは言いながらも「特殊作業費」「検査料」「診断費」などを請求してきたり、「工賃は無料だけど診断費は掛かる」など請求してきます。この様な業者には注意が必要です!
プライバシーの保護は万全か
自分の個人情報が入ったiPhoneを渡してデータ復旧作業をしてもらうので、個人情報が流出しないか心配な方も多いかと思います。
個人情報の保護やセキュリティ対策が万全な業者を見分けるポイントは「プライバシーマーク」や「ISO 27001」などの認証です。個人情報の保護や情報セキュリティに関する厳しい基準をクリアした証拠なので、セキュリティを重視する方は絶対に確認しましょう。
データ復旧率には騙されないように注意
どのデータ復旧業者でも、表面上では「業界最高水準の技術力!」「データ普及率No.1」と宣伝しているところが多いですが、実際には事実と反することも多いです。特にiPhoneの場合は、Apple社が年々セキュリティーを強化し、チップや基盤の構造を複雑化しているので、データを復元することがかなり難しくなってきています。
データ復旧率は第三者が確認できる客観的な数字ではないので、実は意味がない数字なのです!
そこで技術力を見分けるポイントとしては、完全成果報酬かどうか、営業が強引でないか、警察やメーカーからの下請けをしているかどうかがポイントにってきます。警察などは事件性が高い案件もあり、機密性が守れて、技術力があるところにしか依頼しません。なのでそういう安心ができる業者を選ぶことが大切なポイントです。
本当にオススメできる iPhone データ復旧・復元業者
DATA SMART
東京にあるDATA SMART(旧Smart Fix)はいち早くiPhoneのデータ復旧で成功報酬制を導入した業者です。
特に半導体ストレージのデータ復旧に強い企業で、iPhoneに関しての復旧技術も特に高いプロ集団です。
大手企業や研究機関での復旧実績も多く、他の業者ではできなかった案件なども多く引き受けています。
警察署から感謝状を贈られている信頼感があり、無料の事前見積もりと完全成果報酬型で安心感があるのが人気の理由です。
DATA SMARTの評価と口コミ
関連記事:Smartfix(スマートフィックス)の口コミや評判は?料金・対応まで徹底解説
アドバンスデザイン
アドバンスデザインは1995年からデータ復旧を行っている業者です。
長く続いているだけあり、技術力や実績はトップクラス。あらゆる記録メディアの復旧に対応しています。
ISO9001(QMS)/27001(ISMS)の認証を取得しているためセキュリティ対策も万全です。
診断料金はかかってしまいますが、もちろん完全成果報酬型なので安心して相談できます。
アドバンスデザインは企業の大規模サーバー等にも強く、オンサイト対応もあるので法人向けにもおすすめです。
関連記事:[口コミで見る]アドバンスデザインを徹底検証!料金や対応まで徹底解説
バッファローデータ復旧サービス
PC周辺機器大手のバッファローが提供するデータ復旧サービスです。
アドバンスデザインと業務提携しているため、技術力はトップクラスで多種多様なデータ復旧に対応しています。
関連記事:[評判/口コミ]BUFFALO データ復旧サービスの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!
壊れたiPhoneのデータを取り戻したいなら「FIREBIRD」
iPhoneのデータ復旧・基板修理、原因不明の故障に!
iPhoneのデータ復旧・復元や基板修理サービスの「FIREBIRD」では、スマートフォン1台につき専門技師3人が修理を対応!そのため故障の原因解明もしやすいのが特徴です。また、より基板に負担がかからないようにスマホを調べてもらえます。
FIREBIRD公式サイトから申し込むと、ヤマト運輸のドライバーが梱包資材と伝票を持ってくるので、自分で梱包準備をせずに簡単に修理に預けられるのもメリットです!
また、修理できなかった場合には、(本体・基板調査費用の5,500円を除き)修理料金を払わなくてOKなので、万一の場合も安心ですね。
持ち込み修理なら最短即日の「アイサポ」

最短即日10分!スピード重視な急ぎの修理におすすめ
アイサポは修理スピードの速さがポイント。持ち込みで修理を依頼でき、基本的に60分で戻ってきます。そのため「早く治さないと仕事に支障が…」と焦っている場合など、急ぎの方におすすめです。
実際にiPhoneを店舗に持っていく必要がありますが、北海道から沖縄まで全国各地に店舗がありますので、まずはアイサポの公式サイトから近くに店舗がないか調べてみると良いでしょう。
もしお住まいの地域に店舗がなくても、最短3日の宅配修理を依頼できます。持ち込みでも宅配でも、申し込みはWebから24時間可能。会員登録も不要です。まずは以下のリンクから、アイサポへ訪れてみてください。

最短2日の郵送修理「ダイワンテレコム」

他の修理店では断られた端末でも。80%以上の修復率

iPhone復旧業者に依頼した場合の手順
無料診断や事前相談
まずは復旧できるかどうかの相談や、iPhoneの状況を診断します。この診断する際にiPhoneを分解しないといけない場合もあります。またデータ復元に関しては、この時点では正確な見積もりや成功率などは予測でしかないので、実際に復旧作業をしてみないと、データが取り出せるか分からない場合があります。
事前診断は無料の業者と有料の業者の両方があるので、診断料金はあらかじめ確認しておきましょう。
なので大切なポイントになるのが完全成果報酬型の店舗に依頼するということです。成果報酬型なら、データ復旧が失敗した場合でも費用が発生しません。iPhoneのデータ復旧は難易度が高いので、事前のリスクをしっかりと計算しておくのが大切です!
依頼後に正式に作業を開始
データ復旧の依頼が完了すると、正式にデータ復旧の作業を開始します。
データ復旧の際にはほとんどの場合、iPhoneを分解する必要があるので原状回復できない場合が多いです。診断のみが目的であっても原状回復ができるとは限らないので心配な方は依頼前に問い合わせてみましょう。
データ復旧が完了するまでに掛かる時間
作業開始後 1週間程度でデータ復旧の可否の連絡があります。復旧完了までの時間は業者によって違いますが、軽度の場合なら即日対応も可能ですが、重度のデータ障害の場合は1週間~2週間程度かかることもあります。
前後の手続きも含めて1週間程度はかかると考えておくのが良いでしょう。
どうしても急いでデータを取り戻したい!という方のために「緊急対応」のような復旧スピードを優先したプランが用意されている業者もあります。料金は20~30%追加される場合が多く、費用はかさみますが急ぎの場合は問い合わせてみましょう。
データ復旧が完了後の支払いについて
完全成果報酬型の復旧業者であれば、データ復旧が出来なかった場合は作業費やキャンセル料は発生致しません。データ復旧ができた場合には、お支払い 完了連絡後に復旧に成功したデータをUSBメモリ、外付けHDDなどのメディアに保存されて返却されます。
優良な企業なら、納品データに不具合が発覚した場合は無償にて再調査作業をしてくれるなどの安心のアフターフォローも充実しています!
関連記事:【32~128GBも】iPhone対応USBメモリおすすめランキング12選|MFi認証や最新iOS13も紹介
iPhoneのデータ復元でみんながやりがちなミス
データ復元アプリ・復元ソフトで失敗
WEB上の記事には色々な情報が出回っていますが、データー復元アプリや復元ソフトで復旧できるシーンは限られています。
例えばiPhone、iPhone2、iPhone3、iPhoneまでの世代です。この世代のiPhoneのデータ構造が暗号化されていないので、誰でも簡単にデータを取り出したいり、復元することが可能でした。
ところがiPhone5以降はデータ暗号技術が採用されて、特殊な技術がないとデータが取り出せなくなりました。とく最新のiPhone8~11は、アメリカのFBIでもデータ解析できない程度までにセキュリティーのレベルが上がってきています。
それにも関わらず「データ復元ソフト」「データー復旧アプリ」が有名なのは、今だにそれらの企業が自社製品を売るために広告宣伝をしているからです。最新のiPhoneのデータ復元は自分で行うのは難しく、ソフトを購入しても極めて軽度の論理障害にしか効果がないというのが現状です。
街のiPhone修理屋さんに依頼する
街で見かけるiPhoneの修理業者さんでもデータ復旧を受け付けていることがあります。ただ実際のところ、iPhone修理業者さんでのデータ復旧は難しいです。店頭ではデータ復旧をできると宣伝していても、復旧できないケースがほとんどです。
街の修理屋さんの多くは、液晶画面が割れてしまった時の交換やバッテリー交換を専門的に行っている業者さんです。データ復旧の場合、マザーボード(基板)と言われる部品の損傷を修復したり、ストレージのデータを扱うための高度な専門知識と技術が必要です。
残念ながら街の修理業者さんにはそのようなノウハウがありません。「安そう」「手軽に治せそう」という理由で修理屋さんに駆け込んでしまう人が多いですが、結果的には修理費用だけ取られて、データは復旧できなかったということが多いので注意しましょう!
今からできる!データを守る予防法
消えてしまったデータを取り戻すことができると言っても、費用や時間を費やす必要があることには変わりありません。
何より重要なのは予防です。万が一iPhoneからデータが消えてしまっても、他の場所にデータが残っていれば簡単に取り戻すことができます。
iCloudを活用する
最も簡単でおすすめなのが、Appleが提供するクラウドサービスのiCloudを活用する方法です。
Wi-Fiに接続されていれば自動的にバックアップを保存することができるので、設定さえしておけば手間はかかりません。
iCloudにデータを保存しておけば、いつでもインターネット上からデータを引き出すことができますし、他のデバイスにダウンロードすることも簡単です。
自動バックアップの設定は
「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「iCloud バックアップ」で、「iCloud バックアップ」をオンにすればOK。
「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」から、iCloudに自動保存するデータを個別に選択することもできます。
- https://support.apple.com/
- https://support.apple.com/
他にもGoogleが提供する「Googleフォト」でも自動的に写真を保存する機能があります。
自動で保存する設定が適用されているか、一度確認しておきましょう。
ストレージ容量が足りない場合はいらないデータを削除するか、有料プランに加入してストレージ容量を増やす必要があります。
PCにバックアップを保存する
MacやWindowsのPCを持っている方は、PCにバックアップを保存することもできます。
MacならFinderかiTunesでバックアップができますし、WindowsでもiTunesさえインストールすればバックアップできます。
基本的にはケーブルでiPhoneとPCを接続し、iTunes内のiPhoneの概要からバックアップを作成することができます。

https://support.apple.com/
バックアップに関する詳しい方法はAppleサポートのページからご確認ください。
iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法
iPhoneのデータ復旧 Appleストアの対応と注意点
Appleストアは修理や交換のみ
iPhoneを販売元であるApple社やAppleストアでも「データ復旧」サービスには対応していません。
Apple社の方針としては「iCloudというクラウドでのバックアップサービスを提供するから、そこでしっかりデータをバックアップをしてね」というスタンスです。データが消えてしまうというトラブルに関しては「iCloud」での自己責任でという対処になります。
実際にAppleストアに水没してしまったiPhoneを持ち込んだことがありますが、店鋪で対応してくれるのはiPhone本体の交換のみでした。iPhone内のデータに関しての復元や対応は一切行っていません。どの故障や症状が出会って、アップルストアが対応してくれるのは物理的な故障に対しての修理サービスです。
修理や交換する場合には事前にデータを取り出しておこう
アップルストアで本体交換した場合には、本体内部に残っているデータは全て消去されてしまいます。また修理の場合でも、修理する過程でデータがフォーマット(初期化)されるので、本体のデータは喪失してしまいます。そのためデータ復旧したい大切なデータが残っている場合には、事前にデータ復旧業者でデータを取り出しておく必要があります!
iPhone データ復旧・データ復元 各キャリアの対応
NTTドコモの場合
docomoで契約している方はドコモショップに行けば解決すると思われる方も多いかと思います。
画面が壊れてしまった、バッテリーの持ちがわるくなってしまった等であれば、ドコモショップに真っ先に持って行くことをおすすめしますが、電源が入らない、水没してしまったけれど写真や動画などのデータが取り出したい!という場合はdocomoショップでは対応不可能です。
特に注意するべきポイントは、docomoショップでももちろんデータ取り出しサービスは提供していますが、依頼した後にデータが取り出せなくても本体としての返却をしてもらうことができません。
もしもドコモでデータが取り出せなかった際にデータ取り出しサービスに依頼することができないのです。データがどうしても取り出したい!という場合には一番最初にドコモショップに持ち込むことはおすすめできません。
ドコモショップは復旧可能なデータ形式が少ない
docomoショップでは電話帳、写真・動画、スケジュール/メモとドコモメールがデータ復旧対象です。そのため、LINEのトーク履歴のバックアップを設定してなかったけど、データとして欲しい!といった場合やゲームアプリなどの特定のアプリのデータを取り出したい場合にはデータ復旧専門サービスの利用をお勧めします。
auショップは復旧可能なデータ形式が少ない
auで契約しているiPhone、iPadに関してはauがサポートしてくれますが、海水没などによる端末のダメージが激しいものに関してはauではデータ復旧できない場合があります。また、docomoショップと同様にデータ復旧する際には本体が破損する前提で行いますので、本体が戻ってくることはありません。
ソフトバンクショップでも対応は同じ
ソフトバンクでも対応内容はドコモと全く同じになります。結論としてはAppleの販売代理店としてどのキャリアも存在しているので、どのキャリアでも対応は同じです。
重要なポイントとしては、キャリアで対応しているデータ復旧は軽度な論理障害で水没などの物理障害の対応は不可能です。まずはデータ専門業者への相談しましょう!
過ちを繰り返さないためにデータを事前に保存しておく
データが壊れる前に別の場所に保存しておくことがおすすめです。ここでは外付けのSSDやUSBメモリをご紹介いたします。まだお持ちでない方は、ぜひ検討してみてください。
耐久力とデータ転送速度が速いSSD
スマホのデータをSSDにコピーしておけば、スマホのデータが壊れても復元できます。SSDは耐久性も高く小型なため邪魔になりません。
持ち運びもできるので、旅先で動画をたくさん撮影する方にもおすすめです。
格安でデータを保存したのであればUSBメモリ
安くデータを保存したい方はUSBメモリがおすすめ。SSDに比べ価格が安いので、2.3個購入し複数バックアップを取るのも容易です。
データ転送速度は速くはないですが、価格を抑えてバックアップをたくさん取りたい方に適しています。
データ復旧でよくある質問
復旧用の新しいiPhoneを選ぶにはどれがオススメですか?
iPhoneの電源が入らなくなってしまった時には新しい端末を準備しましょう!特に水没してしまった場合には中に水が入ってしまったことが原因で起動不良になってしまっています。再度同じように動作させることは不可能に近いでしょう。
そのためiPhoneが起動しなくなってしまった場合には、新しい本体を購入する必要があります。その際に注意点があります。それは、今お持ちのiPhoneと同等のサイズもしくは大きな容量のiPhoneを購入するという点です。
そもそもなぜ新しいiPhoneを買わないといけないの?と疑問に思う方もいるかと思いますが、iPhoneのデータ復旧をして本体が一時的に使えるようになったとしても、一度水没してしまったiphoneはいつ電源が入らなくなるか分かりません。
データ復旧のために一時的に電源が入る状態に直しても、また再度電源が入らなくなるということがあるので、早急に新しいiphoneを用意しましょう!
関連記事:【2021】Appleマニアが厳選!iPhoneおすすめ機種人気ランキング|サイズやスペックを徹底比較
iPhone データー復元が専門業者 まとめ
iPhoneのデータ復旧は個人から法人まで多くの人が活用しますが、できるだけ安く確実な業者でデータ復旧したいと考えると思います。
iPhoneのデータ復旧には多くサービス業者や復旧業者がいますが、正確な技術を持っているベンダーはそこまで多くありません。
スマホ内の大切な写真や音楽、動画、LINEのやりとりなどを復旧したい場合には確実な技術があるデータ復旧に依頼しましょう!
関連記事:【完全版】iPhone Apple Care +ココだけは押さえたい保証内容と修理料金
住んでいるエリア・地域ごとにデータ復旧業者を探す場合は以下の記事を参考にしてください。
関連記事:【東京のデータ復旧サービスを口コミ比較】池袋・新宿・秋葉原・銀座の人気業者 おすすめ5選
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