キーボードの隙間に入ったほこりやごみ、食べかす、キー表面に付いた指の皮脂やハンドクリームなどの汚れなどを落とすのがキーボードクリーナーです。
キーボードを清潔に保ったり、ごみによる接触不良からパソコンを守るためにも、できる限りこまめにクリーナーでケアしておきたいですよね。
ところがキーボードを綺麗にするグッズはタイプや種類がたくさんあり、探すと迷ってしまう方も多いようです。
そこで今回は、キーボードを綺麗にするキーボードクリーナーについてまとめました。
キーボードクリーナーの種類や効果、用途別のおすすめや、今売れているクリーナーのランキングを解説します。
キーのゴミやベタベタ汚れが気になる、ほとんど掃除したことが無い、そんな方は是非参考にしてみてください。
目次
キーボードクリーナーとは?
キーボードクリーナーとは、キーボード周りを掃除するアイテムの総称です。
掃除する場所や仕方によってスライムタイプやエアブロータイプ、掃除機タイプなどいくつかの種類がありますが、「キーボードを綺麗にする」という目的は一緒です。
キーボードは常に指が触れる場所ですし、長時間作業されている方はキーボードの上で食べ物を食べたりすることもありますよね。
キー表面には指の皮脂が付き、キーの隙間にはほこりや食べかすが付着しやすいため、パソコンの中でも最も汚れや雑菌が溜まりやすい場所です。
雑菌が繁殖したキーボードを毎日触っているなんて、考えただけでもぞっとしますね。
パソコンのそばにキーボードクリーナーを置いておけば、毎日、もしくは気になった時にいつでもキーボードを掃除して、清潔に保てます。
キーボードを掃除しないとどうなる?
キーボードをこまめに掃除しない場合、当然キー表面には汚れが付着し、キーの隙間にはほこりや汚れ、食べ物のかすなどが侵入します。
皮脂や食べかす、ほこりが付着したまま放置すると、そこに雑菌が発生・繁殖し、衛生的にはもちろん、場合によっては臭いなども発生します。
- ほこりや汚れが付着しやすい
- 毎日触って手垢や皮脂で汚れる
- パソコン本体の暖かい温度で菌が繁殖しやすい
- めったに掃除しない
このようにキーボードは、汚れやすい+皮脂が付きやすい上に、パソコン本体の熱で適度な暖かさが保たれているなど、菌にとって繁殖しやすい絶好の条件が揃っています。
また、衛生的な問題だけではなく、パソコンの動作にも影響を与える場合があります。
例えばほこりが隙間に入り、内部まで侵入することで接触不良を起こした場合、キーが効かなくなったり、パソコンに不具合を起こすこともあります。
編集部
キーボードクリーナーの種類
キーボードクリーナーには大きく分けて5つのタイプがあります。
- エアダスター(エアブロー)タイプ
- 掃除機タイプ
- ブラシタイプ
- スライムタイプ
- シートタイプ
タイプによってキーの表面を綺麗にするもの、内部を掃除するもの、得意な汚れなどが違いますので、できれば数種類常備しておくといいでしょう。
ごみを吹き飛ばすエアダスター(エアブロー)タイプ
細かいほこりやごみをまとめて吹き飛ばしたい場合は、強力なエアーを噴射してごみを吹き飛ばす「エアダスター」「エアブロー」と呼ばれるタイプがおすすめです。
一般的なのがガスで空気を強力に噴射する「缶タイプ」ですが、充電して繰り返し使えるタイプもあります。
たまにしか使わないのであれば缶タイプを数本常備、毎日頻繁に掃除したい場合は繰り返し使えてゴミの出ない充電タイプがおすすめです。
編集部
ごみを吸い込む掃除機タイプ
吹き飛ばすのではなく、吸い込むのなら掃除機タイプが便利です。
吹き出すエアダスタータイプと違い、ごみやほこりが舞わないので、部屋や机回りも綺麗に保ちたい方にはこちらの方がおすすめ。
先端にブラシが付いているタイプなら掻き出しながら吸い込めるのでより綺麗になります。
編集部
ごみを掻き出すブラシタイプ
手軽に掃除したい方や、キーボード表面や横に溜まったちょっと頑固なほこりやごみを除去したいなら、ブラシタイプがおすすめです。
固い毛先でキーボードをなぞることで、隙間やキーの横に溜まったほこりを除去でき、しかも静電気や水分、汚れで多少固くなったほこりも物理的に除去できる点が優れています。
通常のブラシタイプのほかに、シリコンでできていて、隙間に差し込んでほこりを取るタイプもあります。
編集部
隙間に入ってごみを吸着するスライムタイプ
キーの隙間、隅々までしっかりとほこりや汚れを取りたいのであれば、スライムタイプのクリーナーがおすすめです。
半ゲル状で吸着力のあるスライムがキーボードの隙間や奥にまで入り込み、ほこりなどをしっかりと吸着してくれます。
手軽なので、パソコンの近くに置いておき、毎日こまめに掃除をしたい方向けです。
また、手触りも良いので楽しみながら掃除したい方にも向いています。
編集部
気になる汚れを拭きとるシートタイプ
キー表面の汚れや、こびりついた頑固な汚れ、べたつきを綺麗にするならシートタイプがおすすめ。
普通のウェットティッシュに水分を含んだもの、アルコールが含まれているタイプ、布に吹き付けて使う液状のスプレータイプがあります。
除菌効果のあるタイプを選べば、汚れと一緒に表面の雑菌も除去できます。
編集部
除菌効果のあるクリーナーについて
クリーナーでよく見かける除菌ですが、その方法にはいくつかあり、種類によって除菌効果やパソコンに与える影響などが異なります。
除菌の種類 | メリット | デメリット |
アルコールタイプ | 除菌効果が高い | 頻繁に使うとキーボードを痛める |
アルコールを含まないタイプ | 安全性が高くキーボードを痛めない | 除菌効果がまちまち |
UVCランプなどの光を当てるタイプ | キーボードを痛めず安全に除菌 | 除菌効果が分かりにくいのと比較的高価 |
UVCタイプとは、例えば以下のような製品です。
一番確実に除菌効果が得られるのがアルコールタイプですが、強いアルコールを含んだものはキーボードを痛めます。
例えば黒いキーボードに白くかすれたような劣化が見られる場合があり、毎日頻繁にやっていいとは言えません。
アルコール以外の方法だと、キーボードを痛めることはなさそうですが、除菌効果がイマイチはっきりしません。
編集部
キーボードクリーナーおすすめメーカー
キーボードクリーナーは安価な製品が多く、大手メーカーから、聞いたことないようなメーカーまで、様々なメーカーが存在します。
基本的に高価なエアブロータイプや掃除機タイプを買わない限り、特にメーカーにこだわる必要はありませんが、有名なメーカーは以下の3社です。
- ColorCoral
- サンワサプライ
- Elecom(エレコム)
サンワサプライやエレコムはパソコンを持っている方なら、一度は耳にしたことがある大手メーカーでしょう。
ColorCoralは特に「スライムタイプ」のクリーナーで有名なメーカーです。
編集部
キーボードクリーナーの選び方
キーボードクリーナーの選び方について解説します。
使う場所・用途に応じてクリーナーの種類を選ぶ
先ほど個別でも解説しましたが、キーボードクリーナーはタイプによって得意な場所や得意な汚れ、ごみが分かれますので、綺麗にしたい状況に合わせて適切なタイプを選びましょう。
- エアダスター(エアブロー)タイプ
- 掃除機タイプ
- ブラシタイプ
- スライムタイプ
- シートタイプタイプ
タイプ | 得意な汚れ | 得意な場所 |
エアダスター | 食べかすやほこりなどの軽いごみ | 全体 |
掃除機 | 食べかすやほこりなどの軽いごみ | 全体 |
ブラシ | 帯電したほこりやちょっとした頑固なごみ | キーの隙間 |
スライム | 隙間のよごれやほこり | キーの隙間 |
シート | 頑固な汚れ、雑菌除去 | キー表面などの平面な部分 |
どこの箇所にも使える万能のクリーナーはありません。
そのため、Picky’s編集部では「このタイプがおすすめ」ではなく、これら5つのタイプから2~3種類用意して使い分ける「複数ケア」をおすすめしています。
例えば充電用エアダスターで毎日こまめにほこりを掃除し、月に1~2回除菌シートで頑固な汚れや菌を除去する、と言った感じです。
ただ、エアダスタータイプや掃除機タイプはどうしても大きな音が出ますので、オフィスなどであれば音の出ないスライムやシートタイプが良いでしょう。
また、厚みのあるメンブレン式キーボードは、隙間にほこりが溜まりやすいのでスライムやブラシタイプがおすすめ。
ノートパソコンなどで使われているパンタグラフ式キーボードは、奥にゴミが入って取りにくいのでエアダスタータイプが良いでしょう。
各キーボードのタイプ、違いについて知りたい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
関連記事:【2021年最新版】キーボードのおすすめ 15選 | 人気のタイプや選び方を徹底解説!
汎用性のあるタイプだと使い勝手が良い
タイプを決めたら、次に汎用性のあるタイプ、つまり「使い勝手の良いタイプ」を選びましょう。
例えば頭と尻尾で別々の太さの毛先が付いているブラシタイプとか、吸い込み口にブラシの付いた掃除機タイプなどです。
1個で複数の掃除ができれば、あらゆる汚れやごみに対応できて使いやすいです。
編集部
除菌効果・帯電防止効果のあるアイテムだと安心
欲しいタイプが決まったら、「除菌」や「帯電」にもこだわって選んでみましょう。
こういった帯電防止効果のあるブラシで掃除をすれば、静電気を抑え、掃除後に新しいほこりが付着しにくくなります。
除菌に関しては、当然無いよりはあったほうがいいです。
ただし除菌効果のあるっクリーナーはアルコール(エタノール)を含んだタイプが多く、除菌効果は高いですがキーボードを痛めるので頻繁に使うのには不向きです。
可愛いアイテムならデスクのインテリアとしてもおしゃれ
クリーナーは毎日使ったり、デスクに置いておくものなので、インテリアとして使えたり、癒される見た目やデザインのものを買うという選択もありです。
キーボードクリーナーの中には、カラフルなものや動物型の可愛いもの、おしゃれなものもたくさんあります。
気に入ったデザインのものを選ぶことで、毎日インテリア感覚でデスクに飾っておけますし、こまめな掃除も楽しくなるかもしれません。
キーボードクリーナーのおすすめ人気ランキング比較一覧表
キーボードクリーナーのおすすめ人気ランキング13選
吸引力抜群のUSB充電式コードレス掃除機
Sunwodのハンディクリーナーは、5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、充電すれば長時間使えるコードレスの掃除機です。
小型サイズですが吸引力は抜群で、キーの隙間に入った大きなかすやゴミも一気に吸い込んでくれます。
レビューでも多くの方が「ものすごく強力」と吸引力を評価していました。
キーボードだけではなく、周辺機器や部屋の掃除にも使えるので、一台常備しておくと便利です。
ただし、音が非常に大きいので、オフィスなどでの使用には適しません。
メーカー | Sunwod |
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タイプ | 掃除機タイプ |
特徴 | コードレス充電式 |
その他 | - |
キーボード掃除に必要なアイテムが揃った10点セットクリーナー
IRROTのクリーニングブラシは、キーボード掃除に必要な道具が10点揃ったクリーナーです。
キープラー・エアーブロワー・液体スプレーボトル(クリーナ液別売り)・ピンセット・レンズブラシ・ダストブラシ・マイクロファイバークロス・引き抜き工具・折りたたみ式ブラシ・収納袋の10点がセットになっています。
これを買って、足りない物を買い足せばキーボード掃除は万全です。
また、キーボードけではなくカメラや眼鏡、シェーバーなどの掃除にも使えます。
メーカー | IRROT |
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タイプ | ブラシ・エアブロー他 |
特徴 | 掃除道具フルセット |
その他 | - |
重曹電解水の力で汚れを落とすノンアルコールタイプのシート
Elecomのウェットティッシュは、気になった時にさっとふける手軽なシートタイプのクリーナーです。
超極細繊維不織布+重曹電解水の力で汚れを強力に浮かして落とす、生き物やキーボードに優しい成分のシートなので、こまめにガシガシ使うことができます。
もちろんキーボード以外のあらゆる機器に使えます。(ただしモニターはNG)
同時に消臭も除菌もできますが、重曹電解水の除菌効果については過剰な期待はしないほうがいいでしょう。
メーカー | Elecom(エレコム) |
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タイプ | シートタイプ(アルコール無し) |
特徴 | キーボードなどの機器に優しい |
その他 | 枚数や大きさ違いあり |
ゴミの吸着&除菌も可能な万能スライムクリーナー
ミューのサイバークリーンは、ゲル状のスライムがキーボードの隅々まで入り込み、ほこりや汚れをしっかりと吸着してくれます。
しかもエタノールが配合されているので、ごみの吸着と一緒に除菌も可能。
毎日のお手入れにおすすめのクリーナーです。
使っているうちに徐々に変色し、使用期限を教えてくれる点も便利。
ただしスライムの中でも比較的柔らかく、若干千切れやすいのであまり奥まで入れてしまうと回収が大変なので注意しましょう。
メーカー | ミュー |
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タイプ | スライムタイプ |
特徴 | 除菌可能 |
その他 | - |
手頃で毎日使えるスライムクリーナー
SAKUTTOのスライムはキーボードに押し付けたり、表面をコロコロ転がすだけでごみやほこりを吸着してくれるクリーナーです。
手がべたつかず、無害な成分でできているのでキーボードだけでなく、タブレットやスマホ、お子さんのおもちゃになど、幅広く使えます。
しかも5袋セットなので、毎日ガシガシ使って汚れたらすぐに捨てられる手軽さも良いと思います。
若干固めなので、キーの裏側よりはキーの表面や側面向きのスライムです。
メーカー | SAKUTTO |
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タイプ | スライムタイプ |
特徴 | 5枚セット |
その他 | - |
パワフルで軽量コードレス 充電式のエアダスター
サンワダイレクトの充電式エアダスターは、約350gの軽量でコードレス、にもかかわらず最大25m/sの強力なブローでほこりを一気に吹き飛ばすパワフルなエアダスターです。
約6時間の充電で13分程度使用可能ですが、風力が3段階で調整できるので、調整すればもう少し長く使用できます。
お値段は少々お高めですが、一度買えば繰り返し使えてごみも出ないので、缶タイプのエアダスターよりも経済的です。
注意点としては付属の充電用ケーブルがUSB-Aなので、人によってはハブが必要になるかもしれません。
メーカー | サンワダイレクト |
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タイプ | エアダスター |
特徴 | 充電式/3段階切り替え |
その他 | USB-Aケーブルで充電 |
かわいい見た目のてんとう虫型卓上クリーナー
GSPStyleの卓上クリーナーは、デスクで映えるてんとう虫型のクリーナーです。
底面にブラシが付いていて、ブラシが回転してごみを掻き出しながら吸い込みます。
ついつい掃除したくなる可愛いクリーナーなので、お子さんの机回りを掃除するグッズとしても使用できます。
強力とは書いてありますが、吸引力はそれなりなので毎日こまめに小さなごみを掃除する方向けです。
乾電池式なので、頻繁に使う場合は充電式の電池を用意しておいたほうがいいかもしれません。
メーカー | GSPStyle |
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タイプ | 掃除機タイプ |
特徴 | てんとう虫型(色違いあり) |
その他 | 乾電池式 |
見ているだけで癒されるブラシ型クリーナー
マーナのアニマルポンポンクリーナーは、デスクに置いてあっても一見お掃除グッズとはわからない、アニマルモチーフの可愛いブラシクリーナーです。
デスクのインテリアとしても最適で、メカっぽい物や素朴なクリーナーが好みじゃない、という方におすすめ。
うさぎやクマ、カエルといった動物のバリエーションも豊かです。
ただし、毛足もそこまで長くなく、クリーナーとしての性能は決して高くありませんので、「毎日ちょこちょこ掃除する」「機能性よりデザイン重視」という方向けです。
メーカー | マーナ(MARNA) |
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タイプ | ブラシタイプ |
特徴 | 可愛い動物型クリーナー |
その他 | 動物違いあり(全6種) |
定番中の定番、使いやすい缶タイプエアダスター
Elecomのエアダスターは、「エアダスターと言えばこれ」という定番の製品で、実際使ったり、家電量販店などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
押すだけで強力なブローが噴射され、ほこりやゴミを一気に吹き飛ばします。
逆さまにしても使え、指向性の高い一点集中型のブローが出るので特定の場所を綺麗にしたいときに重宝します。
一方で、長時間の連続使用ができないので(使っているとガスが一時的に弱くなる)、広い範囲や複数の製品を掃除するときは不向きです。
メーカー | エレコム |
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タイプ | 缶エアダスター |
特徴 | 3本セット |
その他 | - |
溶剤やエタノール不使用で安全性の高い液体クリーナー
Clew(クリュー)のマルチクリーナーは、人体に刺激のある溶剤やエタノール(アルコール)類を含まない安全性の高い液体クリーナーです。
エタノールを含まないので、キーボードのほか、ディスプレイやお子さんが触れる製品まで様々な掃除に使用できます。
これだけ安全性が高いにもかかわらず、汚れの除去率と除菌性能も高いため、1本常備しておくと幅広く使えるでしょう。
お子さんやペットのいる家庭のキーボード掃除用として最適です。
メーカー | Clew(クリュー) |
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タイプ | 液体クリーナー |
特徴 | 溶剤・エタノール不使用 |
その他 | ー |
小さくて便利で、価格も安く手軽に買えるクリーナー
Tihooの卓上クリーナーは手のひらサイズで、どこにでも置いておける小型サイズのクリーナーです。
底面にブラシが付いていて、ごみを書き出しながら吸い込みます。
今回紹介しているクリーナーの中でもかなり安価なので、他のクリーナーと一緒にちょっとした掃除用として買っておくのも良いと思います。
なお、フタの上部に写真や切り抜きを入れられるようになっているので、好きな俳優やアイドル、お子さんの好きなアニメのキャラなどを入れればテンションも上がります。
乾電池式なので、いちいち交換する必要がある点がネックです。
メーカー | Tihoo |
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タイプ | 掃除機タイプ |
特徴 | 安価 |
その他 | 乾電池式 |
あらゆるほこりに対応できる2種類の毛を搭載したブラシ
エレコムのクリーナーブラシは、掃除したい場所や機器に応じて使い分けられる2種類の毛を搭載したブラシです。
傷がつきにくい、ディスプレイのほこり掃除などに最適な柔らかい毛と、キーボードの隙間に入ったホコリをかき出すのに最適な硬い毛の2種類で、あらゆる場所のホコリ取りに最適。
本体は丸洗い可能なので、汚れたら即洗えるため衛生的にも安心です。
価格も安く、他のクリーナーと一緒に常備しておきたいクリーナーです。
好みに応じて5色から選べる点も◎。
メーカー | エレコム |
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タイプ | ブラシタイプ |
特徴 | 柔らかい毛と硬い毛の2WAY |
その他 | ー |
安全・手軽に掃除ができるスライムの大人気商品
ColorCoralのスライムは、キーボード掃除用のクリーナーの中でも特に人気の高い製品で、Amazonのクリーナーランキングでも常に上位の製品です。
刺激性の成分を一切使用しておらず、べたつきも少ないのでお子さんや肌の弱い方でも使え、しかもしっかりと埃や汚れが取れる点が人気の理由です。
使うたびに汚れ、粘着力がなくなってくるのである程度の所で交換が必要ですが、5個セットなのでどんどん取り換えることができます。
価格も手ごろなので、必ずキーボードのそばに常備しておきたい製品と言えるでしょう。
メーカー | ColorCoral |
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タイプ | スライム |
特徴 | 5個セット |
その他 | ー |
キーボードの徹底掃除手順
通常、今回紹介したクリーナーでこまめに掃除をしていればそれほど必要ありませんが、長年掃除せずに使ったキーボードはほこりや汚れでベタベタです。
キートップの内部や真下に、ゴミや食べかすが入り込んでしまっている可能性も高いです。
そんな時は思い切ってキーを外し、徹底的に掃除してしまうという方法もあります。
ここではキーボードのキーを外して掃除する方法について解説します。
ただし、分解清掃の方法を間違えると、元に戻せなくなったり、故障の原因になるので、自信のない方は買い替えるか、知識のある方にやってもらいましょう。
また、ノートパソコンで採用されているパンタグラフ式など、キーボードの種類によってはキーが外せない、もしくは外すと破損しやすい種類がありますので注意してください。
- キーボード分解清掃手順
- STEP.1キーボードの写真を撮る
まずキーを外す前にキーボードの写真を撮っておきましょう。
写真を撮らずにキーを外すと、掃除の後に正しい位置にキーを戻せなくなる可能性があります。
- STEP.2キーを慎重に外すマイナスドライバーやキープラーという専用工具でキーを外します。
メンブレンやメカニカル式はこうした工具を使えば、比較的簡単にキーを外すことができます。
- STEP.3キーと本体を清掃する取り外したキーの横や内側、外した本体側をエアダスターやウェットティッシュ、綿棒などで清掃します。
あまりにも汚れていた場合、エアダスターやブラシだとほこりを舞い上げてしまう可能性があるので、大きなものは最初に掃除機タイプで吸っておきましょう。
細かい所は無水エタノールを少し付けた綿棒などで掃除すると綺麗になりますよ。
綿棒や無水エタノールは100均でも手に入るので常備しておきましょう。
- STEP.4写真を参考にキーを元に戻す最後にキーを元に戻せば完了です。
キーボードの分解はちょっとしたコツが必要なのでできればいらないキーボードや、1~2個練習で外してから挑戦してみてください。
なお、安いキーボードの場合、時間と労力をかけて掃除するより買ってしまったほうがいいケースもあります。
Picky’s編集部では安いものや、使いやすいキーボードを多数紹介していますので、買い替える場合はこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:【2021年度最新版】ワイヤレスキーボード最強おすすめ18選 価格や機能で徹底比較
関連記事:【2021年最新版】キーボードのおすすめ 15選 | 人気のタイプや選び方を徹底解説!
関連記事:タイピングが楽しくなる!メカニカルキーボードおすすめ15選|軸の種類から選び方まで徹底解説
関連記事:【安価で手になじむ】メンブレンキーボードおすすめ15選|人気の無線タイプも
キーボードクリーナーの関連商品
ここではあると便利なキーボードクリーナーの関連商品をいくつか紹介します。
キーを手軽に取り外せる「キープラー」
分解清掃項目で紹介した、キーを取り外す専用工具キープラーです。
慣れればドライバーでもキーは外せますが、無理に力を入れると壊してしまう可能性があるので、自信が無い方はこうした専用工具で外すといいでしょう。
キーボードクリーナーのよくある質問
最後にキーボードクリーナーでよくある質問をまとめました。
スライムの使い方がわかりません
ブラシやエアダスターの使い方はほとんどの方が分かると思いますが、スライムは使い方が分からないという方も多いようです。
スライムはトロっとした粘着性の物体で、キーボードに張り付け、キーの隙間などに入り込ませて汚れを吸着させ掃除をするアイテムです。
なので、こんな感じでキーボードにペタッと貼りつけるだけで、後は勝手に重力の力で下に落ちていきますので、適当な所で剥がして、汚れと一緒に回収してください。
スライムの固さに応じて少し押し付けてもいいですが、「押し潰すようにしたり、力を入れて転がすのはNG」です。
キーボードの角などに当たるとスライムがちぎれ、キーボードの内部にスライムの残骸が散らかってしまいます。
「KeyboardCleanTool」ってなんですか?
「キーボード 掃除」で検索していると、「KeyboardCleanTool」というアプリの名前をよく目にします。
このアプリ(ソフト)は、簡単に言えば「一時的にキーボード操作を無効にするMac用のアプリ」で、電源を落とさなくてもキーボードの掃除ができます。
キーボードを掃除する際はほぼ確実にキーを押す(押してしまう)ことになるため、いちいち電源を切らないと掃除しにくいのですが、このアプリを使えば作業中でも簡単に掃除ができます。
キーボードクリーナーでパソコン周りを常に清潔に保つ!
キーボードクリーナーは直接パソコンの性能にかかわるものではありませんが、衛生的な環境を保つためにも必須です。
ほこりが入ると雑菌が繁殖しやすく、接触不良の原因にもなるためできればこまめに掃除しておくのがおすすめです。
- 掃除の用途に合ったタイプを選ぶ
- 除菌や静電タイプが便利
- 数種類常備して色々な場所や汚れに対応できるようにしておく
このように選ぶと良いでしょう。
レントリーでは、キーボードクリーナーのほかにもキーボード用のアイテムを多数紹介しています。
是非以下の記事にも目を通してみてください。
関連記事:キーボードトレイおすすめ15選|正しい姿勢での使い方も解説
メーカーのひとこと
「手洗い・除菌はしっかりしていてもタッチパネルやキーボードの除菌までできていますか?」
スマートクリーナーClewマルチシリーズは手あか・指紋汚れを拭きムラなく落とせてかつウイルス除菌までできる唯一のクリーナーです。
原料は水とミネラル類だけなので、従来品のアルコール類や電解水などで製造されたクリーナーと違い機器や人体、または環境に対してもダメージレスです。室内や車内空間などで噴射・吸引しても無害なので、小さなお子様・ペットの周辺でも気にせず使用できます。抜群の洗浄力で液晶画面、キーボードの皮脂やホコリ汚れを除去し清潔に保つことができます。