Apple(アップル)の軽くて高性能なノートパソコン「MacBook(マックブック)」。就職や進学で新しい生活が始まり、自分用のMacBookがほしいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、Appleストアを見ると、専門用語が沢山出てくる上に、カスタムが可能になっています。選べる楽しさはあるものの、自分に合ったMacBookがどれかわからないという声も。
そこでこの記事では、憧れのマイMacBookを手に入れるため、押さえておきたいポイント・選び方を徹底解説。初めて購入する人に向けて、MacBook AirとMacBook Proの違いやおすすめ機種をわかりやすく紹介していきます。
編集部
この記事を監修した専門家

目次
- MacBook(マックブック)とは
- MacBookがおすすめな理由
- 最新MacBook 7機種 人気おすすめランキング
- MacBook ProとAirの違いは?
- 初心者必見!MacBookおすすめの選び方・ポイント
- 【新型発表】2023年2月3日発売のMacBook Pro14、16インチが進化したポイント
- MacBookのスペックの決め方
- MacBook Air M2 おすすめ構成・スペック2選
- MacBook Pro おすすめ構成・スペック4選
- MacBookの使い方
- MacBookの基本用語
- そのほかの人気のMac製品一覧
- MacBook(マックブック)よくある質問
- MacBook(マックブック)のおすすめ関連アイテム
- MacBook(マックブック)まとめ
MacBook(マックブック)とは
「MacBook(マックブック)」とは、米国の大手IT企業Apple(アップル)が販売している、ノート(ラップトップ)型のPCシリーズです。抜群の知名度があり、大学生・社会人など、若い世代から人気があります。
ノートパソコンの売れ筋週間ランキングでは、NECや富士通を抜き何度も1位を獲得しています。(参考:MacBookに次いで人気のノートPCは? 今売れてるランキングTOP10 2022/4/21)
MacBookの強みは、ハードウェアとソフトウェア(OS)を、アップルが、一貫して製造・販売していることです。そのため、高い連携性があり、トラブルに強く、動作がスムーズなのです。
ますます人気のMacBook。最新のモデルはどのようなラインナップになっているのでしょうか。早速見ていきましょう。
MacBook以外のノートパソコンについては、下記の記事をご覧ください。3万円や5万円以下で買える、費用の抑えられたWindowsノートもありますよ。
関連記事:【Office付きも】安いノートパソコンおすすめ20選!3万・5万以下でハイスペックなPCはこれだ!(2021年版)
MacBookがおすすめな理由
- iPhone・iPad・AirPodsと連携できる
- iPhoneやiPadより機能が豊富で、レポート作成・ZOOMなどに便利
- 動画作成やプログラミングなど、クリエイティブ環境が整っている
初心者でも簡単にiPhoneやAirPodsと連携ができる
MacBookを購入するメリットは、ズバリ、iPhoneやiPad・AirPodsと連携・同期ができることです。
たとえば、ファイル共有アプリ「AirDrop(エアドロップ)」を使えば、ケーブルを使わずに、写真やファイルを共有できます。ノートがシェアされてきたときも、すぐにMacBookに転送できるので、作業・学習の効率化に繋がります。
他に、カメラ・クラウド(iCloud)・カレンダーなども連携可能です。
レポートやZOOM会議が楽にできる
メリットの二つ目は、同時に複数のアプリを立ち上げられることです。iPhoneやiPadも画面分割に対応しており、リモートワークに使っている人も多いでしょう。しかし、ビデオ会議用アプリ(ZOOMなど)では画面が分割できないことがほとんど。
その点、MacBookなら、メモアプリを開きながらでもビデオ会議に参加可能。ミーティングや講義をオンラインで受ける機会の多い人は、モバイルPCよりMacBookが絶対におすすめです。
アップル独自のクリエイティブ環境が整っている
動画編集・プログラミング・動画視聴環境が整っているのもMacBookの強みです。
例えば、iPhoneとMacにはApple製の動画編集用アプリ「iMovie」があります。しかし、機能の差は歴然。たとえば、iPhone用のiMovieには「タイトル」が9種類しかありませんが、パソコン用のiMovieには48種類準備されています。
MacBookにすれば、何倍もクリエイティビティの幅が広がります。
同じことが、ワード・エクセル・パワーポイントなどオフィス用アプリ、プログラミング用アプリについても言えます。
最新MacBook 7機種 人気おすすめランキング
現行モデルMacbook 人気おすすめランキング一覧
商品 | 最安価格 | プロセッサ | メモリ | ストレージ | バッテリー | 重量 | その他の特徴 | |
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![]() | 2022 13インチMacBook Air | ¥184,958 楽天市場AmazonYahoo! | M2 | 最大24GB | 最大2TB | 最大18時間 | 1.24kg | Touch ID |
![]() | MacBook Air Apple M1 Chip (13インチPro, 8GB RAM, 256GB SSD) | ¥159,020 楽天市場AmazonYahoo! | M1 | 最大16GB | 最大2TB | 最大18時間 | 1.29kg | Touch ID |
![]() | 2023 13インチMacBook Pro | 楽天市場¥206,800 AmazonYahoo! | M2 | 最大24GB | 最大2TB | 最大20時間 | 1.4kg | Touch Bar/Touch ID |
![]() | Apple 2023 MacBook Pro Apple M2 Proチップ: 14.2-inch | 楽天市場¥288,800 AmazonYahoo! | ||||||
![]() | Apple MacBook Pro (14インチ, 8コアCPUと14コアGPUを搭載したApple M1 Proチップ, 16GB RAM, 512GB SSD) | 楽天市場¥274,800 AmazonYahoo! | M1 Pro, M1 Max | 最大64GB | 最大8TB | 最大17時間 | 1.6kg | Touch ID |
![]() | Apple 2023 MacBook Pro Apple M2 Proチップ: 16.2-inch | 楽天市場¥348,800 AmazonYahoo! | ||||||
![]() | Apple MacBook Pro (16インチ, 10コアCPUと16コアGPUを搭載したApple M1 Proチップ, 16GB RAM, 512GB SSD) | 楽天市場¥338,800 AmazonYahoo! | M1 Pro, M1 Max | 最大64GB | 最大8TB | 最大21時間 | 2.1~2.2kg | Touch ID |
Macbook 特徴やスペック比較一覧まとめ
2023年1月現在、最新のMacBookは、以下の7種類です。M1チップ搭載機種が登場してから一年。ついにMacBookシリーズはApple純正のチップのみになりました。
MacBook Air M2 | MacBook Air M1 | MacBook Pro M2 13インチ | MacBook Pro M2 14インチ | MacBook Pro M2 16インチ | MacBook Pro M1 14インチ | MacBook Pro M1 16インチ | |
メモリ |
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ストレージ |
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ディスプレイ | 2560×1664 | 2560×1600 | 2560×1600 | 3,024 x 1,964 | 3,456 x 2,234 | 3024×1964 | 3456×2234 |
重量 | 1.24kg | 1.29kg | 1.4kg | 1.60 kg(M2 Pro)、 |
2.15 kg(M2 Pro)、 |
1.6kg | 2.1kg, 2.2kg |
バッテリー | 18時間 | 18時間 | 20時間 | 18時間 | 22時間 | 17時間 | 21時間 |
処理能力 |
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MacBook Air M2 |移動の多いクリエイターにおすすめなノートパソコン
プロセッサ | M2 |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大2TB |
バッテリー | 最大18時間 |
重量 | 1.24kg |
その他の特徴 | Touch ID |
MacBook AirにM2チップを搭載したモデル。M2チップは前作のM1よりも処理能力が最大1.4倍速くなり、わずかではありますが重量も12.4kgと最軽量。デザインも一新されMagsafe充電が復活。新色ミッドナイトも加わりカラーバリエーションも増えました。
解像度が2560×1664と高いだけでなく、高画質でデータを圧縮できるProResにも対応しているので、4Kや8Kなどの高画質を動画編集する方におすすめです。性能はMacBook Pro13インチM2モデルとほとんど変わらないので、携帯性と性能を重視する方に適しています。
Appleが開発した高画質で映像を圧縮できるコーデックのこと
MacBook Air M1|学生や営業マン、初心者におすすめ
プロセッサ | M1 |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 最大2TB |
バッテリー | 最大18時間 |
重量 | 1.29kg |
その他の特徴 | Touch ID |
MacBookシリーズの中でも、軽くて持ち運びしやすいMacBook Airです。重さは1.29kgと、16インチモデルに比べて800~900gも軽いのが特徴です。
ディスプレイの大きさは13インチなので、iPad Proの大きいモデルとほぼ同じサイズになります。
バッテリーに関しても、IntelのCPUを搭載していたMacBook Air 2020年モデルに比べ、6時間も増えました。
また、MacBookシリーズの中で唯一冷却ファンがついていないので、動作中は完全に無音なのも特徴です。
値段と性能のバランスがいいので、どれを買えばよいか迷っているパソコン初心者の方にもおすすめ。
WEBブラウジングや文書作成などの事務仕事をメインに使いたい方にはMacBook Airがおすすめです。また、13インチのProとチップは同じなので、4Kの動画編集なども余裕でこなせます。
MacBook Airは今1番手に入れやすい価格のMacBookです。Macは高いとよく言われますが、実は約10万円から手に入るので、そこまで高いわけでもありません。
大学生・営業マン・出張の多いビジネスマン・電車内やフライト中に作業できるコンパクトなノートパソコンがほしい方に最適と言えます。
MacBook Airは編集部のスタッフも使用している人が多いです。
関連記事:【MacBook Air(M1)2020を徹底レビュー】悪いところ・評価できる点を詳しく解説!
関連記事:【2022年】編集部が買ってよかったもの34選!ガジェット・家電など自腹で買って満足したものは?
MacBook Pro M2 13インチ|バッテリー性能とコスパ重視ならこのパソコン
プロセッサ | M2 |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大2TB |
バッテリー | 最大20時間 |
重量 | 1.4kg |
その他の特徴 | Touch Bar/Touch ID |
MacBook Pro 13インチは、Proの低価格モデルという位置付けになります。と言っても選ぶ価値がないわけではありません。
具体的には、MacBook Airとほぼ同じサイズで重量も若干増えた程度ながら、スピーカーやマイクの性能が上がり、バッテリーの持ちも20時間と非常に長いです。それでいて、比較的安価な価格設定なので、コストパフォーマンスは最高だといえます。
とにかく長時間バッテリーで使いたい。そしてなるべく軽い方がいい。という人のニーズに応えるモデルになっています。
また、MacBook Airにはなかった冷却ファンが搭載されているので、長時間の連続使用における安定性が高くなっています。
なお、13インチのProは現時点で唯一「Touch Bar」が搭載されています。その点はプログラマーの方にとっては若干不便かもしれません。
プログラマーや執筆者の方など、コンパクトさとバッテリー駆動時間の両立を求める方。長時間連続で趣味程度の動画編集や画像編集をする方などにおすすめです。
MacBook Pro M2 14インチ|小型でハイスペックなノートパソコンを持ち歩くなら
2023年1月に発表されたモデルです。前世代のMacBook Pro M1 14インチと比較するとCPUやGPU、最大メモリ数、バッテリー持ちなどがアップしています。今回はマイナーアップデートなので革新的な変化はありませんが、性能は前モデルより確実に高いです。
MacBook Proの重量はほとんど変わらず、バッテリー持ちは前世代より1時間アップしたのでより長く使いたい方にピッタリ。またM2Maxチップを選択すれば最大12コアCPU、38コアGPU、96GBのメモリが選べます。よりパワフルなMacBookを求めていた方には嬉しいポイント。またHDMIは最大8Kの出力に対応しているので、高解像度で出力したい方におすすめです。
MacBook Pro M1 14インチより性能が良く、なるべく小型モデルを求めるプロのクリエイターやプログラマーの方、デスクトップ機並みの性能を持っているノートパソコンが欲しいと思っている方におすすめです。
MacBook Pro M1 14インチ|怪物級のパフォーマンスを外出先で
プロセッサ | M1 Pro, M1 Max |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大8TB |
バッテリー | 最大17時間 |
重量 | 1.6kg |
その他の特徴 | Touch ID |
2021年10月に発表されたモデルです。特徴は、有り余るほどの高性能と、HDMI、SDカードスロット、MagSafe充電ポートが復活したことです。
2021年に形が新しくなったフルモデルチェンジがあり、ディスプレイ、スピーカー、マイク、キーボード、処理性能など、全ての機能が大きく向上しています。
RAMは最大64GB、SSDは最大8TBまで選択可能。ディスプレイは14インチでありながら、前世代の16インチ(Intelモデル)よりも画素数が多いうえ、最大で3倍ほど明るくなっています。
頭脳となるチップは、M1チップをバージョンアップさせたM1 Pro、M1 Maxチップから選択でき、高性能なモデルは、前世代16インチの最上位モデルの約2倍のCPU性能、約3倍のグラフィックス性能を発揮するとされています。これは、MacBook Air M1やPro M1(13インチ)の約1.5倍のCPU性能、約3倍のGPU性能と言い換えることもできます。
選べるSSDの容量は前世代の16インチと同じですが、転送速度が約2倍になっており、容量の大きなデータもよりスムーズに処理できます。
これらの怪物のようなパワーを持ちながら、バッテリー駆動時間は最大17時間と長く、外出先での作業も不安はありません。
高性能が第一条件だが、でもなるべくコンパクトであって欲しいというプロのクリエイターやプログラマーの方にはもちろん、最大4台の外部ディスプレイも接続可能なので、高性能デスクトップ機の買い替えを検討されている方にもおすすめです。
MacBook Pro M2 16インチ|もはや持ち運べるデスクトップパソコン
MacBook Pro M2 14インチと同じく2023年1月に発表されました。MacBook Pro M2 16インチは、前世代のMacBook Pro M1 16インチをマイナーアップデートしたモデルで、性能はほとんどMacBook Pro M2 14インチモデルと同じです。バッテリー持ちはMacBook史上最長の22時間とかなり長く使えます。
またWi-Fi6Eに対応しているので(Wi-Fi6Eが使える環境であれば)、Wi-Fi6より転送速度が比較的速いのでファイルのアップロードやダウンロードを頻繁に行う方にピッタリ。MacBook Pro M2 14インチモデルより2周り大きく、約500g重いので持ち運びは少し大変です。「普段はデスクトップパソコンのように自宅や勤務先で使い、いざというときに持ち運びたい」という方におすすめです。
場所を選ばず使え、デスクトップ並みのパワーを持ったMacBookが欲しい方におすすめです。
MacBook Pro M1 16インチ|バッテリーも性能も最強クラスなノートパソコン
プロセッサ | M1 Pro, M1 Max |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大8TB |
バッテリー | 最大21時間 |
重量 | 2.1~2.2kg |
その他の特徴 | Touch ID |
これは、MacBook Pro M1 14インチモデルの画面を大きくし、バッテリーを増量したモデルになります。性能は基本的には14インチと同じです。
ただし、M1 Maxを搭載している16インチモデルに限り、性能を限界まで高めるハイパワーモードが利用可能です。バッテリー駆動時間は最大21時間とかなり長いのが特徴。
サイズと重量に関して前世代の16インチモデル(Intel)と比較すると、サイズはほぼ同じですが、一方で重量はM1 Proモデルが100g、M1 Maxモデルが200gほど重くなっています。男性であれば、2kgが日常的な持ち運びの境界ラインとした場合、毎日どこへでも持ち運ぶ。といった使い方は少し大変かもしれません。
140Wの新しい電源アダプターはサイズこそ大きくなっていますが、重さは以前の16インチモデルに付属していた96Wのものからほとんど変わっておらず、およそ300gです。
高性能なMacBookが欲しい!!というクリエイターの方、強い物好きな方。出先でもなるべく大きな画面で作業がしたい方にもおすすめです。
関連記事:【MacBook Pro 13/16インチを徹底レビュー】気になる点・使いやすい点を徹底解説!
MacBook ProとAirの違いは?
MacBook AirとMacBook Proは、どこが違うのでしょうか。
機種 | モデル | 特徴 |
MacBook Air | 13インチ M2 |
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MacBook Air | 13インチ M1 |
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MacBook Pro | 13インチ M2 |
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MacBook Pro | 14インチ M1 Pro, M1 Max |
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MacBook Pro | 14インチ M2 Pro, M2 Max |
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MacBook Pro | 16インチ M1 Pro, M1 Max |
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MacBook Pro | 16インチ M2 Pro, M2 Max |
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MacBook AirとMacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 14インチと16インチは、それぞれ性能的にほとんど同じです。 Proの加点要素としては、「Touch Bar(MacBook Pro 13インチのみ)」「最大20時間バッテリー」「ハイダイナミックレンジステレオスピーカー」など、操作性やオーディオ関連の性能が 若干上です。
MacBook AirとMacBook Pro 13インチの違いは、操作性や音響性能。MacBook Pro 14インチ、16インチは、全てにおいて最強のラップトップ。
迷ったらMacBook Airがベストバイ
おすすめユーザー
- MacBook Pro(M1Pro,Max)14インチ、16インチ…プロユーザーや大画面にこだわる人向け
- MacBook Pro(M2Pro,Max)14インチ、16インチ…MacBook Pro(M1Pro,Max)14インチ、16インチより高性能を求める方
- MacBook Pro M2 13インチ…MacBook Airよりもサウンドや操作性、安定性にこだわりたい人向け
- MacBook Air M1 …コストや携帯性を重視する人向け
- MacBook Air M2 …コストや携帯性を重視し、動画編集をするクリエイター向け
MacBook Pro 14インチ、16インチ、13インチ、MacBook Air M2は、プログラマー・デザイナー・カメラマンなどのプロの仕事にも余裕で対応できるハイエンドモデルです。一方、大学生や新社会人におすすめなのは、MacBook Air M1です。コスパが良く高性能です。
大学生で、MacBook AirとMacBook Pro 13インチで迷っているなら、間違いなく「MacBook Air」がおすすめです。1.29kgで通学で負担にならず、かばんにも収まりやすいからです。
プロセッサ | M1 |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 最大2TB |
バッテリー | 最大18時間 |
重量 | 1.29kg |
その他の特徴 | Touch ID |
初めてノートパソコンを買う人は、MacBook Airの、メモリ8GB、ストレージ256GBのスタンダードモデルから始めてみるのはどうでしょうか。メモリ8GBでも動きはサクサクしていて、普段使いのノートPCとして過不足のないスペックです。
10年前なら、メモリ4GBのノートPCでさえ15万円以上しました。しかし今は、倍の性能を持つ製品が、10万円程度で手に入るので、ぜひチャレンジしてみてください。
編集部
費用や携帯性を重視するならMacBook Air。お金に余裕があり、サウンドや操作性にこだわるなら、MacBook Pro 13インチ以上を選べば間違いありません。
初心者必見!MacBookおすすめの選び方・ポイント
MacBookは、メモリやストレージをカスタマイズ注文できるようになっています。選び方を知っておくと、自分に合ったスペックのPCをオーダーできますよ。
プログラミングや動画編集には16GB以上のメモリを
MacBookを選ぶ上で、まず気にしたいのは「メモリ容量」です。メモリは、机の広さにたとえられます。広ければ複数の本を広げられるように、メモリが多ければ一度に沢山のアプリを起動し、処理を効率化できます。
MacBookのメモリは、後から増設できないので、購入時にしっかり選ばなければなりません。
文書作成・表計算・WEBブラウジング、軽い動画編集などであれば8GB(ギガバイト)、本格的な動画編集やプログラミングなどを行うならば16GB以上がおすすめです。
プロセッサ | M1 Pro, M1 Max |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大8TB |
バッテリー | 最大21時間 |
重量 | 2.1~2.2kg |
その他の特徴 | Touch ID |
たとえば、MacBook Pro(M1Pro,Max) 14, 16インチは、メモリが16GB・32GB・64GBと選べます。32GBや64GBといった大容量のメモリを選択すれば、規模の大きいソフトの開発や、8K動画の編集などにも余裕で対応できます。
クリエイターやデベロッパーはM1Pro,Maxチップのモデル、とにかく重いデータを扱う研究者や編集者のような人はM2Pro,MaxチップのMacBook Pro 14インチや16インチの上位モデルを選択するのが良いでしょう。
「メモリ」はPCのパフォーマンスにかかわる要素で、単位はGB(ギガバイト)で表します。M1シリーズチップ搭載のMacは、これまでのコンピュータとは構造が全く異なり、比較的少ないメモリでも効率的に動作するようになっています。プロのクリエイターでなければ、16GBで十分すぎるほどです。
ストレージは自分にあった容量を
次に気にしたいのが、「ストレージ」です。ストレージは本棚にたとえられます。本棚は大きければ大きいほどたくさん蔵書できますが、ストレージも大きければ大きいほど多くのデータを保存できます。
特に動画ファイルや、一眼レフで撮った写真データなどはサイズが大きくなりがち。動画や写真をパソコンに保存するなら、最低512GB以上のモデルを選びましょう。
たとえば、MacBook Pro 13インチは、ストレージを256GB・512GB・1TB・2TBから選べるようになっています。256GBは、事務処理・ブラウジング・レポート作成など書類のファイルがメインの人。512GB以上は、動画や写真データをたくさん保存したい人におすすめです。
ストレージは大きければ便利ですが、必要以上に大きいと、パソコン本体の値段が上がってしまいます。ストレージは外付けのものを利用したり、クラウドサービスを利用したりできます。ぜひ覚えておきましょう。
持ち運びするならMacBook Airがおすすめ
意外と見落としがちなのが、重さです。13インチ(1.24~1.4kg)と16インチ(2.1kg)は数値の差よりも体感の差が大きいです。
口コミでも「13インチは携帯できるが、16インチはしにくい」「とても重い」という声が聞かれました。2kgは、2Lペットボトルとほぼ同じ重さなので、それを毎日持ち運ぶとなると、負担に感じる人も多いようです。
とにかく軽さで選ぶなら、MacBook Airをチョイスするのがベストです。
プロセッサ | M1 |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 最大2TB |
バッテリー | 最大18時間 |
重量 | 1.29kg |
その他の特徴 | Touch ID |
Airは、サイズが30.41×21.24cmで、かばんにも入りやすいのが◎。 Proと異なり、先端が細くなっていて、見た目もスタイリッシュでかっこいいのでおすすめです。
MacBook Airは、M1が1.29kg、M2が1.24kgと携帯しやすく、かばんに入りやすいのが特徴。ビジュアルもかっこよく、軽さで選ぶ人におすすめのモデルです。
アップル独自のM1とM2チップを比較!性能の違いはどのくらい?
M1とM2チップの性能を比較してみました。新旧のMacBookはどのぐらい性能に違いがあるのか知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
M1 | M2 | |
メモリ | 最大16GB | 最大24GB |
CPU、GPU | 8コアCPU、7コアGPU | 8コアCPU、最大10コアGPU |
ストレージ | 最大2TB | 最大2TB |
メディアエンジン(MacBook Air M1とM2比較) | ハードウェアアクセラレーテッドH.264およびHEVC ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン |
ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
M2チップはM1チップと比較すると、メモリ数とGPUのコア数が違います。M2の処理能力はM1と比較してCPUは最大18%、CPUは最大35%向上していると公表されているので、負荷のかかる動画編集や3DCGを行うクリエイターにおすすめです。
M1、M2チップは、iPhoneや iPadに搭載されているチップに似た設計になっており、消費電力の小ささに対して非常に高い処理能力を持っています。
そのためM1、M2チップは、Intelのプロセッサに比べてバッテリー駆動時間も大きいのが特徴。たとえば、MacBook Airの場合、最大18時間、MacBook Proの場合、最大21時間も駆動してくれます。長時間作業にもってこいです。
また14インチと16インチのProは M1 Pro,MaxやM2 Pro,Maxといった高性能を搭載。WindowsのゲーミングノートPCなどでは、性能的にこれを超えるスペックのものもありますが、15時間を超えるようなバッテリー駆動時間とその性能を両立しているものは貴重です。
M1、M2チップは高性能ではあるものの、一方でIntelのプロセッサには長年の採用に裏打ちされた安定性があることも事実です。また、M1、M2ではMacでWindowsを起動させられる「Boot Camp」が利用できないので、Windows系ツールを利用している人は注意しましょう。(M1、M2シリーズでWindowsを使うにはParallels Desktopなどを用いる必要があります)
学割にも注目
学生や教職員、PTAの役員などの方には学割が適応されます。対象者は、大学・専門学校の学生、進学が決まった人、その両親、教職員です。
たとえば、MacBook Air M1は、通常価格134,800円ですが、学割が適応されると120,800円で購入可能。14,000円近く安くなるので、ぜひチェックしてみてください。
【新型発表】2023年2月3日発売のMacBook Pro14、16インチが進化したポイント
2023年1月17日に新型のMacBook Pro14、16インチが発表されました。MacBook Proは2023年2月3日に発売予定です。
PCを買い替えようと思っていた方、新型と旧型どちらを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集はCore i7搭載モデルより15.7倍高速!驚異的な性能を持つM2 Pro

出典:apple.com
最新MacBook Pro(2023)には、アップル独自開発のCPU「M2 Pro,M2 Maxチップ」を搭載。Core i7搭載MacBookProと比較すると、Final Cut Proでの動画編集は驚異の15.7倍速化しています。また内蔵メモリはオプションで最大96GBまで選択可能。マルチタスクと高速処理に優れているので、アプリを一度にたくさん開いても快適に動作します。
動画編集だけでなく3DCGなどの重たい作業を行うクリエイターの方に適しています。デスクトップ並みの性能を求める方にもおすすめです。
バッテリー駆動時間は、MacBook最長の22時間

出典:apple.com
MacBook Pro 14インチモデルは最大18時間、16インチモデルは最大22時間とMacBookの中では最長のバッテリー駆動時間です。満充電すれば1日中電池残量を気にせず作業でき、カフェや出先でコンセントが無くても心配いりません。
またMacBook Proには冷却ファンが内蔵されていますが、M2チップは消費電力が少ないので普段使い程度であれば、ファンは回らず静かに使えます。図書館や夜中など静かな環境でも使えるのはうれしいですよね。
8K出力対応!高解像度で外部出力したい人は注目

出典:apple.com
MacBook Pro14、16インチはHDMIから8K出力が可能。MacBookの美しい映像を他の画面でも出力したい方におすすめです。その他の端子はMagsafe3、Thunderbolt4×3、ヘッドホンジャック、SDXCと最小限の構成ではありますが、SDカードを直接接続できるので、動画クリエイターにはありがたい仕様。
またTouch IDが搭載されているので、セキュリティも万全です。持ち主は簡単にアクセスできるのでありがたいですよね。
MacBook Air M2とMacBook Pro 14インチ M2Proを比較
MacBook Air M2とMacBook Pro 14インチ M2Proはどちらが自分に適しているのか判断するのは難しいですよね。わかりやすいように比較表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
MacBook Air M2 | MacBook Pro 14 M2Pro | |
価格 | 164,800円(税込)から | 288,800円(税込)から |
カラー | ミッドナイト、スターライトスペースグレイ、シルバー | スペースグレイ、シルバー |
サイズ | 13.6インチ(1.13 cm×30.41 cm×21.5 cm) | 14.2インチ(1.55 cm×31.26 cm×22.12 cm) |
重量 | 1.24 kg | 1.60 kg |
CPU | M2(8コア) | M2(10,12コア) |
GPU | M2(最大10コア) | M2(16,19,30,38コア) |
メモリ | 8GB~24GB | 16GB~96GB |
ストレージ | 256GB~2TB | 512GB~8TB |
駆動時間 | 最大18時間(52.6Wh) | 最大18時間(70Wh) |
セキュア認証 | Touch ID | Touch ID |
ディスプレイ | Liquid Retina |
Liquid Retina XDRディスプレイ(3,024 x 1,964ピクセル) |
カメラ | 1080p FaceTime HD |
1080p FaceTime HD |
ポート数 | Thunderbolt / USB 4ポート×2、マグセーフ充電×1 | Thunderbolt / USB 4ポート×3、マグセーフ充電×1、HDMI×1、ヘッドホンジャック×1、SDXC×1、 |
その他の機能 | メディアエンジン搭載 | エディアエンジン搭載、空冷ファン |
性能やバッテリー持ちはMacBook Pro14インチの方が上です。MacBook Air M2はディスプレイの解像度や性能は少し劣りますが、携帯性が高くMacBook Pro14インチより約12万円も安いのでコスパに優れています。
価格を抑えたい方、軽量で持ち運びたい方、ZOOM会議を良くする方はMacBook Air M2がおすすめ。動画編集など重たい作業を行う方はMacBook Pro14インチをチェックしてみましょう。
関連記事:【M1と比較】M2 MacBook Airを実機レビュー!2022年新型モデルの違いは?
MacBook Pro14、16インチはプロのクリエイター向け
「性能が良くなったのはなんとなくわかったが、どれが自分に合っているのかわからない」「新生活に備えて買い替えたいが、高くて買えない」などお悩みの方もいるかと思います。今回発表されたMacBook Pro14、16インチはスペック的にプロのクリエイター向けの製品。事務作業や動画を見るだけなのであればオーバースペックです。
「動画編集を始めようと思っていたのでMacBook Pro14、16インチ検討中です。」という方もいるかもしれませんが、実は2020年に発売されたMacBook Air M1モデルでも十分ハイスペックです。4K動画編集も行えるので性能に申し分ありません。値段も134,800円(税込)と比較的安いのでねらい目です。
MacBookは欲しいけど、なるべく予算を抑えたいという方はMacBook Air M1モデル。プロのクリエイターの方、重たいファイルを頻繁に編集する方はMacBook Pro14、16インチがおすすめです。
MacBook Air M1はいつまで販売しているのかはわかりません。在庫には限りがあるので、ご注意ください。
MacBookのスペックの決め方
MacBook を選ぶ際に重要になってくる要素は3つあります。
- プロセッサ
- メモリ(RAM)
- ストレージ
一つ目の要素プロセッサはMacBookの頭脳となる部分です。
MacBookの中にある無数の部品に指示を出したり、計算をするCPUと呼ばれる部品です。
二つ目の要素のメモリーは、書斎で例えるとデスクの広さです。
デスクが広いとたくさんの書類を同時に広げられるように、メモリーの容量が大きいほどたくさんの処理を同時に快適に動かせるようになります。
三つ目の要素のストレージは、書斎で例えると本棚です。
本棚は大きければ大きいほどたくさんの書類を収納することができますよね。同じようにストレージ容量が大きければ大きいほどたくさんのデータファイルを保存することができます。
どれも数字が大きいほど強いです。
文書作成やWEBブラウジングがメイン
Word(ワード)やExcel(エクセル)などのオフィスソフトでの文書作成や、WEBブラウジングをメインで使う方はそこまで高い性能は必要になりません。
まずはCPUですが、M1やM2を選べば今後5年は使えるでしょう。言い換えれば、MacBook Airの一番安いモデルでも全く問題ない性能だということです。
次にメモリーですが、8GBのメモリがあれば文書作成等に困ることはありません。MacBookシリーズのメモリは最小8GBなので、こちらも一番安いモデルでも十分に使えます。
最後のストレージはMacBookシリーズは最小で256GBです。256GBは文書なら数年分は十分に保存できます。ただiPhoneのバックアップや写真や動画などの管理をするなら、512GB以上あると快適に使えます。
- M1、M2のCPU
- メモリ8GB
- ストレージ256GB
写真や動画の編集をしたい
写真や動画の編集には書類仕事よりも高いスペックが必要になります。
過去には動画や画像の編集には高価なパソコンが必須でした。M1、M2チップはちょっとやそっとでへこたれるものではありません。結論を言えば、簡単な4K程度の動画は最も安いMacBook Airでも余裕で編集できてしまうようになっています。
もちろん今でも、お金を払うほど快適に作業をこなせるパソコンが買えるという事実は変わりませんが、問題はあなたが本当にその性能を必要としているのかです。簡単な動画しか編集しないのであれば、MacBook Airでも十分な性能だと言えます。
ただし、少し本格的な動画編集をするのであれば、メモリを16GBに増設しておくと快適です。32GB以上のメモリがあるとプロの現場での4Kや8Kの動画もスムーズに編集ができると思います。
動画や写真といったデータは大きいのでストレージは大きい方がいいです。本格的に動画編集をするなら、512GBや1TBが最低ラインになります。ただ、内蔵ストレージは高いので、外付けのHDDやSSDなどを並行して使うことも考えると良いでしょう。
- CPUはM1以上
- 16GB以上のメモリー
- 512GB以上のストレージ
動画編集におすすめのノートパソコンはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:【10万円以下も】動画編集用ノートパソコンおすすめ15選|必要なスペックを徹底解説
MacBook Air M2 おすすめ構成・スペック2選
最小スペックで価格を抑えたい方に
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
CPU | M2 8コアCPU 8コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 8GB | プラス¥0 |
ストレージ | 256GB | プラス¥0 |
合計 | ¥150,800 |
1番安いMacBook Air M2の構成がこちらです。
この構成でも、書類仕事中心であれば、今後数年間は余裕で使うことができます。
書類仕事以外にも使うためのスペック
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
CPU | M2 8コアCPU 8コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 16GB | プラス¥0 |
ストレージ | 512GB | プラス¥28,000 |
合計 | ¥178,800 |
これから数年間メイン機として使うことを考えるとこの構成が最低ラインだと思います。
数年分の写真データや動画データなどを保存するには512GBは微妙な容量ですが、外付けストレージを別で購入すれば、余裕を持って使えると思います。また、お財布に余裕がある場合はさらにプラス¥25,200でストレージを1TBにするのもアリかもしれません。
この価格になってくると、MacBook Proも検討できるようになってきます。用途やバッテリー駆動時間などをみて、自分に最適なモデルを選んでください。
MacBook Pro おすすめ構成・スペック4選
現在、MacBook Proはエントリー向けから、超高性能モデルまで幅広いラインナップがあります。それぞれをどのように選べばいいのかを解説します。
あらゆる環境に対応できる基本形
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
画面サイズ | 13インチ | |
CPU | M2 8コアCPU 10コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 8GB | プラス¥0 |
ストレージ | 512GB | プラス¥0 |
合計 | ¥192,800 |
こちらは13インチモデルの値段が高いベースモデルになります。
このスペック自体はMacBook Airでも選ぶことができますが、Proは冷却ファンを搭載していることから、長時間動作時の安定性に投資をするという観点で選んでみました。動画編集や画像編集はもちろん、ライブ会場での利用など、熱暴走が致命的な問題となる現場でも問題なく活躍してくれるでしょう。
YouTubeなどの動画編集
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
画面サイズ | 13インチ | |
CPU | M2 8コアCPU 10コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 16GB | プラス¥25,200 |
ストレージ | 1TB | プラス¥25,200 |
合計 | ¥243,200 |
13インチモデルのベースモデルです。データが多いので、1TBのSSDにアップグレードしています。
プロセッサはベースモデルのままですが、4Kで凝った編集などをしなければ十分だと言えます。
音楽制作や複雑なシミュレーションも快適
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
画面サイズ | 13インチ | |
CPU | M2 8コアCPU 10コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 24GB | プラス¥50,400 |
ストレージ | 2TB | プラス¥75,600 |
合計 | ¥318,800 |
音楽制作をする方、研究などでシミュレーションをしたりする研究者の方などにはMacBook Pro 13インチの上位モデルをカスタムしてみました。CPU性能を有効に使えるようにメモリはなるべく多く積みました。音源やシミュレーション結果をたくさん保存できるようにストレージは2TBのSSDを選択しています。
8K動画の編集や高精細CG作成も可能な超高スペック
カスタマイズパーツ | 性能 | 価格 |
画面サイズ | 16インチ | |
CPU | M2 Max 12コアCPU 38コアGPU | プラス¥0 |
メモリ | 96GB | プラス¥112,000 |
ストレージ | 8TB | プラス¥308,000 |
合計 | ¥918,800 |
16インチモデルに、とにかくすべてを追加できるだけ追加した最強モデルです。動画編集では、大きくなりがちなファイルサイズも余裕で保存できるように8TBのSSDを選択しています。また、M2チップではCPUとGPUでメモリを共有していることからも、なるべく大きなメモリを載せておくことで、メモリ容量が快適な編集の足かせにならないようにしています。
さらに、M2 Maxを積んだ16インチでは、性能を向上させるハイパワーモードが利用できることから、CGなど書き出しに多くの処理性能を必要とする作業にも最適な内容になっています。
関連記事:【正直最高です】Macbook Pro 2018 15インチに乗り換えた結果をレビュー!!
関連記事:【作業効率爆上がり】MacBook Pro 2019 15インチを徹底レビュー
MacBookを購入する際は、Apple Careの加入も検討してみてください。
関連記事:【2021年】アップルケア+|あなたのMac修理費用を完全サポート!
Apple製品好きな方には、Apple Watchもおすすめです!
関連記事:【2021年マニアが選んだ】おすすめNo1のApple Watchは?Series6, SE, Series 3など全機種徹底比較!
MacBookの使い方
MacBookの初期設定や、iPhoneとの連携の仕方を、簡単に説明します。
MacBookおすすめの初期設定(初心者向け)
以下の初期設定は、多くのMacBookユーザーがしている設定です。PCを使いやすくなるので、ぜひ挑戦してみてください。
Dockの縮小表示
デフォルトのままだと作業領域が狭くなるので、システム環境設定>Dockとメニューバーからサイズを調整しておきましょう。
トラックパッドのスクロール方向
システム環境設定>トラックパッド>スクロールとズーム>スクロール方向で、スクロールの仕方をカスタマイズできます。
バッテリー残量の表示
デフォルトでは表示されていないので、システム環境設定>バッテリー>バッテリー>メニューバーにバッテリー状況を表示で、表示をオンにしておきましょう。
その他のおすすめ初期設定としては、ファインダーの情報表示や、Safariのホームページ設定があります。YouTubeで「MacBook 初期設定」と検索すれば沢山解説動画があるので、参考にしてみてください。
AirDropの使い方
AirDrop(エアドロップ)は、Apple製品同士で、高速にデータをやり取りするアプリです。たとえば、iPhoneと連携すれば、モバイル内の写真・ビデオ・URL・メモなどをワイヤレスでさっとMacBookに伝送できるので、とても便利です。
- 写真を取り込む方法
- STEP.1写真を撮影iPhoneのカメラを起動し、撮影を行います。
- STEP.2共有からAirDropを選択画面下に表示される共有ボタンを押すと、「AirDropで共有」に送信可能なデバイスが表示されます。MacBookを選択します。デスクトップにファイルが表示されれば成功です。
AirDropを利用するには、MacBookとiPhone両方のWi-Fi・Bluetooth機能がオンになっている必要があります。
iCloudの使い方
iCloud(アイクラウド)は、Appleが提供するオンライン・ストレージサービスです。無料で5GBまで使えます。写真やメモをMacBook・iPhone・iPadから確認でき、学習やレポート作成に役立ちます。必ず設定しておきましょう。
- iCloudに写真をアップする
- STEP.1MacBookの設定MacBookは、システム設定>Apple ID>iCloudと進み、「写真」をオンにします。
- STEP.2iPhoneの設定設定>Apple ID>iCloud>写真>iCloud写真をオンにします。
iCloudに保存されたデータは、iPhone・MacBook・iPadいずれかで削除すると、他のデバイスでも見られなくなります。データ管理に注意しましょう。
MacBook初心者なら知っておきたい便利なおすすめアプリ・サービス
MacBookを買ったら、早速入れたい、おすすめのアプリをご紹介します。
- Googleドキュメント…オンラインで文書作成ができ、デバイス間で共有できます。
- Notion…進化した文書作成アプリです。タスク管理機能などを備えているオールインワンなのが特徴で、大学のレポート作成に使っている人も多いようです。
- Word・Excel・PowerPoint…社会人に不可欠な、定番オフィス系ソフトです。
- Google Chrome…ブラウザとして有名なGoogle ChromeもmacOSで動きます。
- Google日本語入力…デフォルトのIMEよりも、機能が充実した入力サポートアプリです。
Macのアプリが反応しなくなたったときは、「option」「command」「esc」の3つのキーを同時に押して、強制終了させられます。覚えておきましょう。
MacBookの基本用語
コア
コアはCPUの核となる部分です。コア数が多ければ、処理能力が高く、作業を効率的に行えます。
現在はApple製のM1、M2チップがMacBookで採用されています。CPUは8、10、12コア、GPUは7、8、14、16、24、32、38コアが存在します。
Touch Bar
Touch Bar(タッチバー)は、ファンクションキーをAppleが独自に拡張・再定義したものです。アプリにより機能が変わるのが面白いところ。描画アプリではブラシ用のスライダーに、メッセージアプリでは絵文字ツールとして入力をサポートしてくれます。
しかし、発売当初から多くのユーザーが不満の声をあげており、折衷案を模索しましたが、2021年のMacBook Proで廃止され、元のファンクションキーに戻りましたが2022年のMacBook Pro13インチにまた搭載されました。
Touch ID
Touch ID(タッチアイディー)は、指紋認証センサーのことです。これを設定しておくことで、パスコードを入力しなくても、ロックを解除できます。
Touch IDを利用するには、システム環境設定から、Touch ID>指紋を追加を選択します。他の人にパソコンを見られないためにも、ぜひ設定しておきましょう。
Thunderbolt
Thunderbolt(サンダーボルト)は、IntelとAppleが共同開発した、独自のデータ伝送用インターフェイスです。Thunderbolt 3は、USB Type-Cのコネクタを用いることが決まっています。
Thunderbolt 3の後継となるThunderbolt 4が最新のMacに搭載されていますが、ほとんど違いはなく、過去の機器でも利用可能です。
そのほかの人気のMac製品一覧
MacとはApple(アップル)が開発しているPCシリーズです。Macのハードウェアはもちろん、内部の動作を司るOSもAppleが開発しています。
OSにはApple独自のmacOSを採用していて、独自のシステムならではの完璧な連携が持ち味です。
Macの中にも4シリーズが展開されていて、ラップトップ(ノート)スタイルのMacBook、一体型PCのiMac、プロ向けデスクトップPCのMac Pro、小型デスクトップのMac miniがあり、スタイルに合わせて最適なMacを選ぶことができます。
持ち運びやすいノートパソコン「MacBookシリーズ」

出典:amazon.co.jp
MacBookシリーズはラップトップ型のMacのことを指します。
コンパクトな本体にパワフルな性能を詰め込んだMacBookシリーズはMacの中でも1番の知名度を誇り、学生からプロユーザまで幅広い人気を博しています。
MacBookシリーズの中にも3ラインあり、買いやすい価格のMacBook Air M1モデルとM2モデル、一日中パワフルに使えるMacBook Pro 13インチ、M2 Pro,Max搭載でラップトップ最高クラスの性能のMacBook Pro 14インチ、16インチと使用スタイルに合わせて幅広く性能を選ぶことができます。
アップルの洗練されたデザインが人気の「iMacシリーズ」

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その特徴的なフォルムでMacのアイコンのような存在のiMacはディスプレイとコンピュータが一つになった一体型PCです。
基本的に机の上に据え置きで使うiMacは仕事や趣味のメイン機となるようなスペックが取り揃えられています。
iMacシリーズにはIntelのプロセッサを搭載した21インチと27インチモデルと、M1チップ絵を搭載した24インチの三種類があり、ディスプレイの解像度やCPU、RAMなど細かくカスタマイズすることができます。
関連記事:【新型24インチ iMac&Mac mini 比較レビュー】購入する前に知っておくべき特徴や違いを徹底解説
パワフルなデスクトップを求める方におすすめな「Mac Pro」
Mac Proは名前の通りプロユーザ向けのデスクトップPCです。
8Kのビデオを4本同時再生ができたり、1000トラックのミュージックプロジェクトを再生できるなどプロでも驚くほどの性能を持っています。このMacは性能はさる事ながら価格もプロ向けで最低スペックでも60万円以上はする驚きの価格です。
実は、2021年のM1 Maxを搭載したMacBook ProはMac Proの中位モデルに肉薄する性能を持っていると言われています。Mac ProはIntelプロセッサを搭載したモデルが来年まで発売されるはずですが、そのうちApple製のM1のようなチップを積んで再登場することになると予想されています。ラップトップでこの性能ということは、一体デスクトップで本気を出したらどうなるのでしょうか。
コスパ最強なデスクトップパソコンをアップルでさがしているなら「Mac mini」

出典:amazon.co.jp
Mac miniは弁当箱のような本体にPCを詰め込んだコンパクトなデスクトップMacです。
外部ディスプレイや、キーボード、マウスなどが必要ですが、今までデスクトップPCを使っていて乗り換える方や、テレビにつないでサブマシンのように使うなど比較的ライトなユーザにおすすめです。こちらも他のMacと同じようにCPUやRAMなど細かくカスタマイズすることができます。
MacBook(マックブック)よくある質問
MacBookはどこで買うのがおすすめですか?
こだわってカスタマイズするならAppleStoreでの購入、ポイントの使用やセール時期を狙っての購入ならAmazonなどのECサイトがおすすめです。
一番確実なのは、Apple Storeを利用することです。ストアを利用すれば、カスタマイズしたり、整備品で安く上げたり、下取りしてもらったり、分割払いを選択できたりします。
家電量販店は、エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機・ノジマ・ビックカメラ・ベスト電器・ヨドバシカメラ・ケーズデンキなどで取扱があります。家電量販店でMacBookを購入すると、「実機を触れる・買ってすぐ持ち帰れる・お店のポイントがつく」といったメリットもありますよ。
ネット通販は、Amazon・楽天・Yahooショッピング・価格.comなどがおすすめです。Amazonは在庫が比較的安定しています。
MacBookは中古でも大丈夫ですか?
中古で購入するなら、まず購入先をしっかりと確認しましょう。中古販売店などで販売されているものは基本的に安心して購入できると思います。
一方、メルカリやヤフオクなどの個人間取引では、説明が不十分なこともあり、本当に欲しいモデルが手に入らないこともあります。できるだけ評価の高い出品者を選び、不明なところは質問しましょう。PCの状態をしっかり知ったうえで購入することが大切です。
MacBookもウイルス対策が必要ですか?
はい、必要です。
MacはWindowsよりセキュリティーに強いとされます。しかし、近年はMac人気の上昇に伴い、Macを対象としたウイルスも増えています。
更新料ゼロ円のものや、台数無制限のものなど、利用しやすいウイルス対策ソフトもあります。ぜひ、対策をしっかりしておいてください。
MacBookでWindowsを動かすことはできますか?
一応、できます。
ゲームがしたいときなど、Windows環境でしか動かないソフトを使いたい時があるかもしれません。方法は幾つかありますが、これまでは、Macに付属する「Boot Camp(ブートキャンプ)」と呼ばれるユーティリティーを使う方法がもっとも安定していました。
しかし、Boot CampはIntel製CPUでしか動作せず、M1、M2チップを搭載した現行のMacBookでは動作しません。
このような場合は、macOS上でWindowsを使えるようにする「Parallels Desktop(有料)」などの仮想化ソフトを導入する方法があります。
MacBookでスクリーンショット(スクショ)や画面録画はできますか?
できます。
スクリーンショットは、「shift」「command」「3」キーを長押しします。画面の一部を取り込むには、「shift」「command」「4」キーを長押し後、カーソルをドラッグして、範囲を選択してください。
画面の録画(収録)は、「shift」「command」「5」キーを同時に押します。コントローラーが表示されるので、収録ボタンを押して記録してください。スクリーン全体・スクリーンの一部を記録することも可能です。
MacBookの初期化はどうすればいいですか?
工場出荷時の設定に戻すには、「macOS復旧」を使って、macOSを再インストールします。
iCloudなどからサインアウトした後、シャットダウンし、「command」+「R」を押しながら起動させます。「macOS復旧」が立ち上がるので、「ディスクユーティリティー」でディスクを消去し、「macOSを再インストール」で再インストールを開始してください。
より詳しくは、Apple公式サイトの、「macOSを消去して再インストールする」をご覧ください。
MacBookの寿命はどれくらいですか?
Appleが発表している2021年の報告書によれば、macOSを搭載したデバイスの寿命は約4年です(「2021年の進捗報告書」より)。
しかし、MacBookはバッテリーを内蔵している関係で、使用頻度や使い方によって、寿命が大きく変わります。
省エネルギー設定をオンにしたり、最適化されたバッテリー充電の機能をオンにしたりすることで、バッテリーを長持ちさせることができます。
ちなみに、MacBookはバッテリーの交換ができます。詳しくは、Appleの公式サイトをご覧ください。
MacBook(マックブック)のおすすめ関連アイテム
ケースやステッカーでMacBookをおしゃれにしてみませんか?
MacBookケース/カバー
汚れや傷からMacBookを守るアイテムです。おすすめは、AMOVOの「MacBook用カバー」。カバーをすると、熱がこもりやすいですが、このカバーは底面に熱放出用の空気口があります。筐体が熱くなりにくい構造です。
関連記事:【オシャレ&多機能】MacBook Air /Proケース・カバー おすすめ23選| 2021年最新ランキング
関連記事:ノートパソコンケースのおすすめ23選|おしゃれ&かわいいデザインや人気ブランドも紹介
MacBookステッカー
MacBookに彩りを加えるステッカー。特に人気なのは、31色から好みのカラーを選べる、wraplusの「スキンシール」。このシールを張れば、ブルー・グリーン・イエローなど、好きなカラーにカスタマイズできます。
関連記事:Macbookにおすすめ!おしゃれな人気Macbookケースをレビュー!
MacBook マウス
MacBookにはマウスが付属していないので、ぜひチェックしておきましょう。おすすめは、MacでもWindowsでも使える、BLENCKの「A102」。Amazon価格1,300円ほどのコスパモデルですが、超薄型+ワイヤレスで、持ち運びも楽々できてしまいます。
関連記事:静音マウスおすすめ15選!有線・無線別に静かな場所で使えるマウスを徹底解説
関連記事:ワイヤレスマウスのおすすめ16選|作業効率がアップする人気商品が勢揃い【2021年版】
MacBookスタンド
スタンドがあれば、キーボードを打ちやすくなったり、ビデオ会議で顔が見えやすくなったりします。BoYataの「ノートパソコンスタンド」は、人間工学に基づいた設計で、使いやすいのがセールスポイント。無段階の高さ調節にも対応しています。
関連記事:ノートパソコンスタンドおすすめ18選|知ればほしくなるメリットと選ぶ方を解説
高速充電器
MacBookの充電に役立つ、急速充電器。Ganという新しい素材によって、充電アダプターは軽量化・小型化が進んでいます。上手に選べば、充電時間が短縮されることも。下記の記事では、選び方やおすすめ充電器を紹介しています。
なお、MacBook Pro 14インチ、16インチでは、USB-C、MagSafeを用いた急速充電に標準で対応しています。
関連記事:【小型最強】急速充電器 おすすめ 20選 | スマホやタブレットのUSB充電を高速革命 (2021年版)
USB-Cハブ
MacBookにフラッシュメモリやHDMIケーブルを接続するには、USB-Cに対応した、USBハブが必要です。おすすめはAnker(アンカー)「Power Expand+」。HDMI・SDカード・USBポートなど、6つのポートに対応しています。
MacBook Pro14インチ、16インチでは、HDMIが標準で搭載され、より便利に使えるようになっています。
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外付けハードディスク
記憶域を増やすのに便利な、外付けハードディスク。最近では、「NAS」と呼ばれる自前のネットワークストレージを導入する人も増えています。
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外付けディスプレイ
編集作業やプレゼンテーションなど、画面を大きく使いたいときに役立つのが、外部ディスプレイです。以下の記事では、Macで使えるディスプレイの特徴・選び方を徹底解説しています。
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MacBook(マックブック)まとめ
いかがでしたか?MacBookは、軽量高スペックで、iPhoneやiPadとの連携が得意なノートパソコン。まさに、新生活にぴったりなアイテムです。
色々な数値や専門用語が出てきますが、ポイントは、「MacBookで何がしたいか」です。
購入のポイント
- 毎日持ち運んで、講義や営業に使う人は、MacBook Air M1やMacBook Pro M1 13インチ
- クリエイターなど仕事で使う高スペック機種がほしい人は、MacBook Air M2、MacBook Pro M2 13インチMacBook Pro M2Pro,Max 14インチ、16インチ
大枠が決まったら、次に自分に合ったストレージやメモリの容量を決めていきましょう。
スペックの目安
- 文書作成・レポートなどをしたい人は、メモリ8GB/ストレージ 256GB以上
- 写真・動画編集・プログラミングなどをしたい人は、メモリ16GB/ストレージ512GB以上
ぜひ、MacBookを新生活でフル活用し、周囲と差をつけていきましょう♪