自作PCを作るとき、とても重要なパーツの一つであるマザーボード。安価なエントリークラスからハイエンドモデルまで、各メーカーがさまざまな種類を販売しています。しかし、専門用語が多すぎてどう選べばいいのかわからない、と思った経験はありませんか?
この記事では、マザーボードの選び方や人気メーカーを初心者にもわかりやすく、専門用語を噛み砕きながら徹底解説します。最新の売れ筋や人気マザーボードもしっかり調査しましたので、おすすめのマザーボードが知りたい中〜上級者の方もぜひ参考にしてください。
この記事を監修した専門家

目次
マザーボードとは
マザーボードとは、パソコン内部にある最も大きな基盤であり、内部の部品全ての土台となるパーツです。「メインボード」「システムボード」と呼ばれることがありますが、一般的には「マザーボード」と呼ばれています。
もちろん、CPUやメモリなどの各パーツを置くだけではありません。各パーツに電源を供給したり相互に情報のやりとりをしたりするための回路を持ち、各パーツ間の媒介になる役割も持っています。
マザーボードにどんなパーツがつけられるかによって、パソコンが発揮できる性能の限界や、新しい技術がどこまで使えるかが決まります。
福井
マザーボードの製品ごとの主な違いは「対応パーツ」「性能」「オンボード機能」
マザーボードが何百種類も販売されているのは、それぞれ対応パーツや引き出せる性能、もともと備わっている機能が異なるためです。
「対応パーツ」の違い
マザーボードによって取り付けられるパーツの数も異なりますが、特に重要なのが取り付けられる「規格」の違いです。メーカー独自の規格や新しい古い規格など、パーツの規格とマザーボードの規格が一緒でないと使えません。
例えば、古いメモリは「DDR2」新しいメモリは「DDR4」と規格があり、「DDR2対応マザーボード(DDR4非対応)」「DDR4対応マザーボード(DDR2非対応)」などがあったりします。
パソコンパーツは技術の進歩によってどんどん新しくなってあり、規格もどんどん新しくなっています。マザーボードも新しい規格に対応するために、新製品が続々登場。
マザーボードが数百種類も販売されているのは、対応するパーツの数だけマザーボードも出ているからなんですね。
福井
マザーボードの性能を決める「チップセット」
マザーボードの性能を決めるのが「チップセット」というパーツです。各パーツの橋渡しをする役割もあるため「ブリッジ」と呼ばれることもあります。
チップセットはマザーボードごとに最初から備わっているパーツで、後から交換できません。チップセットによって使えるCPUが異なるほか、各パーツのデータのやりとりを媒介するため、チップセットがパソコンの処理速度に影響することもあります。
そのため、チップセットの性能が良いほど、CPUなどパーツの性能を引き出しやすくる重要な項目です。
福井
あらかじめ備わっている「オンボード機能」
マザーボードにもともと搭載されている機能を「オンボード機能」と呼びます。マザーボードによって、どのオンボード機能が搭載されているかという違いがあります。
例えば、音を出すための「サウンド機能」はマザーボードに内蔵されている「オンボード機能」の一つです。以前はサウンドカードで音質の最大値を上げるのが一般的でしたが、近年ではオンボード機能でも十分な性能が出せるようになりました。
マザーボードによっては、CPUや無線LAN、Bluetoothなどの機能がもともと備わっているものがあり、それぞれ「オンボードCPU」「オンボード無線LAN」などと呼ばれます。
後からそれぞれのパーツを購入する必要がなく便利ですが、カスタマイズができないこともあります。
マザーボードの選び方
ここからは、マザーボードの具体的な選び方について解説していきます。マザーボード選びでは、特に以下の3点が重要です。
- チップセット
- サイズ
- パーツの対応
それぞれ見ていきましょう。
まずは「チップセット」を選ぶ
まずは、マザーボードの性能を表すチップセットを選んでいきましょう。
CPUによって対応しているチップセットが異なるので、
- CPUを確認
- CPUに対応したチップセットを選ぶ
と、順序立てて選ぶ必要があります。
CPUを確認
まず、自分が使いたいCPUのメーカーや型番、世代を確認しておきましょう。CPUは開発された時期によって世代が異なるほか、グレードによって型番も異なります。
以下は、Intel製CPUの見分け方です。
※2017年11月にリリースされた第8世代「Coffee Lake」以降のCPUになります。
世代 | 世代名 | 見分け方 | 例 |
第8世代 | Coffee Lake-S | Core i◯-8xxx | Core i5-8600K |
第9世代 | Coffee Lake Refresh-S | Core i◯-9xxx | Core i3-9350K |
第10世代 | Comet Lake-S | Core i◯-10xxx | Core i7-10700K |
第11世代 | Rocket Lake-S | Core i◯-11xxx | Core i9-11900K |
対して以下は、AMD製CPUの「Ryzen」の見分け方です。
世代 | 世代名 | 見分け方 | 例 |
第1世代 | Zen | Ryzen ◯-1xxx | Ryzen 5-1600X |
第2世代 | Zen+ | Ryzen ◯-2xxx | Ryzen 3-2300X |
第3世代 | Zen2 | Ryzen ◯-3xxx | Ryzen 7-3800X |
第4世代 | Zen3 | Ryzen ◯-5xxx | Ryzen 9-5900X |
CPUの詳細をより知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね!
関連記事:元PCショップ店員監修!CPUおすすめの選び方を初心者向けにかんたん解説【2022年最新】
CPUに対応した「チップセット」を選ぶ
CPUを確認したら、メーカー・世代に対応したチップセットを選びましょう。以下に近年の主要なチップセットシリーズをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
Intel製チップセット(第8~11世代CPUに対応)
チップセット名 | 対応CPU | オーバークロック対応 | メモリ | PCleレーン | SATA端子 | USBポート |
Z590 | 第10・11世代 | ○ | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×24 | 6 | 3.2×3 3.1×10 3.0×10 2.0×14 |
H570 | 第10・11世代 | – | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×20 | 6 | 3.2×2 3.1×4 3.0×8 2.0×14 |
B560 | 第10・11世代 | – | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×12 | 6 | 3.2×2 3.1×4 3.0×6 2.0×12 |
H510 | 第10・11世代 | – | 2枚まで (最大64GB) |
Gen3×6 | 4 | 3.0×4 2.0×10 |
Z490 | 第10・11世代 | ○ | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×24 | 6 | 3.1×6 3.0×4 2.0×4 |
H470 | 第10・11世代 | – | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×20 | 6 | 3.1×4 3.0×4 2.0×6 |
B460 | 第10世代 | – | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×16 | 6 | 3.0×8 2.0×4 |
H410 | 第10世代 | – | 2枚まで (最大64GB) |
Gen3×6 | 4 | 3.0×4 2.0×6 |
Z390 | 第8・9世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen3×24 | 6 | 3.1×6 3.0×4 2.0×4 |
Z370 | 第8・9世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen3×24 | 6 | 3.0×10 2.0×4 |
B365 | 第8・9世代 | – | 4枚まで (最大64GB) |
Gen3×20 | 6 | 3.0×8 2.0×6 |
B360 | 第8・9世代 | – | 4枚まで (最大64GB) |
Gen3×12 | 6 | 3.1×4 3.0×2 2.0×6 |
H370 | 第8・9世代 | – | 4枚まで (最大64GB) |
Gen3×20 | 6 | 3.1×4 3.0×4 2.0×6 |
H310 | 第8・9世代 | – | 2枚まで (最大32GB) |
Gen2×6 | 4 | 3.0×4 2.0×6 |
AMD製チップセット
チップセット名 | 対応CPU | オーバークロック対応 | メモリ | PCleレーン | SATA端子 | USBポート |
X570 | 第3・4世代 | ○ | 4枚まで (最大128GB) |
Gen4×16 | 12 | 3.1×8 2.0×4 |
B550 | 第3・4世代 | ○ | 4枚まで (最大128GB) |
Gen3×6 | 6 | 3.1×2 3.0×2 2.0×6 |
X470 | 第3・4世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen2×8 | 6 | 3.1×2 3.0×10 2.0×6 |
B450 | 第3・4世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen2×6 | 4 | 3.1×2 3.0×6 2.0×6 |
X370 | 第1〜3世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen2×8 | 6 | 3.1×2 3.0×10 2.0×6 |
B350 | 第1〜3世代 | ○ | 4枚まで (最大64GB) |
Gen2×6 | 4 | 3.1×2 3.0×6 2.0×6 |
A320 | 第1・2世代 | – | 4枚まで (最大64GB) |
Gen2×4 | 4 | 3.1×1 3.0×6 2.0×6 |
CPUの性能は「クロック数」で表されますが、これをむりやり引き上げることをオーバークロック(クロックアップ)と言います。パソコンの処理速度を上げられるので積極的に使う人もいますが、CPUが発熱したり、寿命が短くなったりするリスクが上がります。
マザーボードやパーツの中には、オーバークロックを考慮して作られたものもあります。しかし、メーカー保証外になったり、トラブルにつながったりすることもありますので、よく考えて使いましょう。
困った時は一番グレードの高いチップセットを選ぼう
ここまでの説明で、自分の使いたいCPUに対応するチップセットはわかったけれど、「メモリ」「OC(オーバークロック)」「SATA」「PCIe」などがよくわからない人もいるのではないでしょうか。その場合は、対応するチップセットの一番上のグレードを選べば失敗はありません。
一番上のグレードのチップセットとは、Intel製なら「Zシリーズ(Z590など)」、AMDなら「Xシリーズ(X570など)」です。困ったら、CPUのメーカーと世代を確認し、いずれかのシリーズを選びましょう。
福井
ケースに合わせて「規格(サイズ)」を選ぶ
マザーボードは規格(サイズ)がいくつかあり、自分の利用するパソコンケースに合わせて選ぶ必要があります。主な規格は「ATX」「MicroATX」「MiniITX」の3種類で、それぞれ以下のような特徴を持っています。
- ATX…最も一般的な規格。標準的な大きさで、各種パーツ類を多く取り付けられる
- MicroATX…やや小さめサイズ
- MiniITX…ATXの1/3強くらいのサイズで、小型なぶん取りつけられるパーツが少ない
こだわりがないのであればATX規格がおすすめ
基本的には、各種パーツを取りつけられるコネクタやスロット数が豊富なATX規格がおすすめです。大きいためメンテナンスもしやすく、載せたかったパーツがスロット・端子不足で載せられないといったトラブルもまず起こりません。
ATXはタワー型デスクトップパソコンでよく使われることからもわかるように、ハイスペックパソコンを作るのに向いています。拡張性が高く好きな機能を追加できるため、カスタマイズして楽しみたい人はATXが良いでしょう。
福井
MiniITX規格などの小さなマザーボードは初心者には非推奨
MicroATXやMiniITXは、小型で省スペースなパソコンを作るのに向いています。しかし、サイズが小さい分、スロットや端子の数が少なく拡張性が低いこと、メンテナンスが難しいことなどから初心者にはおすすめできません。
特に、MiniITXの場合は載せたパーツ同士が物理的に干渉してしまうリスクがあるため、干渉しないよう配置をよく考えてパソコンを組む必要があります。
どうしても小型のパソコンを作りたい人におすすめのマザーボードです。
その他のパーツが対応しているかを確認
その他、パーツや端子が対応しているかどうかも確認しましょう。
これらはパソコンの拡張性に関わる部分なので、後から追加したい機能が出てくる可能性があるなら、グレードや数に余裕があるマザーボードが必要です。
メモリスロットの数を確認
マザーボードのメモリスロットで重要な点は、「メモリを何枚差すことができるか」という点です。
メモリは2枚・4枚挿せるものが一般的で、おすすめです。もっと多くのメモリを挿せるモデルもありますが、家庭での使用用途で4枚を超えて使うことはほとんどないでしょう。
また、メモリスロットには最大容量(上限)がありますが、近年のマザーボードはメモリの最大容量が64GB以上のものが多く、最大容量が足りなくなることはまずありません。
結論としては、メモリの枚数は可能であれば2枚より4枚がおすすめです。メモリの数を増やしたい時になど、融通が利きます。さらに、詳細は長くなるので省きますが、2枚で16GBよりも、4枚で16GBにしたほうが性能が上がることがあるためです。
メモリについての詳細は以下の記事で解説しています。
関連記事:PCメモリおすすめ16選|デスクトップ用からノート用まで選び方から増設方法までわかりやすく解説
SATA端子の数を確認
SATA端子とは、SATA規格のSSDやHDD、光学ドライブを接続する際に必要な端子です。マザーボードによって4個あるもの、6個あるもの、12個あるものとさまざまなので、使いたいSSDやHDDに合わせて数が足りるかどうか必ず確認しましょう。
SSDやHDDについての詳細は、以下の記事で解説しています。
関連記事:元PCショップ店員厳選!SSDおすすめランキング15選|HDDの交換方法も徹底解説
M.2スロットの数を確認
M.2タイプの端子を持つSSDを使いたいなら、M.2端子を持つマザーボードを選びましょう。最近のマザーボードにはたいていついていますが、1個2個と搭載されている数は異なるため、SATA端子同様に数が足りるか確認しましょう。
安いVS 高い!マザーボードの比較
ここでは、安いマザーボードと高いマザーボードがおすすめな人について、価格別の人気機種から特徴をまとめました。
安いマザーボードの特徴(1万円以下のモデル)
安いマザーボードは、世代が少し前のモデルや、メモリスロット・SATA端子・USBポートなどの少ないモデル、オーバークロック非対応のチップセットに多いです。つまり、他のマザーボードと比べて拡張性が低く、最新世代のCPUには使えないこともあります。
逆に言えば、CPUが1〜2世代前のものでもOKな人、あまり多くの拡張性は求めていない人なら、コスパが良いマザーボードと言えるでしょう。自分が使いたい機能が十分に搭載されているなら、安いマザーボードもおすすめです。
- CPUが1〜2世代前でも良いので、コストを抑えたい人
- 拡張性はあまり求めておらず、端子やスロットが少なめでも良い人
- オーバークロックは使わない人
高いマザーボードの特徴(2〜3万円台のモデル)
高いマザーボードは、最新型のCPUや接続端子に対応しているほか、スロットや端子の数が多く拡張性が高いこと、WiFiなどオンボード機能がついていることなどの特徴があります。オーバークロックにも対応していて、高負荷な処理を行うゲーマーにもおすすめのモデルです。
最新技術に対応するため、発熱を抑えるヒートシンク機能や冷却性能が高いのも特徴です。熱センサーを搭載して冷却ファンを効率的に作動させたり、空冷だけでなく水冷に対応していたりします。高負荷な作業でCPUなど各パーツが発熱しても、すぐに熱を逃して安定した作業が行えるよう工夫されているのです。
また、こうした最新技術や拡張性を必要とするのはゲーマーに多いため、RGBなどのライティング機能、デザイン性を兼ね備えたモデルも多く見られます。マザーボードの見た目にこだわりたい、他のゲーミングアイテムと揃えて使いたいという人にもおすすめです。
- 最新技術をいち早く使いたい、好きなようにカスタマイズしたい人
- パソコンの発熱が気になる人
- ゲーミングアイテムの一つとして使いたい人
マザーボードのおすすめ人気メーカー
コスパと安定感の「ASRock(アスロック)」

出典:amazon.co.jp
「ASRock」のマザーボードは、コスパが良く安定感があるのが特徴です。ゲーミングに特化した「Phantom Gaming」シリーズや、エントリ〜ミドルレンジを展開する「Steel Legend」が人気。完全水冷式「AQUA」、コンテンツクリエイター向けの「Creator」など、個性の強いシリーズを展開していることでも知られています。
マザーボードの機能そのものは必要最低限で標準的なものの、品質が高く低価格なのが嬉しいポイント。ただし、マニュアルの多くは英語で記載されていて、日本語マニュアルが最低限しかありません。初心者でマニュアルを見ながら組み立てたいという人には少し難しいでしょう。
マニュアルを見なくてもパソコンを問題なく組み立てられるという人にとっては、コスパ・安定感ともにおすすめのマザーボードです。
- コスパが良く、安定感がある
- 個性の強いシリーズを展開している
- 自分でパソコンを組み立てられる、中級者〜上級者向け
初心者から上級者まで人気の「ASUS(エイスース)」

出典:amazon.co.jp
マザーボード業界で世界トップクラスのシェアを誇る「ASUS」は、堅実な設計と拡張性・汎用性高めの機能で自作PCユーザーに人気のメーカーです。ユーザー数が多いのでトラブル発生時にも解決しやすいこと、日本語マニュアルが付属していることなどから初心者にもおすすめ。
最先端テクノロジーをすぐ製品に反映するスピード感も特長の一つですが、機能性やサポートの手厚さなどからどうしても他メーカーより値段が高めです。とはいえ、その分品質が良く、安心して使いやすいので、どれを選べば良いかわからないときはASUS製を選んでおけば間違いないでしょう。
「ASUSTek」と表記されることもありますが、「ASUSTek」が会社名、「ASUS」がブランド名なので、同じ会社のものです。安心して購入しましょう。
- 堅実な設計、拡張性や汎用性高めの機能
- ユーザー数の多さと日本語マニュアルで、困った時にも安心
- 価格は高めだが、初心者〜上級者まで誰にでもおすすめ
ハイスペックPCにおすすめな「MSI(エムエスアイ)」

出典:amazon.co.jp
30年以上の歴史を持つ老舗マザーボードメーカー「MSI」は、ハイスペックなラインナップが特徴。近年はプロゲーマー向けのゲーミングマザーボードが多く、世界中のゲーマーから支持されています。
オーバークロックに対応した製品も多く、パソコンの性能を最大限に使い倒したいという人に特におすすめのメーカーです。ゲーミングアイテムにこだわりたいなら、LEDライティングに対応した製品を選ぶのも良いでしょう。
- ハイスペックなラインナップ
- LEDライティングなど、ゲーミングパソコン向けの製品も多い
- パソコンの性能を最大限に使い倒したい人におすすめ
マザーボードおすすめ人気ランキング比較一覧表
マザーボードおすすめ人気ランキング20選
Intel第10世代のみ対応のタフゲーミングマザーボード
ASUSの「TUF GAMING」シリーズ、第10世代Intel Coreプロセッサーに対応したゲーミングマザーボードです。シリーズ共通のミリタリーグレードの堅牢性、業界最高品質の電圧モジュールによる電力供給の安定性ももちろん備わっています。
専用のソフトウェアを使えば、インターネット通信をどのソフトに優先的に割り当てるか設定可能に。自動的にシステム内のゲームを検出してリスト追加したり、ワンクリックで優先度を調整したりすることもでき、快適なオンラインゲームが楽しめます。
チップセット | Intel B460 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
アルミニウム合金製ヒートシンクで放熱性アップしたマザーボード
AMD製CPU「Ryzen」シリーズに対応したチップセットで最上位のグレード、「X570」をセットできるマザーボードです。ASRock製マザーボードの中でもスタンダードな「Steel Legend」は、岩のように堅牢な耐久性を持っています。
PCleスロットはスチール性で頑丈なカバーに保護され、大型アルミニウム合金製ヒートシンクで放熱性アップ。大切なデータを物理干渉からも熱暴走からも守ります。メモリ電源供給用の合金チョークは、電磁干渉が起こりにくく耐熱性に優れ、マザーボードへの電源供給が安定しやすい素材です。
チップセット | AMD X570 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 8個 |
M.2 | あり/2個 |
Intel第11世代対応、至れり尽くせりのマザーボード
「Intel Core i」シリーズの最新である第11世代に対応したチップセットの中でも、最上位のグレードである「Z590」に対応したASUS製のマザーボード。最新技術に対応した電力設計、熱暴走を防ぐための包括的な冷却オプションなど、至れり尽くせりの機能を備えています。
最新のPCle 4.0規格やM.2端子も複数用意されていて、対応のSSDなどを使えば現在最速のデータ転送速度でパソコンを使えます。オンボードで最新のWiFiである「WiFi 6E」が組み込まれているので、マザーボードだけで超高速ワイヤレス通信にも対応できます。
チップセット | Intel Z590 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/4個 |
VR対応、ライティング機能つきでゲーマーに嬉しいマザーボード
Intel製CPU第8・9世代に対応したASUS製マザーボード「PRIME B365-PLUS」。メモリ信号の時間的なズレを軽減するシステム「ASUS OptiMem」で、メモリスロットがより安定して稼働するようになりました。
マザーボード自体が淡く光り、かつ光の色を自由に変えられるゲーミングアイテム感や、VRにも対応した負荷テストでゲーマーにも嬉しい仕様。熱暴走や騒音を防ぐため、冷却機能や静音性も旧モデルより向上しています。
チップセット | Intel B365 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1151 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大64GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
Ryzen対応チップセット最上位のゲーミングマザーボード
ASUSのゲーミングマザーボードの中でも、Ryzenに対応した最上位のチップセットを持つ「 TUF GAMING X570-PLUS」。単に高機能なだけでなく、耐久性や安定性も追求し、4つの冷却設定で熱暴走を防ぎます。
ゲームへの没入感をもたらす高品質なオーディオ機能、ゲーム関連のデータ転送を優先する「ゲームモード」など、ゲーミングマザーボードならではの機能も搭載。ゲームにも作業にも、安定したパフォーマンスで使えるマザーボードです。
チップセット | AMD X570 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 8個 |
M.2 | あり/3個 |
Intel第11世代対応、信頼と安定のゲーミングマザーボード
「TUF GAMING H570-PRO」は、Intelの最新Coreプロセッサーに対応するため、電力供給と同時に冷却設計もアップしたゲーミングマザーボードです。各M.2スロットには専用のヒートシンクがあり、動作中のM.2 SSDを最適な温度に保つことでパフォーマンスを維持します。
マザーボードの配線を見直し、オーバークロック時には旧モデルと比べて2倍近くのメモリ速度を実現。マイクや着信音声のノイズを低減して没入感を高めるオーディオ機能もついています。
チップセット | Intel H570 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/3個 |
ASRock製Intel第11世代対応のZ590マザーボード
「Z590M PRO4」は、Intel最新の11世代に対応したMicroATX規格のマザーボードです。Steel Legendシリーズと比べると耐久性は抑えられていますが、CPU使用率を下げて動作を軽くする「Intel LAN」や、オーバークロックに対応したメモリはそのままです。
発熱を抑えながら高いパフォーマンスを発揮するため、スムーズな電力供給できる電源設計。PCle 4.0に対応した強化スチールスロットは、高負荷なグラフィックカードにも対応できます。
チップセット | Intel Z590 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 4個 |
M.2 | あり/2個 |
オンラインゲームや動画にもおすすめのMicroATXマザーボード
「B550M Steel Legend」は、一般的な有線LANの最大2.5倍のネットワーク速度を誇り、オンラインゲームや動画編集・配信などにもおすすめのマザーボードです。オンボードオーディオ機能である「Nahimic Audio」は、出力デバイスを選ばず臨場感ある繊細な音を楽しめます。
Steel Legendシリーズの堅牢性や耐久性も健在。放熱性の高い銅をメモリ部分に採用したことで、オーバークロック時にも温度を低く抑えられます。
チップセット | AMD B550 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
強力な電源回路で、ゲーマーやプロユーザー向けのマザーボード
グラフィックのきれいな最新ゲーム、動画編集やクリエイティブ作業など高負荷な動作に対応した「MEG Z490 UNIFY」。16+1フェーズの強力な電源回路で、ゲーマーやプロユーザーなどCPUのパワーを存分に活かしたい人向けのマザーボードです。
超高速LANとWiFi 6をオンボードに搭載し、ゲームデータや4K、8Kなど大容量のデータも高速に転送可能。拡張ヒートシンクカバーは全金属性で、放熱面積を広げて冷却性を高めています。
チップセット | Intel Z490 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/3個 |
ASRock製、Intel第8・9世代対応のマザーボード
Intel製CPUの前世代を使うなら、Z390チップセットを搭載した「Z390 Pro4」がおすすめ。エントリーモデルに位置付けられていますが、上位モデルにも劣らない電源フェーズで安定した電力供給、Core i9でも十分動かせます。
SSDのためのM.2スロットを備え、より高速・大容量のデータ転送に対応。動作や読み込みにストレスを感じません。オンボードの有線LAN以外にも、WiFi機器をつないで無線LANも使えます。
チップセット | Intel Z390 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1151 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
ゲーミング性能とコスパを追求したMSI製マザーボード
Ryzen 3000シリーズ(第3世代)をサポートするためにアップグレードされた「B450 GAMING PLUS MAX」。ゲーミング性能を高めるため、CPUやメモリの設定が強化されました。高速転送に対応したM.2ポートやUSB 3.2 Gen2ポートで高速・快適な動作を行えます。
「X-Boost」機能を有効にすると、システムに接続されたUSBデバイスを自動的に検出・最適化し、データ転送が安定化。「Core Boost」テクノロジーで高性能なCPUでもフルに性能を発揮できます。
チップセット | AMD B450 |
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CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大64GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/1個 |
AMD B450対応、MicroATM規格のマザーボード
Steel Legendシリーズ、AMD B450対応のMicroATM規格マザーボードです。ATX規格と比べてSATAポートや電源フェーズが少ないという性能的な違いがありますので、サイズだけでなく端子の数や性能をきちんと比べて選びましょう。
ゲーミングと名前はついていないのですが、LEDカラーで虹色に光る機能、「Polychrome RGB Sync」対応デバイス間で光り方を同期させる機能にも対応。PCleスチールスロットは、思いグラフィックカードでも安全に取り付けられます。
チップセット | AMD B450 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 4個 |
M.2 | あり/2個 |
MSI PROシリーズのオフィスユーザー向けマザーボード
「B550-A PRO」は、AMD Ryzenシリーズの最新、第4世代に対応したマザーボードです。「Core Boost」機能によりCPUに高速かつスムーズな電源供給を可能にしました。これにより、複数作業を同時進行しやすくするだけでなく、オーバークロックにも最適な状態を作れます。
拡張型アルミカバーで放熱性もアップ。ハイエンドCPUで発熱が多くなっても、安定した電力供給を維持できます。SATAやUSBケーブルをつなぎやすいデザインなので、初心者でもケーブルをキレイに配置可能です。
チップセット | AMD B550 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
MSI製、Ryzen第4世代対応のゲーミング特化マザーボード
Ryzen 第4世代対応、B550チップセット搭載のゲーミング特化モデルが「MPG B550 GAMING PLUS」です。最新タイプのPCleポート、M.2端子を搭載し、高速データ転送に対応。
同じB550チップセット搭載の他社製マザーボードと比べると、LANのスピードやオーディオ機能がやや控えめです。しかしその分、組み立てやすい一体型背面I /Oがついており、USB Type-Cコネクタ搭載で対応デバイスが幅広くなっています。
チップセット | AMD B550 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
Intel Core第10世代対応、エントリー向けマザーボード
Intel Core第10世代に対応したマザーボードの中でも、エントリー向けのIntel B460チップセットを搭載したASRock製マザーボードです。MicroATM規格でやや小さめサイズながら、M.2スロットを2つ持ち、M.2 SSD用のヒートシンクも搭載しています。
電源回路は上位モデルにも迫る9フェーズで、スムーズな電力供給が可能。独自のブースト機能(BFB)を搭載し、よりパフォーマンスを高められるようになりました。
チップセット | Intel B460 |
---|---|
CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
MSIが誇る、AMD B550対応のハイエンドマザーボード
MSIの「MSG」シリーズとは、「MASTER THE GAME」の略。「MEG B550 UNIFY」は、名前に恥じない最新のテクノロジーと機能を搭載したハイエンドマザーボードです。16フェーズの強力な電源回路を持ち、高負荷なゲーミングやオーバークロックにも対応できます。
高速な有線LANとWiFi6に対応し、大容量のオンラインゲームを快適に楽しめるほか、各種放熱・冷却システムで発熱による機能低下を防ぎます。
チップセット | AMD B550 |
---|---|
CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/4個 |
Ryzen 第3・4世代対応、ビジネス向けマザーボード
「B450M-A PRO MAX」は、MSIのビジネス向け「PRO」シリーズのMicroATXマザーボードです。同時にリリースされた「PRO-VDH MAX」や「PRO-M2 MAX」と比べるとメモリスロット数やディスプレイ出力機能が抑えられています。
しかしその分コスパは良く、1万円を大幅に切る価格で購入できるため、コスパを抑えてシンプルな機能で使いたい人におすすめ。Audio Boostを搭載していて、音質も十分です。
チップセット | AMD B450 |
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CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 2枚まで (最大32GB) |
SATA | 4個 |
M.2 | あり/1個 |
小型・高コスパながらLEDや専用オーディオありのマザーボード
「PRIME H410M-A」は、MicroATXとやや小型サイズ、1万円以下で買える高コスパなマザーボードです。LEDイルミネーションや品質にこだわったオーディオ機能など、ゲーマーにも嬉しい機能が備わっています。
ASUS独自のPCleスロット「SafeSlot Core」は、特別なフックでマザーボードに固定されていて、一般的な拡張スロットより壊れにくいです。過電圧・過電流保護機能でマザーボード本体はもちろん、接続されているデバイスを守ります。
チップセット | Intel H410 |
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CPUソケット | LGA 1200 |
規格(サイズ) | MicroATX |
メモリ | 2枚まで(最大64GB) |
SATA | 4個 |
M.2 | あり/1個 |
Steel Legend第1弾として生まれた大人気マザーボード
「B450 Steel Legend」は、ASRockが誇る堅牢・耐久性に優れた「Steel Legend」シリーズの第1弾として生まれました。チップこそエントリーモデル向けですが、その分耐久性にこだわり抜き、コスパよく壊れにくいマザーボードです。
オーバークロックにも耐えうる放熱性に優れたメモリ、フルカバーM.2ヒートシンクなど冷却の工夫もさまざま。ミドルレンジながらハイエンドモデルに劣らない、ユーザーのニーズをおさえた仕上がりです。
チップセット | AMD B450 |
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CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/2個 |
ミドルレンジクラスで全てが「ちょうどいい」マザーボード
Ryzen 第3・4世代に対応し、ミドルレンジクラスのB550チップセットを搭載したASUS製のマザーボードです。TUF GAMINGシリーズのミリタリーグレードの堅牢性、冷却設計とファンコントロールにより、安定的で確実なパフォーマンスが望めます。
PCle 4.0やM.2に対応した拡張スロット、USB 3.2 Gen 2ポート、独自のオーディオ機能と、機能も拡張性も一通り揃っています。コストと機能のバランスがとれた、誰にでも「ちょうどいい」マザーボードです。
チップセット | AMD B550 |
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CPUソケット | Socket AM4 |
規格(サイズ) | ATX |
メモリ | 4枚まで(最大128GB) |
SATA | 6個 |
M.2 | あり/3個 |
マザーボードの関連商品
組み立てがスムーズになる「ドライバー」

出典:amazon.co.jp
マザーボードをはじめ、自作PCを組み立てる際にはネジの開け閉めをする機会が多いです。専用のドライバーを1本購入しておけば、作業がスムーズに進みます。おすすめは、先の長いドライバーや電動ドライバー。LEDつきドライバーなら、パソコンケース内の暗い場所でも明るくして作業できて便利です。
予期せぬ静電気トラブルを防ぐ「静電気防止手袋」
マザーボードなどパソコンパーツは精密機器なので、運が悪いと身体や衣服が触れたときの放電だけで壊れてしまいます。冬場、ドアノブに触れたとき「バチッ」と痛みを感じることがありますが、あれは身体や衣類から静電気が放電されるために起こるものです。
人体や衣類には、季節を問わず知らず知らずの間に静電気が溜まっています。作業の前に机やラックの金属部分に触れて放電しておく方法もありますが、確実に静電気を防ぐなら「静電気防止手袋」をつけて作業するのが良いでしょう。
配線をスッキリさせる「結束バンド」
マザーボードだけではなく、パソコンケース内は各パーツのケーブルが散らかりやすいものです。そこで、配線を工夫するとともに結束バンドでケーブルを束ねれば、パソコンケース内がスッキリし、ケーブル同士が絡まりにくくなります。「ケーブルタイ」と呼ばれるプラスチックタイプのものもありますので、好みで選びましょう。
ほこり除去に「エアダスター」
マザーボードやPCパーツは電子機器なので、どうしても静電気でほこりを吸い寄せてしまいます。また、冷却ファンが取り込む外気からほこりがつくことも。ほこりが冷却ファンにつくと性能が低下し、端子などにつくとショートや出火の原因になりえます。エアダスターを使い、こまめにほこりを取り除きましょう。
マザーボードのよくある質問
マザーボードに電池は必要ですか?
パソコンにはバッテリーが搭載されていますが、それとは別にマザーボード本体にもボタン電池が搭載されています。これは電源を切っても重要なデータを維持するためで、電池が切れてしまうと時計の時間がずれたり、起動画面でフリーズしたり、OSが起動しなくなったりしてしまいます。
マザーボードに使われる電池は「CR2032」というボタン電池が多いですが、マザーボードによっては異なるものもあります。交換時に間違えないよう、あらかじめ取扱い説明書や実物を見て確認しておきましょう。
ボタン電池は日常的に使う電池ではないため、コンビニなどでは手に入らないこともあります。いざというときに焦らないよう、ボタン電池の寿命とされる3〜4年経過するころには、あらかじめ予備の電池を購入しておくと安心です。
中古のマザーボードを購入しても問題ありませんか?
マザーボードの寿命は、平均してだいたい3〜5年くらいとされています。そのため、中古でもある程度新しい製品を選べば、2〜3年くらいは持つでしょう。頻繁にPCパーツを買い替える人や、パーツは消耗品と割り切って使える人なら、中古のマザーボードでも十分使えるはずです。
一方、マザーボードを長く使いたい人や、自作PC初心者の人にはおすすめできません。トラブルが起こったときの対処や、パーツ交換の手順がよくわかっている人が使うパーツと考えた方が良いでしょう。
ゲーミングと名の付くマザーボードとの違いは何ですか?
ゲーミングマザーボードの持つ大きな特徴は、ゲーミングアイテムらしいLEDライティングが可能だったり、ゲーミングデバイス用の専用ポートがついていたりと、よりゲームしやすく、ゲーマー好みの仕様になっているということです。
しかし、基本的な機能は通常のマザーボードと変わらないため、ゲーミングマザーボードに必ずしも自分に必要な機能が搭載されているとは限りません。ゲーミングパソコンを組む人であっても、マザーボードは欲しい機能や拡張性などを考慮して選びましょう。
マザーボードに最初からWiFiはついていますか?
近年では無線通信が高速化してきたことから、WiFi機能を搭載しているマザーボードも増えてきました。しかし、もともとマザーボードは有線LANによる接続を前提としていたため、WiFi機能がついていないものもあります。WiFi機能を使いたい場合は、オンボード無線LANのマザーボードを購入するか、無線LANアダプターを使いましょう。
おすすめマザーボードまとめ
マザーボードを選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。
- 使いたいCPUに合わせたチップセットが搭載されているか
- メモリスロット拡張スロット、端子は足りているか
- 特別な理由がなければ、ATX規格がおすすめ
マザーボードはさまざまなシリーズやバージョンが出ていますが、使いたいCPUに対応するチップセットでかなり絞られます。今回ご紹介した順番に絞り込んでいけば、使いたいマザーボードのイメージもはっきりしてくるのではないでしょうか。ぜひ、自分の使い方に合ったマザーボードを選んでください。