超オススメ!!ミラーレス一眼の最高峰 OLYMPUS PEN-F をレビューしてみた。

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Picky’s編集部スタッフの間でとにかく流行っている「PEN-F」。

オシャレだし、カッコいいし、女子にも選ばれる愛されキャラの一台。その魅力を今回はレビューしていきます!

これだけPenF(ペンエフ)が人気なのは「初心者向け」で販売されているものの、実力としてはオリンパスの“フラッグシップ機”に近い性能だからなんです。つまり高級ミラーレス機と変わらない高スペック。

そしてユーザーの心をがっちり掴んで離さない“オシャレなデザイン”と“ホンモノ志向の操作性”が中毒性ある魅力です!

そしてかっちょい写真がサクサク撮れる。渋くてインスタ映えするような写真もカンタンに撮れる。

本気のカメラユーザーも“一眼レフのサブ機”として選んでいるし、お洒落なスナップを撮りたい初心者にも大人気の一台。そんなPEN Fの魅力を詳しく説明していきます。

この記事を読んでわかること
  • PEN-Fでどんな写真が撮れるか
  • PEN-Fの使い勝手
  • PEN-Fを選ぶ理由
  • オリンパスPEN-Fの性能
  • PEN-Fの評価、評判

美しいデザインを兼ね備えたミラーレス一眼OLYMPUS PEN-F

今回、後輩に今まで使っていたE-M1を譲るとともに、自らもマイクロフォーサーズの新しいボディを購入する事に。

悩みに悩んだ結果、OLYMPUSのPEN-Fを購入することに決めました。

この記事では、私がPEN-Fを選ぶに至った経緯と、実際にPEN-Fを使ってみて感じたことを綴っていきます。

ちなみにPEN-Fのカラーはシルバーとブラックの2種類がります。私はクラシックなシルバーを選びました。

ひとことメモ
マイクロフォーサーズとは、小型軽量に特化したレンズ交換式カメラ・レンズの規格のことを指します。

CanonではEFマウント、NikonではFマウントのレンズが使えるようにレンズとボディの間には規格があります。

マイクロフォーサーズは、OLYMPUSとPanasonicによって開発され、主にこの2社のミラーレスカメラで用いられています。

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オリンパス PEN-Fを選んだ理由

先にも書いてあるように、私は今回PEN-Fを手に入れるまではOLYMPUSのOM-D E-M1を使用していました。

メイン機としてはNikonのD750を所有しているので、E-M1を手放すに当たってマイクロフォーサーズのシステム(レンズやその他互換性のある機材等)も手放してしまいNikonのフルサイズ機に一本化してしまおうかとも考えました。

しかし、手放す直前にもう一度E-M1を持ち出してスナップ写真を撮ってみると、OLYMPUSの出す青の色合いはやはり素晴らしいものがあり、手軽に持ち出せるマイクロフォーサーズのサイズ・重量感も手放しがたい要素であると強く感じました。

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E-M1で撮影。夕暮れ時のドラマチックな空模様。これは少し色味を強調してしまっていますが、大きくいじらないでもこのような印象的な青色を出せるのはOLYMPUSを使っていて最も楽しい点の1つです。

私は現在、マイクロフォーサーズ規格では三本のレンズを持っています。

SIGMAの30㎜F1.4contemporaryと60㎜F2.8art、samyangの7.5㎜fisheyeです。

アダプターをかませてCarlZeissのPANCOLARという50㎜F1.8のオールドレンズを使っています。

マイクロフォーサーズはセンサーが小さいため、レンズもほとんどが手のひらサイズの小型で気軽に色んなレンズを楽しめます。

そのため私は今書いた4本の単焦点レンズで撮影しています。

私が普段入念に準備をして撮影するのは主に風景写真野鳥写真ですが、それはメイン機であるD750で臨みます。

そのため、単焦点で気軽に上質な写りをスナップで楽しむ、と言うのが私のE-M1での楽しみ方でした。

さらに高いレベルで実現するというのが次の一台に求められる第一条件でした。

私が使用しているレンズとPEN-F。オールドレンズがとてもよく似合います。

ひとことメモ
マイクロフォーサーズはレンズも小型軽量で、製造にもコストが比較的かからないため、同じ性能のAPS-Cやフルサイズ用のレンズに比べ安価にレンズを揃えることが出来ます。

私が特に注目しているのはSIGMAのマイクロフォーサーズ規格レンズです。

SIGMAはsports、contemporary、artの3種類のレンズラインナップを発売していますが、その中で最も描写性能に優れたArtのラインナップのレンズはフルサイズ用のものだとほとんどが十万円以上します。

しかし、マイクロフォーサーズ用のものは、なんと現在一万円台で手に入れることが出来るのです。最高級の描写性能を気軽に味わえるのもマイクロフォーサーズ規格の魅力です。

価格・性能・メーカー・・・選択肢の分、悩みも増える マイクロフォーサーズ

近年ミラーレス一眼市場は成長を続け、マイクロフォーサーズのボディも様々な選択肢が提示されるようになってきました。

今回買い換えを決断した私も大いに悩まされました。新たなボディを決めるに当たって私が候補としたPEN-F以外のボディについても少し触れておきます。

E-M1 mark2

OLYMPUSの現行フラッグシップ機です。

被写体捕捉性能、高速連写等プロからも評判が良いようで、野鳥撮影をする私としても非常に魅力的な一台です。

しかし、サブ機としては身に余る性能であり、ボディのみでまだ値段が20万円近くしてしまうため今回は購入を見送ることとしました・・・。

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E-M5 mark2

E-M1 mark2に次ぐOLYMPUSの高性能ボディです。

画質・手ブレ補正等が魅力的な一台で価格も下がってきていたのですが、機能以外の面でPEN-Fを選びました。

Panasonic LUMIX シリーズ

Panasonicが出すマイクロフォーサーズ規格のLUMIXシリーズも、価格の割に性能や操作性が高く気になるものが多かったのですが、やはりOLYMPUSの色出しはOLYMPUSでしか得られないので選択肢からは外してしまいました。

 

サブ機として最高なのは、やはりPEN-Fだった

単焦点で気軽に上質な写りをスナップで楽しむという私の目的にピッタリだったのがPEN-Fでした。

ストイックに性能を求めるのはメイン機だけで良い。

そう割り切ってデザインも重視して選んでも、PEN-Fは飛び抜けた存在感がありました。

OLYMPUSのPEN-Fのページにも、「カメラを愛する人のための逸品PEN-F」とあるように、フィルム時代を彷彿とさせるクラシックな外観は所有欲をこれ以上無く満たしてくれます。

見た目にも楽しいダイヤル群。直感的な操作で撮影も楽しくなります。Nikonの「Df」みたいですよね。

外見とは裏腹に、2000万画素以上の高画質や強力な5軸手ブレ、10コマ/秒の連写性能、補正モノクロ撮影・カラープロファイル等様々な撮影モードの搭載、高精細な電子ビューファインダー搭載など、非常に高性能な一台に仕上がっています。

気軽に持ち出して様々な表現を最高レベルで実現できる、そんなPEN-Fは僕にとって最高の選択肢でした。

申し分なしの実力。OLYMPUS PEN-F 実写作例!

蛍舞う清流。今までOLYMPUSのカメラを三台使ってきましたが、暗所でのノイズに対してだけはいつも不満を持っていました。しかし今回PEN-Fを持ってその印象が覆りました。ISO1000、20秒、F4の設定で、さらに後から明度を上げていますが、E-M1に比べてほとんどノイズが気にならなくなりました。草木の細かい部分の描写もしっかり残っています。夜の撮影でも積極的に使っていけそうです。

7.5㎜で撮影したものをパノラマ風にトリミングしました。ローパスレス・有効2030万画素のセンサーにより高い画質を実現しています。遠くの山肌から緑が映える木々まで高い解像感で描写してくれました。OLYMPUSらしい清々しく美しい青色もポイントです。

可憐なルピナスの花。より美しく、彩度や色合いを変えて撮影してみました。PEN-Fなら、ダイヤル操作のみで様々なエフェクトをかけることが出来ます。

迫る山肌と集落。SIGMAの60㎜ F2.8 Art レンズで、最高画質となるF5.6 まで絞って撮影。こんなにすっきりと解像してくれると撮っていて爽快です。換算120㎜と望遠気味の画角ですが、強力なボディ内手ブレ補正のおかげでこのレンズで手ブレを気にすることはほとんどありません。

オリンパス PEN-Fの基本性能・スペックをおさらい

  OLYMPUS PEN F
センサー マイクロフォーサーズ
画素数 2030万画素
ISO 感度 LOW(80) ~ 25600
連写速度 10コマ/秒
Wi-Fi あり
大きさ 125mm×72mm×37mm
重さ 427gええ
発売日 2016年
価格 約16万円      (2018年6月)

オリンパスが採用するマイクロフォーサーズ規格

オリンパスのカメラではマイクロフォーサーズと言われるセンサーが使われています。

マイクロフォーサーズのセンサーを使うメリットはセンサーが小さいため、カメラのサイズを小さく抑えることができ、さらに超望遠で撮るときでも大きなレンズではなく小さいレンズを使うことができる事です。

有効画素数はミラーレスでは少ない2000万画素越え

このPEN Fはオリンパスのミラーレスカメラで数少ない画素数2000万画素を超えるモデルで、有効画素数は2030万画素のスペックがあります。

2000万画素は一番解像度とダイナミックレンジがバランスがとれてキレイに写る画素数なのか、多くのカメラメーカーが2000万画素くらいで落ち着いています。

1秒10コマの十分な連写速度

AF/AE固定モードで10コマ/秒、AF追従モードで連写5コマ/秒の連写性能を持っています。

この性能はミラーレスカメラの中でトップレベルの性能を持っています。

さらにレリーズタイムラグ0.044秒と、とても短い時間を実現し、この2つを組み合わせる事で狙った瞬間を逃すことなく確実に写し撮ります。

キレイな写真を撮影できる安心のISO 感度

ISO感度はLOW(80相当) ~ 25600と高感度までしっかり対応しています。

ISO感度を引き上げる事でシャッター速度を引き上げることができ、さらにこのカメラの持つ手ブレ補正機能と組み合わせる事で暗い場所でもブレのないキレイな写真を撮ることができます。

ISO感度とは?これを理解すればノイズを減らせます!

超精細画像ハイレゾショット

かなりの解像度が求められる風景や美術品の撮影をするときに活躍する、50Mハイレゾショット機能を搭載しています。

ハイレゾショットとは、センサーを0.5ピクセル単位で動かし8回撮影したデーターを組み合わせる事で50M相当のセンサーで撮影した写真と同等の写真を撮ることができます。

三脚撮影が必須条件となります。

安心の手ブレ補正

オリンパスの世界最高峰の手ブレ補正機能を搭載しており、通常では難しかったカメラの前後移動のブレも防ぐことのできる5軸手ブレ補正を採用しています。

シャッター速度5段分の補正機能により暗い場所でのスナップ撮影などの手持ち撮影でも手ブレのない高画質な写真を撮ることができます。

WI-Fiで簡単スマホに接続

クラシカルなデザインなカメラですが、中身は最新なのでWi–Fiを搭載しているのでスマホとの接続が可能になっています。

スマートフォンアプリ「Olympus Image Share」をダウンロードすることでスマートフォンと接続できます。

このアプリではスマホへの写真の転送だけでなく、GPSの位置情報を写真に追加したり、ワイヤレスAFタッチシャッターによるリモート撮影もできます。

タッチパネル、バリアングル式モニターで自撮りも可能

最近のカメラに欠かせないタッチパネルも、向きを変えられるバリアングルモニターとともにしっかり搭載されています。

セルフィー撮影にも適しています。

OLYMPUS PEN-Fのデザイン

フィルムカメラをイメージさせるようなデザイン。

ローレット加工が施されたダイヤル達。ローレット加工は見栄えを良くするだけではなく、ダイヤルの操作性も高めています。

ジョンくん

かなりメタリックでかっこいいですね

Pen-F専用の攻めた単焦点レンズキットが超オススメ。

このカメラにはレンズキットが用意されています。

12mm f2.0レンズキット

レンズキットについてくるレンズは単焦点レンズとなります。

焦点距離は12mmで35mmに換算するとだいたい24mm位になるので、スナップ撮影にも風景撮影にも向いている画角です。

このレンズで写る範囲がだいたい人の視界と同じくらいなので、町歩きの途中に、ふと気になった雰囲気景色を撮るのに最適です。

残念ながらこのカメラのレンズキットは単焦点レンズのセットのみになっています。

通常キットレンズと言えば無難な性能のズームレンズですが、PEN-Fでは広角単焦点1本をキットレンズとして提案してくる攻めっぷり…OLYMPUSの本気度がうかがえます

単焦点レンズは写りは良いですが、カメラ初心者の方には扱いが難しいレンズになっているので、カメラが初めての方にはズームレンズをおすすめします。

単焦点レンズとは?それは明るく使いやすいレンズの代名詞!

最高に格好いいクラシックな外観へ。PEN-Fをオールドレンズと組み合わせた使い方

CarlZeiss JENA PANCOLAR 50㎜ F1.8 を装着したPEN-F。こんなにオールドレンズが似合うデジタルカメラはなかなかありません!

レトロなボディにはレトロなレンズが似合います。

そんなPEN-Fはオールドレンズを積極的に使いたくさせてくれます。

絞りもピント合わせも手動で行うオールドレンズ、難しそうな印象がありますが、OLYMPUSのミラーレスにはそんなイメージを払拭させる機能が搭載されています。

ピーキング機能でマニュアルフォーカスも楽々に!

penシリーズやOM-DシリーズなどOLYMPUSのミラーレスには「ピーキング」というピント合わせを補助してくれる機能がついています。

これをONにすると、画面のピントが合っている部分に色がつき、どこにピントが来ているのか、どの範囲までどのくらいの強さでピントがあるのかが一目で分かります。この機能があることで躊躇せずにオールドレンズを使うことが出来ます。

画面の赤くなっている部分にピントが来ており、ピントのヤマになっている部分ほど色が濃く表示されています。表示されるピント部分の色や強さも撮影状況や被写体に合わせて簡単に設定できます。

50㎜F5.6で撮影。このように少し絞れば申し分ない解像度です。

ポートレートや点景撮影に向いた、明るい中望遠レンズとしての実用性

入手しやすいオールドレンズの多くは50㎜や55㎜のF1.4やF1.8 などがほとんどで、これらはマイクロフォーサーズで使用すると100㎜や110㎜の明るい中望遠レンズとなります。

柔らかい印象で、一輪の花を撮ったりポートレートを撮るのに非常に適しています。PEN-Fと組み合わせて使えばメイン機以上に創作意欲を掻き立ててくれます。

以前E-M1で撮影したもの。50㎜F5.6で撮影。換算100㎜と望遠気味の焦点距離、かつ寄って撮影出来たのでボケも多く出せています。PEN-Fならより良い絵を撮れそうです。

創作意欲を掻き立てる最高の組み合わせ。色んな撮影をこのコンビでこなしてみたいです。

オリンパス PEN-Fの価格は?

OLYMPUS PEN-Fの新品の価格は?

初めてカメラを買う方は躊躇してしまう価格設定。買うか迷う理由が値段なら買った方が良い!

OLYMPUS PEN F 公式販売価格(2018年6月) 現在の価格は?

ボディのみ  約16万円

レンズキット     約22万5千円

アマゾン

OLYMPUS PEN-F 中古価格は?

発売から約2年が経ったので、中古での販売も増えてきました。価格がかなり安くなるので狙い目です。

OLYMPUS PEN F 中古価格ボディのみ 現在の中古販売価格は?
約9万円(2018年6月)

カメラのキタムラ

マップカメラ

PEN-Fの残念だった点

手に入れて多くの満足感を与えてくれたPEN-Fですが、少しだけ不満の残る箇所も何点かありましたので記しておきます。

ホールド感に欠ける

  • 今までホールド感抜群のD750や、同じサイズ感でもグリップの付いたE-M1を使ってきたためか、いまいち持っている感じがしっくりきません。また私の手が大きめなこともあるのですが、つかんだときに小指が余ってしまいます。予算に余裕が出来たら発売されている純正のグリップの購入も視野に入れたいです。

クリエイティブダイヤルが操作しづらい

  • モノクロモードやカラークリエイティブモードなどを切り替える、ボディ前面に配置されているクリエイティブダイヤルですが、撮影しながらだと少し操作しづらい位置にあります。他のダイヤルはファインダーを覗きながらでも指で操作できるのですが、このダイヤルだけは少し硬いこともあり一度顔からカメラを離してつまんで操作することになってしまいます。見た目にはかっこいいだけに残念です。 

他サイトでの口コミ・レビュー

ヨドバシカメラ・PHOTO YODOBASHI

ご覧頂いたように、センサーが約1600万画素から2030万画素へとアップしても、トーンや発色などオリンパスらしい豊かな画はこれまで通り。その上リアリティが増したのです。画の説得力が増したと言ってもいいかもしれません。E-M5 Mark IIで採用されたハイレゾショットも本機に搭載されています。センサーを0.5ピクセルずつ移動して8回露光することで得られる画は約5000万画素数相当に。緻密な描写は圧倒的です。またクリエイティブダイヤルが搭載されたことによって、アートフィルターやプロファイルコントロールなどのハンドリングが大変スムーズになり、これまで以上にPENらしさを享受できるようになりました。フィルム時代のボディデザインを受け継ぎつつさりげなく搭載されたEVFは、より柔軟な撮影を実現してくれることでしょう。これだけアップデートされると、もはやOM-Dシリーズさえライバルになってしまうほどですよね。自分の感性を気軽に、緻密に受け止めてくれるPEN-F。手軽に遊べて、感性の向くままに写真を仕上げられる。PEN史上最高のPENです。

PEN-FはPENシリーズのなかでは頭1つ分性能が上なので、PEN史上最高のPENと言っても過言ではないでしょう。

ビックカメラ BIG PHOTO STYLE

フィルムのPENの面影もあり、それでいて、レンジファインダーカメラのような、クラシカルなデザイン。底面にいたるまでネジ1本見せない外観、バリアングル液晶の裏側にも張革が施されるなど、細かいところまでこだわりが感じられます。アルミ削りだしのダイヤルなども高級感があり、PENシリーズで初めてビューファインダーも搭載し、ファインダーを覗いたまま各種操作が出来る操作性も抜群。有機ELのファインダーは視認性にも優れます。
そして、外観だけではなく、中身も大幅に進化。画素数も2000万画素と高画質化、5軸手振れ補正はもちろん、ハイレゾショットやライブコンポジット、今回より追加されたカラー/モノクロプロファイルコントロールなど、最新機能も満載。レリーズタイムラグも短く、高速連写は10/コマ秒など、速写性にも優れ、まさに羊の皮を被った狼。持つ喜びも撮る楽しみも両立の1台です。

レトロな外見から、オシャレ用のカメラと勘違いしてはいけません! 中身は今までのPENシリーズより遥加に上、上位ランクであるOM-Dシリーズをライバルとしています。

PEN – Fをフラッグシップ機、EM-1Mark2と比較してみる!

ここではオリンパスのPENシリーズフラッグモデルであるPEN-FとOM-DシリーズフラッグシップモデルのEM-1Ⅱと性能は比較してみました。

OM-D EM-1Mark2との比較

上の表を見ると、この2機種の大きな違いは連写速度にあります。連写速度ではPEN-Fが劣っていますが、EM-1Mark2の連写性能はプロユースを意識した速さであるので、PEN-Fの連写性能でも十分な実用性です。

PEN-FとEM-1の大きな違い
  • EM-1Mk2は素早く動いているものを逃さずに撮る
  • PEN-Fは止まっているものを印象的に撮る

のに向いています。上の表を見るとPEN-Fはかなり連写に劣っているように見えますが、連写の性能は平均的なカメラと変わりません。この2機種で迷っている時は、何を撮りたいかを考えて選ぶと良いでしょう。

オリンパスOM-D EM-1 Mark2のレビューはこちら!

ミラーレスならオリンパス!連写最強 OM-D EM-1 Mark2をレビュー

PEN-Fに最適なレンズを探そう!

標準ズームレンズ

やっぱり必ず持っておきたい標準域のズームレンズ。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」

このレンズはほかの一眼レフなどについてくるキットレンズとだいたい同じ画角で、基本どんな状況のも対応できるように作られています。

「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R」

このレンズは上のレンズの廉価バージョンに近いレンズです。

コンパクトで軽量に設計されていて持ち運びに便利なサイズです。このレンズは色が2色用意されていて、シルバーとブラックがあります。

単焦点レンズ

ポートレートなど細部までくっきりと写したい、ボケを味わいたい。そんなときは単焦点レンズ。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」

このレンズはキットレンズについてくるレンズです。

画面全域でシャープな写りを実現しているハイグレードなレンズで、大口径の単焦点レンズです。

大口径の単焦点レンズは明るく、背景の美しいボケを楽しむことができます。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」

このレンズは少し望遠の単焦点レンズです。

室内での撮影には不向きですが、屋外などの広い場所での撮影の時に少し離れたものを撮る時に活躍できます。

さらに単焦点望遠レンズが得意な被写体の前にボケを入れる「前ボケ」をするのにピッタリのレンズです。

便利ズーム

どんなときでもこれ一本。室内から運動会などの屋外の撮影も!

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」

コンパクトに持ち歩くことができる10.7倍のズームレンズです。防塵・防滴性能をもち、さらにレンズ表面にコーティングを施すことによって逆光などの悪条件でもゴーストやフレアを防いでいます

マクロレンズ

小さなものを大きく写す事ができる。

「 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」

解像力とコントラストの高さに秀でた防塵・防滴性能を持ったマクロレンズです。ネイチャーマクロだけでなく風景写真やポートレートでも活躍することができます。

規格の違うオールドレンズや他社製のレンズを使うためにはマウントアダプター。

「フォーサーズアダプター MMF-3」

せっかくのレトロチックなカメラなのでフィルム時代のオリンパスのレンズ(オールドレンズ)を使いたい!

そんなあなたにはマウントアダプターをつけるのをおすすめします。

PEN-Fとフィルムカメラではレンズの規格が違うのでアダプターをつける必要があります。それにはこのマウントアダプター「MMF-3」が必要です。

「マウントアダプター マイクロフォーサーズ LM-M4/3」

やはりフィルムカメラと言えばライカ。ライカはフィルムの名機と言われるカメラを多く発売し、今でも高い評価を受けています。

そんなライカのレンズを使うにはこのマウントアダプターを使うことで可能になります。これはオリンパス純正の製品ではなくサードパーティーの製品です。

参考 マK&F Concept® ライカMマウントレンズ-マイクロフォーサーズマウントボディ用Amazon

OLYMPUSPEN-Fにおすすめのアクセサリー

ストラップ

ストラップはカメラの見た目を変えるだけではなく、カメラを快適に使うためのアクセサリーです。

オリンパスからは撥水本革ストラップが販売されていてこの「PEN F」によく似合います。

ほかにもストラップは様々な場所から販売されています。家電量販店ではたくさんのカメラストラップが展示されているので、そのなかから選んでみるのが良いでしょう。

本革ケース

 

カメラを少しオシャレにするためにオリンパスから本革のカメラケースが販売しています。

このケースはオシャレになるだけではなく、カメラ底面に印字されているシリアルナンバーやロゴマークを傷から守ることができます。

SDカード

OLYMPUS PEN-FではSD / SDHC/ SDXC/Eye-Fiカードが利用できます。

カメラにオススメのSDカードの選び方を紹介している記事もあるので、参考にしてみてください。

大事なポイントは3つある 一眼レフ / ミラーレスカメラ用のSDカードの選び方

ミラーレス一眼 PEN-Fのまとめ

サブ機として購入したPEN-Fですが、使う度に予想以上の性能に感心させられます。

もしかしたら最近メイン機以上に持ち出しているかもしれません・・・。その場で創造力を駆使して、その場で完成された絵を出すことが出来る喜びがやはりミラーレスにはあります。

それと今回思ったのが、デザインの重要性について。洗練されたデザインのものは本能的に持ち出して使いたくなるものなのですね。

そして使えば使うほど愛着が沸く・・・PEN-Fはそんなカメラだと思います。

NikonのDfのように主流のシリーズとは一線を画したこういうコンセプトの一台を他の各社も出してみてほしいものです。

また、実際にPEN-FとGoProHero6を旅行にもって行って撮ってきた写真が次の記事に載っています。

【沖縄】カップルの旅行を100倍楽しむおすすめデートプラン!

OM-D EM-1Mark2、EM-10 MarkⅢのレビュー記事もよく読まれています。

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