PCメモリおすすめ16選|デスクトップ用からノート用まで選び方から増設方法までわかりやすく解説

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メモリ

ゆとりある容量のメモリを使うことは、パソコンを快適に動かすためにとても重要です。

そのため、メモリ容量が大きいパソコンを選ぶと、サクサク快適な動作が期待できます。いま使っているパソコンが低速で不快でも、メモリを新たに増設・交換することで、快適な作業環境が望めるかもしれません。

とはいえ、PCやメモリについて調べたことがないと「どうやって選んだらいいの?」「どうやって交換するの?」と、よくわからないですよね。そこで今回はメモリの役割や効果、良いメモリの選び方やおすすめのメモリについて解説します。

新しいPCを買うときの参考にもなりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を監修した専門家

元パソコンショップ店員
福井 晋
ノートン セキュリティアドバイザー
某大手パソコンショップでお客様のパソコン選びのサポートや、持ち込み機器の修理を担当。パソコンやガジェット、家電製品好きのライター。

そもそもPCメモリとは?

PCメモリの役割を簡単に説明すると、CPUが処理するデータを一時的に保存する「作業台」のような役割をするパーツです。

作業台が広ければ広いほど、作業台の上に物や書類を広げることができるので、快適に作業ができますよね。逆に作業台が小さいと、物や書類を置くことすらままならず、快適な作業は期待できません。

メモリも同様です。メモリ容量が大きければ大きいほど、インターネットやWordといったソフトが快適に動作できます。しかしメモリが小さければ小さいほど、インターネットやWordといったソフトを同時に起動できず、速度も低速になってしまいます。

そのため、快適にパソコンを使いたいのであれば、できる限りメモリ容量の大きなパソコンを買うのがおすすめです。特に、動画編集やゲームプレイなどは大容量のデータ処理を行うため、大容量のメモリでないと速度が劇的に低下します。

インターネットやWordやExellといった軽い作業であれば、そこまで採用量のメモリは必要としません。しかし、ある程度メモリ容量にゆとりがあるほうが快適に動作しますので、大きめの容量のメモリ選びをおすすめします。

パソコンの機種にもよりますが、メモリはあとから増設(追加)や交換をすることも可能です。

PCメモリの容量が小さいとどうなる?

メモリ容量が小さい場合の例も、作業台をイメージして考えてみてください。

たくさんの本や書類を作業台に置く場合、置けない本は本棚にしまったりすることもありますよね。必要な時にいちいち本棚から本を取り出してと、効率が非常に悪くなります。さらに、狭い作業台に無理やり本や書類を広げているので、作業効率も悪くなってしまいます。

メモリも同様で、データ処理でメモリ容量がパンパンになってしまうと、作業効率が悪くなりPCの動作が一気に遅くなります。

容量が小さいメモリを使うということは、いつでもメモリ容量がパンパンに近い状態を意味します。まだ動作が低速になるだけならいいですが、最悪の場合動作がままならなくなり、PCがフリーズしてしまうことも。

メモリ容量が小さいということは、とてもPCに対して負担が大きいということなんですね。

特に最近ではデータの大きいコンテンツやゲームが増えているので、よりメモリの役割は重要と言えるでしょう

PCメモリの選び方

PCメモリの選び方について解説します。PCメモリ選びをする際に重要な項目は、以下の5項目です。

それぞれ詳しく解説していきます。

  • 容量
  • 枚数
  • 周波数(クロック)
  • ヒートシンクの有無
  • LEDの有無

自分の求めるPCメモリの「性能」を確認する

まずは自分の用途や希望に合った「性能」を確認します。

最も重要な「メモリ容量」は8GB以上がおすすめ!

メモリ容量は最低でも4GB、できれば8GBあるとストレスなく作業ができるのでおすすめです。

メモリ選びで一番重要な性能が「容量」で、現在販売されているパソコンでは主に2GB~32GBまでの5種類があります。

用途 コメント
2GB とりあえず動けば良い、という程度 まず使い物にならない
4GB ネットや動画視聴、簡単な軽作業がメイン 最低限このくらいは欲しい
8GB 動画編集やマルチタスク作業などの重めの作業・Adobe系ソフト使用・軽いゲーム おすすめ
16GB 本格的な動画編集やオンラインゲーム、VRなどを日常的に行う これだけあればほとんどの作業が快適に行える
32GB エンコードを多用した重めの動画編集・オンラインゲーム ほとんどのユーザーには不要なオーバースペック

メモリ容量は単純に「大きければ大きいほど良い」と考えてください。

容量が大きくなればなるほど当然価格は高くなりますし、パソコンによって増設可能な容量も異なります。

Windows10を動作させる容量が2GBなので、2GBしかないとOSを動かすだけで精いっぱいでとても他の作業はできません。パソコンスペックや使い方次第で変わりますが、ほぼ常にフリーズするような状況も考えられます。

搭載できない容量や自分の用途以上のメモリを買っても無駄ですので、自分の用途やパソコンのスペックに応じたメモリ容量を選びましょう

スロットに余裕があれば「8GB×1枚」より「4GB×2枚」の構成がおすすめ!

メモリスロットの空が2つ無いとできませんが、あるならメモリは2枚セットで増設しましょう。

現在使われているDDR3以降のメモリでは、「デュアルチャネル」という2枚のメモリーを使用することで処理速度を2倍にする技術を採用しています。

簡単に説明すると、例えば8GBのメモリを積むとして「8GB×1枚」を挿すよりも、「4GB×2枚」のメモリーを挿すほうが処理速度が向上します。

なお、2枚挿しを行う場合はできる限り「同メーカーの同製品2枚(同型のメモリ2枚)」を使いましょう。

メーカーが違っても基本的には動作しますが、相性問題で不具合が出るケースもあるようです。

最初から2枚セットで売られているものもあります。よほどの事情が無い限りは同じ製品を2枚使って使用するようにしましょう。

とことんこだわるなら「周波数(メモリクロック)」も重視しよう

とことんパソコン性能にこだわるのであれば、周波数の大きいメモリがおすすめです。

この周波数は「DDR〇」の後に続く数字で確認できます。

  • DDR4-2133
  • DDR4-2400
  • DDR4-2666
  • DDR4-3200

このように表示されていて、この数字が大きければ多いほど高性能です。

しかし、メモリの周波数による性能差は顕著ではなく、体感するのは非常に難しいです。しかも、周波数が高くなるだけで価格も相応に高くなります。

少しでも性能を重視するのであれば高い周波数のメモリを、コスパを優先するのであれば周波数は気にしないでメモリを選ぶという風にするのが良いでしょう。

例えば0.01秒のラグで勝敗が決まるようなFPSなどのゲームをやっていて、0.01秒でも速度が上がる可能性があるなら…と考えている方は気にしてみてください
マザーボードの対応周波数にも要注意

実はマザーボードによって、メモリの対応周波数が異なります。例えばマザーボードがDDR4-2133で動作までしか対応していない場合、それより高性能なDDR4-3200を搭載してもDDR-2133のスペックまでしか動作しません。この場合どれだけ高周波数のメモリを購入しても無駄になってしまいますので、必ずマザーボードの対応周波数も確認しておきましょう(※特に周波数のこだわりがないのであれば確認は不要です)

マザーボードについての詳細はこちらの記事で解説しています。

関連記事:もう悩まない!マザーボードおすすめ20選|失敗しないマザボの選び方を元店員が徹底解説

PC内部の冷却が気になるなら、冷却性能をアップさせる「ヒートシンク」付きメモリがおすすめ

冷却性能が気になるのであれば、ヒートシンク付きのメモリがおすすめです。

メモリには裸のモデルとヒートシンクが付属しているモデルがあります。ヒートシンクが付属しているメモリは通常のメモリよりも冷えやすくなっているので、PC内部の冷却性能が不安という人にもおすすめです。

ヒートシンクの有無の見分け方は非常に簡単で、見た目で判断できます。

以下のメモリがヒートシンク付きのメモリです。見た目がかっこいい製品が多いためとてもわかりやすいですね。

逆に、裸のメモリは以下のような製品になります。

見た目がかっこいいので、見た目にこだわる方にもおすすめです。中身が見えるPCケースかでヒートシンクがあると、見栄えが良いですよ♪

デザイン性も重視するならイルミネーションの美しい「LED」メモリがおすすめ

デザイン性も重視するならイルミネーションの美しい「LED」メモリがおすすめ

出典:ocmemory.jp

ヒートシンク同様、デザインにこだわる方に人気なのが「LED付きメモリ」です。

性能には全く関係ないですし、単純に見た目だけですが、内部まで見えるゲーミングPCを組んでいる方にとっては見た目も譲れないポイントだと思います。

あくまでも予算に余裕があれば、ですがこういう面白いメモリも検討してみてはいかがでしょうか。

Picky’s編集部では、このほかにもLEDで光るキーボードやマウスなどを紹介していますので、以下の記事も合わせて読んでみてください。

関連記事:【10万円以下も】おすすめゲーミングPC14選!初心者向けの選び方と人気ランキング(2021年)

関連記事:【プロやYoutuberも愛用】1万人が選んだゲーミングマウス おすすめ 18選!

関連記事:【2021年最新版】ゲーミングキーボードおすすめ15選と特徴・選び方を徹底解説

既存のパソコンにメモリを増設・交換するときの注意事項

ここでは、今使っているパソコンにメモリを増設・交換するときに必ず注意しなければならないポイントを解説します。メモリの交換や増設ではなく、新しくパソコンを買う場合には不要な情報なので、次のおすすめ商品ランキングまで読み飛ばしてください。

今使っているパソコンにメモリを増設したい場合、必ず以下の2点を確認しておきましょう。

  1. そもそもメモリが増設できるかどうか確認する
  2. 使われているメモリの規格を必ず確認

そもそもPCメモリの増設ができるかどうか確認する

パソコンにメモリが何枚挿入可能か、必ず確認しておきましょう。

パソコンによってメモリが増設できるかどうか、また何枚増設可能かという「空きスロット」の数が違います。

1枚のみ増設可能な機種や、2枚4枚増設可能な機種もあり、特にスペースに余裕のあるデスクトップではたくさん増設できるものが多いです。

人気のモバイルノートになると「メモリ増設不可」という機種も少なくないため、「メモリが増設できるのかどうか」の確認は必須です。

「メモリスロット0」とか、「オンボード(メモリが直接基盤に取り付けられているタイプ)」と書かれている機種は増設ができません。

メモリの増設ができるかどうか、また最大でどのくらいまで増設ができるかにについては、直接パソコンを開けて確認したり、パソコンのマニュアルなどに記載されています

使われているPCメモリの規格を必ず確認

メモリには「規格」があり、今使われているパソコンのメモリ規格が異なるメモリの場合、互換性がなく増設ができませんので、事前に必ず確認しておきましょう。

メモリの規格確認項目は以下の2つです。

  1. 「DIMM」か「SODIMM」かの確認
  2. DDRの確認

規格は仕様書やマニュアルで確認したり、パソコンを開けて今使われているメモリのラベルを見れば確認することができます。

「DIMM」か「SODIMM」かの確認

まず確認したいのがサイズ規格で、メモリには大きな「DIMM」、もしくは小さな「SODIMM」の2種類があります。

SODIMMは「SO-DIMM」や「S.O.DIMM」と表記されることもあります。

サイズ 用途 見分け方
DIMM 大きい デスクトップやワークステーション用 「デスクトップ用」と記載されている
SODIMM 小さい ノートパソコン用 「ノートパソコン用」と記載されている

大きいDIMMがデスクトップ用、小さいSODIMMがノートパソコン用なので、自分が増設したいデバイスに合った規格かどうかを必ず確認してください。

基本的には製品ページで「デスクトップ用」「ノートパソコン用」と記載されているので、まず間違えることは無いでしょう

DDRの確認

次に確認したいのが「DDR」で、現在では主に「DDR3」と「DDR4」の2種類があります。

この2つは全く違うもので、例えばDDR3はピン足が240ピン、DDR4は288ピンとそもそもピンの数が違い、互換性は全くありません。

サイズ同様、異なる規格を買っても搭載できませんので、必ず確認しましょう。

このDDRはサイズ規格と違ってぱっと見で分かりにくいので、必ずマニュアルや現物で確認してください

PCメモリのおすすめ人気メーカー

PCメモリのおすすめメーカーを紹介します。

  • Crucial(クルーシャル)
  • Corsair(コルセア)
  • G.Skill(ジースキル)
  • CFD(シーエフディー)
  • SanMax(サンマックス)
  • Century Micro(センチュリーマイクロ)
  • Silicon Power(シリコンパワー)
  • ADATA(エイデータ)
  • Transcend(トランセンド)
  • Kingston(キングストン)

メモリを買うときは、上記のメーカー製であれば間違いありません。

この中から特に有名なメーカーを2つ紹介します。

世界最大のシェア数を誇る「Crucial(クルーシャル)」

設計から組み立て・テストまで一貫して自社で行う純粋なメモリ企業であり、そのため製品の品質や信頼性を非常に重視しています。

あらゆるユーザーから絶大な支持があり、「よくわからなかったらクルーシャルを買っておけば間違いない」と言われるほどです。

おしゃれなメモリが好きなら「Corsair(コルセア)」

ゲーミングキーボードやマウスなど、ゲームユーザー向けのおしゃれなパーツを扱っているのがコルセアです。

メモリも例にもれず、高性能でかつおしゃれなデザインのものが多く揃っているのが特徴です。

性能とデザイン性重視なので、価格的にはやや他のメーカーより高めですが、その価値は十分にあります。

【デスクトップPC用】メモリおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格メーカー規格メモリ容量メモリクロックその他
[KLEVV] DDR4 2666 PC4-21300 8GB x 2枚 16GB hynix製 KD48GU881-26N190D楽天市場確認中 AmazonYahoo!KLEVVDDR48GB×2(16GB)2666MHz永久保証/ヒートシンク
[CORSAIR] DDR4-2666MHz VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚 CMK16GX4M2A2666C16楽天市場¥6,039 AmazonYahoo!CORSAIRDDR48GB×2(16GB)2666MHzヒートシンク/オーバークロック/永久保証
[CORSAIR] DDR4-3200MHz VENGEANCE LPX 32GB [16GB×2枚] CMK32GX4M2E3200C16楽天市場¥9,273 AmazonYahoo!CORSAIRDDR416GB×2(32GB)3200MHzヒートシンク/オーバークロック/永久保証
[CFD] デスクトップPC用 メモリ DDR3-1600 8GB×2枚 240pin W3U1600PS-8G楽天市場¥3,000 AmazonYahoo!CFDDDR38GB×2(16GB)1600MHz永久保証/相性保証
[CFD] デスクトップPC用メモリ DDR4-2666 (PC4-21300) 16GB×2枚 W4U2666CM-16GR楽天市場確認中 AmazonYahoo!CFDDDR416GB×2(32GB)2666MHz永久保証/相性保証
[TEAM] DDR4 2666Mhz PC4-21300 8GBx2枚(16GBkit)Elite Plus シリーズ楽天市場確認中 AmazonYahoo!teamDDR48GB×2(16GB)2666MHz永久保証/ヒートシンク
[TEAM] DDR4 3200Mhz PC4-25600 8GBx2枚(16GBkit)デスクトップ用メモリ Elite Plus楽天市場¥4,380 AmazonYahoo!teamDDR48GB×2(16GB)3200MHz永久保証/ヒートシンク
[Team] デスクトップ用メモリ DDR3 1600MHz PC3-12800 8GBx2枚 Elite Plus楽天市場確認中 AmazonYahoo!TeamDDR38GB×2(16GB)1600MHz永久保証/ヒートシンク

【デスクトップPC用】PCメモリおすすめ人気ランキング8選

まずはデスクトップ向けDIMMメモリの人気ランキングです。

【ノートPC用】メモリおすすめ人気ランキング8選比較一覧表

ここからはノートパソコン向けSODIMMメモリの人気ランキングです。

商品最安価格メーカー規格メモリ容量メモリクロックその他
[シリコンパワー] DDR3L 1600 PC3L-12800 8GB×1枚 SP008GLSTU160N02楽天市場¥1,790 AmazonYahoo!シリコンパワーDDR38GB1600MHz永久保証
[シリコンパワー] DDR4-2400(PC4-19200) 8GB×1枚 CL17 SP008GBSFU240B02楽天市場¥2,580 AmazonYahoo!シリコンパワーDDR48GB2400MHz永久保証
[Crucial] 8GB×1枚 DDR4 3200 MT/s CL22 Unbuffered 無期限保証 CT8G4SFRA32A楽天市場¥2,500 AmazonYahoo!CrucialDDR48GB3200MHz永久保証
[シリコンパワー] DDR4-2133(PC4-17000) 8GB×1枚 1.2V CL15 SP008GBSFU213B02楽天市場¥2,480 AmazonYahoo!シリコンパワーDDR48GB2133MHz永久保証
[CFD] PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚 1.35V対応 SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D3N1600PS-L4G楽天市場¥1,176 AmazonYahoo!CFDDDR34GB1600MHz永久保証/相性保証
[Transcend] PC4-19200(DDR4-2400) 8GB 1.2V 260pin SO-DIMM TS1GSH64V4B楽天市場¥4,480 AmazonYahoo!TranscendDDR48GB2400MHz永久保証
[CFD] DDR4-2666(PC4-21300) 16GB×2枚 W4N2666CM-16GR楽天市場¥14,430 AmazonYahoo!CFDDDR416GB×2(32GB)2666MHz永久保証/相性保証
[CFD] メモリ PC3-12800(DDR3-1600) 8GB×1枚 D3N1600PS-L8G楽天市場¥1,691 AmazonYahoo!CFDDDR38GB1600MHz永久保証/相性保証

【ノートPC用】PCメモリおすすめ人気ランキング8選

PCメモリの増設方法

PCメモリの増設はそこまで難しい作業ではありません。

ただし、慎重に行わないと破損や故障の原因になりますので注意しましょう。

  • PCメモリ交換手順
  • STEP.1
    パソコンの電源を落とす
    メモリ交換時は必ずパソコンの電源を切って下さい。
  • STEP.2
    パソコンのカバーを開ける
    ドライバーでパソコンのカバーを開けます
  • STEP.3
    メモリスロットにメモリを差し込む

    メモリスロットにメモリを左右均等に力をかけてゆっくりと差し込みます。

  • STEP.4
    パソコンを立ち上げてメモリ容量を確認する
    増設したらパソコンを立ち上げて、タスクマネージャーでメモリ容量が増えているかどうか確認し、増えていれば完了です。

なお、今回はデスクトップPCで解説をしています。

ノートPCの場合、メモリを入れる方向が異なりますが、そう大きく手順は変わりませんので参考にしてください。

機種によって交換手順や方法が若干異なりますので、詳しくは各機種のマニュアルやメーカー公式HPなどを参考にしてみてください

PCメモリの関連商品

ここではあると便利なPCメモリ用の関連商品をいくつか紹介します。

PCメモリや周辺を冷やす冷却クーラー

パソコンのパーツは基本的に熱を持ちやすくなっています。

熱が高くなったり、こもったりすると寿命や処理速度にも影響してくるので、冷却グッズでメモリやその周辺を冷やすのがおすすめです。

メモリはCPUに比べれば比較的熱が上がりにくいですが、オーバークロックメモリなどでは若干熱を持ちやすくなるのでこうしたグッズで対策しましょう。

交換時の静電気を防止するストラップ

メモリなどのパソコンパーツを交換する際、静電気が発生するとパーツの故障につながる恐れがありますので、必ず静電気防止ストラップを装着して交換するようにしましょう。

PCメモリのよくある質問

最後にPCメモリでよくある質問をまとめました。

メモリを2枚4枚と複数枚差すとき、別製品同士の組み合わせは可能ですか?

メモリを2枚使用すると、同容量1枚使用するよりもパフォーマンスが向上します。(デュアルチャネル)

その際、同型メモリを2枚使用するのが基本で、確実です。

ただ、最近のDDR3やDDR4では、メーカー違いでもあまり不具合は出ないようです。(昔はメーカー違いで使用すると不具合が出る可能性がありました)

メモリの相性を事前に確認することはできますか?

基本的には「使用してみないとわからない」です。

ただし、CFDのメモリなどには「相性保証」という、購入後1カ月以内であれば返品できる保証があります。

「DDR4」とよく一緒に表記されている「PC4-〇〇」って何ですか?

メモリの規格を表すDDRですが、一部の製品で「PC4-〇〇」や「PC3-〇〇」と表記されていることがあります。

これは単純にDDR規格の表記違いで、規格と周波数を表しているのは変わりません。

難しい話や細かい話は省きますが、「DDR3⇒PC3」「DDR4⇒PC4」で、そのあとに続く数字が高ければ高いほど周波数の高い製品(高性能)と考えてください。

パソコンが遅くなってきたらPCメモリの増設がおすすめ!

PCメモリはパソコンのパフォーマンスに大きな影響を与えるパーツです。

パソコンが遅くなってきた、と感じたらこのメモリの増設を検討してみましょう。

  • 増設できる機種とできない機種がある(増設にも制限がある)
  • メモリには規格がある(DDR/PC)
  • 容量は大きければ大きいほど良い(設定制限はある)
  • メモリ1枚より2枚使用のほうが効果が高い

上記の点に注意してメモリの増設を行い、パソコンをリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。

Picky’sでは、メモリ以外にも様々なパソコンパーツについて解説しています。

下記の記事も参考に、交換や買い替えのための知識を吸収してみてください。

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