アウトドアに最強な一眼レフカメラ「RICOH Pentax KP」をレビュー!

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その一瞬が奇跡になる。

この謳い文句の通り、このPENTAX KPにはどんな環境でもその一瞬を写真に写しとる性能を持っています。

発売日が2017年2月のペンタックス最新の一眼レフカメラ「PENTAX KP」。以前はペンタックスというメーカーがありましたが、今はリコーの中の一つのブランドになっています。

ペンタックスはアウトドアで使う人が多く、メーカーもまたアウトドアで使えるように頑丈にカメラを作っています。

このペンタックスKPは外装はマグネシウム合金、内部の骨格はメタルシャーシ、さらには防塵防滴、極寒地でも使える耐寒動作保証になっています。

PENTAX(ペンタックス) KPの注目ポイント

優れた高感度

どんな時でも一瞬の景色を奇跡として写真にするには、周りがどんなに暗くても写真が撮れる必要があります。綺麗な写真の条件は手振れがないこと、暗い場所ではシャッター速度を上げることで手振れを防ぐことができます。

このPENTAX KPでは最高感度がISO819200とかなりの高感度まで使うことができます。

多くのカメラが50000くらいが最高感度のため、このカメラには圧倒的な高感度性能があることがわかります。

このISO感度があれば暗い中でも手持ちでの撮影や動くものでも動きを止めて撮影することができます。

強力、PENTAX(ペンタックス)ボディ内手振れ補正

ペンタックスは一眼レフの中でも珍しくボディ内の手振れ補正を持っています。

手振れ補正は5段分あり、5軸の方向に手振れ補正が効くのでほとんど手振れがない写真を撮ることができます。

さらに流し撮りの時はカメラがセンサーを用いて流し撮りを検知するので流す方向には補正が効かず、きれいな流し撮りをすることができます。

この手振れ補正を応用したペンタックスの大きな強みが次の天体撮影になります。

PENTAX(ペンタックス) KPで気軽に星空撮影

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/feature/03.html

ペンタックスはあまり知られてませんが気軽に天体撮影するには一番良い選択肢です。これにはペンタックス独自の技術があります。

ペンタックスにはボディ内の手振れ補正機能があり、この機能を用いてブレを防ぐ要領で星の動きを止めきれいな天体写真を撮ることができるアストロレーサー機能があります。

このPENTAX KPはアストロレーサー対応で、別売りのGPSユニットユニットをカメラにつけると、GPSデータからカメラの緯度と経度、方位、角度を割りだし自動で天体を追尾して写真を撮ることができます。

通常のカメラだと赤道儀と呼ばれる天体撮影用の機材を買う必要があります。これはとても重くかさばるため車以外での持ち運びは向きません。さらに値段も高く持っている人はかなり少数です。

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

PENTAX(ペンタックス)KPの機能豊富なモニター

PENTAX KPの背面モニターはチルト式のモニターになっていて低い位置からの撮影や頭上に掲げての撮影を楽に行えることができます。

このモニターで一番面白いことはボタン一つで素早くモニターを赤くすることができる機能です。これは主に天体撮影をするときに使う機能です。

暗闇で白い光を見ると刺激が強すぎて一時的に周りが見えなくなてしまったり、さらには他人の写真の中に大きな光として映ってしまいます。

画面を赤くすることで暗闇に目を馴らし撮影を快適にすることができ、また周りに迷惑をかけることがなくなります。

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

小型で高性能、PENTAX(ペンタックス)KP

ペンタックスKPは一眼レフの中でもかなり小型のカメラになります。大きさ132mm×101mm×76mmと小さく、重さも700gと軽く作られています。

小型だから性能が少し劣っている、小さく手が大きい人は持ちにくいということはありません。

このサイズと重さは持っていけるものが制限されるアウトドアだけでなく、旅行に行く時でも便利です。

PENTAX(ペンタックス)KPはグリップ交換ができる

このペンタックスKPではグリップを交換することができます。この機能により使用レンズやホールド感、スタイルによって簡単にグリップを交換できます。3種類のグリップが用意されていてサイズはS,M,Lがあります。

Sサイズはスリムに作られていてボディの小ささを殺すことなく軽快なカメラの撮り直しが可能です。

Mサイズは携帯性とホールド性を両立していて標準ズームとの組み合わせが最適です。

Lサイズのグリップはしっかりと握るこむことができる大型のサイズになっていて大口径望遠ズームを扱うのに最適です。

ここで残念なのは標準でついてくるグリップはSサイズのみになっています。M,Lサイズのグリップは別売りになっていて別途購入する必要があります。

PENTAX(ペンタックス) KP の耐久性

アウトドアが好きな人が多く使うペンタックス。

理由は耐久性が強いボディのつくりにあります。外装は高剛性、耐衝撃性、耐電磁シールドに優れたマグネシウム合金でつくられ、内部の骨格は剛性、耐蝕性、耐久性の高いメタルシャーシで作られユーザーの過酷な使用にも耐えることができます。

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

アウトドアでは埃や水も多くあり、これらはカメラの内部に入り込むと故障の原因になります。これを防ぐためにこのカメラではボタンやダイヤル、扉などをシーリングすることで埃や水を防いでいます。防塵防滴加工のされているレンズ装着した場合、悪天候の中でも撮影をすることができます。

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

さらには厳冬期や寒冷地でも大切な一瞬を写真にするため氷点下-10℃での寒冷地テストが実施され耐寒動作が保証されています。

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/

スマホとwi-fiで簡単接続

このカメラはwi-fi機能を搭載しているのでスマホと接続しカメラで撮影した写真を携帯に転送することができます。

接続は簡単でペンタックス公式アプリ「Image Sync」をインストールし、スマホをカメラからのwiーfiに接続するだけで完了です。

PENTAX(ペンタックス)KPの残念なところ

測距点の少なさ

測距点とはファインダーをのぞいた時にあるオートフォーカスを合わせることのできる部分とかんがえればよいです。

このカメラは測距点が27点しかなく、最新のカメラとしては少し物足りなさを感じてしまいます。

タッチパネルがない

最近発売されたカメラでタッチパネルのがないのは大きなマイナス部分です。タッチパネルの大きな利点はタッチフォーカスとタッチシャッターです。

タッチフォーカスではピントを合わせたい場所を瞬時にピントを合わすことができ、タッチシャッターではボタンより手が与える振動を抑えることができます。

フォーカスからシャッターまで一回の動作で完結させることもできます。

ペンタックスKPはタッチパネルがないことでライバル機種から大きく引き離されていることは確かだと思います。

PENTAX (ペンタックス) KPにレンズキットはない!オススメのレンズはこちら

残念ながらペンタックスKPはレンズキットの発売がありません。どうして発売されていないのかわかりませんが、最初の1本を何を選べばいいかわからない!という方にお勧めのレンズを紹介します。

ペンタックスのラインナップから選ぶ最初のおすすめレンズは?

はじめの1本はキットレンズに近い画角のレンズを選ぶといいでしょう。そこでオススメするのはこのレンズ、HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRというレンズです。

16mm-85mmの画角の場合、基本撮影に困ることはありません。広範囲をダイナミックに写すこともでき、またズームして少し遠くのものを大きく写すことも可能です。

PENTAX(ペンタックス) KP を比較するライバル機と比較する。

PENTAX K-70と比較

引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-70/

PENTAX KPの下位モデルに当たるPETAX K-70。価格も安くレンズキットが11万円で手に入れることができます。

このカメラもペンタックスのカメラなので当然防塵防滴仕様のカメラです。

このカメラは少しオシャレなカメラで電源ボタン付近やレンズ周りにワンポイントアクセントで緑色のアクセントが入っています。無骨なデザインが多い一眼レフの中ではデザインにもこだわった良いカメラだと感じます。

PENTAX K-70の性能ですが4.5段分のボディ内手振れ補正、2424万画素、ISO感度100 ~ 102400、6コマ/秒の性能があります。残念ながらこちらもタッチパネルは未対応になっています。

Canon EOS80Dと比較

KPと価格が近いカメラとしてはキャノンからはeos 80Dを紹介します。比較をすると高感度性能では負けて、さらに耐久性でも劣る気がします。

しかし、連写性能や画質などは特別性能が良いわけではないが、同価格帯としてはよくできており、高感度や耐久性を重視しない場合はeos80Dの選択肢もOKです。

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Nikon D5600と比較

ニコンからはD5600がライバル機として比較できます。価格はレンズキットで8万円ほどで買うことができます。

2416万画素、ISO感度は100 ~ 25600、5コマ/秒の連写性能と十分な性能をもち、最近のカメラの必須条件であるWiFiやタッチパネルも備えています。

ただこのカメラは耐衝撃に強いつくりはしておらず、また防塵防滴の構造になっていないのでハードな使い方には向かないでしょう。

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PENTAX(ペンタックス) KPのデザインはフィルムカメラ風でおしゃれ

このカメラは少し角ばったデザインのカメラでフィルムカメラを連想する形になっています。またボタンが少し大きめに作られているので手袋をはめた手でも扱いやすい大きさになっています。

正面から見ると

背面から見ると

上面から見ると

PENTAX(ペンタックス) KPの色はシルバーとブラック

なんとこのPENTAX KPには2種類の色のボディが用意されて

PENTAX(ペンタックス) KPの作例

ペンタックスKPで撮影された写真

twitter

最後のツイートはペンタックスの売りであるアストロレーサーを使って撮影された方の写真です。

PENTAX(ペンタックス) KPの新品・中古価格

新品の価格はAmazonや楽天市場などでチェックしてみましょう。

PENTAX KP ブラック新品価格

ペンタックスKP PENTAX ブラック新品価格

PENTAX KPシルバー新品価格

ペンタックスKP PENTAX シルバー新品価格

PENTAX KP 中古価格

マップカメラ楽天市場店

カメラのキタムラ ネットショップ

KPのレビュー

これまでのモデルでも屋外の撮影では悪天候ももろともせず無類の強さを誇っていたペンタックスのシステムですが、手ぶれ補正の強化や超々高感度撮影まで可能に。つまり上位モデルとの差がほとんどなくなってきたわけです。こうなってくると一体どれを買えばいいのか悩ましいところですよね。PENTAX KPのセンサーサイズはAPS-C。フルサイズセンサーのK-1よりはずっと軽量コンパクトですから、重量を少しでも減らしたい登山やトレッキングなど、アウトドアフィールドに持ち出すカメラとしては最良の選択肢のひとつになるのではないでしょうか。もちろん本気の風景撮影ならK-1には少しだけかないませんが、サブ機としても十分なスペックですから、もっと日常のシーンに気軽に持ち出せる仕上がりのカメラです。さまざまな性能を総合してみると、現時点ではペンタックスのAPS-Cクラスのフラッグシップ機と言ってしまっていいカメラだという印象を受けました。

実際にボディを手にしてみるとギュッとした塊感があり、マグネシウム合金製のボディが持つ高い剛性感は「いいカメラを手にしている」という実感に繋がり嬉しくなります。また、軍艦部周辺に配置されたダイヤルがアナログ主体のカメラらしい操作感があり、各所のボタンも立体的な形状でグローブをした手でも確実な操作ができるところも頼もしく感じます。もちろん一眼レフですから、視野率100%で見えもよい光学ファインダーも撮影意欲を高めてくれる大きなポイントです。

季節は春めいてきましたがPENTAX KPは防塵防滴耐寒仕様になっていますから、春スキーや登山でも大いに役立つカメラだと思います。例えば、簡易防滴構造の「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」あたりをつけっぱなしにしておけば、強力な手ぶれ補正と高感度性能によって、広角から望遠まで昼でも夜でも活躍してくれますね。

ペンタックスの売りはコンパクトでありながら機能豊富でタフな一眼レフ。日常使いからハードなアウトドアシーンでも、場所を問わずに使うことができます。レンズも防塵簿王的使用のものも販売されています。防塵防滴レンズとこのボディを組み合わせるとAPS-Cクラス最強のカメラと言ってしまってもいいでしょう。

まとめ:PENTAX KPはこんな人におすすめ!

アウトドアを本気でやっている人にオススメです。

ペンタックスの本気の防塵防滴機能は素晴らしく雨や水の多い環境のアウトドアで使うのに最適なカメラになるでしょう。

また街中でのスナップ写真にも向いています。カメラのサイズが小さい、デザインが良いということは自分の周囲に一眼レフという威圧感を与えることがなく周囲の自然な街の風景が撮れるでしょう。

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