普通の腕立て伏せに比べ筋肉の可動域が広がるため、よりトレーニングの効率をアップできる「プッシュアップバー」。手や手首への負担も軽減できるため、プロのアスリートもおすすめする注目のアイテムです。
しかしプッシュアップバーには、「回転式」や「傾斜式」などタイプがさまざま。またスチール製・プラスチック製など、素材によって耐荷重や行えるトレーニングが異なります。製品ごとにメリットが異なるため、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、プッシュアップバーの選び方と、おすすめの売れ筋アイテム15選をご紹介します!人気メーカー「ナイキ」や「アディダス」の製品も解説しますよ。プッシュアップバー選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
プッシュアップバーのメリットと効果

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腕立て伏せの効率をアップし、よりトレーニングの効果を高めるプッシュアップバー。しかし「通常の腕立て伏せと何が違うの?」「本当に効果はあるの?」と迷っている方もいますよね。そこでここでは、プッシュアップバーを使うことでどれだけの効果が得られるのか、その魅力をご紹介します。
手首への負担を減らせる
プッシュアップバーを使ったトレーニングのメリットは、手首への負担を軽減できること。通常の腕立て伏せのように手首を90度に曲げて行うトレーニングは手首に大きな負担がかかります。高い頻度でトレーニングを行う方なら腱鞘炎や捻挫、過度の負担による軟部組織の損傷を引き起こすことも。
また関節を大きい角度で曲げ続けると、筋肉をスムーズに動かす筋膜に引っ掛かりが生じ、痛みを伴う場合があります。しかしプッシュアップバーを使用すれば、腕を自然なまっすぐの状態で使用できるため、これらの負傷や、手首の炎症などのリスクを軽減できますよ。
これまで腕立て伏せで手首を痛めた経験がある方や、これから自宅トレーニングを安全に始めたい方にはプッシュアップバーの使用がおすすめです。
高い負荷をかけられる

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プッシュアップバーの最大のメリットは、高い負荷をかけて効率の良いトレーニングができること。筋肉を効果的に鍛えるには、筋肉の可動域を広げることが重要です。
プッシュアップバーを使えば、腕だけでの腕立て伏せより体をより深く沈められるので、大胸筋や肩甲骨周りの筋肉をより広く使えます。可動域を広げることで、これまでのトレーニングでは鍛えられなかった広背筋などの部位も鍛えられますよ。筋肥大が目的の方には特におすすめです。
また拳の位置を超えて深く体を沈められるだけで、二の腕への負荷も格段に増やせます。沈む深さを調整し、負荷の強度を自分の体に合わせられるのもメリットですね。1,000円~2,000円ほどで購入できるため、手軽に効率よく理想の体に近づきたい方には、プッシュアップバーの使用がぴったりですよ。
プッシュアップバーの選び方
プッシュアップバーを購入する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 持ち運び頻度やトレーニング量に合わせた「素材」
- 握りやすさに関わる「グリップの素材」
- 安全にトレーニングするための「安定性」
- 「回転式」や「オートカウント」などの便利な機能
最適なプッシュアップバーは、「どんなトレーニングに使用するか」「負荷の大きさ」などで人により異なります。以下のポイントに着目しつつ、あなたのトレーニングにぴったりの製品を探してくださいね。
素材で選ぶ

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プッシュアップバーの持ち運びが多い方、高負荷でのトレーニングを行う方は「素材」をしっかりチェックしましょう。素材はプラスチック(合成樹脂)製・スチール製がほとんどです。
素材により重量や耐荷重が異なり、負荷や体重に合わない製品を使うと思わぬ事故が起きることも。使用目的に合わせ、最適な素材を選んでくださいね。
重量 | 耐荷重 | メリット | |
プラスチック製 (合成樹脂製) |
200g~800g | 100㎏~150㎏ |
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スチール製 | 800g~2kg | 200㎏~350㎏ |
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軽くて扱いやすいプラスチック製
プラスチック製タイプのメリットは、重量が200g~800gほどの重さなので持ち運びに便利なところ。ジムや出張先のホテルなどにプッシュアップバーを持ち運んでトレーニングをしたい方におすすめです。
ただしプラスチック製のプッシュアップバーは、耐荷重が100~120㎏ほどとさほど高くありません。体重が重い方や、プッシュアップバーを肩幅の2倍に広げるワイドプッシュアップなど、負荷の高いトレーニングを行う方には破損や転倒などのリスクがあります。
頑丈で安定感のあるスチール製

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自宅や固定のトレーニングルームなどで使用する方、負荷の高いトレーニングを行う方には耐久性の高い「スチール製」がおすすめです。スチール製プッシュアップバーのメリットは、なんと言っても頑丈なところ。耐荷重は250㎏~350㎏ほどと、プラスチック製に比べ2~3倍以上の耐久性があります。
通常のプッシュアップはもちろん、負荷の大きい「ワイドプッシュアップ」や上腕筋を鍛える「Lシット」なども安全にこなせますよ。プラスチックタイプに比べ、重量は800g~2㎏ほどと重いですが、分解・組み立てができるタイプなら持ち運びにも便利です。
筋肉をしっかり盛り上げたい、腹筋を割りたいという本格派には、スチール製のプッシュアップバーがおすすめですよ。
ハンドルのグリップ感やクッション性をチェック
プッシュアップバーを購入する際は、持ち手部分のクッション性やグリップ力が高い製品を選びましょう。グリップには、スポンジやEVA素材という合成樹脂が使用されています。
プッシュアップバー初心者の方や、まだ高負荷のトレーニングに慣れていない方にはスポンジ製のグリップがおすすめ。クッション性が高いため手首や腕に負担がかかりにくいタイプです。スポンジタイプを選ぶ際は、耐久性やクッション性を考慮し、できるだけ厚みのある製品を選んでくださいね。
負荷の高いトレーニングを行う方やプッシュアップバーに慣れている方には、EVA素材(樹脂)のグリップがおすすめ。「ワイドプッシュアップ」や肩幅より狭く接地する「ナロープッシュアップ」を行う場合は、しっかり握っても手がズレにくいグリップ力が重要。
スポンジ製に比べ耐久性やグリップ力が優れているので、ハードなトレーニングを行う方はEVA素材のグリップをチェックしてみてくださいね。
接地面の広さや滑り止めによる安定性も大事なポイント
プッシュアップバーを選ぶ際は、どんなトレーニングを行うかに関わらず安定性の高い製品を選びましょう。床と設置する滑り止め部分には、製品によりプラスチック・ゴム・スポンジ・EVA素材などさまざまな素材が使用されています。
当然、ゴムや樹脂素材を使った製品の方がグリップ力が高いので安全です。特に滑りやすいフローリングやリノリウムの床でトレーニングを行う方は、滑り止めの素材までしっかりチェックしましょう。滑りやすい床で行う方には、吸盤付きのプッシュアップバーもおすすめですよ。
また、トレーニングを安全に行うために、できるだけ脚部分の幅が広い製品を選びましょう。脚の幅が狭ければ転倒しやすくなり、怪我の原因になります。脚部分の幅は製品により12cm~20cmほどとさまざま。安全のためにもできるだけ安定性の高い製品を選んでくださいね。
編集部
使いやすい機能をチェック
プッシュアップバーのほとんどが、土台とグリップ部分でできています。しかし製品によっては「回転機能」や「カウンター機能」を搭載した便利なタイプもあります。より高負荷に、より計画的にしっかり筋トレをしたい方は、それらの便利な機能にも着目してみてくださいね。
負荷のかけ方が変わる回転式

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回転式のプッシュアップバーは、土台が円形で360度スライド回転する可動式です。本体の回転により体の浮き沈みに合わせて腕の角度を変えられるので、手首への負担軽減になります。
また腕の角度を自在に変えながら腕立て伏せができるため、固定式ではやりづらい上腕三頭筋の使い分けも可能。普段は鍛えにくい筋肉も効率よくトレーニングしたい方におすすめです。
正確に数えられる自動カウント式

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プッシュアップの回数を正確にカウントしたい方は「自動カウント式」の製品をチェックしましょう。自動カウント式は赤外線センサーにより、身体の上下運動を感知して自動でカウントを行ってくれる機能です。
プッシュアップカウントに加え、セットカウント・トータルカウントも可能。中には消費カロリーを測定してくれる製品もありますよ。トレーニングの効果が可視化できるので、モチベーションの維持にも役立ちますね。
回数を自分で数えていると、筋肉への負荷に集中できない、なんて方もいますよね。しっかり筋肉への運動効果を実感したい方にもぴったりの機能です。
安いVS高い!プッシュアップバーの比較
安いプッシュアップバーの価格は1,000円~2,000円ほど、高い製品は2,000円~4000円ほどです。値段の違いは主に機能性やタイプの違いによるもので、値段が高いから良い、安いから悪いわけではありません。
簡単なトレーニングをしたい方が高価な製品を購入しても、オーバースペックで損をしてしまうことも。トレーニングの内容や持ち運びのしやすさなど、用途に合わせて最適な価格の製品を選んでくださいね。
安いプッシュアップバーの特徴(1,000円~2,000円のモデル)
- 素材はプラスチックや合成樹脂など軽い素材でできているので、持ち運びに便利
- 耐荷重100kgほどの製品がほとんどのため、ダイエットや軽めのトレーニングにぴったり
- 腕立て伏せ使用にちょうどいい傾斜加工をされたタイプが多い
値段が安いプッシュアップバーには軽量タイプが多いため、腕立て伏せやプランクなど、比較的ライトな使用目的の方にぴったりです。
重量200g~600gほどの軽量なタイプが多いため、ジムや出張先などに持ち運んで使用したい方におすすめです。プッシュアップバー初心者の方なら、1,000円ほどの製品でも十分に効果的なトレーニングが可能ですよ。
- プッシュアップバー初心者の方
- 腕立て伏せやプランクがメインで、ツイストなど複雑な動きはしない方
- 本体の分解が簡単にでき、持ち運びに便利な製品が欲しい方
高いプッシュアップバーの特徴(2,000円~4,000円のモデル)
- 回転式タイプ、ワイドタイプなど機能性の高い製品が揃っている
- 耐荷重が250kg~350kgほどと、ハードなトレーニングにも耐えられる製品が多い
- 土台とグリップの安定性が高く、Lシットやツイストなど複雑な動きにも対応
高価なプッシュアップバーは、機能性の高さが特徴です。回転式で負荷をかける筋肉を選びながらトレーニングができるタイプや、カウンター機能搭載タイプなど機能性も多彩。耐荷重が250kg~350kgと高い製品が多いため、トレーニング中級者・上級者におすすめの製品が揃っています。
ただし、高価なタイプは重量が1kg~2㎏ほどと重いタイプが多いため、自宅やジムなど固定された場所で使用する方におすすめです。
- Lシットや倒立、ハンギングツイストなど多彩なトレーニングを行いたい方
- 負荷をかける筋肉や、負荷の量などをしっかり管理したい方
- 長時間のトレーニングを行う方
プッシュアップバーおすすめ人気ランキング比較一覧表
プッシュアップバーおすすめ人気ランキング15選
高め設計のプッシュアップバーだから広背筋まで鍛えられる
耐久性が高い上に軽量な素材ポリプロピレンで作られたナイキのプッシュアップバー「AT7003」です。バーの高さを、これまでのナイキのプッシュアップバーより高く設定。より広い可動域で、大胸筋を広げ、広背筋までしっかり鍛えられますよ。
グリップには、熱を加えると軟化し、冷やせばゴム状に戻る「熱可塑性ゴム」を採用。グリップ力が高い上に弾力性と耐久力を併せ持つ素材なので、負荷の高いトレーニングでも手がグラつきません。土台は取り外しして折りたたみが可能。重量も200gほどと超軽量タイプのため持ち運びに便利ですよ。自宅とジムなど、プッシュアップバーを持ち運んで使いたい方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、ゴム |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 200g |
その他特徴 | 土台は取り外し可能 |
耐荷重350kgの最強プラスチック製!負荷の強い筋トレに
プラスチック製ながら、耐荷重350kgを実現するMRGのプッシュアップバーです。土台の滑り止めには摩擦力の高いTPE素材を採用。土台のグリップ力が高いため、ワイドプッシュアップなど負荷の高いトレーニングも安全にこなせます。水平タイプのため、倒立でのトレーニングにも使えますよ。
グリップには吸湿性・通気性・グリップ力に優れたEVA素材を使用。強い握力で握りこんでもグラつきません。土台とアームは分解が可能。重量も950gと軽量のため、複数の場所に持ち運んで使いたい方にぴったりですね。ハードなトレーニングをしたいけれど、軽量な製品が欲しい、という方におすすめです。
素材 | プラスチック、TPE、EVA |
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耐荷重 | 350kg |
重量 | 950g |
その他特徴 | 土台は取り外し可能 |
床から14cmの高い製品だから広背筋や三角筋まで鍛錬できる
土台の接地面が広く、安定性の高いアディダスのプッシュアップバー「ADAC-12233」です。土台の床面にはグリップ力の高い熱いゴム足を採用。耐荷重は250㎏のため、脚を椅子に乗せての腕立て伏せなど高負荷なトレーニングを行う方におすすめです。
床からの高さは14cmと高めに設定しているため、広い可動域でのトレーニングが可能。背筋や肩甲骨周りの筋肉までしっかり鍛えたい方にぴったりですね。しっかり握れるフォームグリップハンドルを搭載しているので、倒立など体重のかかる動きでもブレの心配がありません。自宅用に安定感の高い製品を購入したい方におすすめです。
素材 | スチール、ゴム |
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耐荷重 | 250㎏ |
重量 | 1.56 Kg |
その他特徴 | 安定した土台形状 |
15度傾斜のグリップだから手首を傷めにくく大胸筋を鍛えやすい
本体は耐久性の高いスチール製ながら、重量は840gと持ち運びもしやすいPROIRONのプッシュアップバーです。耐荷重は300kgと高耐久。グリップには圧力やケガのリスクを軽減する高弾性発泡スポンジ素材を使用しているため、体重が重い方や高い負荷のトレーニングを行う方におすすめです。
グリップ部分は15度傾斜を採用。腕立て伏せ時の手首への負担を軽減します。また傾斜により大胸筋を効率よく刺激するので、筋力強化による肉体改造を目指す方にぴったりです。土台の滑り止めには高摩擦&高耐久のTPR素材ゴムを搭載。ショックの吸収性も高いため、トレーニング中の階下への騒音が気になる方にもおすすめです。
素材 | スチール、高密度発泡スポンジ、TPR |
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耐荷重 | 300kg |
重量 | 840g |
その他特徴 | 15度傾斜、土台は取り外し可能 |
多機能で低価格!プッシュアップバー初心者におすすめ
スタイリッシュ&かわいいデザインで女性でも使いやすいUSK STOREのプッシュアップバーです。グリップ部分は15度に傾斜しているので、腕立て伏せの際の手首の負担を軽減しますよ。傾斜により通常の腕立て伏せより大胸筋に効率よく働きかけます。グリップには特殊ビニール素材PVCを使用し、クッション性も抜群。胸板を厚くしたい方にぴったりですね。
アーム部分には軽量で耐久性の高いポリプロピレンを使用。重量は220gと超軽量で、土台を外して分解できるため、持ち運びに便利です。価格は1,000円以下、耐荷重は100kgとコスパの良い製品なので、プッシュアップバー初心者の方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、PVC |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 220g |
その他特徴 | 15度傾斜、土台は取り外し可能 |
筋肉の使い分けがしやすく手首の負担も少ない回転式
本体が360度回転し、手首の負担を軽減するPerfect Fitnessの回転式プッシュアップバーです。体の浮き沈みに合わせて腕の角度を自在に変更できる回転式。負担がかかりにくいので手首を傷めにくいですよ。腕の角度を変えることで、負荷をかける筋肉を選びながらトレーニングが可能。上腕三頭筋の使い分けや三角筋への負荷など、理想の体を作りやすい製品です。
耐荷重は136kgと高耐久。体重が重い方や、足を椅子に乗せての腕立て伏せなど高い負荷でトレーニングしたい方にもぴったりです。重量は453gと持ち運びにも便利。負荷をかける筋肉を意識しながらトレーニングをしたい中級者・上級者の方におすすめです。
素材 | ‐ |
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耐荷重 | 136kg |
重量 | 453g |
その他特徴 | 回転式 |
傾斜加工アーム搭載だから、大胸筋を厚くしたい方にぴったり
おしゃれなデザインで部屋に置いておきやすいCruiser rhinoのプッシュアップバーです。アーム部分には軽くて耐久性の高いポリプロピレンを採用。土台部分は分解でき、本体重量は450gと軽量タイプのため持ち運びに便利ですよ。グリップ部分には耐摩耗性の高いNBRスポンジゴムを使用。手首を負担から守りつつ、ブレの少ないグリップでトレーニングができます。
アーム部分には傾斜加工を採用。手首に負担の少ない姿勢で腕立て伏せができますよ。傾斜により大胸筋に高い負荷がかかるため、胸や上腕を厚く太くしたい方にぴったりです。しっかりした機能で、値段は1,000円ほどと低価格。コスパ重視の方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、NBRスポンジ |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 480g |
その他特徴 | 傾斜加工、土台は取り外し可能 |
プロのアスリートと共同開発した本格トレーニング用
ジム機材のようなおしゃれなデザインでモチベーションをアップしやすいWolfyokのプッシュアップバーです。プロのボディビルダーと共同開発された本格仕様のため、耐荷重は320kgと業界最大クラス。土台の床面にも摩擦性の強い熱可塑性エラストマーを搭載しているため、ワイドプッシュアップや倒立など高負荷のトレーニングにも安心して使用できます。
グリップには厚さ5mmの高弾性のEVAラバーを使用。吸水性・耐久性・摩擦力に優れているので、握りの安定感に不安がありません。これだけの機能性で価格は1,500円以下と高コスパ。体重が重い方や、プロ並みの高負荷なトレーニングを行う方におすすめです。
素材 | 酢酸ビニル共重合樹脂、熱可塑性エラストマー |
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耐荷重 | 320kg |
重量 | 750g |
その他特徴 | 土台は取り外し可能 |
手首サポーター付属だから、手首への負担が気になる方におすすめ
軽量&コンパクトで気軽に使いやすいCAMORFのプッシュアップバー。グリップには、手首への負担を軽減するため、通常よりも厚いスポンジを採用。また凸凹加工を施しているため、手が滑る心配もありません。手首を守るサポーターも2枚付属しているので、プッシュアップバーにまだ慣れていない初心者の方におすすめです。
持ち手部分には斜め設計を採用。より大胸筋を刺激し、厚い胸板を作れますよ。また水平式に比べ腹筋や背筋にも働きかけるため、全身をバランスよく鍛えたい方にぴったりです。土台は分解して持ち運びが可能。樹脂製の軽量タイプのため、旅行先や出張先でもしっかりトレーニングをしたい方に最適ですね。
素材 | ABS樹脂 |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | ‐ |
その他特徴 | 傾斜加工、土台は取り外し可能、手首サポーター2枚付 |
高負荷の筋トレにも使えるアディダスのプッシュアップバー
高いデザイン性と機能性を兼ね備えた、アディダスの螺旋形状プッシュアップバーです。本体は鉄製で耐荷重250kgもあるため、負荷の高いトレーニングに使用しても安定感に優れています。
グリップには凸凹上の加工を施した高吸水性スポンジを使用しているので、汗で滑って怪我をする心配もありませんよ。本体は重ねてコンパクトに持ち運びが可能。重量も2個合わせてもノートパソコンより軽いので、部活の遠征や出張先でも高負荷のトレーニングをしたい方にぴったりですね。
素材 | アイアン、HDR |
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耐荷重 | 250kg |
重量 | 750g |
その他特徴 | 土台は取り外し可能 |
クッション性が高い、しっかり厚みのあるグリップスポンジ
スタイリッシュなトレーニング器具が人気の、ACTIVE WINNERのプッシュアップバーです。グリップにはしっかり厚みのあるスポンジを搭載。手の平や手首の負担を軽減し、怪我から守ります。しっかりと水分を吸収するため、汗をたくさんかいても手が滑る心配がありません。長時間のトレーニングをすることが多い方におすすめです。
本体は軽量で頑丈なプロピレン製。土台部分は分解してコンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利ですよ。傾斜グリップは手首への負担を軽減。また水平タイプより大胸筋や腹筋に働きかけるため、逆三角形のバランスがとれたボディを目指す方にぴったりです。
素材 | プロピレン、スポンジ |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 570 g |
その他特徴 | 傾斜加工、土台は取り外し可能 |
太めのグリップだからLシットや倒立などどんな体勢でも安定使用
従来の製品よりグリップを太くし、安定性をアップさせたグロングのプッシュアップバー。さらに材質には耐久性の高いポリプロピレンを使用し耐荷重150gを実現しています。幅広の土台床面にはグリップ力の高いEVA素材を使用。安定性が高いため、プッシュアップはもちろん、Lシットや倒立にも対応できます。
これ一つで多くのトレーニングに対応できるため、胸筋・上腕筋はもちろん、腹筋や背筋までバランスよく鍛えたい方に最適の製品です。値段は1,500円以下と低価格。値段が安くて、耐久性の高い製品を好む方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、EVA |
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耐荷重 | 150kg |
重量 | 700g |
その他特徴 | 土台は取り外し可能 |
吸盤つきで安定性アップ!ツイストなど横の動きにも安心
土台に搭載した吸盤により、高い安定力でトレーニングができる、APPRETEの金属製プッシュアップバーです。鉄製の本体と吸盤により、業界最大クラスの耐荷重300kgを実現。グリップには凸凹加工が施しているので、滑りを防いでくれます。しっかり固定して使用できるため、リバースプッシュアップやハンギングツイストなど横方向の負荷が強いメニューも安心してこなせますよ。
土台や吸盤は分解してコンパクトに収納が可能。ジムなどに持ち運んで使いたい方、トレーニング後の片付けのしやすさが気になる方にぴったりですね。安定性の高い製品なので、負荷の高いトレーニングをバリエーション豊かに行う方におすすめです。
素材 | スチール、スポンジ、ABS素材 |
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耐荷重 | 300kg |
重量 | 1kg |
その他特徴 | 吸盤付き、土台は取り外し可能 |
大胸筋や上腕筋を鍛えたい方にぴったりのプッシュアップバー
大胸筋のパワーアップのために作られた、Bodytechのコンパクトなプッシュアップバーです。重量は2個合わせても540gと超軽量タイプ。土台は分解してコンパクトに収納できるため、道場や部活、ジムなど複数の場所に持ち運んで使用したい方におすすめです。
傾斜グリップを採用しているので、腕や手首への負担が少ないタイプ。大胸筋や上腕筋を効率よく鍛えたい方にもぴったりの機能です。本体の長さは21cmと長めのため安定感も抜群。グリップにはグリップ力と吸水性が高いEVA素材を使用しているため、安定したトレーニングが可能ですよ。持ち運びや設置が簡単なので、こまめにトレーニングしたい方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、EVAスポンジ |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 540g |
その他特徴 | 傾斜加工、土台は取り外し可能 |
全身の筋肉を効率よく刺激するからダイエットにも効果的
ポップなデザインで自宅以外の場所でも使いやすいReodoeerのプッシュアップバー。グリップには吸水性と耐久性に優れた硬めのEVA素材を使用しているため、しっかりした握りでトレーニングができます。土台部分には紫外線劣化に強いPVC素材を使用。負荷のかかる部分を強化しているので、長く大切に使用できますね。
握る部分には傾斜グリップを採用。腕立て伏せの際に手首への負担を軽減してくれます。傾斜にすることで全身の筋肉を効率よく刺激するので、ダイエット目的に使用する方にもぴったりですね。安全性が高い上に、値段も1,500円以下とコスパが高いので、プッシュアップバー初心者の方におすすめです。
素材 | ポリプロピレン、EVAスポンジ、PVC素材 |
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耐荷重 | 100kg |
重量 | 540g |
その他特徴 | 傾斜加工、土台は取り外し可能 |
プッシュアップバーの基本的な使い方
プッシュアップバーは手軽に筋トレの効果をアップできるアイテム。使い方次第で全身のさまざまな筋肉の鍛え方ができますが、もっとも基本的な使い方は「ノーマルプッシュアップ」です。まずは基本技術をマスターし、徐々にステップアップしていきましょう。
- プッシュアップバーの基本的な使い方
- STEP.1設置は肩幅より拳一つ分広くプッシュアップバーは肩幅より拳一つ分広く設置しましょう。その際、グリップは八の字になるように置いてください。
- STEP.2顎を上げ、フォームをキーププッシュアップバーを握り、腕をまっすぐに伸ばして正しいフォームを作りましょう。顎を上げ、頭から足までが一直線になるようにキープしてください。
- STEP.3胸を床ギリギリまで落とす身体を落とす際は、できるだけ胸を床に近づけるようにしましょう。初心者の頃は無理をせず、できる位置までにとどめましょう。体を落とす際は、肘と背骨がM字になっていることを意識しましょう。
- STEP.4体を上げる地面を押すようにして体を上げます。その際、大胸筋の収縮と肩甲骨の広がりを感じながら行うと効果的です。このプッシュアップを10回行ってください。
- STEP.5インターバルを1分間プッシュアップを10回行ったら、1分間のインターバルを取りましょう。これを2セット~5セット、筋力に合わせてトレーニングしましょう。
プッシュアップバーを使った筋トレメニュー
プッシュアップバーは使い方のバリエーションが広く、やり方次第で腹筋や背筋などさまざまな筋肉を鍛えられます。以下の使い方を参考に、理想のボディに最短で近づいてください。
プッシュアップバーを使ったトレーニングは、フォームが崩れていると思ったような効果が得られないことも。それぞれのトレーニングに合った正しい姿勢で行いましょう。また筋トレ効果を最大化するためにも、ゆっくりしたスピードで、自重を意識しながら丁寧にトレーニングを行いましょう。
大胸筋を鍛えるワイドプッシュアップ
- ワイドプッシュアップのトレーニング方法
- STEP.1肘の位置にプッシュアップバーを設置うつ伏せで腕を開いたときの肘の位置にプッシュアップバーを設置します。
- STEP.2顎を上げ気味に、身体をまっすぐプッシュアップバーを握り、肘を90度に曲げて正しいフォームをキープします。そのとき頭から足までが一直線になるようにキープしてください。
- STEP.3胸を床スレスレまで落とすその姿勢のまま、できるだけ胸を床に近づけます。
- STEP.4大胸筋を意識するプッシュアップを行う際に、大胸筋の広がりや収縮を意識しましょう。同時に肩甲骨の広がりや収縮も意識すると効果的です。
- STEP.5インターバルを1分間プッシュアップを10回行ったら、1分間のインターバルを取りましょう。体力に合わせてこれを2~5セットほど行います。
上腕三頭筋を鍛えるナロープッシュアップ

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- ナロープッシュアップのトレーニング方法
- STEP.1肩より内側の位置にプッシュアップバーを設置プッシュアップバーを肩の位置より拳一つ分内側にセットします。また体を落としたときにプッシュアップバーがみぞおち部分に来るよう設置してください。
- STEP.2フォームを整えるナロープッシュアップはバランスを崩しやすいトレーニング。フォームをしっかり意識しましょう。足は肩幅に開き、あごは軽く上げ、足から頭までが一直線になるよう意識してください。
- STEP.3胸を拳に着くくらいまで落とすその姿勢のまま、できるだけ胸を床に近づけます。できるだけ時間をかけ、ゆっくり落としましょう。
- STEP.4上腕三頭筋を意識する身体を落とす際は、上腕三頭筋の緊張を感じながらスピードを意識して行ってくださいね。慣れてきたら落とした姿勢で2秒ほど静止しましょう。
- STEP.5上体を上げる肘を伸ばしながら、ゆっくり地面を押し出す感覚で上体を上げましょう。
体幹と腹筋を鍛えるLシット

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- Lシットのトレーニング方法
- STEP.1プッシュアップバーを設置座った姿勢で体の真横にプッシュアップバーを設置しましょう。慣れていない内は、プッシュアップバーは縦方向での使用がおすすめ。Lシットは全体重がかかるトレーニングのため、必ず耐荷重が高く、安定感の良い製品を使用しましょう。
- STEP.2体を浮かせるグリップを握ったら肘を伸ばし、身体を浮かせます。それから足先を浮かせ、身体がL字になるように姿勢を保ちます。
- STEP.3そのまま30秒キープ慣れていない頃はL字の姿勢をキープするだけでも良いトレーニングになります。体力に合わせてキープする時間を調整してください。
- STEP.4タック・ホールドL字姿勢に慣れたら、タック・ホールドでより腹筋や体幹を鍛えましょう。タック・ホールドはL字の姿勢から足を浮かせたまま、体育座りのように膝を胸に近づける運動。さらに強いストレスをかける場合は、タック・ホールドの姿勢からさらに片足ずつ前に伸ばす「シングルレッグ・キックアウト」もおすすめです。
プッシュアップバーの関連商品
静音やケガの予防になる「ヨガマット・トレーニングマット」
トレーニング中の音が階下に響くのが気になる方は「ヨガマット・トレーニングマット」の使用がおすすめです。プッシュアップバーだけでなく、筋トレ器具を使用すると、床を伝って階下に音が響きやすいもの。マンションやアパートでトレーニングを行う方は、騒音による苦情などが気になりますよね。
ヨガマットやトレーニングマットを床に敷いて行えば、器具による騒音を防げますよ。またトレーニングに慣れていない方は、トレーニング中に転倒や落下のリスクがあります。トレーニング中の思わぬケガを防ぐためにも、これから始める方はプッシュアップバーに併せてヨガマットの使用がおすすめです。
効率よくシックスパックが作れる「腹筋ローラー」
プッシュアップバーと併せて、全身をバランスよくトレーニングしたい方には「腹筋ローラー」の使用がおすすめです。プッシュアップバーは主に大胸筋・三角筋・上腕筋・広背筋を効果的に鍛えるアイテム。腹筋周りはトレーニングしにくい器具です。
しかし腹筋ローラーを使えば、腹直筋・腹斜筋を効果的に筋力アップできますよ。腹筋をシックスパックに割るには、腹直筋を腹筋上部から下部までまんべんなく刺激する必要があります。腹筋ローラーを使えば、一度の運動ですべての腹筋を鍛えられるため、トレーニングの時短にもなりますね。
腕や上腕二頭筋を太く鍛える「ダンベル」
トレーニングによって腕を太くしたい方には「ダンベル」がおすすめです。プッシュアップは上腕三頭筋(上腕後側)を効果的に刺激できますが、上腕二頭筋には物足りない、という方もいるでしょう。腕の筋肉をまんべんなく鍛えるならダンベルの使用が効果的です。
ダンベルを使えばさらに他の器具では鍛えにくい腕橈骨(わんとうこつ)筋もしっかり鍛えられます。半袖のTシャツなどを着た時に、腕が貧相だと気になりますよね。まず第一印象で目につく腕をかっこよく鍛えたいなら、プッシュアップバーと併せてダンベルの使用がおすすめですよ。
おすすめの筋トレグッズはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:初心者にもおすすめの筋トレグッズ20選|部位別のトレーニング器具を紹介
プッシュアップバーのよくある質問
プッシュアップバーを安く購入するにはどの店舗がおすすめですか?
プッシュアップバーは自作できますか?
おすすめプッシュアップバーまとめ
この記事では「プッシュアップバー」の材質や機能性による選び方を、また人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。
- プッシュアップバーを選ぶ際は、負荷の量に合わせて「鉄製」「プラスチック製」など素材をチェック
- Lシットやワイドプッシュアップなどを行う方は、安定性の高い製品を
- まんべんなく効率的に筋肉を刺激したい方は「回転式プッシュアップバー」がおすすめ
- 回数やセット数をきちんと管理したいなら「カウンター付き」の製品をチェックしましょう
最適なプッシュアップバーは「どんなトレーニングを行うか」「どれくらい負荷で使用するか」などで異なります。この記事を参考に、あなたにぴったりのプッシュアップバーを見つけてくださいね。
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