通話料無料の楽天モバイルはどんな人におすすめ?評判やメリットを紹介

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楽天モバイル

2020年4月にサービスが開始されて以来、多くの利用者から支持を集めている楽天モバイル。

国内通話を無料で利用できたり、安価な月額料金で契約できる楽天モバイルですが、公式サイトの情報量は非常に多く、どこをチェックすれば良いのかわからない方もいるはず。毎日利用するスマホの快適度などにも大きく影響するので、細かいサービス内容まで把握した上で契約したいですよね?

本記事では楽天モバイルのメリット・デメリット・料金プランから、実際にサービスを利用している方の口コミ・評判までご紹介します。楽天モバイルを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

編集部

楽天モバイルを1年以上利用するPicky’s編集部が、本音でメリット・デメリットを紹介していきます!

この記事を監修した専門家

格安SIMソムリエ
酒井 公太
大手携帯キャリア関連会社の広告デザインを担当後、独立。培った知識を使って「格安SIM」への切り替えを教える「格安SIMソムリエ」として、述べ300人以上にセミナーを実施。
各社の格安SIMを自腹を切って契約し、サービス窓口での聞き取りも繰り返し、自身の経験を主体とした「広告抜き」の情報を大事にしています。
愛用している格安SIMは「楽天モバイル」。

料金プランは1つだけでわかりやすい!楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは1つだけでわかりやすい

楽天モバイルでは複雑な料金プランが組まれておらず、「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」というシンプルなプランのみ用意されているのが大きな特徴です。

一般的に、格安SIMは音声通話機能の搭載有無や月間データ容量により、料金プランが分かれています。一方、楽天モバイルはデータSIMを取り扱っておらず、提供しているのは音声通話SIMのみ。

さらに、月間のデータ使用量に応じて料金も変動する従量課金制を採用しています。下記料金表の通り、使った分だけ請求されるため、月によってデータ使用量が大きく変わるという方にもおすすめです。

月間データ容量 月額料金
~3GB 980円(税込1,078円)
~20GB 1,980円(税込2,178円)
20GB~ 2,980円(税込3,278円)

編集部

従量課金プランを設ける格安SIMは少なく、月にどの程度のデータ容量を使用するかわからない方にもぴったりですよ。
データSIM・音声SIMとは?
データSIMは、普通のケータイ電話サービス同様インターネット通信はできますが、電話番号による音声通話はできないSIMカードです。音声SIMは、インターネット通信サービスも電話番号による音声通話も可能なSIMです。電話をするのであれば音声SIM、不要ならデータSIMを選びましょう。

月額3,278円でデータ容量無制限となる

月額3,278円でデータ容量無制限となる

パートナー回線の場合は月5GBのデータ容量制限があるものの、楽天回線エリア内であれば、月額3,278円(税込)でデータ使い放題となります。

テザリングや5G通信を行った際も変わらず、データ無制限で楽天モバイルを利用可能です。

一人暮らしなどで自宅にWi-Fiがなく、通信費をスマホ代だけにしたい方にイチオシの格安SIMですよ。

パートナー回線とは?
パートナー回線とは、楽天回線エリア外で楽天モバイルを使う際に使用する回線です。楽天モバイルでは、楽天自身が提供してくれる回線エリアだけだとカバーできる地域が少ないため、ある程度回線エリアを補うためにau回線をパートナー回線エリアとして使用しています。

酒井 公太

楽天モバイルの電波基地局がまだ設置されていない場所でも利用者の方が困らないように、楽天はauの回線を一部貸してもらっています。これが「パートナー回線=auのローミング回線」と言われるものです。

しかし、このauのローミング回線も楽天は基地局を増やす度に段々と解約しています。

楽天モバイルと契約する時には、パートナーエリアの回線が来ているから大丈夫。と決めるのではなく、きちんとお住まいのエリアで楽天の回線が使えるかを確かめてから契約するようにしましょう。

楽天モバイルを利用する8つのメリット

楽天モバイルを利用するメリットとしては、下記8つが存在します。

  • 国内通話がかけ放題
  • 最新機種・オリジナル端末を一緒に購入できる
  • テザリングを無料で利用できる
  • 5G通信を無料で利用できる
  • 楽天ポイントを貯められる
  • お得なキャンペーンが充実している
  • 実店舗を構えている
  • 契約期間の縛り・最低利用期間がない

順番にメリットの詳細を見ていきましょう。

専用アプリの利用で国内通話料無料でかけ放題になる

専用アプリの利用で国内通話料無料でかけ放題になる

楽天モバイルはRakuten Linkという専用のスマホアプリを利用することで、国内通話料が無料になります。

Rakuten Linkを利用していないスマホや固定電話へかける場合も、通話料は無料。OS標準の電話アプリで通話すれば、30秒ごとに22円(税込)かかってしまいますが、Rakuten Linkを利用すれば大きな節約に繋がります。

なお、相手がRakuten Linkを利用していない場合における、海外の通話料としては下記の通りです。

通話元・先 通話料
日本から日本の電話番号 無料
海外から日本の電話番号 無料
日本から海外の電話番号 国・地域別従量課金
海外から海外の電話番号 国・地域別従量課金

海外指定66の国と地域から日本へ、Rakuten Linkで発信すれば料金は無料。頻繁に海外へ行くという方に、楽天モバイルはおすすめです。

酒井 公太

海外の電話番号に電話をかける際にはお金がかかるので、注意が必要です。

無料で通話できるのが大きなメリットですが、SMSに関しては注意が必要。Rakuten LinkにはSMS機能が搭載されており、Androidは無料でメッセージを送受信可能となっています。

しかし、iPhoneはRakuten Link同士でなければ、SMSでメッセージを送受信できません。その場合、iOS標準のアプリでSMS機能を利用することになりますが、メッセージの送受信を行うと料金が発生します。普段SMSでやり取りを行うという方は、LINEなどの無料メッセージアプリも活用し、節約に繋げるようにしましょう。

編集部

他の格安SIMは有料オプションを契約し、かけ放題サービスを利用できるようになるのがほとんど。その一方で、楽天モバイルは有料オプションの契約も不要なので、料金を気にせず家族や友達と通話を楽しめるのが嬉しいです。

iPhoneの最新機種や楽天モバイルのオリジナル端末を取り扱っている

iPhoneの最新機種や楽天モバイルのオリジナル端末を取り扱っている

楽天モバイルではiPhone14・iPhone 13・iPhone 12・iPhone SE(第3世代)・OPPO Reno5 A・Xperia 10 III Liteなどの機種や、 Rakuten Hand 5G といったオリジナル端末と一緒に、セット購入が可能となっています。格安SIMの中には取り扱い端末が少ないサービスもあるため、人気機種から防水機種などさまざまなスマホをセット買いできるのは大きなメリット。

また、スマホ本体を安価な値段で購入できるのも嬉しいポイントです。例えば、製品価格が120,910円(税込)~で設定されているiPhone 14ですが、25ヶ月目に機種変更を行うiPhoneアップグレードプログラムを適用した場合、48回払いを24回払い分にして60,432円(税込)で購入可能。最新機種でも安く手に入れたい方に、楽天モバイルはぴったりです。

ただし、最新機種やおすすめ機種は在庫切れとなっている可能性があります。楽天モバイル公式サイトに各端末の在庫情報が掲載されているため、事前にチェックしておきましょう。

注意
オリジナル端末の「Rakuten BIG s」は販売を終了しています。

酒井 公太

iPhoneアップグレードプログラムを利用するには「楽天カードに入会する」などいくつかの条件があります。公式サイトの「ご利用条件」をしっかりと読んでおきましょう。

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テザリングを無料かつ手続きなしで利用できる

テザリングを無料かつ手続きなしで利用できる

楽天モバイルでは、スマホやタブレットをモバイルWi-Fiルーターとして利用できるテザリング機能を、無料で使用可能となっています。auやソフトバンクの一部プランにおいては、テザリング使用料として月額550円(税込)の料金が発生するため、無料で利用できるのは非常にお得です。

また、テザリングオプションの契約といった面倒な手続きも一切ありません。テザリングを利用する際は、各デバイスの設定から機能をONにするだけ。モバイルルーターを持たず、外出先でもパソコンをインターネットに接続し、作業したいという方にイチオシの機能ですよ。

酒井 公太

楽天モバイルを使う一番のメリットは、やはり「テザリングでの楽天回線データ使い放題」です。

私は現在、東京の23区内に住んでいて、楽天モバイルをiPhoneに入れて利用中。テザリングを駆使することで、オンラインで打ち合わせをする仕事用のPC利用から、子供の動画閲覧用iPad利用まで、全てをまかなえています。

このような使い方をすると、多い時は月に200GBを超えるデータ利用量があります。

「そんなに使うと、速度制限されるのでは?」と懸念する方もいるかと思いますが、速度制限が掛かったと感じたことは年に数回あるかないかといったところです。

また、テザリングでの同時接続台数はiPhoneはどの機種でも5端末。Androidは機種にもよりますが最低でも10端末は同時に接続できます。

注)公式サイトには「※1データ無制限は楽天基地局接続時となります。公平なサービス提供のため速度制御をする場合があります。」と記載されています。

5G通信を無料で利用できる

楽天モバイルでは、超高速・低遅延を実現した5G通信を無料で利用できます。テザリングと同様、5G用のオプションを契約する必要はなく、手軽に利用できるのも特徴。Wi-Fiを使用せずとも高速通信により、外出先でもYouTubeや動画配信サービスをストレスなく楽しめます。

楽天モバイルの5G対応エリアとしては、東京・名古屋・大阪・福岡など都心部が中心です。エリアはまだまだ限定的で、地方では5G通信を利用できませんが、これはドコモ・au・ソフトバンクで契約する場合でも同様。公式サイトから対応エリアをマップで確認できるので、5G通信を使いたい方は事前にチェックしておきましょう。

なお、楽天モバイルは2023年3月末までに5G対応エリアの拡大を予定しています。5Gサービス拡大予定エリアも公式サイトに公開されているので、チェックしてみてください。

酒井 公太

注意点としては、5G通信を利用するには、お手持ちの端末が「5G対応」であることが必須です。

月々の支払い・楽天市場の利用で楽天ポイントを貯められる

月々の支払い・楽天市場の利用で楽天ポイントを貯められる

楽天モバイルには月々の料金支払いと楽天市場の利用で、お得に楽天ポイントを貯められる特典があります。月額料金は比較的安価な楽天モバイルですが、月々の支払い100円(税抜)につき楽天ポイントが1ポイント貯まる仕組み。ポイント付与対象となるのはプラン料金だけでなく、あんしん操作サポート・故障紛失保証といったオプションサービスも含まれます。

また、楽天市場で買い物すれば、ポイント+1倍(2倍)となるのも魅力的です。なお、貯まったポイントは楽天モバイルの支払いに充てることも可能。普段楽天ポイントの利用機会がない方でも、貯まったポイントが無駄になることはありませんよ。

編集部

楽天市場ヘビーユーザーの私にとっては、楽天モバイルの契約でポイントがより多く貯まり、スマホ料金以外の節約にも繋げられて大変助かっています!

ポイント還元・端末代0円などお得なキャンペーンが充実している

ポイント還元・端末代0円などお得なキャンペーンが充実している

楽天モバイルはお得なキャンペーンが充実しているのも、多く選ばれる理由の1つです。執筆時点では、下記のようなキャンペーンが実施されています。

  • 最大35,000円相当分のポイント還元キャンペーン
  • Rakuten Hand実質0円キャンペーン
  • Android製品割引キャンペーン
  • ポケットWi-Fi本体代1円(実質0円)キャンペーン
  • 楽天ひかりの月額基本料1年間無料キャンペーン
  • 電話番号シェアサービス3ヶ月無料キャンペーン

格安SIMは月額料金が安いことも影響してか、提供するキャンペーンが少ないサービスも多いです。一方、楽天モバイルはポイント還元・端末代0円など他の格安SIMよりキャンペーンが充実しており、実質負担額を軽減できます。

ただし、キャンペーンには適用条件が設けられているので、契約前に必ずチェックしておきましょう。

実店舗で新規申込・乗り換え・サポートを受けられる

実店舗で新規申込・乗り換え・サポートを受けられる

楽天モバイルは実店舗を展開しており、対面で新規申込・乗り換え・サポートを受けられます。格安SIMは設備投資などのコストを抑えるため、実店舗数を減らすことで料金の安さを実現していますが、対面でサービスを受けられないと不安になりますよね?

その点、楽天モバイルは看板を掲げる独立型のショップと、家電量販店内にショップを構える2つのタイプを展開。全国にショップは点在し、Web上ではなく対面で直接サービスの新規契約・他社から乗り換えをしたい方にぴったりです。

なお、店舗で製品やアプリの操作方法を説明してくれる「あんしん操作サポート」は、月額550円(税込)のオプションとなっています。また、家電量販店では対面によるサポートを行っていないので、設定や操作面に不安のある方は事前に独立型ショップの所在地をチェックしておきましょう。

契約期間の縛り・最低利用期間がなく気軽に解約できる

契約期間の縛り・最低利用期間がなく気軽に解約できる

楽天モバイルには契約期間の縛り・最低利用期間が設けられていないので、いつ解約しても違約金は0円となっています。契約更新月以外に解約すると、違約金が発生する大手キャリア・格安SIMもある中で、いつでも気軽に乗り換えできるのは大きなメリットです。

また、携帯電話番号をそのままにして乗り換える際に必要なMNP転出手数料も、3,000円前後で設定するサービスが多いですが、楽天モバイルは手数料無料。契約期間縛りなし・MNP転出手数料が無料である点から、非常に乗り換えやすい格安SIMと言えます。

楽天モバイルの気を付けたい4つのデメリット

各種料金の安さから豊富な端末を揃えている点まで、さまざまなメリットがある楽天モバイルですが、下記のようなデメリットも存在します。

  • 楽天回線エリアが限定的
  • パートナー回線エリアはデータ容量制限がある
  • 電波が悪いときもある
  • 楽天モバイル以外で購入した端末は動作保証対象外

デメリットも押さえた上で、契約を検討しましょう。

楽天回線エリアの範囲は限定的

楽天モバイルでは、データ無制限で利用できる楽天回線エリアがまだまだ限定的です。

楽天モバイルには通信し放題の楽天回線エリアと、データ容量制限のあるパートナー回線エリア(au回線)の2種類が用意されています。各都道府県の主要都市であれば、楽天回線エリアは比較的網羅されています。しかし、田舎ではパートナー回線に接続される可能性が高いです。

データ無制限を目当てに楽天モバイルを契約しても、楽天回線エリアに接続できなければ、結局容量を気にしながらインターネットへ接続する羽目に。楽天モバイルを契約した後で後悔しないためにも、必ず公式サイトから楽天回線エリアのカバー状況を確認しておきましょう。

編集部

楽天モバイル利用中にどちらの回線に接続されているかは、専用アプリの「my 楽天モバイル」から簡単にチェックできて便利ですよ!

パートナー回線エリアでは月5GBのデータ容量制限がある

パートナー回線エリアでは月5GBのデータ容量制限がある

楽天回線エリア外で接続されるパートナー回線エリアには、月5GBのデータ容量制限が設けられています。月5GBで利用できるサービスの目安としては、下記の通りです。

サービス データ通信量 5GBの目安
ニュースサイト閲覧 0.3MB 約1.6万ページ
LINE(文字のみ) 0.002MB 約250万回
LINE(画像送受信) 3MB 約1600回
LINE(通話) 0.4MB / 1分 約208時間
LINE(ビデオ通話) 5MB / 1分 約16時間
Twitter 4MB / 1分 約20時間
Instagram 400MB / 1時間 約12.5時間
YouTube 480p:600MB / 1時間
720p:1,100MB / 1時間
1080p:2,100MB / 1時間
480p:約8.3時間
720p:約4.5時間
1080p:約2.3時間

Webサイトの閲覧やLINEのやり取りであれば、月5GBでも不自由を感じない容量です。しかし、LINE通話・SNSの利用・動画の閲覧などを行う場合は少々心許ない容量と言えます。

なお、月5GBの容量をオーバーすると通信速度制限がかかりますが、低速通信時でも速度は1Mbpsと高速。WebサイトやSNSの閲覧、低画質の動画視聴であれば、速度制限がかかっていても比較的快適に利用できますよ。

電波が悪くて繋がりにくいときもある

電波が悪くて繋がりにくいときもある

楽天モバイルは場所により、速度が遅い・圏外になるケースがあります。割り当てられる電波の周波数の種類が、楽天モバイルは少ないことが原因とも言われています。

実際、通信品質に関して否定的な口コミも挙がっている一方で、快適に通信できている方が多いのも事実。楽天モバイルを利用する場所に依存するため、事前に通信品質をチェックするのは難しいですが、遅い・接続できないという口コミがあることも覚えておきましょう。

編集部

実際に私も、地下やトンネル内では繋がりにくいと感じるときもありますが、基本的にはストレスなく利用できていますよ!

楽天モバイル以外で購入した端末は動作保証対象外

楽天モバイル以外で購入した端末は動作保証対象外

楽天モバイルでは前述の通り多彩な機種を取り扱っていますが、別途用意したSIMフリー端末や別キャリアで購入したSIMロック解除済み端末を引き続き利用する場合、動作保証対象外となっています。例えば、SIMカードを認識しない・電話が繋がらないといったトラブルが発生しても、サポートを受けられません。

スマホをセット購入せず、SIMのみ申し込むという方は公式サイトから端末ごとの動作確認状況をチェックしておきましょう。

酒井 公太

楽天モバイルは大手携帯キャリア(docomo/au/softbank)と比べると電波が不安定なのは確か。

これは、回線エリアを増やすための基地局がまだまだ不足しているためです。特に山間部などでは、利用できないことが多々あります。

また、楽天モバイルは室内に入ると接続が悪くなる場合もあります。これは「プラチナバンド」を所有していないからだと言われています。

プラチナバンドをざっくり説明すると、室内などの狭い場所でもスイスイと入ってくる電波。

基本的に大手3キャリア(docomo/au/softbank)はこのプラチナバンドを国から割り当てられており、これを所有していない楽天モバイルはまだまだ大手と比べると電波事情としては不利と言わざるを得ません。

ただ、楽天モバイルにもプラチナバンドを割り当てられる可能性は十分あります。今後の動きに期待しましょう。

楽天モバイルの口コミ・評判

人気の格安SIMとして頻繁に取り上げられる楽天モバイルですが、実際に契約している人からどう評価されているのかも気になりますよね?ここでは、楽天モバイルの良い口コミと悪い口コミをご紹介します。

楽天モバイルの良い口コミ・評判

楽天モバイルの良い口コミ・評判

楽天モバイルの良い口コミ・評判
  • 4G通信で61Mbpsの速度が出ており、快適に利用できている
  • 2年後に最新機種へ変更できることに加え、端末代を抑えられるのも魅力
  • 他社の格安SIMより通信費を抑えられ、家計に優しい
  • 1つのプランしかないため、月間のデータ容量でプランに迷うことがない

楽天モバイルの実速度に関する口コミを調査してみたところ、50~100Mbpsと高速通信を行えている方が一定数いました。この速度は4K動画を再生する場合であっても、快適に視聴できる水準です。

その一方で、利用者の実速度を記録している「みんなのネット回線速度」では、楽天モバイルの平均速度は14.23Mbpsとなっていました。十分な水準ではありますが、全員が必ずしも高速通信できるわけではないので、ご注意ください。

また、料金プランの安さ・楽天ポイントの貯まりやすさ・キャンペーンの充実度など、お得なサービスが豊富に揃っている点も高評価。三大キャリアからの乗り換えはもちろん、他社の格安SIMから乗り換えた場合も出費を抑えられるサービスと言えます。

編集部

私が楽天モバイルを契約したときは、プラン料金が1年間無料になるキャンペーンを実施していました。現在もポイント還元キャンペーンが充実しており、最新端末をセット購入した場合でも大きく出費を軽減できますよ!

楽天モバイルの悪い口コミ・評判

楽天モバイルの悪い口コミ・評判

楽天モバイルの悪い口コミ・評判
  • 楽天回線エリアが狭く、勝手にパートナー回線に繋がるときもある
  • サポートに問い合わせしても、なかなか繋がらなかった
  • Rakuten Linkの無料電話は魅力的だが、音質があまり良くない

楽天回線エリアの狭さをデメリットに挙げる人が、非常に多く見られました。楽天モバイルはデータ無制限で利用できる点を大きくPRしていますが、前述の通り楽天回線に接続されていることが必須条件であるため、注意が必要です。

また、楽天回線エリア内であっても、知らない間にパートナー回線に繋がっている場合があります。手動で回線を切り替えることはできないので、データ無制限で楽天モバイルを利用したい方は、時折アプリから接続回線のチェックが必要です。

その他、サポートの電話が繋がりにくいという口コミを挙げている人も。電話が繋がらないとき用に、楽天モバイルのチャットサービスやQ&Aサイトも用意されているので、活用するようにしましょう。

楽天モバイルのおすすめな人・おすすめではない人

ここでは具体的に、楽天モバイルをおすすめできる人・できない人をご紹介します。

楽天モバイルがおすすめな人

楽天モバイルがおすすめな人

  • スマホ代を抑えたい人
  • 通話する機会の多い人
  • 格安SIMでも最新機種を使いたい人
  • 楽天回線エリア内で行動する人
  • 通信容量を気にせず動画やスマホゲームに没頭したい人

楽天モバイルの大きな特徴としては、従量課金プランを採用している点・月額料金を0円にできる点・データ無制限で通信できる点・無料通話を利用できる点が挙げられます。どれも他のサービスではあまり見られない特徴であるため、格安SIMを比較する際は重要なポイントとして押さえておきましょう。

楽天モバイルがおすすめではない人

楽天モバイルがおすすめではない人

  • 近くに店舗がない、かつ対面でサポートを受けたい人
  • 楽天回線エリア外の人
  • 通信の安定性を最優先したい人
  • 高速な格安SIMを利用したい人
  • 通話はLINEなどの無料アプリだけで事足りる人

他の格安SIMと比較すると、楽天モバイルは速度面・通信品質面で劣る傾向にあります。例えば、下記は「みんなのネット回線速度」のデータを基に、楽天モバイルと他の人気格安SIMの平均実速度を比較した表です。

格安SIM 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
楽天モバイル 14.23Mbps 8.74Mbps
Y!mobile 65.19Mbps 16.18Mbps
UQ mobile 64.45Mbps 11.76Mbps
OCN モバイル ONE 69.96Mbps 12.41Mbps
mineo 43.56Mbps 9.04Mbps
IIJmio 47.57Mbps 11.02Mbps
BIGLOBEモバイル 20.32Mbps 8.66Mbps

※2022年2月~4月の平均実測値

データ無制限で利用できる大きなメリットはありますが、テザリングなどパソコンやタブレットで大容量データのやり取りを行う場合、他の格安SIMより速度面で不安が残る可能性も。通信品質を最優先したい方は、他の格安SIMも検討してみてください。

関連記事:【用途別で選ぶ】最安・大容量の格安SIMおすすめ15選【2022年最新】

酒井 公太

楽天モバイルが提供している無料通話サービス「Rakuten Link」は、大手キャリアの通話システムとは異なる「リッチコミュニケーションサービス(RCS)」というものを採用しています。これは、ざっくりといえば、データ通信回線を使って音声を送り合うことができる技術です。

大手キャリアでは、音声データを最優先で流すように優先制御がなされているため、いつ何時でも遅延が少ないクリアな通話が可能です。
しかし、RCSは回線が混雑していると通話品質が落ちることがあります。

さらに、楽天モバイルでは基地局数が少なく、電波の周波数も高い(室内に入って来づらい)特徴を持つため、屋内や地下などでは電波の入りがあまり良くありません。

また、一部の特殊な番号へは発信できないこともあります。詳しくは公式ページを参考にしてください。

楽天モバイルの乗り換え手順

他社から楽天モバイルへ乗り換える方法としては、実店舗・Webからの申し込みの2種類が存在します。実店舗で申し込むと、即日で開通できる、対面で説明を受けながら契約できるなどのメリットを得られます。

しかし、楽天モバイルは人気の格安SIMであるため、実店舗では契約までに待ち時間が発生する可能性も。ここでは、自宅から手軽に申し込めるWeb上で、楽天モバイルを契約する方法を解説していきます。

MNP予約番号を取得する

MNP予約番号を取得する

まず、現在契約中のキャリアからMNP予約番号の取得を行います。手続き時にMNP予約番号の入力を行えば、現在使用している携帯電話番号を楽天モバイルでも利用することができます。

MNP予約番号の取得方法は事業者によって異なりますが、主な方法としては下記の通りです。

  • 電話で取得
  • Web上から取得
  • 店舗で取得

詳しい取得方法に関しては、「契約中のキャリア名 + MNP予約番号」などで検索しましょう。

公式サイトから申し込みを行う

MNP予約番号の取得後は、実際に楽天モバイル公式サイトからサービスの申し込みを行います。申し込み方法としては下記の通りです。

  • 楽天モバイル申し込みの流れ
  • STEP.1
    公式サイトへアクセス

    公式サイトへアクセス

    楽天モバイル公式サイトへアクセスし、「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」を選択します。楽天カードや楽天口座など、その他の楽天サービスも同時に契約が可能です。

  • STEP.2
    プラン・オプションの選択

    プラン・オプションの選択

    楽天モバイルのプラン・オプション・SIMタイプ(nanoSIM・eSIM)の選択画面から、任意のサービスを選んでいきます。プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」のみなので、ここでは必要なオプションとSIMタイプを選択しましょう。

  • STEP.3
    本人確認書類のアップロード

    本人確認書類のアップロード

    続く画面では、楽天会員ログイン画面が表示されます。楽天会員ではない方は、無料で新規ユーザーを作成しましょう。

    その後、運転免許証・マイナンバーカードなど本人確認書類のアップロードを行います。

  • STEP.4
    各種情報の入力・申し込みの完了

    各種情報の入力・申し込みの完了

    次に、電話番号の選択もしくはMNP予約番号の入力を実施。お届け先情報・支払い情報の入力も済ませると、申し込みは完了となります。

Web上から申し込む場合は自分で契約を進めていく必要がありますが、特別複雑な手順はありませんよ。

SIMカードの到着・初期設定

SIMカードの到着・初期設定

SIMカードは申し込み完了から最短2日で到着します。審査状況や配送状況、天候などによっては到着まで1週間を要するケースもあります。

SIMカードが到着したらデバイスに挿入し、APN設定・MNP転入・バックアップデータ復元などの初期設定を行いましょう。楽天モバイルのスタートガイドはSIMカードに同梱されているものを確認、もしくは公式サイトからもチェックできますよ。楽天モバイルの申し込み手順は以上です。

楽天モバイルの解約方法

楽天モバイルの解約は「my 楽天モバイル」のアプリや、Web上のマイページから実施できます。店舗での解約には対応していない点に注意が必要です。

アプリ上で解約する方法を見ていくと、まず「my 楽天モバイル」を起動し、画面右上の「メニューバー > 契約プラン」と進みます。

メニューバー
契約プラン

続く画面では、「その他のお手続き」のメニューをタップします。

その他のお手続き

利用停止・乗り換え・解約の項目から任意のメニューを選択します。現在の電話番号を引き続き利用する場合は「他社へのお乗り換え(MNP)」、電話番号を引き継がない場合は「解約」を選びましょう。

その他のお手続きのメニュー

他社へ乗り換えの場合は最後にアンケートに答え、MNP予約番号を発行します。

アンケート入力画面
MNP予約番号の発行

新たに契約するキャリアでMNP予約番号を入力し、契約が成立した時点で楽天モバイルは解約となります。解約の処理は取り消せないため、慎重に検討しましょう。

また、解約時にはSIMカードの返却が必要です。店舗でSIMカードの回収は行っておらず、下記住所に自己負担で送付しなければならないので、ご注意ください。

SIMカードの返却先

〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係

なお、楽天モバイルのプラン料金は日割りではありませんが、オプションは日割りで計算されます。プラン料金自体は従量課金制を採用しているため、いつ解約しても損することはありません。

楽天モバイルのよくある質問

楽天モバイルにはどのような支払い方法がありますか?

楽天モバイルの料金は、クレジットカード・デビットカード・口座振替・楽天ポイントで支払えます。

なお、楽天モバイルのキャリア決済を利用すれば、Google Playストア・LINEコイン・YouTube Premiumなどの支払いも可能です。

楽天モバイルはiPadに対応していますか?

iPad・ARROWS・HUAWEIなどのタブレットも利用可能です。

ただし、楽天モバイルでタブレットの取り扱いはなく、セット購入はできないのでご注意ください。

関連記事:【5万円/10万円以下で厳選】タブレットおすすめ10選 | Androidなど格安モデルを徹底比較

関連記事:安くiPadを手に入れるなら中古iPadがおすすめ!選び方や注意点を徹底解説!

楽天モバイルでau回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線は利用できますか?

以前はドコモ・au回線を利用していましたが、現在は楽天回線でサービスが提供されています。なお、パートナー回線はau回線です。

楽天モバイルの料金を楽天カードで支払うメリットはありますか?

楽天モバイルで販売されているスマホを分割払いで購入する場合、楽天カードであれば分割手数料が発生しません。

楽天モバイルの利用でメールアドレスは付与されますか?

メールアドレスは付与されないので、Gmailなどのフリーメールサービスを利用しましょう。

楽天モバイルとおすすめのデュアルSIMの組み合わせはありますか?

楽天モバイルは3GBまでが980円となっており、これは他の格安SIM業者と比べてもかなり安い方だと思います。

楽天モバイルを使うのなら、無理にデュアル運用を考えるのではなく楽天回線がお住まいの地域で利用できるかを考えたほうが良いでしょう。

関連記事:2台持ちしなくてOK!デュアルSIMスマホおすすめ10選|最強の使い方から選び方まで徹底解説

酒井 公太

データを1GBずつ「390円」という値段で購入できる「povo2.0」というサービスもありますが、購入してから7日間という期限付きのため、使いたい時に使えない恐れがあります。

楽天モバイルでは2台目の契約もできますか?

楽天モバイルは2台目も契約可能です。

楽天モバイルではGalaxy端末を取り扱っていますか?

以前はGalaxy S10やGalaxy Note10+といった端末を取り扱っていましたが、執筆時点ではGalaxy端末の販売を行っていません。

楽天モバイルはどのiPhoneの世代まで対応していますか?

最新機種からiPhone 6Sまで動作確認が行われています。

申し込み時に事務手数料は発生しますか?

契約事務手数料は0円です。

楽天モバイルはガラケーに対応していますか?

ガラケーには非対応です。

楽天モバイルのまとめ

楽天モバイルは通話料無料、月間データ容量1GB未満で0円という特徴から、スマホ料金を抑えたい方にベストな格安SIMです。近年の楽天モバイル利用者数は着実に伸長しており、実績も申し分なし。非常に安価な格安SIMですが、安心して利用できますよ。

本記事の要点まとめ
  • 専用アプリの利用で通話料が無料になる
  • 月間データ容量1GB未満ならプラン料金が無料になる
  • 月額3,278円(税込)でデータ容量無制限
  • セット購入できる最新機種が豊富に揃っている
  • 楽天回線エリアが限定的である点には注意が必要

昨今、ドコモのahamoやauのpovo2.0、ソフトバンクのLINEMOなど大手キャリアも新ブランドを立ち上げ、携帯各社が価格競争を行っています。格安SIMの事業者数も増加していますが、その中でも楽天モバイルは業界最安水準です。日本の物価上昇に歯止めがきかない状態である今こそ、楽天モバイルを利用して家計の出費を減らしてみてください。

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