一眼レフを凌駕する画質?! SONY サイバーショット RX1RM2を徹底レビュー!

ma3RRSony RX1RM2は圧倒的な画質を持ち、一眼レフを超える繊細な写りを実現しているSonyのデジタルカメラの極みとも言える最新鋭の性能をもつデジタルカメラです。

ちなみに価格もそこら辺の一眼レフと比べても低価格です。RX1RM2はRX1RとRX1の2機種の後継モデルで、この2つのカメラそれぞれの特徴を併せ持つ性能を持つカメラです。

この記事を読んでわかること
  • Sony RX1R M2の性能
  • Sony RX1R M2の気になること
  • Sony Rx1R M2は買うべきか?

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ソニー RX1R M2の基本性能

イメージセンサー フルサイズ
画素数 4240万画素
ISO感度 ISO 100 ~ 25600
連写性能 5コマ/秒
使用レンズ ZEISSゾナーT*レンズ 35mm F2.0
Wi-Fi あり
大きさ 113.3 x 65.4 x 72.0mm
重さ 507g

圧倒的な画素数

このRX1RM2はかなりの高画素カメラになっていて、画素数はなんと4240万画素あります。

これだけの画素数があるとトリミング耐性が高いので焦点距離35mでは大きく写し取れなかった被写体も、トリミングしてもノイズが少ない状態で大きく拡大することができます。

フルサイズセンサー搭載!

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

このRX1Rに使われているセンサーは35mmフルサイズです。

このセンサーでは通常コンパクトデジタルカメラに搭載されているセンサーよりもかなり大きく、カメラに入ってくる光を余すことなく受け止めることができます。

やはりフルサイズのセンサーだとダイナミックレンジが大きくとてもデジカメとは思えない写真を撮ることができます。

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夜にもしっかり対応! ISO感度

イメージセンサーとレンズの最適な画像処理によって、高感度域でもノイズを低減することを可能にしています。これによってISO感度100 ~ 25600の幅広い常用感度を実現しています。

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連写性能

このRX1RM2では「速度優先高速連写」では最高5コマ/秒、「AF追尾」で2.5コマ/秒の連写性能をもち、高速で動く被写体を逃さずに撮影が可能です。

さらにこのRX1Rのシャッターは電子シャッターではなくメカニカルシャッターを使っています。電子シャッターで高速で動く被写体を連写すると歪んでしまうことがありますが、このメカニカルシャッターではこの「ゆがみ」が発生しません。

簡単にスマホと接続

RX1RM2では新しくWI-FIだけでなくNFC通信機能を搭載しています。

「PlayMemories Mobile」をスマホにインストールするとカメラに接続することができ、さらにワンタッチで静止画や動画を転送することができ、素早くSNSに投稿することも可能です。

PlayMemories Mobile のリンクはこちら→ App storeGoogle Play

さらにNFC対応のandroidスマートフォンではワンタッチでカメラに接続することができ、ズームやシャッター・セルフタイマーを操作することが可能です。

NFC通信とは

ソニーとフィリップスが共同開発した近距離無線通信技術の事です。この機能を搭載している機器同士は「かざす」だけで通信が可能です。

上下方向に動かせるRX1RM2 背面モニター

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

RX1RM2では新しくチルト式のモニターを搭載しています。このモニターは上方向に109度、下方向に41度まで角度を調整することが可能で、ハイポジション・ローポジションでの撮影を助けます。

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ZEISSゾナーT*レンズ 35mm F2.0

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

カメラの写真の写り具合を大きく左右するレンズ性能。このRX1Rでは焦点距離35mmF値が2の単焦点レンズを使っています。

レンズはあのZEISSレンズ開発技術とソニーの光学技術を結集して開発されました。見たままの範囲を写すことができる35mm単焦点レンズで、風景、ポートレート、マクロ撮影において被写体を自然に写すことができます

さらにゴーストやフレアなどの余計な光の反射を抑えるために多層膜コーティング「T*(ティースター)コーティング」を施してあり、これによって描写が圧倒的に良くなり、その場の空気感まで写し取ることができるようになりました。

ソニー RX1RM2 のデザイン

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

デザインのこだわり

このカメラは様々な場所にこだわりを持って作られています。

このカメラを設計するときのキーワードは「垂直」「水平」で本体上部や側面がフラットに作られています。さらにはボタン配置・ダイヤルにもこだわっていて、撮影者にストレスなく素早く直感的に操作できるようになっています。

ソニーRX1R M2価格

新品価格

このRX1RM2の新品販売価格は、税込約42万円。α7や他メーカーのミラーレスカメラや、一眼レフカメラを買ってもお釣りが出てしまうような値段で販売されています。

新品の販売価格(2018年6月) 現在の新品販売価格は?
約42万円(メーカー販売サイト)

ヨドバシカメラ

カメラのキタムラ

カメラの値段はよく変動するので、サイトで確認した方が良いです。

中古価格

やはり価格が高いからそもそも買う人が少ないのでしょうか?さらにこのモデルの後継機が出てないことで、中古ではあまり出回ってませんね。

カメラのキタムラやマップカメラには複数台の中古の取り扱いがありました。

中古販売価格は?(2018年6月) 現在の中古販売価格は?
約 25万円

カメラのキタムラ

マップカメラ楽天市場店

注目ポイント

可変式光学ローパスフィルター

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

このRX1RM2の大きな特徴は光学式可変ローパスフィルターであるところです。

最近の多くのカメラはローパスレスフィルターのものが多くなってきましたが、このソニーRX1RM2ではこの1歩先のローパスフィルターとローパスレスフィルターを組み合わせたもののような光学式可変ローパスフィルターを搭載しています。

4240万画素の解像度を活かして被写体に応じて高画質の写真を撮ることができます。

この可変ローパスフィルターには3つのモードがあり、ローパスレスフィルターと同等の解像感を得られる「OFF」、解像感と偽色・モアレのバランスを重視した「標準」、偽色・モアレを低減するための「強め」の3つがあり、これを使い分けることでローパスフィルター有・無の効果を得ることができます。

ローパスフィルターとは?

カメラで細かい模様を撮影すると、実際には存在しない模様や色が表われることがあります。この現象を押さえるために多くのカメラには撮像素子の前にローパスフィルターが取り付けられています。

4240万画素の高画素デジカメ

ソニーお得意の超高画素カメラ。このカメラはなんと4240万画素の画素数を持っています。

これだけの高画素を持っていると服であれば、まるでその服の繊維1本1本まで写しているかのような、超高精細な写真を撮ることができます。この精細な写真は引き込まれてしまいそうです。

余裕のフルサイズセンサー

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

このSony RX1RM2ではコンデジでは珍しい35mmフルサイズセンサーを使っています。

このセンサーでは通常コンパクトデジタルカメラに搭載されているセンサーよりもかなり大きく、カメラに入ってくる光を余すことなく受け止めることができます。

広いダイナミックレンジを持ち、高感度時のノイズを低減することができるフルサイズセンサーであるということを活かし、ノイズが少なく細部までしっかり描写されている綺麗な写真を撮ることができます。

しっかりとしたボケ味を実現する

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

このRX1Rのレンズの絞り機構は9枚羽根円形絞りを採用しています。F値が2 ~ 11で絞りがほぼ円形になるように設計されています。これにより背景の美しいボケ味や夜景の点光源を美しく表現することを可能にしています。

RX1RM2の直感的に操作できるレンズダイヤル

このRX1RM2では、レンズがカメラ専用設計であることを活かし、レンズ部分にダイヤルを設置することで直感的な効果を得ることができます。

レンズの先端部でマニュアルフォーカスの操作を可能にし、レンズ中間部で通常撮影とマクロ撮影の切り替え、レンズのボディ付近ではF値の調整ができます。

ファインダーを内蔵

引用:https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1RM2/

RX1RM2ではコンパクトデジタルカメラでは珍しいファインダーを搭載しています。このファインダーは収納式で使用したいときにカメラ上部の左側から飛び出してきます。

周囲が明るすぎてモニターが見づらいときなどに使うと、このファインダーを通して被写体をしっかりと見ることができます。

オートフレーミング機能

このカメラの面白い機能の一つとして「オートフレーミング機能」があります。これは画像を「顔認識」で認識し最適な構図となるようにカメラが自動的にトリミングする機能です。

これは一人のポートレートだけではなくツーショットシーン、さらにはマクロ・動きのある被写体にも対応していて商品撮影、ペットの撮影にも効果があります。

RX1RM2のデメリット

高画素すぎて、手ブレが起きやすい

画素数が多いと当然光の情報量が多くなり、高解像度な写真を撮ることができます。ここまではメーカーでも宣伝しているとおり。

しかし高画素化によるデメリットもあります。それは手ブレに弱いこと。カメラはほんの僅かな情報でも読み取ってしまうので少しのカメラの動きも記録してしまうので、普通はごまかせる程度でもはっきりわかってしまいます。

さらにこのカメラには手ブレ補正機能が無いので暗い場所では三脚が必須になるでしょう。そこでこのカメラを使うときはシャッター速度がだいたい1/60以下にならないように設定したり気をつけた方が良いでしょう。

シャッター速度の遅さ

このカメラのシャッター速度は1/4000秒までの性能がありますが、これはF値を5.6以上に絞った時の最高シャッター速度です。

ではF5.6以下に絞った時、F2などに絞った時のシャッター速度はどうなるのでしょうか?

このときは1/2000秒になります。これでは晴天時の屋外での撮影の時、絞り開放F2で写真を撮りたいときシャッター上限速度が1/2000秒では露出オーバー、つまり明るすぎになってしまうような気がします。

コンパクトじゃない

このRX1RM2の形をみて多くの人がコンパクトデジタルカメラだと思うでしょう。

コンパクトデジタルカメラはこの名前の通り一眼レフやミラーレスカメラに比べてコンパクトであることが売りのカメラです。

のはずなんですが、このRX1RM2は重さが507gと、APS-C一眼レフ並みの重さがあります。大きさは普通のコンデジより一回り大きいサイズに作られています。

あまりコンパクトではないという部分は、小さくて軽い高性能コンデジを探している方には注意が必要でしょう。

価格が高い

なんといってもこのカメラ公式の販売ページを見ると38,8880円(税抜)、つまり税込で約42万円で販売されています。

これは他のメーカーのフルサイズ一眼レフよりも高い値段です。例えば人気機種のNikon D850の約38万円で販売されています。

このカメラは35mmのが画角では一眼レフ並み、もしくはそれ以上の写りをします。しかし望遠となった時は多少のトリミング耐性はありますがすべてにおいて一眼レフと互角とはいかないでしょう。

それに対して一眼レフやミラーレスカメラの場合、レンズが交換できるので様々なシーンでも活躍ができます。

RX1RM2とRX1Rを比較

この記事で紹介しているSony RX1R2はRX1Rからの後継機として発売されています。そこで前モデルRX1RからRXR2がどのように変化したのか比較してみてみましょう。

  RX1RM2 RX1R
イメージセンサー フルサイズ フルサイズ
可変式光学 ローパスフィルター ローパスレスフィルター
画素数 4240万画素 2430万画素
ISO感度 ISO 100 ~ 25600 ISO 100 ~ 6400
wi-fi あり なし
大きさ 113.3 x 65.4 x 72.0mm 113.3 x 65.4 x 69.6mm
重さ 507g 482g
発売日 2016年 2013年
価格(公式販売サイト) 税込 約42万円 税込 約25万円

このカメラの大きな違いはやはりローパスレスフィルターか、可変式ローパスフィルターであるかどうかです。

最新のRX1RM2に採用されている可変式光学ローパスフィルターはローパスフィルターとローパスレスフィルター2つを組み合わせたもので、当然RX1Rのローパスレスフィルターのみよりか性能が上です。

さらにRX1RM2ではスマホと接続できるWi-Fi機能チルト式モニターの採用など、使いやすさが向上しています。

基本的な性能であるISO感度も最高が6400から25600まで引き上げられたことで夜間での撮影が楽にできるようになりました。

しかしRX1RM2とRX1Rには約17万円の価格差があります。先代のRX1Rもかなり性能が高いモデルです。

この可変ローパスフィルター、Wi-Fi、チルト式モニター、ISO感度の良さを重視するならば、RX1RM2をオススメします。写真を撮るだけの性能が高ければ良い、ISO感度は気にしないという方は、前モデルのRX1Rをオススメします。

RX1RM2・周囲のレビュー・口コミ

ヨドバシカメラ Photo Yodobashi

本モデルの進化は、何をおいてもセンサーに集約されるでしょう。有効約4240万画素の35mmフルサイズセンサー「Exmor R」が搭載され、写真1枚の情報量が格段に多くなりました。膨大に増えた細かな画素へ光を取り込むにはさまざまな技術的進化があるわけですが、撮影者にとって興味をそそるのはローパスフィルターの効果を変更できるという世界初の「光学式可変ローパスフィルター」でしょう。前モデルがローパスフィルターの有無によってRX1 / RX1Rという2つのモデルに分かれていたところを、新モデルは1台に集約してしまうことになります。近年は解像感を求めたローパスフィルターレスのモデルが増えてきた印象がありますが、そもそもメーカーは不要なものをつけてきたわけではありません。偽色やモアレの発生する条件ではローパスフィルターを効かせ、普段はローパスフィルターをオフとして解像感を得る。驚くべきソリューションを、ソニーが実現してくれたわけです。

この上なく良く写るコンパクトカメラ。RX1の魅力はここに尽きるわけですが、RX1R IIに至ってその中身は「最新のスペックを惜しみなく投入したもの」となりました。レンズ交換式のモデル、具体的にはα7R IIに肉薄する機能性を持ち、多くの方にとっては「お手持ちのメインカメラよりスペックが上」なんていう事態が生じてしまうのではないかと思います。もちろん使いかたは異なり、様々なシーンに対応できるレンズ交換式カメラと比較するものではありません。とはいえこれだけの画素数があれば撮影後に切り抜いても十分に使えますし、35mm単焦点レンズという枠を越えて日常的なシーンを広くカバーできると思うと…いや、なんとも悩ましい選択肢が登場したものです。

やはりこのRX1RM2の目玉は可変式ローパスフィルターです。

ローパスフィルター・ローパスレスフィルターどちらもそれぞれ、長所と短所を持っていましたが、この可変式ローパスフィルターを状況に応じて使い分けることで、写真が残念になってしまうことがなくなります。

デジカメWATCH

RX1RM2に対し、唯一欲を言わせてもらいたい部分としては、NDフィルターを内蔵してほしかったこと。レンズシャッターの機構上、このカメラの持つ最高速1/4,000秒はF5.6以上に絞った場合に限られており、開放絞りでは最高1/2,000秒になるからである。遠景描写の作例撮影でもそうであるように、これでは絞りを開いた撮影は晴天屋外では難しい。現時点ではNDフィルターの内蔵は構造的に厳しいのかもしれないが、今後に期待したいところである。
とはいえ、このカメラの素性を知ると、いわゆる“フルサイズ原理主義者”でなくとも欲しく思えてしまうはずだ。高解像度あることはいうまでもないが、階調再現性や高感度特性など圧倒的な描写力だし、さらにEVFを内蔵するなど使い勝手も隙を感じさせるところがない。先代RX1/RX1Rでもそのプライスには驚かされたものだが、さらに上をいくこのカメラで撮影の楽しめるユーザーがとても羨ましく思える。

少し前に書いた通り、シャッター速度1/2000秒の制限がある場合晴天下での撮影のときに不便を感じてしまうかもしれません。

RX1RM2 の作例

 

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さすがメーカーが背景のボケにこだわったというだけあって上のどちらの写真もとても美しいボケ味をしています。こんなきれいなボケ味を楽しめるデジカメはなかなかないでしょう。

 

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蜘蛛苦手な方はごめんなさい。でもよく見てください。雨が降った後の蜘蛛の巣についた水滴がきれいに表現されています。これが高級コンデジの力です、一眼レフでもここまできれいに表現できるカメラも少ない気がします。

ソニー RX1RM2は実際どうなの?

  • サブ機ではなくメインカメラとして使える
  • 圧倒的な解像感・描写力の強さ
  • 手ブレに弱い
  • コンパクトデジタルカメラよりは重い

しかし、今までの「RX1」と「RX1R」の2種類に分かれていた2つモデルの後継機として、両方の良いところを併せ持ったカメラです。

機能も豊富でダイヤル類の配置も良く、簡単に直感的に操作をすることができます。

人気のミラーレスカメラα7RⅢとあまり変わらない値段です。

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このカメラは誰もが息をのむような、見る人を引き込むような美しい繊細な質感を持った写真を撮ることができます。これは圧倒的な高画素とフルサイズセンサーのおかげです。やはりカメラはフルサイズと言われるだけあります。

しかしこの反面手ブレに弱い事です。感覚ではシャッター速度が1/40より遅かったら手持ちではブレが生じてしまうと考えて良いと思います。

ブレを防ぐには三脚を使うこと。手ぶれ補正機能はありませんが、高画質で勝負という感じでしょうか。

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この難しいカメラを使いこなすことができれば、いままでにない印象的な写真を撮ることができるでしょう。

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