【プロが教える】卒業式・入学式 おすすめのカメラ & レンズ 10選!撮影方法や選び方も解説

出会いと別れが詰まった春。お子さんの卒業式・入学式が控えているお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか。

今まで過ごした思い出のある校舎や、元気よく成長した姿、お友達との記念写真など、特別な晴れの日だからこそ、きれいに残してあげたいですよね。

しかし、卒業式や入学式は、意外と写真を撮るのが難しいイベントということをご存知でしょうか?

今回はそんな卒業式・入学式の撮影のコツから、初心者の方向けにおすすめするカメラ・レンズについて紹介します。

素敵な写真で成長を記録するためにも、この機会に新しいカメラ・レンズを考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を監修した専門家

家電の専門家
川島健太郎
家電販売員・商品バイヤー
20歳に家電業界に入り、25歳に全メーカーとの外商を担当。テレビ、パソコン、白物家電、調理家電の仕入れを行い、年間100億円程度の商品買付をしていた腕利きバイヤー。本当におすすめできる良い商品を見つけお届けすることがモットー。趣味はガジェットいじり、ノマドワーカー、サッカー観戦、コーヒー。

意外と撮影難易度が高い卒業式・入学式

「卒業式・入学式の写真撮影って、普通にシャッターを押せば撮れるんじゃないの?」と考える方も多いと思いますが、上手に写真を撮ろうと思うと、普段の環境に比べて難易度が上がります。

まずはその理由についてお伝えします。

体育館での撮影は想像以上に暗い

卒業式・入学式などの式典を行う会場は、ほとんどの場合、体育館だと思います。
ご自分の学校の体育館を思い出してもらうとわかると思いますが、結構暗いですよね。

式典中はカーテンを閉め切っている学校も多く、そうなるとますます暗い環境で撮影しなければいけなくなります。

暗い環境の中ではシャッタースピードを稼ぐことが難しいので、ブレてしまうことが多く、室外よりも写真を失敗してしまうことが多いです。

そのため、本番までに家の中である程度練習しておくことがおすすめです。

必要な焦点距離の幅が広い

卒業式・入学式では、カメラマンとなる保護者が自由に動けることがあまりありません。
基本的に、式典中は席に座りながら撮影する必要があります。

シャッターチャンスである表彰状を受け取る瞬間は、保護者の席から割と離れていることが多いので、ズームができるレンズが必要です。
一方で、入退場のシーンは近くを通ることもあるため、入退場を撮影する時は、標準レンズが便利です。
また、式典が終わり、小さい教室内で集合写真を撮るということになると、全員が写ることのできる広角レンズをおすすめします。

ということで、広角・標準・望遠と様々な画角に対応できるレンズが推奨されます。
なかなか大変ですよね・・・。
全部揃えるとお金もかかるので、まずはズーム領域の広いレンズを1つ持っておくと便利です。

卒業式・入学式を撮るために奨めたいカメラ・レンズの機能

卒業式・入学式の撮影難易度が高いことをお伝えしましたが、そんな難しい撮影を乗り切るために、おすすめしたいカメラ・レンズの機能を紹介します。

手振れ補正機能

手振れ補正機能とはその名の通り、撮影の際の手振れを防いでくれる機能です。

暗い場所での撮影やズームでの撮影はシャッタースピードを稼ぎづらいことからブレやすく、うまく撮影しづらいことが多いです。

手振れ補正機能付きのカメラやレンズを使うことで、ブレを軽減することができるため、少しでも失敗を防ぐことができます。

オートフォーカスが速い

入場から証書授与、退場まで、式典で見せ場となるシーンは、動いていることの方が多いです。
しかも緊張で動きが速くなっている子も多く、撮影チャンスは一瞬です。

そんな時に「ピントが合わない!」と焦りたくないですよね。

少しでもピントが合うスピード(オートフォーカス)が速いカメラを選ぶことで、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができるでしょう。

自撮りができる可動式モニター

せっかくの卒業式・入学式なので、わが子とのツーショットも撮りたいですよね。
しかし、たくさんの方が行き交うので、三脚を立てるわけにもいきません。

誰かにシャッターを頼めればいいのですが、何度もお願いするのも気が引けてしまいます。

そんな時に便利なのが、液晶が回転できる可動式モニターが付いているカメラ。スマートフォンと同じように自撮りができるので、気軽に写真を残せます。

標準から望遠までの画角に対応できるズームレンズ

先ほど書きましたが、卒業式・入学式は様々な撮影シーンがあります。特に卒業式の見せ場となる賞状授与の瞬間は逃さず撮りたいですよね。

そんな時に便利なのが、遠くまでズームできる望遠ズームレンズ。

壇上にいる子供をきちんと撮影するために、35mm換算で200mmから300mmぐらいまで対応できる望遠レンズを用意することがベスト。

また、入退場シーンや教室などでの撮影は近距離となることもあり、標準の画角にも対応できるレンズがあると便利。

動く場面も多いので、すぐに画角を変更できる標準~望遠対応のズームレンズを選ぶことをおすすめします。

どんなレンズが良いの?一眼レフカメラのレンズの種類と選び方を解説!

F値が低いレンズ

体育館や教室など、暗い環境での撮影が多いので、レンズの絞り値は最小にしておくことをおすすめします。

絞り値(F値)が低いレンズほど、光を取り込むことができます。
F値って何?脱初心者のためのカメラの基本📷

F値を下げることでISO感度を無理に上げなくてもシャッタースピードを稼ぐことにつながるので、ブレずにきれいな写真を撮りやすくなります。

F値がどこまで下げられるかはレンズによってあらかじめ決まっているため、できるだけ最小F値が低いレンズを選ぶことがポイント。
F値を低くすることで背景がボケた写真も撮れるので、プロっぽい写真も撮ることができます。

大きすぎる、重すぎるカメラ・レンズはNG

広角域から望遠域まで対応できる画角かつ、最小F値が低いレンズとなると、必然的にかなり大きくて重いレンズになってしまいます。
あまりに大きいレンズは他の保護者の方にも迷惑ですし、かなり目立つためお子さんからも嫌がられることも。

レンズが重いと構えることに疲れてしまったり、重さに気を取られてせっかくの式典を楽しめない可能性もあります。
すべての条件を満たす必要はないので、あまり大きすぎず、重くないレンズを選ぶことをお勧めします。

入学式・卒業式の撮影のポイント

基本は絞り優先モード、動いているときはシャッタースピード優先モードで撮影

入学式・卒業式での撮影で1番大事にしてほしいのが、ブレないように撮影すること。明るさや色合いは後で調整できても、ブレている写真をもとに戻すことはできません。

基本的に撮影する時は絞り優先モードを使い、F値を最小値に設定、露出を調節したら、あとはカメラ側が自動的にシャッタースピードを選んでくれます(この時にシャッタースピードが遅くなりすぎる場合は、露出を下げるかISO感度を上げてください)。

歩いている時など、お子さんが動くときはシャッタースピード優先モードに変更し、シャッタースピード500分の1~1000分の1に設定して、ブレないように撮影してみてください。
ISO感度は上げれば上げるほど、シャッタースピードを稼ぎながら明るく撮影できますが、その分画質が荒くなるので、上げすぎに注意です。

ISO感度とは?これを理解すればノイズを減らせます! カメラの各モードを解説!状況に応じてカメラを使いこなそう!

フラッシュの使用はNG

「卒業式・入学式は、暗い中での撮影なので、フラッシュを焚いたらきれいに撮ることができる」という考えは間違いではないのですが、式典中はフラッシュをNGにされることが多いです。

周りの方の迷惑にもなるので、フラッシュやストロボを使うのはできるだけ控えた方がいいでしょう。

顔検出機能を使う時は注意

撮影時にピントがずれてしまわないように、顔検出機能を使おうと考える方も多いと思いますが、顔検出機能は一長一短があります。

というのも、顔検出機能は「顔っぽいもの」すべてに反応してしまうことが多いです。そのため、卒業式・入学式のように人がたくさんいる時は、他の生徒にピントが当たってしまうことが散見されます。

顔検出機能が自動で選んだピントはすぐに解除することが難しいので、顔検出機能はオフにして、できるだけ自分でピント位置を決めるようにしましょう。

バッテリー・SDカードはしっかり準備する

一生に一度の機会ということで、ついついシャッターを切りすぎてしまう方も多いはず。

バッテリーやSDカードの容量が途中で無くなってしまったらせっかくの思い出が残せないので、予備のバッテリーやSDカードを念のために持っていくと安心ですよ。

カメラ初心者パパ・ママは、ズームレンズキットを試してみよう

「で、結局卒業式・入学式にぴったりなカメラ・レンズってどれなの?」という声が聞こえてきそうですね。

上記に書いた条件すべてをそろえるとなると、かなりお値段が上がってしまいます。

そのため、初心者の方は、エントリー機種のズームレンズキットを使ってみることをおすすめします。
エントリー機種なので初心者でも操作しやすく、普通に購入すると高額になるズームレンズも比較的安価で手に入ります。

今回は、その中でも特に使ってほしいズームレンズキットを紹介します。

SONY α6400

1つ目に紹介するカメラは、SONYから発売されているミラーレスカメラα6400。オートフォーカスの性能が非常に良く、一生に一度の機会を撮影する際にチャンスを逃しません。

世界最速と謳われる0.02秒のオートフォーカス速度と、被写体を自動追尾してくれる高精度のリアルタイムトラッキング機能があるので、ピント合わせに自信がない方も安心。

ダブルズームレンズキットについているズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」35mm換算で約315mmまで届くので、お子さんが遠くにいても、きちんと撮影することができます。

バッテリー込みで403gと非常に軽く、液晶モニターを動かすことで自撮りも可能です。

エントリー機種と呼ばれるモデルの中でも、他社と比較して高機能であることから、これからカメラを本格的に頑張りたい初心者~中級者にまでおすすめできる商品。

ただし同位機種と比較すると金額が若干高めに設定されているので、お財布と要相談となります。

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CANON EOS Kiss X10

2つ目に紹介するカメラは、CANONから発売されている一眼レフEOS Kiss X10

初心者でもわかりやすいビジュアルガイドを搭載しているため、全くカメラを使ったことがない方も安心して操作できます。

また、光学ファインダーを使用しているため、遅延がなく撮影できることから、撮りたいと思った瞬間にシャッターを切ることができます。(α6400はEVFを使用しているため、ファインダーに写る像に若干の遅れがあります。)

オートフォーカス機能はα6400と比較すると若干劣りますが、高速で高精度なオートフォーカスを実現するための中央クロス9点AFセンサーを搭載しており、更にピントを合わせた後に被写体が移動してしまってもピントを合わせ続けるAIサーボAFという機能もあるため、問題ありません。

ダブルズームキットに付いているズームレンズは「EF-S55-250mm 1:4-5.6 IS STM」であり、35mm換算で375mmと遠くまで届いてくれるため、式典中も問題なく撮影できます。

何よりも魅力的なのが値段。2020年3月時点で、EOS Kiss X10は最安値92,345円。2つもレンズが付いている一眼レフが10万円以内で購入できます。

重量も449gと比較的軽く、α6400と同じく液晶を動かして自撮りすることもできます。

「カメラを触ったことがないから、まずは使いやすいカメラが欲しい」「今後使うかどうかわからないから、初期費用は抑えたい」という方には特におすすめします。

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卒業式・入学式におすすめなカメラの人気売れ筋ランキングもチェック

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卒業式・入学式など、特別な日はカメラレンタルをしてみよう

卒業式や入学式は、これからの門出をお祝いするための特別な日。成長している姿を残すことで、あとから振り返る楽しさが倍増します。

とはいえ、カメラは高い買い物。「卒業・入学にかかる出費で、カメラにまでお金をまわせない・・・」と悩む方も多いのではないでしょうか。そんな方は、ぜひカメラレンタルサービスを使ってみることをおすすめします。

カメラレンタルサービスRentryでは、3泊4日で3,980円からカメラをレンタルすることが可能(金額は機種やレンタル日数によって変動します)。「イベントの時だけカメラが欲しい」というニーズにぴったりです。

また、安価でカメラをじっくり試すことができるので、購入前の検討にも使えます。カメラは人によって合う合わないが分かれる商品なので、イベントごとに違うものを使ってみて、比較検討してもいいですね。

少しでも気になった方は、こちらのURLからぜひご確認ください。

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