UQモバイルは高品質でプランもわかりやすい!気になるデメリットや評判を解説

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UQモバイル

出典:uqwimax.jp

UQモバイルはauのサブブランドで、高速で安定した回線品質と安価な料金プランが魅力です。

高品質なUQモバイルですが、メリットばかりではありません。ほかの格安SIMやサブブランド同様にメリットもあればデメリットもあります。

他にも、同じau系のpovo2.0との違いや、同じサブブランドであるワイモバイルと比べて何が違うのか、気になりますよね。

乗り換えてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、今回はUQモバイルについて詳しく解説します。

本記事を読んでUQモバイルの特徴を理解したうえで、乗り換えを検討してみてください。

この記事を監修した専門家

スマートフォン・タブレット・ゲーム機の修理屋/スマホ料金見直しアドバイザー
河合 克則
iPhone修理 iLABO 代表
iPhoneがスマートフォンという概念を作り出して以降すっかりその魅力に取りつかれ、その様々な使い方やカスタマイズを追求し、次第にiPhone修理も自在にこなせるようになり、2012年に「iPhone修理 iLABO」を開業。
以来10年、多くのメーカーから発売されているスマートフォンやタブレットは一通り修理できるだけの技術を重ね、現在では修理だけではなく格安SIMへの移行や料金見直しのアドバイザーとしても活躍。
近年ではスマホのワークショップに参加したり、ITのセミナーを依頼されるなど、活躍の場を広げている。

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルの基本料金プランは、「繰り越しプラン+5G」の「S・M・L」3つのみとシンプルです。

プラン 繰り越しプランS+5G 繰り越しプランM+5G 繰り越しプランL+5G
基本月額料金 1,628円(税込) 2,728円(税込) 3,828円(税込)
月間基本データ容量 3GB 15GB 25GB
通信方式 4G/5G 4G/5G 4G/5G
速度制限時の速度 最大300Kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
基本国内通話料 税込22円/30秒 税込22円/30秒 税込22円/30秒
SMS送信料(最大全角670文字まで送信可能) 3.3円(税込) 3.3円(税込) 3.3円(税込)

3つのプランの大きな違いは、基本料金とデータ通信容量です。そのため選び方は、毎月使うデータ通信量に応じてプランを選べばOK

UQモバイルのデータ追加はやや割高のため、「ひょっとしたら容量オーバーするかも…」と思ったら、一つ上の容量プランを選んでおきましょう。

編集部

なお、繰り越しプランM+5G・L+5Gの2つは、月間データ通信量を超過しても最大1Mbpsの速度でデータ通信が可能です(繰り越しプランS+5Gは300Kbps)。そのため、ある程度データ容量を使いすぎたとしてもそこそこの速度で、LINEや動画視聴もできます。

UQモバイルのオプション一覧

UQモバイルは非常にオプションが豊富で、その数は数十種類以上。組み合わせ次第で好きなようにカスタマイズ可能です。

数が非常に多いため、ここでは代表的なオプションのみ紹介します。

通話オプション:月に12分以上通話する人は加入しよう

UQモバイルのかけ放題通話オプションは3種類です。

名称 内容 月額料金(税込)
通話パック(60分/月) 月60分までの国内通話が定額 550円
かけ放題(10分/回) 10分以内の国内通話が回数無制限で定額 770円
かけ放題(24時間いつでも) 無制限かけ放題 1,870円

通常料金で13分通話した場合572円、60分通話した場合2,640円かかります。

月に12分以上通話するのであれば、どれかのオプションに入ったほうが確実にお得になるので、通話オプションがおすすめです。

他にも、留守電や迷惑電話撃退などの通話関連オプションもあるので、通話をよくする方は是非チェックしてみてください。

編集部

なお、契約者が60歳以上の場合、かけ放題1,870円が1,100円割引されて770円(税込)になります。60歳以上で通話をよくする方は、ぜひかけ放題を付けましょう

増量オプションⅡ:データ容量の微調整に

増量オプションⅡは、各基本プランのギガ数を増量できるオプションです。

プラン名 基本プランデータ容量 増量オプションⅡ適用後
繰り越しプランS+5G 3GB 5GB
繰り越しプランM+5G 15GB 20GB
繰り越しプランL+5G 25GB 30GB

データ容量追加の場合、500MB550円と非常に割高です。一方でこちらの増量オプションⅡは、月額550円で2GB~5GB追加できるためコスパの良いデータ追加方法となっています。

データ容量が月末にいつも足りなくなる方は、増量オプションⅡ追加がおすすめ。ただし、毎月大幅に足りなくなる方はプランの見直しをしましょう。

なお、2022年現在UQモバイルでは、一定の条件を満たすと増量オプションⅡの月額料金550円が最大13カ月間無料となる、増量オプションⅡの13カ月無料キャンペーンを行っています。

編集部

増量オプションⅡを初めて利用する方が主な条件です。UQモバイルへの新規契約や乗り換えの方は適用される可能性が高いので、ぜひチェックしてみましょう

河合 克則

一見、便利な増量オプションですが、これは毎月使うというよりも移行して1~2か月のプラン調整に使うイメージで利用するのがベストです。
最初の1~2か月で自分の使用ギガを見極め、足りないと思ったら追加して、必要なら次の月からは一つ上のプランに変更するといいでしょう。

auスマートパスプレミアム:auコンテンツを楽しみたい人に

auスマートパスプレミアムとは、さまざまな特典の付いたauのコンテンツサービスです。

  • 幅広い国内外の映画・ドラマ・アニメが観られる
  • 豊富な音楽を自由に聴ける
  • 膨大な書籍の中から好きな本を読める
  • ライブチケットの先行予約が可能
  • クーポン・優待獲得
  • au Payマーケットで対象の商品を買うと送料無料
  • フードデリバリーサービス「menu」の配達料が無料
  • データ預かりサービス・復旧サービス付帯
  • スマホの修理費保証サービス(iPhone・iPadユーザーのみで他条件あり)
  • au Wi-Fiアクセス利用可能

月額料金で上記のサービスをすべて利用可能です。NetflixやAppleMusicといった他の有料コンテンツサービスと比較すると、コンテンツの量は決して多くはありませんが、価格を考えると十分お得と言えます。

コンテンツを利用したい方はもちろん、クーポンや保証サービスに魅力を感じたらぜひ加入しておきましょう。

編集部

なお、修理費保証サービスはiPhoneユーザーで、故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+加入の方のみが対象です

UQモバイルを利用する6つのメリット

UQモバイルを利用するメリットは以下の通りです。安定したメリットが多いため、しっかり確認しておきましょう。

  1. auサブブランドのため、高速かつ高品質で安定した回線
  2. プランの選択肢は「くりこしプラン+5G」3つのみでわかりやすい
  3. 節約モード&繰り越しでデータ通信量を賢く調整できる
  4. データを使い切っても最大1Mbpsでデータ通信可能
  5. 自宅セット割で一人暮らしでも料金がお得に
  6. 店舗での契約やサポートが可能

auサブブランドのため、高速かつ高品質で安定した回線

UQモバイルは一応公式で格安SIMを謳っていますが、実質的にau系列のサブブランドです。

auのネット回線を「借りている」格安SIM会社と違い、auのネット回線をそのまま使用しています。そのため、通信速度が速く安定した通信ができ、さらに全国通信エリアカバー率・人口カバー率も非常に高いです。ネットや動画の視聴・通話は、他の格安SIMとは比較にならないほど安定しています。

いろいろな方の通信速度がわかる測定サイトで速度をチェックしてみると、UQモバイルの下りダウンロード速度は平均で50Mbps~60Mbps前後とかなりの速度です。高画質で動画を見る場合、30Mbpsあれば十分すぎるほど快適に視聴できます

UQ mobileの通信速度レポート(16748件)
平均Ping値: 47.51ms
平均ダウンロード速度: 53.2Mbps
平均アップロード速度: 10.69Mbps
※ 直近3ヶ月に計測された1770件のUQ mobileの測定結果から平均値を計算しています。

引用:みんなのネット回線速度

さらに、他の格安SIM業者の回線では速度が格段に落ちる昼間や夕方の混雑する時間帯でも安定していて、遅いと感じることはほぼありません。

価格も安く、回線速度も高品質なサービスを求めてる人には、UQモバイルはベストな選択となっています。

プランの選択肢は「くりこしプラン+5G」3つのみでわかりやすい

プランが複雑で分かりにくい格安SIMが多い中、UQモバイルの基本契約プランは3つのみとシンプルです。以前はさまざまなプランがありましたが、現在ほとんどのプランが申し込みを終了しているため、新プラン3種類のみとなっています。

プランの選び方もシンプルで、使いたいデータ容量に合わせて容量の大きさを選ぶだけです。

繰り越しでデータ通信量を賢く調整できる

UQモバイルでは、使いきれなかったデータ容量を翌月に繰り越せる「データ繰り越し」ができるので、余ったデータ容量も無駄になりにくいです。

例えば、基本プラン「繰り越しプランM+5G」の場合、1カ月15GBまでデータ通信が可能ですが、もし5GB余った場合、翌月はその5GBが繰り越され「5GB+15GB=20GB」まで利用できます。

繰り越したギガは翌月末に消滅してしまいますが、翌月さらに基本プラン分のデータ容量が余っていれば、それを翌々月に繰り越せます。

余ったギガ数を繰り越せるデータ繰り越しをうまく利用すれば、毎月基本プランのギガ数以上のデータ通信が可能です。

編集部

ただし毎月ギガが大量に余ってしまう、繰り越し分も使いきれないといった方はプランが合っていない可能性がありますので、一度見直してみましょう

データを使い切っても最大1Mbpsでデータ通信可能

当月のデータ通信量を使い切ると速度制限がかかりますが、速度制限時でも最大1Mbpsのスピードで利用できます。一般的な格安SIMなどでは、128Kbpsや300Kbpsといった低速に制限されることを考えると、UQモバイルでの制限時の1Mbpsはかなり高速です。

繰り越しプランS+5Gだけは300Kbpsとなります。

300Kbpsや1Mbpsと聞いてもピンとこない方のために、できることを簡単にまとめました。

プラン 通信制限速度 比較的快適にできること
繰り越しプランS+5G 300Kbps テキスト多めのサイト・SNSや音楽アプリ利用・アプリ通話(ややもたつく)
繰り越しプランM+5G 1Mbps テキスト多めのサイト・SNSや音楽アプリ利用・アプリ通話・標準画質の動画視聴
繰り越しプランL+5G 1Mbps テキスト多めのサイト・SNSや音楽アプリ利用・アプリ通話・標準画質の動画視聴

300Kbpsでも、テキストメインのウェブサイト閲覧やTwitterなどのSNS、アプリ通話が可能です。ページ表示速度は若干遅さを感じるものの、見られないレベルではありません。

1Mbpsあれば標準画質のYouTube動画が普通に視聴できます。もちろんネット閲覧やアプリ使用も300Kbps以上にサクサクです。

UQモバイルであれば、データを使い切ってしまってもある程度ストレスなくスマホを利用できます。

編集部

なお、容量を使い切った場合と節約モード以外でも「直近3日間に6GB以上使った場合」にも通信制限がかかるため注意しましょう

河合 克則

料金プランで迷ってしまい、3大キャリアからの移行に一歩踏み出せない方もたくさんいらっしゃるようです。
でも、たとえ月間通信料を超過してしまって1Mbpsという制限がかかっても、実はこの1Mbpsは侮れません。
Twitter、Instagram、LINE、Zoom、Youtube(標準画質)など、一通りの事は普通にこなせます。
まずは気軽に回線を乗り換えてみて、後から適正プランを探るというのも一つの方法ですよ。

自宅セット割で一人暮らしでも料金がお得に

自宅で特定のサービスを利用するといった、一定の条件をクリアすると契約者とその同一世帯(家族)のUQモバイルユーザーの利用料金が割引になります。

割引金額は繰り越しプランS/Mで月638円(税込)、繰り越しプランLで月858円(税込)で、割引の達成条件は以下の3つです。

自宅セット割を受ける条件
  • 繰り越しプランS/M/Lに加入している
  • 特定のサービスを利用している
  • 自宅セット割の申し込みを行う

現在申し込みできるプランは繰り越しプランS/M/Lのみのため、条件1は問題ないでしょう。

条件2の特定のサービスとは、光回線インターネットサービス・ケーブルテレビ・モバイルルーターサービス・電力会社(auでんき)です。対象となるサービスはかなり多いため、一度自宅のサービスを確認してみましょう。

自宅セット割対象インターネットサービスの一例
  • auひかり
  • ビッグローブ光
  • コミュファ光
  • auひかりちゅら
  • eo光
  • So-net光
  • ひかりJ
  • @Nifty光
  • Pikara(ピカラ)

ドコモひかりやnuro光、SoftBank光といった対象外のサービスを利用している方は、auでんきに乗り換えたり、ケーブルテレビが対象になっていないかチェックしてみましょう。

ケーブルテレビ・モバイルルーターは全国各地の会社、かなりの数が対象になっています。

ただでさえ安いUQモバイルの基本料金が月々数百円、しかも同一世帯のUQモバイルを使っている家族全員が割引されるお得なサービスです。対象のインターネットサービスやケーブルテレビを利用している方は、必ず申し込みましょう。

また、現在ネット回線やケーブルテレビと契約していない方は新規契約するのも良いでしょう。なお、ホームルーターサービスWiMAXでもセット割が適用されます。

編集部

UQモバイルでは、通常の家族割(家族が同一の会社・回線を利用すると割引を受けられるサービス)や学割には対応していません

店舗での契約やサポートが可能

格安SIMやサブブランド系は、「オンライン上で全部自分がやらなければいけない」イメージがありますが、UQモバイルなら契約から相談までしっかりとスタッフのサポートが受けられます。

UQモバイルは全国に実店舗「UQスポット」を持っています。また、全国のUQモバイル取扱店auショップ(一部対象外)、一部家電量販店・代理店でも取り扱っています。

  • 新規契約・機種変更・MNP転出に関する問い合わせ
  • 料金シミュレーション・スマホプランの相談
  • 実際の契約手続き
  • 初期設定
  • 修理・保証・解約の相談
  • 端末購入(在庫がある場合)

上記の相談が可能です。オンライン契約が苦手な方は実店舗を活用すると良いでしょう。

しかも、実店舗であれば希望の端末を実際に見たり触れたりも可能で、いざ契約となった際は最短でその日のうちに開通します。

編集部

ただし、店舗の場合は待ち時間が発生するデメリットがあります。また、オンライン手続きの場合キャッシュバック特典もあるため、どちらの手続きが良いかはよく検討しましょう

UQモバイルの気を付けたい3つのデメリット

UQモバイルにはメリットだけではなく、デメリットもあります。乗り換えを検討する際は、自分にとって致命的なデメリットが無いかどうかチェックしておきましょう。

  1. 格安SIMの中では月額料金は決して安くない
  2. データ通信の使い放題や大容量プランが無い
  3. オンラインショップの取り扱い機種が少ない

格安SIMの中では月額料金は最安クラスではない

UQモバイルの月額料金は一番安い繰り越しプランS+5Gでも1,628円からで、格安SIMとしては最安クラスではありません。そのため、「とにかく基本使用料を抑えたい」方には不向きです。

とはいえ高すぎるわけでもなく、むしろ格安SIMの中でもトップクラスの回線品質を考えると最安クラスではないのは当然です。高品質な回線を提供してくれるサービスは、それ相応に回線の管理費用などかかるので、多少サービス料金が高くなってしまうのは仕方がありません。

UQモバイルのように、高品質で価格も抑えられているサービスを優先するか、品質は我慢してより最安のサービスを優先するかで判断するといいでしょう。

データ通信の使い放題や大容量プランが無い

人によってはデメリットとなるのが、「データ無制限プランや大容量プランが無い点」です。繰り越しプランL+5Gにデータ送料オプションⅡをつけても、月に最大30GBまでしか使えません。

格安SIMサービスの中でも30GBは非常に大容量ですが、毎日NetflixやYouTubeといった動画をたくさん観たい方やゲームをする方は、30GBでも足りなくなるかもしれません。もしデータ通信量を使い切ってしまい、それでも高速データ通信したい場合はデータチャージを行う必要があります。

編集部

たくさん動画を観たい方は「標準画質設定&節約モード」をうまく活用し、データ通信量を節約しましょう

オンラインショップの取り扱い機種が少ない

UQモバイルのオンラインショップではスマホ本体も同時に購入可能ですが、品ぞろえはあまり豊富ではありません。iPhone14が発表された2022年9月時点で取り扱いはiPhone12・iPhoneSE(第3世代)までで、iPhone13は取り扱っていませんでした。

値段自体は安く、人気機種もそこそこ取り扱っていますが、それでも決して「豊富に選べる」とは言えません。取り扱いの中に使いたいスマホが無い場合、以下の方法も検討しましょう。

  • 他のショップでeSIMやSIMフリースマホを購入してSIM差し替えを行う
  • 使用しているスマホのSIMロック解除&SIMカード挿し替えてそのまま使う

上記の方法であれば、自由に好きなスマホを使用できます。

編集部

ただし、auは一部利用できない機種があります。SIMフリースマホを使用する場合は事前に必ずau対応機種かどうか必ずチェックしましょう

河合 克則

UQモバイルへ移行を検討されている方に一番多いのは、今使用している端末をそのまま使うというケースです。
いまauをご利用の方であれば何の苦労もなくUQへ移行できますので、端末を購入してまでわざわざ移行しようという方は稀だと思います。
最新の機種を使いたいという方には向かないケースがありますので、今一度ご自分のニーズを客観視してみてください。

UQモバイルの口コミ・評判

UQモバイルの口コミ・評判

ブログや口コミサイトに寄せられた、UQモバイルの口コミを紹介します。良い口コミも悪い口コミも載せていますので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルの良い口コミ・評判|通信がめちゃくちゃ速くて安定している

  • 平日昼間の負荷の大きい時間帯でも爆速
  • auからの乗り換えで使い勝手がほぼ変わらず通信費の節約ができた
  • 品質と料金のバランスが最強

良い口コミでは、通信速度の速さと安定さで多くの方が好意的な書き込みをしていました。

とくにauからの乗り換えユーザーは、auとほぼ変わらない回線品質で、料金だけが安くなったと感じているそうです。

編集部

多少デメリットはあるものの、「大手キャリア並みの使い勝手の良さ」「格安SIMに匹敵する料金」に多くの方が満足しているようです

UQモバイルの悪い口コミ・評判|ほかの格安SIMと比較するとちょっと割高…

  • 格安SIMと比べるとやっぱり高く感じる
  • ドコモからの乗り換えで電波が繋がりにくくなった

悪い口コミでは、「格安SIMよりは高い」といった声が寄せられました。ただ、格安SIMとしては圧倒的な通信品質を考えると料金が若干高い点は仕方がないでしょう。

また、一部ドコモからの乗り換えユーザーが「以前より電波が繋がりにくくなった」と感じているようです。

ドコモとau(UQモバイル)では使用している周波数が異なり、また基地局の数も違います。とくにドコモは大手キャリアの中でも特に通信環境が良く、離島や山間部に強い回線です。

そのため使用している場所によっては、auへの乗り換えで通信品質が落ちたと感じてしまうケースもあるかもしれません。都市部以外の地域に住んでいる方は注意したほうがよさそうです。

編集部

とはいえ、UQモバイルが使用しているau回線も人口カバー率は99%です。圏外になってしまったり、極端に不安定になるケースはまれでしょう

河合 克則

UQモバイルの良さは何といっても通信品質が高いのに割安という点です。
決して「最安」ではないと認識しておきましょう。

UQモバイルと他格安SIMを徹底比較

UQモバイルと、他の格安SIMをそれぞれ比較し表でまとめました。基本料金や通話料はもちろん、主なメリットやデメリットも記載しています。迷ったらぜひこちらを参考にしてください。

楽天モバイルとの比較

サービス名 UQモバイル 楽天モバイル
データ容量・基本料金(税込) 3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
3GB:1,078円
20GB:2,178円
無制限:3,278円
通話料(税込) 30秒22円 30秒22円
かけ放題オプション(税込) 月60分かけ放題:550円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円
15分かけ放題:1,100円
家族割・セット割 638円~割引 無し
実店舗の有無 あり あり

UQモバイルと楽天モバイルを比較すると、基本料金ではやや楽天モバイルが安くなっています。また楽天モバイルは、楽天回線エリア内なら「データ通信無制限使い放題」といった大きなメリットも。

ただ、データ無制限になるのは楽天エリア内のみです。しかも楽天回線は、auやドコモほど全国をカバーしているわけではないため、住んでいる地域によって使い勝手がかなり変わります。

また基地局の少なさから、地下や山間部では繋がりにくいデメリットもあります。

都市部に住んでいて、生活圏内が完全に楽天エリアに入っているのであれば楽天モバイルでも問題ないでしょう。一方で、地方に住んでいる方や、品質や繋がりやすさを重視する方、それほどデータ容量を使わない方であればUQモバイルがおすすめです。

関連記事:通話料無料の楽天モバイルはどんな人におすすめ?評判やメリットを紹介

Y!mobile(ワイモバイル)との比較

サービス名 UQモバイル Y!mobile
データ容量・基本料金(税込) 3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
3GB:2,178円
15GB:3,278円
25GB:4,158円
通話料(税込) 30秒22円 30秒22円
かけ放題オプション(税込) 月60分かけ放題:550円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円
家族割・セット割 638円~割引 家族割あり
ソフトバンク光割あり
実店舗の有無 あり あり

UQモバイルはauのサブブランド、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。そのため、基本料金やオプション、特徴がかなり似ています。大きな違いを挙げるとすれば、ワイモバイルの方が若干基本料金が高めです。

ソフトバンク回線とau回線では、サービスエリア範囲やカバー率、使用している電波の周波数帯が異なります。そのため、「auだと電波が弱いけどソフトバンクだと入りやすい」、またはその逆で「ソフトバンクだと弱いけどauは入りやすい」といった状況が多少発生します。

上記の理由から、UQモバイルとワイモバイルを比較する際は料金だけではなく、「自分の使っている地域はどちらの電波が入りやすいか」で選ぶといいでしょう。

どちらの回線でも入りやすい都市部の場合は、基本料金の安いUQモバイルがおすすめです。

LINEMO(ラインモ)との比較

サービス名 UQモバイル LINEMO
データ容量・基本料金(税込) 3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
3GB:990円
20GB:2,728円
通話料(税込) 30秒22円 30秒22円
かけ放題オプション(税込) 月60分かけ放題:550円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円
5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
家族割・セット割 638円~割引 無し
実店舗の有無 あり 無し

LINEMOはソフトバンクの格安プランです。UQモバイルと比較すると、若干ではありますが全体的に料金が抑えられています。3GBプランに限って言えばかなり安いです。

ただし割引サービスがない、店舗がないといったサービス面で、UQモバイルよりも劣っています。基本料金や利用できるギガ数でそう大きな違いはありません。auとソフトバンク回線の違いや、店舗でのサポートを受けたいかどうかで選ぶといいでしょう。

もしUQモバイルの割引対象になるインターネットサービスや、モバイルルーターサービスに加入している、もしくは加入予定があればUQモバイルの方がおすすめです。

関連記事:LINEMO(ラインモ)はどんな人におすすめ?評判やメリットデメリットをまとめて紹介!

povo2.0(ポヴォ)との比較

サービス名 UQモバイル povo2.0
データ容量・基本料金(税込) 3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
1GB-150GB:0円~
※ただし180日以内に一度トッピングが必要
通話料(税込) 30秒22円 30秒22円
かけ放題オプション(税込) 月60分かけ放題:550円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円
5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円
家族割・セット割 638円~割引 無し
実店舗の有無 あり 無し

povo2.0はauの格安プランで、同じau系列のUQモバイルと比較・検討している方も多いと思います。とはいえ、システムは全然別もので、povo2.0はかなり独特な料金設計となっています。

UQモバイルのシステムが一般的な「基本使用料+オプション+通話料」に対し、povo2.0は「基本使用料0円+トッピング+通話」の独特なシステム。トッピングとは、必要なときに必要な分だけデータオプションや通話オプションをつけていくシステムで、柔軟に使い方を選べる一方で、都度追加するのが面倒といったデメリットがあります。

povo2.0は、スマホの使用頻度が高くない方であれば、使い方次第でスマホの維持費を月額数十円に抑えられます。プランの組み立てに自信がある方はpovo2.0を選びましょう。

一方で新しいことを覚えたり、面倒なトッピング作業が苦手な方は、一般的な料金システムで安定しているUQモバイルがおすすめです。

関連記事:povo2.0の最低維持費は年間440円!トッピングの上手な使い方や料金プランの解説も

河合 克則

楽天と比較すると、UQは使用可能な周波数バンドの多さで繋がりやすさが圧倒的。
Y!mobileとの比較では利用環境にもよるので互角。
LINEMOと比較すると、店舗でのサポートの有無を考えるとUQに軍配が上がります。
povoは非常に癖があり、プランやトッピングについて理解がある方にしか利用はおすすめできません。
これらを総合すると、UQはあまり知識のない方でも安心して高品質なサービスが受けられる優れた回線だといえます。

【結論】UQモバイルのおすすめな人・おすすめではない人

UQモバイルをおすすめする人、おすすめできない人をまとめました。

UQモバイルがおすすめな人|auユーザーからの乗り換え・品質重視の方

UQモバイルは、auユーザーの乗り換え先や回線品質を重視したい方におすすめの回線です。

auのサブブランドであるUQモバイルは、回線品質はauと同等です。auからの乗り換えであれば、回線品質はそのままで料金を引き下げられます。

また、料金は安い方がいいけど、どちらかといえば回線品質重視の方もUQモバイルがいいでしょう。格安SIMほど料金は安くありませんが、大手キャリア並みの回線品質で、大手キャリアよりもはるかに安くスマホを維持できます。

UQモバイルがおすすめではない人|限りなくスマホ代を安くしたい方・大容量データ通信する方

UQモバイルは品質が高い一方、格安SIMと比較すると基本料金は高めです。そのため、「とにかく安ければ安いほど良い」と考えている方にはおすすめできません。

また、UQモバイルは最大で1か月30GBまでしか使用できないため、「毎月30GB以上データ通信したい」方、例えば動画好きの方には不向きです。

しかもUQモバイルはデータ追加が割高です。そのため、たくさんデータを使いたい方はUQモバイルではなく、大容量プランや無制限プランがある回線がおすすめです。

関連記事:【用途別で選ぶ】最安・大容量の格安SIMおすすめ15選

河合 克則

UQモバイルは、あまり知識のない方でも安心して高品質なサービスを受けられるという点で大いにおすすめです。
一方で、決して「最安」なサービスではないということも念頭に置いておきましょう。

UQモバイルの乗り換え手順

実際にUQモバイルに乗り換える手順について解説します。乗り換えは「今使っているスマホにUQモバイルのSIMカードを挿して使う方法」と、「新規で端末とSIMカードを購入する方法」の2通りがありますが、手順はほぼ同じです。

なお、今回は大手キャリアからの乗り換え手順について解説しますが、他の格安SIMからの乗り換えもほぼ同手順です。

UQモバイル乗り換え手順
  1. 使用中のスマホがauのバンドに適合しているかどうか確認する
  2. SIMロックがかかっている場合はSIMロックを解除する
  3. 現在使用中の回線でMNP予約番号を発行してもらう
  4. UQモバイルオンラインショップでSIM・またはeSIMを購入する
  5. 届いたSIMカードを端末に挿し込む(eSIMの場合は不要)
  6. 回線切り替え手続きを行う

使用中のスマホがauのバンドに適合しているかどうか確認する

現在使用中のスマホにUQモバイルのSIMカードを挿し込んで使用したい場合、必ず事前にその機種が「auバンドに適合しているかどうか」をチェックしましょう。

UQモバイルに適合するかどうかは、各スマホメーカーの機種ページでバンドを確認するか、UQモバイル公式動作確認済一覧から確認できます。

また、eSIMの場合も「適合機種かどうか」のチェックが必要です。eSIMの場合は「eSIM動作確認済み端末一覧」からチェックしてください。

SIMロックがかかっている場合はSIMロックを解除する

ドコモやソフトバンクで使っていた機種で、2021年10月1日以前に発売された機種には各キャリアでしか使えない制限、SIMロックがかかっています。

このままだとau回線のSIMカードが使えないため、乗り換え前に必ずSIMロックの確認と解除をしておきましょう。

SIMロックの確認方法は機種ごとに異なりますが、多くの場合「設定」の「デバイス情報(Xperiaなど)」「一般(iPhone)」で確認できます。

SIMロックがかかっていた場合、各キャリアの店舗や公式オンラインサイトで解除できます。店舗で解除すると事務手数料がかかるため、オンラインサイトで解除するのがおすすめです。

現在使用中の回線でMNP予約番号を発行してもらう

スマホをそのまま使う方も、端末+SIMカード購入の方も、「今使っている番号をそのままUQモバイルで使いたい方」は必ずMNP予約番号を発行してください。

MNP予約番号とは、電話番号を変えずに他の回線へ移行できる、MNP転出手続きに必要な10ケタの番号です。MNP予約番号の発行は、現在契約中の回線で発行してもらえます。

編集部

なお、auからUQモバイルへの転出は予約番号の発行が不要です

UQモバイルオンラインショップでSIM・またはeSIMを購入する

準備が完了したら、UQモバイルオンラインで希望の製品を購入しましょう。

端末は分割払いも可能です。商品を選ぶとそのまま契約・申し込みまで進みます。

画面の指示に従って料金支払い方法の設定や個人情報、希望する契約内容を入力していきます。

入力が完了したらあとは端末やSIMカードが届くまで待ちましょう。なお、eSIMの場合は契約完了から最短で当日中に開通します。

契約時に必要なもの

UQモバイル契約時には以下が必要となります。

契約時の必要なもの
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
  • クレジットカード
  • MNP転出の場合はMNP予約番号

オンライン手続きの場合、料金支払い方法はクレジットカードのみで、利用できるのは以下のブランドです。

UQモバイルで使えるクレジットカード
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • American express(アメリカンエキスプレス)

このほかに「VISA・Mastercard・JCBのデビットカード」も使用できます。

さらに窓口の手続きであれば、口座振替も可能です。口座振替が希望の方は店舗で購入手続きを行ってください。

届いたSIMカードを端末に挿し込む(eSIMの場合は不要)

契約が完了すると数日で自宅に端末やSIMカードが届きます。(eSIMの場合は契約書のみ)届いたSIMカードを使用中の端末や新しい端末に挿し込み、初期設定を行います。

eSIMの場合はSIMカード差し替えは不要です。

回線切り替え手続きを行う

SIMカードを挿し込んだら、回線切り替え手続きを行います。

回線切り替え手続きの手順
  • My UQ mobile」にログインする
  • 「お申し込み状況一覧」をクリック
  • 「回線切り替え」をクリック
  • 「実行する」をクリック

以上で開通手続きは完了です。実行してから数十分ほどでUQモバイルが利用できるようになります。

編集部

なお、開通手続きを行わなくても一週間ほどで自動的に開通します

河合 克則

この一連の流れを理解するのが難しい方も多くいらっしゃるのは当然だと思います。
ですがUQモバイルの強みは実店舗でサポートを受けられることにあります。
少しでも不安を感じられたのであれば、一度auショップ内の実店頭でご相談されることをおすすめします。

UQモバイルの解約手順

UQモバイルの解約、他社回線へのMNP転出手順について解説します。

UQモバイルの解約は「サポートセンターへ電話して解約」「My UQmobileからオンラインで解約」の2通りがあります。

サポートセンターへ電話して解約

オンライン手続きが苦手な方は、サポートセンターに連絡して、オペレーターに直接解約手続きをしてもらう方法がおすすめです。

UQモバイルサポートセンター連絡先
  • 0120-001-659:受付時間9:00~20:00(年中無休)

サポートセンターに連絡し、音声ガイダンスに従って「UQモバイルの手続き」→「解約に関するお問い合わせ」を選びます。

オペレーターに繋がったらMNP転出、もしくは解約の旨を伝えましょう。MNP転出の場合、予約番号を口頭で伝えてくれますのでメモを準備して忘れないように注意してください。

なお、問い合わせの際に使用中の電話番号と暗証番号を聞かれます。こちらもあらかじめ確認しておくとスムーズです。

編集部

電話をかける際、非通知設定をしている方はサポートセンターの電話番号の前に必ず「186(発信番号表示ダイヤル)」を付けて発信してください。つまり186-0120-001-659になります

My UQmobileからオンラインで解約

My UQmobileのサイトから、電話番号そのままで他社に乗り換えるMNP転出の手順です。解約もほぼ同手順で行えます。

  • My UQ mobileでIDとパスワードを入力しマイページにログイン
  • 「契約 確認・変更」「ご利用中の料金プラン」の順でクリック
  • 「詳細を確認・変更する」「MNP予約」の順でクリック
  • 電話番号・メールアドレスを確認
  • 「MNP予約番号の発行」をクリック
  • 暗証番号入力
  • 「解約にあたっての重要事項説明に同意する」をチェック
  • 「予約番号を発行する」をクリック

上記の手順でMNP予約番号が発行されます。予約番号が発行されたら、乗り換え先の手続きを行えば乗り換えは完了です。

なお、UQモバイルで現在契約できる「繰り越しプラン+5G」の場合、契約期間の縛りはありませんが、月の途中で解約すると満額請求です。

編集部

旧プラン(ぴったりプラン)で契約している方は日割り計算になります

UQモバイルのよくある質問

最後にUQモバイルでよくある質問をまとめました。

UQモバイルの新規契約で電話番号を選べますか?

大手のキャリアでは下4桁を選べる会社もありますが、UQモバイルの場合は番号は選べません。当然090や080も選べません。

法人契約は可能ですか?

UQモバイルはビジネス・法人契約も可能です。ただし法人の場合、プランや申し込める場所が一般とは異なります。法人様専用窓口(0120-929-975)から申し込んでください。

UQモバイルは大手キャリア並みの品質回線が使えて基本料金が安い!

UQモバイルはauのサブブランドのため、他の格安SIMよりも通信回線品質が非常に安定しています。大手キャリアと変わらない安定したデータ通信と通話が可能で、それでいて料金は大手よりもずっと安くできます。

  • auユーザーだけど基本料金を下げたい
  • ドコモ・ソフトバンク回線からau回線へ安く乗り換えたい
  • 格安SIMを使っていたが回線品質に不満がある

UQモバイルは上記の方におすすめの回線です。「とにかく安く」ではなく、「品質重視でできるだけ安く」を希望している方であればきっと満足できるでしょう。

Picky’sでは、このほかにもさまざまな格安SIM(MVNO)や移動体通信事業者(MNO)を紹介しています。スマホの回線は会社によって料金プランやオプションが大きく異なるため、特徴やメリット・デメリットも違います。

いろいろな業者のプランをチェックして、自分に合った会社と契約するのがストレスなく使えて料金を引き下げるコツです。ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

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