体幹トレーニングやシェイプアップの効果が期待できると話題の振動マシーン。リモートワークで家にいる時間が増えた今、自宅で手軽に運動したいという人に人気が高まっています。
しかし本当にダイエット効果はあるのか、筋力アップにつながるのか気になりますよね。
この記事では振動マシンの効果や選び方・人気のおすすめ機種15選・使い方や使用時の注意点をご紹介します。
売れ筋商品や効果的な使い方を徹底的に調査したので、振動マシンが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
振動マシンの効果
振動マシンは、筋肉の伸縮・筋肉の凝りをほぐす・バランス感覚の向上と3つの効果が期待できます。それぞれ解説するので、振動マシンを使う前に確認してみてください。
筋肉の伸縮が運動につながる
筋力をアップさせるには、ダンベルを持って腕を曲げたり伸ばしたりするように筋肉を伸び縮みさせることが大切です。
振動マシンに乗ると筋肉が細かく揺れるため、「筋肉が伸びた」と脳が錯覚して反射的に縮ませようとします。このような伸び縮みを筋肉に繰り返させることで、運動につながるのが振動マシンの特徴です。
筋肉の凝りをほぐす
筋肉が凝り固まると、腰痛・肩こりといった痛みの原因や柔軟性の低下につながります。そこで、筋肉をほぐすのに取り入れたいのがストレッチです。
長時間のデスクワークなどで首や肩が凝っているなら、振動マシンの上でストレッチをしてみてください。適度な振動が筋肉に伝わるので、柔軟性や運動力アップの手助けになります。
筋肉をほぐすことで、動きやすくなったり体が軽くなったりといった実感を得られるでしょう。
体幹やインナーマッスルを鍛える
足場が揺れ動く不安定なマシンの上では、体が自然にバランスを取ろうとします。バランスを取ろうと力を入れることで、インナーマッスルや体幹が鍛えられ、バランス感覚の向上につながるのです。
振動マシンの上で行う運動は「不安定なサーフェス上のトレーニング」と呼ばれています。このようなトレーニングは安定して動作するためにさまざまな筋肉を動員させるため、普通にトレーニングをするよりも多くの筋肉を鍛えるのに効果的です。
振動マシンの選び方
振動マシンを選ぶ際に注目したい4つのポイントをご紹介します。マシン選びに迷った際は、ぜひ参考にしてください。
目的に合わせて振動タイプを選ぶ
振動マシンを選ぶ際に着目したいのが、マシンを使う目的です。用途に合わないタイプを選んでしまうと、使いにくく感じたりトレーニングの効果が薄れてしまったりする可能性があります。目的別に3つのタイプを紹介するので、チェックしてみてください。
2D式:運動不足解消の軽い運動におすすめ

出典:amazon.co.jp
簡単な運動から始めたい人には、2D式がおすすめです。2D式は上下振動のみとシンプルなので、トレーニング初心者・バランス感覚に自信のない方・お年寄りなどに適しています。
マシンによっては振動パターンや振動回数を調整できるため、メリハリのあるトレーニングが可能です。
3D式:上下左右の動きで体幹を鍛える

出典:amazon.co.jp
3D式は、体幹や筋力をアップさせたい方におすすめです。上下に加えて左右にも振動するため足場がより不安定になり、体にしっかり負荷をかけられます。また、バランス感覚の向上や姿勢の矯正に役立つのもポイントです。
ただし、運動に慣れていない人が使うと負荷が強すぎる場合がある点には注意してください。マシンにうまく乗れなかったり体を痛めたりすることもあるので、トレーニング初心者は2D式を選ぶのがおすすめです。
4D式:複雑な動きでインナーマッスルを刺激

出典:amazon.co.jp
インナーマッスルを鍛えたい人には、4D式が適しています。4D式は上下左右の振動に加えて、細かく振動するバイブレーション、中心部が回転して体の内側を刺激する振動など、複雑な動きでトレーニングが可能です。
さまざまな振動で筋肉やインナーマッスルに負荷をしっかりかけられるため、トレーニングに慣れている方や自宅でハードな運動をしたい人はぜひチェックしてみてください。
振動回数が多いほど負荷をかけられる
1分間あたりの振動回数が多いほど、負荷を大きくかけられます。マシンの多くは振動回数を調整できるので、トレーニングメニューや体調などに合わせて使用が可能です。
効率的に運動をしたい場合は、振動回数を1分あたり400回ほどにするのがおすすめです。初心者などで400回が厳しいなら200回程度から始める・ハードなトレーニングをしたい場合は800回以上に設定するなど、ニーズに合わせて調整しましょう。
振動強度やモードによる揺れの違いをチェック
振動の強さや揺れ方のバリエーションの豊富さもチェックしてみてください。振動強度や揺れ方が毎回同じだとトレーニングにメリハリがつけられないので、強さ・振動リズムなどを変えられるものがおすすめです。
振動レベルを強くすると振動幅が大きくなり、しっかり負荷をかけられます。運動に慣れていない方や軽いストレッチをしたいときなどは、強度を低めに設定してみてください。振動強度を細かく設定できるものを選べば、体調やトレーニングレベルに合わせて負荷を調整しやすくなりますよ。
また、振動のモードを選択できるとトレーニングの幅が広がります。縦と横の交互に揺れたり一定時間ごとに振動リズムが変わったりすると、より効果的に鍛えられるうえに飽きにくくなるのがポイントです。
耐荷重は余裕のあるものを選ぶ
振動マシンの耐荷重は、自分の体重と比べて余裕のあるものを選ぶのが大切です。体重よりも耐荷重が低いとマシンに乗れないのはもちろん、耐荷重が体重ギリギリの場合はエクササイズの負荷が加わったときに故障につながる可能性があります。また、耐荷重に余裕がないとダンベルなどの器具を使ったトレーニングはできません。
安全かつ効率よく運動をするために、購入前にマシンの耐荷重と自分の体重をチェックしておきましょう。
安いVS高い!振動マシンの比較
振動マシンを選ぶ際、「値段によって性能は変わるの?」「安いものは使ってもあまり効果がないのかな?」などと疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。今回は低価格のもの・高いマシンを比較し、それぞれの特徴をまとめました。予算や必要としている機能と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
なお、今回比較したのは以下2つのモデルです。
- AORTD ブルブル振動マシン:10,000円前後のモデル
- ドクターエア 3Dスーパーブレード:60,000円前後のモデル
安い振動マシンの特徴(10,000円台のモデル)
- レベルや体調に合わせて強度を調整できる
- 複数の振動モードを搭載
- リモコン操作が可能
安い振動マシンは高いモデルと比べて性能に遜色はあまりなく、自宅でトレーニングをするには十分といえます。強度や振動モードを調整できるので、体調やレベルに合わせて運動が可能。リモコンが付属しているものも多く、マシンを操作する際にしゃがむ必要がないのも特徴です。
- 運動初心者や初めて振動マシンを購入する方
- 最低限の運動ができれば問題ない方
- コスパ重視で選びたい方
高い振動マシンの特徴(60,000円台のモデル)
- 1分あたりの最大振動回数は2,500回
- 音楽を再生できる
- タイマーの長さや振動をカスタマイズできる
高い振動マシンは、安いモデルと比べて1分間の振動回数が多めです。また、振動をカスタマイズできたり選べるモードが多かったりと、豊富な機能が搭載されています。よりハードで本格的なトレーニングをしたい方におすすめです。音楽データを入れたUSBを差し込むと音楽が再生できるモデルもあるので、好きな楽曲を聴きながら楽しく運動したい方もチェックしてみてください。
- ハードなトレーニングをしたい方
- 音楽を聴きながら運動したい方
- 自分に合ったメニューを設定したい方
振動マシンおすすめ人気ランキング比較一覧表
振動マシンおすすめ人気ランキング15選
モードを設定するだけで用途に合わせた運動ができる
音楽データを入れたUSBを差し込めば、音楽を聴きながら運動ができます。リモコン付きでタッチパネルもシンプルなので、簡単に操作が可能です。カラーはピンク・ブラック・ホワイトの3つがあり、好みやインテリアなどに合わせて選べますよ。
1分あたりの振動回数は最大2,500回と多く、ハードな運動が可能。上下に振動するエクササイズモード・微振動が体を刺激するコンディショニングモード・両方を兼ね備えたMIX振動の3種類があり、用途に合わせて選べます。手軽に効果的なトレーニングをしたい方におすすめです。
タイプ | 3D |
---|---|
振動回数 | 最大2,500回 / 分 |
振動強度 | - |
振動モード | 2種類 |
耐荷重 | - |
サイズ | 43×75×20.9cm |
振動レベルを細かく調整可能!自分に合った運動ができる
3種類のプログラムモードがあり、目的に合わせてトレーニングできます。付属のゴムバンドを使えば、下半身から上半身まで鍛えられますよ。パネルが大きくリモコンもついているので、簡単に操作ができて便利です。
上下振動は440〜750回・マイクロ振動は1,360〜2,500回など、振動レベルを細かく調整可能。立ち位置や姿勢を変えると、幅広い部位や筋肉をピンポイントで刺激できます。自宅で本格的なトレーニングを行いたい方におすすめです。
タイプ | 3D式 |
---|---|
振動回数 | 最大2,500回 / 分 |
振動強度 | 30段階 |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 100kg |
サイズ | 約幅75×奥行45.8×高さ14.8cm |
トレーニング初心者向け!低速振動から始められる
エクササイズバンドがついているため、マシンに乗りながら上半身のトレーニングができます。ハンドルとキャスター付きなので、手軽に移動や収納が可能。プログラムは3種類あり、メリハリのあるエクササイズができますよ。
パネルやリモコンを使えば、簡単に操作が可能です。上下に振動する2D式で、振動回数は200回から設定できます。トレーニングをあまりしたことがない方や、振動マシン初心者におすすめできるモデルです。
タイプ | 2D |
---|---|
振動回数 | 約200~400回 / 分 |
振動強度 | - |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 90kg |
サイズ |
コンパクトで軽い!カラーは4種類から選べる
振動速度は120段階に調整でき、ストレッチから筋トレまで幅広く対応しています。モードは3種類あり、トレーニングに応じて選択が可能です。振動音は30dB以下と、静音性に配慮されています。
本体はコンパクトで、4.6kgと軽量です。カラーはブラック・ホワイト・ピンク・ゴールドの4種類があり、好みや部屋のインテリアに合わせて選べます。一人暮らしをしている方やマシンの見た目にもこだわりたい方はチェックしてみてください。
タイプ | シェイカー式 |
---|---|
振動回数 | 最大900回 / 分 |
振動強度 | - |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 100kg |
サイズ | 約縦33×横47×高さ13cm |
振動の回数や強度を細かく調整可能
5種類のトレーニングモードを搭載していて、ニーズに合わせて選べます。Bluetoothに対応しているため、音楽を聴きながら運動ができますよ。電源のオンオフはもちろん、振動強度やモード変更などすべてリモコンで操作ができるので、マシンを乗り降りする必要はありません。
1分間の振動回数は最低1,320回・最高2,300回と幅広く設定できます。振動強度は99段階から選択が可能です。マシンの振動レベルを細かく調整したい方に向いています。
タイプ | - |
---|---|
振動回数 | 1320〜2300回 / 分 |
振動強度 | 99段階 |
振動モード | 5種類 |
耐荷重 | 約200kg |
サイズ | 幅53×奥行33×高さ13cm |
さまざまなトレーニングができるコンパクトタイプ
コンパクトで収納にも便利な、気軽に使いやすい震動マシンです。3種類のモードがあり、筋トレ・脂肪燃焼・両方と、目的に合わせて選べます。専用の静音フロアマットがついているので、別途購入する必要はありません。
片脚ずつマシンに乗せる・腕立て姿勢になるなど、部位ごとの筋トレも可能。リモコン一つで簡単に操作できます。部屋のスペースに余裕のない方や、自宅でさまざまなトレーニングをしたい方におすすめです。
タイプ | 3D |
---|---|
振動回数 | 最大850回 / 分 |
振動強度 | 30段階 |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 100kg |
サイズ | 62.5×34.5×14cm |
EMSを採用!振動と電気が筋トレをサポート
ワークアウトやウォーミングアップなど、全部で5つのプログラムがあります。振動強度はHIGH・LOWの2つがあり、それぞれ30段階から選択が可能です。前向きはお腹周り・横向きは下半身と、乗る向きによって鍛えられる部位を変えられます。
縦置き用のストッパーがついているため、使わないときは隙間に立て掛けて収納が可能。EMSという、筋肉を電気で刺激してトレーニングをする仕組みを採用しています。効率的にシェイプアップを狙いたい方は要チェックです。
タイプ | - |
---|---|
振動回数 | - |
振動強度 | HIGH / LOWそれぞれ30段階 |
振動モード | 5種類 |
耐荷重 | - |
サイズ | 約28.7×40×12cm |
1万円以下で購入可能!磁石足つぼ付きで足裏マッサージができる
マシンに磁石の足つぼがついているため、運動をしながら足裏のマッサージを同時に行えます。振動速度は120段階と豊富にあり、トレーニングに合わせて細かく調整が可能です。足幅を変えれば、振動強度の調節ができますよ。
耐荷重は150kgで余裕があるため、体が大きい人も使いやすいのがポイント。本体は1万円以下と、手頃な価格で購入できます。振動マシンをお試し感覚で使ってみたい方や、値段を重視する方におすすめです。
タイプ | 3Dタイプ |
---|---|
振動回数 | 最大850回 / 分 |
振動強度 | 99段階 |
振動モード | 11種類 |
耐荷重 | 150kg |
サイズ | 47×33×13cm |
コンパクトで軽い!手軽に扱える振動マシーン
振動強度は30段階に調整が可能。脂肪燃焼・筋力アップ・ダイエット×筋トレの3モードがあり、用途に合わせて使い分けられます。本体は湾曲していて、体の奥まで振動が届きやすいのも特徴です。
専用のフロアマットがついているため、振動や騒音を軽減する効果が期待できます。サイズはコンパクトで、重さも約6kgと振動マシンのなかでは軽量です。マシンを置くスペースに余裕がない方や、扱いやすいタイプが欲しい方に適しています。
タイプ | - |
---|---|
振動回数 | - |
振動強度 | 30段階 |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | - |
サイズ | 36.7×28.2×12.7cm |
姿勢を変えてさまざまなトレーニングができる
振動レベルは99段階と豊富にあるので、用途に合わせて選べます。パネルは見やすいうえにリモコンが付属していて、簡単にマシンの操作が可能です。本体サイズは比較的小さいため、省スペースでトレーニングができますよ。
足の幅を変えるだけで、手軽に振動強度の調整が可能。マシンの上に立つ以外に、座ったり腕を立てたりしても使えます。二の腕・ヒップ・背中・腰などポイントを絞ってエクササイズをしたい方におすすめです。
タイプ | シェイカー式 |
---|---|
振動回数 | 約880回 / 分 |
振動強度 | 99段階 |
振動モード | 5種類 |
耐荷重 | 約120kg |
サイズ | 幅約36.5×奥行き28.1×高さ12.4cm |
湾曲したマシンが振動を無駄なく伝える
マシン上でバランスをとりやすいように、本体が湾曲して作られている振動マシーンです。湾曲していることで振動が逃げずに体の中心に向かうため、無駄なくトレーニング効果を得られます。サイズは小さめですが、踏ん張りがききやすいのも特徴です。
専用のフロアマット付きなので、静音効果が期待できます。コンパクトなサイズ感のため場所をとりません。ワンルームで一人暮らしなど、振動マシンを置くスペースが限られている方におすすめです。
タイプ | - |
---|---|
振動回数 | - |
振動強度 | 30段階 |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 100kg |
サイズ | 約幅36.5×奥27×高さ12.9cm |
振動×電気刺激で効率よく筋肉を刺激
温熱モードを使えば、マシンがじんわりと温かくなります。ウォーキング・フィットネスモードなどがあり、目的に合わせて選択が可能です。振動パワーは99段階あり、細かく調整できますよ。
低周波・高周波の2つを組み合わせることで、普段はなかなか動かさない深層筋にまでアプローチ。振動に加えて電気刺激も筋肉を伸縮させるため、ハードな動きをしなくてもしっかり負荷をかけられます。さまざまなモードを使い分けて活用したい方はチェックしてみてください。
タイプ | - |
---|---|
振動回数 | 720回 / 分 |
振動強度 | 99段階 |
振動モード | 3種類 |
耐荷重 | 120kg |
サイズ | 約65×41×13.2cm |
1日10分だけ!スキマ時間にエクササイズができる
静音モーターと専用のマットにより、騒音を抑える効果が期待できます。Bluetoothを接続すれば、音楽を聴きながらトレーニングが可能。シンプルなパネルとリモコンで、簡単に操作できるのもポイントです。
振動速度は180段階・振動回数は1分あたり最大900回と、体調や運動メニューに合わせて調整が可能。1日10分間の使用でよいため毎日運動しやすく、10分後に自動で電源がオフになるタイマーもついています。ジムに行く時間やランニングをする余裕がないなど、忙しい方にぴったりです。
タイプ | 3D |
---|---|
振動回数 | 最大900回 / 分 |
振動強度 | - |
振動モード | 5種類 |
耐荷重 | 150kg |
サイズ | 67×35×13cm |
シェイカー式で全身の筋肉をバランスよく刺激
吸盤付きで、マットを敷かなくても使用が可能。本体には滑り止めがあるため、トレーニング中に滑って転倒するのを防ぐ効果が期待できます。付属のリモコンを使えば、振動中でも簡単にマシンを操作できますよ。
振動速度は99段階と細かく調整が可能です。シェイカー式を採用していて上下左右に細かく振動するため、上半身・下半身・インナーマッスルにバランスよく刺激を与えられます。効率のよい運動をしたい方は要チェックです。
タイプ | シェイカー式 |
---|---|
振動回数 | 最大960回 / 分 |
振動強度 | - |
振動モード | 5種類 |
耐荷重 | - |
サイズ | パネル幅53cm |
3D振動マット搭載!足を置く場所によって振動の強度が変わる
3D振動マットを搭載し、足の位置を中心から外側に広げると振動強度が高くなります。99段階の振動速度・10種類のオートモードプログラムがあり、体調や用途に合わせて細かく調整が可能。メリハリのあるトレーニングを自宅で手軽にしたい方におすすめです。
リモコンが付属していて、振動マシンに乗ったまま操作できます。吸盤で固定するためマシンの底面が床に直接触れず、床に振動が伝わりにくく傷もつきにくいのがポイントです。耐荷重は120kgと余裕がありますよ。
タイプ | 上下振動 |
---|---|
振動回数 | 最大800回 / 分 |
振動強度 | 弱・中・強 |
振動モード | マニュアル×1 / オート×10 |
耐荷重 | 120kg |
サイズ | 横幅53×奥行き32×高さ12cm |
振動マシンの使い方
おすすめの振動マシンが分かったところで、実際に振動マシンをどのように使えばよいのかを解説します。まずは、基本的な使い方の紹介です。
- 振動マシンの基本的な使い方
- STEP.1電源を入れる電源コードを振動マシン本体に差し込み、プラグをコンセントにつなぎます。その後、本体スイッチをオンにしてください。
- STEP.2マシンに乗るマシンに乗りましょう。効率的な乗り方については後述するので、確認してくださいね。また、リモコン付属の場合は手に持ったままマシンに乗るとスムーズに操作できておすすめです。
- STEP.3振動モードや強度などを設定する目的に合わせて振動モードや振動回数、強度などを設定してください。リモコンを使うと簡単に操作できます。
- STEP.4トレーニング開始振動モードが決まったら、トレーニングを始めましょう。途中で振動パターンを変えたり一時停止したりするときのため、リモコンは手で持つかポケットなどに入れておくと便利です。
- STEP.5振動終了停止ボタンを押すかタイマーで設定した時間になると、振動がストップします。本体の電源をオフにしてからコンセントを抜きましょう。
振動マシンの効果的な乗り方
続いて、振動マシンの効果的な乗り方を解説します。
基本姿勢

出典:amazon.co.jp
基本姿勢は、お腹周りや太もも、ふくらはぎに効果的です。最もオーソドックスな乗り方のため、振動マシン初心者にも適しています。
マシンに乗るときは、肩幅よりも少し広めに足を開きましょう。このとき、膝を軽く曲げるのが大切です。膝をピンと伸ばしたまま乗ると、股関節に負担がかかってしまいます。
また、ゴムバンドを使うと上半身のトレーニングも可能です。両手を広げると肩周り・前方に腕を曲げて持つと二の腕を刺激できます。
座り姿勢

出典:amazon.co.jp
座り姿勢は、ヒップ・太もも・腰回りに効率よく負荷をかけられます。マシンの上に座り、背筋は伸ばしましょう。振動するマシンに座りながら前屈をすると、効果的なストレッチができますよ。
腕立て姿勢
振動マシンに手のひらをついて四つん這いの姿勢になると、二の腕や肩周りを刺激できます。腰をしっかり浮かせて、背中が丸まらないよう気をつけましょう。
また、猫のように四つん這いのままお腹と太ももを近づけると、背中のストレッチができます。ほかにも、片腕だけマシンに乗せて両腕を大きく開くと、大胸筋のトレーニングが可能です。
プランク
プランクは、両肘をマシンに乗せて体をまっすぐ伸ばし、腕立て伏せをするときのようなフォームです。腕やお腹周りに加えて、体幹も鍛えられます。プランクをするときは、腰が浮いたり沈んだりしないよう注意してください。
なお、振動時間は10分間・15分間などマシンによってさまざまですが、プランクを初めて行う方は30秒〜1分など短時間から始めましょう。プランク姿勢でマシンの振動に耐えられない場合は、床の上で慣らすのも方法の1つです。
スクワット
スクワットをすると、足腰の筋肉や体幹のトレーニングが可能です。スクワットは床の上でもできますが、振動マシンを使うとより強い負荷をかけられるうえに、バランスをとろうとして体幹も鍛えられます。
スクワットをする際は肩幅くらいに両足を開き、つま先を30度ほど外に向けてください。腹筋に力を入れて上半身を起こしたまま、お尻の高さほどまで膝を曲げます。
マンションやアパートで使うときは騒音に注意

出典:amazon.co.jp
振動マシンをマンションやアパートなどで使うときは、近隣の住人に迷惑がかからないよう気をつけてください。とくに2階以上に住んでいるとマシンの振動が階下に響いてしまうので、振動マシンに乗るときはマットなどを敷くのがおすすめです。
マットは、振動マシンをしっかり乗せられるサイズのものを選びましょう。マシンに専用マットが付属していると、サイズを確認して別途購入する手間を省けます。
また、静音設計されているマシンを使うのもおすすめです。50dB程度に抑えられていると、比較的静かといえます。50dBは、エアコンの室外機やデパート内ほどの大きさです。
振動マシンは体に害や悪影響がある?
振動マシンを使っていると、場合によっては強い揺れで酔ってしまったりめまいなど気分が悪くなったりします。体調に異変を感じたらすぐにトレーニングを中止し、回復するまで休んでください。
また、妊娠中の方・ペースメーカーを使っている方などは使用を控えましょう。怪我や病気をしていて安静にする必要がある方も、体調が回復するまではトレーニングを避けたほうが無難です。健康状態に不安があり使ってよいか判断に迷う場合は、取扱説明書の注意点を読んだりかかりつけの医者に相談したりしてみてください。
振動マシンの関連商品
騒音防止に役立つ「ヨガマット・トレーニングマット」
ヨガマットやトレーニングマットをマシンの下に敷くと、騒音を軽減できます。また、振動マシンを使わずに筋トレやストレッチなどをするときにも使えて便利です。マットのサイズは振動マシンがはみ出さずに乗せられるかチェックしてください。
おすすめのトレーニングマットはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
関連記事:大きい&安い!トレーニングマットおすすめ15選|素材の違いやお手入れ方法を徹底解説
腹筋をピンポイントで鍛えられる「腹筋ベルト」
腹筋ベルトを使えば、振動マシンよりも効率的に腹筋のトレーニングが可能。お腹に巻いたベルトが腹筋をピンポイントで刺激するので、振動マシンと並行して使えば全身をくまなく鍛えられます。EMSタイプなら腹筋に電気刺激を与えられるため、より高い効果が期待できますよ。
手頃な価格で購入しやすい「バランスボール」
振動マシンは高くて手を出しにくい場合は、バランスボールから始めてみるのもおすすめです。ボールの上に座っているだけで、体幹やバランス感覚を鍛えられます。また、振動マシンの補助としてバランスボールを持っておくと、体調やその日のトレーニングによって負荷の度合いを調整できて便利です。
おすすめのバランスボールはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
関連記事:【おうちでダイエット】バランスボールおすすめ21選|失敗しない選び方や効果的な座り方も解説
振動マシンのよくある質問
振動マシンはどこで買えますか?
振動マシンが不要になったら、どのように処分すればよい?
振動マシンは中古でもよいですか?
おすすめ振動マシンまとめ
振動マシンは、自宅にいながら効率よく運動不足を解消できます。テレワークで外出する機会が減った・ジムに行く余裕がないなどで悩んでいる方は、ぜひ振動マシンを使ってみてください。マシンを選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。
- 目的や運動経験に合わせたタイプを選ぶ
- 振動回数に着目する
- 振動強度やモードの数をチェックする
- 耐荷重は自分の体重と比べて余裕のあるものにする
記事を参考に自分にぴったりの1台を手に入れて、自宅で理想の体づくりを目指しましょう。