山梨といえば、富士山とその周りの湖、自然、果物・・・たくさんの魅力がつまっています。観光地もたくさん。
ということで富士五湖周辺を観光してきました!
今回の記事は山梨日帰り旅行を実体験談&写真付きで紹介していきます。
そして、旅の相棒は富士フイルム(FUJIFILM)のミラーレス「FUJIFILM X-Pro2」!
目次
個性派ミラーレス「FUJIFILM X-Pro2」が今回の相棒
クラシックな個性派カメラ、「FUJIFILM X-Pro2」です。カッコいいっ!!
レンジファインダーを備え、操作はアナログなダイヤル。ちょっと大きめなサイズ感がよい趣味性バツグンのミラーレスカメラです。
今回の旅では「XF35㎜ F2 R WR」を使用。このレンズは王道単焦点・F2・防塵防滴耐低温・コンパクトの3つを兼ね揃えています。
ボディも防塵防滴耐低温なので雨の日のお出かけも安心して使うことができます。
こちらX-Pro2に恋に落ちた人(私)が書いたレビューです。良いところ気になるところなどまとめてあるので気になる方はご覧ください。

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今回の旅行では「暗めな写真をカッコよく撮る」ことを意識していたので、ブルーライト少なそうな目にやさしい写真になっています( ̄▽ ̄)
写真についてはまだまだ勉強中ですので、大目に見てやってください。お願いします!
夏に行きたいひんやりスポット「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」へ行こう
私は「風穴」と「氷穴」どちらも聞いたことがなく想像できなかったのですが、要するに溶岩洞窟です。夏でも気温が約3度という究極の避暑地!
富士山の噴火によって形成された「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は両方、天然記念物に指定されていて、地形的にも歴史的にも価値があります。富士五湖観光に来たら行っておきたい定番スポットです。
歩きやすく気軽に楽しめる富岳風穴
まず、駐車場着いたら、どしゃ降りになってしましました。車を降りる前は降っていなかったのに・・・
「しょうがない。風穴は洞窟だから雨はしのげるはず。」
と駐車場から風穴まで向かう道は歩いて10分かからないくらい。その道の両側には樹海が広がっています。
その間、私は風穴よりも樹海が気になってしょうがない。
「なにこれ!!やばい!樹海!!苔ーーー!!倒木!!切り株!!」
日が差し込む樹海もいいけど、雨の日の樹海も最高。にやけが止まらない。
苔はむしてるわ、倒木があるわ、静かな樹海に降る雨の美しさや生命力がすごいわ・・・で、正直、風穴どころじゃありませんでした。
心の声「樹海に入りたい!3時間くらい時間をください!!!」
団体行動なのでそんなこともできず、風穴へ向かいながら目に焼き付けるかのごとく必死で樹海を見ていました。
ところがどっこい、風穴の入口前に来たら興味が湧いてきた!
「冒険だ。楽しそうじゃん。」私の心は単純です。
ぽっかり大きく開いた穴の中は奥に行くほど暗く、未知なる世界に飛びこむワクワク感が大きくなっていく!いぇーーい!
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まずは階段を下りていきます。ジメジメした暑い空気からさようなら。
下りる途中、足元から急に冷気が!
「え??冷たい!?こんなに寒いの??」
風穴の中は平均気温約3度!!けっこう寒い。。夏といえど長袖は必ず持っていったほうがいいです。
徐々にその冷気と闇に包まれていき、洞窟の中へ。やっぱり寒いと雰囲気が出る。
風穴は横穴型なので歩きやすいですが、足元には注意が必要です。湿っています。
そんなこんなで「暗い、足元見えにくい、設定ちゃんとしてなかった」という言い訳尽くしの写真がこれ↓
暗いですね。はい。
そして、洞窟だから雨の心配はないだろうと高をくくっていましたが、上から水滴がポタポタと落ちてきたので実質「雨」。しかも、平均気温3度の場所なので落ちてくる水滴も冷たい。。
でも、X-Pro2は「防塵防滴耐低温」なので安心!ありがたや!
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風穴入り口から5分ほどで一番奥まで到達しました。意外と短い!
昔の繭と蚕種の貯蔵庫がありました。
そのむかし、風穴は天然の冷蔵庫として活用されていたそうです。
そして、壁はこんな感じ。ゴツイ。それはあたりまえ。
歴史を感じる壁です。
養蚕業の展示と溶岩の壁を楽しんだところで、来た道を折り返します。
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風穴を出る前の左側に氷柱があったので撮りました。カッコいい。
そしてついに「出口だーーーー!」
木々の緑が眩しい。
全身で感じる自然の恵み・・・ありがとう太陽(厚い雲に覆われているけど)、ありがとう木々たち。
充実感にあふれながら階段を上っていきます。
風穴出た瞬間、全身で感じる不快感!!!ジメジメしていて暑苦しい。。
そして、写真を撮ろうとしたら・・・
「レンズがくもってる!!!」
気温差で結露してしまいました。ですが!私はこの「レンズくもり現象」を味方にできる方法を知っているのです。
そう、それはソフトフィルターがわりに出来ること。
いいですね~最高です、樹海!
ソフトフィルターになったまま、風穴を後にしました。
もう樹海が恋しい・・・
次は鳴沢氷穴です。
カメラの結露は故障の元にもなりえます。気温差による結露はカメラ表面だけでなく、内部の基板なども濡らしてしまいかねません。積極的な「レンズくもり現象」の活用はあまりおすすめしません…。
結露を防ぎたい場合は、カメラを袋などに密封した状態でゆっくりと気温差に慣らせてから取り出すなどの対策をとりましょう。
鳴沢氷穴は冒険感満載!ハードな道のり
富岳風穴から車で約3分のところにあります。富岳風穴と近いのでセットで楽しむのがオススメ。
いざ、氷穴!
とその前に、ガイドさんが鳴沢氷穴の成り立ちや立ち入る際の注意事項をとっても明るく教えてくださいました。
明るく面白いながらもしっかりと氷穴の危険さを語るガイドさんの話を聞き、不安になる私。
「X-Pro2は車に置いてきた方がよかったかも。。」と思いつつ、ゲートイン。
通路にはヘルメットが用意されていました。ヘルメットが必要なほど危ないのか、とドキドキ。
富岳風穴と同様、まずは階段があり、そのあと道へと入っていきます。
風穴と比べると道は狭く、勾配も急なところがありました。
X-Pro2と自分を守るのに精いっぱい。あまり写真は撮れない状況。
「これこそ、冒険だ!」
縦にも横にも狭い道を歩く中、なんとか撮った写真がこれ。
暗い、暗すぎてよくわからない・・・。奥に見える人がかがんで歩いています。天井の高さは1m弱。
しかし、狭い道がずっと続くわけではありません。急な階段や普通に立って歩ける道もあります。
ここへきて、冒頭の「脱ブルーライト写真宣言」を完全に無視したまさかのブルーライト写真を発見。目を細めて!
まさにブルーライトそのもの。でも、写真に写っているのは氷?よくわからん、なんだこりゃ!!
撮った本人しかわからない写真。解説しよう!ライトに照らされているのは氷です。以上。
ーーーこの写真からわかることは、カメラの設定をちゃんとしないとよくわからない写真が撮れてしまうということです。反省。
そうこうしているうちに早くも出口に到着。人間、明るいところへ来ると安心します。
見上げるとそびえたつ木々。「地上だ!帰ってきた~」
この時点では氷穴から正式には出ていませんが早くもソフトフィルター気味になっています。
出た後はヘルメットを返し、氷穴の冒険は終了。
富岳風穴、鳴沢氷穴ともにドキドキ、ワクワクの体験でした!
今度行くときは樹海を探検します!!
- 風穴は横穴型だから割と歩きやすい
- 氷穴は竪穴型だから頭上も足元も注意が必要
- どっちも靴と服装はよく考えて
- 平均気温3度!寒いぞ
建物のインパクトが富士山級「ほうとう不動東恋路店」で昼休憩
まずはこの「ほうとう不動東恋路店」をご覧ください。

http://www.houtou-fudou.jp/location.html
富士山の下にあるフワフワした白い建物が「ほうとう不動東恋路店」です。
すごい、すごすぎる。圧倒的存在感!!!初めて見たときは何がなんだか、そもそもお店なのかすら疑いました。
あとで調べてみたところ建築家の保坂猛氏によって設計されたものなのだとか。この店舗で建築賞を多数受賞されているそうです。
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ワクワクしながら中に入ってみると、広くてビックリ!見ための通り、天井も白く高くなっています。
そして、元気のよい威勢のいい店員のお兄さん、お姉さんが声を張ってほうとうを作り、運んでいました。
その声のボリュームに圧倒される私たち。
いろんなことに圧倒されているうちに、あっつあつでボリュームのあるほうとうが目の前に!(猫舌にはキツイ‼!‼!)
食べ物はスピード命なのでiPhoneで撮影です。

iPhone8で撮影
みんな写真撮ってました。これは撮りたくなります!

IPhone8で撮影
食べている間ずっと熱かったです。熱い!熱いけど美味しい!
猫舌の名にかけて、全力で冷ましながら食らいつきました。
野菜たっぷり、麺たっぷり。お腹いっぱいになりました。あ~美味しかった!!!
外部リンク:ほうとう不動公式サイト
ところで。
ほうとうの写真、下手くそですよね。。私もそう思います!!胸を張って下手くそだと言えます!!
こういうときは早く食べたい気持ちが先走って、撮るのは適当になりがちです。
「パッと構図を決めて素早くキレイに撮って、早く食べたい!」
そんな私もあなたもこれを読めば、美味しかった料理をもっときれいに美味しく撮れます!もちろんスマホでも!

私もこれ読んで勉強します(反省)。
淡水魚、上・下・横?どこから見る⁉ 淡水魚専門の「森の中の水族館。」
「淡水魚専門」ってめったにない。山と森に囲まれた水族館です。
正式名称は「山梨県立富士湧水の里水族館」。
渓谷釣りや川魚好きにとっても、全然知らない人にとっても見どころ満載!どの水槽もそれぞれ工夫が凝らしてあって、全然知らない私でも十分楽しめました。
特に驚いたのが、「水がきれい」なこと。『透明度の高い富士の湧水』を使っているそうです!
そんな水族館の魅力を写真とともにお伝えしていきたいのですが、また注意点という名の言い訳がひとつ!

うわさのヤマメです。
逆に何でヤマメは覚えられたのか?というと「なんか模様がかわいかったし、覚えやすい名前だったから」です(笑)
どうでもいい情報だ!!我ながら思います。でも、こういう記事って写真に写ってる魚の名前とかサラッと紹介できないとアレじゃないですか。
「写真のこれは○○で、手前のが△△です!こういうところが面白い!」とか「この□□はこうやって食べると美味しいんですよね」とか。
そっちの方が読みごたえがあります。だからこその言い訳でした。はーーい。いきなり話戻します。
メインの『二重回遊水槽』では大きな魚と小さな魚が一緒に泳いでる
この『二重回遊水槽』では大きな魚と小さな魚が一緒に泳いでいるように見えます。
「小さい魚が食べられてしまうのでは!?」と心配になられた方、大丈夫です。
水槽が2層になっていて、写真手前と奥、それぞれ別の水槽で泳いでいます。なので大きい魚が小さい魚を食べる心配はありません!
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と書いておきながら、実はそのことは帰宅後「森の中の水族館。公式サイト」を見て気づきました。
「そうか、二重になっているのはそういうことなのかあああ!!!」
大小の魚が一緒に泳いでいても「綺麗だな。水も魚も」とのんきに眺めていた私を魚でなぐってもらっても構いません。食物連鎖を忘れた私は生物失格です!!
それにしても水がきれい!!
だからこそ、大きな魚と小さな魚が一緒に泳いでいるように見えるのです!
実はこの『二重回遊水槽』は外側だけでなく、内側からも見ることができます。
そして吹き抜けになっているので、2階からも見れる!
いろいろな場所から魚たちを楽しめます。
『横見水槽』を眺めて日常を忘れたい
写真をちゃんと撮ってきてなかったので、こんな写真でお伝えします。
奥に座っている方たちの目の前にあるのが『横見水槽』です。魚越しの写真ですみません。
ベンチに座ると水中と館外の森、両方楽しむことができます。
自分も水中にいるような気分が味わえます。そして水面から上を見れば森・・・。癒されるなあ。
写真でお伝えしたかった。わかりにくいですよね。本当にすみません!!!
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水面に反射してこんな写真も撮れます。

黄色い魚がポツンと一匹。水面に反射していることで不思議な空間を生んでいます。

画質粗いですが、黄色い魚のほかに黒っぽい魚が何匹か写っています。
少数ですが綺麗な明るい色をした魚がいます。他の魚はだいたい黒っぽい色をして見えるのでより鮮やかに見えました。
そして、水族館の2階にはテラスがあり『横見水槽』を上から見ることも!
まさに「『横見水槽』、横から見るか?上から見るか?」ですね。
個人的に一番好きな水槽は『深みの魚水槽』
水深が深いところをイメージしているので水槽内は暗くなっています。その暗さ加減が好き。
ライトアップの仕方が上手すぎて、水槽の前に立ちすくみました。その世界観に吸い込まれるような感覚。
光に照らされた魚を露出アンダーで撮るとこんな感じに。
神秘的な雰囲気の中、魚が静かに泳いでいるところに心惹かれました。思わず息が止まってしまうほど。
「この水槽がすごい!全国水族館水槽大会」とかあったら確実に上位狙えます。私は投票しまくります。
そのくらいの感動です。見てると心が落ち着きます。
おまけのカメレオン
水族館ですが、昆虫や爬虫類も展示されています。それとタランチュラやマダガスカルゴキブリも!!楽しいですね~
カメレオン、かわいい。
水族館2階のテラスにはカメがいました。
水族館の外へ出た奥には小さな公園があり、子どもが楽しめる遊具もいくつかあります。
子どもたちが楽しそうに走りまわる姿を見て、私も滑り台とかやりたくなりました。・・・何で年を取ってしまったんだぁああああ
と後悔しながら、『深みの水槽』を振り返りながら水族館を後にしました。
【寄り道】本栖湖で富士山と湖のセットを拝む・・・つもりだった
水族館出て本栖湖へ向かう道中、富士山の頂上付近の雲がとれて喜んでいました。
「見える、見えるぞ・・・‼」(車内だったため写真は撮れず)
「わー、これが富士山なのか!」こんなに間近で見たことはなかったのでちょっと感動!
だったのですが、富士山に違和感を感じ始めます。
普段は長野県にいるので、山の大きいことには慣れていた自分(何様なんだ?)は日本一の富士山に失言をしてしまったのです。
「あれ?富士山って思ったより大きくない・・・おかしいな。」
おかしいのはあなたの感覚だろ?と思うかもしれないですが(というか私もそう思います)、そこで見たときはいつも長野で山々を見ている感覚とさほど変わらなかったんですから驚き。おかしな自分に問いただしました。
「これは日本一の富士山だぞ、君はこれ以上の山はまだ見たことがないんだぞ」と。そしたらフッと気づいたのです。魔法が解けました。

晴れた日の富士山:富士吉田市にて by Shiokoh
「え、うそ?富士山、高いじゃん!!いつもの山より高いじゃん!!!」。これがいわゆる『富士山マジック』ってやつです(そんなものはない)。
そんなこんなで本栖湖に向かっていたのですが、途中から雲行き怪しく、雨が降ってきてしましました。
そして、着いた時には富士山見えず・・・。残念。
いい感じに霧が出ていました。(ポジティブシンキング)
湖畔ではキャンプができるそうです。
もし富士山見えていたらこんな感じでした。。

OLYMPUSで撮影 by Shiokoh
なんと千円札に描かれているあの富士山は本栖湖の風景なのだそうです。

OLYMPUSで撮影 by Shiokoh
わーーー、富士山見たかったな!!!非常に残念です。今とても山梨旅行リベンジ欲が沸き上がっています。
- 富士山が見えさえすればそこは最高スポット
- 千円札に描かれている富士山は本栖湖からのもの
- 「ゆるキャン△」の聖地となっているキャンプ場がある
キャンプ場で寝泊まりして、早朝に起き、富士山の朝焼けも見てみたくなりました。
今回の山梨富士五湖周辺の旅行は天気に恵まれず、お目当ての富士山をカメラに収めることはできませんでした。
しかし!それもいい思い出ですし、何より楽しく旅行ができて充実した1日を送れました!ありがとうございました。
1日だけでも十分に山梨の魅力を感じられたので、もっといろんなところへ行ってみたい。ひとまず樹海と富士山をリベンジします‼
そして最後に、今回の相棒「FUJIFILM X-Pro2」を全力レビューした記事があります!!!この記事はちゃんと真面目に(?)書いてます。

また、Rentryノートにはこの記事のように実際の「体験」を元に書かれた記事があります。
そちらの方も是非ご覧になってください!


最後まで読んでいただきありがとうございました。