個人も利用可能!ファクタリングのおすすめ19選&仕組みやデメリットをわかりやすく解説

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【個人事業主も利用可能】ファクタリングのおすすめ19選!仕組みもわかりやすく解説

取引先から入金予定の売掛金を、支払期日前に現金化できる「ファクタリング」。銀行融資に比べて現金を早く用意できるのがメリットで、審査も比較的緩いため、気軽に利用できるサービスです。

しかし、「ファクタリングってどんなサービスなの?」「どこのファクタリングサービスが自分に適しているのか」と、不安に感じている方も多いですよね。また、サラリーマンや個人事業主でも利用できるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、おすすめのファクタリング会社をご紹介。ファクタリングのメリット・デメリットや、利用時に注意すべきポイントについても解説します。

ファクタリングとはどんな仕組み?

ファクタリングとはどんな仕組み?

ファクタリングとは、売掛債権を譲渡し現金を受け取るサービスです。売掛債権とは、製品やサービスを取引会社へすでに提供・納品していながらも、代金はまだ支払われていないときに発生する債権。

ファクタリングを使用しない通常の取引の場合、納品をしても支払いが1~3か月先になるケースは珍しくありません。そんなときにファクタリングサービスを使えば、企業から支払われるよりはやく、売掛債権を現金化できます。

ファクタリングは金銭の貸付けではなく、売掛債権の譲渡なので、貸金業に当たらないのが特徴。貸金業に当たらないのはメリット・デメリットのどちらもあり、自分の状況に合わせて利用するかどうか決めるのが大切です。ファクタリングのメリット・デメリットや貸金業については、のちほど詳しくご紹介するので参考にしてみてください。

買取型ファクタリング・保証型ファクタリングの違い

ここまで解説した売掛債権を買い取ってくれるタイプのファクタリングサービスを「買取型ファクタリング」と呼ぶのに対し、「保証型ファクタリング」と呼ばれるサービスもあります。

保証型は売掛債権を買い取るのではなく、取引先が破産してお金を回収できなくなったときにファクタリングサービスが代わりに支払ってくれるサービスです。問題なくお金を回収できたときは、保証料として手数料のみをファクタリング会社に支払います。

買取型ファクタリングは少しでも早く売り上げを現金化したいサービスなのに対し、保証型ファクタリングは取引先が信用できないときに利用するのがおすすめのサービスです。

編集部

本記事では、利用者の多い買取型のファクタリングを中心に解説します。

ファクタリングのメリット

ファクタリングのメリットは以下の4つ。

  • 素早く現金を用意できる
  • 保証人・担保が不要で融資より審査が緩い
  • 償還請求権がなく、売掛先が倒産したときの支払いが不要
  • 負債として扱われないため信用情報に記載されない

それぞれについて詳しく解説します。

最短即日!素早く現金を用意できる

素早く現金を用意できる

ファクタリングの最大のメリットは、素早く現金を用意できる点です。最速で当日中の現金化も可能。すぐに現金が必要な方におすすめのサービスです。

現金を用意するには融資を受ける方法もあります。しかし、融資を受ける場合は事業計画書の準備に時間がかかり、審査も1週間~1か月ほどかかる場合も。融資を断られたときは、作成書類の見直し・面接対策などに時間がかかり、現金化するのがさらに遅くなるケースもあるでしょう。

運送業では、仕事に欠かせないガソリン代・高速代が変動・高騰して、突発的に資金が必要になる場面もあります。製造業では、機械・設備の導入・メンテナンスで膨大な固定費が発生するうえに、製品の売れ行きに左右されるので資金繰りが難しいです。

ビジネスでは予想外のビジネスチャンスやトラブルが発生することも多いので、融資では間に合わないシーンでファクタリングがよく利用されます。

編集部

最短当日で現金を用意できるファクタリングの需要が高まっています。

保証人・担保が不要で融資より審査が緩い

保証人・担保が不要で融資より審査が緩い、審査なしの場合もあり

ファクタリングは保証人・担保が不要で、審査も通りやすいです。ファクタリングは売掛債権の譲渡なので、債権回収の確実性が重視されます。そのため取引先のステータスは重要ですが、自社のステータスは取引先ほど重要ではありません。(参考:株式会社No.1

実際に、税金を滞納していたり、審査落ちで銀行融資を受けられなかったりした会社でも利用できるケースがあります。本記事の後半で審査に通りやすくするコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

編集部

編集部の知り合いにも、過去何度か税金を滞納していたタイミングにもかかわらず、ファクタリングサービスの審査に通過した人がいました。審査基準に自社・自分のステータスが全く関係ないということはありませんが、大きく重視されるということはないのかもしれませんね。

償還請求権がなく、売掛先が倒産したときの支払いが不要

償還請求権がなく、売掛先が倒産したときの支払いが不要

ファクタリング会社が償還請求権を持たないのもメリット。償還請求権とは、取引先の倒産・経営悪化によって売掛金が未回収になった場合に、ファクタリング会社が利用者に支払いを請求できる権利のことです。

ファクタリングはあくまでも売掛債権の譲渡なので、売掛債権を譲渡した後に発生するリスクは債権者になったファクタリング会社が負います。取引先が倒産して売掛金が回収できなくても、利用者は支払いを負担しなくていいため、リスクを下げられます。

なお、後ほどデメリットでも紹介しますが、償還請求権がある場合はファクタリングではなく、貸金業としての貸付けとみなされる可能性が高いです。ファクタリングをうたっているのに償還請求権がある場合は、悪徳業者の可能性があるため要注意。償還請求権に限らず、事前説明と違う内容が契約書に記載されるケースもあるので、必ず契約内容を確認しましょう。

負債として扱われないため信用情報に記載されない

負債として扱われないため信用情報に記載されない

ファクタリングは負債にならないのもメリット。ファクタリングを利用しても売掛金を回収したのと同じ状況なので、会社の評価が落ちる心配はありません。もちろん、他の融資の審査時にも悪影響はないため、近々融資を受けようと思っている方でも安心して利用できます。

ファクタリングを利用したときの仕訳について悩む方も多いです。具体的にどのように記載すればいいかについては、以下を参考にしてみてください。

ファクタリングを利用したときの仕訳
  1. ファクタリングを契約したタイミングで、「売掛金」を消して「未収入金」とする(即日入金の場合は省略)
  2. 現金が入金されたら、入金された金額を「普通預金」として記載し、手数料で引かれた金額を「売掛債権売却損」として記載する

ファクタリングのデメリット

ファクタリングには以下の3つのデメリットがあります。

  • 売掛債権の額以上の現金は用意できない
  • 手数料が高い
  • 悪徳業者を利用してしまう可能性がある

それぞれについて詳しく解説します。

売掛債権の額以上の現金は用意できない

売掛債権の額以上の現金は用意できない

ファクタリングは売掛債権の額から手数料が引かれた金額を受け取れます。そのため、売掛債権の額を超える現金は用意できません。事業拡大のための設備投資のような、莫大な費用が必要なシーンでは金額が足りないケースもあります。

しかし、金融機関から融資を受ける場合、少額の借り入れは難しいので、少額が必要な方にとってはメリットとも言えます。

編集部

必要ないのに多額のお金を融資してもらうと金利の負担が重くなるので、ファクタリングでちょうどいいというシーンも多々あります

手数料が高い

手数料が高い

ファクタリングにかかる手数料は、ファクタリングの仕組みによって変わります。3社間・2社間の詳しい仕組みや手数料が変わる理由については、本記事の中盤で解説しているので参考にしてみてください。

ファクタリングにかかる手数料の相場
  • 2社間ファクタリング:10%前後
  • 3社間ファクタリング:1~9%

ファクタリングの手数料を年率に直すと、融資やローンと比べてかなり高額な料率になる点は要注意です。

具体的に、60日後が支払い期日の売掛債権100万円分を、手数料10%でファクタリングしたケースを考えてみましょう。調達できる現金は手数料10万円を引かれた90万円です。ファクタリング業者にお金が入るまでの60日で10万円の利息が発生したと考え、実質年率(金利)で換算すると約67.6%。貸金業者が設定できる上限金利でも15~20%なので、3倍近い手数料となっています。

編集部

一方、融資やローンを使って実質年率(金利)10%で90万円を60日間借りた場合、利息は約15,000円で済みます。ファクタリングの手数料と金利を混同しないように注意しましょう。
ファクタリングと融資の比較
  • ファクタリング:90万受取、手数料10万円→年利換算すると約67.6%(手数料10%で60日後入金)
  • 融資:90万受取、利息15,000円(60日間で返済した場合)→年利10%

ファクタリングを利用すると高額な手数料が引かれるため、収入が減ってしまいます。利用を続けると経済状況が悪化するので、ファクタリングの利用はあくまでも緊急時に限定しましょう。また、本記事では手数料を抑える方法についても解説しているので参考にしてみてください。

悪徳業者を利用してしまう可能性がある

悪徳業者を利用してしまう可能性がある

悪徳業者がファクタリングを装って、売掛債権を担保として貸付けを行っている場合があるのもデメリット。

刑事罰の対象となるのは悪徳業者だけなので、利用者が罰を受ける心配はありません。しかし、高額の手数料の支払いを求められたり、個人情報が悪用され犯罪に巻き込まれたりするため、利用は絶対に避けましょう。不安な方や安全な会社かチェックしたい方は、弁護士に相談するのがおすすめです。

悪徳業者の特徴
  • 手数料が相場より高い
  • 審査なしをうたっている
  • 償還請求権がファクタリング会社にある
  • 売掛金ではなく、売主の資金で支払う契約がある

具体的な悪徳業者の特徴は上記の4点。特に下2つのどちらか1つでも契約内容に記載があれば、貸金業とみなされる可能性がとても高いです。また、審査なしをうたっている場合は、契約内容に償還請求権があると書かれているケースが多いので要注意。貸金業に登録していると嘘をつかれるケースもあるので、不安に思ったら以下のサイトで調べてみましょう。

参考:登録貸金業者情報検索サービス|金融庁

貸金業に該当した事例・しなかった事例や、悪徳業者の特徴などは金融庁から発表されています。悪徳業者かもと思ったら以下の記事も参考にしてみてください。

参考:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

給料ファクタリングは別物で、違法なケースも

給料ファクタリングはファクタリングとは別物で、違法なケースも

ファクタリングは個人事業主向け・法人向けのサービスなのに対し、給料ファクタリングはサラリーマン向けのサービスです。ただし、給料ファクタリングは貸金業とみなされており、貸金業登録をしていない会社は悪徳業者です。実際に以下のように判決が出ています。

労働基準法24条1項の趣旨に徴すれば、労働者が賃金の支払を受ける前に賃金債権を他に譲渡した場合においても、その支払についてはなお同項が適用され、使用者は直接労働者に対して賃金を支払わなければならず、その賃金債権の譲受人は、自ら使用者に対してその支払を求めることは許されない(最高裁昭和40年(オ)第527号同43年3月12日第三小法廷判決・民集22巻3号562頁参照)ことから、被告人は、実際には、債権を買い戻させることなどにより顧客から資金を回収するほかなかったものと認められる。また、顧客は、賃金債権の譲渡を使用者に知られることのないよう、債権譲渡通知の留保を希望していたものであり、使用者に対する債権譲渡通知を避けるため、事実上、自ら債権を買い戻さざるを得なかったものと認められる。そうすると、本件取引に基づく金銭の交付は、それが、形式的には、債権譲渡の対価としてされたものであり、また、使用者の不払の危険は被告人が負担するとされていたとしても、実質的には、被告人と顧客の二者間における、返済合意がある金銭の交付と同様の機能を有するものと認められる。

このような事情の下では、本件取引に基づく金銭の交付は、貸金業法2条1項と出資法5条3項にいう「貸付け」に当たる。

出典:令和4年(あ)第288号 貸金業法違反|裁判所

つまり、賃金は労働者本人に支払うと法律で決まっていて、賃金債権を買取った会社が資金回収できない以上、賃金債権を担保とした貸付けとみなされます。また、優良な貸金業者では、審査の過程で勤務先や支払い能力がチェックされるので、わざわざ賃金債権を担保にする必要がありません。

そのため、給料ファクタリングとうたっている会社は悪徳業者の可能性があり、利用は避けるのが無難です。金融庁でも、「給与ファクタリングは利用しないでください!」と注意喚起を行っています(参考:金融庁)。

ファクタリング会社の選び方

ファクタリング会社を選ぶときのポイントについて詳しく解説します。

2社間か3社間か、どちらのファクタリングサービスを使うか選ぶ

ファクタリングには2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の重視するポイントに合わせて選びましょう。

  • 2社間ファクタリングは取引先にバレずに即日現金化可能
  • 3社間ファクタリングは手数料を抑えられる

2社間ファクタリングは、取引先にバレずに即日現金化可能

2社間ファクタリングは取引先にバレずに即日現金化可能

取引先に経営状況が悪いと思われたくない方には、2社間ファクタリングがおすすめです。自社とファクタリング会社の2社の間で契約するため、取引先にバレません。また、契約がスムーズに進むので時間がかからず、即日現金化に対応している会社が多いです。

ただ、2社間ファクタリングでは自社が売掛金を回収してファクタリング会社に支払いを行うため、ファクタリング会社にとっては未払いのリスクが高いです。そのため、手数料が10%前後と高めに設定されているケースが多いのがデメリット

2社間での契約でも債権譲渡登記をした場合は、登記情報を調べられると利用がバレてしまいます。取引先が手数料を支払って法務局で登記情報を調べるケースは稀ですが、どうしてもバレたくないなら債権譲渡登記なしの会社を選びましょう。なお、債権譲渡登記ができるのは法人だけなので、個人事業主は債権譲渡登記の心配は不要です。

債権譲渡登記なしの会社
  • OLTA
  • QuQuMo(ククモ)
  • アクセルファクター
  • Easy factor
債権譲渡登記とは?
債権を譲渡したと登記で記録すること。対抗要件を備えられるので、二重譲渡を防いだり売掛先への損害賠償をしやすくしたりと、ファクタリング会社側のリスクを減らすのに役立ちます。
対抗要件とは?
第三者に対抗するための要件。ファクタリングでは、債権者が変更されたことを公に認めさせるための要件を指します。

3社間ファクタリングは、手数料を抑えられる

3社間ファクタリングは手数料を抑えられる

手数料を抑えたい方には、3社間ファクタリングがおすすめです。自社・ファクタリング会社・取引先の3社で契約し、売掛金は取引先から直接ファクタリング会社に入金されます。ファクタリング会社にとっての回収できないリスクが低いため、手数料が10%以下と低めなのがメリットです。

取引先にファクタリングを利用しているとバレてしまう点は要注意です。「経営状況が悪いのかな」と疑われるため、今後の取引に影響が出る可能性も。3社間ファクタリングを利用するときは、信頼関係を築いている取引先の売掛債権を売却するように心がけましょう。

また、取引先に承諾を得ないといけないため、手間・時間がかかります。現金化まで最短でも3日はかかるので、時間に余裕がある方におすすめです。

3社間ファクタリングに対応している会社
  • ビートレーディング
  • アクセルファクター
  • 事業資金エージェント
  • GMO BtoB早払い

部分買取を行っている会社なら、希望額通りの現金化ができ手数料を抑えられる

部分買取を行っている会社なら希望額通りの現金化ができ手数料を抑えられる

売掛債権の一部だけを買取ってもらえれば、希望額通りの現金化ができます。ファクタリングの手数料は高額なので、現金化の総額をできるだけ希望額通りにするのは重要。

具体例として、売掛金が200万円あり、90万円の現金が急に必要になったケースを考えてみましょう。

手数料10%の業者で100万円の部分買取ができた場合、手数料の10万円が引かれた現金90万円を受け取り可能。振込期日に売掛金200万円が入金されたら、売却した分の100万円をファクタリング会社に振り込み、最終的に190万円を受け取った計算になります。

部分買取に対応しておらず、手数料10%で200万円の売掛債権を譲渡した場合は、手数料は20万円で180万円を受け取れます。手数料を10万円多く支払っているため無駄が多いです。

部分買取に対応している会社
  • ペイトナー ファクタリング
  • アクセルファクター
  • OLTA
  • フリーナンス

大金が必要なら上限、少額が必要なら下限額をチェック

大金が必要なら上限額をチェック

ファクタリングの上限は2,000万~5,000万円の会社が多いです。1億円を超えるような大金のファクタリングがしたいなら、大手グループの会社を選ぶ必要があります

ただし、大金のファクタリングはどうしても審査が慎重になるため、即日対応していない会社が多い点は要注意。大金でも1週間以内で対応してくれる業者を選びましょう。

大金のファクタリングに対応している会社
  • マネーフォワード アーリーペイメント:数億円のファクタリングに対応、入金まで最短2営業日
  • GMO BtoB早払い:1億円まで対応、入金まで最短4営業日

ファクタリングの下限金額にも注意しましょう。大手企業を中心に取引している会社だと、下限金額が100万円以上に設定されているケースがあり、少額の現金化ができません。中小企業や個人事業主なら、10万円以下のファクタリングにも対応している会社がおすすめです

100万円以下の買取に対応している会社
  • ビートレーディング:3万円から対応
  • 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構:下限の設定がなく、3万円の買取実績あり
  • 事業資金エージェント:10万円から対応
  • フリーナンス:1万円から対応

対応している業種をチェック

対応している業種をチェック

ファクタリング会社によって対応している業種が違うため、自分の業種に特化した会社を選ぶのがおすすめ。業種に特化したファクタリング会社は業界の知識が豊富なので、売掛先の信用度を正確に判断してくれます。また、ファクタリングの上限・下限の金額が業種に合った額になっていたり、コンサルティングにも対応していたりとメリットが多いです。

自分の業種に特化しているファクタリング会社なら、2社間ファクタリングでも10%を切る手数料で買取ってくれるケースもあります

例えば、介護報酬や診療報酬は取引相手が公的機関なので、信用度はとても高いです。そのため介護報酬や診療報酬に特化した会社は手数料を安めに設定していることが多いです。しかし、中には一律で10%と手数料を決めている会社や、介護報酬・診療報酬に対応していない会社もあるため、ファクタリング会社が特化している業種はしっかり確認しましょう。

特定の業界に特化したサービスのある会社
  • テラス:建設業・運送業などに特化したファクタリングあり
  • 株式会社No.1:建設業界に特化したファクタリングあり

個人事業主に対応しているファクタリングは少ないので注意

個人事業主に対応しているファクタリングは少ないので注意

個人事業主でファクタリングを利用する場合、候補が減ってしまう点は要注意。個人事業主は法人に比べるとどうしても売掛債権の金額が小さいため、積極的に対応している会社は少ないです。

しかし、少額のファクタリングに力を入れている会社なら、個人事業主にも対応してくれる可能性が高いです。最近は個人向けのファクタリングが増加しているので、チェックしてみましょう。

個人事業主向けの会社
  • フリーナンス
  • OLTA
  • ペイトナー ファクタリング

ファクタリング会社おすすめ人気ランキング比較一覧表

「Picky’s編集部が独自の調査で上位サービスをポイント制で集計。本当に人気のおすすめサービスを厳選しました。」
商品公式サイト入金までのスピード手数料利用可能額対応業種2社間ファクタリング3社間ファクタリング債権譲渡登記償還請求権個人事業主の利用営業時間
ビートレーディング公式サイト即日~3日2社間ファクタリング:4%~、3社間ファクタリング:2%~3万~7億円売掛先が法人の場合は全て対応可能(売掛先が個人事業主・個人の場合は要相談)記載なしなし平日9:30~18:00
OLTA公式サイト即日~翌日2~9%上限・下限なし売掛先が法人・官公庁の場合は全て対応可能(売掛先が個人事業主・個人の場合は非対応)非対応なしなし平日10:00~18:00
QuQuMo(ククモ)公式サイト最短2時間1%~記載なしどの業種にも対応非対応なしなし平日9:00~19:00
アクセルファクター公式サイト最短即日~100万円:10%~、101万~500万円:5%~、501万~1,000万円:2%、1,001万円~:要相談30万円~記載なしなしなし平日10:00~19:00
入金QUICK公式サイト最短2営業日基本手数料:0.5%~3.8%、期間手数料:支払期限まで~30日0%・31~60日1%・61~90日2%・91~120日3%・121~150日4%・151~180日5%30万円~売掛先が法人・官公庁の場合は全て対応可能非対応なしなし非対応平日10:00~17:00
事業資金エージェント公式サイト最短2時間1.5%~10万~2億円記載なし記載なしなし平日・土曜日9:00~19:00
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構公式サイト最短即日1.5%~上限・下限なし記載なしなしなし平日9:30~18:00
ペイトナー ファクタリング公式サイト最短10分10%初回は25万円以下、以降順次拡大され最大100万円記載なし非対応記載なしなし平日10:00~19:00
フリーナンス公式サイト即日3~10%1万円~記載なし非対応記載なし記載なし平日10:00~17:00
電ふぁく公式サイト初回は最短即日、2回目以降は最短1時間1.8~8%記載なし記載なし2.5社間ファクタリング非対応なし記載なし平日10:00~19:00
えんナビ公式サイト最短即日記載なし50万~5,000万円記載なし記載なしなし年中無休
SOKULA公式サイト最短即日2~15%~1億円記載なし非対応原則必要(特別な事情があれば省略するケースあり)なし平日10:00~19:00
電子請求書早払い公式サイト最短5営業日、2回目以降は最短2日1~6%10万~1億円記載なし非対応なしなし非対応平日9:30~17:00
マネーフォワード アーリーペイメント公式サイト最短2営業日1~10%(初回は2~10%)50万~数億円合同会社は非対応非対応なしなし非対応平日10:00~18:00
Easy factor公式サイト最短60分2~8%300万円~記載なし非対応なしなし非対応平日9:00~19:00
テラス公式サイト最短即日記載なし記載なし売掛債権全般・診療報酬・介護報酬に対応記載なし記載なし記載なし記載なし平日8:00~20:00
SHIKIN+公式サイト最短2営業日0.5%~数万~数億円記載なし非対応なしなし非対応平日10:00~19:00
ファストファクタリング公式サイト最短即日5%~上限・下限なし建設業界非対応なしなし平日9:00~18:00
GMO BtoB早払い公式サイト最短2営業日スポットタイプ:注文書買取2.5~12%・請求書買取1.5~10%、継続タイプ:注文書買取2~12%・請求書買取:1~10%スポットタイプ:300万~1億円、継続タイプ:100万~1億円一部業種は非対応、詳細は要問合せなしなし非対応平日9:00~18:00

ファクタリング会社おすすめ人気ランキング19選

知らないとやばい!ファクタリングサービスを利用するときのポイント

ファクタリングをスムーズに利用するための注意点は以下の3つ。

  • 必要な書類を把握しておく
  • 申し込みから入金・支払いまでの流れを把握しておく
  • 信用力の高い大手取引先の請求書を買取ってもらう

お得に利用する方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

必要な書類を把握しておく

必要な書類を把握しておく

ファクタリングに申し込むときはあらかじめ必要な書類を把握し、用意しておきましょう。事前準備によってスムーズに契約を進められるので、現金化までの時間を短縮できます。必要な書類はファクタリング会社によって異なるケースもありますが、以下を参考にしてみてください。

ファクタリングに必要な書類
  • 請求書・契約書・納品書・発注書などの売掛債権を確認できる書類
  • 売掛先との基本契約書
  • 印鑑証明
  • 取引口座の通帳のコピー
  • 運転免許証や健康保険証などの身分証明書
  • 商業登記謄本(法人のみ)
  • 決算書(法人のみ)
  • 開業届の写し(個人事業主のみ)
  • 確定申告書(個人事業主のみ)

編集部

必要書類が少ないファクタリング会社では、請求書と通帳のコピーだけで申し込めるケースもあります。書類の用意が難しい場合は、必要な書類で会社を選ぶのもおすすめです。

申し込みから入金・支払いまでの流れを把握しておく

申込から入金・支払いまでの流れを把握しておく

必要書類と一緒に入金・支払いまでの流れを知っておけば、安心して契約できます。ファクタリングは忙しかったり、不安だったりするタイミングで利用する機会が多いですよね。落ち着いて仕事に集中できるように、以下の流れを把握しておきましょう。

2社間ファクタリングの流れ
  1. 利用者が請求書を取引先に発行
  2. ファクタリングの申し込みを行う
  3. ファクタリング会社が審査を行い、条件を提示
  4. 条件に合意したら、利用者からファクタリング会社に売掛債権を譲渡する
  5. 手数料を引いた現金が利用者に支払われる
  6. 売掛先から利用者に入金
  7. 利用者が受け取った金額(全額)をファクタリング会社に支払う
3社間ファクタリングの流れ
  1. 利用者が請求書を取引先に発行
  2. ファクタリングの申し込みを行う
  3. ファクタリング会社が審査を行い、条件を提示
  4. 条件に合意したら、利用者が取引先にファクタリングの承諾を依頼
  5. 承諾されたら、利用者・ファクタリング会社・取引先の3社で契約を締結
  6. 利用者からファクタリング会社に売掛債権を譲渡する
  7. 手数料を引いた現金が利用者に支払われる
  8. 支払期限までに取引先がファクタリング会社に入金

編集部

3社間ファクタリングの場合、契約締結して現金を受け取った後は、利用者がやることはありません。

信用力の高い大手取引先の請求書を買取ってもらう

信用力の高い大手取引先の請求書を買取ってもらう

ファクタリングで審査されるポイント
  • 売掛先の信用力・取引実績
  • 売掛金の支払期日
  • 利用者の信用力
  • 利用目的(生活費のようなプライベートな目的ではなく、業務目的にする)

ファクタリングで審査されるポイントは主に上記4点。特に重視したいのは売掛先のステータスです。利用者が税金を滞納していたり赤字だったりしても、売掛債権の回収率が高ければ審査に通りやすいです。

例えば、継続的に取引の実績がある大手企業への売掛債権なら高確率で入金されるため、審査に通りやすいだけでなく手数料も安くなります。他にも、公共事業のような、公的機関との取引も支払いが滞るリスクがないので、ファクタリングに最適です。

実際に、一度審査に落ちた会社が、他の請求書で再審査してもらうと現金化できたケースもあります。審査に落ちてしまった場合は、もっと信用力の高い企業への売掛債権がないかチェックしてみましょう

ファクタリング会社のよくある質問

ファクタリングは複数の会社と契約しても大丈夫?

ファクタリングは複数の会社で利用可能。融資ではないので、複数の会社を併用していても審査に影響はありません。ただし、同一の売掛債権を複数の会社に売却する二重譲渡は詐欺罪に当たる犯罪です。ファクタリング会社を複数利用するときは、他社と売買契約を結んでいない売掛債権を売却しましょう。

ファクタリングは取り立てがある?

ファクタリングでは取り立ての心配はありません。売掛債権を譲渡しているため、売掛先から入金がない場合、取り立ては売掛先に対して行われます。もちろん、2社間ファクタリングで売掛先からの入金をファクタリング会社に支払わなかった場合は、取り立てが来る可能性はあります。売掛金が入金されたら、速やかにファクタリング会社に支払いましょう。

銀行系ファクタリング・ノンバンク系ファクタリングってどういう意味?

銀行やそのグループが運営するファクタリングサービスです。ノンバンク系ファクタリングは、クレジットカード会社・消費者金融などの銀行以外の金融機関が行うファクタリングです。

銀行系ファクタリング・ノンバンク系ファクタリングを選んだ方がいい?

銀行系ファクタリング・ノンバンク系ファクタリングの方が手数料が安く、信頼性があるのがメリットです。しかし、審査が厳しく、3社間ファクタリングにしか対応していない場合や、入金スピードが2日以上かかるケースが多いです。最近はどこのファクタリング会社も手数料が安くなっているので、銀行系・ノンバンク系を重視する必要はありません。

ファクタリング会社には資格が必要?

ファクタリングを行うのに資格は必要ありません。資格の有無で悪徳業者を見分けられないため、信用できる会社かしっかりチェックするのが大切です。

ファクタリングと手形割引は何が違う?

ファクタリングは売掛債権を現金化するのに対し、手形割引では満期前の手形を現金化します。手形は金融機関に売却する必要があり、利息制限法・出資法などの法律で利息上限が決まっていて、手数料が年率3~15%と安いのがメリット。ただし、融資と同じく借り入れとみなされます。

ファクタリングとでんさい(電子記録債権)は何が違う?

でんさいは手形・売掛債権を電子化してオンライン上で取引するサービス。でんさいは「でんさいネット」への登録が必要で、三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行などの金融機関しか取り扱っていません。でんさいの審査では利用者の信用力が重視されるため、経営状態の悪い企業だと利用は難しいです。メリットは、手数料が1件あたり300~700円と安価な点です。

ファクタリングの本は読むべき?

ファクタリングの本は多数販売されていますが、10年以上昔に出版された古いものが多いです。最近ではファクタリングが普及していて、本を読まなくても仕組みについて調べられます。ファクタリングについて詳しくなるよりも、ファイナンシャルマネジメントの勉強をして財務状況を改善したり、マーケティングを学んで業績を改善したりする方が効果的です。

おすすめファクタリング会社まとめ

ファクタリングは現金をスピーディに用意できる資金調達方法。負債を増やさないため、会社の評価を下げたくない方にもおすすめです。

  • ファクタリングの仕組みは2種類、手数料・取引先への通知・現金化のスピードで選ぶ
  • 手数料の安い会社を選ぶ
  • 大金が必要なら上限額をチェック
  • 対応している業種をチェック
  • ホームページ・担当者の態度などの印象がいいかをチェック

これらのポイントを参考に、自分に合ったファクタリング会社を見つけましょう。

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