家庭用のお掃除家電で人気のケルヒャーのK2シリーズ。TVやジャパネットなどで販売されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ケルヒャーのK2シリーズが人気なのは、コンパクトで場所を取らないのに、強力な高圧洗浄でどんな汚れでも簡単に落せる点です。
小さなケルヒャーK2が家庭にあるだけで、誰でも簡単にプロ並みのお掃除ができます。
そんなK2シリーズにはいくつか種類があり、K2、K2ホームキット、K2クラシックなど、用途に合わせたタイプやセットがあります。色々なタイプがあってイマイチ分かりづらいですよね・・・
また2018年には待望の新製品が「K2サイレント」という商品が発売されています。こちらは音が静かになって機能もアップした超売れ筋のアイテムです。これから買うなら絶対にオススメの一台です！
今回はそんなK2のさまざまな高圧洗浄機を実際に使って比較してみました。使いやすさ、音の大きさ、洗浄力など詳しくレビューしていきます。
「K2ってどんな機種なの？」「K2の中でどれがオススメなの？」という人には参考になる記事になっています！
- ケルヒャーK2の魅力
- ケルヒャーK2のラインナップ・比較
- 使ってみないとわからない良い点、悪い点
- K2シリーズのセットの中身や違いを比較
目次
家庭用高圧洗浄機ケルヒャーK2のスペック
ケルヒャー K2は軽量コンパクトな高圧洗浄機
高圧洗浄機 K2 はテレビ等でもお馴染み。ケルヒャーで水を吹き掛けるだけで汚れを落とせるお掃除家電です。玄関や壁、ベランダなどのヒドい汚れやコケまで頑固な汚れを短時間で除去してくれます。
ケルヒャーK2の特徴は軽量・コンパクトを重視したモデルという点です。小さくて持ち運びやすいので、玄関や庭への移動も楽だし、収納するときも場所を取らないので邪魔になりません。
ただK2のイマイチな点は「音がうるさい」という部分です。実際にK2の口コミを調べてみると「音が気になる・・・」という人が多いので気になる方もいると思います。
事実のところ他の機種に比べてK2は音がうるさいです・・・。音の静かさを重視する人の場合は、K3・K4・K5などがオススメです。
ただ最近発売されたばかりの「K2 サイレント」は音の問題を改善して、これまでの騒音を50%カットすることに成功しています。小さいのに静かなK2シリーズは「K2 サイレント」だけです。
またこれから発売されてくるK2シリーズはおそらく音の問題が解決されていると思います！
ケルヒャーK2は女性でも簡単に使える
ケルヒャーK2は女性でも簡単に使える家庭用モデルです。
操作方法も簡単だし、水道の接続なども簡単にできます。
また軽くて小さいので玄関やお庭への移動も簡単。
女性や主婦でも誰でも簡単に使えるお掃除道具です。
ケルヒャーK2は車やバイクの洗車にも使える
ケルヒャーなら今まで時間をかけてゴシゴシ洗っていた車やバイク、自転車などのお掃除も簡単にできます。
洗車って結構面倒ですよね。
それがケルヒャーの高圧洗浄機ならホースで水を撥水するだけなので超便利。
また泥がついたガーデニングの道具や長靴などもサッと洗えます。まさに究極の時短家電とも言えます！
ケルヒャーk2を一言で表すなら”掃除を好きにさせる魔法の道具”ですね！
関連：ケルヒャー 高圧洗浄機 水道ホースとカップリングの問題をカンタンに解決する方法!!
ケルヒャー K2の最大圧力は2~8程度と水道水の10倍以上
ケルヒャーのK2の最大圧力はだいたい「2〜8」程度です。
ちなみに水道水の水圧がどれくらいかといと「0.2〜0.5」程度。
水道のおよそ10倍の威力でK2シリーズは洗浄しているということなります。そんなに強力ならどんな汚れも落ちますよね。。。ちなみに噴射口では皮膚を切ってしまうほど強力なので注意しましょう！！
ケルヒャー K2で使用する水の量はホースの1/10
そんなに威力があると水道代がバカにならないのでは！？と不安に思うかもしれません。
しかしケルヒャーがすごいのはこれだけの水圧洗浄ができるのに、使用する水の量はすごく少ないという点です！
K2で使用する最大水量は1時間当たり330～360Lです。
これがどのくらいに水量かというと、普通にホースで水を使っていると1時間当たり3000Lの水を使っています。
つまり10分の１。そう、、、たった10分の1なんです。
これってかなり節水できているのがお分かりになりますよね！？？10倍の水圧なのに10分の１の水道使用量でケルヒャーK2は使えるんです。人気の理由がお分かりいただけると思います！！
ケルヒャーK2はK3、K４、K5とどう違うの？？
ケルヒャーK2は軽量・コンパクト・手軽さを重視した家庭用の高圧洗浄機です。
一方でK3、K4、K5の場合は洗浄力やパワーを重視していて音が静かな静音タイプになっています。
⇒【動画で実演】ケルヒャーK3サイレント ベランダを使った感想を赤裸々にレビュー
ケルヒャーK2のラインナップを比較
K2シリーズには主に3つのタイプがあります。「K2」「K2クラシック」「K2 サイレント」です。その違いについて見ていきます！
ケルヒャーK2のラインナップを比較
ケルヒャーにはいくつかのタイプがありますが、大きさによって洗浄能力も変わります。
小さいタイプは持ち運びや収納に邪魔にならないのがポイントです。
逆に大きくなるにつれて洗浄力は強くなので効果重視という人には大きめのK2がオススメです！
高圧洗浄機 K2
高圧洗浄機ケルヒャーK2の特徴は、コンパクトで持ち運びしやすい点です。
かなり本格的に広範囲の汚れを落すというよりも、ちょっとしたお掃除するときに使いやすいタイプになっています。
もちろん広範囲をしっかりお掃除することも可能ですが、もしも広範囲をお掃除するならK3やK4、K5などのもっと大型のケルヒャーがオススメです。
| K2/K2ホームキット | |
| 最大許容圧力 | 9 MPa |
| 最大吐出水量 | 360 L/h |
| 消費電力 | 1,250 W |
| 重さ(本体のみ) | 5.5 Kg |
K2ホームキット
K2にはホームキットがあります。家の周りのお掃除に便利なアクセサリーがついています。
高圧洗浄機K2の機能は一緒で付属品だけが違います。「テラスクリーナー(T150)」と「ユニバーサルクリーナー(洗剤)」が付いています！
| K2(標準モデル) | K2ホームキット |
| 付属品 | 付属品 |
|
・トリガーガン ・バリオスプレーランス ・高圧ホース, 8 m ・クイックコネクト接続（本体） ・洗浄剤散布 ・洗剤吸引機能 ・給水口フィルター（本体内部取り付け済） ・本体側カップリング |
・トリガーガン ・バリオスプレーランス ・高圧ホース, 8 m ・クイックコネクト接続（本体） ・洗浄剤散布 ・洗剤吸引機能 ・テラスクリーナー（T 150） ・洗浄剤 ユニバーサルクリーナー 1L ・給水口フィルター（本体内部取り付け済） ・本体側カップリング |
高圧洗浄機 K2 サイレント
K2サイレントは2018年に発売された最新モデルのK2シリーズです。K2はコンパクトで人気がありましたが、唯一の問題は音がうるさかったところです。
ところがこのK2サイレントではその部分を克服。騒音が50%カットされました。
さらに洗浄力もアップして、K3並みになりました。静かになって洗浄力はアップ！！
元々K2シリーズは家庭用としてすごく人気のタイプでしたので、当然売れまくっている一台です！これから購入するならK2サイレントが絶対にオススメです！！
高圧洗浄機K2クラシック
引用：https://www.kaercher.com/jp/
ケルヒャーK2.020
https://amzn.to/2JfCE97
サイズ：幅160×奥行240×高さ426mm 重量：4.8kg
ケルヒャーK2クラシック カーキット
サイズ：幅171×奥行393×高さ243mm
重量：3.8kg
ケルヒャーK2クラシックプラス
サイズ：幅171×奥行462×高さ243mm
重量：3.9kg
ケルヒャーK2.400
https://amzn.to/2Lq4WdJ
サイズ：幅280×奥行242×高さ783mm
重量：9.1kg
ケルヒャーK2Kクイック
サイズ：幅292×奥行285×高さ490mm
重量：5.1kg
ケルヒャー K2の機種を比較
これだけたくさんのケルヒャーがあるとどれがいいのか分からないという人がたくさんいるはず。
そこで人気のケルヒャーシリーズを比較しています。ケルヒャー選びの参考にしてみてください！
「K2 クラシック プラス」「K2 クラシック」と比較
「K2 クラシック」と「K2 クラシック プラス」は価格が2,000円しか違いませんが、付属しているノズルが違います。
「K2クラシック」のノズルは噴射角度が固定タイプになっていますが、「K2クラシック プラス」はバリオスプレーランスなので噴射角を変更できます。水圧の強弱を調整できるのでとても便利です。
また「K2クラシック」は洗剤タンクがないので、洗剤を使う場合には吸引ホース使ってバケツなどに洗剤を作り、そこにホースを差し込んでから吸引します。
一方で、「K2クラシック プラス」ならタンクがK2本体の後ろに付いているのでバケツを用意する必要がありません。
本体についている洗剤タンクに洗剤を入れれ完了です。手間が省けるので付いているタイプが良いですね！
この２つが主な違いです。たった2000円しか変わらないのに、装備がこれだけ違うと考えると、絶対に「K2クラシック プラス」の方がお買い得ですね！
「K2サイレント」と「K2クラシック(プラス)」を比較
「K2サイレント」と「K2クラシック(プラス)」を比較してみます。
「K2サイレント」は2018年に発売されたばかりの新製品です。当然スペックが洗浄力も上がり、音の静かさもかなり進化していて、従来の50%ほど騒音をカットしています。
また「K2サイレント」の水圧は「10」と一つ上位モデルのK3と同程度。
一方「K2クラシック(プラス)」は「8」となっています。ほかにも吐出水量も「K2サイレント」の方が上です。
このようにお掃除能力でも「K2サイレント」の方が高いことがあります。
また付属品でいうと「K2サイレント」にはサイクロンジェットノズルという洗浄力があがるノズルが付属しています。
また「K2クラシック(プラス)」には洗剤タンクがついています。
「K2サイレント」が発売されるまでは、「K2クラシック(プラス)」がK2の中では一番オススメの機種でしたが、威力UPしたのに音の大きさは半分になった「K2サイレント」が出たので、これから買うなら絶対に「K２サイレント」にしましょう！！
ただ、他機種でK2.025 K2.200 K2.300 K2.400などに付属のサイクロンジェットノズルは付属していないので、ひどい苔汚れなど頑固な汚れを短時間で除去したければ別途サイクロンジェットノズルを追加購入するといいと思います。
※バリオスプレーランスで時間をかけて洗浄すればできないことはないです。
そして、他の機種はガンにホースを差し込みフックで固定する仕組み。ドライバーで引き抜いたりする必要がありますが、今回の2機種は、工具が必要ない構造です。上位モデルのクイックカップリング形式を採用。
準備や収納時に、使い勝手に差が出る部分なので一度でも、ケルヒャーのエントリーモデルを使ったことがある方で、買い替えを考えていらっしゃる方は、参考にしてみてください。
K2の価格をAmazonと楽天とヤフーで比較してみた
結果から言うと、やっぱりAmazon最強です。ケルヒャーK2はアマゾンが最安値になっています。
価格は変動するので最新の価格をチェックしておくといいでしょう。
ケルヒャーK2クラシックプラス 最安
ケルヒャーK2 最安
ケルヒャーK2をつかってみた感想と口コミ
ケルヒャーK2のいいところ
価格以上の洗浄力
そこまで高価なものではないがケルヒャーK2はかなりの水圧でガンガン汚れを落としていきます！
スタンドで洗車に数百円かける必要はなくなりますね。コスパがいいという旨のコメントは多数見受けられました。
掃除に掛かる時間が大幅に短縮された
タオルなどですることをしなくても水圧で一気に汚れを吹き飛ばしてくれるので必然的に掃除に掛かる時間は短縮されていきます。
しかもみるみる落ちていく汚れを見るのは爽快で病みつきになりそうです。
節水効果がすごい
使っている水の量は水道を普通に流しているときの70％カットですのでかなり経費が削減されます。
ケルヒャーK2の利用時は1時間当たり330Lですが水道を1時間流しっぱなしにしたときは3000Lの水を使うそうです。
そう考えるとかなり経済的ですね！
ケルヒャーK2の欠点
騒音がうるさい
音がうるさいポンプのくみ上げ音が確かにかなり大きな音になります。
そんな時にはバスタオルを巻くなどして少しでも音を小さくするようにするのもありかもしれません。
水圧の強さで塗装ごと剥がしてしまう
汚れと一緒にデッキの塗装もはがしてしまう木製のデッキや、塗装されたもので、汚れがみるみる落ちるからと言ってやりすぎてしまうと簡単に塗装まではがしてしまいます。そこの力加減が大切です。
付属のホースが短い
付属のホースが短い付属のホースが短いというそんなあなた！後ほど登場するのセクションを読めばあなたの悩みが解決します！
ケルヒャーK2の活躍するシーン
ケルヒャーK2で洗車
https://www.kaercher.com/jp/home-garden/pressure-washers/kousa_kaiketu.html
何と言っても一番のポイントが洗車です。いままで手洗いしていた車もケルヒャーK2を使えば砂ぼこりや鳥の糞、気の樹液など一瞬にして落とすことができます。
最近では黄砂などの問題もありますね。黄砂はいち早く落とすことが重要なんです。
布で拭き取ろうとしてしまうとまるでやすりのようになってしまい、愛車を傷つけてしまいます。
洗車に関してはこのあとにも紹介するオプションパーツがいろいろあるのでぜひチェックしてみてください。
ケルヒャーK2でお風呂掃除
小さな隙間だったり凹凸のある扉などケルヒャーを風呂掃除で使わない手はありません！
ケルヒャーが得意とする環境なんです！しかも風呂場の掃除には塩素系洗剤を使って行うことが多々あり危険を伴います。
https://bit.ly/2JhuAoq
カビや黒ずみが潜むドアや窓のパッキンの掃除していますか？時間があるときでないとできなかったそれらの掃除もケルヒャーを使うことでこまめに時短で掃除できます！
しかも洗剤を使わず掃除するので環境にも体にも影響はありません。しかも節水効果で経済的♪
ケルヒャーK2でレンガ、タイル掃除
ケルヒャーといえばこのような使い方をイメージする人が多いのではないでしょうか？
レンガやタイル、家の外壁などは表面が凸凹しているため高圧洗浄機なしではなかなかきれいにすることができませんね！
しかも身の回りに使える場所はたくさんあるのではないでしょうか？
ケルヒャーK2はアクセサリーも充実！オプションパーツを紹介！
基本的にケルヒャーのKシリーズはアクセサリーの互換に優れているためK2で使えるものはK3でも使えることが多いです。
その中でもK3では使えないけどK2では使えるものをご紹介します！
延長高圧ホース
標準装備の高圧ホースに接続し、より広範囲の作業を可能にする延長高圧ホースです。
長さは7.5mと10mのラインナップがあります。
＜口コミから＞
年末の大掃除でベランダまでホースが届かないので購入しました。今までなかなか掃除できなかったベランダもおかげできれいになりました。
まだまだたくさんあるアクセサリーを用途別に使い分けよう！
他にもままだまだあるので気になる方は下のリンクもチェックしてみましょう！
リンク：https://www.kaercher.com/jp/home-garden/pressure-washers/acc-01.html
K2のオリジナルキット
ケルヒャーには用途に応じたキットも用意されています。
ここまでの間にすでに出てきてしまっていますが、改めて紹介していきたいと思います。
＜ケルヒャーK2クラシック カーキット＞
その名の通り車を洗うためのキットです。
セット内容としてはデフォルトのセットにプラスして以下がプラスされています。
- ワンジェットノズル
- フォームノズル
- ウォッシュブラシ
- ３in１カーシャンプー
カーシャンプーもセットに入ってるのですぐに車を洗えます！
＜ケルヒャーK2Kクイック＞
こちらはどの方面にも使えるような平均的でノーマルなキットです。
- セット内容はデフォルトプラス
- フォームジェット
- バリオスプレーランス
- サイクロンジェットノズル
- カーシャンプー
- ウォッシュブラ
なんでも入りの欲張りキット、少々お値段が張ります..
＜ケルヒャーK2 ホームキット＞
家の外壁やお風呂の掃除に使えます。
セット内容はデフォルトのセットに加えて以下のアイテムが追加されています。
- 高圧ホース８m（ふつうは5mです）
- サイクロンジェットノズル
ケルヒャーK2キットのまとめ
要するに付属品が変わるということです。
個人的には万能でどこにでも使えるバリオスプレーランスの入ったクイックがおすすめです！
- 基本的に洗車に使うならカーキット
- 家の外壁やお風呂に使いたい場合はホームキット
- どっちもという場合にはKクイック
を選んでもらえば無難だと思います。
ケルヒャーK2のまとめ
価格も驚くほど高くないケルヒャーK2。
購入の際は最安値のAmazonをチェックしましょう！
デメリットの面もしっかりケアすれば問題ありません。工夫して快適なケルヒャーライフを楽しみましょう！
【動画で実演】ケルヒャーK3サイレント ベランダを使った感想を赤裸々にレビュー
アイリスオーヤマの高圧洗浄機に関するレビュー記事はこちら
関連：【使ってみた】アイリスオーヤマの高圧洗浄機 sbt-512nを実写レビュー。使い方など徹底解説
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