【ガス式・電気式】最強の衣類乾燥機おすすめランキング15選!電気代やデメリットも解説

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衣類乾燥機

雨の日や湿気の強い時期にも衣類を乾かしてくれる家事の強い味方、衣類乾燥機。花粉・PM2.5・黄砂の付着物が嫌で、外干しを避けたい時にも大活躍です。

一言で衣類乾燥機と言っても、大量に乾かせる大容量タイプやシワ取りなどの機能が付いた製品と、いろいろな種類の乾燥機が展開されています。

種類が多すぎて、どの衣類乾燥機を選べば良いかわからない人もいるでしょう。便利家電である一方高価なので、購入に失敗しないよう正しい衣類乾燥機の特徴を知っておくことが重要です。

本記事では、衣類乾燥機の選び方からおすすめ製品まで、紹介していきます。おすすめの衣類乾燥機については、Amazonや楽天など大手通販サイトの売れ筋ランキングで上位に位置するものをピックアップしているので、人気製品から選びたい方は要チェックです。

この記事を監修した専門家

おうちクリーニング(洗濯)研究家
ハナ
世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」「LEE」「ESSE」「GISELe」「女性セブン」「週刊SPA!」など多数掲載。関西を中心にテレビやラジオに出演。

衣類乾燥機を利用するメリット・デメリット

生活に役立つ便利家電の衣類乾燥機ですが、値段が高くて購入を迷っている方も多いのではないでしょうか?まず、衣類乾燥機のメリットからチェックし、必要性を確認してみましょう。

あわせて、衣類乾燥機を利用するデメリットもご紹介していきます。気を付けたいポイントも押さえ、購入を検討してみてください。

衣類乾燥機のメリット

衣類乾燥機のメリット

  • 天候に左右されず洗濯物を乾かせる
  • 速乾できて家事の時短に繋がる
  • 生乾き臭がしにくくなる
  • タオル類をふっくら仕上げられる

洗濯物の乾燥時間を短縮できるのはもちろん、部屋干し時の嫌な臭いを防止したり、コインランドリーを利用したようなふっくら感のある仕上がりにすることも可能。

また、洗濯物をハンガーに掛けて干す手間もなくなるので、仕事・家事・育児などで忙しい方にぴったりです。

ハナ

乾燥機のあまり知られていないメリットの一つは、シャツやTシャツのシワを伸ばせることです。乾いた衣類に軽く霧吹きして10分ほど乾燥機にかけて取り出すと、シワが目立たなくなります。コツはすぐに取り出すこと。衣替えの後など折ジワがついたときには、まとめて乾燥機でシワ伸ばしできて便利です。

衣類乾燥機のデメリット

衣類乾燥機のデメリット

  • 置き場所が必要
  • 電気代・ガス代のランニングコストがかかる
  • 衣類が縮む
  • フィルター掃除など手入れが必要

置き場所やランニングコストを意識している方は多いかもしれませんが、その他に気を付けたいのが衣類の縮みです。熱風で洗濯物を乾かす仕組みですが、熱に弱い衣類の場合、縮むケースもあります。

特に、ウール・シルク・ニットなどは熱に弱く、縮みやすいです。大切な衣類の縮みが気になる方は、洗濯物の一部を自然乾燥させるなど対策が必要になります。

衣類乾燥機には「ガス乾燥機」「電気乾燥機」2種類の乾燥方式がある

衣類乾燥機には、ガス式・電気式の2種類のタイプが存在します。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

乾燥スピードの速い「ガス乾燥機」

乾燥スピードの速い「ガス式」

出典:amazon.co.jp

短時間で洗濯物を乾かしたい方におすすめなのが、乾燥スピードの速いガス式の製品です。

ガスを利用することにより、約80~100の高温で衣類を乾かせるのが特徴。次にご紹介する電気式より、約3倍の速度で乾燥を行えます。

コインランドリーでは、ガス式の衣類乾燥機が多くなっていますが、近年では家庭用の製品も増加。洗濯する頻度の高いご家庭や、短い時間で衣類をふんわり仕上げたい方に、ガス式は最適です。

ただし、利用する際は専用のガス栓と、乾燥時に出る湿気を排出するパイプの設置が必要となります。衣類乾燥機本体の料金以外にも、数万円以上の初期費用が発生する点にご注意ください。

設置性に優れている「電気乾燥機」

設置性に優れている「電気式」

出典:amazon.co.jp

コンセントに挿すだけで利用を始められ、設置性に優れているのが電気式の製品です。

ガス式のような工事は不要で、初期費用を抑えられるのが特徴。工事ができないマンションやアパートに住んでいる方に、おすすめできるタイプです。

一方で、ガス式よりパワーが劣るため、乾燥に時間がかかります。洗濯量が少量である場合や、1日に何度も洗濯しないご家庭は、電気式の衣類乾燥機をチェックしましょう。

衣類乾燥機の選び方

衣類乾燥機を選ぶ際は、下記ポイントをチェックするようにしましょう。

  • 乾燥容量
  • 設置場所
  • 便利な付加機能

実際に、衣類乾燥機を利用する時のことをイメージしながら、詳細を確認してみてください。

一度の洗濯量が多いなら乾燥容量の大きい製品がおすすめ

一度の洗濯量が多いなら乾燥容量の大きい製品がおすすめ

一度の洗濯量が多い家庭なら、乾燥容量の大きい製品を検討してみましょう。

1人あたりの1日の洗濯量は、平均して約1.5kgと言われており、4人家族の場合は「4人 × 1.5kg = 6kg」以上の容量を持つ衣類乾燥機が最適となります。

ただし、洗濯物を衣類乾燥機に詰め込みすぎると、故障の原因となったり、なかなか乾かないこともあります。効率良く温風が行き渡るよう洗濯量「+2kg」を目安に、衣類乾燥機の容量をチェックするのがおすすめです。

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洗濯物の種類によっては、乾燥機で使えないものも意外と多くあります。乾燥機を買う前に、1回の洗濯物の中で、乾燥機にかけられる衣類の量を洗濯表示を見て確認してみてください。乾燥機にかけられる衣類の量が少なければ、小さめの容量の乾燥機で十分かもしれません。乾燥機は容量が小さいほど、価格も電気代も安くなります。

衣類乾燥機の置き場所に応じて選択する

場所を選ばず設置したいなら排水不要の床置きタイプ

場所を選ばず設置したいなら床置きできるタイプ

出典:amazon.co.jp

部屋の中で、場所を選ばず衣類乾燥機を設置したい方には、排水しない製品がおすすめです。衣類乾燥機は排水ホースの取り付けが必要となります。

しかし、中には排水なしに利用できる製品もあり、排水ホースの取り付けを気にせず様々な場所に設置可能です。

ちなみに、排水ホースが必要なタイプでもバケツで水を受け、稼働させても問題ありません。バケツで受ける場合、「3L以上のバケツ容量が必要」など記載されている製品もあるので、取扱説明書は必ずチェックしておきましょう。

部屋が狭いならスタンド・ラックに設置できるタイプ

部屋が狭いならスタンド・ラックに設置できるタイプ

出典:amazon.co.jp

部屋が狭くてスペースが限られてしまう方には、スタンド・ラックに設置できる衣類乾燥機がおすすめです。スタンドタイプであれば、洗濯機の上に衣類乾燥機を設置できるため、省スペースを有効活用できます。

また、衣類乾燥機スタンドには、洗濯後の衣類をそのまま上に設置した乾燥機へ入れられる手軽さや、高さが出ることで衣類を取り出しやすいといったメリットも存在します。

日立・パナソニック・東芝などの大手メーカーもスタンドを展開しており、安全に設置可能です。

付加機能もあると便利に活用できる

シワ取り機能があればアイロン時間を削減可能

シワ取り機能があればアイロン時間を削減可能

洗濯後のシワのあるワイシャツにアイロンがけは必須ですが、衣類乾燥機にはシワ取り機能を搭載した製品があり、アイロン時間を短縮できます。衣類へ送風して乾燥させつつも、シワを伸ばす仕組み。また、衣類をふっくらとした仕上がりにすることも可能です。

また、まとめて衣類を乾燥させるのではなく、1枚ずつ乾かしてシワを伸ばせる製品もあります。少しでも家事の時間を削減したい方は、シワ取り機能をチェックしてみてください。

タイマー機能があれば衣類に合わせて乾燥できる

タイマー機能があれば衣類に合わせて乾燥できる

自分の予定や衣類に合わせて乾燥機を利用したい方には、指定時間に起動・停止するタイマー機能を搭載した製品がおすすめです。特に、切るタイマーが搭載されていれば少量の洗濯物を乾燥させる際、必要以上に運転させずに済みます。

また、ワイシャツはアイロンのスチーム機能で湿らせるように、完全に乾かさず少し湿った状態でかけるのが最適です。

衣類により、ベストな時間で乾燥させたい方は、タイマー機能の搭載有無を確認しておきましょう。

静音設計なら夜中でも音が気にならない

静音設計なら夜中でも音が気にならない

夜の時間に衣類乾燥機を回し、朝に洗濯物をたたみたい方には、静音設計の製品がおすすめです。

騒音のレベルはデシベル(dB)で表され、衣類乾燥機自体は40~50dB前後であることが多いです。静音設計の製品は30~40db程度の製品もあります。一般的に、ストレスを感じずに暮らせるレベルが50dB以下、睡眠時は40dB以下が理想と言われています。

寝室近くに衣類乾燥機を設置したい方は、騒音のレベルもチェックしておきましょう。

除菌・脱臭機能があれば清潔な衣類を保てる

除菌・脱臭機能があれば清潔な衣類を保てる

出典:amazon.co.jp

衣類を清潔な状態に保ちたい方は、除菌・脱臭機能搭載の製品がイチオシです。内部を高温にすることで、衣類の除菌だけでなく、ドラム内の除菌を行う製品もあります。

洗濯物が乾きにくい季節は、特に生乾き臭が気になるので、脱臭機能の搭載有無も要チェックです。

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乾燥機を選ぶ際には、乾燥速度だけでなく温度設定も重要です。乾燥機には、低温で乾燥するコースを選べるものもあります。低温乾燥のメリットは衣類にダメージを与えにくいことです。通常の乾燥よりも時間はかかりますが、デリケートな衣類を安全に乾燥させることができます。

専門家おすすめの衣類乾燥機

この記事を監修したハナさんおすすめの衣類乾燥機をご紹介します。

【小型・コンパクト】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。※おすすめ人気ランキングは監修対象外です。

商品最安価格乾燥方式乾燥容量サイズ重量
‎Eモンズ 衣類乾燥機 My Wave warm Dryer3.0楽天市場¥27,777 AmazonYahoo!電気式3.0kg幅49 x 奥行40 x 高さ58.5cm17kg
ALUMIS 衣類乾燥機 moco2 ClothesDryer楽天市場¥25,880 AmazonYahoo!電気式2.5kg幅49 x 奥行40 x 高さ58.5cm18.5kg
SeatheStars 衣類乾燥機 ‎VS-H030楽天市場¥28,700 AmazonYahoo!電気式2.5kg幅49 x 奥行40 x 高さ58cm17kg
SHKGLAB 衣類乾燥機 ES280935楽天市場¥23,980 AmazonYahoo!電気式3.0kg幅49.5 x 奥行33 x 高さ60.5cm17kg
SunRuck 衣類乾燥機 SR-ASD025W楽天市場¥17,480 AmazonYahoo!電気式2.5kg幅49.5 x 奥行41 x 高さ60.5cm17kg

【小型・コンパクト】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング5選

まずは、設置場所に困りにくい小型でコンパクトな衣類乾燥機のランキングです。

【6kg以上の大容量】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格乾燥方式乾燥容量サイズ重量
Panasonic(パナソニック) 衣類乾燥機 NH-D603-W楽天市場¥54,080 AmazonYahoo!電気式6.0kg幅63.4 x 奥行49.9 x 高さ68cm24kg
HITACHI(日立) 衣類乾燥機 DE-N60WV-W楽天市場¥33,500 AmazonYahoo!電気式6.0kg幅63 x 奥行51.6 x 高さ67cm26kg
リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん RDTC-80A楽天市場¥156,580 AmazonYahoo!ガス式8.0kg幅65 x 奥行64.1 x 高さ68.4cm33kg

【6kg以上の大容量】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング3選

続いては、大家族などの大人数のご家庭におすすめの大容量衣類乾燥機をご紹介します。

【6kg未満】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格乾燥方式乾燥容量サイズ重量
東芝 衣類乾燥機 ED-458-W楽天市場¥54,000 AmazonYahoo!電気式4.5kg幅65 x 奥行46.8 x 高さ65cm22kg
リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん RDT-31S楽天市場¥76,275 AmazonYahoo!ガス式3.0kg幅55 x 奥行50.6 x 高さ60.9cm24.5kg
Panasonic(パナソニック) 衣類乾燥機 NH-D503-W楽天市場¥46,980 AmazonYahoo!電気式5.0kg幅63.4 x 奥行49.9 x 高さ68cm24kg

【6kg未満】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング3選

1人暮らしの人におすすめしたい、少量用の衣類乾燥機ランキングです。

【安い】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格乾燥方式乾燥容量サイズ重量
衣類乾燥機 カワクーナ ‎KQ-002BW楽天市場確認中 AmazonYahoo!電気式幅45 x 奥行70 x 高さ148cm4.2 kg
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) 衣類乾燥除湿機 IJD-I50楽天市場¥19,790 AmazonYahoo!電気式幅28.7 x 奥行23.4 x 高さ64cm7.8kg
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) 衣類乾燥機 カラリエ KIK-C510楽天市場¥10,583 AmazonYahoo!電気式幅18.8 x 奥行25.7 x 高さ34.2cm3.5kg
SHARP(シャープ) 衣類乾燥除湿機 CV-L71-W楽天市場¥25,600 AmazonYahoo!電気式幅20.3 x 奥行30.4 x 高さ52.6cm9.4kg

【安い】衣類乾燥機おすすめ人気ランキング4選

最後に、コスパ重視で価格の安い衣類乾燥機ランキングもご紹介します。

【超小型】衣類乾燥機のおすすめ

安いVS高い!衣類乾燥機の比較

価格の高い衣類乾燥機ですが、可能な限り出費を抑えたいですよね?ここでは、安い製品と高い製品の特徴を解説していきます。

安い衣類乾燥機の特徴

安い衣類乾燥機の特徴

出典:amazon.co.jp

こんな人におすすめ
  • 一人暮らし、お二人で暮らしている方
  • 部屋干しで衣類を乾燥させたい人
  • 省スペースに衣類乾燥機を設置したい人

20,000円台の安い衣類乾燥機は、概ね2.5~3.0kgの乾燥容量となっています多くても2人分の洗濯量が限界のため、一人暮らしの方やお二人で暮らしている方に最適。

乾燥容量が小さい分、もちろんサイズは小型設計なので、設置スペースがあまりないご家庭にもぴったりです。

その他、タイマー機能やシワ取り機能などは、安い衣類乾燥機でも搭載する製品はあります。

乾燥容量と乾燥能力が、価格に大きく影響すると言えるでしょう。

高い衣類乾燥機の特徴

高い衣類乾燥機の特徴

出典:amazon.co.jp

こんな人におすすめ
  • 3人以上でお住まいの人
  • 人気メーカーの製品を利用したい人
  • ガス式衣類乾燥機で速乾したい人
  • 付加機能も必要である人

40,000円以上する高価な衣類乾燥機は、5.0kgを超える乾燥容量を持つ製品が多いです。3人以上の洗濯物をまとめて乾かしたい場合、衣類乾燥機の出費は増えてしまう点に注意が必要。

また、後ほどご紹介する人気メーカーの製品や、ガス式衣類乾燥機は価格が高い傾向にあります。まずは乾燥容量から検討し、予算の許すご家庭は価格に影響しやすい乾燥スピードや付加機能、メーカーなども比較していきましょう。

ハナ

人気の乾燥機付きドラム式洗濯機ですが、有名メーカーのものだと20万円前後と高額になります。出費を減らしたい場合は洗濯機と乾燥機を別々に購入するのがおすすめです。電気式の場合は工事も必要ありませんし、4万円以上の乾燥機を買ったとしてもトータルで安くすみます。また洗濯機と同時に壊れることはまずないので、後の出費を分散することもできます。

衣類乾燥機のおすすめ人気メーカー

スピーディーに衣類を乾燥できる「パナソニック」

出典:amazon.co.jp

5kg・6kgの2種の衣類乾燥機を取り扱うのが、パナソニックです。ツイン2温風でスピーディーな乾燥、かつ衣類をふっくら仕上げられるのが特徴で、仕事・プライベートで時間がない方におすすめのメーカーと言えます。

パナソニックの衣類乾燥機の特徴
  • 大容量タイプの衣類乾燥機を展開
  • 乾燥の仕上がりが早い

パナソニックは世界に誇る技術力で、ハイブリッド式・デシカント式の製品や、ナノイー搭載の製品も展開。

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できる限りメンテナンスが楽なものが良いという方も多いと思います。その場合はパナソニックの乾燥機がおすすめです。電気式の乾燥機だとパナソニック製のみで使い捨てのフィルターが採用されています。純正のフィルターは60枚で2000円ほどです。1枚で3〜5回は使えるので毎日のように使っても1年くらいもちます。

3種の乾燥容量で家族構成に合わせて製品を選べる「日立」

出典:amazon.co.jp

2人暮らしに最適な4kgの衣類乾燥機を含め、3人以上の家族でも活用できる5kg・6kgの3種を取り扱うのが、日立です。安心の日本製で信頼性が高く、初めて衣類乾燥機を購入する方にもぴったりとなっています。

日立の衣類乾燥機の特徴
  • 電気式の衣類乾燥機を扱う
  • 乾燥コースを指定して仕上がり感を選べる
  • 価格はパナソニックよりやや安い

日立の衣類乾燥機は、乾燥方式や仕上げコースを選べるのがメリット。衣類ごとに最適な乾燥を行いたい方は、要チェックのメーカーです。

幅広い価格の衣類乾燥機を取り扱う「アイリスオーヤマ」

出典:amazon.co.jp

洗濯物を部屋干しし、送風して乾かす衣類乾燥機を展開するのが、アイリスオーヤマです。コンプレッサー式とハイブリッド式の衣類乾燥機を販売しており、部屋のスペースを大きく占有しないのが特徴となっています。

アイリスオーヤマの衣類乾燥機の特徴
  • 多種多様で、部屋の広さに合わせて製品を選べる
  • サーキュレーター付きで、乾燥能力も高い
  • 価格帯が幅広い

アイリスオーヤマの衣類乾燥機は機能性の高さ以外に、価格帯が幅広いのもポイント。30,000円を超す高性能な製品から10,000円未満の製品まで、予算に合わせて衣類乾燥機を購入可能です。サーキュレーターを搭載した製品も多く、乾燥を高出力で行いたい方に最適なメーカーと言えます。

おすすめの3社をご紹介しましたが、東芝・三菱・象印・無印といった人気メーカーも存在します。口コミや実績もチェックし、ぴったりのメーカーを選んでみましょう。

衣類乾燥機の購入から設置までの流れを解説

衣類乾燥機を購入する際、気を付けたいのが設置方法です。ここでは、ガス式と電気式に分けて、設置方法を解説していきます。

ガス式衣類乾燥機の設置方法

ガス式衣類乾燥機の設置方法

ガス式衣類乾燥機の場合は工事が必要となるため、業者へ設置を依頼するのは必須です。施工事例としては、下記の通り。

  1. 現地調査
  2. 設置場所の選定
  3. 専用架台の設置
  4. 排気ダクトの工事・設置
  5. 配管工事・ガス設備の整備

工事費は10万円を超す場合もあれば、5万円前後に収まる場合もあります。家電量販店など店舗で購入する方は、店員に相談して工事の見積り額を聞くようにしましょう。

ネットでガス式衣類乾燥機を購入し、設置だけ業者に依頼することも可能。ただし、ガス式衣類乾燥機とセットで購入した場合と、工事だけを依頼する場合では、後者のほうが高くなるケースもあります。設置面が不安な方は、店舗で店員と相談しながら購入するのがおすすめです。

電気式衣類乾燥機の設置方法

電気式衣類乾燥機の設置方法

電気式衣類乾燥機はコンセントを挿し込み、排水ホースを排水口・洗濯機・バケツなどに取り付ければ利用できるため、工事不要で設置可能です。ただし、設置スタンドを利用する場合は組み立てが必要となり、スペースも確保しなければなりません。

また、衣類乾燥機は軽くても20kg未満、重ければ30kg前後の製品もあるため、容易に設置できないと言えます。衣類乾燥機を床置きせず、棚設置もしくは壁掛けする場合は、安全に利用するためにも業者へ依頼することをおすすめします。

ハナ

工事も排水もいらない電気式の乾燥機は床に直置きできるものもあり、部屋の中のどこにでも置けるのが魅力です。 ただ忘れがちなのがアースです。絶対ではありませんが、アース線を設置しないと最悪の場合、感電する恐れがあります。乾燥機設置前にアースの位置を確認してください。電子レンジやエアコン、洗濯機を繋ぐためのコンセントにはアース対応のものが多いです。

衣類乾燥機の使い方

衣類乾燥機を使用する際には、チェックしておきたいポイントがあります。正しい使い方で、衣類乾燥機を活用しましょう。

使用前はフィルターを掃除して換気する

使用前はフィルターを掃除して換気する

衣類乾燥機のフィルターは綺麗に手入れされていると、乾燥効率を上げられます。製品によってはネットフィルター・不織布フィルター・バックフィルターなど細かく分かれており、運転の度に手入れが必要なケースも。取扱説明書をチェックし、適切なタイミング・方法で手入れを行いましょう。

また、乾燥前に換気を行うのもポイント。ドラム内と温度差があると、結露が発生して乾燥に時間を要することもあるので、換気しておくのがおすすめです。

衣類乾燥機の対応・非対応を洗濯表示で確認

衣類乾燥機の対応・非対応を洗濯表示で確認

衣類乾燥機を利用する前に必ずチェックしておきたいのが、乾燥機の対応・非対応です。洗濯機での水洗いが不可な衣類があるのと同様に、乾燥機を利用できない衣類もあります。

衣類に取り付けられたタグの洗濯表示から、乾燥機を利用できるかは確認可能。乾燥機関連の洗濯表示は、下記表の通りです。

上限温度80℃の乾燥機マーク 上限温度80℃で衣類乾燥できる。
上限温度60℃の乾燥機マーク 上限温度60℃で衣類乾燥できる。
乾燥機不可のマーク 乾燥機の利用不可。

対応・非対応に加え、温度でも洗濯表示は分けられています。乾燥機の温風温度もチェックした上で、利用するようにしましょう。

ハナ

乾燥機付きのドラム式洗濯機のシェアが伸びるにしたがって急増しているのが「衣類の縮み」に関する相談です。洗濯表示マークを確認しないという方もいるとは思いますが、ガシガシ洗えるのが魅力の綿Tシャツも乾燥機を使うと縮んでしまうことが多いです。初めて乾燥機にかける衣類は、必ず洗濯表示を確認するようにしてください。

衣類乾燥機の電気代

衣類乾燥機の電気代

衣類乾燥機の本体価格に加え、電気代が気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、人気衣類乾燥機に関して、容量別の電気代を見てみましょう。

製品名 メーカー 乾燥容量 消費電力 電気代(1時間あたり)
My Wave warm dryer3.0 Eモンズ 3.0kg 850W 約22.95円
ED-458-W 東芝 4.5kg 1,220W 約32.94円
NH-D503-W パナソニック 5.0kg 1,240W 約33.48円
DE-N60WV-W 日立 6.0kg 1,180W 約31.86円
IJD-I50 アイリスオーヤマ 衣類乾燥機 590W 約15.93円

※27円/kWhで計算。

1時間当たりの電気代は概ね20~30円台で、毎日2時間の乾燥を1ヶ月行うと、2,000円前後の料金が発生します。ちなみに、浴室乾燥機の電気代は1時間あたり30~50円程度と言われており、相場としては衣類乾燥機のほうが少々安いです。

とは言っても、洗濯機・冷蔵庫・テレビなどの生活家電と違い、電気代は割高。エアコンと大きく変わらない電気代が発生します。少しでも電気代を抑えたい方は、下記を意識してみてください。

  • 衣類をある程度乾かした後、乾燥機にかける
  • 深夜電力を利用するなど、電気代の安い時間に運転する

すぐに衣類乾燥機にかけると運転時間も長くなるので、余裕のある方は少し自然乾燥させた後で運転し、時間を短縮するのがおすすめです。ランニングコストも考慮して、かしこく衣類乾燥機を使いましょう。

部屋干しに利用するなら「衣類乾燥除湿機」をチェック

部屋干しに利用するなら「衣類乾燥除湿機」をチェック

衣類乾燥機まで設置せずとも、部屋干しで洗濯物を乾かしたい方には、衣類乾燥除湿機がおすすめです。部屋の湿気を取り除くだけでなく、衣類の温度や湿度などを検知して送風し、乾かしてくれます。

梅雨の湿気対策も兼ねて、衣類を乾燥させたい方に最適。乾燥スピードは衣類乾燥機より劣りますが、安価である点や小型で幅広い設置場所があるなど、メリットも豊富です。衣類乾燥除湿機には、下記3つの種類が存在します。

タイプ 特徴
コンプレッサー式
  • 冷風タイプもあり、室温上昇が起きにくい
  • 室温が低いと除湿能力も低下する
デシカント式
  • 除湿能力が室温に依存しない
  • 発熱量が多く、室温上昇が起きやすい
ハイブリッド式
  • コンプレッサー式・デシカント式のメリットを備えたタイプ
  • 夏場は室温上昇が起きにくく、冬場でも除湿能力が高いため、1年中適している

衣類乾燥除湿機は利用する季節により、おすすめのタイプも変わるのが特徴です。タイプ選びに迷った時はハイブリッド式が最適ですが、高性能である一方で価格は高価。利用時期・予算を考慮し、選ぶことが大切です。

ハナ

衣類除湿機は、乾燥機と違って洗濯物をハンガーにかける手間はかかりますが、乾燥機にかけられない熱に弱い素材やデリケート素材にも問題なく使えます。洗濯表示を確認してお手持ちの衣類が乾燥機不可のものが多いようなら、衣類用除湿機を検討してみてはいかがでしょうか?

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衣類乾燥機の関連商品

衣類乾燥機の関連商品としては設置スタンドが挙げられますが、他にも一緒に活用できるおすすめアイテムがあるので、ご紹介します。

フィルター掃除をせずに済む「紙フィルター」

フィルター掃除をせずに済む「紙フィルター」

出典:amazon.co.jp

フィルターを掃除する手間がなくなる便利アイテムが、紙フィルターです。メンテナンス時はセット済みの紙フィルターを、新しい紙フィルターへ取り替えるだけ。仕事やプライベートが忙しく、衣類乾燥機の手入れをする時間がない方におすすめできます。

ただし、フィルターは製品ごとに大きさが異なるため、専用の紙フィルターが必要です。パナソニックやリンナイなど一部の大手メーカーは専用紙フィルターを別売していますが、取り扱っていないメーカーもあります。

また、東芝では紙フィルターではなく、「健康脱臭フィルター」というミクロのチリまでキャッチする極細フィルターを展開。所有・購入予定の衣類乾燥機に合わせ、フィルターを選んでみましょう。

乾燥効率の向上を見込める「ドライヤーボール」

乾燥効率の向上を見込める「ドライヤーボール」

出典:amazon.co.jp

衣類乾燥機の効率性を上げ、乾燥時間を短縮できるアイテムがドライヤーボールです。乾燥時、ドライヤーボールを一緒に入れることで、衣類間に隙間ができて温風が行き渡りやすくなる仕組み。ドライヤーボール自体も大量の水分を吸水するので、乾燥時間をさらに短くできます。

加えて、衣類同士の摩擦も軽減でき、静電気の発生を防止可能です。価格も安価な製品が多く、非常におすすめできます。

乾燥後の香りも楽しめる「柔軟剤シート」

乾燥後の香りも楽しめる「柔軟剤シート」

出典:amazon.co.jp

洗濯時の液体柔軟剤のように、衣類に香りを付けられるアイテムが柔軟剤シートです。ドライヤーボールと同様、乾燥時に柔軟剤シートを一緒に入れるだけで香り付けできます。

柔軟剤シートの香りとしては、ラベンダーやお日さまの香りなど様々。また、防シワ効果や静電気防止効果、布傷み防止効果もあり、上質な乾燥仕上げとなりますよ。

洗濯から乾燥まで1台で行える「洗濯乾燥機」

洗濯から乾燥まで1台で行える「洗濯乾燥機」

出典:amazon.co.jp

洗濯から乾燥の全ての工程を1台で済ませられる優れものが、洗濯乾燥機です。衣類の洗濯・すすぎ・脱水が終われば、そのまま乾燥が始まる仕組み。

洗濯機と衣類乾燥機を分ける場合、洗濯が完了する時間をチェックし、終わったら衣類を移動させなければいけませんよね?洗濯乾燥機であれば、ボタン1つで洗濯から乾燥までノンストップで終えられます。

ただし、洗濯機と乾燥機の両機能を搭載するため、価格は非常に高いです。そろそろ洗濯機も買い替えようと考えている方は、洗濯乾燥機をチェックしてみてください。

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家事を楽にできるサービス・家電

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衣類乾燥機のよくある質問

衣類乾燥機で布団を乾かせられますか?

布団専用のコースを搭載する製品もあります。例えば、パナソニックの「NH-D603」にはふとん・毛布コースが搭載されており、掛け布団を乾燥可能です。

ただし、小型設計の衣類乾燥機の場合、容量を圧迫して故障の原因となる可能性もあります。別途、布団を乾かしたい方は、布団乾燥機も検討してみましょう。10,000円を切るモデルも多いながら、ダニやノミ対策にもなるのでおすすめです。

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衣類乾燥機が動かない場合はどうすれば良いですか?

製品によっては、エラー表示されていることもあります。例えば、リンナイのガス衣類乾燥機では「エラー61」と表示されると、ファン回転数異常を意味します。

一度運転スイッチを切り、再操作してみてください。何度繰り返しても改善しない場合は故障の可能性もあるため、販売店やメーカーに問い合わせてみましょう。

衣類乾燥機はどのように処分すれば良いですか?

衣類乾燥機は「家電リサイクル法」が関係し、粗大ゴミとして廃棄できません。

新しい衣類乾燥機の下取り・不用品回収業者に依頼・ゴミ集積所に持ち込むなどの方法で、処分するようにしましょう。

おすすめ衣類乾燥機まとめ

衣類乾燥機は洗濯物が乾きにくい梅雨・冬の季節に活用できるのはもちろん、部屋干し臭の抑制やシワ取り、ふっくら仕上げも行えるため、オールシーズン活躍する家電です。製品を購入する際は乾燥方式や乾燥容量など、様々なポイントを考慮する必要があり、衣類乾燥機の特徴を把握しておくことは必要不可欠と言えます。

本記事の要点まとめ
  • 洗濯物の乾燥スピード重視ならガス式
  • 設置性重視なら電気式
  • 1人あたり1日1.5kgの洗濯量を目安に乾燥容量を選ぶ

本体価格とランニングコストの高さは気を付けたいポイントですが、それに見合ったメリットがあります。衣類乾燥機で家事の負担を減らし、いつでも生乾き臭のしない快適な生活を送りましょう。

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