精度の高いワットチェッカーおすすめ10選|精度の悪い製品の特長とは?

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コンセントに差し込み、家電製品を繋げるだけで簡単に消費電力や電気料金が測定できるワットチェッカー。節電意識の高い方や、自作PC・ゲーミングPCの消費電力が気になる方におすすめの製品です。

ですが、なかなか買う機会のない製品のため、選び方や使い方が分からないといった方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ワットチェッカーの仕組みや実際に購入する際のポイントについて解説します。記事の後半では、人気の売れ筋ワットチェッカーをランキング形式で紹介しています。

電気代を節約したい、家電の消費電力に興味があっていろいろチェックしてみたい方におすすめです。ぜひ参考にしてください。

この記事を監修した専門家

IT家電ライター
たろっさ
家電アドバイザー
ゲームと妻と温泉巡りが大好きな38歳。20歳のときにメーカーヘルパーとして家電量販店を経験し、家電の世界へ飛び込む。 元から接客と家電に興味があり、昔からの趣味のPCの知識を活かしながら勉強の日々を過ごし、2年で年商2億円を突破。5年目で3億円を経験し、「法人ナンバーワン販売員」として表彰を経験。 たろっさ名義で「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営。

    ワットチェッカーとは簡単に消費電力や積算料金がチェックできる装置

    ワットチェッカーを使うと、接続した家電製品の消費電力や待機電力、電流や電気料金といった項目を数値で簡単にチェックできます。

    通常電力や電気代は目に見えないため、毎月請求される電気代で何となく把握するしかありません。そんなときにワットチェッカーを使えば、その場で正確な消費電力を確認できます。

    消費電力をチェックして、古くて消費電力(電気料金)の大きい家電製品は買い替えたり、待機電力の高いものはこまめにコンセントを抜いておいたり、他にもブレーカー落ち対策にも有効です。

    ワットチェッカーは消費電力や電気料金を把握して、上手に電気代を節約したり電力調整を図りたい方におすすめの製品です。

    編集部

    ちなみに、「ワットモニター」「電流・電圧チェッカー」とも呼ばれます。なお、ダイソーなどの100均に売っている「電池チェッカー」は電池残量を測るだけの別物なので注意しましょう

    ワットチェッカーの精度は抜群!ただし古い機種は要注意

    気になるワットチェッカーの精度についてですが、市販のワットチェッカーを数種類利用したとき、ほぼ同じ電力が表示されるので精度は商品によって大差ありません。

    しかし、古いワットチェッカーは測定精度が落ちているケースがあるため注意が必要です。

    Picky’s編集部で、複数のワットチェッカーを使っていろいろな家電製品をチェックしたところ、古いチェッカーの数値だけ明らかにおかしいといった状況がありました。(日本製のしっかりとしたワットチェッカーです)

    長期間接続しっぱなしのワットチェッカーや、古いワットチェッカーは正確に計測できない可能性があります。

    ワットチェッカーの価格はそう高いものではないため、古くなったワットチェッカーは買い替えて、新しい製品での電力チェックがおすすめ。もし古いチェッカーが壊れていないとしても、複数のチェッカーを用意しておくことでデータをすり合わせ、信ぴょう性の高い正確なデータが記録できるのでおすすめです。

    編集部

    なお、ワットチェッカーはビックカメラやヨドバシ、ヤマダ電機といった家電量販店や、ホームセンターでも売っています

    ワットチェッカーの選び方5つのポイント

    ワットチェッカーを購入する際は、以下の5つのポイントをチェックしながら選びましょう。

    1. 表示項目・表示データの種類をチェック
    2. 測定範囲をチェック
    3. サイズをチェック
    4. 外部データ送信機能付きかどうか
    5. タイマー機能・タップ機能の有無

    表示項目・表示データの種類は多いほうが便利

    ワットチェッカーは消費電力以外も測定できます。例えば電気代の節約目的で、電力と一緒に手軽に電気代をチェックしたい方は、料金が表示できるタイプがおすすめ。

    消費電力はほぼすべてのモデルでチェックできますが、それ以外の項目もチェックしたい場合はそれぞれの項目に対応した製品を選びましょう。主な表示項目は以下の通りです。

    電力(W) 単位時間に電流がする仕事量/電圧(V)×電流(A)=電力(W)
    電圧(V) 電気を流す・押し出す力/一般家庭の電源は約100V
    電流(A) 電気が流れる量/一般家庭の契約アンペアは35A前後
    CO2量 二酸化炭素の排出量の目安
    積算電力量(Kwh) 計測を始めてからの電力の総量
    積算料金 積算電力量の電気料金目安
    積算時間(H) ワットチェッカーで計測を始めてから経過した時間
    電源周波数(Hz) コンセントの周波数/東日本は50Hz、西日本は60Hzで固定
    皮相電力(VA) 無効電力も含めた電力全体の数値/皮相電力-無効電力=有効電力
    力率(PF) 皮相電力に対して有効な電力の割合(%)

    エコ目的であればCO2が表示されるタイプが良いでしょう。もっと詳しく電気について知りたい方は力率や皮相電力(VA)まで表示できるタイプを選んでください。

    編集部

    電力や電気料金といった簡単な項目だけ知りたい場合は、表示項目の少ないシンプルな物がおすすめです

    チェックしたい家電に合わせて測定範囲もチェック

    出典:Amazon.co.jp

    ワットチェッカーには各表示項目ごとに「測定範囲」があり、測定範囲外の家電製品は測定できません。そのため、あらかじめ測定したい家電製品に適してるかどうかチェックしておきましょう。

    例えば消費電力が「1W~1500Wまで」とあれば最低1W以上、最大1500Wまでの電力しか測定できません。1500Wあれば、ほとんどの家電製品は測定できますが、一部のエアコンは消費電力が2000W近いものもあるため、1500Wまでのチェッカーでは測定できません。

    電力の小さい家電の待機電力を調べたり、比較的消費電力の高い家電製品をチェックしたい場合は、測定範囲の数値についても気にしておきましょう。

    編集部

    また100V以外の家電製品、例えば200Vタイプのエアコンなどには対応していない製品がほとんどです
    測定範囲に限らず測定不可の製品も
    エアコンやオイルヒーター、IHは測定しないよう注意書きのある製品も多いです。よく表示を確認して選びましょう。

    使用に適したサイズかどうかをチェック

    ワットチェッカーはディスプレイが付いているためサイズが大きく、スペースを取る製品が多いです。そのため、ワットチェッカーをコンセントに差し込むと、同時に近接するコンセントを塞いでしまう可能性があります。ワットチェッカーを選ぶときはこうした「使用中の状態」にも注意してサイズや形状を選びましょう。

    対策としては、ディスプレイの無い小型のワットチェッカーを選んだり、コンセントから離して使える電源タップタイプのワットチェッカーを選ぶといった方法があります。

    ただし、超小型やタップタイプのワットチェッカーはそう多くありません。ワットチェッカーによっては測定中は他の家電の使用を諦めたり、ワットチェッカー用に単独で使用するコンセントを空ける必要があるでしょう。

    編集部

    サイズが大きいと若干不便な反面、数値を表示するディスプレイが見やすくなるといったメリットもあります。どんな製品が良いとは一概に言えないため、使用する場所や状況で選びましょう

    データを蓄積したい方は外部データ送信機能付きがおすすめ

    ワットチェッカーの中には、BluetoothやWi-Fi、USB端子などを使ってスマホ・パソコンと接続し、測定データ(ログ)を送信できる製品があります。

    ワットチェッカーの中には、本体にある程度測定したデータ保存ができるタイプもありますが、一定時間で消えたり、古いものは上書きされてしまうため長期のデータを取りたい場合には不向きです。

    パソコンやスマホにデータ送信できれば、アプリやExcelソフトを使って大量のデータを簡単に管理できます。長期の継続データを集めたり、集めたデータを集計してまとめたい方は、データ送信ができるワットチェッカーがおすすめです。

    編集部

    単純に家電の電力が知りたいだけ、「測って表示を確認して終わり」で良ければデータ送信機能は不要です

    タイマー機能や電源タップ機能付きだとより便利

    ワットチェッカーの中には、好きな時間に電源をON/OFFできるタイマー機能や、コンセントを増設できる電源タップ機能が付いたワットチェッカーもあります。

    タイマー機能があれば、人がいる時間は電源ON、日中誰もいないときは電源OFFにするといった設定を行って待機電力をカットでき節約に役立ちます。こまめに電源を切るなら電源スイッチ付きもおすすめ。

    コンセントが複数ある電源タップ機能が付いている製品なら、コンセントを塞ぎがちなワットチェッカーのデメリットを解消できます。複数の家電製品の合計電力をチェックしたい方は、タップタイプのワットチェッカーを選んでみてはいかがでしょうか。

    どちらの機能も使う人と全く使わない人ではっきり分かれる機能のため、必要かどうかきちんと考えてから購入しましょう。

    編集部

    また、Wi-Fi接続できるタイプなら外出先で電源のON/OFFといった遠隔操作も可能です

    たろっさ

    ワットチェッカーを使用すると思った以上に電力を消費していたり、待機電力が実はそれなりの電力を消費していたりということが明らかになり、どこにどんな電力を使用してどの程度の電気代がかかっているのかということが分かります。例えばPCやテレビを点けっぱなしにしている、冷蔵庫の夏場の電力が意外にかかっているなどを知ることができるため、節電モードの活用や小まめな電源のONOFFを行うようになり、結果として電気代の節約に大きく貢献してくれるでしょう。

    専門家おすすめのワットチェッカー

    この記事を監修したたろっささんおすすめのワットチェッカーをご紹介します。

    ワットチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表

    Picky’s編集部が主要サイト(ネット通販サイトamazon・楽天・Yahoo!・ヤフオク・ビックカメラ・価格.com等比較サイト)の上位商品や、ネットの口コミ・レビューで評価の高かった製品をポイント制で集計。売れ筋上位のおすすめ商品を厳選しました。
    商品最安価格サイズ重量表示項目測定範囲(W)その他機能
    [リーベックス(Revex)] ET30D 節電 エコチェッカー楽天市場¥1,473 AmazonYahoo!6.6cm×6.6cm×3.2cm98g電力/積算電力量/積算電気料金/電気料金/積算時間/CO21500Wまで
    [サンワサプライ] TAP-TST8N ワットモニター楽天市場¥3,045 AmazonYahoo!6cm×4cm×5.9cm72g電力/積算電力量/積算料金/積算時間/CO21650Wまで
    [ラトックシステム] RS-WFWATTCH1A Wi-Fi ワットチェッカー楽天市場確認中 AmazonYahoo!3.7cm×5.5cm×9.5cm130g電力/電圧/電流/積算電力量/積算料金/電気料金/CO21500WまでWi-Fi/遠隔操作/雷サージ
    [ラトックシステム] RS-BTWATTCH2A Bluetooth ワットチェッカー楽天市場¥5,844 AmazonYahoo!5.2cx6.8cmx3.5cm75g電力/電圧/電流/積算電力量/積算料金/電気料金/CO21500WまでBluetooth/遠隔操作/雷サージ
    [SwitchBot] プラグミニ スマートプラグ Alexa タイマー付き コンセント Bluetooth&Wi-Fi スイッチボット楽天市場¥1,980 AmazonYahoo!7cmx3.9cmx5.9cm70g電力/電流/使用時間1500WまでWi-Fi/Bluetooth/タイマー機能/アレクサ対応/遠隔操作
    [サンワダイレクト] 700-TAP071 ワットチェッカー 電源タップ 消費電力測定 6個口 個別スイッチ楽天市場¥5,280 AmazonYahoo!2.7cm×5cm×33cm414g電力1500Wまで電源タップ/コンセント6個口/雷ガード
    [サンワサプライ] TAP-TST10N ワットモニター チェッカー PCでデータ管理(USB接続) ホワイト楽天市場¥6,810 AmazonYahoo!6cm×4.2cm×5.9cm220g電力/積算電力量/積算時間/積算料金/CO2/時間1500WまでmicroUSBポートデータ送信
    [エルパ (ELPA)] EC-05EB 1654300 簡易電力量計 エコキーパー 電力量計/消費電力測定楽天市場¥2,763 AmazonYahoo!5cm×9.6cm×17.6cm122g電力/積算電力量/積算料金/電気料金/時間/CO21500Wまで電気料金単価設定機能
    [トップランド(Topland)] M075 電力表示器 エレモニー楽天市場確認中 AmazonYahoo!4.5cm×8.5cm×17cm80g電力/積算電力量/積算料金/電気料金1500Wまでコンセント2個口
    [サンワサプライ] TAP-TST14BR ワットモニター付きコンセントタップ(ブラウン) 2P 3個口楽天市場確認中 AmazonYahoo!6.45cm×2.2cm×12.8cm118g電力/積算電力量/積算料金/電気料金1500Wまでコンセント口3個

    ワットチェッカーおすすめ人気ランキング10選

    おすすめワットチェッカー有名メーカー&ブランド

    業務用などの専門的な製品以外の、一般的な家庭で使用するワットチェッカーを扱っているメーカーはそう多くありません。現在ワットチェッカーを購入する場合、主に以下の3メーカー製品から選ぶケースがほとんどです。

    • サンワサプライ
    • elpa(エルパ・朝日電器)
    • ラトックシステム

    ここでは各メーカーの特徴を簡単に解説します。

    用途別にワットチェッカーが選べるサンワサプライ

    パソコン周辺機器でおなじみのサンワサプライは、岡山県岡山市に本社を置く日本のメーカーです。

    サンワサプライのワットチェッカーは現在、USB接続できる「TAP-TST10N」と、シンプルな「TAP-TST8N」、そしてタップタイプの「TAP-TST14BR」「700-TAP071」を扱っています。どれも精度が高く、使い方も簡単でどんな人にもおすすめ

    メーカーの信頼性も高く、安心して使えるワットチェッカーを探している方はサンワサプライ製を検討してみてください。

    誰でも簡単に使えるワットチェッカーならelpa(エルパ/朝日電器)

    エルパ(朝日電器)は大阪府大東区に本社を置く、小型家電やパーツ、そのほか防災用品やパソコン周辺機器を製造する電機メーカーです。

    エルパのワットチェッカーは、製品名に「簡易型」「簡易電力量計」とつくものが多く、その名の通り機能も使い方もシンプルなものが多いです。

    機能は少なめですが、コンセントに挿すだけで電力が表示される、初心者でも簡単に使えるものが多いため、初めてのワットチェッカーにおすすめです。

    スマホやタブレット接続できるワットチェッカーならラトックシステム

    ラトックシステムは、大阪府大阪市に本社を置く、パソコンやスマホの周辺機器やIoT機器、音響機器を手掛けるメーカーです。

    ラトックシステムのワットチェッカーはいずれもディスプレイが無く、Wi-FiやBluetoothでスマホ・パソコンにデータを送信して数値をチェックするタイプになっています。IoT機器を手掛けるラトックシステムらしいワットチェッカーと言えるでしょう。

    スマート家電やIoT機器を普段から愛用している、もしくは興味がある方はラトックシステムのワットチェッカーがおすすめです。

    ワットチェッカーの関連商品

    ワットチェッカーの関連商品を紹介します。

    スマホやパソコンのチェックに最適なUSB接続タイプの電圧・電流チェッカー

    ワットチェッカーはコンセントタイプだけではなく、パソコンなどに搭載されているUSB規格に対応したタイプもあります。パソコンの電圧や電流を測定するなら、こちらの方が使いやすいでしょう。

    また、USB変換コンセントアダプターを使用すれば通常の家電製品のチェックにも使えます。

    配電盤の電流チェックにおすすめのクランプメーター(電力ロガー)

    コンセントを介するワットチェッカーと違い、配線に挟んで直接電流や電圧を測定できるタイプがクランプメーターです。専門的で難しそうですが、配線を挟むだけで誰でも簡単に扱えます。

    コードではなく、配電盤や分電盤の配線をチェックしたい方はクランプメーターを使用しましょう。

    ワットチェッカーは電気代の節約に大活躍する測定器

    ワットチェッカーはコンセントに差し込み、家電製品を接続すると消費電力や料金が簡単にチェックできる測定器です。消費電力や電気料金をチェックして節約の目安にしたり、気になる家電製品の消費電力をチェックしたりとさまざまな場面で役立ちます。

    • 消費電力を把握して上手に節電したい
    • 消費電力の大きいパソコンやエアコンの電力が知りたい
    • エコのために家電製品のCO2量を知りたい

    ワットチェッカーは上記の方におすすめです。消費電力を数値化して目に見える形にすると節電・節約意識も変わります。古くて消費電力が高い家電の買い替え目安にもなるでしょう。電気料金が値上がりし続ける昨今において、ワットチェッカーは一台常備しておきたいアイテムです。

    Picky’sでは、このほかにも節約に役立つアイテムを多数紹介しています。以下の記事もぜひ参考にしてください。

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