【iPhone 12 Pro&Pro Max レビュー】カメラ性能だけじゃない史上最高のiPhoneを徹底解説!

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iphone 12 pro promax 評価レビュー

発売された4種のiPhone 12シリーズのうち、上位モデルにあたるのがiPhone 12 Pro・Pro Maxです。処理性能やディスプレイサイズなど、スタンダードモデルからの変更点は複数ありますが、大きく変わったのがカメラ性能!

実際に使用してみると、スマホとは思えないほど高品質な写真を撮ることができ、また多様なレンズで使い勝手も抜群でした。

しかし、iPhone 12 ProやPro Maxほどの性能が必要なのか、購入を迷っている方も多いでしょう。本体価格も非常に高価となっており、詳細な特徴を把握してから購入を検討したいですよね?

本記事では、AppleマニアがiPhone 12 Pro・Pro Maxをおすすめできる人やデメリットも交え、本音でレビューしていくので、是非参考にしてくださいね!

iPhone 12 Pro・Pro MaxをAppleマニアが実機レビュー評価!

iPhone 12 Pro・Pro Maxそれぞれについて、Picky’s編集部スタッフが付けた総合評価は下記の通りです。

iphone12 pro max とiphone12 pro 比較

iPhone12 Pro iPhone12 ProMax 比較

総合評価
  • iPhone 12 Pro:85点
  • iPhone 12 Pro Max:95点

さすがiPhone 12シリーズの上位モデルということもあり、快適な動作と操作性で、娯楽や仕事など幅広く活用できます。しかし、iPhone 12 Proは総合評価がやや低め。

その理由について、簡単に解説していきます。

iPhone 12 Proはぴったりなサイズ感だがiPhone 12でも十分

iPhone 12 Pro

まず、iPhone 12 Proは角張りデザインと程よい重量感で、握りやすさが抜群でした。片手操作もギリギリ端まで親指が届いたので、電車やバスのつり革で片手が塞がっていても、基本的な操作は行えます。

また、スタンダードモデルと同じ大きさでありながら、カメラ性能やメモリ容量が向上しているのも魅力的なポイント!これまでiPhoneを使用して動作が重いと感じたことはほぼありませんが、ProシリーズはZoomやゲームなど負荷の掛かるアプリでも、快適に利用できました。

しかし、個人的にはスタンダードモデルであるiPhone 12でも十分なスペックを持つ印象です。Proシリーズは望遠レンズが搭載されているため、より遠くの被写体を綺麗に撮影できます。

とは言っても、カメラ以外にiPhone 12 Proで特筆すべき新機能はありませんでした。iPhone 12 Proは金額も上昇するので、カメラの利用機会が少ない方は、iPhone 12も検討しましょう。

関連記事:【マニアが評価する】iPhone12・12mini レビュー |買う前に知っておくべき特徴や機能

iPhone 12 Pro Maxはとにかくカメラ性能が高い

iPhone12 Pro 性能

iPhone 12 Pro Maxは他のモデルより画面サイズが大きくなっています。携帯性も重視されるスマホはディスプレイが小さく、文字が見えにくかったり、ボタンを押しづらいと感じる方も多いはず。

その点、iPhone 12 Pro Maxは画面が一回り大きくなった程度ですが、ネットサーフィン時の操作はしやすく、YouTube動画も非常に見やすくなりました。ただし、片手操作は難しい点に注意が必要です。

そして、一番のポイントがカメラ性能の高さ!Proと同じくトリプルカメラを搭載しているのはもちろんのこと、手ブレ補正やズーム性能などが向上したため、より品質の高い写真・ビデオの撮影が可能です。

例えば、走りながらビデオ撮影をしてみましたが、Pro Maxにだけ搭載されるセンサーシフト光学式手ブレ補正により、揺れの少ない動画を撮れました。普段から使用するスマホで高品質な旅行写真を収めたい方や、子どもの成長記録を残したい方に、iPhone 12 Pro Maxはベストですよ!

iPhone 12 Pro・Pro Maxの外観・デザイン!カラータイプは全4色から選択可能

iPhoneは性能面だけでなく、デザイン面もシリーズによって変更されています。ここでは、iPhone 12 Pro・Pro Maxの外観やカラータイプ、付属品などをチェックしていきましょう。

グラファイト・シルバー・ゴールド・パシフィックブルーの4色を展開

4色のカラータイプ

出典:apple.com

カラータイプ 特徴
グラファイト Pro・Pro Max唯一のブラック調のカラーで、重厚感のあるデザイン。
シルバー ホワイトに近いシルバーのカラータイプ。清潔感のあるデザインで、傷も目立ちにくいのが特徴。
ゴールド 表面・背面に加え、側面も華やかなゴールド調で、高級感のあるデザイン。
パシフィックブルー 派手すぎない落ち着いたブルーのカラータイプ。かっこいい、かつ大人っぽさを感じるデザイン。

iPhone 12 Pro・Pro Maxのカラータイプは、上記4色となります。蛍光色の強い派手なカラータイプはなく、全体的に落ち着いた印象で、万人受けしそうなデザインが揃っています。

普段から柔らかい見た目のファッションを取り入れる方に、ぴったりなカラーです。

一方で、iPhone 12・miniはブラック・ホワイト・レッド・グリーン・ブルー・パープルの6色を展開し、人気色も多い明るめのカラーが特徴的です。もし、Pro・Pro Maxのデザインが地味だと感じる方は、スタンダードモデルとminiもチェックしておきましょう。

角張りデザインを再び採用

iPhone12 Pro 角

iPhone 5で見られた角張りデザイン以降、iPhoneでは角の丸まった設計が採用されていました。しかし、iPhone 12は全モデルにおいて、再び角張りデザインが復活となりました。

丸みのあるiPhoneも可愛い印象でしたが、iPhone 12はスタイリッシュでかっこいい見た目です。

以前iPhone 11 Proも利用していましたが、横幅は0.1mmしか大きくなっていません。しかし、角張りデザインのためか、手に持った感覚としてはエッジが効いて、少し大きい感じを受けました。

iPhone12 Pro 大きい

iPhone 12 Pro かっこいい

とは言っても、個人的には丸みを帯びたデザインより滑りにくく、持ちやすさが向上した印象です。

付属品はケーブルのみ

Appleは環境保全への取り組みの一環として、付属品の削減をiPhone 12シリーズから行っています。iPhone 12 Pro・Pro Maxの付属品としては、下記の通りです。

同梱品
  • 本体
  • USB-C – Lightningケーブル
  • SIMピン
  • Appleロゴステッカー
  • 取扱説明書

従来モデルからの大きな変更点は、電源アダプターが付属していない点。Type-Cコネクタを差し込める電源アダプターを持っていなければ、付属のケーブルでiPhoneを充電することはできません。

iPhone 12 Pro 充電ケーブル

もちろん、iPhone 11 ProのType-C端子搭載の電源アダプターや、iPhone 11以前のUSB-A端子の電源アダプターとケーブルでも充電は可能です。初めてのApple製品で、電源アダプターを購入するという方は、必ずType-Cコネクタを接続できるアイテムを選びましょう。

関連記事:【2021年】スマホやタブレットの充電向け USB充電器おすすめランキング20選!

関連記事:【小型最強】急速充電器 おすすめ 20選 | スマホやタブレットのUSB充電を高速革命 (2021年版)

iPhone 12 Pro・Pro Maxのサイズ・重量

iPhone 12 Pro Maxの購入を検討する上で、チェックしておきたいのがサイズと重量です。スタンダードモデル・Pro・Pro Maxのサイズと重量に関しては、下記のようになっています。

iPhone 12 iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max
画面サイズ 6.1 インチ 6.1 インチ 6.7 インチ
高さ 146.7 mm 146.7 mm 160.8 mm
横幅 71.5 mm 71.5 mm 78.1 mm
厚さ 7.4 mm 7.4 mm 7.4 mm
重量 162 g 187 g 226 g
ストレージ 64GB / 128GB / 256GB 128GB / 256GB / 512GB 128GB / 256GB / 512GB

片手操作は困難なサイズだが視認性は高い

iPhone 12 Proは重量が少し重たくなりましたが、画面や本体サイズはiPhone 12と同様です。片手で操作することも可能ですが、ディスプレイの端には、安定しない持ち方にしてようやく届くサイズ感でした。

iPhone 12 Pro 大きさ 比較

特に手の小さい方は、iPhoneの落下に注意が必要です。

一方で、iPhone 12 Pro Maxは画面・本体サイズともにiPhone 12 Proから一回り大きくなっています。

iPhone 12 Pro とiPhone 12 Pro Max 大きさ 比較

小型設計のiPhoneは画面を見ていると、目が疲れがちですよね?しかし、iPhone 12 Pro Maxでは16:9のYouTube動画や横長の映画、写真なども鮮明に見れて、視認性は非常に高かったです。

iPhone 12 Pro Max 画面大きい

また、私はローマ字を入力する際にフリックではなくキーボード入力を使いますが、従来モデルではタップ範囲が小さくて打ちにくいと感じるシーンも多くありました。その点、iPhone 12 Pro Maxは1つ1つのボタンも少し大きくなっているため、タップ範囲が広くて操作性も良かったです。

iPhone 12 Pro Max フリック

ただし、タイトなズボンのポケットに入れると、角張ったデザインが大きく浮き出てきました。

iPhone 12 Pro Max ポケットに入る

また、縦にも長さがある設計なので、ポケットが小さければ上部は入りきりません。特に、サイズの小さいズボンの背面ポケットにスマホを入れるという方は、注意が必要です。

そして、iPhone 12 Pro Maxの基本的な操作は両手持ちとなります。

iPhone 12 Pro Max 両手持ち

背面にリングやポップグリップを装着すれば、ディスプレイの端までギリギリ親指が届く程度でしたので、どうしても片手操作したい方は補助アイテムも検討しておきましょう。

注意
背面の真ん中にリング・ポップグリップを装着すると、MagSafeを利用できなくなるので、ご注意ください。

関連記事:[2021年] iPhoneやAndoridスマホ用 スマホリング おすすめ 21選|落下防止やスタンド機能

ストレスを感じない重さ

iPhone 12 Pro 重さ
iPhone 12 ProMax 重さ

iPhone 12 Pro・Pro Maxの重さは200g前後となっており、身近なもので例えると漫画1冊程度の重量!片手で持って操作しても、疲労が溜まるほどの重さではありません。

しかし、ウエストゴムのゆったりしたスウェットに入れて持ち運ぶと、ズレてこないか心配になる重量でした。また、胸ポケットに入れても、肩にずっしりとした重さがあります。

カバンに収納している分には問題ありませんが、服やズボンのポケットに入れる際は、少々重量を感じる点にご注意ください。

iPhone 12 Pro・Pro Maxのカメラ性能をレビュー!Apple ProRAWで撮影可能

iPhone 12 Pro・Pro Maxの中で、特に進化したのがカメラ性能!ここでは、Proシリーズでどのようなカメラ機能を利用できるのか、解説していきます。

なお、各モデルのカメラ基本スペックは下記表の通りです。

iPhone 12 iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max
画素数 1200万画素 1200万画素 1200万画素
超広角レンズ f / 2.4 f / 2.4 f / 2.4
広角レンズ f / 1.6 f / 1.6 f / 1.6
望遠レンズ f / 2.0 f / 2.0
光学ズームイン 2倍 2倍
光学ズームアウト 2倍 2倍 2倍
デジタルズーム 5倍 10倍 12倍
手ブレ補正 光学式 デュアル光学式 センサーシフト光学式
画質 4K / 30fps 4K / 60fps 4K / 60fps

ナイトモードでポートレート機能を利用可能

iPhone 7 Plus以降には、背景をぼかすことで被写体を一層際立たせるポートレート機能が搭載されていますが、iPhone 12 Pro・Pro Maxではナイトモードでもポートレート機能が利用可能となりました。例えば、下記は実際にナイトモードポートレートで撮影した写真です。

ナイトモードポートレートで撮影した写真

出典:apple.com

ナイトモードポートレートのないiPhone 12 miniで写真を撮影してみると、画面は真っ暗で被写体はほとんど見えない状態でした。

しかし、Proシリーズは少ない光でも、被写体の表情も判別できるほど鮮明に撮影できます。

もちろん、背景ぼかしもしっかり効いており、夜景をバックに人物を撮りたい方に最適な機能です。

iPhone XRとiPhone 12 Pro Maxで暗い場所でのポートレート撮影をしてみました。

iPhone XR 暗い場所 ポートレート

iPhone 12 Pro Max ナイトモードポートレート

同じ場所でも明るさが全然違いますね。

ちなみにですが、iPhone 12 Pro 、iPhone 12 Pro Maxで暗い場所で撮影すると、自動でナイトモードになりました。

iPhone 12 ナイトモード

iPhone12 ProとiPhoneXRで同じ場所を撮影してみました。

iPhone Pro ナイトモードで撮影した写真
iPhone XR 暗い写真

ナイトモードでポートレート撮影する際は、ポートレートモードにした後、ナイトモードをonにして下さいね!

注意
ナイトモードポートレートは広角レンズでのみ、利用可能な機能となっています。

望遠カメラ搭載で遠くの写真も鮮明に撮影可能

Proシリーズにはトリプルカメラが採用されており、iPhone 12・miniにはない望遠カメラを利用できます。

iPhone12 Pro カメラ

ズームしても高画質のまま写真を撮影できるのが、望遠カメラの大きなメリットです。例えば、被写体が遠くに位置している場合でも望遠カメラで拡大すれば、鮮明さを維持しつつ撮影できます。

iPhone Pro 望遠

iphone12 pro max 標準レンズ
iphone12 pro max 望遠レンズ

望遠カメラを一番活用できたのが、動物や野鳥の撮影時!被写体は近いものの、近付くと怯える恐れがあったので、遠くから解像度の高い写真を撮れる望遠カメラは非常に重宝できる機能でした。

Apple ProRAWのフォーマットに対応

iPhoneで撮影した写真はHEICと呼ばれる拡張子に変換し、圧縮された状態で保存されます。しかし、Apple ProRAWは圧縮せず、生写真の状態で保存するのが特徴です。

Apple ProRAWで撮影された写真は、色・ホワイトバランス・写真の露出を柔軟的に編集でき、最高品質の画像へ仕上げられます。RAWファイルはプロのカメラマンが利用するフォーマットでもあります。

よって、Apple ProRAWは細部の写真カスタマイズを行いたい方が活用できる機能です。

注意
写真の圧縮を行わないため、容量は1枚で約25MBと非常に大きくなっています。Apple ProRAWを使用せずとも、高品質な写真は撮れるので、本格的な編集をしない方は機能をオフにしておきましょう。

iPhone 12 Pro Maxの大きな違いはカメラ性能の高さ!

iPhone 12シリーズはスタンダードモデルであっても、カメラ性能の高さは秀逸!しかし、iPhone 12 Pro Maxは一眼レフカメラにも引け劣らない性能を持ちます。

次に、iPhone 12 Pro Maxにのみ備わっているカメラ機能をチェックしていきましょう。

2.5倍ズームの望遠カメラを利用できる

iPhone 12 Proは2.0倍ズームの望遠カメラですが、Pro Maxでは2.5倍ズームで撮影可能です。0.5倍のズーム性能向上となりますが、実際に遠くの被写体を撮ってみると、数十メートル以上近い位置から撮影したような写真が撮れました。

iphone12 pro max 望遠

頻繁に動物や、旅行で遠くの写真を撮るという方には、非常に嬉しい機能となっています。

また、望遠レンズを2.5倍ズームで撮影してみると背景が少しぼけて、ポートレートを適用しているような写真が手軽に撮れるのも良かったです。

iphone12 pro max 望遠 背景ぼかした

被写体が遠方にありつつも、背景のぼけたおしゃれな写真を撮りたい方にも、Pro Maxの望遠カメラはぴったりですよ!

センサーシフト光学式で手ブレを最小限に抑えられる

iPhone Pro カメラ 手ぶれ補正

iPhone 12 Pro Maxには、センサーシフト光学式の手ブレ補正が搭載されています。実際に、iPhone 12 Proのデュアル光学式手ブレ補正と比較してみましたが、歩きながらのビデオ撮影では、大きな違いはありませんでした。

しかし、顕著な違いが見られたのは、走りながらビデオを撮影した時です。iPhone 12 Pro Maxは手ブレが軽減され、揺れの少ない鮮明な動画撮影を行えました。

もちろん、動く被写体を撮影する時にiPhoneを動かしても、手ブレ補正が働いて綺麗なビデオを残すことが可能です。

センサーサイズを大型化し明暗差のある写真を撮影できる

iPhone 12 Pro Maxでは、Proよりセンサーサイズが47%拡大されています。センサーサイズは写真の明るさに関わる部分で、1画素あたりの光を受ける面積が増え、より多くの光を取り込めるようになります。

例えば、暗所で撮影した場合でも、白黒のグラデーションをはっきり判別できるような写真を撮影可能!

iPhone 12 Pro Maxで撮影した写真

出典:apple.com

実際に撮影してみたところ、特別大きな差が出たわけではありませんが、白背景が少し明るくなりました。細部のカラーまでこだわりたい方におすすめの機能です。

iPhone 12 Pro・Pro Maxのスペックをレビュー!メモリ容量はさらに向上

iPhone 12 Pro・Pro Maxは当然カメラ以外にも、特筆すべき性能が備わっています。次に、本体のスペックを見ていきましょう。

メモリ容量は4GBから6GBへ

iPhone Pro カメラ メモリ

iPhone 12シリーズには「A14 Bionic」のチップが搭載されており、従来モデルから処理性能が向上しています。さらに、iPhone 12 Pro・Pro Maxはメモリ容量が大きくなり、iPhone 12・miniの4GBから6GBとなりました。

 

メモリ性能が向上すると、スマホが一層サクサク動くようになりますが、「AnTuTu」のツールで測定したベンチマークとしては下記の通り。

総合スコア GPU
iPhone 12 約534000 約230000
iPhone 12 Pro 約650000 約270000
iPhone 12 Pro Max 約660000 約270000
理想値 400000以上 170000以上

ベンチマークの結果はiPhone 12 Pro・Pro Maxが非常に高くなっていますが、iPhone 12も十分高性能です。実際に使用してみて、各モデルとも普段使いの中で動作が重いと感じることはありませんでした。

しかし、スマホは劣化により処理性能も低下するため、メモリ容量は大きいに越したことはないでしょう。

5G対応でWi-Fiなしでも高速通信が可能

5G

iPhone 11では未対応でしたが、iPhone 12から5G通信が可能となりました。5Gを利用すれば、高速かつ大容量通信を行えるため、Wi-Fi環境がなくても快適にスマホを利用可能!

通学・通勤中に容量の大きい動画を視聴したい方は、5G対応のiPhone 12 Pro・Pro Maxがおすすめです。

ただし、5Gの対応エリアは依然として少ないのが現状。地方にお住まいの方はiPhone 12であっても、5G通信を利用できない可能性が高いので、対応エリアは事前に確認しておきましょう。

IP68等級の防水性能

iPhone12 Pro 防水

iPhone 12シリーズで採用されるIP68等級の防水性能とは、「継続的に水没しても内部に浸水することがない」規格です。つまり、流水にさらしたり、入浴中に誤って浴槽へ落下させても故障しません。

実際、濡れタオルで本体を拭く、湿気の多いお風呂で利用するなどの行為を行っても、故障する気配は全くありませんでした。IP68等級の耐水性能はiPhone 11でも採用されていましたが、iPhone 12は下記の通り性能が少し向上しています。

iPhone 12シリーズ 深さ6mまで、最長30分間
iPhone 11 Pro・Pro Max 深さ4mまで、最長30分間
iPhone 11 深さ2mまで、最長30分間

水没は完全にないと保証されていませんが、日常レベルの使用であれば、故障の心配はないでしょう!

iPhone 12 Pro・Pro Maxの充電性能をレビュー!バッテリー持ちをチェック

iPhoneは各シリーズでバッテリー容量や充電性能が異なります。また、iPhone 12シリーズはiPhone 11シリーズよりもバッテリー容量が減少し、電池持ちが気になる方もおられるでしょう。

次に、実際にiPhone 12 Pro・Pro Maxを利用して分かった充電性能をレビューしていきます。

1日は不安なく利用できる電池容量

iPhone 12 Pro 電池

iPhone 12シリーズの各モデルのバッテリー性能としては、下記表の通りです。

バッテリー容量 オーディオ再生時間 ビデオ再生時間
iPhone 12・Pro 2,815mAh 65時間 17時間
iPhone 12 Pro Max 3,687mAh 80時間 20時間

iPhone 12 Pro Maxのバッテリー容量は非常に大きいですが、電池消費効率も高いのがメリット!

ネットで調べ物をしながら3時間程度使用してみたところ、バッテリーは3%減止まりでした。また、一夜明けて9時間後に残量をチェックしてみると7%減で、待機中の電力消費効率も特別悪くありません。

動画に関しては、Amazon Prime Videoを約30分視聴し、バッテリー消費は3%。そして、仕事以外の移動中や休憩中はスマホを利用し、バッテリー100%の状態から24時間経過後、残量は約45%となりました。

仕事で日中はスマホを触らないのであれば、2日は持つバッテリー容量です。しかし、プライベートで利用頻度が高い日は、1日ごとに充電したほうが良いでしょう。

急速充電に対応した充電スピードをチェック

iPhone Pro 急速充電

iPhone 12 Pro・Pro Maxは高速充電に対応しており、短時間でバッテリーを蓄えられます。試しに、下記条件で充電性能をチェックしてみました。

  • 純正 USB-C – Lightningケーブルを利用
  • 純正 20W USB-C電源アダプターを利用
  • 残量1%から充電開始

30分ケーブルを接続した後、残量をチェックすると51%まで充電されました。

Apple公式サイトには、iPhone 8以降は高速充電機能を利用すれば、約30分で最大50%まで再充電できると記載があります。よって、充電スピードは公表されている仕様通りでした。

その後、本体がフル充電となるまでの時間としては、下記の通りです。

30分後の残量 50%
1時間後の残量 85%
1時間半後の残量 95%
フル充電までの時間 1時間50分

もし、本体の充電を忘れてしまっても、安心できる充電スピードと言えますね!

注意
iPhone 12シリーズを高速充電するには、出力が20W以上あるPD規格の急速充電器が必要です。

iPhone 12 Pro・Pro Maxの新規格MagSafeで確実なワイヤレス充電を実現

iPhone 12シリーズから、新たに採用されたアクセサリー規格がMagSafe(マグセーフ)です。使い方としては、本体の背面に微弱な磁石が内蔵されているため、iPhoneのアクセサリーをマグネットで装着できます。

そして、MagSafe規格を活用した新たな充電方法の1つが、MagSafe充電です。

MagSafe充電器

出典:apple.com

iPhone 12 Pro・Pro MaxはQi規格に対応しており、無線充電が可能。しかし、充電部が丸みを帯びて滑りやすいアイテムも多く、しばらく経ってから見ると正常に充電されていないケースも。

その点、MagSafe充電器は磁石で固定するため、確実に充電を行えます。また、スマホ本体を手で持ちながら操作できるので、置き型のワイヤレス充電器より使い勝手も良好でした。

手で持ちながら操作

しかし、ワイヤレス充電の場合、気になるのは充電速度ですよね?MagSafe充電は最大15Wのワイヤレス規格のため、充電スピードが速いわけではありません。

実際に充電速度を測ってみると、下記のような結果となりました。

30分後の残量 24%
1時間後の残量 47%
1時間半後の残量 71%
2時間後の残量 90%
2時間半後の残量 97%
フル充電までの時間 2時間50分

日常レベルで使用する分には、全く問題ない充電性能です。しかし、充電スピードを上げたい方は有線を利用するようにしましょう。

関連記事:【2021】高速充電対応のワイヤレス充電器 おすすめ 21選 | iPhoneやapple Watchにも対応

iPhone 12 Pro・Pro Maxの使用して分かったイマイチな点

iPhone 12 Pro・Pro Maxは最新モデル、かつハイエンドモデルということもあり、利点が多数あります。しかし、実際にiPhoneを利用している中で、気を付けたいデメリットがあることも分かりました。

次に、iPhone 12 Pro・Pro Maxの利用時に注意したいデメリットを解説していきます。

ステンレスフレームで傷が付きやすい

iPhone 12 Pro・Pro Maxのフレームには、ステンレス素材が採用されています。磨き上げられた光沢で、おしゃれ度も一段とアップしているのが特徴です。

iPhone12 Pro 傷

しかし、ステンレスフレームは傷が付きやすいのが大きなデメリットです。私のiPhone 12 Proも知らぬ間に傷が付いており、おそらくスマホ以外のものを一緒にポケットへ収納したためと思われます。

美しいフレームを維持するために、保護ケースの装着も検討するようにしましょう。

生体認証はFace IDのみで指紋認証はなし

iPhone12 Pro 指紋認証なし

従来モデルと同様、iPhone 12シリーズには指紋認証(Touch ID)が搭載されていません。生体認証はFace IDを利用した、顔認証のみとなります。

昨今のマスク着用の必須化を受け、iPhone Xから廃止された指紋認証を求める方も多いのではないでしょうか?

もし、iPhone 12の生体認証でも簡単にロックを解除したい方は、Apple Watchも検討してみましょう。Apple Watch Series 3以降であれば、iPhoneと合わせてマスクを着用したままロック解除できるので、非常におすすめですよ!

関連記事:【2021年マニアが選んだ】おすすめNo1のApple Watchは?Series6, SE, Series 3など全機種徹底比較!

音質性能はまずまず

iPhone12 Pro 音質

iPhone 12 Pro Maxは筐体サイズが一番大きいため、音楽を聞いてみると、iPhone 12シリーズの中でも音質は少し良い印象でした。特に、低音が強く迫力もあり、音質にこだわりがなければ申し分ない性能です。

ただし、気になるのはスピーカーのバランス。フロント上部と底面にスピーカーがあるため、横持ちにした時のサウンドバランスは少々悪い感じがしました。

感覚としては、底面スピーカーのほうがサウンドの鳴りが良かった印象です。そもそも、iPhoneやApple製品自体が音質に弱いので、iPhone 12シリーズで音質が格段に向上しない点にご注意ください。

iPhone 12 Pro・Pro Maxをおすすめできる人

iPhone 12 Proをおすすめできる人

iPhone 12 Pro Maxをおすすめできる人

  • コストを抑えて高品質な写真を撮りたい人
  • 片手でスマホを操作したい人
  • 頻繁に写真・ビデオを撮影する人
  • 高品質な写真を残したい人
  • 大画面のスマホを操作したい人
  • バッテリー切れの不安を少しでも払拭したい人

iPhone 12・miniも含め、カメラ性能を優先したいのであれば、圧倒的にiPhone 12 Pro Maxがおすすめ!質の高い写真・動画を撮れるのはもちろんのこと、手ブレ補正でストレスなく撮影できるのもメリットです。

また、両手操作となりますが、スマホが小さくて画面が見にくいと思っている方にもおすすめのモデルです。

一方、iPhone 12 Proのカメラ性能はPro Maxに劣るものの、望遠カメラで遠くの被写体を撮影可能!さらに、コンパクトなサイズのため小さいバッグやポケットに収納したり、片手で操作もギリギリ行えます。

何より、iPhone 12 Pro Maxより出費を抑えられるので、コスパ重視の方はiPhone 12 Proをチェックしましょう。

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iPhone 12 Pro・Pro Maxのおすすめ関連アクセサリー

iPhone 12 Pro・Pro Maxにはスマホの定番アクセサリーから、専用アクセサリーまで、幅広い関連アイテムが販売されています。ここでは、一緒に揃えたいおすすめアクセサリーをご紹介します。

保護フィルム

保護フィルム

出典:amazon.co.jp

iPhone 12には「Ceramic Shield」という素材が採用され、iPhone 11の4倍の耐久性を持ちます。しかし、落下すると当然ディスプレイが割れる可能性もあるため、画面フィルムを貼り付けるのがおすすめ!

フィルムは画面を保護する以外にも、指紋が付きにくいアイテムや指触りの良いアイテムなど様々です。また、丈夫なガラスフィルム・安価なプラスチックフィルムでもアイテムは分かれるので、各保護フィルムの性質を比較しながら選定しましょう。

関連記事:【2021年マニアが厳選】もう割れない最強のiPhoneガラスフィルム売れ筋ランキング!!

スマホケース

スマホケース

出典:amazon.co.jp

ディスプレイと同様に、iPhoneの背面・側面は落下による衝撃に弱いです。保証対象外であれば、修理代はProモデルで65,780円、Pro Maxモデルで71,280円と非常に高額。

故障の要因を取り除くためにも、スマホケースの利用を検討しましょう。

衝撃から守るだけでなく、持ちやすさを重視したアイテムや手帳型・レザーケースでデザイン性を重視したアイテムなどもあるので、好みのスマホカバーがないか一度チェックしてみてくださいね。

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MagSafe対応スマホスタンド・カードケース

MagSafe対応スマホスタンド・カードケース

出典:amazon.co.jp

MagSafeのアクセサリー規格は充電器以外に、背面へ取り付けるカードケースとしても利用できます。スマホと電子マネーカードだけで手軽にコンビニへ買い物に行きたい方や、利用頻度の高いクレジットカードを素早く出したい方に、おすすめのアクセサリーです。

中には、スマホスタンドの役割を持つアイテムも!いつでもカードケースがスタンド代わりになるため、動画視聴時やビデオ通話時に大変重宝できますよ!

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カメラカバー

カメラカバー

出典:amazon.co.jp

Proシリーズの最大の魅力であるカメラ機能ですが、ボディと同じく衝撃に弱いです。カメラを擦り傷や衝撃から守りたい方は、レンズカバーを要チェック!

レンズカバーはカメラを覆わないタイプから、高透過率のガラスで全体を覆うタイプの2種類があります。本来の高画質のまま写真・ビデオを撮影でき、また安価な値段で売られているのでおすすめですよ!

モバイルバッテリー

iPhone12 Pro モバイルバッテリー

iPhone 12 Pro・Pro Maxは1日であれば、充電切れを心配せず利用できるバッテリー容量です。しかし、旅行や出張で長期間外出する場合、充電切れになる可能性もあります。

バッテリー切れを無くしたいのであれば、モバイルバッテリーの利用をおすすめします。コンパクトなアイテムも登場しており、大きな荷物とならず持ち運べて非常に便利です。

モバイルバッテリーの容量は、1回フル充電にする場合は5000mAh、2回の場合は10000mAh以上のアイテムが目安となります。ただし、付属の充電ケーブルはType-Cコネクタが採用されているので、必ずType-C端子を持つアイテムを選びましょう。

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iPhone 12 Pro・Pro Maxのよくある質問

iPhone 12 Pro・Pro MaxはNFCに対応していますか?

iPhone 12 Pro・Pro MaxはNFC技術を利用可能なので、Apple PayやモバイルSuicaなどのサービスも活用できます。

ただし、Androidでは可能な、NFCを活用したワイヤレスイヤホンやヘッドホンとのペアリングはできないので、ご注意ください。

iPhone12 Proは中古で買って大丈夫?

メルカリやヤフオクのフリマアプリをはじめ、リサイクルショップなどでも中古品は販売されています。保証の有無や端末情報が分かれば、安心して購入できるでしょう。

SIMフリーのiPhoneを探している方はSIMロック解除がされているか、あらかじめご確認ください。

中古でiPhoneを検討するなら、中古スマホ専門店の「イオシス」がおすすめです。

ネット通販サイトを利用するなら在庫数の多いイオシスがおすすめ

出典:iosys.co.jp

中古のスマホやタブレットのネットショップといえば「イオシス」と言われるほどに定番のショップです。実際に「中古 iPhone」「中古 スマホ」などで検索すれば、イオシスが検索結果にほぼ出てくるのではないでしょうか。

イオシス中古端末の在庫が豊富なので、中古iPhoneを検討しているのであればぜひチェックしてみてくださいね。

iPhone 12 Pro・Pro Maxを安く買う方法はありますか?

ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの割引を適用すれば、安く購入できます。

SIMフリーのiPhoneはネット通販サイトだけでなく、ヨドバシやビックカメラ、ヤマダ電機、エディオンなどの家電量販店でも取り扱っているため、ポイントも付与されてお得です。

iPhone 12 Pro・Pro Maxを売るならどこが良いですか?

ゲオやTSUTAYA、BOOKOFFなどで店頭買取を行っています。

また、自宅にいながらiPhoneを売れる宅配買取サービスもあるので、一度チェックしてみてください。

iPhone 12 Pro・Pro Maxのレビューまとめ

iPhone 12 Pro・Pro Maxのレビューを行いましたが、スタンダードモデルからの違いを大きく実感できるのは、サイズとカメラ性能です。

iPhone 12 Pro Maxはディスプレイのインチ数が上がり、より見やすい画面で動画視聴やネットサーフィンを行えます。片手操作は困難ですが、文字が小さくて見にくいと感じる方は、iPhone 12 Pro Maxをご検討ください。

さらに、Proシリーズはカメラ性能が著しく向上し、高精細な写真を撮影可能!また、手ブレ補正やズーム倍率が上がったりと、使い勝手も非常に良くなりました。

その他の機能は特別大きな変化が見られないため、カメラ性能を重視したい方は、Proシリーズをチェックするようにしましょう!

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