【デメリットも解説】定置型の家庭用蓄電池おすすめメーカー11選!後悔した人の口コミも

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価格・蓄電容量で選ぶ定置型家庭用蓄電池おすすめメーカー11選!充電回数・保証比較も

電気代を大幅に節約できる家庭用蓄電池。導入には、国・地方自治体が行う省エネ事業の補助金を受けられる場合もあるため、将来の貯蓄額増額のためにも注目を集めています。

しかし家庭用蓄電池は、蓄電容量が1~2部屋だけをカバーする小容量タイプから、住宅すべてを賄う大容量タイプまで種類が豊富。生活パターンに合わない容量を購入すると、逆に損をする場合もあるため、どれがいいか迷いますよね。

そこでこの記事では、家庭用蓄電池の後悔しない選び方と、おすすめメーカー11選をご紹介します!ランキングでは、選べる蓄電容量・補償内容・繰り返し使える回数(サイクル数)まで詳しく解説。家族の人数ごとに適した容量、屋内に設置できるタイプ、太陽光発電との連携対応メーカーもご紹介します。

家庭用電池とは?

家庭用蓄電池とは、家庭で使用する電力を蓄えておくための装置です。特に太陽光発電システムと併用されるケースが多く、発電された電力をその場で使うだけでなく、必要なときに備えて保存したり売ったりできるようになります。

家庭用蓄電池システムは、スマホアプリなどで簡単に監視・管理が可能。自宅のエネルギー消費をリアルタイムで把握し、効率的にコントロールできます。

家庭用蓄電池のメリット・デメリット

この章では、家庭用蓄電池を導入するメリット・デメリットをご紹介します。節約のためにメリットが多い家庭用蓄電池ですが、人によってはデメリットに感じるポイントも多くあります。以下の内容を確認し、家庭用蓄電池購入が自分に必要かをしっかり検討してください。

家庭用蓄電池のメリット

家庭用蓄電池のメリット

出典:tesla.com

家庭用蓄電池のメリット
  • 電気代を節約できる
  • 地震・台風など災害時の停電中にも、照明・家電を使用できる
  • 電気自動車との連携で、車の燃料費も節約できる
  • AI機能搭載タイプなら、初心者でも効率よく節電できる

家庭用蓄電池のメリットは、なんと言っても電気代を節約できること。蓄電池のユニット・昼夜の電気使用量・天候などに合わせてモードを柔軟に設定することで、電気代を3分の1〜5分の1ほどに減らすことが可能です。

また、地震・台風などによる停電時にいつも通り家電が使用できるのもメリット。夜間の停電の際は照明が使用できるので、家具につまずくなどの事故も防止できますよ。

蓄電池と一緒に電気自動車も導入すれば、ガソリン代も節約可能。ガソリン車から電気自動車に乗り換えれば、年間のガソリン代が10万円以上安くなると言われています。電気自動車をお持ちの方・購入を検討している方にもぴったりです。EV車と連携するなら、EV車との接続に対応したメーカー・プランを選びましょう。

家庭用蓄電池のデメリット

家庭用蓄電池のデメリット

家庭用蓄電池のデメリット
  • 太陽光発電の発電量が減る場合がある
  • 自分に最適な蓄電池・プランを選ぶのが難しい
  • 蓄電池には寿命がある
  • 設置する際の初期費用が高額

すでに太陽光発電を導入している方は、家庭用蓄電池の導入で、太陽光発電の発電量が減る場合があるので注意が必要です。蓄電池が電気を蓄電する際は、直流電流を交流電流に変換するパワーコンディショナー(パワコン)を通します。

例えば太陽光発電で4回路のパワコンを使用していた場合、そのまま蓄電機を接続すると、蓄電機に2~3回路を取られます。すると回路を蓄電池に回した分、太陽光の発電量が減少し、思ったように節約できない場合も。太陽光発電と連携する場合は、自分の判断でユニットを構築せず、太陽光発電に精通したメーカーに任せましょう。

また家庭用蓄電池導入は蓄電機タイプ・プランなど、初心者には最適な蓄電池・プランを選ぶのが難しいのもデメリット。プランが合わないと、あまり電気代が安くなったと感じられない場合があります。自宅に合わない大容量の高額の機種を購入して、節約どころか損をする可能性も否めません。

家庭用電池はどんな人におすすめ?

家庭用蓄電池はどんな人におすすめ?

出典:kyocera.co.jp

家庭用蓄電池は、電気代を節約して、家計の負担を減らしたい方におすすめ。多くの蓄電池では、コントロールパネル・スマホアプリなどで主に以下の4種類ほどの作動モードを選択が可能です。

家庭用蓄電池で選べるモード
  • 経済優先モード:夜間電力で蓄電池に充電し、朝夕は蓄電池の電気を使用。余ったら売電できる
  • グリーンモード:蓄電した電気を主に自家消費に使用し、効率よく電気を使用
  • 売電押上げモード:太陽光発電システムが溜めた電気を優先的に使用し、売電量を増やす
  • 蓄電安心モード:万が一の災害・停電に備えて蓄電池の残量を確保する

家庭用蓄電池の導入には、プランにより初期費用が100~400万円ほどかかるもの。しかし電気代の節約によって、10年ほどで元が取れると言われています(運用方法で変わります)。長い目で見て、生涯の電気代を節約したい方におすすめです。

また家庭用蓄電池は太陽光発電機をお持ちの方にもおすすめです。電気が余ったら電力会社に売電もできるので、家計にプラスに働きます。

逆に家庭用蓄電池は、1人暮らしの方・夜間しか自宅にいない方にはおすすめしません。1人暮らしの方・夜間しか自宅にいない方だと、大きな電気代の節約に期待できないため、メリットが少ない場合も。ご家族の人数が3人以上のご家庭にぴったりです。

家庭用蓄電池を導入して後悔した人の声

家庭用蓄電池を導入して後悔した人の声

家庭用蓄電池は、蓄電容量・プランなどの選び方を間違えると、思ったように電気代を節約できない場合もあります。参考として「導入して後悔した」という声を紹介します。

家庭用蓄電池を導入して後悔した人の声
  • 安い深夜電力を蓄電しているはずなのに、電気代が安くならない
  • 補助金の申請が受理されなかった
  • 不要な容量・機能を搭載した蓄電池を購入してしまった

家庭用蓄電池を導入して、後悔した方のもっとも多いのは「思ったほど電気代が節約できない」という声。蓄電池で夜間の電気を蓄電して安く運用するには、昼間の電気代が高いプランに移行する必要があります。そのため、昼間に蓄電容量を超えて電気を使用すると、逆に電気代が高くつく場合もあります。

昼間に自宅で過ごす時間が長い方は、使用電気量が蓄電容量を超えないようにプラン・蓄電池を選びましょう。逆に使用電気量よりはるかに蓄電機の容量が多い場合、大容量タイプは高額なため、初期費用がかさんで元がとれない場合も。ライフスタイルに合ったプランをしっかり検討する必要があります。

また、家庭用蓄電池の購入には、補助金が用意されている自治体も存在します。しかし補助金を受けるには、太陽光発電の規模・蓄電池のタイプなど、条件が付けられているケースが多いです。蓄電池を購入し、補助金の申請を検討している方は、国・自治体が発表する補助金対象要件をしっかり確認してください。

家庭用蓄電池の価格の相場

家庭用蓄電池の価格の相場

出典:toyota.co.jp

家庭用蓄電池の相場価格は、蓄電池のタイプで異なります。電力会社の電気だけを蓄電する単機能タイプは、本体価格が80~200万円ほどと低価格。太陽光発電と連携できるハイブリッドタイプが、200~400万円くらいです。

太陽光発電・電気自動車との連携ができるトライブリッドタイプは300~500万円ほどで購入できます。決して安い買い物とは言えませんので、損をしないよう自宅の規模・家族の人数に合ったメーカー・プランをしっかり検討しましょう。

さらに家庭用蓄電池設置の初期費用には、蓄電池・ユニットの設置工事費用も別途必要です。単機能タイプの設置費用が10~20万円ほど。ハイブリッド・トライブリッドタイプで30万円ほどかかります。家庭用蓄電池の価格を確認する際は、設置工事費用込みか、別かもしっかり確認しましょう。

家庭用蓄電池を購入すると補助金はいくら出る?

家庭用蓄電池を購入すると補助金はいくら出る?

家庭用蓄電池を購入すると、令和6年度は日本国と地方自治体から以下の補助金を受け取れる場合があります。

補助金制度 管轄 補助金額
DR(ディマンドリスポンス)補助金 資源エネルギー庁
  • 蓄電池商品&工事代金の1/3以内
  • 初期実行容量の1kWhあたり3.2万円
  • 上限60万円
子育てエコホーム支援事業 国土交通省 1戸6万4,000円 一律
蓄電池設置への補助金 地方自治体
  • 東京都:上限15万円/kWh
  • 大阪府:4~6万円 など

東京都以外にお住まいで、国の補助金としてもっとも高額に期待できるのは、資源エネルギー庁が行う「DR補助金」。補助金額は、購入する蓄電容量・メーカーなどで大きく変わりますが、単機能蓄電池の蓄電容量9.4kWhタイプでも、30万円以上の補助実績があります。

国土交通省が行う「子育てエコホーム支援事業」では、1戸当たり一律6万4,000円支給。地方自治体でも、4~6万円ほどの支給を行う市町村があります。例えば東京都では蓄電池システムの3/4(上限15万円/kWh)を補助。最大で120万円の補助金を受け取れます。

大阪府では、市町村ごとに4~6万円の補助金額を提示。補助金の受け取りは国・地方自治体の併用もできるため、全ての補助金に申請してみてください。補助金の受取りには、例えば子育てエコホームだと、「子育て世帯であること」など利用条件・基準が設定されているので、しっかり確認しましょう。

ただし補助金は、DR補助金で75億円・子育てエコホーム支援事業で400億円と上限が設定されているもの。上限に達すれば、受付け終了となるため、検討中の方はできるだけ早めに申請してください。

また補助金を受けるには、管轄の省庁・地方自治体が認可するメーカーからの購入が必要。補助金申請を検討している方は、補助金対象のメーカーかを購入前に必ず確認してください。

参考:国土交通省「子育てエコホーム支援事業・事業内容」

参考:経済産業省資源エネルギー庁「VPP・DR普及に関する施策・実証事業(補助金)」

参考:株式会社ゼロホーム「2024年度(令和6年度)の蓄電池の補助金は?申請条件を解説!国(Sii)・地方自治体」

補助金対象メーカー
  • シャープ
  • CIC 長州産業株式会社
  • 京セラ
  • ニチコン
  • パナソニック など

家庭用蓄電池の選び方

家庭用蓄電池の導入を検討する際は、蓄電容量・本体サイズ・負荷型・太陽光発電との連携・サイクル数を確認しましょう。特に生活パターンに合わない蓄電容量を選ぶと、電気代の節約率が下がる場合があるのでしっかり確認が必要。それぞれ詳しく解説します。

家電の出力・使用量に合わせて蓄電容量をチェック

家電の出力・使用量に合わせて蓄電容量をチェック

出典:tesla.com

定置型家庭用蓄電池を選ぶ際はまず、蓄電最大容量をチェックしましょう。蓄電容量は、kWh(キロワットアワー)で表示され、家庭用タイプでは3.5~17kWhほどの商品が販売されています。kWhとは、1時間に使用できる電力量を表す単位。蓄電容量4kWhの蓄電池なら、合計4kWの家電を1時間使用できます。

例えば消費電力1,000Wのドライヤーを6分間使用すると、消費電力は1,000W×0.1h(時間)で、0.1kWh。消費電力700Wのエアコンを1時間使用すると、消費電力は700W×1h(時間)で、0.7kWhです。以下の表を参考に、蓄電池に接続して1日に使用する家電の消費電力を合計し、最適な蓄電量を算出してください。

機器・家電 消費電力目安 1時間の電力消費量目安
テレビ 約160W 0.16kWh
冷蔵庫 約100W 0.1kWh
エアコン 約700W 0.7kWh
照明 約60W 0.06kWh
IHクッキングヒーター 約1,000W 1kWh

使用する家電が少ないなら4~10KWhほどの蓄電池がおすすめ

人数が少ないご家庭や、日中に仕事・学校などで外出する機会が多い方には、蓄電容量4~10KWhほどの蓄電池がおすすめです。家庭用蓄電池の蓄電容量の選び方は、接続する機器・家電の量・使用時間・使用人数などで異なります。

夕方から夜間にかけてのみ電気を使用する場合、エアコン・冷蔵庫テレビなどを合わせても、消費電力量は4~5kWhでも十分に賄えます。少量タイプは、価格目安も100~200万円ほどと安いため、コストを抑えたい方にもおすすめです。

家中の電化製品を接続する場合、4人以下の家族構成なら、6~9kWhほどの商品がおすすめ。IHクッキングヒーター・電気給湯器を使用するオール電化の住宅なら、10~12kWhほどの商品をチェックしましょう。

低容量タイプの蓄電池を販売するメーカー
  • シャープ:4.2kWh~
  • 京セラ:5kWh~
  • ニチコン:4.9kWh~
  • パナソニック:3.5kWh~

家族の人数が5人以上と多いなら、10KWh以上の蓄電池をチェック

家族の人数が5人以上と多いなら、10KWh以上の蓄電池をチェック

出典:kyocera.co.jp

日中自宅で過ごす機会が多い方には、10~16kWhほどの蓄電容量がおすすめです。例えばエアコンを24時間使用すると、消費電力は1日に約16.8kWh。加えて冷蔵庫は1日中使用し続けるので、コンパクトなタイプでも2kWhほどを消費します。

エアコン、冷蔵庫・電子レンジ・オーブンレンジなどが大型になれば、さらに消費電力もアップします。家族の人数が増えて、家電の使用量が増えても消費電力は増すので、5人以上の世帯には14~16kWh以上の蓄電池がおすすめです。

16kWhでは賄えるか不安な方には、蓄電ユニットを2台以上接続して20kWh以上に増設できる「テスラ」の蓄電池もおすすめですよ。

ただし、家庭用蓄電池の蓄電容量が増えるほど初期費用も高額になるため、予算ともしっかり照らし合わせて選びましょう。また蓄電池は、200V出力のハイパワー家電には対応していない場合も。エアコン・IHクッキングヒーターなど高出力家電に使用したい方は、「200V対応」の表記を確認して購入してください。

大容量タイプの蓄電池を販売するメーカー
  • ニチコン:最大16.6kWh
  • オムロン:最大16.4kWh
  • テスラ:最大13.5kWh(10台まで増設可能)
  • 京セラ:最大15kWh

設置できるスペースに合わせてサイズ・設置方法をチェック

家庭用蓄電池の購入を検討する際は、設置できるスペースに合わせてサイズ・設置方法に注目しましょう。家庭用蓄電池のサイズは、蓄電容量に会わせてエアコンの室外機の1/4ほどから、小型冷蔵庫くらいまでさまざま。床置き・壁掛けなど設置タイプも選べるので、設置したいスペースに合わせて選んでください。

マンションで使用するなら、屋内用・壁掛けタイプがおすすめ

 

マンション・庭の設置スペースがない家庭には、壁掛けタイプがおすすめです。壁掛けタイプには屋内用と屋外用があり、サイズはエアコンの室外機の1/4ほどのコンパクトな商品が豊富ただし、壁掛けタイプは壁に穴を開ける必要があるため、穴を開けたくない方はコンパクトな床置きタイプを選びましょう。

また、室内に設置する方は、寝室・リビングなどへの設置は避けるのがベター。家庭用蓄電機は、作動中に30~40デシベルほどの動作音が起きます。冷蔵庫ほどの動作音が鳴り続けるので、音がしても気にならない場所に設置しましょう。またコンパクトな蓄電池は、10kWh以下と蓄電量が少ないタイプが多いので注意してください。

また家庭用蓄電池は、蓄電ユニットに加えパワーコンディショナー(パワコン)の設置も必要。2種類もの機器の設置が難しい方には、蓄電池・パワコン一体型で薄型な、テスラ・ネクストエナジーの蓄電池もおすすめです。

コンパクトな本体サイズに配慮するメーカー
  • シャープ:幅50×奥行36×高さ60.5cm~
  • CIC 長州産業株式会社:幅49×奥行14.7×高さ74.1cm
  • 京セラ:幅48.5×奥行28×高さ56.2cm
  • パナソニック:幅48×奥行24.5×高さ66cm

一軒家なら、大容量蓄電できる屋外用もおすすめ

一軒家なら、大容量蓄電できる屋外用もおすすめ

出典:toyota.co.jp

一軒家にお住まいで屋外に庭・広いスペースがあり、消費電力量が多い方には、屋外用がおすすめです。屋外設置タイプの家庭用蓄電池は、本体サイズが幅70~120×奥行30~50×高さ120~160cmほどと大型のタイプが豊富。その分12~16kWhほどと蓄電容量も多いので、たっぷり安心して電気を使用できます。

ただし屋外用蓄電池は、洪水・台風・地震など災害による故障のリスクがあります。屋外用の設置を検討している方は製品保証に加え、「自然災害補償」が無料で付属するメーカーがおすすめです。また海の近くには設置できない商品が多いため、設置個所が海に近い方は「重塩害地域対応」の表記を確認してください。

重塩害地域対応の蓄電池を販売するメーカー
  • ニチコン
  • オムロン

用途・予算に合わせて全負荷型・特定負荷型を選ぶ

用途・予算に合わせて全負荷型・特定負荷型を選ぶ

出典:tesla.com

家庭用蓄電池を購入する際は、全負荷型・特定負荷型の負荷型タイプを選びましょう。家庭用蓄電池は、全負荷型・特定負荷型かで、電力をカバーできる範囲・コストが異なります。以下を参考に、用途・予算に合わせて選んでみてください。

停電時でも普段と変わらない生活をしたいなら、「全負荷型」がおすすめ

もしもの停電の際にも、リビング・寝室・浴室など、全ての機器・照明・家電を普段通りに使用したいなら、全負荷型がおすすめです。全負荷型とは、マンションの全ルーム・一戸建ての部屋すべてに電気を供給するシステム。分電盤(ブレーカー)に搭載されている、すべての負荷設備を賄います。

全負荷型なら、急な停電時でも全ての部屋に明かりが灯せて安全性が高いため、家族の人数が多いご家庭にぴったりです。蓄電容量が多い蓄電池に豊富なため、お湯の供給にも電気を使用するオール電化住宅にもおすすめですよ。

ただし全負荷型の蓄電池は、次に解説する特定負荷型に比べ、設置工数が多いため、初期費用が割高。また意図しない待機電力により、電力の消耗が激しく電気代が上がる場合があるので注意しましょう。

低予算で家庭用蓄電池を導入するなら、特定負荷型をチョイス

できるだけ初期費用を安く導入したい方には、特定負荷型の蓄電池もおすすめです。特定負荷型とは、分電盤の負荷設備を1~2つ選んで使用するタイプ。例えばキッチンとリビングのみなど、部屋を選んで使用するイメージです。

特定負荷型のメリットは、導入コストが安いこと。本体価格+設置費用合わせて200~400万円ほどかかる全負荷型に比べ、100~200万円ほどでも導入できます。供給するエリアを限定するため消費電力量も少なく、急な停電時も長時間の使用が可能です。2~3人ほどの人数が少ないご家庭にぴったりです。

ただし特定負荷型の蓄電池は、蓄電容量が4~7kWhほどと低いタイプが多いのがデメリット。少なすぎる場合は、2台以上増設できるメーカーだと10~13kWhほどの容量を確保できますよ。同じメーカーでも機種によって全負荷型・特定負荷型が異なるので、検討の際はしっかり確認してください。

運用が心配ならAI搭載機がおすすめ

「初めての家庭用蓄電池の購入で、効率よく活用できるか心配」という方にはAI機能を搭載するメーカーもおすすめです。蓄電池のAI機能とは、あなたやご家族の生活パターンを解析し、最適なモード・蓄電方法を選んでくれるシステム。無駄の少ない蓄電池の運用をサポートしてくれますよ。

AI機能を搭載しているメーカー
  • シャープ
  • CIC 長州産業株式会社
  • ニチコン
  • パナソニック
  • ネクストエナジー

売電して電気代をより削減するなら、太陽光発電との連携ができるかも確認

電力会社に自宅で発電した電気を売って、より電気料金を節約したい方には、太陽光発電と連携できるか確認しましょう。家庭用蓄電池は、電力会社の供給電気だけでなく、太陽光発電機からの電気を蓄電できる「ハイブリッド型」も選択可能。電気が余ったら、1kWhあたり21~27円ほどで電力会社に買い取ってもらえます。

今回おすすめランキングでご紹介している家庭用蓄電池メーカーは、全て太陽光発電との連携に対応。特にシャープ・パナソニック・オムロンなどは、自社の太陽光発電機とのユニット販売も行っています。蓄電池の後付けもできますが、まだ太陽光発電機を所有していない方は、ぜひチェックしてみてください。

ただし売電は、売電期間が10年間で終了する「FIT制度」、太陽光発電機の出力容量が10kW未満だと安くなるなど、注意すべき点も。以下のサイトでは、売電の方法・注意点を詳しく解説していますので、導入を検討中の方は併せてご覧ください。

参考:LIBERAL SOLUTION「蓄電池を使って売電する「ダブル発電」頭に入れておきたい基礎&応用知識」

運用コストを抑えるなら、サイクル数6,000回以上の高寿命タイプを

運用コストを抑えるなら、サイクル数6,000回以上の高寿命タイプを

出典:jp.sharp

蓄電池にかかるコストをできるだけ抑えて、長く使用したいなら、各メーカーの「サイクル回数」もチェックしましょう。家庭用蓄電池のサイクルとは、満充電から電気の使い切りまでを1回としてカウントする蓄電池の寿命のこと。メーカー・機種により6,000~1万2,000回ほどと差があります。

蓄電池は、サイクル数が増えるごとに蓄電できる容量が減少。最大サイクル数を超えると、購入時の蓄電量の60%ほどになり、交換が必要です。例えばサイクル数が6,000回の蓄電池だと、1日1サイクルで計算すると、目安寿命は約16年。サイクル数1万2,000回の蓄電池なら、目安寿命は32年ほどです。

サイクル数が多いほど蓄電池は長持ちし、運用コストを低減可能。電気料金低減のために蓄電池の導入をお考えなら、しっかり確認してください。

蓄電池のサイクル回数が多いメーカー(メーカー発表)
  • CIC 長州産業株式会社:1万2,000回
  • 京セラ:1万2,000回
  • オムロン:1万1,000~1万2,000回
  • 住友電工:1万1,000回

メーカー保証は、10年~15年あると安心

家庭用蓄電池を購入する際は、メーカー保証が何年付いているかもしっかり確認しましょう。蓄電池のメーカー保証は、10年間とするメーカーがほとんど。しかし蓄電池は10~15年の間で不具合が出やすいので、できれば無料で15年間の保証をするメーカーがおすすめです。

保証は、有償で保証期間を10年から15年に延ばすサービスを行うメーカーも選択可能。保証が切れてからの故障が心配な方はチェックしてみてください。

蓄電池のメーカー保証には、「製品保証」「蓄電容量保証」の2種類があるので注意しましょう。製品保証は本体の故障に対する補償。蓄電容量保証は、蓄電容量がサイクル数満了前に60%ほどに低減した場合にバッテリーを無償交換してくれる期間です。

メーカーによっては製品保証15年・蓄電容量保証10年など年数が異なる場合もあるので、両方ともしっかり確認してください。また中には、地震・台風など自然災害による故障も保証してくれるメーカーも選択可能。予期しない災害が心配な方は、チェックしてみてください。

保証が長いメーカー
  • オムロン:製品保証15年・蓄電容量保証15年
  • 住友電工:製品保証15年・蓄電容量保証15年
  • パナソニック:製品保証15年・蓄電容量保証10年・自然災害補償10年

家庭用蓄電池おすすめ人気ランキング比較一覧表

「Picky’s編集部が独自の調査で上位サービスをポイント制で集計。本当に人気のおすすめサービスを厳選しました。」
商品公式サイト選べる蓄電容量蓄電機サイズ(幅×奥行×高さ)設置可能場所サイクル数価格保証期間対応エリアその他特徴
SHARP公式サイトコンパクト:4.2kWh、ミドル:6.5kWh、大容量:8.4・9.5kWhコンパクト:50×36×60.5cm、ミドル:52~56×26.3~32×50~57.5cm、大容量:56×47×68.5cm、屋内・屋外(屋内用のみも有)230万6,480円~製品保証10年、容量保証10年(有償で15年に変更可)全国コンパクト以外は全負荷型、パワコン別、電力モニタ付属、200V家電対応、経済性・クリーン・充電・ECHONET Lite機器専用モードの4モード選択可能、補助金対象、太陽光発電連携可、AI機能搭載、EV車接続対応
CIC 長州産業株式会社公式サイトスマートPVマルチ:6.3・6.5・9.8・12.7・16.4Wh、スマートPVプラス:7.04・14.08kWhスマートPVマルチパワコン:45×23.2×56.2cm、スマートPVマルチ蓄電池:49×14.7~29.5×74.1~101cm、スマートPVプラスパワコン:44.5×19.6×69.8cm、スマートPVプラス蓄電池:58×45.9×107cmなど屋内・屋外(屋外のみの機種も有)1万2,000回296万3,400円~(送料・工事費込み)施工保証10年、構成機器保証15年全国全負荷・特定負荷選択可、パワコン別、蓄電ユニット用ゲートウェイ付属、スマートPVプラスは200v家電対応、経済・安心・自家消費・売電優先の4モード選択可能、AI機能搭載、補助金対象、太陽光発電連携可
京セラ公式サイトEnerezza標準プラン:5kWh、安心プラン:10kWh、超安心プラン:15kWh蓄電池:48.5×28×56.2cm屋内・屋外1万2,000回219万7,680円~(送料・工事費込み)選べる製品保証10年・15年、選べる容量保証10年・15年、自然災害補償10年、期間中メンテナンス費0円全国全負荷・特定負荷選択可、パワコン別、リモコン付属、別売トランスユニット接続で200v家電対応、グリーン・フルグリーン・売電・売電押上・おまかせ運転の5モード選択可能、補助金対象、太陽光発電連携可、クレイ型リチウムイオン蓄電池仕様
nichikon公式サイトESS-T3シリーズ:4.9・7.4・9.9・14.9kWh、ESS-E1シリーズ7.7・9.7kWh、ESS-H2シリーズ12kWh、ESS-Uシリーズ:4.1・11.1・12・16.6kWh54~106×23~30×41.8~125cm屋内・屋外(機種で異なる)139万円~(設置費別)製品保証10年(有償で15年も選択可)、容量保証10年、自然災害補償10年、24時間安心サポート付全国(沖縄・離島含む)特定負荷・全負荷型選択可能、タッチパネルリモコン付属、200v家電対応、EV車との接続可能、グリーン・経済・EVの3モード選択可能、AI機能搭載、補助金対象、太陽光発電連携可、重塩害地域対応タイプあり
TOYOTA公式サイト8.7kWhハイブリッドパワーコンディショナー:44.5×19.8×69.8cm、蓄電ユニット:114.2×34.1×43.2cm屋外製品保証10年、容量保証10年全国全負荷型、アプリでスマホとの連携が可能、200v家電対応、EV社からの充電可能、売電優先・節エネ・スマート・蓄電の4モード選択可能、補助金対象、太陽光発電連携可
Panasonic公式サイト蓄電池ユニットとして3.5kWh・6.3kWh(屋外用)・6.7kWhの3種類48×24.5×66cm屋内・屋外未公表224万5,100円~(工事費別)製品保証15年、容量保証10年、自然災害補償10年全国全負荷型、パワーステーション別、ネットリモコン付属、自家消費・経済・蓄電の3モード選択可能、補助金対象、AI機能搭載、太陽光発電連携可
OMRON公式サイトKP-BU164-S:16.4kWh、KP-BU98B-S:9.8kW、KP-BU65B-S:6.5kWh、KP-BU127-B:12.7kWh、KP-BU127-B:6.3kWhKP-BU164-S:49×29.5×101cm、KP-BU98B-S:49×29.5×74.1cm、KP-BU65B-S:49×14.7×84.7cm、KP-BU127-B:68.1×33.4×90.9cm、KP-BU127-B:68.1×33.4×62.7cm屋内・屋外(重塩害地域対応タイプは屋外のみ)1万1,000~1万2,000回171万1,730円~(パワコン・工事費込)製品保証15年、容量保証15年全国全負荷型、パワコン別、スマホ・パソコンとの連携可能、200v家電対応、経済・安心・自家消費優先・停電の4モード選択可能、補助金対象、重塩害地域対応、太陽光発電連携可
TESLA公式サイトPowerwall:13.5kWh75.3×14.7×115cm屋内・屋外太陽光発電と併設の場合無制限100万円~(送料・工事費別)製品保証10年、容量保証10年北海道一部地域・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州(北海道一部地域・離島・沖縄応相談)全負荷型、パワコン一体型蓄電池、専用アプリでスマホ連携可能、バックアップ・自家消費・バランス・コスト削減の4モード選択可能、太陽光発電連携可
住友電工公式サイトPOWER DEPO-V:3.3kWh、POWER DEPO-IV:3.3kWh、POWER DEPO-H:12.8kWh、POWER DEPO-III:3.2kWhPOWER DEPO-V:55×27.5×76cm、IV:55×27.5×76cm、H:84×38×120cm、III:53×30×65cm屋内・屋外1万1,000回92万8,000円~製品保証15年、容量保証15年、無料見守りサービス15年全国Hは全負荷型、V・IV・IIIは特定負荷型、パワコン一体型蓄電池、エネルギーモニター付属、Hは200v家電対応、売電優先・自家消費優先・エネファーム・停電の4モード選択可能、補助金対象、太陽光発電連携可、緊急充電モード搭載
Next Energy公式サイトiedenchi-NX:9.8kWh76.2×44×114.5cm屋外6,000回293万円(工事費別)製品保証15年、容量保証10年、自然災害補償10年全国全負荷型、パワコン一体型蓄電池、エネルギーモニター付属、200v家電対応、EV充電対応、ピークカット・ピークシフト・安心バックアップ・停電の4モード選択可能、補助金対象、AI機能搭載、太陽光発電連携可
remix point公式サイトRAC-01HB58X:5.8kWh、RAC-01HB115:11.5kWhRAC-01HB58X:74.9×29×162.7cm、RAC-01HB115:74.9×29×162.7cm屋内・屋外8,000回製品保証10年(別料金で最大15年)、容量保証10年(別料金で最大15年)、自然災害補償10年北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟・富山・石川・福井・長野・山梨・山口・沖縄 以外パワコン一体型蓄電池、200v家電対応、グリーン・経済・安心・停電の4モード選択可能、補助金対象、増設ユニット購入可能、太陽光発電連携可

家庭用蓄電池おすすめ人気ランキング11選

家庭用蓄電池の運用までの流れ

ここまで家庭用蓄電池のメリット・選び方の解説を読んで、導入してみようと思ったら、運用までの流れも確認しましょう。家庭用蓄電池の運用には設置工事が必要なため、お住いの地域の販売店・施工業者に依頼してください。

今回、おすすめランキングでご紹介したメーカーでは、リミックスポイントとテスラ以外は、全て全国どこでも依頼が可能。特にニチコンは離島にも対応しているので、離島にお住いの方はチェックしてみてください。この章では、家庭用蓄電池の申込み方法から契約・設置・運用までの流れをご紹介しますので、導入の際の参考にしてくださいね。

  • 家庭用蓄電池の運用までの流れ
  • STEP.1
    見積もり
    家庭用蓄電池の購入を申し込む際はまず、ホームページの「見積もり依頼フォーム」から見積もりを依頼しましょう。自宅の大きさ・使用する家電の量などで見積額がメーカーにより大きく異なる場合があるので、5~6社ほどでの比較がおすすめです。
  • STEP.2
    見積もりを確認
    見積もりを依頼すると、担当者より連絡があります。訪問・電話・オンラインなど、連絡方法は選べる場合があるので、気軽に訪ねてみてください。機種や住宅の規模によっては現地での調査が必要な場合があります。事前に確認しておきましょう。
  • STEP.3
    プラン・金額に納得したら申込み
    メーカー担当者が提案するプランに納得したら、申込みを行いましょう。売買契約書をとりかわし、設置工事の日取りを決定します。
  • STEP.4
    施工業者による設置工事
    設置工事の日は、工事に6~12時間ほどかかる場合があります。工事当日は丸1日予定を空けておきましょう。工事が完了したら試運転を行い、操作の説明を受けられます。疑問・わからないことがあったら、なんでも質問してください。

家庭用蓄電池の関連商品・サービス

災害時の停電・アウトドアに役立つ「家庭用ポータブル蓄電池」

家庭用蓄電池の設置は難しいけれど、地震・台風などの災害時の停電に備えたい方には、「ポータブル電源」がおすすめです。ポータブル電源とは、ACコンセント・USBポートなどの出力端子を搭載した小型のバッテリーのこと。充電しておけば、停電時・アウトドアでもスマホの充電・家電の使用が可能です。

ポータブル電源の蓄電容量は、少ないタイプで300Wh(ワットアワー)ほど。大容量タイプでは5,000Whくらいです。災害時の停電は2~3日ほど続く場合もあるので、防災目的で導入する場合は、1,000Wh以上の商品がおすすめです。ポータブル電源の価格は、2~15万円ほど。家庭用蓄電池に比べ、格段に安く導入できますよ。

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PCの強制シャットダウンを防ぐ「無停電電源装置」

データ入力・プログラミングなど、パソコンでの作業が多い方には、「無停電電源装置(UPS)」の導入もおすすめです。無停電電源装置とは、パソコンとACコンセントとの間に接続して使用するバッテリー。雷・地震による急な停電でも、一定時間電気を供給するため、デスクトップPC・サーバーのシャットダウンを防ぎます。

急な停電・電力会社の送電トラブルなどで、デスクトップPCが強制シャットダウンすると、データ消失・SSDの破損などリスクも。無停電電源装置があれば、バックアップを忘れやすい方でも安心です。複数台の機器に使用したい方は、AC端子を6個以上つなげられる大型タイプがおすすめです。

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ガソリン・カセットボンベで発電できる「家庭用発電機」

2~3日以上と、長く続く停電に備えたい方には、「家庭用発電機」の導入もおすすめです。家庭用発電機とは、手で持ち運べるほど軽量でコンパクトな発電機のこと。ガソリン・LPガス・カセットコンロのボンベなど、自宅に備蓄しやすい燃料で発電が可能です。

家庭用発電機にはAC出力・USB出力など端子も豊富に搭載。そのまま家電・機器を繋げて使用が可能。適切な配線を使用すれば、家庭用蓄電池への充電もできますよ。購入すると置き場所に困る方には、家庭用発電機のレンタルサービスもおすすめ。ホームセンターなどで、1泊2日からレンタルしてくれるので、緊急時には利用してみてください。

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家庭用蓄電池のよくある質問

DIYで、家庭用蓄電池の自作はできますか?

家庭用蓄電池の自作は、蓄電池制作のプロでも感電・ケガ・火傷のリスクが伴うため、おすすめしません。

家庭用蓄電池には、発火・火災のリスクがあるって本当?

総務省消防庁では、家庭用蓄電池は誤った使用により発火・火災のリスクがあると注意を促しています。家庭用蓄電池は、経年劣化・衝撃により発火する可能性も。半年に1回は必ずメーカーのメンテナンスを行い、強い衝撃・高温・直射日光を避けて使用しましょう。

参考:総務省消防庁「蓄電池設備の火災危険に関する検証について」

家庭用蓄電池の点検・メンテナンス費用はどれくらい?

家庭用蓄電池の点検・メンテナンス費用は、メーカー保証期間内なら無料です。保証が切れている場合は、部品交換5~10万円、パワコンの交換10~60万円ほどがかかります。

家庭用蓄電池の充電時間はどのくらいかかる?

家庭用蓄電池の充電時間は、メーカーにより異なりますが、4.2kWhで約3時間、9.8kWhで約6時間、12kWhで約8時間です。

家庭用蓄電池は、エコキュートとの連携もできますか?

家庭用蓄電池とエコキュートとの連携は可能です。ソーラー発電機と同じく、併用により大幅な電気料金の節約に期待できます。

家庭用蓄電池には、何の電池が使われていますか?

現在では、家庭用蓄電池メーカーのほとんどが、リチウムイオン電池を使用しています。

固定価格買取制度FIT制度が満了(卒FIT)したらどうなりますか?

FIT制度が満了すると、電気の買取価格が大幅に下がります。満了が近づいたら、より高く買ってくれる電力会社と契約を結ぶか、自家消費を考えましょう。

家庭用蓄電池は、ローンでの支払いは可能ですか?

家庭用蓄電池は、ローンでの支払いが可能です。

おすすめ家庭用蓄電池まとめ

この記事では「家庭用蓄電池」の蓄電容量・本体サイズ・負荷型・サイクル数による選び方と、おすすめメーカーを解説しました。

  • 4人未満の少ないご家族には、蓄電容量3.5~10kWhほどの商品がおすすめ
  • 4人以上と家族の人数が多いご家庭は、10~17kWhほどの大容量タイプをチェック
  • 設置スペースが少ない方には、壁掛け・屋内用コンパクトタイプがあるか確認
  • 停電時もいつもと変わらない生活を送るなら、全負荷型蓄電池がおすすめ
  • 将来的なコストを抑えるなら、サイクル数6,000~1万2,000回ほどのメーカーがぴったり

最適な家庭用蓄電池は、「家族の人数」「使用する家電の量」「予算」「運用方法」などで人により異なります。この記事を参考に、室内に設置しても邪魔にならない薄型タイプや、太陽光発電と連携して売電できるハイブリッドなど、最適な家庭用蓄電池を見つけてください。

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