【高コスパ】Technics EAH-AZ40M2をレビュー!上位モデルAZ80・AZ60M2との比較も

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【高コスパ】Technics EAH-AZ40M2をレビュー!上位モデルAZ80・AZ60M2との比較も

2023年10月19日に発売された、Technics(テクニクス)の完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40M2」。1万円台で買えるエントリーモデルですが、ノイキャンやマルチポイントなどの機能が充実したコスパ抜群のイヤホンです。

しかし、EAH-AZ40M2の購入を考えたときに「音質や性能は実際どうなの?」「上位機種との違いを知りたい!」などが気になる方も多いはず。そこで今回は、EAH-AZ40M2をPicky’s編集部で実際に使用して徹底検証しました。

前モデルであるEAH-AZ40や上位モデルのEAH-AZ80・EAH-AZ60M2との比較も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。ズバリ、前モデルを使っていた方やコスパ重視な方は買いの製品ですよ!

Technics EAH-AZ40M2レビュー結果

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「Technics(テクニクス)」は、家電製品や住宅設備の製造メーカーとしても知られるPanasonic(パナソニック)の高級オーディオ機器ブランド。2023年10月に発売された「EAH-AZ40M2」は、エントリーモデルながら多機能で高コスパだと話題です。

今回は、デザイン・音質・ノイキャン・操作性など独自の16項目を、Picky’s編集部が実際に使ってレビューしました。 

サイズ・重量

デザイン
装着感
音質:高音域
音質:中音域
音質:低音域
音質:立体感
高音質コーデック
音漏れ
ノイズキャンセリング
外音取り込み
操作性
専用アプリ
マイク性能
マルチポイント
充電方法・バッテリー持ち

高評価だったポイント:マルチポイントを3台まで使えて便利

高評価だったポイント:マルチポイントを3台まで使えて便利

  • マルチポイント3台まで使えるので仕事で使うのにも便利
  • 音質がよくイコライザーを使うと更に良くなった
  • 1万円台ながら高級感のある見た目

多機能になると価格があがりやすいワイヤレスイヤホンの中で、1万5,000円ほどながらマルチポイント3台を実現しているEAH-AZ40M2は非常に優秀です。スマホ・パソコン・タブレットなどを同時に登録できて、仕事中に電話を受けたり動画を再生する際にとても便利でした。

また、この価格帯としては音質が良くクリアなサウンドで、イコライザーで調整すると更に迫力のある低音も楽しめました。音質はアプリで細かく設定できるため、自分好みにカスタマイズして使いやすい点も高評価。

高級感のある見た目とコンパクトなサイズで、価格・デザイン・機能・音質においてのコスパは非常に良好です。

関連記事:【コスパ抜群】パナソニックイヤホンおすすめ12選や評価も|有線・完全ワイヤレス【2023】

微妙だったポイント:イヤホン装着時、機能によっては圧迫感を感じることがある

微妙だったポイント:外音取り込みで自分の声がこもって聞こえる

  • ノイキャンオフ時や外音取り込み時にやや圧迫感がある
  • 装着中に自分の声がこもって喋りづらい
  • ノイキャン性能がかなり優秀というわけではない

EAH-AZ40M2の微妙だったポイントは、ノイキャンオフ時や外音取り込み時にやや圧迫感を感じる点。特にイヤホンを着けっぱなしでノイキャンをオフにしているときに、ノイキャンかな?と感じる無音感があり周りの音が聞き取りづらかったです。

外音取り込みを使えば音は入ってきますが、全体的にこもった印象で喋りづらいのは残念なポイントでした。イヤホンを着けたまま長時間会話をするのは少し疲れそうです。

ノイキャンの性能自体も「付けた瞬間に無音!」と感じるほどではなく、BOSEやSONYと比較すると劣る印象でした。とはいえ音楽や動画を再生しているときなら十分な没入感を感じられるため、エントリーモデルのワイヤレスイヤホンとしては十分に優秀な性能だといえます。

関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!(2023年)

EAH-AZ40M2を買うべき人

EAH-AZ40M2を買うべき人

  • ワイヤレスイヤホンをコスパ重視で選びたい人
  • 使い勝手の良いワイヤレスイヤホンを探している人
  • アプリで細かくカスタマイズして使いたい人
  • 仕事や作業で複数の機器を使う人
  • LDAC対応のスマホを使っている人

EAH-AZ40M2は、ノイキャン・LDAC・マルチポイント3台など豊富な機能に対応したコスパの良いワイヤレスイヤホンです。

低価格帯ながらハイエンドイヤホンのような多機能を使えるため、使い勝手の良いイヤホンを探している人におすすめ。普段の生活だけでなく、仕事用としても便利に使えます。

また、高音質のLDACにも対応しているため、音質や音の広がりを重視したい人にも向いています。イコライザーの調節機能が優秀なので、聴く曲に合わせて自分好みの音質に調整可能です。

ある程度の高音質やさまざまな機能を楽しみたいけど高すぎるイヤホンは避けたい人にぴったりです。

LDACとは?
Bluetoothで音声ファイルを圧縮・転送して変換する技術の一種。大容量のオーディオデータを伝送可能で、高精細なハイレゾ音源が楽しめます。

EAH-AZ40M2をおすすめしない人

EAH-AZ40M2をおすすめしない人

  • 最高の音質やノイキャン性能を求める人
  • 機能性を重視しない人
  • 連続で長時間使用する人

EAH-AZ40M2は、圧倒的な高音質やノイキャン性能を求める方にはあまりおすすめできません。多機能は揃っていますが、性能や音質に関してはあくまでエントリーモデルとしては優秀な範囲内です。

より性能や音質にこだわりたいのであれば、上位モデルのEAH-AZ80・EAH-AZ60M2をチェックしてみるのがおすすめ。3万円以上の価格帯のApple「AirPods Pro2」や、BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」も人気ですよ。

また、充実した機能性を求めていない方にも、EAH-AZ40M2はオーバースペックになる可能性があります。音楽を聴くだけでいい・ノイキャンだけあればいい、といった場合は1万円以下で買えるワイヤレスイヤホンも検討してみてください。

関連記事:【実機レビュー】AirPods Pro2は本当にノイキャンが2倍に?旧型と比較検証してみた

関連記事:圧倒的な臨場感!Bose QuietComfort Ultra Earbudsを実機レビュー!ノイキャン・音質が最高過ぎた

【前モデルEAH-AZ40と比較】Technics EAH-AZ40M2のスペック

【前モデルEAH-AZ40と比較】Technics EAH-AZ40M2のスペック

今回ご紹介するEAH-AZ40M2のスペックについて、前モデルのEAH-AZ40と比較して紹介します。進化ポイントや何が変わったかをチェックしてみてください。

EAH-AZ40M2 EAH-AZ40
発売日 2023年10月19日 2021年10月15日
カラーバリエーション
  • N(ローズゴールド)
  • K(ブラック)
  • S(シルバー)
  • N(ローズゴールド)
  • K(ブラック)
  • S(シルバー)
重量
  • イヤホン:片側約5g
  • 充電ケース:約35g
  • イヤホン:片側約5g
  • 充電ケース:約30g
イヤーピース

XS・S・M・L

XS・S・M・L

ドライバーユニット 直径6mm 直径6mm
ノイズキャンセリング

×
充電方法 USB Type-C USB Type-C
充電時間 イヤホン:約2時間
充電ケース:約2.5時間
イヤホン+充電ケース:約3時間
急速充電:15分充電約60分使用可能
(ノイズキャンセリングON・AAC)

イヤホン:約2時間
充電ケース:約2.5時間
イヤホン+充電ケース:約3時間
急速充電:15分充電約90分使用可能
(AAC)

再生時間:イヤホン本体

ノイキャンON(AAC):約5.5時間
ノイキャンON(SBC):約5時間
ノイキャンON(LDAC):約3.5時間

約7.5時間(AAC)
再生時間:イヤホン+充電ケース含む ノイキャンON(AAC):約18時間
ノイキャンON(SBC):約17時間
ノイキャンON(LDAC):約12時間
約25時間(AAC)
対応コーデック
  • AAC
  • SBC
  • LDAC
  • AAC
  • SBC
最大通信距離 最長約10m 最長約10m
ノイズキャンセリング ×
外音取り込み
ダイレクトモード ×
マルチポイント 3台 2台
防水性能 IPX4相当 IPX4相当
EAH-AZ40との違い
  • 新たにアクティブノイズキャンセリング機能を搭載
  • ハイレゾ音質のLDACコーデックに対応
  • 原音の音を忠実に再現するダイレクトモード新搭載
  • マルチポイント接続可能台数が2台から3台へ増加
  • 専用アプリがアップデートし細かな設定が可能に
  • 充電ケースにイヤホン本体・ケースそれぞれの充電状態を示すLED搭載

EAH-AZ40M2と前モデルのEAH-AZ40の大きな違いは、ノイズキャンセリング機能を搭載している点です。通勤・通学や人混みの中でも、音楽に没頭しやすくなりました。ハイレゾ音源を楽しめるLDACコーデックや原音の音を忠実に再現するダイレクトモードも搭載し、より高音質で音楽を楽しめるよう改良されています。

また、マルチポイントの接続台数が2台から3台に増えたのも進化ポイント。マルチポイント切り替え時には接続デバイスごとに音声通知を変更できる機能にも対応し、利便性が大きく向上しています。

どちらも発売時の価格は1万5,000円ほどと値段据え置きながら、多くの進化を遂げていることがわかりますね。

【実機で検証】Technics EAH-AZ40M2を徹底レビュー

今回は話題の <Technics EAH-AZ40M2>を実際に使ってみました!「どのくらい音質がいいの?」「マルチポイントの使いやすさは?」など購入前に気になる部分を徹底解説していきます。

Technics EAH-AZ40M2のセット内容

Technics EAH-AZ40M2のセット内容

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • イヤーピース(XS・S・M・L)
  • USB充電ケーブル(0.2m)
  • 取扱説明書

Technics EAH-AZ40M2のセット内容

イヤーピースは前モデルと変わらず、XS・S・M・Lの4種類が付属。開封時はMサイズが装着されています。耳の小さい方でも使いやすいサイズ展開が嬉しいですね。

デザイン:高級感がありGOOD!上位モデルにはないローズゴールドもかわいい
デザイン:高級感がありGOOD!上位モデルにはないローズゴールドもかわいい

耳に触れる周辺部はやわらかく、中心部は硬度のあるイヤーチップで付け替えもしやすいです。イヤホン本体にフィルターがついており内部にゴミが入らないようになっているため、手入れが頻繁にできなくても故障を心配せずに使えそう。

デザイン:高級感がありGOOD!上位モデルにはないローズゴールドもかわいい

【前モデルEAH-AZ40と比較】Technics EAH-AZ40M2のスペック

タッチセンサー部分には、同心円状の細かな凹凸のあるサーキュラー加工が施されています。Technicsらしいデザインで、光沢がありつつも光り方がおしゃれ。マイク部分に金属メッシュを採用するなど、高級感もありますよ。

上位モデルのEAH-AZ80・EAH-AZ60M2にはない、ローズゴールドのカラーバリエーションもポイント。肌の色に馴染みやすいカラーで、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーを邪魔しませんよ。

マイク部分には金属メッシュを採用しており、

ケースもイヤホン本体と同じカラーで統一されています。ブラックカラーで少し分かりづらいですが、ケース背面にはUSB Type-Cの差し込み口があります。

マイク部分には金属メッシュを採用しており、

ケースの両サイドにはボタンや差し込み口など何も付いていない、シンプルなデザインです。

サイズ:ケースもイヤホン本体もコンパクトで使いやすい

サイズ:ケースもイヤホン本体もコンパクトで使いやすい

Technics EAH-AZ40M2は、ケースもイヤホンもコンパクトでとても使いやすかったです。ケースサイズは高さ約3.2×幅約6.6×厚さ約2.7cmで、上位モデルと比べてもサイズが小さく、持ち運びやすさ抜群。

Technics EAH-AZ40M2

3cm以下と厚みが抑えられており、バッグはもちろんズボンや上着のポケットに入れてもかさばりません。

Technics EAH-AZ40M2

AirPodsProと比較した画像がこちら。AirPodsPro第3世代のケースサイズは高さ約4.6×幅約5.4×厚さ約2.1cmで、横幅と厚さはEAH-AZ40M2の方が少し大きいものの、高さが1cm以上小さくスリムです。

専用アプリのカスタマイズ性が抜群!設定も分かりやすく使い勝手がいい

イヤホン自体もコンパクトですが、つまんで取り出せば扱いにくさも感じませんでした。

重量:イヤホン・ケースともに上位モデルより軽量

重量:イヤホン・ケースともに上位モデルより軽量

イヤホン本体の重さは公式発表で片耳約5gとのことでしたが、実際に測ってみると両耳約9g(片耳約4.5g)でした。上位モデルのEAH-AZ60M2とEAH-AZ80は片耳約7gなので、EAH-AZ40M2はかなりの軽さを実現していることがわかります。

ノイズキャンセリングやマルチポイントなどの多機能に対応していながら、軽量なのは嬉しいポイントです。

重量:イヤホン・ケースともに上位モデルより軽量

ケースは公式で約35gの表記がありますが、測ってみると39gだったので多少の個体差はあるかもしれません。とはいえ40gを切る重量は負担にならない重さで、手軽に持ち運べますね。

前モデルであるEAH-AZ40と比べると5gほど重いですが、充電ランプが追加されより便利に使えるようになっています。

装着感:2〜3時間の装着も痛くない!フィット感がよくスポーツにも◎

Technics EAH-AZ40M2

Technics EAH-AZ40M2を実際に装着してみると、コンパクトかつ軽量なため、長時間装着していても痛くなりませんでした。XSの小さめイヤーチップが付いてくるので、女性の耳にもフィットして快適。

密閉タイプのカナル型イヤホンはフィット感が合わないと疲れやすいですが、移動中や映画視聴中に着けっぱなしにしても痛くならないのは嬉しいですね。

Technics EAH-AZ40M2

耳からの飛び出しも少なく、安定感がありました。しっかりフィットしてくれるので、ウォーキングやヨガといったスポーツのときにも向いてますよ。

音質:低音はやや力不足を感じるが、高音域・中音域・立体感は満足度高め

音質:低音はやや力不足を感じるが、他は満足度高め

Technics EAH-AZ40M2は、エントリーモデルながら音質にこだわりが見られるワイヤレスイヤホン。今回は、EAH-AZ40M2の音質を高音域・中音域・低音域・立体感に分けて、詳しくレビューしました。

それぞれの比較は、イコライザーを通さず原音の音を忠実に再現するダイレクトモードで行っています。

音質評価
高音域
(4.0)
中音域
(4.0)
低音域
(3.0)
立体感
(4.0)

高音域

高音域がしっかり効いていて聞き取りやすかったです。Norah Jones(ノラジョーンズ)「Don’t Know Why」といった女性ボーカルのジャズやエンヤの曲を聴いてみましたが、息遣いまで感じられる繊細な表現で非常にきれいでした。

中音域

中音域の音質もクリアで、男性・女性ボーカルともに埋もれず聞こえやすいです。中音域・低音域の混ざったBTS「Butter」では、中音域の綺麗さが特に目立ちました。

低音域

重低音の入るロック曲ONE OK ROCK「The Biginning」を聴いてみましたが、ダイレクトモードだと少し物足りなさを感じます。Zedd「Beautiful Now」のような重低音のドンシャリ系EDMは、高音も混ざっているからか響きがGOOD。

低音域もイコライザーで調整すれば迫力を出せるので、カスタム前提なら問題なしです!

立体感

音の立体感に関しては満足度が高く★4です。ただし、イコライザーをカスタムするとより広がりを出せて★5にしたくらい!EAH-AZ40M2は弱い部分もカスタムでカバーできるので、音質にこだわって調整したい方におすすめですよ。

相性のいいジャンル

YOASOBI・ノラジョーンズ・エンヤといった高音域の効いたボーカル曲が特に綺麗でした。ダイレクトモードでは特に高音が良かったですが、イコライザーで調整するとより自分好みにアレンジできます。

曲によっては空間オーディオのような雰囲気を楽しめて、満足度が高かったです。クラシックは軽い感じになるので、カスタムして聴くのがおすすめ。

Amazonプライムで映画の視聴もしましたが、声が聞き取りやすくBGMの迫力も十分でした。

高音質コーデックLDACは奥行きがありかなりいい

高音質コーデックLDACは奥行きがありiPhoneよりかなりいい

前モデルにはなかったハイレゾ音質のLDACについて、LDAC対応Xperiaと非対応のiPhoneで聴き比べてみました。LDACの方が奥行きのある印象で、まるで空間オーディオを聴いている感じ。

LDAC対応のAndroid機種を使っている人には、ぜひ試して欲しい音質です。

LDACコーデックで音楽を聴きたいときは、アプリの接続モードから「音質優先」と「ヘッドホンのLDAC」にチェックを入れましょう。接続モードを切り替えると、再生機器側のLDAC音質で「音質重視(990kbps)」を設定した場合は、最大通信速度を指す「ベストエフォート」に変更するよう促されます。

また、LDACを使用する場合はマルチポイントの設定は2台までとなります。3台に設定するとLDACは使用できないので注意しましょう。

高音質コーデックLDACは奥行きがありiPhoneよりかなりいい

参考程度にAmazon music内でのハイレゾ設定方法もご紹介します。設定は簡単で、アプリのストリーミング設定から「HD/Ultra HD」を選択するだけ。ダウンロード設定でも「再生可能な最高音質」を選んでおくとダウンロードした曲もハイレゾ音源で楽しめます。

音漏れ検証では音量を上げても気にならなかった

音漏れ検証では音量を上げても気にならなかった

通勤時などに気になる音漏れ検証も行ってみましたが、音量を上げても漏れずに聴けました。電車やバス、図書館などで使用する場合も、度を超えた音量でなければ音漏れを気にせず使えそうです。

ノイズキャンセリングはホワイトノイズがなく音楽に没頭できる

ノイズキャンセリングは機械的な圧迫感がなく音楽に没頭できる

EAH-AZ40M2では、コンパクトなサイズはほとんどそのままに、前モデルになかった「アクティブノイズキャンセリング」を搭載。

実際にノイキャンを使ってみると機械的な圧迫感がなく、前モデルよりもしっかり音楽に没頭できて満足度は5段階評価で★4つです。着けた瞬間に無音になる感じではないですが、ホワイトノイズもなく使いやすいノイキャンという印象でした。

★が一つ減らした理由は、BOSEやSONYのノイキャン性能と比較するとやや劣る印象のため。圧倒的な没入感を求めているなら他のワイヤレスイヤホンを選ぶのも良さそうですが、この価格帯で見るとノイキャンも優秀で満足度は高いですよ。

関連記事:【騒音対策に】ノイズキャンセリングイヤホン23選!聴覚過敏にもおすすめ

関連記事:SONYのハイエンドイヤホンWF-1000XM5を徹底レビュー!ノイキャン性能や進化ポイントは?

外音取り込みは機械的な印象が強め△全体的にこもった感じに聞こえる

外音取り込みは機械的な印象△全体的にこもった感じに聞こえる

EAH-AZ40M2は、「トランスペアレント」と「アテンション」2つの外音取り込みモード(アンビエントモード)に対応。どちらも機械的な印象が強く、自分の声がこもっている感じがしました。

AirPodsProの方が自然に聞き取りやすい感覚で、長時間このモードを使うと疲れてしまうかも。ノイキャン性能と同じく価格を考えると十分な性能ではあり、買い物中や人混みの中などの場面には十分活躍しそうです。

以下で、2つのモードの特徴や印象について解説します。

トランスペアレント

再生中の音楽を停止せずに周囲の音を取り込むモード。無音で利用すると多少シャーというホワイトノイズが聞こえてきますが、そこまで違和感はなく人の会話もしっかり聞き取れます。

音楽を再生している状態だと、話しているザワザワ感やBGMは聞こえても内容まではよく聞き取れませんでした。音楽がしっかり強めに聞こえてくるので、音楽を聴きつつ周りの大きな音だけ聞き取りたいという場合には便利に使えそうです。

アテンション

アテンションモードは、音楽を停止して外音を取り込むモードです。実際に使ってみると、こちらはトランスペアレントよりホワイトノイズが強めで、外音も機械的な音で聞こえてきました。

人の会話はしっかり聞こえますが、音楽が停止した後にノイキャンに変えたりしても音楽が再開しないのはちょっと不便に感じました。

外音取り込みは機械的な印象△全体的にこもった感じに聞こえる

ノイキャン・外音取り込み・外音コントロールオフの切り替えは、タッチセンサーで簡単に行えます。アプリの「外音コントロールの設定」からどのモードに切り替えるかも選べるので、必要ない機能は外したりもできますよ。

編集部

EAH-AZ40M2では、上位モデルのようにノイキャン・外音取り込みの強度や量を調整する機能はありません。

本体の操作は簡単で初めてでも慣れれば問題なし◎タッチセンサーの反応も良好

操作は簡単で初めてでも慣れれば問題なし◎タッチセンサーの反応も良好

イヤホン本体の操作も簡単で、初めてTechnicsのイヤホンを使う方でも慣れてしまえば問題なし。基本操作はシングルタップ・ダブルタップ・トリプルタップ・長押しの4つで、専用アプリから動作をカスタマイズできます。

イヤホン取り外しの際の誤タップを防ぐためにシングルタップを無効にするなど、かなり細かく設定できるのは嬉しいポイント。実際に使ってみると、タッチセンサーの反応も悪くなく、操作性で不満な点はありませんでした。

編集部

Technics EAH-AZ40M2では、オートパワーオフも可能!何分で電源が切れるかをアプリで設定できるのも便利です。

専用アプリのカスタマイズ性が抜群!設定も分かりやすく使い勝手がいい

専用アプリのカスタマイズ性が抜群!設定も分かりやすく使い勝手がいい

Technicsの専用アプリはカスタマイズ性能が抜群で、自分好みのイヤホンを作り上げたい方におすすめ。設定画面もシンプルで分かりやすくなっているので、使い勝手もいいですよ。アプリを開いて、ホーム・外音・サウンド・設定からそれぞれカスタマイズできます。

Technics EAH-AZ40M2

「ホーム」では、イヤホン本体・ケースのバッテリー残量が一目でわかるようになっています。そのほか、ノイキャンやダイレクトモードといった、よく使うモードをホームに集約。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

イヤホンを紛失してしまった際に便利な「ヘッドホンを探す」機能も使えます。その他には、音途切れ・遅延の抑制切り替えやマルチポイントの設定も可能。EAH-AZ40M2を購入したら、まずはアプリの設定でいろいろいじってみるのがおすすめです。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

専用アプリはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできます。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

イヤホンとのBluetooth接続が完了すると、快適に使用するための注意点や音声アシスタントの選択が表示されます。音声アシスタントの設定は後から変更も可能です。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ
イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

それぞれの画面でどのような設定が行えるかや、機能の説明ガイドも表示されるので初心者でも使いやすいですよ。

新機能のダイレクトモードがいい感じ!イコライザーで低音を強めるのもおすすめ

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

アプリから変更できるイコライザーには、前モデルになかった「ダイレクトモード」が追加されています。

イコライザーを経由しないことで原音を再現するモードで、特に高音ボーカル系の曲と相性抜群。アプリのホーム画面からも選べるので、特にどの音域を強くしたいなどのこだわりがないならダイレクトモードを選んでおくのがおすすめですよ。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

ただ実際に聞いてみると、ダイレクトモードでは低音の物足りなさを感じることもありました。特に男性ボーカルやロック系、EDMなどを聴くなら「バスエンハンサー」などLow音域が強化されたイコライザーも試してみてください。

高音の広がりを楽しむならトレブル+、ボーカル曲を際立てたいならクリアボイス、クラシックならダイナミックなど、聴く音楽によっていろいろと変更してみましょう。

イコライザーは新機能のダイレクトモードがいい感じ!重低音を強めて聴くのもおすすめ

さらに音質にこだわりたい方は、カスタムモードで音域ごとに設定するのもおすすめですよ。

マイク性能はちょっと微妙?通話で音声がこもって聞こえる

Technics EAH-AZ40M2

通話時のマイク性能も検証してみましたが、若干こもりがちに聞こえる印象でした。

通話相手に問題なく音声は届きますが、こちらも自分の声がこもって聞こえてしまって喋りづらく、ついつい声が大きくなってしまうことも。イヤホンをつけた状態で頻繁に通話をする方は、少し使いづらいかもしれません。

実際の音声は以下から確認してみてください。

マルチポイント3台が便利!切り替えスムーズでLDACでも2台まで使用可能

マルチポイント3台が便利!切り替えスムーズでLDACでも2台まで使用可能

上位モデルと同様に3台までのマルチポイント接続が可能になったEAH-AZ40M2ですが、実際使ってみると接続や切り替えがスムーズでした。スマホ・パソコン・タブレットと3台接続しても問題なく使えたので、仕事や作業でワイヤレスイヤホンを使いたい方にもおすすめ。

EAH-AZ40M2

マルチポイントの接続については、事前にアプリで設定しておく必要があります。また、アプリ設定で3台に設定すると自動的にLDACが使用できなくなる点には注意しましょう。

LDACを使用する際はマルチポイント1台がおすすめの設定で、使用可能な台数は2台までとなります。

マルチポイントでデバイス接続時にアナウンスを変更できる機能が便利!

どのデバイスに接続しているか知らせてくれるデバイスアナウンスが便利!

EAH-AZ40M2でマルチポイントを利用するなら、Bluetooth接続時にデバイスの種類をアナウンスしてくれる機能にも注目です。マルチポイントで複数の機種を接続している場合も、「パソコンに接続しました」などデバイス別にアナウンスしてくれて便利です。

正確なデバイス名まではアナウンスしてくれませんが、スマホ・パソコン・プレーヤーが選択できて、通知音のみも選べます。設定していないと「接続しました」というアナウンスのみなので、デバイスを接続したら設定しておくのがおすすめですよ。

アナウンスの設定は、「設定→音声ガイダンスのカスタマイズ→デバイス接続時のアナウンス→設定したいデバイスを選択」から行えます。

充電方法はUSB充電のみ。急速充電が優秀◎

充電方法・バッテリー持ちも不便はなし◎急速充電も使えて日常使いしやすい

Technics EAH-AZ40M2の充電方法はUSB充電のみとなっていますが、前モデルと特段変わった点もなく不便はありません。欲をいえばワイヤレス充電が欲しかったところですが、この価格帯なので非対応もやむなし。本体+ケースの同時充電は約3時間で満タンになります。

欲を言えばワイヤレス充電が欲しかったところですが、この価格帯なので非対応もやむなし。

イヤホン本体のバッテリー持ちは、ノイキャンあり(AAC)で約5.5時間です。ノイキャンあり・LDAC使用だと連続再生が約3.5時間とかなり短くなるので、作業しながら長時間音楽を聴く方は少し使いづらいかも。

前モデルより機能が増えた分バッテリー持ちが短くなったのは残念ですが、ケースから出して連続使用する機会が少ない人からするとそこまで不便はなさそうです。

充電方法・バッテリー持ちも不便はなし◎急速充電も使えて日常使いしやすい

連続使用時間は短めですが、急速充電に対応しているので合間をみて充電すればかなり長時間使えます。検証では、イヤホン本体15分の充電で約50%の充電ができました。あっという間に充電できて、連続使用時間の短さをしっかりカバーできている印象です。

Technics EAH-AZ40M2の口コミ・評判

Technics EAH-AZ40M2の口コミ・評判

ここまではPicky’s編集部によるレビューをまとめてきましたが、Technics EAH-AZ40M2を実際に購入した方の口コミもチェックしてみましょう。いい口コミだけでなく悪い口コミもまとめているので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

EAH-AZ40M2のいい口コミ:価格・音質・機能性のバランスがいい

EAH-AZ40M2のいい口コミ:価格・音質・機能性のバランスが取れている

  • 価格・音質・機能性のバランスがいい
  • この価格帯の中では音質がいい
  • 接続の煩わしさがなく便利
  • 高級感がありおしゃれ

EAH-AZ40M2のいい口コミの中には、「価格・音質・機能性のバランスがいい」「この価格帯の中では音質がいいと感じた」といった口コミがありました。他社製品や上位モデルと比べて性能がずば抜けているわけではないですが、必要な機能が揃っていて安価ながら高音質も楽しめると好評です。

機能面に関しては「接続切り替えの煩わしさがなく便利」という声もありました。上位モデルと同じ3台のマルチポイントに対応しているため、仕事で複数の機器を使う方にはメリットが大きいですね。接続切り替えもスムーズで、デバイスごとにアナウンスを変更できるのも便利です。

他には、Technicsらしいデザインに対して「高級感があっておしゃれ」と評価している方もいました。上位モデルにはないカラーバリエーションもあり、プレゼントにしたいとの声も見られましたよ。

EAH-AZ40M2の悪い口コミ:充電がなくなるのが早い

EAH-AZ40M2の悪い口コミ:充電がなくなるのが早い

  • 充電がなくなるのが早い
  • ノイキャンがあまり強くない
  • ワイヤレス充電非対応なのが残念

EAH-AZ40M2のマイナスな口コミには、「充電がなくなるのが早い」というものがありました。EAH-AZ40M2は、ノイキャンやLDACに対応したことで全体的に前モデルより連続再生時間が短くなってます。急速充電を活用して、こまめに充電するのがおすすめです。

他には、「ノイキャンがあまり強くない」という声も。新幹線や飛行機の大きな走行音までは遮断できないため、より没入感の強いイヤホンを求めるなら、ノイキャン性能の高さで人気なAirPods Pro2などもチェックしてみてください。

また、「ワイヤレス充電非対応なのが残念」という口コミもありました。1万円台で買えるワイヤレス充電対応のワイヤレスイヤホンでは、AnkerのSoundcore Liberty 4 NCが人気ですよ。

関連記事:【実機レビュー】AirPods Pro2は本当にノイキャンが2倍に?旧型と比較検証してみた

関連記事:【ノイキャンが最強】Soundcore Liberty 4 NCを実機レビュー!前モデルとの違いも解説

【EAH-AZ80・EAH-AZ60M2】Technics上位モデルとの比較

Technicsのどのモデルを買えばいいか迷っている方のために、上位モデルについてもご紹介します。EAH-AZ80・EAH-AZ60M2のスペックをまとめているので、ぜひ比較してみてください。

大型ドライバー搭載でサウンドの総合力が高い「EAH-AZ80」

価格(税込) 36,630円
カラーバリエーション
  • ブラック
  • シルバー
重量
  • イヤホン:約7g(片側のみ)
  • 充電ケース:約50g
イヤーピース XS2・S2・XS1・S1・M・L・XL
ドライバーユニット

直径10mm

再生時間:イヤホン本体 ノイキャンON(AAC):約7時間
ノイキャンON(SBC):約6.5時間
ノイキャンON(LDAC):約4.5時間
再生時間:イヤホン+充電ケース含む ノイキャンON(AAC):約24時間
ノイキャンON(SBC):約23時間
ノイキャンON(LDAC):約16時間
対応コーデック
  • AAC
  • SBC
  • LDAC
充電方法
  • USB Type-C
  • ワイヤレス充電
充電時間 イヤホン:約2時間
充電ケース:約2.5時間
イヤホン+充電ケース:約3時間
急速充電

15分充電で約70分再生(ノイキャンON・AAC)

ノイズキャンセリング
マルチポイント 3台
外音取り込み
防水性能 IPX4相当

2023年6月発売のTechnics EAH-AZ80は、総合的な音質の良さが評判のフラッグシップモデルです。EAH-AZ40M2では直径6mmドライバー搭載ですが、AZ80は10mmの大型ドライバーを採用。高音から低音まで広い音域で解像度が高く、機械的ではないリアルなサウンドを楽しめます。

外音取り込み性能も高く、ホワイトノイズの少ない自然な音を取り込めます。通話性能やノイキャン性能なども総合的にUPしており、高い機能性を求めている方におすすめです。

機能充実!低音の強さが魅力の「EAH-AZ60M2」

価格(税込) 27,720円
カラーバリエーション
  • ブラック
  • シルバー
重量
  • イヤホン:約7g(片側のみ)
  • 充電ケース:約45g
イヤーピース

XS2・S2・XS1・S1・M・L・XL

ドライバーユニット 直径8mm
再生時間:イヤホン本体

ノイキャンON(AAC):約7時間
ノイキャンON(SBC):約6.5時間
ノイキャンON(LDAC):約4.5時間

再生時間:イヤホン+ケース含む ノイキャンON(AAC):約24時間
ノイキャンON(SBC):約23時間
ノイキャンON(LDAC):約16時間
対応コーデック
  • AAC
  • SBC
  • LDAC
充電方法
  • USB Type-C
  • ワイヤレス充電
充電時間 イヤホン:約2時間
充電ケース:約2.5時間
イヤホン+充電ケース:約3時間
急速充電 15分充電で約70分再生(ノイキャンON・AAC)
ノイズキャンセリング
マルチポイント 3台
外音取り込み
防水性能 IPX4相当

EAH-AZ60M2はAZ80と同じく2023年6月発売で、機能性の高いスタンダードモデルです。マルチポイント3台はもちろん、ノイキャン・外音取り込み・ワイヤレス充電対応と使える機能が充実。

AZ80でも対応の、自分の声だけをクリアに届ける「JustMyVoiceテクノロジー」を搭載しており、ビジネスシーンでも活用できます。AZ80とは1万円近い価格差がありながら、使える機能に大きな違いがありません。EAH-AZ60M2は、AZ40M2より高音質は欲しいが、3万円以上は出せないという方にピッタリ。

気になる音質はフラットな傾向のAZ80に比べて、低音の押し出しが強いです。ロック系などベースの効いた楽曲を聴くことが多い方にもおすすめ。

Technics EAH-AZ40M2のよくある質問

Technics EAH-AZ40M2はどこで購入できますか?

ヨドバシカメラ・ビックカメラといった家電量販店はもちろん、楽天市場やAmazonのネット通販サイトでも購入できます。聴き比べをしたいなら家電量販店、時間がなく口コミやレビューを参考に手軽に買いたいならネット通販サイトで購入するのがおすすめ。

Technics EAH-AZ40M2でペアリングがうまくいかないときの対処法を教えてください。

まずは、イヤホンの充電が十分にあるか、接続したい機器のBluetooth機能がONになっているかを確認しましょう。ペアリングの際は、イヤホンを両方耳に装着した状態で行うと、アナウンスで状態がわかります。イヤホンがペアリング待機モードになったあと、5分以内にスマホやパソコンで機器を登録しないとうまくいかない場合があるので注意しましょう。

Technics EAH-AZ40M2レビューまとめ

  • Technics EAH-AZ40M2は高音質・機能性が揃った高コスパなワイヤレスイヤホン
  • アクティブノイズキャンセリング搭載でさらなる没入感を
  • LDACコーデック対応でハイレゾ音源も楽しめる
  • 上位モデルに並ぶマルチポイント3台に増え活躍の幅が広がった
  • アプリの使い勝手もよくカスタマイズが楽しい

今回は、Technicsの新作ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ40M2」をご紹介しました。前モデルにはなかった機能が多数盛り込まれていながら価格は据え置きと、大満足なエントリーモデルとなっています。

AZ80から取り入れられた、業界初のマルチポイント3台にも対応しており、アクティブに切り替えて活用できるのも嬉しいポイント。初めてワイヤレスイヤホンを購入する人から、サブ機をお探しの方まで広くおすすめしたいイヤホンです。

Photo By 内田大貴

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