日本4大ワイン産地の一つであり、近年ワイン好きからの注目を集めている山形ワイン。国内有数のフルーツ王国でもある山形はブドウの栽培も盛んで、自社農園を持つワイナリーがたくさん存在します。さくらんぼやラフランスなど、地元の特産物を使ったフルーツワインを楽しめるのも山形ワインの魅力です。
しかし、山形で栽培されているブドウの品種はさまざまで、いざ買うとなるとなかなか選べないという声も。また、高畠ワイナリーや朝日町ワインなどの有名ワイナリーも多く、「どのワイナリーがおすすめ?」「人気のワインはどれ?」と選び方に悩んでしまいそうです。
そこで今回は、山形ならではのワインの選び方とネット通販の売れ筋商品をPicky’s編集部が徹底解説!人気のワイナリーや新進気鋭の新しいワイナリーの情報も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
編集部
目次
生産量全国4位!果樹王国山形のワインを堪能しよう
山形県は、山梨県・長野県・北海道に次ぐ全国第4位のワイン生産地です。果樹王国でもある山形はブドウの生産量も全国3位で、実はとてもワイン造りが盛んな県。なかでもデラウェアの生産量は全国1位で、甘口から辛口までさまざまなワインの原材料に使われています。
山形ワインの美味しさの秘訣は恵まれた地形にあり
山形ワインが美味しいとされる理由は、ブドウ栽培に最適な気候風土であること。県内でも特にブドウ作りが盛んなのは村山地区と置賜地区ですが、いずれも山に囲まれた盆地です。日中は暑く、夜は涼しい寒暖差の大きい気候がブドウを格別に美味しく育ててくれます。
2021年には国税庁よりワインの地理的表示(GI)に指定され、山形ワインの人気は今後ますます高まること間違いなし!まだ飲んだことがない人は、本記事を参考にぜひお気に入りを見つけてくださいね。
編集部
世界コンテストIWCで国内唯一金賞を獲得
2023年5月、山形を代表するワイナリーの「高畠ワイナリー」が世界最大級のワインコンテスト・IWC2023にて金賞を受賞しました。国内ワイナリーの中で唯一の金賞を獲得したということで、山形ワインの実力は全国に知れ渡り、今や注目の的です。
山形県には知る人ぞ知る老舗ワイナリーがたくさん存在し、これまでも国内外のワインコンテストで多数の受賞歴があります。山形ワインが気になる人は、コンテスト受賞ワインから選ぶのもおすすめですよ。
山形ワインで注目したいワイナリー4軒
山形ワインを楽しむなら、人気のワイナリーをチェックしてみましょう。2023年時点で山形県のワイナリーは19軒。いずれも魅力的なワイナリーですが、その中でも特に注目したい4軒をピックアップしてみました。
観光スポットとしても有名な「高畠ワイナリー」
山形県在住の人におすすめのワイナリーを聞くと、高確率で名前が挙がる「高畠ワイナリー」。1990年に高畠町で誕生し、世界規模で注目を集める山形を代表するワイナリーです。年間のワイン生産量は約85万本と、県内のみならず東北でもトップクラスの規模を誇ります。
ワインの美味しさはもとより、高畠ワイナリーの魅力は実際に足を運んで楽しめること。東北最大級の観光ワイナリーを展開し、ブドウ畑や工場見学、ワインの試飲もご当地グルメも味わえるなど、山形の観光スポットとして人気があります。山形ワインを有名にした立役者的な存在でもあるワイナリーとして、ぜひ覚えておいてくださいね。
コンクール受賞歴が豊富な「朝日町ワイン」
朝日町ワインは、山形県朝日町で1940年代に誕生した老舗ワイナリーです。山形県のほぼ中央に位置しながらも、東北のアルプスといわれる朝日連峰を有し、町の76%が山林を占める自然豊かな環境でワインを造り続けています。
「りんごとワインの里」と謳っているだけあり、朝日町ワインは国際的なワインコンクールで数々の賞を受賞。コンクール入賞の有名なワインに興味がある人は、朝日町ワインから選んでみてください。なかでも、2016年に伊勢志摩サミットで提供された「マイスターセレクション・バレルセレクション・ルージュ」がおすすめです。
日本で初めてシャンパーニュを造った「タケダワイナリー」
山形ワインを語る上で欠かせないのが、上山市にある「タケダワイナリー」です。創業100年、現社長は5代目という県内でもかなり古いワイナリー。日本で初めて本格的なシャンパーニュ製造に成功したワイナリーとして、全国のワイン好きの間でも名が知られています。
タケダワイナリーの特徴は、15ヘクタールの自家農園で土作りからブドウ栽培に取り組んでいること。20年かけて土壌を作り、開園以来、自家製もしくは山形県産ブドウだけを使用し続けているなど、溢れんばかりの山形ブドウ愛が感じられるワイナリーです。
豪雪地帯で育ったブドウの味わいを楽しめる「月山トラヤワイナリー」
日本百名山にも数えられ、山形県民に愛される霊峰「月山」の麓に位置する「月山トラヤワイナリー」。ワインと風土は一体であるとの理念を持ち、すべて地元で栽培された原料のみでワインを醸造しています。
山形の中でも特に雪の多い豪雪地帯に位置しているため、ブドウ栽培は並々ならぬ苦労あってのもの。そのぶん、昼夜の寒暖差が激しいこの地で育ったブドウは、糖度が高くアロマのように芳醇です。山形らしいワインを味わいたい人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
山形ワインの選び方
ここからは、山形ワインを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。山形ならではの情報をたっぷり盛り込んだ内容になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
山形を代表するブドウの品種から選ぶ
山形ワインらしさを味わうなら、山形で多く栽培されているブドウの品種から選ぶのも一つの方法です。ここでは山形ワインの2大人気品種である「デラウェア」と「マスカット・ベーリーA」について紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
白ワインなら全国1位の生産量「デラウェア」が外せない
ブドウの生産量は全国3位の山形県ですが、「デラウェア」に限っては生産量も栽培面積も全国1位。国内に流通するデラウェアの3割が山形県産です。山形のワイナリーの多くが自社栽培や契約農家産のデラウェアを使用しており、人気銘柄もたくさん登場しています。
白ワイン好きなら、山形産デラウェアのワインをぜひ試すべきです。甘口と辛口の両方があり、スパークリングワインも大人気。デラウェアのみずみずしさを丸ごと味わえるよう、無濾過で瓶詰めされた商品もあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
関連記事:【極甘口から辛口まで】白ワインおすすめ26選|合う料理・おつまみ・カクテルも紹介
赤ワインは県産ワインの25%を占める「マスカット・ベーリーA」がおすすめ
赤ワインが好みの人は、「マスカット・ベーリーA」を使ったワインを要チェックです。山形県産ワインの25%を占める人気の品種で、実際に赤ワインの売れ筋商品はマスカット・ベーリーAを使用したものがたくさん。特に、高畠ワイナリーや朝日町ワインで多く製造されています。
マスカット・ベーリーAで造られた赤ワインは、渋みのもととなるタンニンが少ないため、まろやかで飲みやすいのが魅力。果実香のほか、キャンディーのような華やかで甘い香りもあり、和食や魚料理によく合います。
関連記事:【料理に合う】赤ワインおすすめ25選|初心者も飲みやすい甘口から有名銘柄まで紹介
ブドウ以外のフルーツワインにも注目しよう
山形県はブドウ以外のフルーツ栽培も盛んで、特にさくらんぼとラフランスは全国一です。ブドウ以外を使用したフルーツワインにも注目してみましょう。さくらんぼ・ラフランス・シャインマスカット・山ブドウ・桃・りんごなどのフルーツが使われています。
また、フルーツワインを選ぶ際は、原材料の確認が必須です。商品によってはワインに果汁エキスを混ぜただけのものもあります。果実の甘みと香りを堪能するなら、原材料に山形県産フルーツを100%使用しているものがおすすめです。
山形GI認定ワインから選ぶ
山形県は、東北で初めてGI制度に指定されたワイン産地です。GIとは国税庁が定める地理的表示保護制度のことで、一定の基準を満たして生産されたワインのみが「山形」という産地名を独占的に名乗れるようになります。
GIワインに認定されるためには、山形の特性を活かし、特徴的な製法や原料によって造られたワインであることが必須です。産地特性だけでなく、生産基準や品質も含めて信頼に値するので、選び方に迷ったらGI認定ワインから選ぶとよいでしょう。
編集部
参考:山形GI認定ワイン一覧 | 【公式】山形県ワイン酒造組合
珍しい銘柄が好みの人は新進気鋭のワイナリーをチェック
山形ワインは年々注目度が高まっているため、有名ワイナリーの人気商品になると一度は飲んだことがある人も多いと思います。珍しい銘柄を飲んでみたい人は、新進気鋭のワイナリーをチェックしてみましょう。今、とっても勢いのあるおすすめのワイナリーを3軒紹介します。
2022年創業!自社栽培の天童ワインが楽しめる「ドメーヌケロス」
「ドメーヌケロス」は、2022年夏に天童市で誕生した夫婦二人だけで営む小さなワイナリーです。かつてブドウ畑だった放棄地に、ワイン好きのご夫婦が埼玉から移住して苗木からブドウを栽培。そのライフスタイルは全国放送のドキュメント番組でも取り上げられ、今では全国にたくさんのファンがいます。
化学肥料や除草剤は不使用で、化学農薬もほとんど使わずに育てた自社栽培のブドウのみを原材料に使用。8品種のブドウから全14商品をラインナップしています。小規模ワイナリーで1回あたりの生産本数が少ないので、入手したい人はHPやSNSをマメにチェックしましょう。
人気急上昇の小規模ワイナリー。ラベルデザインもおしゃれな「ベルウッドヴィンヤード」
ベルウッドヴィンヤードは、2017年に山形県上山市で創業したワイナリーです。たった一人でワイナリーを立ち上げたオーナーは、19年間朝日町のワイナリーに勤務していた経歴の持ち主。いつか自分の畑で小さなワイナリーを持ちたいという夢を実現するや否や、瞬く間に全国区の人気になりました。
ピノノワール・ピノグリ・ソーヴィニヨンブランなどを自社栽培しており、ブドウの持つポテンシャルを最大限に引き出す絶妙な醸造方法で仕上げています。切手をモチーフにしたラベルもおしゃれで、ワイン好きの人へのプレゼントにもおすすめしたいワイナリーです。
ブドウ王国・南陽市で誕生。ナチュラルワインが人気の「グレープリパブリック」
山形県の中でも特にブドウ栽培が盛んな南陽市で2017年に誕生した「グレープ・リパブリック」。化学肥料や農薬を一切使わず、天然の酵母のみで発酵させ、酸化防止剤を使用しないで仕上げたナチュラルワイン造りにこだわっているワイナリーです。
南陽市の風土を活かして栽培したブドウをできるだけ手を加えずに醸造しているため、完成したワインは「ぶどうそのものよりぶどうっぽい」と称されるほど。自然な風味あふれるワインを試してみたい人は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
山形ワインおすすめ人気ランキング比較一覧表
山形ワインおすすめ人気ランキング15選
山形ブドウ発祥の地・南陽市で誕生した老舗ワイナリーの定番品
1940年に創業し、80年以上の歴史を誇る老舗ワイナリー「佐藤ぶどう酒」の赤ワインです。山形県産のマスカットベーリーAを使用した、軽やかな酸味が特徴。タンニンは少なめでベリー系の豊かな果実香を楽しめる、同ワイナリーで最も人気がある1本です。
山形県は全国3位のブドウ生産地ですが、佐藤ぶどう酒のある南陽市は山形ブドウ発祥の地。山形産のブドウを語る上で欠かせない存在です。南陽産のワインを試してみたい人は、選択肢に加えてみてくださいね。
種類 | 赤ワイン |
---|---|
原材料 | マスカットベーリーA |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 11.5% |
日本一の特産品・ラフランスを贅沢に使用したフルーツワイン
さくらんぼと並んで全国1位の生産量を誇る、山形県産のラフランス。その発祥の地とされる高畠町で栽培されたラフランスを贅沢に使用した、フルーツワインです。
果物の女王と称されるラフランスの高貴な香りが広がり、果実味あふれる味わいはまさにラフランスをそのままかじっているかのよう。とても甘口でジュース感覚で飲めるので、本格的なワインが苦手な人にもおすすめです。
500mlの飲み切りサイズでボトルもおしゃれなので、ちょっとしたお土産やお礼にしても喜ばれるでしょう。
種類 | フルーツワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産ラフランス使用 |
容量 | 500ml |
アルコール度数 | 9% |
渋みが少なく、赤ワインが苦手な人にも飲みやすい
赤ワインが苦手な人に飲んでもらいたい、朝日町ワインの「はなふわわ」。山形県産マスカットベーリーAにナイアガラをブレンドし、甘い果実香とまろやかな酸味をバランスよくまとめています。
本商品は赤ワイン特有の渋みが少なく、飲みやすいのが特徴。さらにアルコール度数も8%と低めなので、お酒があまり強くない人にもおすすめです。
ネーミングや桜をモチーフにしたラベルもかわいらしく、飲む前から気分が高まる1本。白ワインと同様に冷やしてから飲んでみてくださいね。
種類 | 赤ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産マスカットベーリーA・ナイアガラ |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 8% |
山形県産ナイアガラの華やかさと懐かしさを楽しめる
山形県内で栽培したナイアガラを低温発酵させ、フレッシュな香りを閉じ込めた白ワインです。ナイアガラ特有の華やかさはもとより、昔ながらの懐かしいぶどうの香りも感じられ、口に含むと軽やかな酸味を楽しめます。
口当たりがまろやかで飲みやすいため、普段ワインを飲み慣れていない初心者にもおすすめ。値段も量もお手頃、アルコール度数も11%と程よく、テーブルワインにちょうどよい1本です。気軽に飲める白ワインを探している人はぜひチェックしてみましょう。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産ナイアガラ |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 11% |
凍らせたぶどうから造ったトロピカルな風味の極甘口ワイン
リースリングフォルテとセイベル9110を凍らせたままプレスし、ぶどうから浸み出たエッセンスだけを醸造した「氷の妖精」。山形県内でも降雪量の多い朝日町で、厳しい冬の間じっくり熟成発酵させることで、濃厚な甘みが際立つ味わいを実現しています。
トロピカルフルーツの香りが口いっぱいに広がる極甘口で、デザートワインが好きな人にうってつけ。甘すぎると感じるときは、炭酸で割ってスパークリングのように飲むのもおすすめです。
ラベルやボトルのデザインもスタイリッシュでおしゃれなので、プレゼントにしても喜ばれますよ。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | リースリングフォルテ・セイベル9110 |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 10% |
山形県のど真ん中で造られた無添加の甘口ワイン
県内で栽培されたコンコード種を飲みやすく仕上げた、ミディアムボディの赤ワインです。フルーティーで芳醇な風味が魅力の甘口で、赤ワインが苦手な人でも飲みやすい味わい。酸化防止剤を使用せず、無添加造られているのも嬉しいポイントです。
天童ワインがある天童市は、山形県内のほぼ中央に位置する盆地地帯。ブドウ栽培期間の降雨量が少ない理想的な地域で、完熟したブドウの甘さは格別です。甘口ワインが人気のワイナリーなので、辛口が苦手な人はぜひ試してみてくださいね。
種類 | 赤ワイン |
---|---|
原材料 | コンコード |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 10% |
不動の人気を誇る高畠ワイナリーのロングセラー商品
山形ワインの代表格として知られる「高畠ワイナリー」が1990年の創業時に発売し、以来30年以上に渡り愛され続けてきたロングセラー商品。オレンジマスカットの柑橘系の酸味に蜂蜜のしっとりとした甘さを加えた、さわやかで優雅な香りを楽しめる白ワインです。
透明感のある黄金色が見た目にも美しく、クリアな輝きはまさに貴婦人のよう。口当たりが軽やかで飲みやすいので、ワイン初心者の人にもおすすめです。
ふるさと納税や山形土産の定番として不動の人気を誇る逸品なので、山形ワインを知るなら最初の一本に選んでみてはいかがでしょうか。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | ハンガリー産フルミント・オーストラリア産オレンジマスカット |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 11.5% |
遅摘みのぶどうをじっくり低温発酵。甘く爽やかな酸味を楽しめる
地元・朝日町で契約栽培されたマスカットベーリーAを使用した、ロゼワインです。糖度と果実味が十分に熟すまで待ち、11月上旬に遅摘みで収穫。さらにマスカットベーリーAの長所を引き出すため、ぶどうの果皮を果汁に漬け込む「スキンコンタクト」の技法でじっくり発酵させています。
朝日町ワインのロゼは、低温発酵することでフレッシュな果実味を楽しめるのが魅力です。甘くて華やか、そして爽やかな酸味もある辛口ロゼワインをぜひ味わってみてくださいね。
種類 | ロゼ |
---|---|
原材料 | マスカットベーリーA |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 13% |
デラウェアとマスカット・ベーリーAのバランスが絶妙な白ワイン
地元の協力農家が生産したデラウェア75%・マスカット・ベーリーA25%を使用。見た目はほんのりと桜色、飲み口はすっきり辛口に仕上げた2023年ヴィンテージの白ワインです。「2023年の山形を表す一番美味しい白ワイン」を目指して造られました。
毎年アプローチを変えながら造っているため、ヴィンテージによる味の違いを楽しめるのも魅力。2023年は良質で濃縮感のあるブドウが多く穫れたため、本商品の出来栄えも良好です。
デラウェアのすっきりとした酸味とマスカット・ベーリーAの華やかさがバランスよくまとまっているので、さまざまな料理と合わせてみてくださいね。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | デラウェア・マスカット・ベーリーA |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 10.5% |
ワインコンクールで数々の受賞歴を持つ遅摘みのワイン
山形ワインは国内外のコンクールでも高い評価を得ていますが、有名な受賞ワインを飲んでみたいなら本商品をチェックしてみましょう。2018年日本ワインコンクールでの3冠をはじめ、過去に数々のコンクールで受賞歴のある赤ワインです。
ブドウの品種は、朝日町・柏原地区で栽培されたマスカットベーリーAを使用。収穫時期を11月上旬までずらした遅摘みにより、完熟した果実味とスパイシーな香りを楽しめます。
また、買い求めやすい価格帯で、自分用とちょっとした贈り物のどちらにも使えるのも嬉しいポイント。ワイン好きの人への気を遣わせないプレゼントにぴったりですよ。
種類 | 赤ワイン |
---|---|
原材料 | マスカットベーリーA |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 13% |
GI山形にも認定された月山トラヤワイナリーの代表銘柄
山形県産のマスカットベーリーAにブラッククイーンとメルローをブレンドした、辛口赤ワインの新酒です。ボジョレー・ヌーヴォーと同じフランスの伝統的醸造法を取り入れており、花のような香りと軽快な味わいが特徴。渋みは控えめで、あっさりと飲みやすく仕上げられています。
「月山山麓」は月山トラヤワイナリーを代表する銘柄で、本商品以外に白やロゼも大人気。山形屈指の豪雪地帯・西川町で逞しく育ったブドウは野性味あふれる味わいで、山形ワインを堪能したい人にもってこいです。
山形GI認定の銘柄でもあるので、品質にこだわって選びたい人にもおすすめします。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産マスカットベーリーA・ ブラッククイーン・メルロー |
容量 | 1,800ml |
アルコール度数 | 11% |
凍結したデラウェアから造る贅沢な白。ボトルデザインもおしゃれ
雪の結晶をモチーフにしたシンプル&ナチュラルなボトルデザインに目を奪われそう。スリムなシルエットもスタイリッシュな印象で、インテリアとして飾っておきたくなる白ワインです。ワイン好きのおしゃれな人にプレゼントしたら間違いなく喜ばれるでしょう。
見た目だけでなく造り方にもこだわっており、収穫後すぐに凍結したデラウェアをゆっくり解凍しながら搾取するユニークな技法を採用。通常のワインに比べて果汁が約2分の1ほどしか絞れませんが、その分贅沢な甘みを楽しめますよ。
日本一のデラウェア生産量を誇る高畠町だからこそなせる味わいを、ぜひ堪能してみてくださいね。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県高畠町産デラウェア |
容量 | 500ml |
アルコール度数 | 9.5% |
ブドウを発酵させたまま生詰めにしたフレッシュなスパークリング
山形産デラウェアを100%使用した、フレッシュなスパークリングワインです。名前の「サン・スフル」とは、亜硫酸を使用しない醸造方法のこと。自然農法で栽培したデラウェアを、酸化防止剤を使わずに生詰めしています。
注目すべきは「アンセストラル法」という高度な技法で造られていること。発酵中のワインを無濾過で瓶詰にし、瓶の中で継続して発酵させることで、酵母から炭酸ガスが生まれます。瓶の中で自然発生した泡はシュワシュワで活きがよく、辛口ですっきりした味わいです。
また、無濾過で仕上げているため、ブドウ由来のにごりを楽しめるのも本商品の魅力。珍しい発砲ワインを飲んでみたい人はぜひ注目してみてくださいね。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産デラウェア |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 11.3% |
関連記事:初心者も飲みやすい!人気スパークリングワインおすすめ30選!白や赤、甘口やロゼも
無濾過で瓶詰めしたフレッシュな味わい。テーブルワインにも◎
山形らしいワインを飲んでみたい人におすすめしたいのが「山形デラウェア 白」。日本一の生産量を誇る山形デラウェアの美味しさをより感じられるよう、無濾過のまま瓶詰めしているのが特徴です。
新鮮な果実の香りを楽しめる甘口ですが、すっきりと口当たりがよく甘ったるさは控えめ。食事中に飲むテーブルワインにぴったりで、パスタやチーズなどのイタリアンとよく合います。
町土の約7割を山林が占める自然豊かな朝日町は、寒暖差も激しくブドウ栽培に最適な地域です。山形産デラウェアの魅力がたっぷり詰まった本商品をぜひ試してみてください。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 山形県産デラウェア |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 11% |
高畠ワイナリーの代名詞!手頃な価格で楽しめるスパークリング
高畠ワイナリーの代名詞とされる、最新の設備で世界基準の醸造法を取り入れて造られたスパークリングワインです。高畠町で栽培されたシャルドネを100%使用し、白い花や柑橘系の果実を思わせる華やかな香りが特徴。1,000円台で買えるワインとは思えないほどコクのある奥深い味わいを楽しめます。
淡いレモンイエローの見た目も美しく、グラスに注ぐと繊細な泡が立ち上ります。泡の華やかさが雰囲気を盛り上げてくれるので、ちょっとしたホームパーティーにもおすすめ。洋食やイタリアンはもちろん、天ぷらやお刺身とも好相性ですよ。
高畠ワイナリー産のワインを気軽に楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
種類 | 白ワイン |
---|---|
原材料 | 高畠町産シャルドネ |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 13% |
山形を訪れたら行ってみたいショップやイベントを紹介
ワイン王国・山形では、ワイン祭りなどのイベントも各地で行われています。もし山形に来る機会があれば、各地のイベントもチェックしてみましょう。見学可能なワイナリーも多いので、山形旅行のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
東北最大級!年に一度のワインイベント「山形ワインバル」
タケダワイナリーやベルウッドヴィンヤードなどのワイナリーがある山形県上山市で、年に一度開催されるワインイベント。県内外から約50軒のワイナリーが集合し、ワインの飲み比べを楽しめます。山形新幹線の通過駅でもある「JRかみのやま温泉駅」から会場までは徒歩5分なので、県外からも好アクセスで参加できますよ。
編集部
ワインバル出店のワインを常時楽しめる「山形ワインカーヴ」
「JRかみのやま温泉駅」から徒歩1分、山形ワインバルに出店したワイナリーのワイン12種類が常時飲めるお店です。もちろんお土産として購入もOK。上山ならではのおつまみも用意されており、地元ワインとのペアリングも楽しめます。レンガと木を組み合わせたブルックリンスタイル調のインテリアもおしゃれなので、近くを通る際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
山形ワイン以外に!おすすめの山形の名産品・ワイン
関連記事:【2023年金賞受賞で話題】山形の日本酒おすすめランキング23選!辛口・フルーティーも
関連記事:【有名なナイアガラも】長野ワインおすすめ人気ランキング22選! 希少な高級タイプも
おすすめ山形ワインまとめ
- 山形県はワイン生産量が全国4位、ブドウ生産量が全国3位のワイン王国
- 白ワインを選ぶなら全国生産量1位のデラウェアで造った銘柄がおすすめ
- 山形の赤ワインはまろやかで飲みやすいマスカット・ベーリーAが人気
- 山形ならではのワインを味わうならGI認定ワインから選ぶのもアリ
日本ワイナリーで唯一の金賞受賞や新進気鋭ワイナリーの進出など、近年ますます盛り上がりを見せている山形ワイン。本記事を参考にぜひお気に入りの1本を見つけ、美味しく味わってくださいね。
記事にはリサーチ時点の情報を掲載しています。商品・サービスの詳細や料金が変わってしまう場合もございます。最新情報は、各ECサイト・販売店・メーカーサイトをご確認ください。