【DJIが人気】ドローンおすすめランキング20選!カメラ付きや登録不要の機種も

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ドローン

初心者でも手軽に空撮を楽しめる「ドローン」。近年は買い求めやすい価格帯の一般向けモデルが増え、趣味としてドローンを始める人が急増中です。SNSでもドローンを使った美しい景色や迫力ある映像がたくさん投稿されているため、興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

しかし、ドローンは数千円の安いものから数十万円の上位モデルまで価格の幅が広く、機能もさまざま。初めて買う人はどんな機種を選べばいいのか悩んでしまいますよね。また、ドローンを飛ばせる場所や免許についての情報も気になるところです。

そこで今回は、ドローンの選び方を初心者にもわかりやすく徹底解説。記事の後半では、最新の売れ筋商品をランキング形式で紹介します。ドローンを飛ばすルールや資格取得についても触れているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ドローンを飛ばせる場所は?免許・資格・申請は必要?

ドローンを飛ばせる場所は?免許・資格・申請は必要?

まず、前提としてドローンを操縦するための免許や資格は必要ありません。国家資格や民間資格は取得することでよりドローンを活用しやすくなりますが、一部の飛行が許可された区域を趣味として飛ばす分には不要です。

注意したいのは、機体重量が100g以上のドローンは「無人航空機」に該当し、国土交通省の規制対象となること。購入後には機体の登録申請とリモートID機器の搭載が義務付けられています。未登録のまま飛ばすと法律で罰せられるため、100g以上のドローンを購入したら必ず申請を行いましょう。

また、機体登録を終えたからといってどこでも飛ばせるわけではなく、100g以上のドローンには以下の飛行禁止区域が定められています

  1. 空港等の周辺の空域
  2. 地表又は水面から高さ150m以上の空域
  3. 人口集中地区(DID地区)の上空
  4. 緊急用務空域

※1~3においては、国土交通大臣の申請・許可を受けることで飛行可能になる場合あり

参考:航空:無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法 – 国土交通省

このほか、小型無人機等飛行禁止法により、重要施設及びその周囲おおむね300mの周辺地域の上空が飛行禁止区域に定められています。こちらは100g未満を含むすべてのドローンが該当するため、必ずチェックしておきましょう

参考:小型無人機等飛行禁止法関係|警察庁Webサイト

編集部

資格についての詳しい情報は記事後半で紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ドローンのおすすめ選び方

ドローンの選び方

ドローンを選ぶときは、種類・飛行時間・カメラ性能・機能をチェックすると失敗しにくいです。それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

目的に合わせてドローンの種類を選ぶ

ドローンは「空撮ドローン」と「トイドローン」の2種類に大きく分けられます。種類によって機能や値段が変わるだけでなく、登録申請の有無も異なります。それぞれの特徴を紹介するので、目的に合わせて選んでみてください。

本格的な撮影には高性能カメラ付きの「空撮ドローン」

本格的な撮影には高性能カメラ付きの「空撮ドローン」

ドローンを使った空撮が目的なら、高性能カメラが付いていて空から美しい風景を撮影できる「空撮ドローン」がおすすめ。GPSを搭載したモデルが多く、トイドローンよりも豊富な便利機能を利用できる点も魅力です。

空撮ドローンは安いものだと2~3万円台が相場で、高いモデルになると20~30万円するものもあります。値段が上がるほどカメラ性能や飛行性能、安全機能などが充実しますよ。

予算に余裕があれば上位機種がベストですが、画質にこだわりがなければ低価格モデルでも十分楽しめます。お財布と相談しながら選んでみてください。

編集部

先にも説明した通り、2022年以降は100g以上のドローンを飛ばす際に機体の登録申請やリモートID機器の搭載が義務付けられています。空撮ドローンはほとんどが対象機に該当するため、申請が面倒な人にはトイドローンがおすすめです。

おもちゃ感覚で楽しむなら100g未満で価格が安い「トイドローン」

おもちゃ感覚で楽しむなら100g未満で価格が安い「トイドローン」

本格的な空撮や飛行を目的とせず、おもちゃ感覚で楽しみたい人は「トイドローン」を選びましょう。トイドローンの定義は特に決まっていませんが、一般的には100g未満で模型航空機に分類される小型ドローンのことを指します。模型航空機は事前の登録申請が不要です。

トイドローンの主な魅力は、小さい・軽い・安いの3点。1万円以下で買える軽量コンパクトなモデルが多く、持ち運びしやすいため外出先でも手軽に楽しめるのがメリット。スマホに近いミニサイズのモデルなら、狭い室内でも操縦を楽しめます。

近年はトイドローンでもカメラやGPSを搭載したモデルが増えており、趣味で楽しむ分には十分な製品も豊富に揃っています。本格的な空撮ドローンを購入する前の練習用として、トイドローンを選ぶのもおすすめですよ。

関連記事:【免許なしで飛ばせる】トイドローンおすすめ24選!屋外・屋内で遊べる製品やカメラ付きも紹介

30分以上がおすすめ!用途に適した飛行時間で選ぶ

用途に適した飛行時間で選ぶ

遠くの風景を撮りたい人や設定を調整しながらじっくり空撮したい人は、できるだけ長く撮影できるモデルがおすすめ。クリエイターがドローンで空撮する際の撮影時間は約30分が一般的とされるため、飛行時間は30分以上あると使いやすいですよ。

ちなみに、メーカー記載の飛行時間は予測される最大値で、ホバリング(空中で停止する)などの操作を行えば実際はもっと短くなります。バッテリーを交換しながら使える機種もあるので、予備のバッテリーが付属するかどうかもチェックしておきましょう。

空撮目的ならカメラ性能を重視して選ぶ

ドローンのカメラは機種によって差があるため、クリアで鮮明な動画や写真を撮りたい人はセンサーサイズや解像度など、カメラの性能にこだわって選びましょう。

センサーサイズが大きいほどきれいに撮れる

センサーサイズが大きいほどきれいに撮れる

カメラはセンサーサイズが大きいものほど光を取り込む量が増え、きれいに撮れます。ドローンはスマホと同等の小型サイズのセンサーを搭載しているものが多く、DJI製では1/1.3インチが主流です。

上位機種になるとミラーレス一眼でも使われる4/3インチやフルサイズセンサーを搭載しているものもあるので、精細な映像を撮りたい人は注目してみてください。

センサーサイズ(上に行くほど大きい) 主なDJIの機種
フルサイズ
  • Inspire 3
4/3(マイクロフォーサーズ)
  • Mavic 3
  • Mavic 3 Pro
1/1.3インチ
  • Air 3
  • Mini 3
  • Mini3 pro
  • Mini 4 pro
  • Avata2
1/2.3インチ
  • Mini2
  • Mini2 SE

関連記事:フルサイズミラーレスカメラおすすめ19選!安い・人気機種を比較

高画質にこだわる人には4K対応モデルがおすすめ

高画質にこだわる人には4K対応モデルがおすすめ

高画質な撮影をしたいなら、カメラの解像度もチェックしましょう。最低でも1920×1080のフルHD以上のもの、できれば4K撮影に対応しているドローンがおすすめです。

4Kとは画面の解像度を示す数値のことで、フルHDの1,920×1,080画素に対し4Kは3,840×2,160画素で撮影できます。より細かな部分まで描写してくれるため、上空から迫力のある映像を撮れますよ。

編集部

高画質になるほど保存する際のデータも大きくなるので、microSDカードは容量が大きいものを選びましょう。

関連記事:今売れている4Kビデオカメラおすすめ人気12選!ソニー・パナソニックの比較も

 飛行の安全性を高める機能も見逃せない

ドローンを長く大切に使い続けるためには、安全性も見逃せません。特に、操作に不慣れな初心者のうちは破損や紛失のリスクが高いので、次のような安全機能に注目してみてください。

故障のリスクを低減する「障害物検知機能」

故障のリスクを低減する「障害物検知機能」

ドローンの運転に慣れていないと、操作を誤って建物や木に衝突してしまうこともしばしば。障害物検知機能があれば、ドローンが周囲の障害物を検知し、自動で回避したルートを飛行します。障害物だけでなく人との接触も避けられるので、安全飛行を目指すうえでも心強い機能です。

なお、障害物を検知する方向は前・後・左・右・上・下・全方向など機種によって異なります。安全性を重視するのであれば、全方向をガードできるタイプを選んでくださいね。

バッテリー切れや紛失を防ぐ「自動帰還機能」

バッテリー切れや紛失を防ぐ「自動帰還機能」

出典:rakuten.co.jp

自動帰還機能とは、バッテリーが残り少ない・電波状況が悪いなどの状況時に自動で本体が帰還する機能のことです。メーカーによっては「リターン・トゥ・ホーム(RTH)」とも呼ばれています。大切なドローンを紛失から守るのに必須の機能なので、しっかり確認しておきましょう。

「3軸ジンバル」なら振動を抑えたなめらかな映像が可能に

3軸ジンバルなら振動を抑えたなめらかな映像が可能に

振動を抑えたなめらかな映像を撮りたい人は、ジンバル付きのドローンがマストです。ジンバルとは撮影中の手ぶれを補正する回転台のこと。ジンバルがあると、モーターや風などの影響で発生する揺れを補正して安定感のある映像に仕上がります。

ちなみに、ジンバルには1軸(縦方向のみ)・2軸(縦+回転)・3軸(縦+回転+横方向)があり、もっとも振動が少ないのは3軸です。100g以上のドローンは3軸ジンバルが多めですが、安価なものや空撮向けでないモデルだと1軸や2軸もあるので要チェックです。

動く被写体を撮影するなら「自動追尾機能」がマスト

動く被写体を撮影するなら「自動追尾機能」がマスト

出典:rakuten.co.jp

動く被写体をドローンで追いかけながら撮影するのは、ベテランでもなかなか難しいもの。そんなときに「自動追尾機能」があれば、被写体を自動で追尾してくれるのでラクチンです。メーカーによっては「フォローミーモード」とも呼ばれています。

自動追尾機能は、スポーツや自転車などスピーディーなシーンの撮影はもちろん、ただ立っているだけの自分を空から撮影するときにも使えます。自分を第三者視点で撮影する際に使いやすい機能なので、ぜひ活用してみてくださいね。

一人称視点を楽しめる「FVP機能」で臨場感あふれる映像を楽しもう

一人称視点を楽しめる「FVP機能」で臨場感あふれる映像を楽しもう

ドローンからの映像を一人称視点で楽しみたい人には「FVP機能」が付いた製品がおすすめ。FVPとは「First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)」の略で、一人称視点を表す言葉です。

FVP機能を搭載しているドローンなら、専用ゴーグルを使うことで没入感のある操縦を楽しめますよ。近年人気のドローンレースでもおなじみの機能です。

編集部

専用ゴーグルは同梱されているものもあれば、別売りされているタイプもあります。

初心者は「自動ホバリング」や「ヘッドレスモード」などの機能をチェック

初心者は自動ホバリングやヘッドレスモードなどの機能をチェック

出典:rakuten.co.jp

ドローン初心者には、「自動ホバリング」や「ヘッドレスモード」など操縦をサポートする機能が付いた製品がおすすめです。

「ホバリング」とはドローンを空中で静止させることで、手動で行うにはテクニックが必要。自動ホバリング機能があれば、操縦技術がなくてもドローンが自動的にホバリング状態をキープしてくれます。撮影時のブレを軽減でき、操縦を一休みするときにも役立ちますよ。

また、「ヘッドレスモード」は機体の向きに関わらず操作を行える機能です。ドローンの前後を区別する必要がなく、進みたい方向にレバーを倒すだけで操縦できるため直感的な操作が可能です。

空撮ドローンおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格サイズ・重量飛行時間センサーサイズジンバル4K対応安全機能その他機能
DJI Avata2¥174,900 楽天市場AmazonYahoo!185×212×64mm(展開時)/ 377g(バッテリー含む)約23分1/1.3インチ1軸メカニカルジンバル全方向障害物検知・タートルモード・自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・FVP飛行など
DJI Mini 3 DJI RCコントローラー付¥66,000 楽天市場AmazonYahoo!251×362×72mm(展開時)148×90×62mm(折りたたみ時)/ 248g(バッテリー含む)約38~51分1/1.3インチ3軸メカニカルジンバル下方向障害物検知・自動帰還自動飛行・ホバリングモード・など
DJI Mini 4 Pro Fly More Combo Plus (DJI RC 2)¥158,180 楽天市場AmazonYahoo!298×373×101mm(展開時)148×94×64mm(折りたたみ時)/ 249g(バッテリー含む)約34~45分1/1.3インチ3軸メカニカルジンバル全方向障害物検知・自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・FVP飛行など
Holy Stone 4Kカメラ付きドローン HS175¥20,990 楽天市場AmazonYahoo!360×300×70mm(展開時)145×90×60mm(折りたたみ時)/ 198g(バッテリー含む)約20分--自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・ヘッドレスモードなど
Potensic ATOM SE¥36,980 楽天市場AmazonYahoo!210×152×58mm(展開時)143×88×58mm(折りたたみ時)/ 249g(バッテリー含む)約31分--自動帰還自動追尾・自動飛行など
RSプロダクト 初心者用 ドローン GW8807-PRO¥15,800 楽天市場AmazonYahoo!330×330×70mm(展開時)/ 220g(バッテリー含む)約20分---自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・ヘッドレスモード・FVP飛行など
DJI Mini2 SE¥44,000 楽天市場AmazonYahoo!245×289×56mm(展開時)138×81×58mm(折りたたみ時)/ 246g(バッテリー含む)約31分1/2.3インチ3軸メカニカルジンバル-自動帰還ホバリングモード
Holy Stone 4Kカメラ付きドローン HS720E-RID¥40,520 楽天市場AmazonYahoo!337×240×58mm(展開時)177×104×58mm(折りたたみ時)/ 495g(バッテリー含む)約23分--自動帰還自動追尾・自動飛行・ヘッドレスモード・ホバリングモードなど
DJI Air 3 Fly More Combo (DJI RC 2) Care Refresh付¥209,000 楽天市場AmazonYahoo!258.8×326×105.8mm(展開時)207×100.5×91.1mm(折りたたみ時)/ 720g(バッテリー含む)約46分広角カメラ:1/1.3インチ・中望遠カメラ:1/1.3インチ3軸メカニカルジンバル全方向障害物検知・自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・FVP飛行など
DJI Mavic 3 Pro Fly More Combo (DJI RC)¥352,000 楽天市場AmazonYahoo!347.5×290.8×107.7mm(展開時)231.1×98×95.4mm(折りたたみ時)/ 958g(バッテリー含む)約43分Hasselbladカメラ4/3型・中望遠カメラ1/1.3インチ・望遠カメラ1/2インチ3軸メカニカルジンバル全方向障害物検知・自動帰還自動追尾・自動飛行・ホバリングモード・FVP飛行など
Holy Stone 4Kカメラ付きドローン HS700E¥36,990 楽天市場AmazonYahoo!380mm×230mm×125mm(展開時)/ 557g(バッテリー含む)約21分--自動帰還自動追尾・自動飛行・ヘッドレスモード・ホバリングモードなど
HUBSAN ジーノ H117S¥32,980 楽天市場AmazonYahoo!304×252×90mm(展開時)/ 700g(バッテリー含む)約23分-3軸-自動追尾・自動飛行・ヘッドレスモードなど
Holy Stone 4Kカメラ付きドローン HS720E-RID¥40,520 楽天市場AmazonYahoo!337×240×58mm(展開時)177×104×58mm(折りたたみ時)/ 495g(バッテリー含む)約23分--自動帰還自動追尾・自動飛行・ヘッドレスモード・ホバリングモードなど

空撮ドローンおすすめ人気ランキング12選

トイドローンおすすめ人気ランキング比較一覧表

商品最安価格サイズ・重量飛行時間センサーサイズジンバル4K対応安全機能その他機能
Holy Stone ミニドローン HS420確認中 楽天市場AmazonYahoo!84×90×34mm(展開時)/ 31g(バッテリー含む)約6分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸・高速旋回など
HolyStone ドローン HS155確認中 楽天市場AmazonYahoo!90×77×32mm(展開時)/ 98g(バッテリー含む)約14分---リターンモード自動追尾・自動飛行・ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸など
TOMZON ドローン A24-W確認中 楽天市場AmazonYahoo!92×80×30mm(展開時)/ 33g(バッテリー含む)約8分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸・360°宙返りなど
Holy Stone ドローン HS130確認中 楽天市場AmazonYahoo!236×204×48mm(展開時)・126×79×48(折りたたみ時)/ 95.2g(バッテリー含む)約11分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸・3段階スピード切替など
Bankers インテリジェント障害回避ドローン確認中 楽天市場AmazonYahoo!330×330×75mm(展開時)/ 90g(バッテリー含む)約20分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・自動飛行・360°宙返りなど
Holy Stone ドローン HS210¥5,390 楽天市場AmazonYahoo!80×80×30mm(展開時)/ 21.8g(バッテリー含む)約7分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸・3D宙返りなど
Holyton ドローン D70¥6,480 楽天市場AmazonYahoo!236×200×48mm(展開時)126×79×48(折りたたみ時)/ 94g(バッテリー含む)約11分----ヘッドレスモード・ホバリングモード・ワンキー離着陸・緊急停止など
Tomzon ミニドローン¥6,990 楽天市場AmazonYahoo!90×77×32mm(展開時)/ 31g(バッテリー含む)約9分----ヘッドレスモード・ホバリングモード

トイドローンおすすめ人気ランキング8選

DJIが人気◎空撮ドローンとトイドローンのおすすめメーカーを紹介

ドローンを選ぶときは、多くの人に選ばれている人気メーカーからチェックするのもおすすめ。空撮ドローンの人気メーカー「DJI」と、トイドローンのおすすめメーカー「Holy stone」について紹介します。

本格的な空撮なら「DJI」一択!初心者からプロまで楽しめる

DJI(ディー・ジェー・アイ)は2006年に誕生した中国のドローンメーカーです。世界で販売されているドローンのうち70%がDJI製で、ドローン業界ではまさに一強。空撮用ドローンを買うなら、DJIを選んでおけば間違いありません。

また、DJIのドローンは、ビギナーからプロ向けまで幅広いラインナップを揃えています。全製品がシリーズ分けされており、携行性重視なら「Mini」、FPV飛行を楽しむのであれば「Avata」など目的に合わせて選べるのもメリットです。

なお、高級なイメージのあるDJIですが、エントリーモデルなら4万円台で購入できます。日本では「DJI JAPAN」がサポートしてくれるので、アフターフォローも充実しています。

トイドローンなら「Holy stone」がおすすめ

Holy stone(ホーリーストーン)は、DJIと同じ中国のドローンメーカーです。軽量コンパクトな100g未満のドローンを主力商品としており、トイドローンの中では最大手。登録申請なしで遊べるドローンが欲しい人は、Holy stoneをチェックしてみましょう。

また、同メーカーは1万円以下の低予算でドローンを始めたい人にもおすすめ。カメラ機能やアクロバティックな飛行を楽しめるモデルも多く、子供のおもちゃとしてはもちろん大人も十分に楽しめます。多くの機種から選べないときは、多機能な「HS420」や折りたたみ式の「HS130」がおすすめですよ。

仕事にも役立つ!ドローン免許・国家資格を取得する方法とメリット

記事の冒頭ではドローンの操縦に免許や資格は不要とお伝えしましたが、資格を取得するメリットも大いにあります。特に、ドローンを仕事で使用する人や本格的な空撮映像を作成したい人は、資格を取得しておくことをおすすめします。

ドローンの国家資格とは?どんなメリットがあるの?

ドローンの国家資格とは?どんなメリットがあるの?

ドローンの国家資格とは2022年12月より始まった「無人航空機操縦者技能証明」制度のことで、一般的にドローン免許と呼ばれるものです。一等無人航空機操縦士(一等資格)と二等無人航空機操縦士(二等資格)の2種類があり、一等資格の方が難易度は高め。いずれも3年間の有効期限が設けられています。

ドローンの国家資格を取得するメリットは、主に以下の3点です。

ドローン国家資格のメリット
  • レベル1~レベル3までの飛行をする際の申請が不要になる
  • 一等資格を取得すればレベル4飛行が認められる
  • 操縦スキルの証明になりビジネスでの信頼度が高まる

ドローンで国土交通省の許可・承認が必要な区域を飛ばす際、技術に応じて飛行レベルが1~4まで設定されています。通常は毎回申請が必要ですが、国家資格の保有者はレベル1~3の飛行であれば申請が不要になります

さらに一等資格の所有者は、レベル4の「有人地帯における目視外飛行」が可能。ビルや住宅が集中している地区でドローンを飛ばせるのは、一等資格保有者のみです。撮影・物流・警備などビジネスでドローンを活用するなら、一等資格を取得しておくことをおすすめします。

ドローン資格の種類 レベル1~レベル3飛行 レベル4飛行
国家一等資格 申請なしで可能 申請・承認を経て可能
国家二等資格 申請なしで可能 不可
民間資格 都度申請・承認を経て可能 不可

国家資格と民間資格の違いは?民間資格にメリットはある?

国家資格と民間資格の違いは?民間資格にメリットはある?

ドローンの免許は国家資格だけでなく、民間団体による検定試験やスクール受講でも取得できます。国家資格と民間資格の主な違いは、飛行申請の有無です。国家資格はレベル1~レベル3飛行時の申請が免除されるのに対し、民間資格では飛行のたびに申請が必要となります

また、先ほども説明した通り、レベル4飛行が許可されるのは国家資格の一等ライセンスのみ。以上のことから、対外的なドローンの技術証明としては、民間資格よりは国家資格の二等、さらに一等資格がもっともよいといえます。

では、ドローンの民間資格にメリットはないのかというとそうでもありません。民間資格を保有していると、国土交通省への飛行申請の許可・承認を受けやすくなります。ドローンスクールに通えば飛行申請時に必要な「10時間以上の飛行経験」もクリアでき、資格取得の難易度も国家資格に比べると下がります。

初心者のうちから国家資格を取得するのは大変なので、初めは民間資格にチャレンジし、操縦に慣れてきてから国家資格を目指すのもおすすめです。

ドローン民間資格のメリット
  • 国土交通省への飛行申請の許可・承認を受けやすくなる
  • 飛行申請時に必要な10時間以上の飛行経験がクリアできる(スクールで受講した場合)
  • ドローンの基礎知識や操作方法を学べる

編集部

国土交通省より、民間資格を飛行申請時のエビデンスとして使用できるのは2025年12月5日までと発表されています。飛行許可が必要な空域を頻繁に飛ばす人は、国家資格を取得しておく方がよさそうですね。

国家資格・民間資格の取得方法と免許費用

国家資格・民間資格の取得方法と免許費用

ドローンの国家資格を取得するには、学科試験・実地試験・身体検査をクリアする必要があります。国家資格の取得方法は、以下の2通りです。

  1. ドローンスクールの講習を受けてから試験に挑戦する
  2. 自力で勉強して試験に挑戦する

講習の受講は必須ではないので独学で取得することも可能ですが、知識や経験のない人がいきなりチャレンジして合格するほど簡単ではありません。スムーズに取得したい人は、国土交通省の指定スクールで講習を受けてから挑戦するのがおすすめ

また、民間資格の内容は主催団体によってさまざまで、学科試験のみの場合もあれば学科+実地試験を行うこともあります。ドローンの民間資格を発行している団体はいくつかあるので、内容や取得費用を考慮しながら選びましょう。

なお、各スクールを受講して国家資格・民間資格を取得する際のおおよその費用は以下の通りです。

取得にかかる時間の目安 おおよその費用
国家一等資格
  • 初心者:学科18時間・実地50時間
  • 経験者:学科9時間・実地10時間
  • 初心者:60~80万
  • 経験者:40万程度
  • 受験料:1万5,000円~
国家二等資格
  • 初心者:学科10時間・実地10時間
  • 経験者:学科4時間・実地2時間
  • 初心者:30~40万
  • 経験者:15~25万
  • 受験料:1万5,000円~
民間資格 数時間~5日(団体・内容による) 3~40万(団体・内容による)

【農業用や水中ドローンも】仕事におけるドローンの活用例を紹介

ドローンは仕事にも使える◎活用方法の例を紹介

ドローンは趣味として楽しむだけでなく、仕事にも活用できます。中には、農薬散布や水中調査などに使われる特殊ドローンも存在します。企業や自治体でどんな使い方をしているのか、以下にまとめてみました。

農業 農薬や肥料の散布・種まき・害獣対策など
物流 過疎地や離島への宅配・医薬品物流など
セキュリティ 施設の巡回警備・防犯対策など
建設業 ドローン測量・点検・人が入れない場所の撮影など
環境調査 自然環境・生活環境・水質調査など
イベント ドローンショー・ドローンレースなど

ドローンの実用化は日々進んでおり、現在ではできない技術も近い将来の実現が期待されます。ビジネスとしてドローンを活用する機会が増えそうな人は、早めにドローン資格を取得しておくことをおすすめします。

関連記事:水中ドローンおすすめ11選|釣りや水中撮影に!安いモデル・ビジネス用も紹介

関連記事:免許は不要!?今話題の農薬散布もできる農業用ドローン!

ドローンを手軽に楽しむならレンタルもおすすめ

ドローンを手軽に楽しむならレンタルもおすすめ

「ドローンで遊んでみたいけど高くてなかなか手が出せない」という人には、レンタルもおすすめ。1泊2日や2泊3日などの期間を選べて5,000円程度から借りられるので、ぜひ利用してみてくださいね。レンタルで操作感を試してみてから購入を検討するのもアリです。

ちなみに100g以上のドローンを借りる場合、機体の登録申請は済んでいる状態なので手続き等は不要です。ただし、飛行許可が必要な空域を飛ばしたいときは、利用者側で事前に申請を行いましょう。飛行申請を代行してくれるレンタル会社もあるので、面倒な人はお任せするのも◎です。

関連記事:【初心者でも利用できる】安いドローンレンタル会社おすすめ11選!個人・法人も対応

ドローンの関連商品

ドローンに関連するおすすめ商品を紹介します。より快適にドローンを飛ばすために、ぜひチェックしてみてください。

安全な飛行に欠かせない「風速計」

風速計は、屋外でドローンを飛ばすときに必要なアイテム。ドローンの天敵は風で、特に強風時はコントロールがしにくく、墜落のリスクが高まります。

また、飛行禁止区域でドローンを使用する際には国土交通省航空局への申請が必要ですが、マニュアルに「風速5m/s以上では飛行させない」という条件があります。体感で今どれくらいの風が吹いているのかを判断するのは難しいので、安全な飛行のためにも風速計を使って確認しましょう。

関連記事:調査やドローン用に!風速計おすすめ20選!詳しい選び方やタイプごとの特徴を紹介

映像の記録に必要。4K撮影なら複数枚用意したい「SDカード」

ドローンで空撮した映像の記録に欠かせないSDカード。ほとんどのドローンでは、micro SDカードを使用します。4K撮影の場合はある程度の容量が必要なので、64GB以上のものを複数枚持っておくと安心です。

ちなみに、DJIのドローンは最大256GBまでの容量に対応しています。大容量のカードはたくさん保存できますが、紛失や破損した場合にデータがすべて消えてしまうリスクもあります。大事な撮影の場合は、あえて32~64GBのSDカードを交換しながら記録するのも選択肢の一つです。

関連記事:【コスパ最強】マイクロSDカードおすすめ25選!スマホやゲーム機にも使えて便利

ドローンのよくある質問

ドローンの名前の由来は何ですか?

諸説ありますが、もともとDroneには「オスの蜂」という意味があり、ドローンが飛ぶ音が蜂の羽音に似ていることが語源となっているそうです。

ドローンの飛行禁止区域を確認できる地図アプリはありますか?

ドローンフライトナビ」がおすすめです。人口密集地域だけでなく、空港、国家施設、原子力発電所など、ドローンで近づいてはいけない建物の位置、日の出日の入りの時間まで確認できます。App StoreGoogle Playで配布されています。

おすすめのドローンショーは?

ドローンがディズニーソングに合わせてキャラクターを描くディズニーのドローンショーが人気です。2024年5月からディズニー・スプリングスで開催予定です。

ドローンの保険はありますか?

修理・盗難を補償する「機体保険」と事故で第三者を傷つけた場合の「賠償責任保険」があります。賠償責任保険は、ドローンの操作で人にケガをさせたときやを壊してしまったときに有効なので、加入しておくと心強いですよ。

おすすめドローンまとめ

  • ドローンには100g以上の空撮ドローンと100g未満のトイドローンがある
  • 空撮が目的なら高性能カメラを搭載した空撮ドローンがマスト
  • 登録申請をせず手軽に遊びたいならおもちゃ感覚のトイドローンがおすすめ
  • 障害物検知や自動帰還などの安全機能が付いていると故障や紛失を防ぎやすい

一昔前は高額なおもちゃのイメージが強かったドローンですが、今はきれいな空撮映像を楽しめるモデルが5万円以下で買える時代です。トイドローンであれば1万円以下で大人も子供も遊べます。この記事を参考に、ぜひお気に入りの1台を見つけて活用してみてくださいね。

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